JPH1130138A - エンジン自動停止・始動装置 - Google Patents
エンジン自動停止・始動装置Info
- Publication number
- JPH1130138A JPH1130138A JP18345997A JP18345997A JPH1130138A JP H1130138 A JPH1130138 A JP H1130138A JP 18345997 A JP18345997 A JP 18345997A JP 18345997 A JP18345997 A JP 18345997A JP H1130138 A JPH1130138 A JP H1130138A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- stop
- state
- vehicle
- sensor
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】エンジンの自動停止，自動始動を行う自動車の
最適な自動停止・始動装置の提供にある。 【解決手段】自動車内に前方車両の動きを感知するセン
サを設け、自動停止中に該前方車両が停止状態から動き
出したときを感知し、該センサよりコントローラに信号
を送り、該信号を受け取った該コントローラはクラッチ
スイッチがＯＦＦ、かつ、ギヤのニュートラルを検出
し、コントローラからリレーを介してエンジンスタート
用モータにＯＮ信号を送りエンジンを再始動するよう構
成した。
最適な自動停止・始動装置の提供にある。 【解決手段】自動車内に前方車両の動きを感知するセン
サを設け、自動停止中に該前方車両が停止状態から動き
出したときを感知し、該センサよりコントローラに信号
を送り、該信号を受け取った該コントローラはクラッチ
スイッチがＯＦＦ、かつ、ギヤのニュートラルを検出
し、コントローラからリレーを介してエンジンスタート
用モータにＯＮ信号を送りエンジンを再始動するよう構
成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン自動停
止，始動装置に関し特に自動車に於いて所定の条件が成
立したときにエンジンを自動停止させかつ自動始動させ
る装置の始動時の条件に関するものである。
止，始動装置に関し特に自動車に於いて所定の条件が成
立したときにエンジンを自動停止させかつ自動始動させ
る装置の始動時の条件に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術としては、一般に車両が市街
地走行を行う時などにおいては交差点などで停止する場
合があり、このようなときにエンジンをアイドル運転さ
せると燃料を消費するため燃料消費量が増加してしま
う。
地走行を行う時などにおいては交差点などで停止する場
合があり、このようなときにエンジンをアイドル運転さ
せると燃料を消費するため燃料消費量が増加してしま
う。
【０００３】このため該車両が停止するなど一定の条件
が整ったときに該エンジンを停止させて一時的な停止中
の燃料消費量をカットさせると共に、該停止中に所定の
条件が整ったときには該エンジンを再び自動始動させる
該エンジンの自動停止，始動装置があり、このとき該エ
ンジンを再び自動始動させる条件として運転者の意志、
例えばクラッチペダルの踏み込み，アクセルの踏み込み
等の条件による該エンジンの自動始動条件がある。
が整ったときに該エンジンを停止させて一時的な停止中
の燃料消費量をカットさせると共に、該停止中に所定の
条件が整ったときには該エンジンを再び自動始動させる
該エンジンの自動停止，始動装置があり、このとき該エ
ンジンを再び自動始動させる条件として運転者の意志、
例えばクラッチペダルの踏み込み，アクセルの踏み込み
等の条件による該エンジンの自動始動条件がある。
【０００４】このようなものには例えば特開平9−60539
号公報が挙げられる。
号公報が挙げられる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記のエンジンを再始
動させる従来の条件においては、運転者が発進しようと
する意志に基づいて該エンジンの再始動を行っており、
従って該運転者が脇見等していて前方の車両が動き出し
てからクラッチペダルを踏む等の発進動作により該エン
ジンを再始動させ、該エンジンの始動後に走行となるた
め、走り出したいときから走行までに時間的遅れを生じ
るという問題があった。
動させる従来の条件においては、運転者が発進しようと
する意志に基づいて該エンジンの再始動を行っており、
従って該運転者が脇見等していて前方の車両が動き出し
てからクラッチペダルを踏む等の発進動作により該エン
ジンを再始動させ、該エンジンの始動後に走行となるた
め、走り出したいときから走行までに時間的遅れを生じ
るという問題があった。
【０００６】そこで本発明の目的は、エンジンの自動停
止，自動始動を行う自動車の最適な自動始動の制御を提
供することにある。
止，自動始動を行う自動車の最適な自動始動の制御を提
供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】自動車内に前方車両の動
きを感知するセンサを設け、自動停止中に該前方車両が
停止状態から動き出したときを感知し、該センサよりコ
ントローラに信号を送り、該信号を受け取った該コント
ローラはクラッチが踏まれていない、つまりクラッチス
イッチがＯＦＦかつギヤがニュートラル、つまりニュー
トラル位置検出部により該ニュートラルと判定した場
合、該コントローラからリレーを介してエンジンスター
ト用モータにＯＮ信号を送ることで該エンジンスタート
用モータに通電させ該エンジンを再始動させる。
きを感知するセンサを設け、自動停止中に該前方車両が
停止状態から動き出したときを感知し、該センサよりコ
ントローラに信号を送り、該信号を受け取った該コント
ローラはクラッチが踏まれていない、つまりクラッチス
イッチがＯＦＦかつギヤがニュートラル、つまりニュー
トラル位置検出部により該ニュートラルと判定した場
合、該コントローラからリレーを介してエンジンスター
ト用モータにＯＮ信号を送ることで該エンジンスタート
用モータに通電させ該エンジンを再始動させる。
【０００８】上記の構成とすれば運転者の意志による操
作，クラッチ踏み込み，アクセル踏み込み，ブレーキを
はなす等以外に車両自動停止中のエンジン再始動が必要
な時に適格にエンジンを始動させることができる。
作，クラッチ踏み込み，アクセル踏み込み，ブレーキを
はなす等以外に車両自動停止中のエンジン再始動が必要
な時に適格にエンジンを始動させることができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を次に説明する。
図１はエンジン自動停止，始動装置の該始動装置の構成
例を示したものである。エンジン１の動力伝達部のクラ
ンク軸２には円盤歯車３が取付けられており、該円盤歯
車３の回転からエンジン１の回転数を検出する手段とし
ての回転センサ４を有している。５はクラッチペダルで
該クラッチペダル５を踏み込んだか否かを検出するため
のクラッチ検出手段としてのクラッチスイッチ６，７は
ギヤチェンジのためのシフトレバーで、ギヤのニュート
ラル位置を検出する手段としてのニュートラルスイッチ
８，９は前方車両の停止または走行を感知する前方車両
走行感知センサである。
図１はエンジン自動停止，始動装置の該始動装置の構成
例を示したものである。エンジン１の動力伝達部のクラ
ンク軸２には円盤歯車３が取付けられており、該円盤歯
車３の回転からエンジン１の回転数を検出する手段とし
ての回転センサ４を有している。５はクラッチペダルで
該クラッチペダル５を踏み込んだか否かを検出するため
のクラッチ検出手段としてのクラッチスイッチ６，７は
ギヤチェンジのためのシフトレバーで、ギヤのニュート
ラル位置を検出する手段としてのニュートラルスイッチ
８，９は前方車両の停止または走行を感知する前方車両
走行感知センサである。
【００１０】また１０はコントローラであり該回転セン
サ４，該クラッチスイッチ６，該ニュートラルスイッチ
８，該前方車両走行感知センサ９からの出力信号を取り
込む入力ポート１０１と該入力ポート１０１の信号を受
けてメモリ(ＲＯＭ)１０２に格納された制御プログラム
に従って、メモリ(ＲＡＭ)１０３と相互接続されてデー
タ処理を行う中央演算処理装置(ＣＰＵ)１０４と該CPU1
04の出力信号を外部に送信するための出力ポート１０５
とで構成されている。
サ４，該クラッチスイッチ６，該ニュートラルスイッチ
８，該前方車両走行感知センサ９からの出力信号を取り
込む入力ポート１０１と該入力ポート１０１の信号を受
けてメモリ(ＲＯＭ)１０２に格納された制御プログラム
に従って、メモリ(ＲＡＭ)１０３と相互接続されてデー
タ処理を行う中央演算処理装置(ＣＰＵ)１０４と該CPU1
04の出力信号を外部に送信するための出力ポート１０５
とで構成されている。
【００１１】また該CPU104より該エンジン１の再始動条
件が成立と判定した場合には出力信号を該出力ポート１
０５からリレー１１に送り、該リレー１１をＯＮさせる
ことによりエンジンスタート用モータ１２を回転させ該
エンジン１を始動させる構成となっている。
件が成立と判定した場合には出力信号を該出力ポート１
０５からリレー１１に送り、該リレー１１をＯＮさせる
ことによりエンジンスタート用モータ１２を回転させ該
エンジン１を始動させる構成となっている。
【００１２】この様なエンジン始動装置における始動条
件を図２に概略的に示す。エンジン始動停止状態Ｓ１に
おいてギヤがニュートラルＳ２で該クラッチペダル５が
踏まれておらずＳ３、前方車両（例えば約１０ｍ範囲内
にいる前方の車両）が停止状態から走行状態になったこ
とを該前方車両走行感知センサ９により感知Ｓ４し、こ
の時該コントローラ１０内の故障診断により故障が発見
されないＳ５ことが全て成立した場合に該エンジンスタ
ート用モータ１２に通電Ｓ６し、該エンジン１の回転数
が該回転センサ４により該エンジン１が始動していると
判定できる回転数、例えば６００ｒ／min 以上の回転を
検出した場合Ｓ７に該エンジン１が始動したと判定して
該エンジンスタート用モータへの通電をストップＳ８さ
せ、エンジン始動Ｓ９を完了させる。
件を図２に概略的に示す。エンジン始動停止状態Ｓ１に
おいてギヤがニュートラルＳ２で該クラッチペダル５が
踏まれておらずＳ３、前方車両（例えば約１０ｍ範囲内
にいる前方の車両）が停止状態から走行状態になったこ
とを該前方車両走行感知センサ９により感知Ｓ４し、こ
の時該コントローラ１０内の故障診断により故障が発見
されないＳ５ことが全て成立した場合に該エンジンスタ
ート用モータ１２に通電Ｓ６し、該エンジン１の回転数
が該回転センサ４により該エンジン１が始動していると
判定できる回転数、例えば６００ｒ／min 以上の回転を
検出した場合Ｓ７に該エンジン１が始動したと判定して
該エンジンスタート用モータへの通電をストップＳ８さ
せ、エンジン始動Ｓ９を完了させる。
【００１３】なお、この場合前方車両が停止から走行状
態とならない場合でも該クラッチペダル５を運転者の意
志により踏み込んだときには該コントローラ１０内の故
障診断により故障が発見されないＳ５ことで該エンジン
スタート用モータ１２に通電し該エンジン１を始動させ
る(Ｓ６〜Ｓ９)。本始動条件にはその他の始動条件を加
え合わせた場合においても有効である。
態とならない場合でも該クラッチペダル５を運転者の意
志により踏み込んだときには該コントローラ１０内の故
障診断により故障が発見されないＳ５ことで該エンジン
スタート用モータ１２に通電し該エンジン１を始動させ
る(Ｓ６〜Ｓ９)。本始動条件にはその他の始動条件を加
え合わせた場合においても有効である。
【００１４】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、前方車両
の動きを感知するセンサを自動車内に設け、エンジン自
動停止，始動の始動条件に前方車両の走行状態を加える
ことにより車両が走行状態にならなければならない状
態、つまり前方の車両が走行を開始した場合に自動停止
状態からエンジン再始動を行うことで、適格なエンジン
自動始動のタイミングを提供することができる。
の動きを感知するセンサを自動車内に設け、エンジン自
動停止，始動の始動条件に前方車両の走行状態を加える
ことにより車両が走行状態にならなければならない状
態、つまり前方の車両が走行を開始した場合に自動停止
状態からエンジン再始動を行うことで、適格なエンジン
自動始動のタイミングを提供することができる。
【図１】エンジン自動始動装置の構成図。
【図２】エンジン自動始動の流れを示すフロー図。
１…エンジン、２…クランク軸、３…円盤歯車、４…回
転センサ、５…クラッチペダル、６…クラッチスイッ
チ、７…シフトレバー、８…ニュートラルスイッチ、９
…前方走行車両感知センサ、１０…コントローラ、１０
１…入力ポート、１０２…メモリ(ＲＯＭ)、１０３…メ
モリ(ＲＡＭ)、１０４…中央演算処理装置、１０５…出
力ポート、１１…リレー、１２…エンジンスタート用モ
ータ、Ｓ１…エンジン自動停止状態、Ｓ２…ギヤがニュ
ートラル状態、Ｓ３…クラッチペダル踏み込んでいない
状態、Ｓ４…前方車両の停止状態から走行状態をセンサ
により感知した状態、Ｓ５…コントローラの故障診断に
より故障なし判定の状態、Ｓ６…エンジンスタート用モ
ータに通電を開始した状態、Ｓ７…エンジン始動回転数
以上の回転を回転センサにより検出した状態、Ｓ８…エ
ンジンスタータ用モータへの通電をストップさせた状
態、Ｓ９…エンジン始動状態。
転センサ、５…クラッチペダル、６…クラッチスイッ
チ、７…シフトレバー、８…ニュートラルスイッチ、９
…前方走行車両感知センサ、１０…コントローラ、１０
１…入力ポート、１０２…メモリ(ＲＯＭ)、１０３…メ
モリ(ＲＡＭ)、１０４…中央演算処理装置、１０５…出
力ポート、１１…リレー、１２…エンジンスタート用モ
ータ、Ｓ１…エンジン自動停止状態、Ｓ２…ギヤがニュ
ートラル状態、Ｓ３…クラッチペダル踏み込んでいない
状態、Ｓ４…前方車両の停止状態から走行状態をセンサ
により感知した状態、Ｓ５…コントローラの故障診断に
より故障なし判定の状態、Ｓ６…エンジンスタート用モ
ータに通電を開始した状態、Ｓ７…エンジン始動回転数
以上の回転を回転センサにより検出した状態、Ｓ８…エ
ンジンスタータ用モータへの通電をストップさせた状
態、Ｓ９…エンジン始動状態。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西田 龍己 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内
Claims (1)
- 【請求項１】所定の停止条件が満たされたときコントロ
ーラが自動車のエンジンを自動停止させると共に、運転
者の意志による所定の始動条件が満たされたとき該コン
トローラが該エンジンを自動始動させるエンジン自動停
止，始動装置において、前記自動停止によるエンジンの
停止中に、運転車両の前方に位置する車両の停止，走行
状態を感知できるセンサにより、前方車両の停止，走行
状態を感知したときに該センサより該コントローラに信
号を送り、かつ、該コントローラがクラッチペダルが踏
まれていないこと、ギヤがニュートラルであることが成
立した場合に、該コントローラからの信号でエンジンス
タート用モータに通電しエンジンを自動的に始動させる
よう構成したことを特徴とするエンジン自動停止・始動
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18345997A JPH1130138A (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | エンジン自動停止・始動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18345997A JPH1130138A (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | エンジン自動停止・始動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1130138A true JPH1130138A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16136157
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18345997A Pending JPH1130138A (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | エンジン自動停止・始動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1130138A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001263147A (ja) * | 2000-03-21 | 2001-09-26 | Nissan Motor Co Ltd | エンジンの停止判定装置および再始動装置 |
| JP2002155813A (ja) * | 2000-11-22 | 2002-05-31 | Toyota Motor Corp | 負荷差動式始動時燃料加熱制御方法 |
| US20150275840A1 (en) * | 2014-03-27 | 2015-10-01 | Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha | Idling stop control system for vehicle |
-
1997
- 1997-07-09 JP JP18345997A patent/JPH1130138A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001263147A (ja) * | 2000-03-21 | 2001-09-26 | Nissan Motor Co Ltd | エンジンの停止判定装置および再始動装置 |
| JP2002155813A (ja) * | 2000-11-22 | 2002-05-31 | Toyota Motor Corp | 負荷差動式始動時燃料加熱制御方法 |
| US20150275840A1 (en) * | 2014-03-27 | 2015-10-01 | Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha | Idling stop control system for vehicle |
| US9574538B2 (en) * | 2014-03-27 | 2017-02-21 | Fuji Kogyo Kabushiki Kaisha | Idling stop control system for vehicle |
| DE102015104022B4 (de) | 2014-03-27 | 2020-08-06 | Subaru Corporation | Leerlaufstoppsteuerungssystem für ein Fahrzeug |
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