JPH11299932A - ゴルフボール - Google Patents
ゴルフボールInfo
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- JPH11299932A JPH11299932A JP10125267A JP12526798A JPH11299932A JP H11299932 A JPH11299932 A JP H11299932A JP 10125267 A JP10125267 A JP 10125267A JP 12526798 A JP12526798 A JP 12526798A JP H11299932 A JPH11299932 A JP H11299932A
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- A63B37/0003—Golf balls
- A63B37/007—Characteristics of the ball as a whole
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- A63B37/004—Physical properties
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
ルフボールにおいて、上記中間層内にコア又はカバーが
凸型突起形状に侵入し、この中間層に侵入した凸型突起
を構成する材料が中間層を構成する材料よりもショアD
硬度で8以上高く形成されると共に、上記凸型突起がオ
イラーの座屈公式の適用範囲関係を満足することを特徴
とするゴルフボール。 【効果】 中間層に対してコア又はカバーから凸型突起
形状が侵入し、この凸型突起を構成する材料が中間層を
構成する材料よりも硬くすると共に、該突起がオイラー
の座屈公式の適用範囲関係を満足することにより、ドラ
イバー等で比較的速いヘッドスピードで打撃した時に
は、該突起が座屈現象を生じるためボールが大きく変形
し、バックスピン量の低減と打ち出角が大きくなり、飛
距離が増大する。
Description
バーとからなるゴルフボールにおいて、中間層に対して
コア又はカバーが凸型突起形状で侵入し、中間層内に多
数の凸型突起を形成することを特徴とするゴルフボール
に関する。
り、ゴルフボールの飛距離の増大と良好なフィーリング
性能を両立させるために、様々な検討及び提案が試みら
れており、中でもソリッドコアとカバーからなるソリッ
ドゴルフボールにおいては、コア及びカバーを多層とし
その硬度や大きさ(直径、厚み)などを調整することが
一般的に行われている。
公報には、コアと内層カバーと外層カバーとからなるス
リーピースボールにおいて、内層カバーより外層カバー
を硬く形成したスリーピースゴルフボールが提案されて
おり、米国特許第5,490,674号公報には、内層
と外層からなるソリッドコアにカバーを被覆してなるス
リーピースゴルフボールにおいて、内層コアを外層コア
より硬く形成したスリーピースボールが提案されてい
る。
形状は滑らかな球面が主流であるが、米国特許第2,3
76,085号公報、同第5,692,973号公報に
は、コアの周囲にカバーをインジェクション成形する時
にコアの偏芯を抑制する目的で、コアに突起を有するゴ
ルフボールが提案されている。
は、インジェクション成形時のサポートピンの代用を図
るためのものであり、このサポートピン突起の形状効果
について積極的に活用を試みたものではなく、むしろカ
バー内に異なる材質の材料が入らないようにカバーと同
一の材料を使用するものである。
カバーが凸型突起形状で侵入し、中間層内に凸型突起を
形成することにより、従来のゴルフボールにない優れた
飛距離とコントロール性能を両立したゴルフボールを提
供することにある。
発明者は、上記目的を達成するため、ゴルフボールを構
成する各層間の形状効果、特に中間層内に形成された凸
型突起が軸方向の圧縮荷重を受けると、荷重の増加とと
もに均等な圧縮が不安定になって横に逃げ湾曲する現象
(いわゆる座屈現象)に着目して鋭意検討を重ねた結
果、コアと中間層とカバーとからなるゴルフボールにお
いて、中間層に対してコア又はカバーから凸型突起形状
を侵入させ、この凸型突起を構成する材料を中間層を構
成する材料よりも硬く形成すると共に、上記凸型突起を
下記式で表される適用範囲を満足するよう形成すること
により、ドライバー等の比較的速いヘッドスピードで打
撃した時には、凸型突起が座屈現象を生じるためボール
が大きく変形し、バックスピン量の低減と打ち出し角が
大きくなり、飛距離が増大すると共に、ショートアイア
ン等の比較的遅いヘッドスピードで打撃した時には、凸
型突起が座屈現象を生じないのでボールの変形が抑制さ
れて、バックスピン量が増大することにより良好なコン
トロール性能が維持され、更に打撃した時の打球感につ
いても、ドライバーでのショット時には軟らかく良好な
フィーリングが得られ、ショートアイアンでのショット
時にはしっかりとしたコシのある良好なフィーリングが
得られることを見出した。
突起を形成する材料のヤング率(MPa)、Iは凸型突
起の断面二次モーメント(mm4)、Aは凸型突起の断
面積(mm2)、σbは凸型突起を形成する材料の降伏応
力(MPa)を示す。)
た場合のように、ヘッドスピードが速く、ボールに大き
な衝撃力を与えた場合、凸型突起を座屈させるようにす
る一方、ショートアイアンでショットした場合のよう
に、ヘッドスピードが遅く、ボールに対する衝撃力が小
さな場合、凸型突起を座屈させないように構成したもの
である。前者の衝撃力が大きい場合、凸型突起は座屈す
るので、中間層内に侵入した凸型突起の強度は実質的に
作用せず、凸型突起より柔らかく形成された中間層の強
度だけが寄与するようになるので、スピン量が低減し、
飛距離が増大する。他方、後者の衝撃力が小さい場合
は、凸型突起は座屈しないので、実質的な中間層の強度
は、本来の中間層の強度と、これに侵入した凸型突起の
強度とが複合されたものになり、本来の中間層の硬度よ
り高硬度の凸型突起が複合された分、より強度の高いも
のになる。従って、中間層が硬い挙動を示すため、スピ
ン量が増大する。
ルフボールは、衝撃力の多少、つまりクラブの番手によ
り、凸型突起が侵入した中間層が異なる挙動を示すもの
である。
カバーとからなるゴルフボールにおいて、上記中間層内
にコア又はカバーが凸型突起形状に侵入し、この中間層
に侵入した凸型突起を構成する材料が中間層を構成する
材料よりもショアD硬度で8以上高く形成されると共
に、上記凸型突起が上記式で表される適用範囲を満足す
ることを特徴とするゴルフボール、(2)上記凸型突起
の先端面形状が丸味を帯びた平面状である(1)記載の
ゴルフボールを提供する。
本発明のゴルフボールは、図1,2に示したように、ソ
リッドコア2と、該ソリッドコア2を被覆する中間層3
と、この中間層3を被覆するカバー4から構成されてお
り、必要に応じてコア2又はカバー4を複数層に形成す
ることもできる。
うに、中間層3に対してコア2から凸型突起形状に侵入
して中間層内に凸型突起2aを形成してなるか、又は図
2に示したように、中間層3に対してカバー4から凸型
突起形状に侵入して中間層内に凸型突起4aを形成して
なるものである。
する材料(カバー材又はコア材)は、中間層を構成する
材料よりも硬く形成され、その硬度差がショアDで8以
上、好ましくは10〜50である。硬度差が8未満では
境界が明確でなくなり凸型形状の効果を十分に得ること
ができなくなる。なお、中間層(凸型突起を除く)のシ
ョアD硬度は15〜55、好ましくは20〜50であ
る。
は、下記式(いわゆる材料力学でいうオイラーの座屈公
式の適用範囲を示す関係式)で表される適用範囲を満足
する。 L>π(EI/Aσb)1/2
を突起係数と略称し、この突起係数は材料により異なる
が上記適用範囲を示す関係式を満たす、即ち、本発明の
作用効果を発揮するために突起係数は突起長さLより小
さい範囲となる。
さ、凹部の深さ)を表し、通常1.0〜6.0mm、好
ましくは1.5〜5.0mm、Aは凸型突起の断面積を
表し、円形断面(円の直径をd)の場合πd2/4であ
り、Iは凸型突起の断面二次モーメントを表し、円形断
面(円の直径をd)の場合πd4/64である。なお、
凸型突起の断面寸法(平面円形の場合は直径d)は0.
5〜5.0mm、好ましくは1.0〜4.0mmであ
る。またEは凸型突起を構成する材料のヤング率、σb
は凸型突起を構成する材料の降伏応力を表し、これら
E,σbは使用する材料に応じて異なり一概には規定で
きず、適宜選定することができる。なお、塑性変形が急
激に発生を始める降伏点応力が明確でない材料について
は、永久ひずみが10%以上となる応力を降伏応力σb
に代用することができる。
に、凸型突起の長さは、材料物性と断面形状に依存して
最適な範囲が変化すること、即ち、凸型突起の長さとそ
の断面積の比が大きいほど座屈現象が起こりやすく、仮
に上記オイラーの座屈公式の適用範囲を外れた場合は、
中間層内の凸型突起に座屈現象を生じさせることができ
ず、ボールの変形が抑制されて、本発明の作用効果、つ
まり、ドライバー等の比較的速いヘッドスピードで打撃
した時に、凸型突起が座屈現象を生じるためボールが大
きく変形し、バックスピン量の低減と打ち出し角が大き
くなり、飛距離が飛躍的に増大することが達成できなく
なる。
角柱状、円柱状、角錐台状、円錐台状等の適宜な形状に
形成することができ、その先端面形状が丸味を帯びた形
状であることが境界条件が一端固定他端自由に近くな
り、突起がよりたわみやすくなる点から特に好ましい。
600個、好ましくは90〜500個であり、正8面体
配列、正20面体配列などのシンメトリー性を有する公
知の配列に従って形成することが好ましい。
から凸型突起を構成する材料が中間層を構成する材料よ
りも硬く形成すると共に、該突起を構成する材料が材料
力学でいうオイラーの座屈公式の適用範囲内にあるの
で、ドライバー等で比較的速いヘッドスピードで打撃し
た時には、該凸型突起に座屈現象を生じるためボールが
大きく変形し、バックスピン量の低減と打ち出し角が大
きくなるので飛距離が増大する。
ッドスピードで打撃した時には、凸型突起が座屈現象を
生じないのでボールの変形が抑制されることにより、従
来通りバックスピン量が増大し、良好なコントロール性
能が維持されるものである。
層成分について説明する。上記ソリッドコア2の材質に
関しては、特に限定はなく、例えばポリブタジエンゴ
ム、ポリイソプレンゴム、天然ゴム、シリコーンゴム等
を主成分とする加硫ゴムを用いることができるが、特
に、反発性を向上させるためにはポリブタジエンゴムを
主成分とする加硫ゴムを用いることが好ましい。
ル酸亜鉛、アクリル酸亜鉛等の不飽和脂肪酸の亜鉛塩,
マグネシウム塩やトリメチルプロパンメタクリレート等
のエステル化合物などを配合し得るが、特に反発性の高
さからアクリル酸亜鉛を好適に使用し得る。これら架橋
剤の配合量は、上記基材ゴム100重量部に対し15〜
40重量部であることが好ましい。
量部に対し0.1〜5重量部とすることができる。
防止剤や比重調整用の充填剤として酸化亜鉛や硫酸バリ
ウム等を配合することができ、充填剤の配合量は、基材
ゴム100重量部に対し5〜130重量部である。
様は、以下に示す通りである。 シス−1,4−ポリブタジエン 100重量部 酸化亜鉛 5〜40重量部 アクリル酸亜鉛 15〜40重量部 硫酸バリウム 0〜40重量部 パーオキサイド 0.1〜5.0重量部 加硫条件:好ましくは150±10℃の条件で5〜20
分間加硫を行う。
混練機(例えばバンバリーミキサー、ニーダー及びロー
ル等)を用いて混練し、得られたコンパウンドをコア用
金型を用いてインジェクション成形又はコンプレッショ
ン成形により形成する。
その直径(凸型突起を除く)が好ましくは28〜38m
m、より好ましくは30〜37mm、ショアD硬度が好
ましくは20〜50であり、より好ましくは25〜45
であり、100kg荷重負荷時の変形量が好ましくは
2.5〜5.0mm、より好ましくは3.0〜4.5m
m、重量は通常12〜35.0g程度である。なお、コ
アは1種類の材料からなる単層構造としてもよく、異種
の材料からなる層を積層した2層以上からなる多層構造
に形成することもできる。
示したように、凸型突起2aがコア2から外側方向に延
びるように形成する場合(コアが中間層に対して侵入す
る場合)は、コアの表面に凸型突起を形成する。この突
起はコア用金型のキャビティ内面に凸型突起に対応した
凹部を形成しておき、この金型を用いて通常の成形を行
うことによりコアと一体に形成することができるが、場
合によってはコア表面に凸型突起を接着するなどの方法
により形成しても差し支えない。
アの周囲に中間層材をインジェクション成形又はコンプ
レッション成形により被覆することで、中間層内に凸型
突起が形成される。
なく、樹脂材料及びゴム材料のいずれでもよく、耐久性
を考慮して耐衝撃性の良い樹脂材料を用いることが好ま
しい。例えば、ポリエステルエラストマー、アイオノマ
ー樹脂、スチレン系エラストマー、水添ブタジエン樹脂
及びこれらの混合物などが挙げられる。具体的には、ハ
イトレル3078,4047,4767(東レ・デュポ
ン社製)等の市販品を用いることができる。
囲にインジェクション成形又はコンプレッション成形に
より形成することができ、中間層の厚みは1.0〜6.
0mm、特に2.0〜5.0mmである。
凸型突起がカバー内表面からコア方向に延びるように形
成する場合(中間層に対してカバーが侵入する場合)に
は、中間層の成形と同時にその表面に凹部を形成する。
具体的には、中間層成形用金型のキャビティ内面に凹部
に対応した凸部を形成しておき、この金型を用いて通常
の成形を行うことにより、外表面に多数の凹部を形成し
た中間層がコアの周囲に被覆される。なお、場合によっ
てはコアの周囲に中間層を形成後、その表面をくり抜く
ことにより凹部を形成することもできる。
の周囲にカバー材を通常のインジェクション成形又はコ
ンプレッション成形により被覆形成することで、中間層
内に凸型突起が形成される。
カバー材を用いることができ、例えばアイオノマー樹
脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、及びバラタ
ゴム等から任意に選択することができるが、特にアイオ
ノマー樹脂が好ましく、具体的には、「サーリン」(デ
ュポン社製)、「ハイミラン」(三井・デュポンポリケ
ミカル社製)などの市販品を用いることができる。
ン、硫酸バリウム等を添加して、比重などを調整するこ
とができる。更に、必要に応じてUV吸収剤、酸化防止
剤、金属石鹸等の分散剤などを添加することもできる。
なお、カバーは1種の材料からなる単層構造としてもよ
く、異種の材料からなる層を積層した2層以上の多層構
造としてもよい。
くは0.5〜4.0mm、より好ましくは1.0〜2.
5mmであり、ショアD硬度は好ましくは40〜70、
より好ましくは50〜65である。
その表面に多数のディンプルが形成されており、必要に
応じて表面に塗装及びスタンプなどの仕上げ処理を施す
ことができる。またボール全体の硬度が100kgの荷
重を負荷した時に生じる変形量で好ましく2.6〜4.
0mm、より好ましくは2.8〜3.8mmであり、ボ
ール直径及び重量はR&Aのゴルフ規則に従い、直径4
2.67mm以上、重量45.93g以下に形成するこ
とができる。
てコア又はカバーから凸型突起形状が侵入し、この凸型
突起を構成する材料が中間層を構成する材料よりも硬く
すると共に、該突起がオイラーの座屈公式の適用範囲関
係を満足することにより、ドライバー等で比較的速いヘ
ッドスピードで打撃した時には、該突起が座屈現象を生
じるためボールが大きく変形し、バックスピン量の低減
と打ち出角が大きくなり、飛距離が増大する。
ッドスピードで打撃した時には、該突起が座屈現象を生
じないのでボールの変形が抑制されたことにより、バッ
クスピン量が増大し、良好なコントロール性能を有する
ものである。また、打撃した時の打球感についても、そ
の変形量に比例してドライバーでは軟らかく良好なフィ
ーリングが得られるものである。
的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるもの
ではない。なお、表1、2の配合量は全て重量部であ
る。
のコア用ゴム組成物をニーダーで混練し、コア用金型内
で155℃の温度で約15分間加硫することによりA〜
Fのソリッドコアを作成した。また、表2に示した配合
処方の中間層用組成物を混練後、表3の組合わせで上記
コアの周囲に射出成形で被覆した。
処方のカバー材を表3の組合わせで射出成形により被覆
し、通常の塗装を施して実施例1〜5及び比較例1〜5
のスリーピースゴルフボールを作成した。この場合、実
施例1〜5、比較例3〜5の中間層用金型にはキャビテ
ィ内周面に多数の凸部が表3に示した個数、形状で正8
面体配列により形成されており、中間層の成形と同時に
その表面に多数の凹部が形成される。そしてこれら凹部
にカバーが凸型突起形状に侵入し、中間層内に凸型突起
が形成される。この突起は上記オイラーの座屈公式の適
用範囲関係式(突起係数)を満足するものである。
下記の方法によりボール硬度、飛び性能及び打球感を評
価した。結果を表3、4に示す。ボール硬度 ボールに100kg荷重を負荷した時の歪み量(mm)
で表した。飛び性能 ゴルフボールをスイングロボットにより下記のヘッドス
ピードにて打撃し、飛距離とショットした時のスピン量
を測定した。 ドライバー(W#1)、ヘッドスピード45m/s
(HS45) ドライバー(W#1)、ヘッドスピード35m/s
(HS35) 5番アイアン(I#5)、ヘッドスピード39m/s
(HS39) 9番アイアン(I#9)、ヘッドスピード35m/s
(HS35) なお、試験に使用したクラブは、ドライバーはTour
Stage X100 ロフト角10度を、アイアン
はTour Stage X1000(共にブリヂスト
ンスポーツ(株)製)。打球感 ゴルフボールをプロゴルファー3名により、ドライバー
及びピッチングウエッジを用いて打撃した時の打球感に
ついて下記基準により評価した。 ◎:非常に優れている ○:優れている △:普通 ×:劣る
ラストマー *3:三井・デュポンポリケミカル社製、アイオノマー
樹脂 *4:デュポン社製、アイオノマー樹脂
モーメント、Aは突起の断面積、σbはカバー材の降伏
応力)
面図である。
断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 コアと中間層とカバーとからなるゴルフ
ボールにおいて、上記中間層内にコア又はカバーが凸型
突起形状に侵入し、この中間層に侵入した凸型突起を構
成する材料が中間層を構成する材料よりもショアD硬度
で8以上高く形成されると共に、上記凸型突起が下記式
で表される適用範囲を満足することを特徴とするゴルフ
ボール。 L>π(EI/Aσb)1/2 (但し、式中、Lは凸型突起の長さ(mm)、Eは凸型
突起を形成する材料のヤング率(MPa)、Iは凸型突
起の断面二次モーメント(mm4)、Aは凸型突起の断
面積(mm2)、σbは凸型突起を形成する材料の降伏応
力(MPa)を示す。) - 【請求項2】 上記凸型突起の先端面形状が丸味を帯び
た平面状である請求項1記載のゴルフボール。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP12526798A JP4016228B2 (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | ゴルフボール |
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JPH11299932A true JPH11299932A (ja) | 1999-11-02 |
JP4016228B2 JP4016228B2 (ja) | 2007-12-05 |
Family
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JP12526798A Expired - Fee Related JP4016228B2 (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | ゴルフボール |
Country Status (2)
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US (1) | US6383091B1 (ja) |
JP (1) | JP4016228B2 (ja) |
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