JPH11297161A - 照明機能付きキー構造 - Google Patents

照明機能付きキー構造

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Publication number
JPH11297161A
JPH11297161A JP10101452A JP10145298A JPH11297161A JP H11297161 A JPH11297161 A JP H11297161A JP 10101452 A JP10101452 A JP 10101452A JP 10145298 A JP10145298 A JP 10145298A JP H11297161 A JPH11297161 A JP H11297161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
base
led chip
key
key structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP10101452A
Other languages
English (en)
Inventor
Chiharu Uchiyama
千春 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
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Publication of JPH11297161A publication Critical patent/JPH11297161A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機などに使用される照明付きキー構
造のコストを低減すること。 【解決手段】フロントケース11とリアケース12から
なる本体内に保持された基板13の上に発光素子である
LEDチップ14をハンダにより固定する。LED14
の上部には透明な基体15が設けられ、基体15の上に
は固定接点付きの透明なフィルム16が貼着される。固
定接点はキートップ18の押圧操作にともない変形する
ドーム形状をした可動接点17により短絡されるように
構成される。本構造によれば、LEDチップ14からの
光が基体15及びフィルム16を透過してキートップ1
8を照明する。フィルム16の上にLEDチップ14を
ハンダで固定する必要がないので、フィルム16を耐熱
性に劣るが安価である材質で作成することが可能とな
り、以てキー構造のコストの低減が図られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機などの
ダイヤル部に用いられるキー構造に係り、特に使用者に
よって押圧操作されるキートップが発光素子によって照
明される構造を有する照明機能付きキー構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からあるこの種のキー構造は、図3
に示したように、制御回路等を搭載した基板1の上に設
けられた(本体ケースの一部として構成されることもあ
る)基体2、一対の固定接点3a,3b及びプリント配
線を表面に有する基体2の上に敷設されたフィルム3、
固定接点3a,3bを被うように配置されたドーム型の
銅箔からなる可動接点4、この可動接点4の上に設けら
れたゴムクッション5、その上に配置されて押圧操作さ
れるキートップ6、及びフィルム3上に設けられた発光
素子(LEDのチップ)7から構成されている。
【0003】この構造においては、使用者がキートップ
6を押圧すると可動接点4が固定接点3a,3bに接触
して両接点3a,3bを短絡し、これによりスイッチ機
能を果すようになっている。また、発光素子7がその光
によりキートップ6を照明し、夜間におけるキーの操作
性を向上するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のキー構造においては、発光素子7をフィルム3上に
ハンダを用いて(ハンダリフローにより)固定している
ため、フィルム3を例えばポリイミド樹脂等の高温に耐
え得るものとする必要があり、高価であるという問題点
があった。従って、本発明の目的は、例えばPET(ポ
リエチレンテレフタレート)樹脂等の安価な材料を固定
接点を有するフィルム材として用いることができるよう
にして、照明機能付きキー構造のコストダウンを図るこ
とにある。
【0005】
【発明を解決するための手段】本発明においては、発光
素子を基板上であって、且つ固定接点を有するフィルム
が敷設される基体の下部に設ける構造を採用する。同時
に、発光素子の光が基体及び固定接点を有するフィルム
を透過するように構成する。これにより、発光素子の光
は基体及びフィルムを透過してキートップに至り、従来
どおりの照明機能が発揮される。また、発光素子をフィ
ルム上ではなく基板上に設けるのでフィルムの材料をハ
ンダ温度に耐えうるものとする必要がなく、従って、安
価なフィルムを採用することが可能となる。尚、発光素
子の光が基体及びフィルムを透過できるようにするに
は、これらのものを透明な材料から構成することが最も
簡易で効果的である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の照明機能付きキー
構造の実施形態について、同キー構造が採用された携帯
電話機10の断面図である図1及び図1の一部を拡大し
た図2を参酌しながら説明する。この携帯電話機10
は、フロントケース11とリアケース12からなる箱体
状の本体ケース内に、基板(回路基板)13、LEDチ
ップ14、基体(ステイ)15、フィルム16、及びキ
ートップ18等とを有している。
【0007】基板13は、マイクロコンピュータや通信
用回路等の制御部品等(図示省略)を搭載していて、本
体ケース内部の所定位置に保持されている。LEDチッ
プ14は通電により発光する発光素子として機能するも
のであって、基板13の上面にハンダ付けにより固定さ
れ、且つ基板13上の制御部品に電気的に接続されてい
る。
【0008】基体15は、透明のポリカーボネイト樹脂
或はアクリル樹脂等からなる断面が「コ」字形状の平板
体であり、幅方向(図1における左右方向)両端部にお
いて基板13に支持されてLEDチップ14の上部に空
隙を形成するようになっている。基体15の上面には一
対の固定接点16a,16b(図2参照)を所定の距離
を隔てて複数個有する固定接点付きのフィルム16が貼
着(敷設)されている。このフィルム16には透明のP
ET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂が使用され、
またフィルム16のプリント配線にも透明なレジストが
使用されている。
【0009】いわゆるドーム形状をした可動接点17
は、銅箔等の電気良導体からなっていてフィルム16の
固定接点16a,16bの各々を被うように配置されて
いる。この可動接点17は上部から押圧されたときに変
形して固定接点16a,16bを短絡し、押圧されてい
ないときにはドーム形状を維持して固定接点16a,1
6bを開放してクリック動作を達成するようになってい
る。
【0010】キートップ18は、使用者により押圧操作
される上面に数字などが印刷されたボタンであって、平
面視で楕円形であり、且つフロントケース11に挟み込
まれるように実装されたPMMA(ポリメチルメタアク
リレート)樹脂等からなる一枚のシート上に肉厚部とし
て複数形成されている。また、キートップ18の底面に
は略円柱状の押圧部(突起部)18aが設けられてい
て、キートップ18が押圧されると押圧部18aが可動
接点17の中心部を押圧して可動接点17を固定接点1
6a,16bに接触させ、固定接点16a,16bを短
絡するようになっている。
【0011】以上のように構成された照明機能付きキー
トップ構造においては、夜間などの必要時にLEDチッ
プ14を通電して発光させる。この光は何れも透明であ
る基体15及びフィルム16を透過し、キートップ18
を下方から照明する。
【0012】このキートップ構造においては、LEDチ
ップ14が基板13上にハンダ付け固定される。基板1
3は他の制御部品等をハンダ付け等により固定するもの
であるからフィルム材に比べて高温に強い材質が選ばれ
ており、基板13の材質を従来のものから変更する必要
はない。また、本構造にあってはLEDチップ14をフ
ィルム16の上にハンダにより固定する必要がないの
で、フィルム16には従来のフィルムに比べて耐熱性に
劣る材料、例えばPET樹脂やPBT樹脂などの材料を
採用することが可能となる。耐熱性の劣る材料から形成
されるフィルムは、耐熱性に優れる材料から形成される
フィルムに対して大幅に安価であるので、本キー構造は
従来のキー構造に対してコストを大幅に低減し得るもの
となっている。
【0013】尚、フロントケース11の一部を本構造に
おける基体15と兼用していた従来の構造に対しては、
基体15の新設に要する分だけコストが上昇することに
なるが、このコスト上昇分はフィルム16の材質変更に
よるコスト低減分に対して十分に小さい。従って、本キ
ー構造は全体としてより低コストとなるものである。
【0014】尚、上記実施形態においては、キートップ
18は押圧部18aを一体的に有していたが、図3に示
した従来技術のようにキートップ18と押圧部18aを
別部材から構成してもよい。また、本実施形態の銅箔か
らなる可動接点17に代えて、PET樹脂等からなるフ
ィルムの所定位置にドームを複数個形成し、そのドーム
内面にSUS等の電気良導体の薄膜を形成したフィルム
型の可動接点を採用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の照明機能付きキー構造に係る実施形
態の断面図である。
【図2】 図1に示したキー構造の一部拡大図である。
【図3】 従来の照明機能付きキー構造の断面図であ
る。
【符号の説明】
10…携帯電話機、11…フロントケース、12…リア
ケース、13…基板、14…LEDチップ(発光素
子)、15…基体(ステイ)、16…フィルム、17…
可動接点、18…キートップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板の上部に設けた基体の上面に一対の固
    定接点を複数有するフィルムを敷設し、前記フィルムの
    固定接点の各々を被うように配置した可動接点を上部か
    ら押圧して短絡するキートップを備えるととともに、前
    記キートップを発光素子によって照明するように構成し
    た照明機能付きキー構造において、 前記発光素子を前記基板上であって前記基体の下部に配
    置するとともに、前記発光素子の光が前記基体及び前記
    フィルムを透過するように構成したことを特徴とする照
    明機能付きキー構造。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の照明機能付きキー構造に
    おいて、 前記基体及び前記フィルムが透明であることを特徴とす
    る照明機能付きキー構造。
JP10101452A 1998-04-13 1998-04-13 照明機能付きキー構造 Pending JPH11297161A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10101452A JPH11297161A (ja) 1998-04-13 1998-04-13 照明機能付きキー構造

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JP10101452A JPH11297161A (ja) 1998-04-13 1998-04-13 照明機能付きキー構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11297161A true JPH11297161A (ja) 1999-10-29

Family

ID=14301099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10101452A Pending JPH11297161A (ja) 1998-04-13 1998-04-13 照明機能付きキー構造

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JP (1) JPH11297161A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003151391A (ja) * 2001-11-13 2003-05-23 Nec Access Technica Ltd 携帯機器のキー照明構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003151391A (ja) * 2001-11-13 2003-05-23 Nec Access Technica Ltd 携帯機器のキー照明構造

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