JPH1128687A - 吸着エレメントおよび物品吸着装置 - Google Patents

吸着エレメントおよび物品吸着装置

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JPH1128687A
JPH1128687A JP3685798A JP3685798A JPH1128687A JP H1128687 A JPH1128687 A JP H1128687A JP 3685798 A JP3685798 A JP 3685798A JP 3685798 A JP3685798 A JP 3685798A JP H1128687 A JPH1128687 A JP H1128687A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一部の吸着部が吸着不能となっても、他の吸着
部の減圧手段の減圧作動を低下させることなく、確実に
物品を吸引して保持させることができる吸着エレメント
および物品吸着装置を提供する。 【解決手段】物品a面に当接する吸着部材6と減圧手段
8とを作動室53を介して連通させ、該作動室53にそ
の第一弁孔71と第二弁孔72とへ選択的に閉塞する弁
体73を移動自在に設けて、この弁体73を、常時は弾
機64により作動室53の第二弁孔72へ対応して外気
の流動を閉塞するように付勢させ、吸着部材6の全面が
物品a面に当接したとき、弁73体を操作して作動室5
3の両弁孔を流通状態にし、吸着部材6の一部面のみが
物品a面に当接したとき、弁体73を操作して作動室5
3の第一弁孔71へ対応し、外気の流動を閉塞するよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品の吸引・保持にあ
って、その物品に対する吸着部材の当接状態に合わせ
て、その減圧状態と非減圧状態とを選択的に作動させる
ことができる物品吸着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】板硝子や金属板、あるいは、木製仕上げ
板のような表面が平坦に仕上げられているものや、持ち
上げたり横移動させたりするための取り扱い器具のフッ
クや、係合爪等を当てることのできないもので、上面に
平坦な部分を有する物品は、通常「タコ」と呼ばれる吸
着具をその物品の平坦な部分に吸着させて、それをその
部分に固定させることによりその取り扱い処理を行って
いる。
【0003】物品が大形のものや長尺のものであって、
その取り扱いに複数個の吸着具を要する場合は、図11
に示すように、その物品aの形状に合わせて枠体1を形
成して、これに所定数の吸着具2を所定の位置に配設し
て取り付けて、全てのものを一体的に作動させるように
している。
【0004】したがって、この複数個の吸着具を有する
吸着装置は、夫々の吸着具で見掛け上一つの大きな吸着
面を構成するので、各々の吸着具は吸着力の小さなもの
であっても、その取り付け個数を増やし、取り付け範囲
を広げることにより極めて大形の被処理物品も取り扱う
ことができるという利点がある。
【0005】また、この吸着装置は、吸着具2と吸引ポ
ンプ3との間の吸引経路31に電磁弁等の開閉バルブ4
を設けて、吸着具2の先端部に取り付けられている吸着
パット21を、物品a面に当てがったところで、開閉バ
ルブ4を開いて吸引を行うようになっている。
【0006】したがって、この吸着装置では、物品aの
被吸着面の形状と吸着具2の取り付け範囲とが対応して
いて、全ての吸着具2が被吸着面に吸着するように配置
されていることが肝要であって、被吸着面に吸着しない
吸着具2があると、そこから空気が吸入されるために吸
着装置は吸着能力が損なわれることとなる。
【0007】そのため、従来の吸着装置は、該装置と物
品aとが専用関係になっていて、一定形状の物品aだけ
しか処理対象とすることができず、その他の形状物品、
例えば吸着バット21が当たる箇所に突出した部分や、
凹陥した部分があったり、吸着バット21が物品の外周
縁からはみ出すものがあったりする物品は、取り扱い処
理をすることができない。等の様々な問題点を有するも
のであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した問
題点を解決するためになされたもので、物品面に当接す
る吸着部材と減圧手段とを作動室を介して連通させ、該
作動室にその第一弁孔と第二弁孔とへ選択的に閉塞する
弁体を移動自在に設けて、この弁体を、常時は弾機によ
り作動室の第二弁孔へ対応して外気の流動を閉塞するよ
うに付勢させ、吸着部材の全面が物品面に当接したと
き、前記弁体を操作して作動室の両弁孔を流通状態に
し、吸着部材の一部面のみが物品面に当接したとき、前
記弁体を操作して作動室の第一弁孔へ対応し外気の流動
を閉塞するようにすることにより、一部の吸着部が吸着
不能となっても、他の吸着部の減圧手段の減圧作動を低
下させることなく、確実に物品を吸引して保持させるこ
とができる吸着エレメントおよび物品吸着装置を提供す
ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ための本発明の手段は、本体の上部に接続ノズルを取り
付け、下部に吸着部材を取り付けて、吸着部材のカップ
と接続ノズルとの間に空気の吸引経路を構成し、その吸
引経路に上部空隙室と下部空隙室を形成し、上部空隙室
には上部弁口と下部弁口を形成してその間に弁を備え、
この弁は吸着部材の調整管が最も伸長した状態になって
いるときは下部弁口を閉鎖するようにし、又、上部空隙
室と下部空隙室との間に副通気経路を形成してその中に
自由弁を入れ、且つ、その上部側には副弁口を形成して
経路内を一定以上の速度で空気が上昇するとその空気流
により自由弁がこれを閉鎖するようにした吸着エレメン
トの構成にある。
【0010】また、本体と、該本体に設けた減圧手段
と、この減圧手段と接続させた一個または複数個の作動
室と、この作動室においてその一側に設けた前記減圧手
段と接続させた第一弁孔と、この第一弁孔の他側におい
て大気側に開口させて設けた第二弁孔と、該作動室内へ
移動自在に設けた前記第一および第二弁孔へ選択的に対
応してこれら弁孔を閉塞する弁体と、前記本体へ伸縮自
在に設けた前記第二弁孔とその空気流路を連通させた中
空の取付体と、この取付体の外端部に設けた物品面に当
接する吸着部材と、前記第二弁孔内を介して前記弁体へ
一端部を接続し、その他端部を前記吸着部材または取付
体に係止させた連係体と、前記吸着部材または取付体に
設けた常時は、前記連係体を緊張させて弁体による第二
弁孔の閉塞を行なう弾機と、前記本体に設けた副弁孔を
介して前記作動室と前記取付体の空気流路とを連通した
副作動室と、この副作動室に設けて前記副弁孔を選択的
に閉塞と開放を行なう副弁体と、を備えさせた物品吸着
装置の構成にある。
【0011】そして、本体と、該本体に設けた減圧手段
と、この減圧手段と接続させた一個または複数個の作動
室と、この作動室においてその一側に設けた前記減圧手
段と接続させた第一弁孔と、この第一弁孔の他側におい
て大気側に開口させて設けた第二弁孔と、該作動室内へ
移動自在に設けた前記第一および第二弁孔へ選択的に対
応してこれら弁孔を閉塞する弁体と、前記第二弁孔内を
介して前記弁体へ一端部を接続し、その他端部を物品の
吸着側に設けた物品押体へ接続させた連係体と、この連
係体に設けた常時は、該連係体を緊張させて弁体による
第二弁孔の閉塞を行なう弾機と、前記物品押体の周部に
設けた物品面に当接したとき前記第二弁孔への外気の流
入を妨げる吸着部材と、を備えさせた物品吸着装置の構
成にある。
【0012】
【実施例】次に、本発明に係る吸着エレメントおよび物
品吸着装置の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0013】図1〜図10においてBは物品吸着装置
(吸着エレメント)で、少なくとも一側の上面が平滑面
を有する物品aの吸着保持を行なうものである。
【0014】そして、図1〜図5においてはその第一の
実施例を示すもので、本体5と、減圧手段8と、作動室
(上部空隙室)53と、第一弁孔(上部弁口)71と、
第二弁孔(下部弁口)72と、弁体(弁)73と、取付
体(調整管)62と、吸着部材6と、連係体(引張部
材)74と、弾機(コイルスプリング)64と、副作動
室(副通気経路)76と、副弁体(自由弁)77とから
なる。
【0015】このうち、前記した本体5は、例えば、図
2において示すように、慣用の搬送装置10において、
昇降および左右前後方向へ移動自在となるフレーム11
へ複数個を所定間隔に支承されていて、例えば、テーブ
ルやコンベア等の載置台12上に載置された物品aに対
して、前記所定の移動運動が与えられるようにしてある
もので、この本体5は、フレーム11へ一個のみの場合
もある。
【0016】前記した減圧手段8は、本体5に接続する
ように設けて後記する吸着部材6を介して吸引室15へ
吸引力を作用させるものであって、真空ポンプ8aおよ
び開閉弁8b,配管8c等からなるもので、所定に減圧
して本体5の下部に設けた吸着部材6を介して吸引室1
5へ吸引力を作用させる。
【0017】前記した作動室53は、図1および図4,
図5に示すように、減圧手段8と接続させた複数個から
なる本体5に対して設けてあって、配管8cの端末を本
体5の吸引孔(接続ノズル)51に連結してあり、その
内部に、減圧手段8からの減圧力が掛かるようにしてあ
るものであり、この本体5は、単体であっても構わな
い。
【0018】前記した第一弁孔71は、作動室53にお
いてその一側、すなわち、上部壁に設けてあって、減圧
手段8と接続するように配されており、その周縁部に弁
座71aが設けられている。
【0019】前記した第二弁孔72は、第一弁孔71の
他側、すなわち、作動室53の下側壁において大気側に
開口させて設けてあって、その周縁部に弁座72aが設
けられている。
【0020】前記した弁体73は、作動室53内へ移動
自在に設けて第一および第二弁孔71,72の弁座71
a,72aへ選択的に対応して、これら弁孔71,72
を閉塞・開放する。
【0021】前記した取付体62は、本体5において仕
切部材52により仕切られ、通気孔55により連通させ
た収容室(下部空隙室)54に対して略気密状態で伸縮
自在に設けてあり、第二弁孔72とその空気流路62a
を連通させるもので、環状の中空状に形成してあって、
その上端部に係止爪63を付設して、該取付体62の本
体5における収容室54からの抜け落ちを防止する。
【0022】前記した吸着部材6は、取付体62の外端
部(下端部)に設けて物品a面へ密着状態で当接するも
ので、所定の吸引室15が形成されるカップ状の覆体6
1を取付体62の端部に固着し、この覆体61の下周縁
にゴム製等の物品a面への密着性が良好となる吸着パッ
ド65を付設してある。
【0023】前記した連係体74は、第二弁孔72内を
介して73弁体へ一端部を接続し、その他端部の係止部
材75を吸着部材6または取付体62に接離自在に係止
させてある、あるいは、図示してないが固着させてもの
で、この連係体74が緊張することで弁体73が引っ張
られ、該弁体74が第二弁孔72の弁座72aに当接し
て、吸着部材6と減圧手段8との連通が遮断される。
【0024】殊に、この連係体74は、物品吸着装置B
が無負荷のとき、すなわち、本体5と吸着部材6との間
に押し付け力が作用していない取付体(調整管)62が
見掛け上、最も伸長した状態になっているときに、弁体
73を第二弁孔72に圧接させてこの第二弁孔72を閉
鎖するように、その長さが調節されている。
【0025】また、図4(a)に示すように、本体5に
押し付け力が作用して取付体62をそれよりも短縮させ
たときは、弁体73は自由状態となり、上下移動が自在
となって、第二弁孔72からの空気の流入が可能とな
る。
【0026】なお、この連係体74は、それ自体伸縮し
ない例えば、鋼線等でもよいが、好ましくは、天然・人
工繊維からなる所定径の糸やテグス等の合成樹脂製線材
等の可撓性部材により形成されるもので、これにより、
取付体74が収縮したとき、空気流路62aや吸引室1
5,作動室53内において弛んだ部分が邪魔にならない
ように存在させることができる。
【0027】前記した弾機64は、吸着部材6または取
付体62に設けて、常時は連係体74を緊張させて弁体
73による第二弁孔72の閉塞を行なうもので、取付体
62に外装するコイルスプリングを用いるものであり、
吸着装置Bが降下して吸着部材6が物品a面へ当接した
ときの緩衝作用を行なうと共に、吸着装置Bの過剰降下
量を吸収する。
【0028】そのため、コイルスプリングを用いた弾機
64の弾性は、減圧手段8の吸引力を受けない程度の軟
弱性を有することが好ましい。
【0029】前記した副作動室76は、本体5に設けて
副弁孔78を介して作動室53と取付体62の空気流路
62aとを連通してある。
【0030】前記した副弁体77は、副作動室76内に
設けて副弁孔78を閉塞と開放とを選択的に行なうもの
で、吸着部材6が物品a面に当接して該物品aを吸着し
たとき、該吸着パッド65の周縁からや、取付体62の
挿嵌部62b等からの空気の入り込みによる物品a保持
能力の低下を防止する。
【0031】すなわち、前記空気の入り込みに起因する
空気流路62aおよび収容室54内の負圧変化を生じよ
うとしても、副弁体77は重力により落下していて副弁
孔78を開放しているので、この副作動室76を通過す
る内部空気の減圧手段8への流動は継続しているため、
物品aの吸着部材6からの落下はない。
【0032】更に、吸着部材6が物品a面に当接してい
ないときは、外気は、吸着部材6から空気流路62aお
よび収容室54を経て副作動室76へ、一定以上の速度
で流入するもので、この空気の流動により副弁体77が
浮き上がって(吸い上げられて)、副弁孔78を閉鎖す
るようになっている。
【0033】なお、この副作動室76は、作動室53内
に設けた弁体73の内部に設けてもよいもので、図3に
示すように、空気流路62aおよび収容室54を経て流
入してきた漏れ込んだ空気は、弁体73に穿設された流
入孔79から該副作動室76へ入り、上部の副弁孔78
へと抜け出て、前記同様の作用・効果を発揮する。
【0034】したがって、前記のように構成される本発
明実施例装置Bは、以下に述べる作用を奏する。
【0035】図1は、第一実施例の物品吸着装置Bを減
圧手段8に接続させて、これを駆動させている状態を示
し、図4および図5は、その物品吸着装置Bを物品aに
対して作用させている状態を示している。
【0036】物品吸着装置Bを物品aに対して作用させ
ていないときは、すなわち、図1に示す場合は、取付体
(調整管)62はコイルスプリング等の弾機64により
伸長していて、これに伴って、連係体(引張部材)74
が弁体(弁)73を下方へ引き寄せて、該が弁体(弁)
73を第二弁孔(下部弁口)72へ圧接させるため、該
第二弁孔(下部弁口)72を閉鎖して、吸着部材6から
空気流路62aおよび収容室54を経た通気孔55から
の空気の流入は阻止されている。
【0037】また、副作動室(副通気経路)76内で
は、最初にこの中を上昇する空気の流れにより、すなわ
ち、減圧手段8の減圧が作動したとき、副弁体(自由
弁)77が上昇して副弁孔(副弁口)78に圧接し、該
副弁孔(副弁口)78を閉鎖している。
【0038】したがって、物品吸着装置Bの本体5の空
気の流通経路は、減圧手段8(吸引ポンプ)が起動する
と、直ちに自動的に閉鎖され、減圧手段8が作動してい
る間中、この状態が常に維持されている。
【0039】次に、前記した状態の物品吸着装置Bにお
ける吸着部材6を物品aの表面に押し付けると、図4
(a)に示すように、覆体(カップ)61の下部に設け
られた吸着パッド65が物品a面に当接し、その開口部
が物品aによって塞がれた状態になる。
【0040】すると、本体5が押し付けられた分だけ取
付体(調整管)62が弾機64に抗して見掛け上短縮
し、いわゆる、収容室54(下部空隙室)内へその上端
部が移動し、第二弁孔(下部弁口)72への弁体(弁)
73の圧接状態が解除される。そして、吸着部材6内の
吸引室15から空気流路62a,収容室54,作動室5
3とにあった空気が、吸引孔(接続ノズル)51から吸
引排除されて、吸着部材6が物品aに吸着した状態にな
る。
【0041】更に、その吸引排除が充分に進むと、やが
て収容室54と吸引室15の圧力が作動室53内の圧力
と殆んど同一になるので、本体5内では空気の流動が無
くなり、弁体73と副弁体77は何れも内圧および空気
の流圧を受けない自由状態となる。
【0042】次に、本体5を引き上げると、図4(b)
に示すように、取付体62が弾機の拡張力により元の長
さまで、すなわち、係止爪63が収容室54の下壁に当
接するまで伸長したところで、弁体73が第二弁孔72
の弁座72aに圧接されて該第二弁孔72を閉鎖する。
【0043】このとき、副作動室76内では副弁体77
が内圧や流圧を受けない自由状態になっているので、例
え、物品aと吸着パッド65との間に何らかの凹凸や隙
間(リーク)があって、吸着パッド65から吸引室15
内へ若千の空気が入り込んでも、その空気は副作動室7
6を通って作動室53,吸引孔51から吸引されるの
で、吸引室15内の減圧(負圧)状態が保たれて、物品
aの吸着能力が維持される。
【0044】なお、この実施例では覆体61の下周縁に
合成ゴム等の適度な弾力性を有する吸着パッド65を取
り付けて、物品aに物品吸着装置Bを押し付けたときに
覆体61が該物品aに直接当たることがないようにし
て、物品aに対する当接衝撃を吸収緩和すると共に、物
品aへの吸着をより確実にし、これの表面に多少の凹凸
があっても吸着効果が発揮されるされるようにしてい
る。
【0045】この状態において、吸着保持した物品aを
他の処理機等へ移送するもので、該操作が終了すれば、
図4(a)に示すように、他の載置台12へ物品aを取
付体62が収縮するように置き、減圧手段8の減圧作動
を停止した後、作動室53内を排気するか送気すること
で、吸着部材6と物品aとは分離する。
【0046】特に、本発明実施例装置Bの有効な構成
は、物品吸着装置Bを物品aに押し付けたときに、物品
a面における吸着位置に所定に突出した部分や凹陥した
部分があったり、図5に示すように、吸着パッド65の
吸引作用部が物品aの外周縁からはみ出したりすると、
吸引室15内に所定の減圧(負圧)が掛からない場合で
も、複数ある他の吸着部材6への減圧に不都合を来さな
いことにある。
【0047】なお、このとき、吸着部材6の物品a面へ
の当接と押圧により、取付体62は弾機64に抗して収
縮し、弁体73を連係している連係体74に対する緊張
は、解消されていて弛んでいる。
【0048】すなわち、減圧手段8による吸着パッド6
5から吸引された空気は、吸引室15から空気流路62
a,収容室54,作動室53,通気孔55および吸引孔
51を経て排出されるものであるが、連係体74の弛み
により弁体73は容易に移動して、排出される空気の流
動圧およびそに吸引力により、作動室53の第一弁孔7
1へ圧接され、その弁座71aに当接して該第一弁孔7
1を閉塞するため、空気の流入を阻止する。
【0049】また、本実施例では、弁体73の形状を球
状に形成したものを採用したが、他の形状、例えば円盤
状のものであってももとより差し支えない。
【0050】要は、弁体73の構成は、第一および第二
弁体71,72を閉鎖する機能を有するものであれば充
分である。
【0051】更に、本発明の第一実施例の装置Bは、下
向きに物品aを吸着することができることはもちろんの
こと、物品aを吸着する方向が横向きや上向き等の任意
角度の使用であっても、同様の作用効果を発揮すること
ができるので、その使用にあって範囲が拡大される。
【0052】次に、本発明に係る第二実施例の物品吸着
装置Bを図6〜図10に基づいて説明する。
【0053】本実施例は前記した第一実施例をより簡略
化させた構成によるもので、本体5と、減圧手段8と、
作動室53と、第一弁孔71と、第二弁孔72と、弁体
73と、連係体74と、吸着部材6と、弾機64とから
なる。
【0054】そして、前記した本体5は、例えば、図7
に示すように、慣用の搬送装置10において、昇降およ
び左右前後方向へ移動自在となるフレーム11へ複数個
を所定間隔に支承されていて、例えば、テーブルやコン
ベア等の載置台12上に載置された物品aに対して、前
記所定の移動運動が与えられるようにしてある。
【0055】前記した減圧手段8は、本体5に接続する
ように設けて後記する吸着部材6へ吸引力を作用させる
ものであって、真空ポンプ8aおよび開閉弁8b,配管
8c等からなるもので、所定に減圧して本体5の下部に
設けた吸着部材6の吸引室15へ吸引力を作用させるよ
うにしてあり、複数個の本体5の上部にそれぞれの第一
弁孔71と連通させた一体的な減圧室8dを連設してあ
る。
【0056】前記した作動室53は、減圧手段8と接続
させた複数個からなる本体5に対して設けてあって、そ
の内部に、減圧室8dを介して減圧手段8からの減圧力
が掛かるようにしてある。
【0057】前記した第一弁孔71は、作動室53にお
いてその一側、すなわち、上部壁に設けてあって、作動
室53と接続するように配されており、その周縁部に弁
座71aが設けられている。
【0058】前記した第二弁孔72は、第一弁孔71の
他側、すなわち、作動室53の下側壁において大気側に
開口させて設けてあって、その周縁部に弁座72aが設
けられている。
【0059】前記した弁体73は、図6および図8〜図
10に示すように、作動室53内へ移動自在に設けて第
一および第二弁孔71,72の弁座71a,72aへ選
択的に対応して、これら弁孔71,72を閉塞・開放す
る。
【0060】前記した連係体74は、第二弁孔72内を
介して弁体73へ一端部を接続し、その他端部を物品a
の吸着側に設けた物品押体9へ接続させて、あるいは、
図示してないが接離自在に設けてあって、この連係体7
4が緊張することで弁体73が引っ張られ、該弁体73
が第二弁孔72の弁座72aに当接して、吸着部材6と
減圧手段8との連通が遮断されるようにその長さが調節
されている。
【0061】また、図9(a)に示すように、本体5に
押し付け力が作用して該連係体74が短縮したときは、
弁体73は自由状態となり、その上下移動が自在となっ
て、第二弁孔72からの空気の流入が可能となる。
【0062】なお、この連係体74は、それ自体伸縮し
ない例えば、鋼線等でもよいが、好ましくは、天然・人
工繊維からなる所定径の糸やテグス等の合成樹脂製線材
等の可撓性部材により形成されるもので、これにより、
連係体74が収縮したとき、吸引室15および作動室5
3内において弛んだ部分が邪魔にならないように存在さ
せることができる。
【0063】前記弾機64は、連係体74の下側の物品
押体9と本体5の下側壁との間に設けて、常時は該連係
体74を緊張させて弁体による第二弁孔の閉塞を行なう
もので、連係体74に外装するコイルスプリングを用い
るものであり、物品吸着装置Bが降下して吸着部材6が
物品a面へ当接したときの緩衝作用を行なうと共に、吸
着装置Bの過剰降下量を吸収する。
【0064】そのため、コイルスプリングを用いた弾機
64の弾性は、減圧手段8の吸引力を受けない程度の軟
弱性を有することが好ましい。
【0065】前記した吸着部材6は、本体5の適所に設
けて物品a面へその下周縁が密着状態で当接するもの
で、所定の吸引室15が形成されるカップ状であって、
物品a面への密着性が良好となるゴム製やスポンジ,発
泡ウレタン等の素材により成形することにより、物品a
への吸着をより確実にし、該物品aの表面に多少の凹凸
があっても吸着効果が発揮される。
【0066】なお、この吸着部材6は、その素材に比較
的硬質系のものを用いたときは、物品押体9は吸着部材
6の下縁面より突出した状態に配設し、該吸着部材6が
比較的軟質素材により形成されているときは、必ずしも
突出状態ではなくてもよく、吸着部材6の下縁面と略同
面あるいは引っ込んだ状態でも良い。
【0067】したがって、前記のように構成される本発
明に係る第二実施例装置Bは、以下に述べる作用を奏す
る。
【0068】物品吸着装置Bを物品aに対して作用させ
ていないときは、すなわち、図8に示す場合は、物品押
体9はコイルスプリング等の弾機64により下方へ押し
下げられ、これに伴って、連係体74が弁体73を下方
へ引き寄せて、該弁体73を第二弁孔72へ圧接させる
ため、該第二弁孔72を閉鎖して、吸着部材6における
吸引室15からの外部空気の流入は阻止されている。
【0069】そのため、減圧手段8が起動すると、その
流路は、直ちに自動的に閉鎖され、減圧手段8が作動し
ている間中、この状態が常に維持されている。
【0070】次に、前記した状態の物品吸着装置Bにお
ける吸着部材6を物品aの表面に押し付けると、図9
(a)に示すように、吸着部材6の下周縁が物品a面に
当接して、その開口部が物品aによって塞がれた状態に
なる。
【0071】すると、本体5が押し付けられた分だけ、
弾機64に抗して物品押体9が上昇し、連係体74のた
るみと共に、弁体73の第二弁孔72aの圧接状態が解
除されその閉塞力を失う。
【0072】そして、吸着部材6内の吸引室15から該
吸引室15および作動室53にあった空気が、減圧手段
8により吸引排除されて、吸着部材6が物品aに吸着し
た状態になる。
【0073】更に、その吸引排除が充分に進むと、やが
て吸引室15の圧力が作動室53内の圧力と殆んど同一
になるので、本体5内では空気の流動が無くなり、弁体
73は内圧および空気の流圧を受けない自由状態とな
る。
【0074】そのため、本体5を引き上げると、弾機6
4の復元力より強い減圧手段8の吸引力によって物品a
はその吸着保持が維持される。
【0075】この状態において、吸着保持した物品aを
他の処理機等へ移送するもので、該操作が終了すれば、
図9(a)に示すように、他の載置台12へ物品aを置
き、減圧手段8の減圧作動を停止した後、作動室53内
を排気するか、送気することで、吸着部材6と物品aと
は分離する。
【0076】特に、本考案実施例装置Bの有効な構成
は、物品吸着装置Bを物品aに押し付けたときに、物品
a面における吸着位置に所定に突出した部分や凹陥した
部分があったり、図10において,および図9
(b)に示すように、吸着部材6の吸引作用部が物品a
の外周縁からはみ出したりしている場合であっても、物
品aの吸着保持が行なえる点である。
【0077】すなわち、図10において,に示す場
合の例にあっては、吸引室15内に所定の減圧(負圧)
が掛からない現象が生ずるもので、従来の吸引装置で
は、これに起因して、複数ある他の吸着部材6へ、例え
ば、図10においてに示す吸着部材6の吸着にあっ
て、減圧に不都合を来すことがある。
【0078】しかし、本発明の第二実施例装置Bにあっ
ては、図10においてに示すように、複数個の吸着部
材6の内その一個またはそれ以上が、物品a面から外れ
ているときは、弁体73は、連係体74の下端部を固着
した物品押体9を弾機64によって下方へ押し下げられ
ている。
【0079】これに伴って、該連係体74が弁体73を
下方へ引き寄せて、該が弁体73を第二弁孔72へ圧接
させるため、該第二弁孔72を閉鎖して、吸着部材6に
おける吸引室15からの外部空気の流入は阻止している
ので、減圧室8dへの負圧に対しては何ら影響を与えな
い。
【0080】したがって、図10においてに対する吸
着部材6の吸引室15は継続した吸引を維持する。
【0081】また、図10においてに示す場合は、減
圧手段8による吸着部材6の空隙部から吸引された空気
は、吸引室15から作動室53,第一弁孔71を経て排
出されるものであるが、連係体74の弛みにより弁体7
3は容易に作動室53内を移動して、排出される空気の
流動圧およびその吸引力により、作動室53の第一弁孔
71へ該弁体73は圧接されるもので、その弁座71a
に当接して該第一弁孔71を閉塞する。
【0082】したがって、吸着部材6における吸引室1
5からの外部空気の流入は阻止しているので、減圧室8
dへの負圧に対しては何ら影響を与えないもので、図1
0においてに対する吸着部材6の吸引室15は継続し
た吸引を維持する。
【0083】また、本実施例では、弁体73の形状を球
状に形成したものを採用したが、他の形状、例えば円盤
状のものであっても、もとより差し支えない。
【0084】要は、弁体73の構成は、第一および第二
弁体71,72を閉鎖する機能を有するものであれば充
分である。
【0085】更に、本発明の第二実施例の装置Bは、下
向きに物品aを吸着することができることはもちろんの
こと、物品aを吸着する方向が横向きや上向き等の任意
角度の使用であっても、同様の作用効果を発揮すること
ができるので、その使用にあって範囲が拡大される。
【0086】また、第一および第二実施例装置Bは、減
圧手段8の作動状態で、すなわち、吸引室15が負圧状
態で吸着部材6を物品a面へ押し付けることができるの
で、物品aの吸着保持動作を迅速に行なうことができ
る。
【0087】
【発明の効果】前述のように本発明は、複数個ある吸着
部材のうち、物品面に対応しないことで吸引漏れを生じ
ようとしても、直ちに、作動室の第一または第二弁孔へ
弁体は当接してこれを閉塞し、連続した外気の吸引を行
なわないので、同一の減圧系による減圧手段を使用し
て、確実な物品の吸着保持を行なうことができる格別な
効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る物品吸着装置(吸着エレメント)
の第一実施例を示す縦断正面図である。
【図2】図1における装置の全体概略図である。
【図3】図1における装置の副作動室の他の例を示す要
部の断面図である。
【図4】図1における装置の作動状態を示す断面図であ
る。
【図5】図1における装置の吸気漏れを生じた状態を示
す断面図である。
【図6】本発明に係る物品吸着装置の第二実施例を示す
縦断正面図である。
【図7】図6における装置の全体概略図である。
【図8】図6における装置の物品に対応しないときの作
動状態を示す要部の断面図である。
【図9】図6における装置の物品対応時の作動状態を示
す要部の断面図である。
【図10】図6における装置の作動説明図である。
【図11】従来の吸着装置の一例を示す概略の説明図で
ある。
【符号の説明】
a 物品 5 本体 6 吸着部材 53 作動室(上部空隙室) 6 吸着部材 61 カップ 62 取付体(調整管) 64 弾機(コイルスプリング) 71 第一弁孔(上部弁口) 72 第二弁孔(下部弁口) 73 弁体(弁) 74 連係体(引張部材) 76 副作動室(副通気経路) 77 副弁体(自由弁) 78 副弁孔(副弁口) 8 減圧手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の上部に接続ノズルを取り付け、下
    部に吸着部材を取り付けて、吸着部材のカップと接続ノ
    ズルとの間に空気の吸引経路を構成し、その吸引経路に
    上部空隙室と下部空隙室を形成し、上部空隙室には上部
    弁口と下部弁口を形成してその間に弁を備え、この弁は
    吸着部材の調整管が最も伸長した状態になっているとき
    は下部弁口を閉鎖するようにし、又、上部空隙室と下部
    空隙室との間に副通気経路を形成してその中に自由弁を
    入れ、且つ、その上部側には副弁口を形成して経路内を
    一定以上の速度で空気が上昇するとその空気流により自
    由弁がこれを閉鎖するように構成したことを特徴とする
    吸着エレメント。
  2. 【請求項2】 本体と、該本体に設けた減圧手段と、こ
    の減圧手段と接続させた一個または複数個の作動室と、
    この作動室においてその一側に設けた前記減圧手段と接
    続させた第一弁孔と、この第一弁孔の他側において大気
    側に開口させて設けた第二弁孔と、該作動室内へ移動自
    在に設けた前記第一および第二弁孔へ選択的に対応して
    これら弁孔を閉塞する弁体と、前記本体へ伸縮自在に設
    けた前記第二弁孔とその空気流路を連通させた中空の取
    付体と、この取付体の外端部に設けた物品面に当接する
    吸着部材と、前記第二弁孔内を介して前記弁体へ一端部
    を接続し、その他端部を前記吸着部材または取付体に係
    止させた連係体と、前記吸着部材または取付体に設けた
    常時は、前記連係体を緊張させて弁体による第二弁孔の
    閉塞を行なう弾機と、前記本体に設けた副弁孔を介して
    前記作動室と前記取付体の空気流路とを連通した副作動
    室と、この副作動室に設けて前記副弁孔を選択的に閉塞
    と開放を行なう副弁体とを備えさせたことを特徴とする
    物品吸着装置。
  3. 【請求項3】 本体と、該本体に設けた減圧手段と、こ
    の減圧手段と接続させた一個または複数個の作動室と、
    この作動室においてその一側に設けた前記減圧手段と接
    続させた第一弁孔と、この第一弁孔の他側において大気
    側に開口させて設けた第二弁孔と、該作動室内へ移動自
    在に設けた前記第一および第二弁孔へ選択的に対応して
    これら弁孔を閉塞する弁体と、前記第二弁孔内を介して
    前記弁体へ一端部を接続し、その他端部を物品の吸着側
    に設けた物品押体へ接続させた連係体と、この連係体に
    設けた常時は、該連係体を緊張させて弁体による第二弁
    孔の閉塞を行なう弾機と、前記物品押体の周部に設けた
    物品面に当接したとき前記第二弁孔への外気の流入を妨
    げる吸着部材とを備えさせたことを特徴とする物品吸着
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002361586A (ja) * 2001-06-11 2002-12-18 Smc Corp チェック機構付吸着装置
JP2010155331A (ja) * 2009-01-05 2010-07-15 Nissan Motor Co Ltd バキューム式吸着装置およびロボットハンド
CN108529220A (zh) * 2018-06-12 2018-09-14 苏州誉阵自动化科技有限公司 一种瓶胚吸附装置及瓶胚外观检测设备

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