JPH11283866A - 電子部品およびその製造方法 - Google Patents

電子部品およびその製造方法

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JPH11283866A
JPH11283866A JP10084807A JP8480798A JPH11283866A JP H11283866 A JPH11283866 A JP H11283866A JP 10084807 A JP10084807 A JP 10084807A JP 8480798 A JP8480798 A JP 8480798A JP H11283866 A JPH11283866 A JP H11283866A
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electronic component
paste
resistor
terminal electrode
resin
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JP10084807A
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Inventor
Tomoko Uchida
知子 内田
Atsushi Masuda
淳 増田
Katsuhiko Igarashi
克彦 五十嵐
Yasumichi Tokuoka
保導 徳岡
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、抵抗機能を備えた電子部品を簡単
に製造することを目的とする。 【解決手段】 本発明の電子部品は、導電性粒子と硬化
型樹脂とを含む導電層からなる抵抗体を有する。また本
発明の電子部品は、導電性粒子と硬化型樹脂とを含むペ
ーストを塗布し、硬化させることにより抵抗体を形成す
ることにより製造される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は導電性粒子と硬化型
樹脂とを含む導電層からなる抵抗体を有する電子部品に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、回路配線基板等には通常抵抗体と
して酸化ルテニウム、酸化スズ、窒化タンタル等が用い
られてきた。これはいずれもそれら導電性粒子と、ガラ
スとバインダーを混合してペースト化し、所定の位置、
形状に印刷等して形成し、600℃以上の高温で基板に
焼き付ける方法が採られてきた。しかしながら、これら
は焼き付け温度によって抵抗値が変化しやすく、特に雰
囲気制御を必要とする焼き付けのような場合に抵抗値の
バラツキが大きくなる。また、ガラスを多量に含んでい
るために、他部品を形成するための焼き付けが再度行わ
れた場合、ガラスがこの影響により基板内へと拡散し、
抵抗値も大きく変動してしまう。また、焼き付けは熱エ
ネルギーを多く放出するために、資源的にもコスト的に
も不利である。
【0003】このような事情から、導電性樹脂、あるい
は導電性接着剤なる製品が市場に出つつある。しかしな
がら、これらは主に端子電極の代わり、あるいはハンダ
の代替として用いられるために、導電性が高いことを目
的としており、抵抗体としての機能は考慮されていな
い。
【0004】そのため、抵抗の機能を有する部品を作製
するためには、上記に示した焼き付け法以外にないのが
現状である。
【0005】また、最近の電子機器の多くには、電源と
してスイッチング電源やDC−DCコンバータが用いら
れている。これら電源に用いられるコンデンサには電源
バイパス用のコンデンサがある。この電源バイパス用の
コンデンサは、その電源容量やスイッチング周波数、併
用される平滑コイル等の回路パラメータに応じて、低容
量の積層セラミックコンデンサと、高容量のアルミある
いはタンタル等の電解コンデンサが用いられてきた。と
ころで、近年の積層セラミックコンデンサでは、誘電体
および内部導体の薄層化、積層化技術の進展にともな
い、積層セラミックコンデンサの静電容量が電解コンデ
ンサと同等になってきており、電解コンデンサを積層セ
ラミックコンデンサに置き換えようとする試みがなされ
ている。しかしながら、積層セラミックコンデンサを電
解コンデンサに置き換えた場合、積層セラミックコンデ
ンサの使用周波数帯におけるインピーダンスが低すぎ
る、すなわち等価直列抵抗(ESR)が低すぎるため
に、三端子レギュレーションの入力電圧のステップ状の
変動により、出力電力の波形の乱れが生じる。また電解
コンデンサを使用した場合、インピーダンスは積層セラ
ミックコンデンサよりも大きいものの、インピーダンス
が大きすぎるために、発熱が生じやすくなり、また電源
ラインの平滑性も悪くなる。
【0006】そこで通常の積層セラミックコンデンサの
等価直列抵抗(ESR)を高めた電子部品が提案されて
いる。例えば、特許第2578264号では、外部電極
の表面に金属酸化膜を形成し、これを抵抗として機能さ
せることにより、ESRを高めており、その酸化膜厚で
抵抗値を制御しようとしている。しかしながら、この方
法では、端子電極の酸化の制御は非常に難しく、酸化の
程度が少しでも大きいと、内部電極も酸化されてしま
い、コンデンサとしての機能を果たすことができなくな
る。また、端子電極のみを酸化することができても、端
子電極が酸化されているために、メッキを行う際に無電
解メッキでメッキ被膜を形成しているが、この方法では
メッキの際にセラミック素体をメッキされないように樹
脂等で被覆する必要があり、工程が複雑になるばかりで
なく、酸化物とNi膜間の接着性が著しく低下するため
に、その間で剥離が生じてしまい、電子部品としての必
要十分な機械的強度が得られないという欠点がある。
【0007】また、例えば特開昭59−225509号
公報に記載されているように、積層セラミックコンデン
サに、酸化ルテニウム等の抵抗体ペーストを積層し、こ
れを同時焼成して抵抗体を形成している。しかし、これ
ではそのまま端子電極を設けた場合、等価回路がC/
R、または(LC)/Rの並列回路となり、直列回路を
得ることができない。また、直列回路を得るためには、
端子電極形状が複雑となり、製造工程も複雑となる。さ
らに、抵抗体には通常ガラスが含まれており、このガラ
スはメッキ液に容易に溶解してしまう。このためメッキ
をする場合には抵抗体をメッキ液に晒さないように樹脂
等でコーティングする必要があり、工程数も多くなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような事
情からなされたものであり、本発明の目的は、硬化型樹
脂を用いて低温で抵抗体を形成するすることにより、抵
抗機能を備えた電子部品を簡単に製造することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的は下記
(1)〜(7)の本発明により達成される。
【0010】(1) 導電性粒子と硬化型樹脂とを含む
導電層からなる抵抗体を有する電子部品。
【0011】(2) 前記導電性粒子が金属または半導
体の一種以上である(1)の電子部品。
【0012】(3) 前記硬化型樹脂が熱硬化型樹脂で
ある(1)または(2)の電子部品。
【0013】(4) 前記電子部品がチップコンデンサ
であって、端子電極の少なくとも一方が導電性粒子と硬
化型樹脂とを含む導電層からなる抵抗体を有している
(1)〜(3)の電子部品。
【0014】(5) 前記電子部品がチップコンデンサ
であって、端子電極の少なくとも一方が2層からなり、
内部電極と接する側から第1端子電極層、第2端子電極
層としたとき、第2電極層が導電性粒子と硬化型樹脂と
を含む導電層からなる抵抗体である(4)の電子部品。
【0015】(6) 等価回路がCRまたは(LC)R
直列回路を有する(4)または(5)の電子部品。
【0016】(7) 導電性粒子と硬化型樹脂とを含む
ペーストを塗布し、硬化させることにより抵抗体を形成
することを特徴とする(1)〜(6)の電子部品の製造
方法。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に発明の詳細を説明する。
【0018】本発明は、抵抗機能を備えた電子部品に関
するものである。本発明の電子部品は、導電性粒子と硬
化型樹脂とを含む導電層からなる抵抗体を有する。
【0019】抵抗成分となる導電性粒子としては特に限
定される必要はなく、導電性を示す物質、例えば金属、
半導体(酸化物、窒化物等)等が挙げられる。具体的に
は、Ag、Cu、Au、Ni、Mn、Si、Ru2O、
SnO、ZnO、Cu2O、CuO、NiO、TaN等
を用いることができる。導電性粒子の抵抗率、導電性粒
子と硬化型樹脂の配合比を変えることで所望の抵抗値を
容易に得ることができる。
【0020】本発明に用いる硬化型樹脂は熱硬化型、紫
外線硬化型等のいずれを用いてもかまわない。ただし、
コスト、量産性の点から熱硬化型樹脂が好ましく、この
場合には例えば、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、メラミ
ン樹脂、フェノール樹脂、レゾール型フェノール樹脂、
不飽和ポリエステル樹脂、フッ素樹脂、シリコーン樹脂
等が用いられる。
【0021】抵抗体の形成方法は以下の通りである。導
電性粒子と硬化型樹脂とを混合し、必要に応じて希釈剤
を添加し、これらを混練して抵抗体ペーストを作製す
る。希釈剤は特に限定されるものではなく、上記樹脂に
適したものを用いればよい。このようにして得た抵抗体
ペーストを、スクリーン印刷法、転写法、ディッピング
法等によって、回路基板やチップ部品の端子電極部等に
所定形状に形成し、樹脂の種類にあわせた硬化方法によ
って硬化することによって抵抗体を形成できる。硬化型
樹脂として熱硬化型樹脂を用いた場合、熱硬化の条件は
樹脂によって異なるが、通常100〜250℃で10〜
60分程度である。
【0022】本発明に使用される抵抗体の抵抗値は、抵
抗体ペースト中の導電性粒子の量や異なる抵抗値を持つ
導電粒子の配合量で任意に設定することができる。
【0023】次に本発明に使用される抵抗体を電子部品
に応用した例を示す。
【0024】電子部品が積層型チップ部品である場合、
チップ部品の内部電極の露出した端面に、前記抵抗体ペ
ーストを塗布し、ペーストを硬化することにより抵抗機
能を設けたCR複合電子部品とすることができる。ただ
し、このように電子部品の端子電極に抵抗体を設ける場
合は、内部電極との導通をより確実にするために端子電
極を2層構造とすることが好ましい。内部電極と接続す
る側から第1端子電極層、第2端子電極層としたとき、
第1端子電極層を従来のチップ部品に使用される端子電
極用ペーストを塗布、焼き付けすることにより形成し、
この上に第2端子電極層を形成する。ここで、第2端子
電極層として前記抵抗体ペーストを塗布し、所定の条件
で硬化することにより、第2端子電極層を形成する。こ
のようにして端子に抵抗体の機能が付与された電子部品
が製造される。具体的には、CR複合電子部品、(L
C)R複合電子部品、チップ抵抗体等が製造される。
【0025】通常、電子部品は端子電極をハンダ付けす
ることにより基板等に実装される。このため、半田接着
性を得るためには端子電極表面にメッキが施される。本
発明の場合は抵抗体にメッキが形成されることになる
が、メッキの形成方法は特に限定されない。従来より公
知の電解メッキ法が使用できるため、端子電極とメッキ
層間の接着性が大きくなる。また、無電解メッキ法、あ
るいは乾式メッキ法(スパッタ、蒸着等いわゆる真空薄
膜形成技術)を用いた方法でもメッキ膜が形成できるこ
とは言うまでもない。メッキ層は特に限定されないが、
通常、Ni層を形成した後、Sn、もしくはSn−Pb
合金層が形成されるが、Ni層上にSn層そ形成するこ
とがより好ましい。
【0026】なお、抵抗体ペースト中の導電性粒子とし
てCu、Ni、Ag、Sn、Zn、In、Bi、Pb等
を含有することで、メッキをせずに抵抗体に直接ハンダ
付けすることも可能となる。
【0027】また、本発明に用いる抵抗体ペーストは、
抵抗体の電気的接続を確保するためのハンダの代わりと
しても用いることができる。例えば、各種の端子電極部
にハンダの代わりに本発明のペーストを形成し、硬化さ
せることで基板や配線、あるいは他の部品との機械的接
着および電気的接続を確保できると同時に、抵抗機能を
持たせることができる。
【0028】このように本発明によれば、硬化型樹脂を
用いて抵抗体を形成するため、高温での抵抗体の焼き付
けが必要なくなり、抵抗機能を備えた電子部品を簡単に
作製することができる。
【0029】次に本発明の電子部品の製造方法として、
ここでは積層型チップコンデンサに抵抗機能を付与した
CR複合電子部品を例にあげて説明する。
【0030】このCR複合電子部品は、ペーストを用い
た通常の印刷法やシート法によりグリーンチップを作製
して焼結し、この焼結体チップの端子電極の少なくとも
一方に、導電性粒子と硬化型樹脂とを含む導電層からな
る抵抗体を形成することにより製造される。
【0031】[誘電体層用ペースト]誘電体層用ペース
トは、誘電体原料と有機ビヒクルとを混練して製造され
る。
【0032】誘電体原料には、誘電体層の組成に応じた
粉末を用いる。誘電体材料としては特に限定されるもの
ではなく、種々の誘電体材料を用いてよいが、例えば、
酸化チタン、チタン酸系複合酸化物、あるいはこれらの
混合物等が好ましい。酸化チタン系としては、必要に応
じてNiO、CuO、Mn34、Al23、MgO、S
iO2等を総計0.001〜30wt%程度添加したT
iO2系が、チタン酸系複合酸化物としては、チタン酸
バリウムBaTiO3等が挙げられる。Ba/Tiの原
子比は0.95〜1.20程度がよく、BaTiO3
は、MgO、CaO、Mn34、Y23、V25、Zn
O、ZrO2、Nb25、Cr23、Fe23、P
25、Na2O、K2O等が総計0.001〜30wt%
程度添加されていてもよい。また、焼成温度、線膨張率
の調整のため、(BaCa)SiO2ガラス等のガラス
が添加されていてもよい。
【0033】誘電体原料の製造方法は特に限定されず、
例えばチタン酸バリウムを用いる場合、水熱合成したB
aTiO3に、副成分原料を混合する方法を用いること
ができる。また、BaCO3とTiO2と副成分原料との
混合物を仮焼して固相反応させる乾式合成法を用いても
よい。また、共沈法、ゾル・ゲル法、アルカリ加水分解
法、沈殿混合法等により得た沈殿物と副成分原料との混
合物を仮焼して合成してもよい。なお、副成分には、酸
化物や、焼成により酸化物となる各種化合物、例えば、
炭酸塩、シュウ酸塩、硝酸塩、水酸化物、有機金属化合
物等の少なくとも1種を用いることができる。
【0034】誘電体材料の平均粒径は、目的とする誘電
体層の平均結晶粒径に応じて決定すればよいが、通常、
平均粒子径0.3〜1.0μm程度の粉末を用いる。
【0035】誘電体用ペーストは、誘電体原料と有機ビ
ヒクルとを混練して製造される。
【0036】有機ビヒクルは、バインダーを有機溶剤中
に溶解したものである。有機ビヒクルに用いるバインダ
ーは特に限定されず、エチルセルロース等の通常の各種
バインダーから適宜選択すればよい。また、用いる有機
溶剤も特に限定されず、印刷法やシート法、利用する方
法に応じて、ターピネオール、ブチルカルビトール、ア
セトン、トルエン等の各種有機溶剤から適宜選択すれば
よい。
【0037】誘電体層の一層あたりの厚さは特に限定さ
れないが、通常5〜20μm程度である。また、誘電体
層の積層数は、通常、2〜300程度とする。
【0038】[内部電極用ペースト]内部電極用ペース
トの導電材は特に限定されないが、Ni、Cuより選ば
れる少なくとも一種以上からなることが好ましい。ま
た、誘電体層構成材料に耐還元性を有するものを使用す
ることで、安価な卑金属を用いることができる。このた
め、導電材としては、特にNiあるいはNi合金が好ま
しい。Ni合金としては、Mn、Cr、Co、Al等か
ら選択される1種以上の元素とNiの合金が好ましく、
合金中のNi含有量は95wt%以上であることが好ま
しい。なお、NiまたはNi合金中には、P等の各種微
量成分が0.1wt%程度以下含まれていてもよい。
【0039】内部電極用ペーストは、上記した各種導電
性金属や合金、あるいは焼成後に上記した導電材となる
各種酸化物、有機金属化合物、レジネート等と上記した
有機ビヒクルとを混練して調整する。
【0040】内部電極層の厚さは用途に応じて適宜決定
すればよいが、0.5〜5μm程度であることが好まし
い。
【0041】[第1端子電極層用ペースト]積層型チッ
プコンデンサの端子電極に抵抗体を設ける場合、内部電
極との導通をより確実にするために端子電極を2層構造
とすることが好ましい。内部電極と接続する側から第1
端子電極層、第2端子電極層とし、第1端子電極層とし
て以下に示す端子電極用ペーストを塗布、焼き付けする
ことにより形成し、この上に第2端子電極層を形成す
る。
【0042】端子電極用ペーストは、導電材とガラスフ
リットと有機ビヒクルとを含む。前記導電材はAg、A
u、Pt、Pd、Cu、Niから少なくとも一種以上か
ら選ばれるが、安価であることからCu、Ni、あるい
はそれら合金が好ましく、特にCuがより好ましい。こ
れら導電材に、焼結助剤、あるいはチップ素体との接着
を確保するためにガラスフリットが添加される。
【0043】導電材の平均粒径は0.01〜10μmと
する。これよりも粒径が小さい場合、導電材粒子の凝集
が激しくなり、端子電極ペーストの塗布、乾燥時に、あ
るいは焼成時に、端子電極にクラックが生じやすくな
り、これよりも粒径が大きい場合、ペースト化が困難と
なる。また、ガラスフリットの平均粒径は0.01〜3
0μmとする。これよりも粒径が小さいと導電材の焼結
が不均一となり、端子電極にクラックを発生させる原因
となり、これよりも大きいと、ガラスの分散が悪くな
り、端子電極と素体との接着性が低下する。
【0044】これら導電材およびガラスフリットをビヒ
クル中に分散して端子電極用ペーストを得る。
【0045】ガラスフリット組成は、特に限定されるも
のではない。ただし導電材にCuを用いた場合は中性、
あるいは還元性雰囲気で第1端子電極層を焼成する必要
上、それら雰囲気下でもガラスの機能を果たすものであ
ることが必要である。このようなものとしては例えば、
ケイ酸ガラス(SiO2:20〜80wt%、Na2O:
80〜20wt%)、ホウケイ酸ガラス(B23:5〜
50wt%、SiO2:5〜70wt%、PbO:0.
1〜10wt%、K2O:1〜15wt%)、アルミナ
珪酸ガラス(Al23:1〜30wt%、SiO2:1
0〜60wt%、Na2O:5〜15wt%、CaO:
1〜20wt%、B23:5〜30wt%)から選択さ
れるガラスフリットの一種または二種以上を用いればよ
い。これに必要に応じて、CaO:0.01〜50wt
%、SrO:0.01〜70wt%、BaO:0.01
〜50wt%、MgO:0.01〜5wt%、ZnO:
0.01〜70wt%、PbO:0.01〜5wt%、
Na2O:0.01〜10wt%、K2O:0.01〜1
0wt%、MnO2:0.01〜20wt%等の添加物
を所定の組成比になるように混合して用いればよい。金
属成分に対するガラスの含有量は特に限定されるもので
はないが、通常、金属成分に対して、0.5〜15wt
%程度である。
【0046】有機ビヒクルとしては上述のものを用いれ
ばよい。
【0047】[有機ビヒクルの含有量]上記した各ペー
スト中の有機ビヒクルの含有量に特に制限はなく、通常
の含有量、例えばバインダーは1〜5wt%程度、溶剤
は10〜50wt%とすればよい。また、各ペースト中
には、必要に応じて各種分散剤、可塑剤、誘電体、絶縁
体等から選択される添加物が含有されていてもよい。こ
れらの総含有量は、10wt%以下とすることが好まし
い。
【0048】[第2電極層用ペースト(抵抗体ペース
ト)]第2電極層用ペーストとして、抵抗体ペーストを
用いる。抵抗体ペーストは導電性粒子と硬化型樹脂とか
ら構成される。導電性粒子および硬化型樹脂と、必要に
応じてこれに希釈剤を添加し、これらを混練することに
より抵抗体ペーストが得られる。導電性粒子としては、
金属、半導体(酸化物、窒化物等)が用いられる。導電
性粒子は特に限定されないが、例えば、Ag、Cu、A
u、Ni、Mn、Si、Ru2O、SnO、ZnO、C
2O、CuO、NiO、TaN等を用いることができ
る。この導電性粒子の抵抗率、導電性粒子と樹脂の配合
比を変えることで所望の抵抗値を容易に得ることができ
る。また、導電性粒子として、Cu、Ni、Ag、S
n、Zn、In、Bi、Pb等を用いることにより、メ
ッキをせずに抵抗体に直接ハンダ付けすることも可能と
なる。
【0049】樹脂は、硬化型樹脂からなる。硬化方法は
熱硬化型、紫外線硬化型等のいずれを用いてもかまわな
いが、コスト、量産性の点から熱硬化型が好ましく、こ
の場合の樹脂は以下のようなものが挙げられる。例え
ば、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂、フェ
ノール樹脂、レゾール型フェノール樹脂、不飽和ポリエ
ステル樹脂、フッ素樹脂、シリコーン樹脂等が挙げられ
る。
【0050】[グリーンチップの作製]印刷法を用いる
場合、誘電体層用ペーストおよび内部電極用ペースト
を、PET等の基板上に印刷する。このとき内部電極用
ペーストの端部の一方が誘電体ペースの端部より交互に
外部に露出するように積層する。その後、熱圧着し、所
定形状に切断してチップ化した後、基板から剥離してグ
リーンチップとする。
【0051】また、シート法を用いる場合、誘電体層用
ペーストを用いてグリーンシートを形成し、このグリー
ンシート上に内部電極層用ペーストを印刷し、これらを
交互に繰り返して積層し、所定形状に切断して、グリー
ンチップとする。
【0052】[脱バインダー工程]焼成前に行う脱バイ
ンダー処理の条件は、通常のものであってもよいが、内
部電極層の導電材にNiやNi合金等の卑金属を用いる
場合、特に下記の条件で行うことが好ましい。
【0053】昇温速度:5〜300℃/時間、特に10
〜100℃/時間 保持温度:200〜400℃、特に250〜300℃ 温度保持時間:0.5〜24時間、特に5〜20時間 雰囲気:空気中 [焼成工程]グリーンチップの焼成時の雰囲気は、内部
電極用のペーストの導電材の種類に応じて適宜選択すれ
ばよいが、導電材としてNiやNi合金等の卑金属を用
いる場合、焼成雰囲気はN2を主成分とし、H2を1〜1
0%、10〜35℃における水蒸気圧によって得られる
2Oガスを混合したものが好ましい。酸素分圧は10
-8〜10-12気圧とすることが好ましい。酸素分圧が前
記範囲未満であると、内部電極の導電材が異常焼結を起
こし、途切れてしまうことがある。また、酸素分圧が前
記範囲を超えると、内部電極が酸化してしまう傾向にあ
る。
【0054】焼成時の保持温度は、1100〜1400
℃、特に1200〜1300℃とすることが好ましい。
保持温度が前記範囲未満であると緻密化が不十分であ
り、前記範囲を超えると、内部電極が途切れやすくな
る。また、焼成時の温度保持時間は、0.5〜8時間、
特に1〜3時間が好ましい。
【0055】[アニール工程]還元雰囲気で焼成した場
合、積層型チップコンデンサにはアニールを施すことが
好ましい。アニールは、誘電体層を再酸化するための処
理であり、これにより、絶縁抵抗の加速寿命を著しく長
くすることができる。
【0056】アニール雰囲気の酸素分圧は、10-6気圧
以上、特に10-6〜10-8気圧とすることが好ましい。
酸素分圧が前記範囲未満であると誘電体層の再酸化が困
難であり、前記範囲を超えると内部電極が酸化する。
【0057】アニールの際の保持温度は、1100℃以
下、特に500〜1000℃とすることが好ましい。保
持温度が前記範囲未満であると、誘電体層の酸化が不十
分となり、絶縁抵抗の加速寿命が短くなる傾向を示し、
前記範囲を超えると内部電極が酸化し、容量が低下する
だけでなく、誘電体素地と反応し、加速寿命も短くな
る。なお、アニール工程は昇温および降温だけから構成
してもよい。この場合、温度保持時間をとる必要はな
く、保持温度は最高温度と同義である。また、温度保持
時間は、0〜20時間、特に2〜10時間が好ましい。
雰囲気ガスには、N2と加湿したH2ガスを用いることが
好ましい。
【0058】なお、上記した脱バインダー処理、焼成お
よびアニールの各工程において、N2、H2や混合ガス等
を加湿するには、例えば、ウエッター等を使用すればよ
い。この場合の水温は、5〜75℃程度が好ましい。
【0059】脱バインダー処理工程、焼成工程およびア
ニール工程は、連続して行っても、独立して行ってもよ
い。
【0060】これらを連続して行う場合、脱バインダー
処理後、冷却せず雰囲気を変更、独立して行ってもよ
い。これらを連続して行う場合、脱バインダー処理後、
冷却せず雰囲気を変更し、続いて焼成の保持温度まで昇
温して焼成を行い、ついで冷却し、アニール工程での保
持温度に達したときに雰囲気を変更してアニールを行う
ことが好ましい。
【0061】また、これらを独立して行う場合は、脱バ
インダー処理工程は、所定の保持温度まで昇温し、所定
時間保持した後室温まで降温する。その際の脱バインダ
ー雰囲気は連続して行う場合と同様なものとする。さら
にアニール工程は、所定の保持温度にまで昇温し所定時
間保持した後、室温にまで降温する。その際のアニール
雰囲気は、連続して行う場合と同様なものとする。ま
た、脱バインダー工程と、焼成工程とを連続して行い、
アニール工程だけを独立して行うようにしてもよく、脱
バインダー工程だけを独立して行い、焼成工程とアニー
ル工程を連続して行うようにしてもよい。
【0062】[第1端子電極層形成]端子電極用ペース
トを焼結体チップに塗布する。塗布の工程としては特に
限定されるものではないが、ディップ法等によればよ
い。端子電極用ペーストの塗布量は、特に限定されるも
のでなく、塗布する焼結体チップの大きさなどにより適
宜調整すればよいが、通常、5〜100μm程度であ
る。端子電極用ペーストを塗布後、乾燥する。乾燥は6
0〜150℃程度で、10分〜1時間程度行うことが好
ましい。
【0063】上記のようにして端子電極用ペーストを塗
布、乾燥した後、チップ素体への焼き付け(焼成)を行
う。焼き付け条件は、例えば、N2の中性雰囲気あるい
は、N2とH2との混合ガス等の還元雰囲気中にて600
〜1000℃で0〜1時間程度保持することにより行う
ことが好ましい。
【0064】[第2端子電極層形成]第1端子電極層の
少なくともいずれか一方に、該第1端子電極層が完全に
被覆されるように抵抗体ペーストをディッピング法等に
よって所定形状に形成し、樹脂の種類にあわせた硬化方
法によって硬化する。硬化型樹脂として熱硬化型樹脂を
用いた場合、熱硬化は通常100〜250℃で10〜6
0分程度行う。
【0065】[メッキ層]必要に応じて上記端子電極表
面にNi層とSn層またはSn−Pb合金層をメッキ法
にて形成する。メッキ層の厚みは特に限定されないが、
通常0.1〜10μm程度である。
【0066】このような構成により、ESRの付加され
たCR複合電子部品を得ることが可能である。ESRは
特に限定されるものではないが、1〜2000mΩ程度
であり、好ましくは10〜1000mΩである。この範
囲のESRを有することで、電源回路の電源バイパス用
コンデンサとして十分な性能を発揮することができる。
【0067】なお、ここではCR複合電子部品の製造方
法を具体例にあげて説明したが、本発明に用いる抵抗体
ペーストは回路基板用抵抗体、チップ抵抗体、(LC)
R複合電子部品等に適用できることは言うまでもない。
【0068】
【実施例】次に実施例を示し、本発明をより具体的に説
明する。
【0069】誘電体層の主原料としてBaCO3(平均
粒径:2.0μm)およびTiO2(平均粒径:2.0
μm)を用意した。Ba/Tiの原子比は1.00であ
る。また、これに加えて、BaTiO3に対し、添加物
としてMnCO3を0.2wt%、MgCO3を0.2w
t%、Y23を2.1wt%、(BaCa)SiO3
2.2wt%用意した。各原料粉末を水中ボールミルで
混合し、乾燥した。得られた混合粉を1250℃で2時
間仮焼した。この仮焼粉を水中ボールミルで粉砕し、乾
燥した。得られた仮焼粉に、有機バインダーとしてアク
リル樹脂と有機溶剤として塩化メチレンとアセトンを加
えてさらに混合し、誘電体スラリーとした。得られた誘
電体スラリーをドクターブレード法を用いて誘電体グリ
ーンシートとした。
【0070】内部電極材料として、Ni粉末(平均粒
径:0.8μm)を用意し、これに有機バインダーとし
てエチルセルロースと、有機溶剤としてターピネオール
を加え三本ロールを用いて混練し、内部電極ペーストと
した。
【0071】第1の端子電極材料として、Cu粉末(平
均粒径:0.5μm)とCu粉末に対して、ストロンチ
ウム系ガラスフリットを7wt%添加し、これに有機バ
インダーとしてアクリル樹脂と有機溶剤としてターピネ
オールを加え、三本ロールを用いて混練し、端子電極ペ
ーストとした。
【0072】抵抗体ペーストとして、導電材にCu粉末
(平均粒径:5.0μm)にレゾール型フェノール樹脂
を加え、三本ロールミルを用いて混練し、抵抗体ペース
トとした。なお、Cu粉末と樹脂の配合比は、重量換算
でCu:樹脂=70:30、54:46、47:53、
40:60とした。
【0073】所定の厚みを得るために誘電体グリーンシ
ートを数枚積層し、その上にスクリーン印刷法により内
部電極用ペーストの端部が誘電体層用グリーンシートの
端部から交互に外部に露出するように印刷されたグリー
ンシートを所定枚数積層し、最後に内部電極の印刷され
ていないグリーンシートを所定枚数積層し、熱圧着し
た。次いで焼成後のチップ形状が、縦×横×厚みが3.
2×1.6×1.0mmになるように切断し、グリーン
チップを得た。
【0074】得られたグリーンチップを加湿したN2
2(H2:3%)雰囲気中、1300℃にて3時間保持
して焼成し、さらに加湿したH2酸素分圧10-7気圧の
雰囲気にて1000℃で2時間保持し、チップ焼結体を
得た。得られた焼結体の両端部に上記Cu端子電極用ペ
ーストを塗布、乾燥を行い、N2−H2雰囲気中、770
℃で10分間保持して第1端子電極層を得た。
【0075】次に、第1端子電極層上に抵抗体ペースト
をディッピング法にて形成した。予備乾燥を100℃、
30分程度行った後、150℃、30分の熱雰囲気中で
樹脂を硬化させ、第2端子電極層を形成した。
【0076】得られた試料を10個研磨して抵抗体の膜
厚をSEMにて観察したところ、100±10μmであ
った。
【0077】上記端子電極表面に、Ni層、Sn層を電
解メッキ法で順次形成し、抵抗機能が付加された積層型
チップコンデンサを得た。得られた試料の静電容量は1
μFであった。
【0078】ESRを測定して得られた結果を表1に示
す。ここでは1条件につき、30個の試料のESRを測
定し、平均値を記した(No.1〜4)。また、参考例
として第2端子電極層を形成しなかった積層型チップコ
ンデンサを作製し、同様にしてESR測定結果を表1に
併記した(No.5)。
【0079】
【表1】
【0080】表から明らかなように、端子電極に導電体
と硬化型樹脂からなる抵抗体を形成することにより、積
層型セラミックコンデンサのESRを高めることができ
る。また、導電性粒子の比率を変えることで、ESRを
簡単に制御することができる。従来の焼成型抵抗体より
も低い温度で形成することができるため、エネルギーコ
ストを低減でき、生産性も向上させることができる。
【0081】これらのESRを有した電子部品をDCー
DCコンバータのバイパスコンデンサとして用い、スイ
ッチング周波数を100kHz〜40MHzに変化させ
て動作させたところ、発振等による入力電圧の電圧変動
現象を生じることなく、正常に動作することが確認され
た。
【0082】
【発明の効果】本発明によれば、高温での抵抗体の焼き
付けが必要なくなり、低温で抵抗体を形成することが可
能であり、抵抗機能を備えた電子部品を簡単に製造する
ことができる。このため、コスト、生産性において非常
に有利である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 徳岡 保導 東京都中央区日本橋一丁目13番1号ティー ディーケイ株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性粒子と硬化型樹脂とを含む導電層
    からなる抵抗体を有する電子部品。
  2. 【請求項2】 前記導電性粒子が金属または半導体の一
    種以上である請求項1の電子部品。
  3. 【請求項3】 前記硬化型樹脂が熱硬化型樹脂である請
    求項1または2の電子部品。
  4. 【請求項4】 前記電子部品がチップコンデンサであっ
    て、端子電極の少なくとも一方が導電性粒子と硬化型樹
    脂とを含む導電層からなる抵抗体を有している請求項1
    〜3の電子部品。
  5. 【請求項5】 前記電子部品がチップコンデンサであっ
    て、端子電極の少なくとも一方が2層からなり、内部電
    極と接する側から第1端子電極層、第2端子電極層とし
    たとき、第2電極層が導電性粒子と硬化型樹脂とを含む
    導電層からなる抵抗体である請求項4の電子部品。
  6. 【請求項6】 等価回路がCRまたは(LC)R直列回
    路を有する請求項4または5の電子部品。
  7. 【請求項7】 導電性粒子と硬化型樹脂とを含むペース
    トを塗布し、硬化させることにより抵抗体を形成するこ
    とを特徴とする請求項1〜6の電子部品の製造方法。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4807410B2 (ja) * 2006-11-22 2011-11-02 株式会社村田製作所 積層型電子部品およびその製造方法
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CN104769423A (zh) * 2012-10-19 2015-07-08 大自达电线股份有限公司 液体检测装置、其电极连接器、液体检测***以及液体检测方法

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