JPH1127526A - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

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JPH1127526A
JPH1127526A JP9181140A JP18114097A JPH1127526A JP H1127526 A JPH1127526 A JP H1127526A JP 9181140 A JP9181140 A JP 9181140A JP 18114097 A JP18114097 A JP 18114097A JP H1127526 A JPH1127526 A JP H1127526A
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JP
Japan
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image
data
output
film
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JP9181140A
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English (en)
Inventor
Keiji Kunishige
恵二 国重
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Priority to US09/098,648 priority patent/US6249615B1/en
Publication of JPH1127526A publication Critical patent/JPH1127526A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/401Compensating positionally unequal response of the pick-up or reproducing head

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Facsimile Heads (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、カラー原稿の種類によらず、一律
なシェーディング補正を行いながら、カラー原稿の種類
によらず高品位な画像が得られることを可能とした画像
読み取り装置を提供する。 【解決手段】この発明によると、複数種類のカラー画像
を照明する照明手段と、カラー画像を読み取り画像信号
を出力するラインセンサと、前記ラインセンサ出力をA
D変換するAD変換手段と、上記AD変換手段の基準参
照電圧に相当するデジタルデータを記憶する記憶手段
と、上記デジタルデータを基に、上記AD変換出力をC
CD出力電圧換算する換算手段と、上記換算手段出力に
基づいて、シェーディング補正演算及び色変換演算もし
くは階調変換演算のうち少なくとも1つの演算を行う演
算手段と、を有することを特徴とする画像読み取り装置
が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像読み取り装置に
係り、特に、カラー画像を読み取るフィルムスキャナ装
置に適用されるものにおいて、シェーディング補正を行
うシェーディング補正機能等を備えた画像読み取り装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー画像を読み取るフィルムス
キャナ装置等の画像読み取り装置においては、カラー画
像を読み取るために、CCD等のカラーリニアセンサが
用いられている。
【0003】しかるに、このCCD等のカラーリニアセ
ンサを用いるようにした画像読み取り装置では、RGB
フィルタの濃度むら、光電変換効率のむら、転送効率の
むら等により、各画素ごとに、感度むらがあるために、
読み取り画像の品位を著しく低下させる原因となってい
た。
【0004】このような、むらは、一般に、シェーディ
ングと称されている。このシェーディングが発生するの
原因としては、上記CCD等のカラーリニアセンサのみ
ならず、カラー画像を照明する光源としての蛍光灯の水
銀粒による影や、蛍光体の塗りむら等による照明光源そ
のものの、輝度の不一様性によっても生じるものであ
る。
【0005】従来、このようなシェーディングの影響を
除去するために、あらかじめ、シェーディングパターン
を記憶しておいて、これにも基づいて、センサ出力に、
逆係数をかけて補正するという手法(以下、これをシエ
ーディング補正とよぶ)が採用されている。
【0006】しかしながら、上記手法では、カラー原稿
の光学特性が著しく異なっている場合には、一律に最適
な補正をかけることができないという問題がある。たと
えば、カラー原稿がフィルムのネガとポジである場合、
ネガのシェーディング補正を最適にすると、ポジのシェ
ーディング補正での画像の品位が損なわれる。
【0007】そこで、特公平6−5886号公報には、
カラー原稿がネガかポジかを判別することにより、それ
ぞれに、別個のシェーディング補正をかけるという手法
が開示されている。
【0008】しかしながら、このようなシェーディング
補正では、シェーディングパラメータを記憶するための
非常に大きなメモリが必要であるため、上記手法は、メ
モリを非常に浪費することになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記課題に鑑
みてなされたもので、カラー原稿の種類によらず、一律
なシェーディング補正を行いながら、カラー原稿の種類
によらず高品位な画像が得られることを可能とした画像
読み取り装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題を解決するために、カラー画像を照明する照明手段
と、前記照明手段によって照明されたカラー画像を読み
取り、画像信号を出力する撮像素子と、前記撮像素子に
よって出力される画像信号をアナログ・デジタル(A
D)変換するAD変換手段と、前記AD変換手段の基準
参照電圧に相当するデジタルデータを記憶する記憶手段
と、前記記憶手段に記憶されたデジタルデータに基づい
て、上記AD変換手段の出力を前記撮像素子によって出
力される画像信号の電圧相当値に換算する換算手段と、
前記換算手段の出力に対してシェーディング補正を行う
シェーディング補正手段と、を具備することを特徴とす
る画像読み取り装置が提供される。
【0011】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、カラー画像を照明する照明手段、前記照明手
段によって照明されたカラー画像を読み取り、画像信号
を出力する撮像素子と、前記撮像素子によって出力され
る画像信号をアナログ・デジタル(AD)変換するAD
変換手段と、前記撮像素子によって出力される画像信号
に基づいて、前記AD変換手段の基準参照電圧を設定す
る基準参照電圧設定手段と、前記基準参照電圧設定手段
によって設定される基準参照電圧に相当するデジタルデ
ータを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された
デジタルデータに基づいて、上記AD変換手段の出力を
前記撮像素子によって出力される画像信号の電圧相当値
に換算する換算手段と、前記換算手段の出力に対してシ
ェーディング補正を行うシェーディング補正手段と、を
具備することを特徴とする画像読み取り装置が提供され
る。
【0012】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、カラー画像を照明する照明手段と、前記照明
手段によって照明されたカラー画像を読み取り、画像信
号を出力する撮像素子と、前記撮像素子によって出力さ
れる画像信号をアナログ・デジタル(AD)変換するA
D変換手段と、前記AD変換手段の基準参照電圧に相当
するデジタルデータを記憶する記憶手段と、前記記憶手
段に記憶されたデジタルデータに基づいて、上記AD変
換手段の出力を前記撮像素子によって出力される画像信
号の電圧相当値に換算する換算手段と、前記換算手段の
出力に対してシェーディング補正演算、色変換演算及び
階調変換演算のうち少なくとも1つの演算を行う演算手
段と、を具備することを特徴とする画像読み取り装置が
提供される。
【0013】
【発明の実施の形態】まず、本発明による画像読み取り
装置の概要について図1ないし図4を参照して説明す
る。図1は、本発明による画像読み取り装置の第1の概
略構成を示している。
【0014】すなわち、この画像読み取り装置は、複数
種類のカラー画像を照明する照明手段101と、カラー
画像を読み取り画像信号を出力するCCD等のラインセ
ンサ手段102と、前記ラインセンサ手段102からの
出力をAD変換するAD変換手段103と、上記AD変
換手段103の基準参照電圧に相当するデジタルデータ
を記憶する基準参照電圧記憶手段104と、上記基準参
照電圧記憶手段104に記憶されたデジタルデータを基
に、上記AD変換手段103の出力をCCD等のライン
センサ手段102の出力電圧に換算する換算手段105
と、上記換算手段105からの出力に基づいて、シェー
ディング補正を行うシェーディング補正手段106とを
有することを特徴とする。
【0015】図2は、本発明による画像読み取り装置の
第2の概略構成を示している。すなわち、この画像読み
取り装置は、カラー画像を照明する照明手段101と、
カラー画像を読み取り画像信号を出力するCCD等のラ
インセンサ手段102と、前記ラインセンサ手段102
からの出力をAD変換するAD変換手段103と、上記
AD変換手段103の基準参照電圧をカラー画像データ
に基づいて設定する基準参照電圧設定用のDA変換手段
107と、基準参照電圧設定用のデジタルデータを記憶
する基準参照電圧記憶手段104と、上記デジタルデー
タを基に、上記AD変換手段103の出力をCCD等の
ラインセンサ手段102の出力電圧に換算する換算手段
105と、上記換算手段105からの出力に基づいて、
シェーディング補正を行うシエーディング補正手段10
6とを有することを特徴とする。
【0016】図3は、本発明による画像読み取り装置の
第3の概略構成を示している。すなわち、この画像読み
取り装置は、カラー画像を照明する照明手段101と、
カラー画像を読み取り画像信号を出力するCCD等のラ
インセンサ手段102と、前記ラインセンサ手段102
からの出力をAD変換するAD変換手段103と、上記
AD変換手段103の基準参照電圧を設定するDA変換
手段107と、上記DA変換手段107用のデジタルデ
ータを記憶するDAデータ記憶手段108と、上記DA
データ記憶手段108の出力をCCD等のラインセンサ
手段102の出力電圧に換算する第1の換算手段105
aと、上記第1の換算手段105aからの出力を基に、
上記AD変換手段103の出力をCCD等のラインセン
サ手段102の出力電圧に換算する第2の換算手段10
5bと、上記第2の換算手段105bの出力に基づい
て、シェーディング補正を行うシェーディング補正手段
106とを有することを特徴とする。
【0017】図4は、本発明による画像読み取り装置の
第4の概略構成を示している。すなわち、この画像読み
取り装置は、複数種類のカラー画像を照明する照明手段
101と、カラー画像を読み取り画像信号を出力するC
CD等のラインセンサ手段102と、前記ラインセンサ
手段102からの出力をAD変換するAD変換手段10
3と、上記AD変換手段103の基準参照電圧に相当す
るデジタルデータを記憶する基準参照電圧データ記憶手
段104と、上記デジタルデータを基に、上記AD変換
手段103の出力をCCD等のラインセンサ手段102
の出力電圧に換算する換算手段105と、上記換算手段
105の出力に基づいて、シェーディング補正演算、色
変換演算及び階調変換演算のうち少なくとも1つの演算
を行う演算手段109とを有することを特徴とする。
【0018】次に、以上のような概要に基づく本発明に
よる画像読み取り装置の一実施の形態として適用される
フィルムスキャナシステムについて、図面を参照しなが
ら説明する。
【0019】図5は、フィルム画像入力装置としてのス
キャナ本体11と、該スキャナ本体11側の溝部11a
に対して着脱自在のカートリッジフィルム保持装置とし
てのフィルムアダプタ部12とから構成される本発明に
よる画像読み取り装置の一実施の形態として適用される
フィルムスキャナの外観図を示すものである。
【0020】図6は、このカートリッジフィルム保持装
置としてのフィルムアダプタ部12のさらに詳しい透視
図として示す内部構造を透視した斜視図であり、これに
は、例えば、IXフィルムカートリッジ(FC)等のカ
ートリッジフィルム404が装填される。
【0021】このフィルムアダプタ部12に装填された
IXフィルムカートリッジ(FC)等のカートリッジフ
ィルム404は、フィルムアダプタ部12内に置いて、
後述するように、1駒づつ、巻き上げ、巻き戻し操作が
行われ、開口部303から1駒の画像をのぞくことがで
きる。
【0022】上記カートリッジフィルム404の駆動制
御は、フィルムアダプタ部12の電気接点28を介して
スキャナ本体11からの制御情報の通信により行われ
る。図6において、カートリッジフィルム404を挿入
するカートリッジ収納室301には、図示のような矢印
方向に開閉自在な蓋302が備えられている。
【0023】また、この蓋302をロックするロック機
構340は、そのスイッチ部材(不図示)の上部片を矢
印Bの方向にスライドしないと当該蓋302が開かない
ように構成されている。
【0024】このロック機構340に連動するスイッチ
部材が内蔵されており、蓋の開閉に応じてスイッチのオ
ン/オフが行われる。すなわち、操作者はこの蓋302
を手動で閉めることによってカートリッジフィルム40
4の「オートロード」操作を自動的に起動することがで
きると共に、この蓋を手動で開けることによってカート
リッジフィルム404の「リワインド」操作を自動的に
起動することができる。
【0025】また、照明用の開口部303では、この開
口位置に給送されたカートリッジフィルム404の当該
駒の画面が、後述するフィルム画像入力装置によって光
学的に読み取られる。
【0026】このカートリッジフィルム保持装置として
のフィルムアダプタ部12の側面には、フィルム画像入
力装置としてのスキャナ本体11側の溝部11aに装着
された際にフィルム画像入力装置としてのスキャナ本体
11側の位置決めピン(不図示)とそれぞれ嵌合する凹
部304,305が設けられている。
【0027】これにより、光軸に垂直な面内でのフィル
ム画像入力装置としてのスキャナ本体11側とカートリ
ッジフィルム保持装置としてのフィルムアダプタ部12
側との「位置決め」が行われる。
【0028】また、このカートリッジフィルム保持装置
としてのフィルムアダプタ部12側の底面にも、フィル
ム画像入力装置としてのスキャナ本体11側の溝部11
aに装着された際に、そのフィルム画像入力装置として
のスキャナ本体11側の多数の電気接点から成る端子2
8に接触する板バネにより付勢を受けた複数の金属ピン
407が設けられている。
【0029】このカートリッジフィルム保持装置として
のフィルムアダプタ部12は、これらの電気接点28を
経由して、フィルム画像入力装置としてのスキャナ本体
11側から、該フィルムアダプタ部12用の電源およ
び、フィルム駆動用の所定の制御信号を受け取り、カー
トリッジフィルム404の所望のフィルム面に対する走
査を行う。
【0030】また、これとは逆に、フィルム画像入力装
置としてのスキャナ本体11は、このカートリッジフィ
ルム保持装置としてのフィルムアダプタ部12から端子
群28を経由して送られてくる例えば、「フィルム駆動
量情報」、「フィルム情報」、「フィルムカートリッジ
情報」、「カートリッジ内のEEPROM情報」また
は、当該カートリッジに付いている「SWの情報」等を
受け取ることができる。
【0031】このカートリッジフィルム保持装置として
のフィルムアダプタ部12には、装填したカートリッジ
フィルム404から引き出されるフィルムを巻き取るた
めの巻き取りスプール309が、カートリッジ収納室3
01とは逆側に配設されている。
【0032】このスプール309の回転中心にはフィル
ムの「巻き上げ」、「巻き戻し」を行うための駆動力を
供給するモータ308が備えられている。このモータ3
08の出力軸には、当該軸に固定されたギア311と、
複数のギヤ312,313および314が噛合されてい
る。
【0033】これらのギヤ群311,312,313お
よび314を介してモータ308の回転駆動力がスプー
ル309の下部に固着されたギア部310に伝達され
る。一方、カートリッジ収納室301の下部中央近傍に
は、カートリッジの中心軸を成すスプールに係合して、
このスプールを回転させるために、前記のギヤ群と「ギ
ヤ結合」するように構成された駆動軸324が配設され
ている。
【0034】すなわち、この駆動軸324は、ギア32
3に一体に固定されており、これと噛合するギア322
を通じて前述のモータ308に間接的に連結されてい
る。また、図示のようにフィルムの駆動量を検出するた
め、当該フィルムの走行方向に垂直な向きに延伸された
ロッド状のフィルム従動ローラ408が、フィルムの走
行に伴って回転するように、フィルムに接触可能に配設
されている。
【0035】このフィルム従動ローラ408の端部には
ラジアル方向に細かな所定のパターンのスリットが入っ
た「PI(Phote Interrupter)ギ
ア」と呼ばれる円盤状の部材409が支持されている。
【0036】このPIギア409が回転するのに伴い、
このPIギア409を挟持する如く配設されたフォトセ
ンサとしてのPI410が、「遮光」/「非遮光」の検
出を繰り返す。
【0037】よって、このPIからの出力波形パルスを
カウントすれば、当該フィルムの走行量を検出すること
ができる。すなわち、当該フィルムの所定の箇所に対応
する位置には、そのフィルムの駆動量を検出するため
に、フィルムパーフォレーション検出用のPR(Pho
toReflector)411が図示のように配設さ
れており、フィルム画面の位置基準を逐次検出してい
る。
【0038】さらに、フィルムカートリッジ404に表
記された情報を検出するためのフィルムカートリッジ情
報検出用のPR412が、カートリッジの底面に面して
配設されている。
【0039】また、フィルムの磁気情報を検出するため
に、当該フィルムの磁気データエリアに対面する位置に
備えられている磁気ヘッド413が、当該フィルムの磁
気データエリアに記録されたデータを読み取っている。
【0040】上記モータ308および、各種のセンサ群
(410,411,413)は、図示しないフレキシブ
ルプリント基板によって電気接点群としての金属ピン4
07に接続されている。
【0041】簡便のために詳細に言及しないが、フィル
ムアダプタ部12としてスキャナ本体11に装着される
アダプタは、図示したものに限らず、たとえばピースフ
ィルムやストリップフィルム用のフィルムアダプタも存
在する。
【0042】このようなフィルムアダプタ構成にするこ
とにより、多種多様なフィルムに対応したフィルムスキ
ャナシステムを実現することができる。図7は、図5の
内部をトップビューとして示したフィルムスキャナ装置
の内部構成図である。
【0043】以下、これについて詳しく説明する。 「照明系に関する説明」図5に示された本発明による画
像読取装置として適用されるフィルムスキャナ本体11
は、フィルム原稿を照明する照明手段を有している。
【0044】この照明手段としては、例えば、LED、
蛍光灯(熱陰極管冷陰極管)等が考えられるが、本実施
の形態では蛍光灯41によりスキャナの天地方向を線状
に一様に照明している。
【0045】上記の蛍光灯41は、照明駆動手段4(こ
こでは、インバータ回路)によって、100kHz程度
のインバータ駆動がなされ、後述するラインCCD7の
積分時間よりも十分に早い周期で照明駆動されている。
【0046】通常の蛍光灯は、その電極部が非常に高熱
になり易く、一般の半田付けでは配線がわずかなストレ
スにより剥がれてしまうため、本例では断線しないよう
に「かしめ」により確実にリード線に接続されている。
【0047】上記蛍光灯41は、図8の(a),(b)
に示すように、蛍光管ガラス内に反射膜をコーティング
し、その上に蛍光体を塗布している。そして、蛍光管の
フィルム対向面は、1〜2mm程度の幅のスリット開口
部が設けられ、主たる照明はこの開口部から得られる。
【0048】このような、蛍光灯41の構成とすること
により、スリット部には蛍光体がないので、管内に気体
として存在する水銀がスリット部に付着することが防止
され、かつ、蛍光体の塗りむらの問題がなくなるので、
一様な均一光源が得られる。 「副走査系に関する説明」ステッピングモータ駆動手段
5はフィルムとか原稿を副走査するための駆動回路であ
り、ここでは、ステッピングモータ6によりキャリッジ
8を駆動する。
【0049】このキャリッジ8には、ラインCCD7、
撮影レンズ光学系28および蛍光灯41が光軸を同一に
して固定されている。このキャリッジの走査(副走査)
とラインCCD7の走査(主走査)によって1枚の画像
イメージに関する電気信号が得られ、その出力がAD変
換手段39でデジタル変換されて制御手段38に入力さ
れる。
【0050】キャリッジ8は送りネジ9に螺合してお
り、この送りネジはギア10a、10bによりステッピ
ングモータ6に連結されている。また、このキャリッジ
8はスライドバ−42により連結されており、このスラ
イドバ−42はスキャナ本体11に固定されている。
【0051】以上のような構成により、ステッピングモ
ータ6の回転量(但し、ステップ駆動)に応じたステッ
プの副走査駆動が行われる。上記ステッピングモータ6
の最小単位ステップは使用するラインCCDのピクセル
幅がフィルム面に撮像レンズ光学系28によって投影さ
れる大きさに基づいて、通常そのピクセル幅の「整数分
の1」に決定される。
【0052】本実施の形態では、撮像光学系がズーム光
学系であるので、ズーム値に応じて上記フィルム面に投
影される上記ピクセル幅が変わる。この場合でも、それ
ぞれの単位ステップのうちで、できるだけ近い値の単位
ステップを選択すれば上記ズーム値に応じた実用上問題
の無い副走査を行うことができる。
【0053】キャリッジ8の移動量およびその位置は、
スタートPI(Photo Interrupter12およびエンドP
I15の出力信号に同期してステッピングモータ6の駆
動パルス量を数えることによって求められる。
【0054】なお、撮像画面に対するキャリッジ8の相
対位置は、不図示のEEPROMに書き込まれた調整値
と上記駆動パルス量に基づいて演算することができ、所
定の画像の取り込みを行うことができる。
【0055】上記PI12,15は、キャリッジ8に付
設されている遮光部材13、14により遮光状態にある
か、または非遮光状態にあるかを検出することが可能で
あり、このPI12,15が、遮光状態であることを検
出した時点で、ステッピングモータ6のその方向の駆動
(即ち、PIが遮光状態になる方向への駆動)は禁止さ
れるよう構成されている。 「フィルム駆動手段に関する説明」フィルムは、フィル
ムアダプタ部12内に装着されたカートリッジフィルム
中に巻回されて収納されており、フィルム駆動用モータ
17によりスプール18に巻き取られ、フィルム巻上げ
が行われる。
【0056】これにより、フィルムスキャナ装置として
取り込みたい画像に対応するコマを選択することができ
る。上記フィルム駆動用モータ17はフィルム駆動手段
19により制御され、フィルムの巻上げ、巻戻しが行わ
れる。
【0057】ここで、フィルムの駆動量ほ不図示のフィ
ルムパーフォレーション検出用PR(Photo Reflector)
ならびに、フィルム従動PIからの細かなパルス出力に
より検出され、この出力に基づき正確なフィルム駆動制
御が行われる。
【0058】フィルム駆動手段19は制御手段44によ
り制御されているが、この制御手段44はこのほかに
も、スキャナ本体11側の制御手段38と所定の通信を
行い、カ−トリッジフィルムの磁気情報、光学情報、ア
ダプタ状態情報、調整値情報等の各情報伝送の制御や、
コマンドの受信等も行う。 「撮像系に関する説明」照明されたフィルム画像は撮像
レンズ光学系28により、ラインCCD(リニアセン
サ)7に投影される。
【0059】フイルム画像は、このラインCCD(リニ
アセンサ)7により、光電変換され、後に続くAD変換
手段(CDS回路、AD変換回路等からなる)39によ
ってデジタル画像信号に変換される。
【0060】これらの制御は後述するように、制御手段
38としてのRISC−CPU38Aにより、統括的に
制御される。ラインCCD(リニアセンサ)7は、RG
Bのそれぞれの3ラインからなる3ラインカラーセンサ
である。
【0061】すなわち、フィルムの画面は、使用するア
ダプタの種別により、固有のズーム値で撮像レンズ(ズ
ーム)光学系28により適宜にズーミングされ、ライン
CCD7に投影される。
【0062】フィルム画面サイズは、使用する各種のア
ダプタと一対一の関係を有するので、これにより、フィ
ルム画面のサイズにかかわらず、主走査方向の取込み画
素数をほぼ同一に保つことができる。
【0063】ズーム駆動は、ズーム駆動手段29によっ
て、ズームモータ30を駆動することにより行われる。
設定されるズーム駆動量は、ズームモータ30に連動し
たPIギアの回転とその回転により、遮光板35がPI
32を遮光・非遮光する際のパルス出力によって与えら
れる。
【0064】ズーム値は、スタートPI33およびエン
ドPI34の出力信号に同期したPI32のパルス量に
よって求められる。そして、適切なズーム値は、後述す
るEEPROM等にあらかじめ書き込まれた調整値と上
記駆動パルス量に基づいて演算して求めることができ
る。
【0065】また、ズーム移動に伴い、ピント調節手段
45はEEPROM等に書き込まれた調整値と上記ズー
ム値および、装着されているアダプタ情報に基づく値に
基づいてズーム光学系28を所定の位置ヘ駆動すること
により、ピントを最適に調節する。
【0066】このピント調節のための駆動は、ピント調
整用モータ46を駆動することにより行われる。設定さ
れるピント調節量は、モータ46に連動したPIギアの
回転とその回転により、遮光板47がPI48を遮光・
非遮光する際のパルス出力によって与えられる。 「通信手段に関する説明」本フィルムスキャナでは、制
御手段38が双方向通信手段37によって、PC(パー
ソナルコンピュータ)36に接続され、上記取り込まれ
たRGB画像データをPC36に送信したり、PC36
からのコマンドを受信して、PC36からのコマンド要
求に応じた処理動作を遂行するように構成されている。
【0067】PC36との接続は、SCSIやIEEE
1284、IEEE1394、USB等が使用される。 「制御手段(RISC)に関する説明」上述した制御の
すべては、主にスキャナ本体11側の制御手段38によ
って行われる。
【0068】さらに、この制御手段38は、ラインCC
D7と、AD変換手段39等の制御も行い、これを通じ
て、得られたデジタル画像データを通信手段37を介し
てPC(パーソナルコンピュータ)36へ転送する。
【0069】なお、本発明において上記の制御手段38
は特に、RISC型マイクロコンピュータによつて構成
されている。ここで、RISCとは、Reduced Instruct
i on Set Computerの略称であり、発振周波数のクロッ
クで1命令を実行できる。
【0070】これに対して、従来のCPUは、CISC
("Complexed Instruction Set Computer"の略称)であ
り、速くても、1命令実行のために4クロックを要す
る。よって、従来のCISC型のCPUでは、これらC
CDの駆動制御信号やアンプやクランプ回路およびAD
変換器から成るインターフェース回路を制御する制御信
号等の高速で複雑な制御信号をCPUのポートを利用し
て入出力することができなかった。
【0071】ましてや、従来のCISC型のCPUで
は、モータドライブ制御、CCD制御等の複数種の高速
な制御信号の出力処埋、データの入力処埋、更には入カ
データの演算処埋を「マルチタスク」で行うことは困難
であった。
【0072】このため、従来のCISC型のCPUを用
いた場合には、CCDやインターフェースICやモータ
ドライバを制御するために、専用の制御ICを設け、こ
れを介してCPUが上記制御を行うように構成するのが
一般的である。
【0073】このため従来では、実装するICの数とそ
の専有面積が大きくなり、その結果、スキャナ自体のコ
ンパクト化および低コスト化を妨げる要因となってい
た。そこで、本実施の形態では、上記の問題点に鑑み、
制御手段38にRISC型マイクロコンピュータ(RI
SC−CPU)を採用し、このRISC−CPUの入出
力ポートに上記制御信号を直接的に入出力し、上記外部
回路を不要とすることにより、部品点数を大幅に下げ、
各部品による実装専有面積を下げ、スキャナのコンパク
ト化および低コストを実現するものである。
【0074】図9は、図7に示される制御手段・ステッ
ピングモータ駆動手段・通信手段をRISC型マイクロ
コンピュータを中核に構成した回路図の一例を示すもの
である。
【0075】以下これについて詳細に説明する。前述し
たように、ラインCCD7には、制御手段38としての
RISC−CPU38AのポートからRS・SH・CP
・CK1・CK2の5本の制御線が接続されており、こ
れらの制御線に出力されるパルスタイミングはRISC
ーCPU38Aのプログラム(ファーム)として組み込
まれている。
【0076】これらの制御線からのパルス信号にしたが
って、ラインCCD7に対する積分がなされ、その結果
のRGB出力が、VR、VG、VBとして出力され、後
段のAD変換手段39としてのCDS/ADC回路39
Aに入力される。
【0077】このCDS/ADC回路39Aもまた、R
ISC−CPU38AのポートからLOAD・RESE
T・ADCLK・ADSTR・ICLP・SHP・MT
CL2・MTCLI・SD・SCKの10本の制御線が
接続されており、これらの制御線に出力される信号によ
ってソフト的に制御される。
【0078】このCDS/ADC回路39AにおけるA
D変換の基準電圧であるVrefbottom・Vre
ftopとして、D/A回路50からの出力が供給され
ている。
【0079】このD/A回路50の出力電圧は、RIS
C−CPU38Aによってシリアル通信により、データ
セットされる。このシリアル通信ラインはSD・SCK
・LDの3本である。
【0080】上記D/A回路50にセットされるデータ
は、画像の濃度のMAXとMINに基づいてRISC−
CPU38Aにより決定される。上記シリアル通信ライ
ンには、さきに説明したCDS/ADC回路39Aおよ
びEEPROM51も接続されており、RISC−CP
U38Aは随時EEPROM51にデータを書き込んだ
り、読み出したりすることができる。
【0081】このEEPROM51のデータの読み書き
に使用する制御線は、SD・SCK・CS1・SD0の
4本である。RISC−CPU38Aは、上記制御線を
用いてラインCCD7からの出力VR・VG・VBをC
DS/ADC回路39AによってAD変換させることが
できる。
【0082】このようにしてCDS/ADC回路39A
によってAD変換された10ビットデータ出力(AD0
〜AD9)は、それぞれ抵抗を介してRISC−CPU
38Aの外部データバスライン(16ビット)に接続さ
れている。
【0083】この外部データバスラインには、PC36
との通信手段37としてのインターフェースIC回路で
あるPCIF37A、メモリ回路52等が共通に接続さ
れている。
【0084】上記抵抗は、上記CDS/ADC回路39
AからのAD出力がそれらの回路の出力と競合しないよ
うな値に設定されている。このような構成にすることに
より、上記CDS/ADC回路39AからのAD出力を
RISC−CPU38Aに入力するための特別な入力ポ
ートを必要としないので、RISC−CPU38Aのポ
ート数を削滅することができると共に、RISC−CP
U38Aのチップサイズを削滅することができ、さら
に、基板の実装面積を削滅することができ、フィルムス
キャナ装置全体としてのコンパクト化・低コスト化を達
成している。
【0085】上記CDS/ADC回路39AからのAD
変換データは、RISC−CPU38AのDMAC(D
irect Memory Access Contr
oller)機能により、一旦、メモリ回路52に格納
される。
【0086】このメモリ回路52に格納されるデータ量
は、上記ラインCCD7のR/G/Bそれぞれ1ライン
分の量である。このメモリ回路52への書き込み制御
は、RISC−CPU38AのCS2・WR・OEの3
本の制御線によって行われる。
【0087】上記PCIF37Aは、PC36とのデー
タ通信を行うためのプロトコルコントローラICであ
り、PC36との間で、データ・コマンドの授受を行
う。RISC−CPU38Aへのコマンド読み込み・デ
ータ要求はINTOという割り込み線で行い、RISC
−CPU38Aは上記割り込みが発生すると、アドレス
バス・データバスラインおよびCSO制御線を通じて、
コマンドデータの読み取りや、データ転送をPCIF3
7Aに対して行う。
【0088】RISC−CPU38Aは、STP1・S
TP2・STP3・STP4の4本の制御線を使用し
て、ステッピングモータ(STPM)53を任意のパル
ス数分駆動することができる。
【0089】これにより、RISC−CPU38Aは、
上述したようにしてCCD撮像光学系を駆動し、駆動ご
とにCCD積分/AD変換を行って、PC36にライン
画像のデータ転送を行うよう制御する。
【0090】以上のようにして、PC36は、フィルム
スキャナ装置から画像データを取得することができる。
図10の(a),(b)は、本実施の形態によるフィル
ムスキャナ装置の動作のうちプレビュースキャンを示す
フローチャー卜である。
【0091】ここで、プレビュースキャンとは、この種
のフィルムスキャナ装置に備えられている基本動作の一
つであって、対象画像を粗く読んで、PC36のモニタ
に表示するためのスキャニング動作のことである。
【0092】また、後述するファイナルスキャンとは、
この種のフィルムスキャナ装置に備えられている基本動
作の一つであって、前述したプレビュースキャンの後に
行われるもので、対象画像を詳細に読み出して、PC3
6のモニタに表示するためのスキャニング動作のことで
ある。
【0093】以下、これについて説明する。フィルムス
キャナ装置は、PC36からプレビュースキャンコマン
ドを受け取ると、以下の手順でプレビュースキャンルー
チンを実行する。
【0094】(ステップS101)まず、このステップ
S101では、CDS/ADC回路39Aの基準電圧値
Vreftop・Vrefbottomとして既定値を
セットする。
【0095】上記既定値は、ラインCCD7の感度、蛍
光灯41の輝度の個体差を考慮してEEPROM51に
工場出荷調整値として書き込まれているものである。こ
の既定値は、あらかじめ、対象画像の画像データのMA
XとMINがAD変換できるような値を想定した設計値
であり、個体差を含めてROM値として記憶しておいて
もよい。
【0096】このようなCDS/ADC回路39Aの基
準電圧値Vreftop・Vrefbottomとして
既定値を設定しておくことにより、どのような画像を読
み取る場合であっても、画像データは必ず10ビットで
表現することができる0から1023の間の値をとるこ
とになる。
【0097】上記既定値は、D/A回路50のデジタル
データのDVreftop0とDVrefbottom
0としてあたえられる。D/A回路50の出力は、O〜
255のデータセットに対応して0Vから5Vの間をス
イングをする。
【0098】(ステップS102)このステップS10
2では、プレビュースキャンの前段階にて、対象画像の
粗いデータ構成を得るためのスキャンルーチン(以下、
プレスキャンと呼ぶ)を実行する。
【0099】すなわち、このプレスキャンとは、後述す
るステップS103〜S106における処理/演算を実
行する基となるデータを得るためのスキャニング動作の
ことである。
【0100】このプレスキャンでは、データをPC36
のモニタに表示することはしていない。そして、このプ
レスキャンでは、プレビュースキャンにてPC36のモ
ニタに表示されるデータ数よりも、粗い所定のデータ点
数(120×180画素)の画像データを得る。
【0101】(ステップS103)このステップS10
3では、RISC−CPU38Aにより、上述のプレス
キャンで得られた画像データを、一旦、図9のメモリ回
路(M)52に格納したのち、そこから読み出してヒス
トグラムデータを作成する。
【0102】前記プレスキャンルーチンは、プレビュー
スキャンの前に行われ、この結果、図11の(a),
(b),(c)に示すような、RGBごとの横軸にAD
値、縦軸に頻度をプロットしたRヒストグラム、Gヒス
トグラムおよびBヒストグラムが得られる。
【0103】(ステップS104)このステップS10
4では、上述のようにして得られたRヒストグラム、G
ヒストグラムおよびBヒストグラムの各AD値のMAX
値(Drgbmax)とMIN値(Drgbmin)か
ら、RISC−CPU38Aにより、対象画像のプレビ
ュースキャン・ファイナルスキャン時のVreftop
値とVrefbottom値を演算する。
【0104】ここで、Vreftop値とVrefbo
ttom値は電圧値であるが、その電圧値はD/A回路
50に与えるデジタル値DVreftop値とDVre
fbottom値として、次に示すようにして求められ
る。
【0105】DVrefbottom1=K0×Drg
bmax+DVrefbottom0, DVreftop1=K0×Drgbmin+DVre
fbottom0 ここで、K0はAD変換値とD/Aデータとの変換係数
であり、EEPROM51に書き込まれている。
【0106】(ステップS105)このステップS10
5では、上述のようにして求められたデータDVref
bottom1、DVreftop1を、プレビュース
キャン、ファイナルスキャンの前にD/A回路50に設
定する。
【0107】以下、プレビュースキャン、ファイナルス
キャンでは、この設定データDVrefbottom
1、DVreftop1に基づいてAD変換を行って、
AD値が得られることになる。
【0108】(ステップS106)次に、ステップS1
06では、RISC−CPU38Aにより、後述するよ
うにしてあらかじめEEPROM51に記憶されている
データに基づいてシェーディング補正係数を演算生成
し、それをRISC−CPU38A内のRAMに各CC
D画素ごとの補正量データとして記憶する。
【0109】この補正量データは、RISC−CPU3
8A内のRAMのアドレスがCCDの画素に対応するよ
うにテーブル形式として格納されるので、CCDの各画
素の補正量データを読み出すには、それに対応したアド
レスのRAMの内容(補正テーブルデータ)を参照すれ
ば、その補正値がわかることになる。
【0110】さて、RISC−CPU38A内のRAM
に記憶されるシェーディング補正係数としての補正テー
ブルデータは、図12に示すような1画素目から409
6画素目までの間を任意のポイントnで分割(図12で
は、n1,n2,n3,n4,n5,n6ポイント間の
5分割、ただし、n1は1画素目、n6は4096画素
目)し、その間をそれぞれRISC−CPU38Aによ
り、直線補間することによって算出されたデータであ
る。
【0111】本実施の形態では、この直線補間の基とな
る6ポイントの画素の位置座標を示すデータと画素出力
データに基づいて、RISC−CPU38Aにより、図
13に示すように、1,2,…4096ポイントの補正
テーブルデータを演算生成し、それをRISC−CPU
38A内のRAMに各CCD画素ごとの補正量データと
して記憶することができる。
【0112】これはR,G,Bそれぞれについて同じで
あるので、EEPROM51には、この直線補間の基と
なる6ポイントの画素の位置座標を示すデータと画素出
力データとしてあらかじめ工場出荷調整時に (G画素ポイント数)、(G画素の位置座標、G画素出
力) (R画素ポイント数)、(R画素の位置座標、R画素出
力) (B画素ポイント数)、(B画素の位置座標、B画素出
力) を書き込んでいる。
【0113】本実施の形態の場合には、図14に示すよ
うに、(6+1)×3=21個のデータをEEPROM
51に記憶すればよいので非常に少ないメモリ容量です
むことになる。
【0114】これは、本実施の形態の場合には、補正ポ
イントを任意に設定できるためである。RISC−CP
U38Aは、EEPROM51から上記データを読み出
し、これに基づいて上述したようにして補正テーブルデ
ータを演算する。
【0115】(ステップS107)このステップS10
7では、RISC−CPU38Aにより、RISC−C
PU38A内のカウンタNをリセットする。
【0116】(ステップS108)このステップS10
8では、RISC−CPU38Aは、ステッピングモ一
タ(STPM)53をプレビュースキャンにおいて決め
られている対象画面の所定位置のライン画像を取り込む
ために駆動する。
【0117】(ステップS109)このステップS10
9では、RISC−CPU38Aにより、所定時間のC
CD積分を行いRGBライン画像データを読み込む。
【0118】この場合、ADデータは、一旦、メモリ回
路(M)52に格納される。 (ステップS110)このステップS110では、RI
SC−CPU38Aは、メモリ回路(M)52から各R
GB画素のデータを読み込みと共に、RISC−CPU
38A内のRAMの補正テーブルデータを参照して、各
RGB画素ごとのシェーディング補正の演算を行う。
【0119】ここで、上記シェーディング補正の演算
は、一旦、CCD出力電圧に比例する仮想の16ビット
デジタルデータに変換された後で、次に示すようにして
行われる。 (補正画素データ)=(補正係数)×((画素データ)
+DVrefbottom1×K1−Dblack1 ) ここで、K1=1023/(DVreftop1 −DVrefbottom
1) であり、(画素データ)+DVrefbottom1×K1が仮想領
域の16ビットデジタル画素データである。
【0120】ブラックレベルデータ(Dblack1 )=(Db
lack0 /K0+DVrefbottom0)×K1 ここで、K0=1023/(Dvreftop0 −DVrefbottom
0) であり、仮想領域の16ビットブラックレベルデータで
ある。
【0121】なお、ブラックレベルデータ(Dblack1 )
は、CCDをアルミニウム箔で遮光して得られる画素の
出力データを平均化したものであり、これまでの説明に
おいては省略したが、プレスキャンのときに取得されて
いるDb1ack0 というAD変換値を仮想領域の値Dblack1
に変換したものである。
【0122】以上のようにして、本実施の形態では、C
CDの出力電圧値に1:1で対応するデジタルデータに
変換した後に、シェーディング補正を行うので、対象画
像の種類によって、AD変換器のVreftop.Vr
efbottomがどのように変化しても、単一の補正
パラメ−タによって補正することが可能である。
【0123】このため、本実施の形態では、従来技術の
ように、多くの補正パラメータを記憶する必要がなく、
しかも、きめ細かいAD変換が可能となる。さらに、上
記手法は、単なるシェーディング補正に限らず、色補正
演算、階調補正演算、等にも有効である。
【0124】(ステップS111)このステップS11
1では、上述のようにして得られた16ビットデータ
を、RISC−CPU38Aにより、色変換、階調変換
演算を経た後、8ビットデータに変換する。
【0125】この8ビットデータはメモリ回路(M)5
2に上書きされる。 (ステップS112)このステップS112では、上述
のようにして得られた上記8ビットデータを、RISC
−CPU38Aにより、メモリ回路(M)52から所定
のアドレスの画素データのみ読み出し、PCインタ一フ
エース回路(PCIF)37Aを介してPC36に転送
する。
【0126】(ステップS113)このステップS11
3では、RISC−CPU38Aは、RISC−CPU
38A内のカウンタNが所定値か否か判断し、カウンタ
Nが所定値以下であるならばそれをインクリメントして
ステップS108に戻り、カウンタNが所定値に達して
ていればステップS114でRETする。
【0127】次に、D/A回路50が図15の(a)に
示すような量子誤差をもっていたり、図15の(b)に
示すようなスイング幅が0Vからでなく、あるバイアス
を持っている場合等のデジタル値と電圧出力値が比例し
ない場合について説明する。
【0128】このような場合、D/A回路50の設定デ
ジタル値を、真の電圧値に比例するデジタル値に変換す
る必要がある。本実施の形態では、O〜255までのD
/A回路50の設定値であるデジタルデータの実際の出
力電圧換算値を工場出荷時に個々に測定し、その測定デ
ータを図16の(a),(b)に示すようにD/A設定
値に対応するEEPROM51のアドレスに書き込んで
いる。
【0129】そして、この値をもとに、前述したDVr
efbottom.DVreftopを補正換算してい
る。上記実施の形態では、256個のデータをEEPR
OM51に記憶するようにしたが、これに限らず、真に
使用するデータ領域のみ、例えば、40〜130の10
0個のデータを記憶するようにしてもよい。
【0130】このように記憶するデータ数は適宜、設計
にあわせて決定すればよい。このほかに、さらに、上述
したシェーディング補正と同じ考え方で、補完パラメー
タのみ記憶しておき、補完演算式により上記デジタル値
を導出するようにしてもよい。
【0131】シェーディング補正の終了したR1、G
1、B1データは、次に、色変換演算が行われる。この
色変換演算では、RISC−CPU38Aにより、下記
のようなマトリックス演算が行われる。
【0132】
【数1】
【0133】本実施の形態では色変換を、上記マトリッ
クス演算で行っているが、これに限ったものではなく、
テーブル参照方式や、そのたのプログラムの条件分岐を
用いた変換でも問題はない。
【0134】色変換が終わると、R2、B2、G2デー
タに対して、RISC−CPU38Aにより、下記のよ
うな階調変換が行われる。 R3=K(I)×R2, G3=K(I)×G2, B3=K(I)×B2, I=R2+B2+G2 ここで、K(I)はIをパラメータとする係数である。
【0135】以上のようにして、本発明の実施の形態で
は、CCD換算値に対して演算がなされるので、画像の
取り込み時のADの基準電圧条件によらず単一の変換パ
ラメータにて、種々の演算を付すことができる。
【0136】なお、本明細書には、以下に示すような実
施の態様(1)〜(11)による発明が含まれている。 (1)複数種類のカラー画像を照明する照明手段と、カ
ラー画像を読み取り画像信号を出力するラインセンサ
と、前記ラインセンサ出力をAD変換するAD変換手段
と、上記AD変換手段の基準参照電圧に相当するデジタ
ルデータを記憶する記憶手段と、上記デジタルデータを
もとに、上記AD変換出力をCCD出力電圧換算する換
算手段と、上記換算手段出力に基づいて、シェーディン
グ補正を行うシェーディング補正手段と、を有すること
を特徴とする画像読み取り装置。
【0137】(2)カラー画像を照明する照明手段と、
カラー画像を読み取り画像信号を出力するラインセンサ
と、前記ラインセンサ出力をAD変換するAD変換手段
と、上記AD変換手段の基準参照電圧をカラー画像デー
タに基づいて設定する基準参照電圧設定手段と、基準参
照電圧設定用デジタルデータを記憶する記憶手段と、上
記デジタルデータを基に、上記AD変換出力をCCD出
力電圧換算する換算手段と、上記換算手段出力に基づい
て、シェーディング補正を行うシエーディング補正手段
と、を有することを特徴とする画像読み取り装置。
【0138】(3)カラー画像を照明する照明手段と、
カラー画像を読み取り画像信号を出力するラインセンサ
と、前記ラインセンサ出力をAD変換するAD変換手段
と、上記AD変換手段の基準参照電圧を設定するDA変
換手段と、上記DA変換手段用デジタルデータを記憶す
る記憶手段と、上記DA変換手段出力をCCD出力電圧
換算する第1の換算手段と、上記第1の換算手段出力を
基に、上記AD変換出力をCCD出力電圧換算する第2
の換算手段と、上記第2の換算手段出力に基づいて、シ
ェーディング補正を行うシェーディング補正手段と、を
有することを特徴とする画像読み取り装置。
【0139】(4)複数種類のカラー画像を照明する照
明手段と、カラー画像を読み取り画像信号を出力するラ
インセンサと、前記ラインセンサ出力をAD変換するA
D変換手段と、上記AD変換手段の基準参照電圧に相当
するデジタルデータを記憶する記憶手段と、上記デジタ
ルデータを基に、上記AD変換出力をCCD出力電圧換
算する換算手段と、上記換算手段出力に基づいて、シェ
ーディング補正演算及び色変換演算もしくは階調変換演
算のうち少なくとも1つの演算を行う演算手段と、を有
することを特徴とする画像読み取り装置。
【0140】(5)カラー画像を照明する照明手段と、
前記照明手段によって照明されたカラー画像を読み取
り、画像信号を出力する撮像素子と、前記撮像素子によ
って出力される画像信号をアナログ・デジタル(AD)
変換するAD変換手段と、前記AD変換手段の基準参照
電圧に相当するデジタルデータを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されたデジタルデータに基づいて、
上記AD変換手段の出力を前記撮像素子によって出力さ
れる画像信号の電圧相当値に換算する換算手段と、前記
換算手段の出力に対して補正演算を行う演算手段と、を
具備することを特徴とする画像読み取り装置。
【0141】(6)カラー画像を照明する照明手段と、
前記照明手段によって照明されたカラー画像を読み取
り、画像信号を出力する撮像素子と、前記画像信号に基
づいて、上記AD変換手段の基準参照電圧を設定する基
準参照電圧設定手段と、前記基準参照電圧に相当するデ
ジタルデータを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記
憶されたデータに基づいて、再度の読み取り時に上記A
D変換手段の出力を前記撮像素子出力の電圧相当値に換
算する換算手段と、前記換算手段の出力に対して補正演
算を行う演算手段と、を具備することを特徴とする画像
読み取り装置。
【0142】(7)上記(5)、(6)の装置であっ
て、前記演算手段は、シェーディング補正演算を行う。 (8)上記(5)、(6)の装置であって、前記演算手
段は、色変換演算を行う。
【0143】(9)上記(5)、(6)の装置であっ
て、前記演算手段は、階調変換演算を行う。 (10)上記(5)、(6)の装置であって、前記撮像
素子は、ラインセンサである。 (11)上記(5)、(6)の装置であって、前記記憶
手段は、EEPROMである。
【0144】
【発明の効果】以上のように、本発明では、複数種類の
画像を読み取るにも関わらず、画像の種類を検出する必
要なく、単一の補正パラメータによるシェーディング補
正を行うことができる。
【0145】また、本発明では、AD変換の基準参照電
圧(Vref)を変更し、高い分解能で画像読み取りを
可能にできるにもかかわず、シェーディング補正に影響
をあたえて画像劣化することがないので、極めて高階調
・高画質の画像データを得ることができる。
【0146】したがって、本発明によれば、カラー原稿
の種類によらず、一律なシェーディング補正を行いなが
ら、カラー原稿の種類によらず高品位な画像が得られる
ことを可能とした画像読み取り装置を提供することでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像読み取り装置の第1の概略構
成を示すブロック図。
【図2】本発明による画像読み取り装置の第2の概略構
成を示すブロック図。
【図3】本発明による画像読み取り装置の第3の概略構
成を示すブロック図。
【図4】本発明による画像読み取り装置の第4の概略構
成を示すブロック図。
【図5】本発明による画像読み取り装置の一実施の形態
として適用されるフィルムスキャナを示す外観図。
【図6】図5のフィルムアダプタ部のさらに詳しい透視
図として示す内部構造を透視した斜視図。
【図7】図5の内部をトップビューとして示すフィルム
スキャナ装置の内部構成図。
【図8】蛍光灯の蛍光管ガラス内に反射膜をコーティン
グし、その上に蛍光体を塗布している状態を示す図。
【図9】図7に示される制御手段・ステッピングモータ
駆動手段・通信手段をRISC型マイクロコンピュータ
を中核に構成した回路構成を示す図。
【図10】本実施の形態によるフィルムスキャナ装置の
動作のうちプレビュースキャンを示すフローチャー卜。
【図11】RGBごとの横軸にAD値、縦軸に頻度をプ
ロットしたRヒストグラム、GヒストグラムおよびBヒ
ストグラムを示す図。
【図12】シェーディング補正係数としての補正テーブ
ルデータを得るために1画素目から4096画素目まで
の間を任意のポイントnで分割し、その間を直線補間す
ることを説明するための図。
【図13】補正テーブルデータを演算生成し、それをR
ISC−CPU38A内のRAMに各CCD画素ごとの
補正量データとして記憶することを説明するための図。
【図14】(6+1)×3=21個のデータをEEPR
OM51に記憶すればよいことを説明するための図。
【図15】D/A回路50が量子誤差をもっていたり、
スイング幅が0Vからでなく、あるバイアスを持ってい
る場合等のデジタル値と電圧出力値が比例しない場合に
ついて説明するための図。
【図16】O〜255までのD/A回路50の設定値で
あるデジタルデータの実際の出力電圧換算値を工場出荷
時に個々に測定し、その測定データをD/A設定値に対
応するEEPROM51のアドレスに書き込んでいるこ
とを説明するための図。
【符号の説明】
101…照明手段、 102…CCD等のラインセンサ手段、 103…AD変換手段、 104…基準参照電圧記憶手段、 105…換算手段、 106…シェーディング補正手段 107…DA変換手段、 108…DAデータ記憶手段、 105a…第1の換算手段、 105b…第2の換算手段 109…演算手段。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー画像を照明する照明手段と、 前記照明手段によって照明されたカラー画像を読み取
    り、画像信号を出力する撮像素子と、 前記撮像素子によって出力される画像信号をアナログ・
    デジタル(AD)変換するAD変換手段と、 前記AD変換手段の基準参照電圧に相当するデジタルデ
    ータを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されたデジタルデータに基づいて、
    上記AD変換手段の出力を前記撮像素子によって出力さ
    れる画像信号の電圧相当値に換算する換算手段と、 前記換算手段の出力に対してシェーディング補正を行う
    シェーディング補正手段と、 を具備することを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 【請求項2】 カラー画像を照明する照明手段、 前記照明手段によって照明されたカラー画像を読み取
    り、画像信号を出力する撮像素子と、 前記撮像素子によって出力される画像信号をアナログ・
    デジタル(AD)変換するAD変換手段と、 前記撮像素子によって出力される画像信号に基づいて、
    前記AD変換手段の基準参照電圧を設定する基準参照電
    圧設定手段と、 前記基準参照電圧設定手段によって設定される基準参照
    電圧に相当するデジタルデータを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されたデジタルデータに基づいて、
    上記AD変換手段の出力を前記撮像素子によって出力さ
    れる画像信号の電圧相当値に換算する換算手段と、 前記換算手段の出力に対してシェーディング補正を行う
    シェーディング補正手段と、 を具備することを特徴とする画像読み取り装置。
  3. 【請求項3】 カラー画像を照明する照明手段と、 前記照明手段によって照明されたカラー画像を読み取
    り、画像信号を出力する撮像素子と、 前記撮像素子によって出力される画像信号をアナログ・
    デジタル(AD)変換するAD変換手段と、 前記AD変換手段の基準参照電圧に相当するデジタルデ
    ータを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されたデジタルデータに基づいて、
    上記AD変換手段の出力を前記撮像素子によって出力さ
    れる画像信号の電圧相当値に換算する換算手段と、 前記換算手段の出力に対してシェーディング補正演算、
    色変換演算及び階調変換演算のうち少なくとも1つの演
    算を行う演算手段と、 を具備することを特徴とする画像読み取り装置。
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