JPH06105135A - 集積回路装置およびそれを用いた画像読取装置もしくは画像形成装置 - Google Patents

集積回路装置およびそれを用いた画像読取装置もしくは画像形成装置

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JPH06105135A
JPH06105135A JP4280685A JP28068592A JPH06105135A JP H06105135 A JPH06105135 A JP H06105135A JP 4280685 A JP4280685 A JP 4280685A JP 28068592 A JP28068592 A JP 28068592A JP H06105135 A JPH06105135 A JP H06105135A
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JP4280685A
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Junichi Koseki
順一 小関
Hajime Nakamura
中村  元
Atsushi Sakakibara
淳 榊原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/407Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level
    • H04N1/4076Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level dependent on references outside the picture

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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、スキャナを備えるデジタル複写装置
において、CCDラインセンサからのアナログ出力信号
の処理を行う画像処理用LSIの、信号のゲイン設定を
外部より自動的に調整できるようにすることを最も主要
な特徴とする。 【構成】たとえば、CCDラインセンサから出力される
アナログ画像信号の直流出力電圧を、アナログ信号処理
回路10内のクランプ補正回路11で除去し、サンプル
・ホールド回路12で安定したアナログ信号に変換す
る。この後、後段のA/D変換器14の入力レンジに合
うように、可変アンプ13によってゲイン調整する。そ
して、ピーク検出回路15からの出力をCPU21に取
り込んで最適なるゲイン設定値を算出し、このゲイン設
定値により可変アンプ13のゲイン設定を変更する構成
となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえばCCDライ
ンセンサの出力を受けて正規化した画像データを出力す
る画像信号処理用の素子として有用な集積回路装置、お
よびそれを用いて原稿上の画像情報の読み取りを行う画
像読取装置、さらにはその読取結果を使って画像形成を
行う画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、スキャナ装置としての画像読取装
置もしくはファクシミリ装置やデジタル複写装置などに
用いられる画像読取装置には、光電変換素子としてCC
Dラインセンサが広く用いられている。
【0003】そして、これらの装置では、高速化、高画
質化、およびカラー化などの要求が急速に高まってお
り、このためCCDラインセンサの出力の信号処理が重
要性を増し、各種の大規模集積回路(LSI)の開発が
進められている。
【0004】たとえば、CCDラインセンサから出力さ
れるアナログ画像信号に対し、クランプ補正、サンプル
ホールド処理、およびA/D変換処理を施す専用のLS
Iがすでに開発されている。
【0005】しかしながら、このLSIにあっては、ク
ランプ回路のオフセット成分を除去するための微調整
や、A/D変換器の入力レンジにアナログ画像信号の信
号振幅を減衰または増幅させて最適化するための調整
は、可変抵抗器などを用いて手動にて行われるものであ
った。
【0006】しかも、その調整作業には、オシロスコー
プなどの測定器を用いる必要があったため、調整に時間
を要し、かつ正確性に欠けるなど、調整後の装置間にお
ける性能の均一化を図るのが難しいという欠点があっ
た。
【0007】また、2系統出力型(2ch)のCCDラ
インセンサには、出力される2系統の信号の位相差が0
度(同位相出力型)のものと180度(逆位相出力型)
のものがあり、この2タイプのCCDラインセンサを回
路変更などなしに接続することができるLSIの開発が
熱望されていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
においては、CCDラインセンサから出力されるアナロ
グ画像信号に対し、クランプ補正、サンプルホールド処
理、およびA/D変換処理を施す目的で開発されたLS
Iであっても、クランプ補正の微調整やA/D変換器に
入力するアナログ画像信号の振幅を最適化するための調
整は、可変抵抗器などを用いて手動にて行うものであっ
たため、装置ごとの調整のばらつきが大きいという欠点
があった。
【0009】また、調整には測定器を使用しなければな
らないため、時間を要し、調整のための環境を充実させ
る必要があった。
【0010】さらに、従来のLSIには、CCDライン
センサとの接続を考えた場合に、接続するCCDライン
センサの種類により、LSIの外部に他の回路を設けな
ければならないという欠点があった。
【0011】すなわち、タイプの異なる2種のCCDラ
インセンサ、たとえば同位相/逆位相出力型のCCDラ
インセンサを使用する場合にはLSIの外部にアナログ
遅延線などのタイミング合わせのための回路が必要とな
り、正極性/負極性出力型のCCDラインセンサを使用
する場合にはLSIの外部に出力の極性を反転させるた
めの回路を設ける必要があった。
【0012】そこで、この発明は、アナログ画像信号の
振幅の調整を自動化でき、装置間における調整のばらつ
きを最小限に抑えることが可能な集積回路装置およびそ
れを用いた画像読取装置もしくは画像形成装置を提供す
ることを目的としている。
【0013】また、この発明の第2の目的は、他の回路
を設けることなく、タイプの異なる光電変換素子を接続
することが可能な集積回路装置およびそれを用いた画像
読取装置もしくは画像形成装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の集積回路装置にあっては、多数の光電
変換素子から各素子ごとに取り出されるアナログ電気信
号をデジタル値に変換するアナログ/デジタル変換手段
と、このアナログ/デジタル変換手段からの出力にもと
づいて前記各素子ごとの基準信号レベルを生成する生成
手段と、この生成手段で生成された前記基準信号により
前記光電変換素子の有効画素信号をクランプするクラン
プ手段と、このクランプ手段からの出力信号をサンプル
ホールドするサンプルホールド手段と、このサンプルホ
ールド手段からの出力信号のゲインを可変する可変ゲイ
ンアンプ手段とを備え、前記アナログ/デジタル変換手
段、生成手段、クランプ手段、サンプルホールド手段、
および可変ゲインアンプ手段を1チップの回路素子とし
て構成し、かつ前記可変ゲインアンプ手段から出力さ
れ、前記アナログ/デジタル変換手段で変換されたデジ
タル値に応じて、前記可変ゲインアンプ手段のゲイン調
整を前記チップ外より行うような構成とされている。
【0015】また、この発明の集積回路装置を用いた画
像読取装置にあっては、原稿画像が結像される多数の光
電変換素子を有する読取手段と、この読取手段の各素子
ごとに取り出されるアナログ電気信号をデジタル値に変
換するアナログ/デジタル変換手段、このアナログ/デ
ジタル変換手段からの出力にもとづいて前記各素子ごと
の基準信号レベルを生成する生成手段、この生成手段で
生成された前記基準信号により前記光電変換素子の有効
画素信号をクランプするクランプ手段、このクランプ手
段からの出力信号をサンプルホールドするサンプルホー
ルド手段、およびこのサンプルホールド手段からの出力
信号のゲインを可変する可変ゲインアンプ手段を、1チ
ップの回路素子として構成してなる集積回路装置と、こ
の集積回路装置の前記可変ゲインアンプ手段のゲイン調
整を、前記アナログ/デジタル変換手段で変換されたデ
ジタル値に応じて前記チップ外より行うゲイン調整手段
と、このゲイン調整手段で前記可変ゲインアンプ手段の
ゲイン調整の行われた前記集積回路装置からの出力信号
に各種の画像処理を施すことにより、前記原稿画像に対
応する読取信号を得る処理手段とから構成されている。
【0016】また、この発明の集積回路装置を用いた画
像形成装置にあっては、原稿画像が結像される多数の光
電変換素子を有する読取手段と、この読取手段の各素子
ごとに取り出されるアナログ電気信号をデジタル値に変
換するアナログ/デジタル変換手段、このアナログ/デ
ジタル変換手段からの出力にもとづいて前記各素子ごと
の基準信号レベルを生成する生成手段、この生成手段で
生成された前記基準信号により前記光電変換素子の有効
画素信号をクランプするクランプ手段、このクランプ手
段からの出力信号をサンプルホールドするサンプルホー
ルド手段、およびこのサンプルホールド手段からの出力
信号のゲインを可変する可変ゲインアンプ手段を、1チ
ップの回路素子として構成してなる集積回路装置と、こ
の集積回路装置の前記可変ゲインアンプ手段のゲイン調
整を、前記アナログ/デジタル変換手段で変換されたデ
ジタル値に応じて前記チップ外より行うゲイン調整手段
と、このゲイン調整手段で前記可変ゲインアンプ手段の
ゲイン調整の行われた前記集積回路装置からの出力信号
に各種の画像処理を施すことにより、前記原稿画像に対
応する読取信号を得る処理手段と、この処理手段によっ
て処理された読取信号によって像担持体上に原稿画像に
対応した像を形成する像形成手段とから構成されてい
る。
【0017】また、この発明の集積回路装置にあって
は、多数の光電変換素子から各素子ごとに取り出される
アナログ電気信号をデジタル値に変換するアナログ/デ
ジタル変換手段と、このアナログ/デジタル変換手段か
らの出力にもとづいて前記各素子ごとの基準信号レベル
を生成する生成手段と、この生成手段で生成された前記
基準信号により前記光電変換素子の有効画素信号をクラ
ンプするクランプ手段と、このクランプ手段からの出力
信号をサンプルホールドするサンプルホールド手段と、
このサンプルホールド手段からの出力信号のゲインを可
変する可変ゲインアンプ手段とを備え、前記アナログ/
デジタル変換手段、生成手段、クランプ手段、サンプル
ホールド手段、および可変ゲインアンプ手段を1チップ
の回路素子として構成し、かつ前記光電変換素子から同
相駆動方式または逆相駆動方式で読み取られたアナログ
電気信号に対して、クランプ補正、サンプルホールド処
理、ゲイン可変処理、およびアナログ/デジタル変換処
理を、外部からの指示に応じて個々に実行するような構
成とされている。
【0018】さらに、この発明の集積回路装置にあって
は、多数の光電変換素子から各素子ごとに取り出される
アナログ電気信号をデジタル値に変換するアナログ/デ
ジタル変換手段と、このアナログ/デジタル変換手段か
らの出力にもとづいて前記各素子ごとの基準信号レベル
を生成する生成手段と、この生成手段で生成された前記
基準信号により前記光電変換素子の有効画素信号をクラ
ンプするクランプ手段と、このクランプ手段からの出力
信号をサンプルホールドするサンプルホールド手段と、
このサンプルホールド手段からの出力信号のゲインを可
変する可変ゲインアンプ手段とを備え、前記アナログ/
デジタル変換手段、生成手段、クランプ手段、サンプル
ホールド手段、および可変ゲインアンプ手段を1チップ
の回路素子として構成し、かつ前記光電変換素子からの
正極性または負極性のいずれのアナログ電気信号に対し
ても、外部からの指示に応じて、クランプ補正、サンプ
ルホールド処理、ゲイン可変処理、およびアナログ/デ
ジタル変換処理を実行するような構成とされている。
【0019】
【作用】この発明は、上記した手段により、アナログ電
気信号の振幅の調整を外部より自動的に調整できるよう
になるため、ばらつきのない安定した調整が可能となる
ものである。
【0020】また、外部より接続のモードを設定できる
ようになるため、回路などの変更なしに、異なるタイプ
の光電変換素子の接続が可能となるものである。
【0021】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。
【0022】図1は、本発明にかかるデジタル複写装置
の構成を示すものである。
【0023】すなわち、このデジタル複写装置は、たと
えば画像読取装置としてのスキャナ41、および画像形
成装置としてのプリンタ43からなっている。
【0024】上記スキャナ41は、図示矢印B方向に移
動可能な第1キャリッジ221と第2キャリッジ22
2、結像レンズ227、CCDラインセンサ228、お
よびこれらの電気的/機械的な制御を行う制御ボード2
29などから構成されている。
【0025】図1において、原稿OGは原稿台ガラス2
20上に下向きに置かれ、その原稿OGの載置基準は原
稿台ガラス220の短手方向の正面右側がセンタ基準に
なっている。その原稿OGは、開閉自在に設けられた原
稿固定カバー212によって原稿台ガラス220上に押
え付けられる。
【0026】原稿OGは蛍光灯ランプ(光源)223に
より照明され、その反射光はミラー224,225,2
26、および結像レンズ227を介して、列状に配置さ
れた複数の受光素子を有したCCDラインセンサ228
の面上に集光されるように構成されている。
【0027】また、上記した原稿台ガラス220の近傍
には、白基準板215が設けられている。
【0028】ここで、上記ミラー224と、蛍光灯ラン
プ223と、その光量を検知する図示しない光量センサ
(光量検知回路)と、蛍光灯ランプ223の温度を一定
に保つ保温ヒータとを具備した第1キャリッジ221、
およびミラー225,226を具備した第2キャリッジ
222は、光路長を一定とするよう、2:1の相対速度
で移動するようになっている。
【0029】第1キャリッジ221と第2キャリッジ2
22は、ステッピングモータとしてのパルスモータ(図
示せず)によって読み取りタイミング信号に同期して右
から左へ移動され、副走査する。
【0030】副走査の速度は、読み取り倍率によって2
相パルスモータの励磁方法を1/2相励磁、マイクロス
テップ駆動により切り換わるように構成されている。特
に、低速域においては、駆動系の固有振動を相殺する電
流波形がパルスモータに入力されるように、パルスモー
タドライバ(図示せず)が構成されている。
【0031】以上のようにして、原稿台ガラス220上
に載置された原稿OGの画像は1ラインごとに順に読み
取られ、上記制御ボード229より画像の濃淡を示す8
ビットのデジタル画像データとして出力される。
【0032】プリンタ43は、レーザ光学系240と、
転写紙(被転写材)P上に画像形成が可能な電子写真方
式を組み合せた画像形成部239と、これらの駆動を制
御する制御ボード243から構成されている。
【0033】すなわち、原稿OGより上記スキャナ41
によって読み取られた画像データは、上記制御ボード2
43上の画像処理回路(図示せず)で同期がとられ、半
導体レーザ発振器241からのレーザ光に変換される。
【0034】出力されたレーザ光は、たとえばシリンド
リカルレンズなどからなるビーム整形光学系によって整
形され、空気軸受を利用した高速回転モータにより回転
駆動させられる多面体回転鏡242によって偏向され
る。
【0035】偏向されたレーザ光はfθレンズ(図示せ
ず)を通して、ミラー244によって反射される。そし
て、感光体ドラム246上の露光位置246Aの地点
に、必要な解像度を持つスポットとして結像され、走査
露光される。これによって、感光体ドラム246上に画
像データに応じた潜像が形成される。
【0036】なお、この偏向されたレーザ光は、フォト
ダイオードからなるビームディテクタ(図示せず)で検
知されることにより、同期がとられるようになってい
る。
【0037】上記感光体ドラム246の周囲には、その
ドラム面を帯電する帯電チャージャ247、現像器24
8、転写チャージャ249、剥離チャージャ250、お
よびクリーナ251などが配設されている。
【0038】この感光体ドラム246は、そのドラム面
が、駆動モータ(図示せず)によりV0の外周速度で回
転駆動され、グリッド電極を有する感光体ドラム面に対
向して設けられている帯電チャージャ247により帯電
される。
【0039】この帯電された感光体ドラム246上の露
光位置246Aの地点にレーザ光がスポット結像され、
これにより潜像が形成された感光体ドラム246は、現
像位置までV0の速度で回転される。そして、この位置
で、感光体ドラム246上の潜像は、現像器248から
のトナーにより現像される。
【0040】トナー像の形成された感光体ドラム246
は、引き続きV0で回転される。そして、感光体ドラム
246のトナー像は、転写位置の地点で、給紙系により
タイミングをとって供給される転写紙P上に、転写チャ
ージャ249によって転写される。
【0041】ここで、上記した給紙系は、たとえばカセ
ット252から転写紙Pを選択的に給紙できる手段によ
り構成されている。
【0042】すなわち、上記のカセット252内の転写
紙Pは、選択的に、たとえば給紙ローラ253および分
離ローラ254により1枚ずつ分離されて給送される。
そして、レジストローラ255まで送られ、所定のタイ
ミングで転写部(転写位置)へ給送される。
【0043】また、上記転写チャージャ249の下流側
には、用紙搬送機構256、定着器257、画像形成済
の転写紙Pを機外に排出する排紙ローラ258、および
排紙トレイ259が配設されている。
【0044】これにより、定着器257によりトナー像
の定着された転写紙Pは、排紙ローラ258を経て、排
紙トレイ259に排紙される。
【0045】また、転写紙Pへの転写が終了した感光体
ドラム246は、クリーナ251によって残留トナーな
どが除去されることにより、初期状態に復帰、つまり次
の画像形成に待機される。
【0046】次に、上記のデジタル複写装置の動作につ
いて説明する。
【0047】たとえば今、原稿台ガラス220上に原稿
OGがセットされ、オペレータによって動作開始の指示
が与えられたとする。すると、まず、上記制御ボード2
29からの指示により図示していないステッピングモー
タなどが動作され、上記スキャナ41による原稿画像の
読み取りが行われる。
【0048】すなわち、第1キャリッジ221と第2キ
ャリッジ222とが所定の速度にて原稿OGの下面を図
示矢印B方向に移動され、その副走査時に、原稿OGが
蛍光灯ランプ223により照明される。
【0049】そして、原稿OGからの反射光が、ミラー
224,225,226および結像レンズ227を介し
てCCDラインセンサ228上に結像されることで、1
ラインごとに光の明暗に応じたアナログ電気信号(イメ
ージ信号)が出力される。
【0050】この電気信号は制御ボード229に供給さ
れ、ここで所定の処理、たとえばアナログ画像処理、デ
ジタル画像処理、シェーディング補正処理、および各種
の画像処理などが施される(詳細については後述する)
ことにより、画像の濃淡を示す8ビットのデジタル画像
データとして発生される。
【0051】こうして、上記スキャナ41によって原稿
OGより画像データが読み取られると、上記制御ボード
243からの指示により上記プリンタ43による画像形
成が行われる。
【0052】すなわち、上記画像データにもとづいて、
上記半導体レーザ発振器241からレーザ光が発生され
る。そして、そのレーザ光は、多面体回転鏡242によ
って偏向され、さらにミラー244によって反射され
て、感光体ドラム246上に結像される。
【0053】このレーザ光により、図示矢印方向に回転
され、さらに帯電チャージャ247によって一様に帯電
されているドラム表面が走査露光されることにより、感
光体ドラム246上に画像データに応じた潜像が形成さ
れる。
【0054】感光体ドラム246上に形成された潜像
は、現像器248からのトナーによって現像され、転写
位置へ送られる。
【0055】そして、この転写位置へのトナー像の送り
にタイミングを合わせて上記カセット252から転写紙
Pが給紙されることにより、転写チャージャ249の作
用によって感光体ドラム246上のトナー像が転写紙P
上に転写される。
【0056】この後、転写紙Pは、剥離チャージャ25
0の作用によって感光体ドラム246より剥離され、用
紙搬送機構256により搬送されて定着器257に送ら
れ、ここでトナー像の定着が行われる。
【0057】そして、この定着器257を通過した転写
紙Pは、排紙ローラ258によって排紙トレイ259上
に排紙され、これにより一連の画像形成にかかる動作は
終了される。
【0058】このようなプロセスを繰り返すことによ
り、スキャナ41からなる画像読取装置とプリンタ43
からなる画像形成装置とを復合してなるデジタル複写装
置の画像形成動作は行われる。
【0059】図2は、CCDラインセンサ(多出力型光
電変換素子)228の一構成例を示すものである。
【0060】すなわち、このCCDラインセンサ228
は、中央にフォトダイオードアレイ228aを有してお
り、その両側にそれぞれ蓄積電極228b,228c、
シフトゲート228d,228e、およびCCDアナロ
グシフトレジスタ228f,228gなどが設けられた
構成となっている。
【0061】上記フォトダイオードアレイ228aは、
中央部の素子(フォトダイオード)S1〜S5000が
有効画像信号用として用いられ、その前後の素子D13
〜D64,D65〜D92がダミー用となっている。
【0062】有効画像信号用の素子S1〜S5000の
全長は主走査幅に一致するよう、前記結像レンズ227
などの光学系の倍率により定められている。たとえば、
本実施例では、A3サイズの原稿を、16dot/mm
の解像度で読み取るようになっている。
【0063】ダミー用の素子D13〜D64のうち、素
子D13〜D29のフォトダイオード受光面にはアルミ
蒸着膜を付けて光を遮断してなり、センサ出力の基準電
圧を作成するためのリファレンスビット(黒基準画素)
となっている。
【0064】一方、228hは、ゲート信号の入力端子
であり、上記蓄積電極228b,228cの電荷を上記
CCDアナログシフトレジタ228f,228gへ転送
するための、1周期が主走査周期の光蓄積時間と呼ばれ
る信号が加えられるものである。
【0065】228i,228jは、転送クロック信号
の入力端子であり、上記CCDアナログシフトレジスタ
228f,228gへ転送された前記電荷を出力端子方
向へ転送するための信号が入力されるものである。
【0066】228kは、リセット信号の入力端子であ
り、出力ゲートに加えることによって出力段のフローテ
ィングキャパシタの電圧を初期化し、CCDアナログシ
フトレジスタ228f,228gにより転送された画素
信号にセンサ出力を正しく対応させるための信号が加え
られるものである。
【0067】ここで、CCDアナログシフトレジスタ2
28f,228gに加えられた上記端子228i,22
8jからの転送クロック信号、および端子228kに加
えられたリセット信号の各パルス信号は、上記フォトダ
イオードアレイ228aの各素子に対応して時系列的に
割り当てられるようになっている。
【0068】228m,228nは、出力端子であり、
このCCDラインセンサ228で受光されて、その受光
(入力光)に比例した電荷(電気信号)を時系列的に出
力するものである。
【0069】このように、最近では、出力信号を高速で
転送する目的で、フォトダイオードアレイの各素子を偶
数画素と奇数画素とに分け、2系統(2ch)またはそ
れ以上の出力系統を有するCCDラインセンサが主流と
なっている。
【0070】図3は、上記したCCDラインセンサ22
8の出力信号波形の例を示すものである。
【0071】同図(a)は、電圧0V(GND)を基準
に、直流出力電圧のある一定の直流成分のオフセットを
履き、その直流出力電圧からGND方向に光電変換され
たアナログ信号の出力例であり、この形態の信号を発生
するタイプを、負極性出力型のCCDラインセンサとこ
こでは記すことにする。
【0072】同図(b)は、電圧0V(GND)を基準
に、直流出力電圧のある一定の直流成分のオフセットを
履き、その直流出力電圧からGNDとは逆の方向に光電
変換されたアナログ信号の出力例であり、この形態の信
号を発生するタイプを、正極性出力型のCCDラインセ
ンサとここでは記すことにする。
【0073】図4は、2系統出力型のCCDラインセン
サの出力タイミングを示すものである。
【0074】同図(a)は、2系統出力型CCDライン
センサの出力信号OS1,OS2の位相が180度ずれ
ている場合の出力信号波形の例を示すものであり、この
形態の信号を発生するタイプを、逆位相出力型のCCD
ラインセンサとここでは記すことにする。
【0075】同図(b)は、2系統出力型CCDライン
センサの出力信号OS1,OS2の位相が一致している
場合の出力信号波形の例を示すものであり、この形態の
信号を発生するタイプを、同位相出力型のCCDライン
センサとここでは記すことにする。
【0076】このように、本実施例での使用が可能なC
CDラインセンサは、その出力信号の極性や出力のタイ
ミングにより、正極性/負極性、および逆位相/同位相
に分類される。
【0077】図5は、上記スキャナ41に配設された制
御ボード229の構成を示すものである。
【0078】すなわち、この制御ボード229には、ア
ナログ信号処理回路(画像処理用LSI)10と画像読
取制御部20とが設けられている。
【0079】画像読取制御部20は、スキャナ41の全
体的な制御を司るCPU21、シェーディング補正回路
22、各種画像処理回路23、インターフェース回路2
4、ROM25、ワーキングRAM(WORKING・
RAM)26、入出力回路(I/O)27,28,2
9、および画像信号制御回路30などが、アドレス・バ
ス31およびデータ・バス32を介して接続された構成
となっている。
【0080】シェーディング補正回路22は、RAMで
構成される黒シェーディングメモリと白シェーディング
メモリとを有し、これらに格納される黒シェーディング
データおよび白シェーディングデータにより、アナログ
信号処理回路10からのデジタル画像データに含まれる
CCDラインセンサ228のビット間のばらつきの高周
波歪や光学系の低周波歪などのシェーディング歪を補正
するものである。
【0081】各種画像処理回路23は、上記シェーディ
ング補正回路22でシェーディング歪の補正されたデジ
タル画像データにγ補正やエッジ強調などの画像処理を
施すものである。
【0082】インターフェース回路24は、上記各種画
像処理回路23から出力される画像データを、ホストコ
ンピュータやプリンタ43などの外部周辺機器1に出力
するものである。また、このインターフェース回路24
は、外部周辺機器1からの動作制御コマンドを受信し、
スキャナ41の状態をステータスとして返送するように
なっている。
【0083】ROM25は、スキャナ41を動作させる
ための制御プログラムおよびデータテーブルなどを記憶
するものである。
【0084】ワーキングRAM26は、一時保存用の制
御データや演算データなどを格納するためのものであ
る。
【0085】I/O27は、上記CPU21とアナログ
信号処理回路10との間で、制御信号およびデータ信号
などの情報の交換を行うものである。
【0086】I/O28は、上記CPU21とキャリッ
ジモータとしてのパルスモータ2およびエンコーダ3と
の間で、第1,第2キャリッジ221,222の駆動制
御を行うためのモータ制御回路として機能するものであ
る。
【0087】I/O29は、上記CPU21と蛍光灯ラ
ンプとしての光源223および光量検知回路4との間
で、蛍光灯ランプ223の点灯,消灯,光量などの制御
を行うためのランプ制御回路として機能するものであ
る。
【0088】次に、上記した画像読取制御部20の動作
について説明する。
【0089】たとえば、外部周辺機器1からの用紙サイ
ズ設定コマンド、倍率設定コマンド、移動設定コマンド
などの各種の設定コマンドは、上記インターフェース回
路24により受信され、そして、CPU21により解読
される。
【0090】すると、CPU21によってスキャナ41
の機能が再設定され、その状態がステータスとして上記
インターフェース回路24を介して外部周辺機器1に返
される。
【0091】これにより、外部周辺機器1では、前記ス
テータスを受信することで、スキャナ1の状態を検出す
ることができる。
【0092】そして、外部周辺機器1からの原稿読取開
始コマンドを、上記インターフェース回路24を介して
上記CPU21が受信することにより、スキャナ41に
よる原稿OGの読み取りが開始される。
【0093】まず、CPU21により上記I/O27を
介して上記アナログ信号処理回路10に指示が与えら
れ、その内部が所定の状態に設定される(詳細について
は後述する)。
【0094】ついで、CPU21により上記I/O28
に対して指示が与えられ、モータ2およびエンコーダ3
によって上記第1,第2キャリッジ221,222の駆
動が制御される。
【0095】この場合、ミラー224が白基準板215
の下に位置するように、第1キャリッジ221が移動さ
れる。
【0096】そして、CPU21により上記I/O29
に対して指示が与えられ、蛍光灯ランプ223を消灯さ
せた状態で、白基準板215の表面イメージをCCDラ
インセンサ228に結像させ、その読み取りが行われ
る。
【0097】このCCDラインセンサ228で読み取ら
れた、そのイメージデータは、黒シェーディングデータ
として上記シェーディング補正回路22内の黒シェーデ
ィングメモリに格納される。
【0098】この黒シェーディングデータは、上記CC
Dラインセンサ228がもつ固有の暗レベルノイズを除
去するための補正データとして使用される。
【0099】黒シェーディングデータの読み取りが終わ
ると、CPU21により上記I/O28およびI/O2
9に対して指示が与えられる。
【0100】すなわち、モータ2およびエンコーダ3に
よって上記第1キャリッジ221が白基準板215の下
を移動されながら、蛍光灯ランプ223が点灯されるこ
とにより、白基準板215の表面イメージをCCDライ
ンセンサ228に結像させ、その読み取りが行われる。
【0101】このCCDラインセンサ228で読み取ら
れた、そのイメージデータは、白シェーディングデータ
として上記シェーディング補正回路22内の白シェーデ
ィングメモリに格納される。
【0102】この白シェーディングデータは、上記CC
Dラインセンサ228の固有の明レベルノイズ(高周波
ノイズ)および蛍光灯ランプ223や結像レンズ227
などの光学系による低周波歪を除去するための補正デー
タとして用いられる。
【0103】なお、何らかの要因で、第1キャリッジ2
21を所定時間内に白基準板215の下に移動できなか
った場合には、CPU21はエラー動作に移り、キャリ
ッジ動作エラーに対応するコード信号をステータスとし
て上記インターフェース回路24より外部周辺機器1に
送信するようになっている。
【0104】一方、白シェーディングデータの読み取り
が終わると、蛍光灯ランプ223が点灯されたままの状
態で、第1キャリッジ221が原稿台ガラス220の下
まで移動され、停止される。
【0105】これにより、スキャナ41は、外部周辺機
器1からのVSYNCコマンド待ちの状態となる。
【0106】この状態で、CPU21が、上記外部周辺
機器1からのVSYNCコマンドを上記インターフェー
ス回路24を介して受信すると、原稿OGの読み取り走
査が開始される。
【0107】すなわち、CPU21により上記I/O2
8に対して指示が与えられ、モータ2およびエンコーダ
3によって上記第1,第2キャリッジ221,222の
駆動が制御される。
【0108】この場合、すでに設定されている倍率に応
じた回転数に達すると、第1,第2キャリッジ221,
222は定速動作に切り換えられ、所定の速度で原稿台
ガラス220の下を移動される。
【0109】第1,第2キャリッジ221,222が定
速で原稿OGを走査する間、CCDラインセンサ228
は、上記画像信号制御回路30からの水平同期信号(C
CDラインセンサを駆動させるための光蓄積時間)によ
って制御され、結像された光信号をアナログ画像信号に
変換して上記アナログ信号処理回路10に送るようにな
っている。
【0110】上記アナログ画像信号は、上記アナログ信
号処理回路10によりゲイン増幅やA/D変換などの処
理が施された後、デジタル画像データとして上記シェー
ディング補正回路22に送られる。
【0111】そして、このシェーディング補正回路22
にて、前記黒シェーディングデータおよび白シェーディ
ングデータによるシェーディング歪の補正が行われる。
【0112】シェーディング歪の補正されたデジタル画
像データは、上記各種画像処理回路23にてすでに設定
されているγ補正やエッジ強調などの画像処理が行わ
れ、原画像の再現性が確保される。
【0113】すなわち、CCDラインセンサ228で読
み取った画像データを外部周辺機器1で再現する、つま
りプリンタ43で画像形成する際に、原画像に近い再生
画の出力が可能とされる。
【0114】こうした処理の施された画像データは、上
記インターフェース回路24を介して上記外部周辺機器
1に出力され、たとえばプリンタ43による前述した画
像形成動作に供される。
【0115】原稿OGの読み取り領域について、CCD
ラインセンサ228の長手方向に対する主走査方向の動
作と、キャリッジ221,222の移動方向に対する副
走査方向の動作とを同時に実行することで、原稿OG上
の画像情報を連続的に読み取ることができる。
【0116】さて、原稿OGの読み取りが終了すると、
CPU21により上記I/O28に対して指示が与えら
れ、モータ2およびエンコーダ3によって上記第1,第
2キャリッジ221,222の駆動が制御される。
【0117】この場合、上記第1,第2キャリッジ22
1,222が読み取りとは逆の方向に高速度で移動さ
れ、初期位置に復帰される。
【0118】そして、初期位置への復帰により、CPU
21により上記I/O28に対して停止の指示が与えら
れ、上記第1,第2キャリッジ221,222の駆動が
停止される。
【0119】すなわち、CPU21が、上記外部周辺機
器1からの読み取り終了コマンドを上記インターフェー
ス回路24を介して受信すると、上記第1キャリッジ2
21が白基準板215の近辺で停止される。
【0120】また、CPU21により上記I/O29に
対して指示が与えられ、上記蛍光灯ランプ223が消灯
される。
【0121】そして、外部周辺機器1からの次のコマン
ド受信状態とされることにより、スキャナ41はレディ
(新たな指示待ち)の状態となる。
【0122】なお、連続した読み取り動作に移る場合に
は、上記第1,第2キャリッジ221,222が初期位
置に復帰された状態で、引き続き外部周辺機器1からの
VSYNCコマンド待ちの状態となり、CPU21がV
SYNCコマンドを再受信することによって、上述した
動作が繰り返される。
【0123】図6および図7は、上記したアナログ信号
処理回路(画像処理用LSI)10の構成例を示すもの
である。
【0124】図6において、このアナログ信号処理回路
10は、特に1系統(1ch)出力型のCCDラインセ
ンサの場合に使用されるものであり、クランプ補正回路
11、サンプル・ホールド回路12、可変アンプ13、
A/D変換器14、ピーク検出回路15、および直流信
号成分演算・除去回路16から構成されている。
【0125】クランプ補正回路11は、上記CCDライ
ンセンサ228からのアナログ画像信号の直流信号成分
の補正を行うものである。
【0126】サンプル・ホールド回路12は、上記クラ
ンプ補正回路11からの出力信号をサンプルホールドす
るものである。
【0127】可変アンプ13は、上記サンプル・ホール
ド回路12からの出力信号のゲインを調整するものであ
り、前記した画像読取制御部20のCPU21や画像信
号制御回路30などの外部制御回路からのゲイン設定信
号によってゲインを設定することが可能となっている。
【0128】A/D変換器14は、上記可変アンプ13
からの出力信号をA/D変換し、前記した画像読取制御
部20のシェーディング補正回路22などに出力するも
のである。
【0129】ピーク検出回路15は、上記A/D変換器
14からの出力信号のピーク値を検出し、これを前記し
た画像読取制御部20のCPU21や画像信号制御回路
30などの外部制御回路に出力するものである。
【0130】直流信号成分演算・除去回路16は、上記
A/D変換器14からの出力信号の直流信号成分を算出
するとともに、その算出結果に応じて上記クランプ補正
回路11の微調整を行うものである。
【0131】図7において、このアナログ信号処理回路
10は、特に2系統(2ch)出力型のCCDラインセ
ンサの接続に適したものであり、2系統分のクランプ補
正回路11a,11b、サンプル・ホールド回路12
a,12b、可変アンプ13a,13b、直流信号成分
演算・除去回路16a,16b、並びにA/D変換器1
4、ピーク検出回路15、およびMPX回路17から構
成されている。
【0132】MPX回路17は、上記2系統の各可変ア
ンプ13a,13bからの出力信号を合成してA/D変
換器14に出力するものである。
【0133】この場合、クランプ補正回路から可変アン
プまでの回路を2系統もつことにより、CCDラインセ
ンサからの出力信号の偶数画素と奇数画素とを各系統に
より別処理する際に、たとえ各系統の信号にばらつきが
あっとしても、各系統ごとに独立した処理が行えるた
め、2系統出力型のCCDラインセンサの各出力信号の
ばらつきを補正することができる。
【0134】なお、このアナログ信号処理回路10は、
2系統出力型のCCDラインセンサが接続される場合に
限らず、1系統出力型のCCDラインセンサを接続する
こともできる。
【0135】また、図6に示したアナログ信号処理回路
を2つ用意することで、2系統出力型のCCDラインセ
ンサを接続することも可能である。
【0136】図8は、上記したクランプ補正回路11の
構成の具体例を示すものである。
【0137】同図(a)の場合は、CCDラインセンサ
228からの出力信号が、カップリングコンデンサ11
1 を介して差動アンプ112 の(+)端子に入力される
ように構成されている。
【0138】そして、差動アンプ112 の(−)端子に
は、基準電圧が入力されるようになっている。
【0139】この場合、差動アンプ112 には、カップ
リングコンデンサ111 によりCCDラインセンサ22
8の出力信号の変化分、つまり直流出力電圧成分の除去
された出力信号が入力される。
【0140】同図(b)の場合は、CCDラインセンサ
228からの出力信号が、差動アンプ113 の(+)端
子に直に入力されるように構成されている。そして、差
動アンプ113 の(−)端子には、上記直流信号成分演
算・除去回路16からの出力が入力されるようになって
いる。
【0141】この場合、直流出力電圧成分の除去は、差
動アンプ113 の(−)端子に印加される電圧レベル
(直流信号成分演算・除去回路16からの出力)に応じ
て制御される。
【0142】図9は、上記した画像信号制御回路30の
概略構成を示すものである。
【0143】すなわち、この画像信号制御回路30は、
バッファ30a,30b,30c、各種タイミング発生
回路30d、およびデコーダ回路30eによって構成さ
れている。
【0144】バッファ30aは、上記アナログ信号処理
回路10内のA/D変換器14からの出力信号を、上記
画像読取制御部20内のシェーディング補正回路22に
出力するためのものである。
【0145】バッファ30bは、上記アナログ信号処理
回路10内のA/D変換器14からの出力信号を、上記
ピーク検出回路15を介して、上記画像読取制御部20
内のCPU21などに出力するためのものである。
【0146】バッファ30cは、上記CPU21などか
らのモードおよびゲイン設定信号を、上記アナログ信号
処理回路10内に導くためのものである。
【0147】各種タイミング発生回路30dは、上記C
CDラインセンサ228を駆動するための水平同期信号
や、アナログ信号処理回路10の動作を制御するための
タイミング信号を発生するものである。
【0148】デコーダ回路30eは、上記CPU21な
どからのアドレス信号、書き込み信号WTまたは読み込
み信号RDを入力し、上記バッファ30b,30cの制
御信号を生成するものである。
【0149】次に、上記図6に示したアナログ信号処理
回路(1系統出力型)10を例に、基本的動作について
説明する。
【0150】CCDラインセンサ228から出力される
アナログ画像信号は、アナログ信号処理回路10内のク
ランプ補正回路11に入力され、上記アナログ画像信号
に含まれる直流出力電圧が除去される。
【0151】クランプ補正回路11から出力される信号
は、リセットノイズや誘導ノイズなどを含んだ安定して
いないアナログ信号であり、この信号がサンプル・ホー
ルド回路12に供給されることにより、安定したアナロ
グ信号に変換される。
【0152】このサンプル・ホールド回路12から出力
される安定したアナログ信号は、後段のA/D変換器1
4の入力レンジに合うように、可変アンプ13によって
ゲイン調整される。
【0153】ここで、実際のゲイン調整の手順につい
て、図10,図11を参照して説明する。
【0154】すなわち、まず、蛍光灯ランプ223が点
灯され、白基準板215の読み取りが行われる。そし
て、そのときのCCDラインセンサ228の出力信号の
レベルが、A/D変換器14の最適な入力レベルとなる
ように、可変アンプ13のゲイン調整が行われる。
【0155】この例では、ゲイン設定を減衰量という形
で示したが、高速度で原稿OGを読み取る場合には、C
CDラインセンサ228からの出力信号の振幅が小さく
なるため、このような場合には、ゲイン設定を増幅させ
ることで対応する。
【0156】また、ゲイン設定のための制御信号を3b
itで示したが、このbit数を増やすことにより、減
衰または増幅の割合を大きくすることや、逆に、より細
かい精密なゲイン設定を行うこともできる。
【0157】本実施例では、ゲイン設定の方法として、
上記したピーク検出回路15からの出力を、バッファ3
0bを介してデータ・バス32上に出力し、現在、設定
されているゲイン設定値と白基準板215を読み取った
ときの信号とをCPU21に送ることで最適なるゲイン
設定値を算出するとともに、この算出されたゲイン設定
値をバッファ30cを介してアナログ信号処理回路10
に送ることにより、可変アンプ13のゲイン設定値を変
更するようになっている。
【0158】この他、別の方法として、たとえば図12
(a)に示すように、ピーク検出回路15からの出力信
号を演算ROMなどで構成されるゲイン設定演算回路1
8に入力することで、可変アンプ13のゲイン設定値を
変更する、テーブルデータを用いた自動ゲイン設定方法
も適用できる。
【0159】また、図12(b)に示すように、ピーク
検出回路15からの出力信号をバッファ30bを介して
出力させ、その出力に応じてディップスイッチなどで構
成される外部設定回路スイッチ19を手動にて切り換え
ることで、可変アンプ13のゲイン設定を行う方法など
も適用できる。
【0160】さて、上記可変アンプ13から出力される
信号は、A/D変換器14に供給され、ここでデジタル
信号に変換される。そして、後続のピーク検出回路1
5、および直流信号成分演算・除去回路16、または上
記画像読取制御部20内のシェーディング補正回路22
に出力される。
【0161】上記A/D変換器14からのデジタル信号
が供給される直流信号成分演算・除去回路16では、黒
シェーディングデータ読み取り時の出力信号レベル(ク
ランプレベル)を一定とするように、クランプ補正回路
11が制御される。
【0162】たとえば、上記クランプ補正回路11が図
8(a)に示した構成の場合には、カップリングコンデ
ンサ111 の電荷量の制御が行われ、図8(b)に示し
た構成の場合には、差動アンプ113 の(−)端子に印
加する電圧レベルの制御が行われる。
【0163】こうして、A/D変換器14からのデジタ
ル信号が上記画像読取制御部20内のシェーディング補
正回路22に出力されることにより、前述した外部周辺
機器1による画像形成のためのデジタル画像データの生
成に供される。
【0164】上記したように、CCDラインセンサから
のアナログ出力信号の処理を行う画像処理用LSIにお
ける、信号のゲイン設定を外部より自動的に調整できる
ようにしているため、簡単に、しかも安定した調整が可
能となるものである。
【0165】また、外部より接続のモードを設定できる
ようにしているため、回路の変更や外部回路などを設け
ることなしに、異なるタイプのCCDラインセンサを容
易に接続することが可能となっている。
【0166】なお、上記実施例においては、画像処理用
LSIを1チップ構成とした場合について説明したが、
これに限らず、たとえば機能ごとに分割することで2チ
ップ以上で構成することも可能である。
【0167】また、デジタル複写装置に限らず、たとえ
ばファクシミリ装置やスキャナ装置などにも適用でき
る。
【0168】図13は、本発明の画像処理用LSIをス
キャナ装置に適用した場合を示すものである。
【0169】この場合、スキャナ装置100は、原稿O
Gがセットされる原稿ガラス101、白基準板102、
光源104およびミラー105が設けられた第1キャリ
ッジ106、ミラー107,108の設けられた第2キ
ャリッジ109、結像レンズ110、光電変換素子とし
てのCCDラインセンサ111、アナログ信号処理回路
としてのアナログ処理部(画像処理用LSI)112、
画像読取制御部としてのデジタル処理部113によって
構成され、上記したデジタル複写装置のスキャナ41と
ほぼ同様な動作制御により原稿画像を読み取るようにな
っている。
【0170】その他、この発明の要旨を変えない範囲に
おいて、種々変形実施可能なことは勿論である。
【0171】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、アナログ画像信号の振幅の調整を自動化でき、装置
間における調整のばらつきを最小限に抑えることが可能
な集積回路装置およびそれを用いた画像読取装置もしく
は画像形成装置を提供できる。
【0172】また、この発明によれば、他の回路を設け
ることなく、タイプの異なる光電変換素子を接続するこ
とが可能な集積回路装置およびそれを用いた画像読取装
置もしくは画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかるデジタル複写装置
の概略を示す構成図。
【図2】同じく、2系統出力型CCDラインセンサの概
略を示す構成図。
【図3】同じく、CCDラインセンサの出力信号波形を
示す図。
【図4】同じく、2系統出力型CCDラインセンサの出
力タイミングを示すタイミングチャート。
【図5】同じく、制御ボードの構成を示すブロック図。
【図6】同じく、アナログ信号処理回路(1系統処理)
の構成を示すブロック図。
【図7】同じく、アナログ信号処理回路(2系統処理)
の構成を示すブロック図。
【図8】同じく、クランプ補正回路の構成例を示す図。
【図9】同じく、画像信号制御回路の構成を示すブロッ
ク図。
【図10】同じく、実際のゲイン調整の手順について説
明するために示すフローチャート。
【図11】同じく、制御信号と減衰量との関係を説明す
るために示す図。
【図12】同じく、ゲイン設定の他の方法について説明
するために示すブロック図。
【図13】この発明の他の実施例を示すスキャナ装置の
構成図。
【符号の説明】
1…外部周辺機器、10…アナログ信号処理回路(画像
処理用LSI)、11…クランプ回路、12…サンプル
・ホールド回路、13…可変アンプ、14…A/D変換
器、15…ピーク検出回路、16…直流信号成分演算・
除去回路、20…画像読取制御部、21…CPU、22
…シェーディング補正回路、30…画像信号制御回路、
41…スキャナ、215…白基準板、220…原稿台ガ
ラス、221…第1キャリッジ、222…第2キャリッ
ジ、223…蛍光灯ランプ(光源)、224,225,
226…ミラー、228…CCDラインセンサ(光電変
換素子)、229…制御ボード。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の光電変換素子から各素子ごとに取
    り出されるアナログ電気信号をデジタル値に変換するア
    ナログ/デジタル変換手段と、 このアナログ/デジタル変換手段からの出力にもとづい
    て前記各素子ごとの基準信号レベルを生成する生成手段
    と、 この生成手段で生成された前記基準信号により前記光電
    変換素子の有効画素信号をクランプするクランプ手段
    と、 このクランプ手段からの出力信号をサンプルホールドす
    るサンプルホールド手段と、 このサンプルホールド手段からの出力信号のゲインを可
    変する可変ゲインアンプ手段とを備え、 前記アナログ/デジタル変換手段、生成手段、クランプ
    手段、サンプルホールド手段、および可変ゲインアンプ
    手段を1チップの回路素子として構成し、 かつ前記可変ゲインアンプ手段から出力され、前記アナ
    ログ/デジタル変換手段で変換されたデジタル値に応じ
    て、前記可変ゲインアンプ手段のゲイン調整を前記チッ
    プ外より行うように構成したことを特徴とする集積回路
    装置。
  2. 【請求項2】 原稿画像が結像される多数の光電変換素
    子を有する読取手段と、 この読取手段の各素子ごとに取り出されるアナログ電気
    信号をデジタル値に変換するアナログ/デジタル変換手
    段、このアナログ/デジタル変換手段からの出力にもと
    づいて前記各素子ごとの基準信号レベルを生成する生成
    手段、この生成手段で生成された前記基準信号により前
    記光電変換素子の有効画素信号をクランプするクランプ
    手段、このクランプ手段からの出力信号をサンプルホー
    ルドするサンプルホールド手段、およびこのサンプルホ
    ールド手段からの出力信号のゲインを可変する可変ゲイ
    ンアンプ手段を、1チップの回路素子として構成してな
    る集積回路装置と、 この集積回路装置の前記可変ゲインアンプ手段のゲイン
    調整を、前記アナログ/デジタル変換手段で変換された
    デジタル値に応じて前記チップ外より行うゲイン調整手
    段と、 このゲイン調整手段で前記可変ゲインアンプ手段のゲイ
    ン調整の行われた前記集積回路装置からの出力信号に各
    種の画像処理を施すことにより、前記原稿画像に対応す
    る読取信号を得る処理手段とを具備したことを特徴とす
    る集積回路装置を用いた画像読取装置。
  3. 【請求項3】 原稿画像が結像される多数の光電変換素
    子を有する読取手段と、 この読取手段の各素子ごとに取り出されるアナログ電気
    信号をデジタル値に変換するアナログ/デジタル変換手
    段、このアナログ/デジタル変換手段からの出力にもと
    づいて前記各素子ごとの基準信号レベルを生成する生成
    手段、この生成手段で生成された前記基準信号により前
    記光電変換素子の有効画素信号をクランプするクランプ
    手段、このクランプ手段からの出力信号をサンプルホー
    ルドするサンプルホールド手段、およびこのサンプルホ
    ールド手段からの出力信号のゲインを可変する可変ゲイ
    ンアンプ手段を、1チップの回路素子として構成してな
    る集積回路装置と、 この集積回路装置の前記可変ゲインアンプ手段のゲイン
    調整を、前記アナログ/デジタル変換手段で変換された
    デジタル値に応じて前記チップ外より行うゲイン調整手
    段と、 このゲイン調整手段で前記可変ゲインアンプ手段のゲイ
    ン調整の行われた前記集積回路装置からの出力信号に各
    種の画像処理を施すことにより、前記原稿画像に対応す
    る読取信号を得る処理手段と、 この処理手段によって処理された読取信号によって像担
    持体上に原稿画像に対応した像を形成する像形成手段と
    を具備したことを特徴とする集積回路装置を用いた画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 多数の光電変換素子から各素子ごとに取
    り出されるアナログ電気信号をデジタル値に変換するア
    ナログ/デジタル変換手段と、 このアナログ/デジタル変換手段からの出力にもとづい
    て前記各素子ごとの基準信号レベルを生成する生成手段
    と、 この生成手段で生成された前記基準信号により前記光電
    変換素子の有効画素信号をクランプするクランプ手段
    と、 このクランプ手段からの出力信号をサンプルホールドす
    るサンプルホールド手段と、 このサンプルホールド手段からの出力信号のゲインを可
    変する可変ゲインアンプ手段とを備え、 前記アナログ/デジタル変換手段、生成手段、クランプ
    手段、サンプルホールド手段、および可変ゲインアンプ
    手段を1チップの回路素子として構成し、 かつ前記光電変換素子から同相駆動方式または逆相駆動
    方式で読み取られたアナログ電気信号に対して、クラン
    プ補正、サンプルホールド処理、ゲイン可変処理、およ
    びアナログ/デジタル変換処理を、外部からの指示に応
    じて個々に実行するように構成したことを特徴とする集
    積回路装置。
  5. 【請求項5】 多数の光電変換素子から各素子ごとに取
    り出されるアナログ電気信号をデジタル値に変換するア
    ナログ/デジタル変換手段と、 このアナログ/デジタル変換手段からの出力にもとづい
    て前記各素子ごとの基準信号レベルを生成する生成手段
    と、 この生成手段で生成された前記基準信号により前記光電
    変換素子の有効画素信号をクランプするクランプ手段
    と、 このクランプ手段からの出力信号をサンプルホールドす
    るサンプルホールド手段と、 このサンプルホールド手段からの出力信号のゲインを可
    変する可変ゲインアンプ手段とを備え、 前記アナログ/デジタル変換手段、生成手段、クランプ
    手段、サンプルホールド手段、および可変ゲインアンプ
    手段を1チップの回路素子として構成し、 かつ前記光電変換素子からの正極性または負極性のいず
    れのアナログ電気信号に対しても、外部からの指示に応
    じて、クランプ補正、サンプルホールド処理、ゲイン可
    変処理、およびアナログ/デジタル変換処理を実行する
    ように構成したことを特徴とする集積回路装置。
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