JPH11257734A - 全自動風呂機能付給湯器 - Google Patents

全自動風呂機能付給湯器

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JPH11257734A
JPH11257734A JP10065542A JP6554298A JPH11257734A JP H11257734 A JPH11257734 A JP H11257734A JP 10065542 A JP10065542 A JP 10065542A JP 6554298 A JP6554298 A JP 6554298A JP H11257734 A JPH11257734 A JP H11257734A
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JP
Japan
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water level
hot water
level
water
water heater
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Pending
Application number
JP10065542A
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English (en)
Inventor
Yuzo Shiraishi
雄三 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
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Publication of JPH11257734A publication Critical patent/JPH11257734A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、浴槽内の水位を正確且つ迅速
に検出することができ、その結果検出信号に基づいて浴
槽内へ設定した注湯水位若しくは足し湯水位まで正確に
注湯することができる全自動風呂機能付給湯器を提供す
ることにある。 【解決手段】本発明は、給湯器本体と、浴槽と、該浴槽
内の水位を検出できる圧力センサと、該圧力センサが検
出した出力をデジタル水位信号へ変換できるアナログ・
デジタル変換器と、該アナログ・デジタル変換器が変換
した水位信号に基づいて注湯又は注湯停止の命令を出す
ことができるマイクロコンピュータを具備して成る全自
動風呂機能付給湯器において、前記マイクロコンピュー
タには検出した水位信号が予め設定してある設定信号よ
り大きいか若しくは小さいかを対比でき且つその大きい
か若しくは小さいかを指定時間連続して得られたときに
のみその大きいか若しくは小さいかと認識する遅延認識
回路が組み込まれていることを特徴とする全自動風呂機
能付給湯器にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は全自動風呂機能付給
湯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、給湯器は益々大型化し且つ全自動
風呂機能付のものが使用されるようになってきている。
【0003】このような全自動風呂機能付給湯器では定
期的に浴槽の水位を検出し、その検出結果に基づいて浴
槽内へ注湯を行うようになっている。
【0004】従来、全自動風呂機能付給湯器の水位検出
に基づく注湯は次のように行っていた。
【0005】 浴槽内に水位を計る圧力センサを設置
しておき、その圧力センサで電圧出力を定期的に測定
し、更にその値をA/D変換する。得られたA/D変換
値が数回、通常3回連続して一致したときに現在の水位
に相当するA/D変換値と認識する。
【0006】 次に、上記で得られた現在の水位に
相当するA/D変換値を予め設定してある足し湯水位の
値と対比する。
【0007】対比の結果現在の水位に相当するA/D変
換値が足し湯水位の値より小さいときには注湯を開始
し、水位が予め設定してある注湯水位以上になると注湯
を停止するようになっていた。
【0008】ここにおいて注湯水位(cm)とは、使用者
がリモコンで設定した湯量に相当する水位であり、何段
階かの設定が可能である。
【0009】また、足し湯水位(cm)とは、注湯水位
(cm)からある定数、通常4(cm)を差し引いた水位で
ある。
【0010】ところで全自動風呂機能付給湯器では給湯
器本体と浴槽とは互いに離れた位置に設置されており、
これらの間には往路追焚配管と復路追焚配管の2本が接
続されている。そして水位を測定する圧力センサは浴槽
側の復路追焚配管内に設置されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の全自
動風呂機能付給湯器では水位を検出する圧力センサが給
湯器本体と浴槽との間に配管されている復路追焚配管内
に設置されており、その結果復路追焚配管自身の振動を
受けたり、復路追焚配管内の空気の影響を受け、それに
より水位測定の誤差発生が避けられなかった。しかもこ
のような外的変動要因は電気的ノイズに比較して周期が
長く、圧力センサによる水位測定の測定精度を低下させ
ることが分かってきた。
【0012】本発明はかかる点に立って為されたもので
あって、その目的とするところは前記した従来技術の欠
点を解消し、浴槽内の水位を正確且つ迅速に検出するこ
とができ、その結果検出信号に基づいて浴槽内へ設定し
た注湯水位若しくは足し湯水位まで正確に注湯すること
ができる全自動風呂機能付給湯器を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、給湯器本体と、浴槽と、該浴槽内の水位を検出で
きる圧力センサと、該圧力センサが検出した出力をデジ
タル水位信号へ変換できるアナログ・デジタル変換器
と、該アナログ・デジタル変換器が変換した水位信号に
基づいて注湯又は注湯停止の命令を出すことができるマ
イクロコンピュータを具備して成る全自動風呂機能付給
湯器において、前記マイクロコンピュータには検出した
水位信号が予め設定してある設定信号より大きいか若し
くは小さいかを対比でき且つその大きいか若しくは小さ
いかを指定遅延時間連続して得られたときにのみその大
きいか若しくは小さいかと認識する遅延認識回路が組み
込まれていることを特徴とする全自動風呂機能付給湯器
にある。
【0014】本発明において遅延認識回路は、遅延認識
回路は、追焚配管の振動排除時間、圧力センサの検出周
期及びマイクロコンピュータの演算処理速度を考慮して
決められた遅延時間で動作するように構成されたもので
あることが好ましい。
【0015】本発明において遅延認識回路は、検出した
水位信号が予め設定してある設定信号より大きいか若し
くは小さいかを遅延時間として0.5〜10秒連続した
ときにのみその大きいか若しくは小さいかと認識するよ
うに構成されたものであることが好ましい。
【0016】ここにおいて遅延認識回路の遅延時間を
0.5〜10秒としたのは、0.5秒以下では復路追焚
配管自身の振動誤差を排除できなく且つ圧力センサの検
出周期からみて検出回数が少なくなり、しかもマイクロ
コンピュータの演算処理速度からも適正に処理できない
ためである。逆に、遅延時間が10秒以上では注湯の無
駄が大きくなるためである。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の全自動風呂機能付
給湯器の実施の形態について説明する。
【0018】図1は本発明の全自動風呂機能付給湯器の
一実施例を示した一部断面正面説明図である。
【0019】図1において1は給湯器本体、2は浴槽、
3は往路追焚配管、3は復路追焚配管、4は水流検
知器、5は圧力センサ、6は温度検出器、7はポンプ、
8は熱交換器、9は逆止弁、10は注湯回路、14は電
磁弁、15は循環口である。なお、図示はしないが圧力
センサ5にはアナログ・デジタル変換器及びマイクロコ
ンピュータが接続してある。
【0020】即ち、本発明の一実施例の全自動風呂機能
付給湯器は給湯器本体1と、浴槽2と、往路追焚配管3
、復路追焚配管3とが具備されている。
【0021】そして給湯器本体1には水流検知器4、圧
力センサ5、温度検出器6、ポンプ7、熱交換器8、逆
止弁9、注湯回路10、電磁弁14等が設置されてい
る。
【0022】また、浴槽2には循環口15が設置されて
いる。この循環口15には往路追焚配管3及び復路追
焚配管3の浴槽側先端が突き出ている。
【0023】往路追焚配管3の給湯器本体側先端は逆
止弁9、注湯回路10、電磁弁14等を介して熱交換器
8の往路口に連結している。
【0024】また、復路追焚配管3の給湯器本体側先
端は水流検知器4、圧力センサ5、温度検出器6、ポン
プ7等を介して熱交換器8の復路口に連結している。
【0025】図2は浴槽2内における設定した注湯水
位、足し湯水位及び基準水位の関係を示した断面説明図
である。
【0026】図2において2は浴槽、11は注湯水位、
12は足し湯水位、13は基準水位、15は循環口であ
る。
【0027】なお、注湯水位11(cm)とは前述したよ
うに使用者がリモコンで設定した湯量に相当する水位で
あり、また足し湯水位12(cm)とは注湯水位(cm)か
らある定数、通常4(cm)を差し引いた水位である。更
に基準水位とは浴槽2内の循環口15の上端水位であ
る。
【0028】(注湯水位及び足し湯水位の計測方法)注
湯水位11及び足し湯水位12の計測は、まず予め決定
しておいた基準水位13からの変位量を計測し、次いで
次式によりそれらを算出するようになっている。
【0029】 注湯水位11 =基準水位13+ΔH1 …………(1式) 足し湯水位12=基準水位13+ΔH2 …………(2式) 次に、本発明の一実施例の全自動風呂機能付給湯器の動
作手順について説明する。
【0030】図3は本発明の一実施例の全自動風呂機能
付給湯器の動作手順に係る制御ソフトのフローチャート
である。
【0031】次に、図3の制御ソフトの動作の一例につ
いて説明する。
【0032】まず、水位判定ルーチンにおいて浴槽2の
水位が足し湯水位以下か、否かを判定する。
【0033】〔Yes〕…ここでYesと判定のときに
は、足し湯水位以下であると予備判定する。
【0034】次に、足し湯水位以下であることが一定時
間連続して検出できるか、否かを判定する。
【0035】〔Yes判定〕…Yesと判定のときに
は、足し湯水位以下であると最終判定し、注湯する。
【0036】〔No判定〕……Noと判定のときには、
足し湯水位以下ではないと最終判定し、注湯しない。
【0037】〔No〕……上記の足し湯水位以下か、否
かの判定で、Noと判定されたときには、次に、注湯水
位以上か、否かを判定する。
【0038】〔Yes判定〕…Yesと判定のときに
は、次に、注湯水位以上が一定時間連続して検出できる
か、否かを判定する。
【0039】〔Yes判定〕…注湯水位以上と最終判定
し、注湯を行わないか、注湯中のときに注湯を停止す
る。
【0040】次に、図1により本発明の一実施例の全自
動風呂機能付給湯器の動作の一例について説明する。
【0041】a.お湯張り まず、給湯器本体1の電磁弁14を開け、往路追焚配管
3を介して浴槽2内へ注湯する。
【0042】さて、浴槽2内の水位は圧力センサ5で監
視するようになっている。
【0043】いま、圧力センサ5は往路追焚配管3を
介した注湯により浴槽2内の水位が注湯水位11を越え
たときにその水位に相当する電圧値を検出し、且つ注湯
水位11を越えていることが一定時間、例えば0.5〜
10秒連続されたときにマイクロコンピュータは注湯水
位11を越えたと最終判定する。そしてそのその最終判
定に基づいてマイクロコンピュータは注湯停止命令を出
すようになっている。
【0044】b.足し湯 お湯張りが終わった浴槽2内の水位は入浴やお湯の汲み
出し等により水位が低下することになる。
【0045】圧力センサ5は浴槽2内の水位が足し湯水
位12以下になったときその水位に相当する電圧値を検
出し、且つその足し湯水位12以下になっていることが
一定時間、例えば0.5〜10秒連続されたときにマイ
クロコンピュータは足し湯水位12以下と最終判定す
る。そしてそのその最終判定に基づいて注湯命令を出す
ようになっている。
【0046】更に、マイクロコンピュータの注湯命令に
基づいた注湯により浴槽2内の水位が注湯水位11に達
したときにその水位に相当する電圧値を検出し、それか
らその検出信号に基づいてマイクロコンピュータは注湯
停止命令を出すようになっている。
【0047】従来の全自動風呂機能付給湯器では前述し
たように水位を検出する圧力センサが給湯器本体と浴槽
との間に配管されている復路追焚配管内に設置されてお
り、その結果復路追焚配管自身の振動を受けたり、復路
追焚配管内の空気の影響を受け、それにより水位測定の
誤差発生が避けられなかった。
【0048】これに対して本発明の一実施例の全自動風
呂機能付給湯器では、水位の判定基準としてある時間連
続して設定値を越えることという条件を付けたことで、
復路追焚配管自身の振動や空気の影響を効果的に遮断で
き、その結果正確なる水位の検出ができ、更にそれらの
検出信号に基づいて浴槽内へ設定した注湯水位若しくは
足し湯水位まで正確に注湯することができるものであ
る。
【0049】
【発明の効果】本発明の全自動風呂機能付給湯器は浴槽
内の水位を正確且つ迅速に検出でき、その結果その検出
信号に基づいて浴槽内へ設定した注湯水位若しくは足し
湯水位まで正確に注湯することができるものであり、工
業上有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全自動風呂機能付給湯器の一実施例を
示した一部断面正面説明図である。
【図2】本発明の全自動風呂機能付給湯器の一実施例に
おいて、浴槽2内における設定した注湯水位、足し湯水
位及び基準水位の関係を示した拡大断面説明図である。
【図3】本発明の一実施例の全自動風呂機能付給湯器の
動作手順に係る制御ソフトのフローチャートである。
【符号の説明】
1 給湯器本体 2 浴槽 3 往路追焚配管 3 復路追焚配管 4 水流検知器 5 圧力センサ 6 温度検出器 7 ポンプ 8 熱交換器 9 逆止弁 10 注湯回路 11 注湯水位 12 足し湯水位 13 基準水位 14 電磁弁 15 循環口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給湯器本体と、浴槽と、該浴槽内の水位を
    検出できる圧力センサと、該圧力センサが検出した出力
    をデジタル水位信号へ変換できるアナログ・デジタル変
    換器と、該アナログ・デジタル変換器が変換した水位信
    号に基づいて注湯又は注湯停止の命令を出すことができ
    るマイクロコンピュータを具備して成る全自動風呂機能
    付給湯器において、前記マイクロコンピュータには検出
    した水位信号が予め設定してある設定信号より大きいか
    若しくは小さいかを対比でき且つその大きいか若しくは
    小さいかを指定遅延時間連続して得られたときにのみそ
    の大きいか若しくは小さいかと認識する遅延認識回路が
    組み込まれていることを特徴とする全自動風呂機能付給
    湯器。
  2. 【請求項2】遅延認識回路は、追焚配管の振動排除時
    間、圧力センサの検出周期及びマイクロコンピュータの
    演算処理速度を考慮して決められた遅延時間で動作する
    ように構成されたものであることを特徴とする請求項1
    記載の全自動風呂機能付給湯器。
  3. 【請求項3】遅延認識回路は、検出した水位信号が予め
    設定してある設定信号より大きいか若しくは小さいかを
    0.5〜10秒連続したときにのみその大きいか若しく
    は小さいかと認識するように構成されたものであること
    を特徴とする請求項1記載の全自動風呂機能付給湯器。
JP10065542A 1998-03-16 1998-03-16 全自動風呂機能付給湯器 Pending JPH11257734A (ja)

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JPH11257734A true JPH11257734A (ja) 1999-09-24

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ID=13290019

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JP (1) JPH11257734A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011163570A (ja) * 2010-02-04 2011-08-25 Corona Corp 風呂給湯装置
JP2018084398A (ja) * 2016-11-25 2018-05-31 三菱電機株式会社 給湯装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011163570A (ja) * 2010-02-04 2011-08-25 Corona Corp 風呂給湯装置
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