JPH11255056A - ガスバッグ用の火炎防護具 - Google Patents

ガスバッグ用の火炎防護具

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JPH11255056A
JPH11255056A JP11006780A JP678099A JPH11255056A JP H11255056 A JPH11255056 A JP H11255056A JP 11006780 A JP11006780 A JP 11006780A JP 678099 A JP678099 A JP 678099A JP H11255056 A JPH11255056 A JP H11255056A
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JP
Japan
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gas bag
inflator
airbag module
pot
module according
Prior art date
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Application number
JP11006780A
Other languages
English (en)
Inventor
John-Oliver Derrick
− オリバー ダーリック ジョン
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ZF Automotive Safety Systems Germany GmbH
Original Assignee
TRW Automotive Safety Systems GmbH
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Publication date
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60—VEHICLES IN GENERAL
    • B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60R21/23—Inflatable members
    • B60R21/231—Inflatable members characterised by their shape, construction or spatial configuration
    • B60R21/233—Inflatable members characterised by their shape, construction or spatial configuration comprising a plurality of individual compartments; comprising two or more bag-like members, one within the other
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単純かつ費用効率良く達成可能で、ガスバッ
グを折りたたむ様々な方法に適用することができる効果
的な火炎防護具を備えたエアバッグ・モジュールの提
供。 【解決手段】 エアバッグ・モジュールは、入口開口
と、火工品推進薬を有するインフレータ２と、火炎防護
具３とを備えたガスバッグ１を含む。火炎防護は耐熱材
料のポット型織物部品３からなり、その底部はガスバッ
グ１の前記入口開口に対応する中央凹部を含み、この中
央凹部のへりは前記入口開口を取り囲む。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、入口開口、火薬な
いし火工品推進薬を有するインフレータ(膨張装置)、お
よび火炎防護具を備えたガスバッグを含むエアバッグ・
モジュールに関する。
【０００２】
【従来の技術】火工品推進薬に点火してガスバッグを爆
発的に膨張させる際には、非常に高い温度を有する気体
燃焼生成物が発生し、合成紡織繊維からなるガスバッグ
の材料はこれに耐えられない。したがって、どのように
すれば高温の燃焼ガスによって破損する、または破壊さ
れる可能性がないようにエアバッグ・モジュールのガス
バッグを構成し配列することができるかについて、様々
な提案が既になされている。こうした手段は「火炎防護
具」と呼ばれ、高温の固体粒子がインフレータから出る
ことを防止するためのふるい型の保持システムから、危
険な部位での局部的な材料ダブリング(二重張り)、ガス
バッグ全体への耐熱材料の含浸まで及ぶ。
【０００３】局部的な材料ダブリングが提案される場
合、防護材料は、ガスバッグ材料に接続されていない場
合には適所に折りたたんだときに変位することがあるの
で、高温の燃焼生成物が最初に衝突するガスバッグの領
域も信頼性高く覆われていることを保証することができ
ない。しかし、材料がガスバッグに接続されているとき
には、接続された材料のダブリング部分が残りのガスバ
ッグ材料より自動的に固くなるので適所に折りたたむ際
に困難が生じ、これにより適所に折りたたむ際に不揃い
が生じることがあり、高温の燃焼生成物が最初に流入す
る領域に防護されていない材料が存在することがある。
【０００４】これに加えて、火炎防護用に提案される手
段はしばしば複雑になり、コストもかかる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】したがって目的は、前
述の種類のエアバッグ・モジュールにおいて、単純かつ
費用効率良く達成可能で、ガスバッグを折りたたむ様々
な方法に適用することができ、高温の燃焼ガスが、かな
り膨張してそれにより冷却される時間を有する前に、ガ
スバッグの材料に衝突するのを信頼性高く防止する、効
果的な火炎防護具を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明によれば、その底部にガスバッグの入口開口
に対応する中央凹部を有し、この中央凹部のへりが前記
入口開口を取り囲む、耐熱材料のポット（はち乃至深な
べ）型織物部品からなる火炎防護具が提案される。
【０００７】本発明のさらに別の発展形態では、取付け
板が設けられ、前記入口開口のへりは前記インフレータ
を取り囲み、前記インフレータと前記取付け板の間の適
所にクランプ(締め付け止め)され、前記ポット型織物部
品の前記中央凹部の前記へりは、前記ガスバッグととも
に前記取付け板と前記インフレータの間の適所にクラン
プされる。
【０００８】本発明の主旨の有利な態様は、従属請求項
を読めば分かる。図１および図２に示す例示的な実施形
態に基づいて、さらに詳細に説明する。
【０００９】
【発明の実施の形態】次に図１を参照すると、インフレ
ータ２および火炎防護具３を含む球形に膨張したガスバ
ッグ１が示されているが、ガスバッグ１および火炎防護
具３は断面図で示されている。本発明によれば、火炎防
護具３は耐熱材料のポット型織物部品からなり、これに
より、エアバッグ・モジュールの中心線に対してほぼ垂
直にインフレータ２から出る高温の燃焼ガスは偏向し、
少なくとも最初はガスバッグの中心線に対して平行に案
内される流れに集中する。このようにして、高温の燃焼
ガスが、少なくともある程度まで膨張してそれにより冷
却されていない限り、ガスバッグ１の材料から信頼性高
く離されることが達成される。
【００１０】次に図２を参照すると、どのようにしてガ
スバッグ１とポット型織物部品３の底部５とがその縁部
に沿って取付け板４とインフレータの周囲フランジ６の
間で適所にクランプされるかが示されており、これによ
りねじ８は、同時にハウジング１１などの中でエアバッ
グ・モジュールを固定するように働くことができる。
【００１１】ポット型織物部品３は、その円筒壁面９が
ガスバッグの膨張時にインフレータの中心線と同心にそ
の出口開口７から径方向に間隔をあけて延び、それによ
り流出する高温の燃焼ガスがポット型織物部品３の体積
まで膨張するまでガスバッグ１の材料と接触することが
できないように設計され、適所にクランプされる。床５
の反対側にあるポット型織物部品３のクランプされてい
ないポットのへりをダブリングし、ダブリングした部分
をガスバッグ１の膨張時に破裂する継ぎ目１０によって
互いに接続することにより、さらなる改善を達成するこ
とができ、その結果として、高温の燃焼ガスはその内圧
が継ぎ目１０を破裂させるのに十分となるまで、ポット
型織物部品３内に閉じ込められたままとなる。継ぎ目１
０の破裂強さを相応に規定することによってガスバッグ
の膨張応答が影響を受けることがあることを理解するの
にこれ以上の説明は不要である。
【００１２】本発明によって構成される火炎防護具は、
単純にガスバッグとともに適所にクランプすることがで
きる。したがって、ガスバッグ内にそれを配置および固
定するための追加の手段は不要である。具体的に言う
と、火炎防護具をこれ以上ガスバッグの材料に接続する
必要はなく、それにより、冒頭で述べた、これを適所に
折りたたむ際に生じる困難は解消される。したがって、
高温の燃焼生成物からの効果的かつ信頼性の高いガスバ
ッグ材料の防護が実現する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による膨張したガス・バッグを示す概略
図である。
【図２】図１からとった、大幅に拡大した詳細図であ
る。
【符号の説明】
１ ガスバッグ ２ インフレータ ３ 火炎防護具

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 入口開口と、火工品推進薬を有するイン
    フレータ（２）と、火炎防護具（３）とを備えたガスバ
    ッグ（１）を含むエアバッグ・モジュールであって、前
    記火炎防護具が耐熱材料のポット型織物部品（３）から
    なり、該部品の底部（５）が前記ガスバッグ（１）の前
    記入口開口に対応する中央凹部を有し、前記中央凹部の
    へりが前記入口開口を取り囲むことを特徴とするエアバ
    ッグ・モジュール。
  2. 【請求項２】 取付け板（４）が設けられ、前記入口開
    口のへりが前記インフレータ（２）を取り囲み、前記イ
    ンフレータ（２）と前記取付け板（４）の間の適所にク
    ランプされること、および前記ポット型織物部品（３）
    の前記中央凹部の前記へりが、前記ガスバッグ（１）と
    ともに前記取付け板（４）と前記インフレータ（２）の
    間の適所にクランプされることを特徴とする、請求項１
    に記載のエアバッグ・モジュール。
  3. 【請求項３】 前記インフレータ（２）が、出口開口
    （７）と径方向外側に向かって突出する周囲フランジ
    （６）とを含む一端で閉じた円筒形ハウジングを有し、
    前記フランジ（６）が前記取付け板（４）とともに、前
    記ガスバッグ（１）および前記ポット型織物部品（３）
    のためのクランプ部分を形成することを特徴とする、請
    求項２に記載のエアバッグ・モジュール。
  4. 【請求項４】 前記インフレータ（２）が、組立て後に
    前記ガスバッグ（１）内に位置する円筒壁面部分と、前
    記推進薬の気体燃焼生成物用の出口開口（７）とを有
    し、前記出口開口が前記円筒壁面部分に位置し、前記出
    口開口がさらに前記インフレータ（２）の中心線から径
    方向に配向されることを特徴とする、請求項２または３
    に記載のエアバッグ・モジュール。
  5. 【請求項５】 前記耐熱材料のポット型織物部品（３）
    が、前記インフレータ（２）の中心線とほぼ平行に延び
    た、前記ガスバッグ（１）が作動したときに前記出口開
    口（７）から径方向に隔置した円筒壁面（９）を有する
    ことを特徴とする、請求項４に記載のエアバッグ・モジ
    ュール。
  6. 【請求項６】 前記底部（５）にある前記中央凹部の前
    記クランプされたへりからその開端部への前記円筒壁面
    （９）の軸方向の突出が、前記ポット型織物部品（３）
    の直径の１倍から３倍の大きさとであることを特徴とす
    る、請求項５に記載のエアバッグ・モジュール。
  7. 【請求項７】 組立て後に前記ガスバッグ（１）中の前
    記ポット型織物部品（３）の前記底部（５）および前記
    インフレータ（２）の前記フランジ（６）の穴を通って
    延びる留めねじ（８）が、前記取付け板（４）に接続さ
    れることを特徴とする、請求項３から６のいずれか一項
    に記載のエアバッグ・モジュール。
  8. 【請求項８】 前記留めねじ（８）が同時に、ハウジン
    グ（１１）中でエアバッグ・モジュールを固定する働き
    をすることを特徴とする、請求項７に記載のエアバッグ
    ・モジュール。
  9. 【請求項９】 前記底部の反対側にある、前記ポット型
    織物部品（３）の前記端部のポットのへりの部分が重ね
    て配置され、前記重ねて配置された部分が、前記ガスバ
    ッグ（１）の膨張時に破裂する継ぎ目（１０）によって
    互いに接続されることを特徴とする、請求項１から８の
    いずれか一項に記載のエアバッグ・モジュール。
JP11006780A 1998-01-13 1999-01-13 ガスバッグ用の火炎防護具 Pending JPH11255056A (ja)

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DE29800444U DE29800444U1 (de) 1998-01-13 1998-01-13 Flammschutz für einen Gassack
DE29800444.5 1998-01-13

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EP (1) EP0930201B1 (ja)
JP (1) JPH11255056A (ja)
KR (1) KR19990067838A (ja)
BR (1) BR9900041A (ja)
DE (2) DE29800444U1 (ja)
ES (1) ES2267162T3 (ja)

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