JPH11249374A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH11249374A
JPH11249374A JP10050543A JP5054398A JPH11249374A JP H11249374 A JPH11249374 A JP H11249374A JP 10050543 A JP10050543 A JP 10050543A JP 5054398 A JP5054398 A JP 5054398A JP H11249374 A JPH11249374 A JP H11249374A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
image
optical sensor
detection
pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10050543A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Namita
芳伸 波田
Masanori Murakami
正典 村上
Hitoki Okuno
仁樹 奥野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP10050543A priority Critical patent/JPH11249374A/ja
Priority to US09/260,592 priority patent/US6324375B1/en
Publication of JPH11249374A publication Critical patent/JPH11249374A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/50Picture reproducers
    • H04N1/506Reproducing the colour component signals picture-sequentially, e.g. with reproducing heads spaced apart from one another in the subscanning direction
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
    • G03G15/0142Structure of complete machines
    • G03G15/0178Structure of complete machines using more than one reusable electrographic recording member, e.g. one for every monocolour image
    • G03G15/0194Structure of complete machines using more than one reusable electrographic recording member, e.g. one for every monocolour image primary transfer to the final recording medium
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0103Plural electrographic recording members
    • G03G2215/0119Linear arrangement adjacent plural transfer points
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0151Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies characterised by the technical problem
    • G03G2215/0158Colour registration
    • G03G2215/0161Generation of registration marks

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成で各色で形成されるレジストパタ
ンの検出出力差を小さくして所望のレベルにすることに
よりレジストパタンの検出精度の向上を図る。 【解決手段】 各色で形成されるレジストパタンを検出
する検出手段による出力値が所望のレベルとなるよう
に、前記検出手段の出力値に影響を与える設定パラメー
タを少なくとも一の色において他の色と異なるように設
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数色の画像を多
重転写してカラー画像を形成する複写機やレーザプリン
タなどの画像形成装置に関し、特に各色の画像の位置ず
れを補正する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー画像用の画像形成装置では、一般
的に形成する画像をシアン(C)、マゼンダ(M)、イ
エロー(Y)、ブラック(Bk)の各色に分解し、各色
ごとにトナー画像を形成した後に、これらを多重転写す
ることによりカラー画像を形成している。従って、各色
で形成された画像間で位置のずれが生じると色ずれとな
り画像品位が極端に悪くなってしまう。
【0003】特に、各色の画像を形成する作像ユニット
を転写ベルト上を搬送される転写材の搬送方向に並列に
設け、各色の画像形成タイミングをずらしながら転写材
上に各色の画像を多重転写してカラー画像を得る、いわ
ゆるタンデム型の画像形成装置では色ずれが生じやす
く、これをいかに低減させるかが最大の課題である。従
来よりタンデム型の画像形成装置においては色ずれを防
止するために、各作像ユニットにより所定形状をしたパ
タン(レジストパタン)を転写ベルト上の所定位置に形
成し、これを光学センサで検知して位置ずれ量を算出し
て画像形成位置を補正するレジスト補正が行われてい
る。また、通常、光学センサの受光部にはCCDもしく
はフォトダイオードが用いられ、また、発光部としては
LEDが用いられる。
【0004】このようなレジスト補正において、色ずれ
を防いで画像の品位を維持するためにはレジストパタン
の位置検出のレベルは数μm〜十数μm以下の非常に高
精度なものが要求される。レジストパタンの位置検出方
法としては、転写ベルト面をフォトダイオードを受光部
とする光学センサでサンプリングしていき、レジストパ
タンを構成する線分がセンサ位置を通過したときに得ら
れるサンプリング波形の重心位置を当該線分の位置とし
て検出する方法がある。図15(a)にサンプリング波
形の例を示す。このようにサンプリング波形から重心を
求める方法ではサンプリング点間を補完してから重心を
求めるのでサンプリング数を少なくすることができ、さ
らに、サンプリングタイミングに関わらず精度よくレジ
ストパタンを形成する線分の位置を求めることができ
る。
【0005】このようなレジストパタンの検出において
図15(b)に示すようにサンプリング点に対する出力
値が小さすぎるとサンプリング波形が定まらず、さら
に、ノイズ等の影響も大きくなってしまう。そこで、検
出出力を上げるためにレジストパタンが形成される転写
ベルトの下地レベルの校正を平均化する方法(特開昭6
3−27974号公報)やレジストパタン作成時のレー
ザ露光量を最大にしてコントラストを向上させる方法
(特開平4−149477号公報)等が提案されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに光学センサの発光部にはLEDが用いられ、LED
により発光される光の波長成分は偏っているため、レジ
ストパタンを形成する色ごとに反射率や透過率が異なっ
てしまう。このため形成される色ごとにレジストパタン
の検出レベルにばらつきが生じてしまう。このような各
色ごとの検出レベルのばらつきは下地レベルの平均化や
コントラストの拡大では全色の検出レベルが上がるだけ
であるので解消することはできない。
【0007】このような各色ごとの検出レベルにばらつ
きがあると、例えば色間の検出レベルの差が大きすぎる
場合、コントラストの拡大等により最も検出レベルの低
い色の検出出力を適当な値にまで大きくすると、今度は
最も検出レベルの高い色の検出出力が大きくなりすぎて
図15(c)に示すようにピーク値近傍で検出限界とな
り一定出力となってしまうと行った不都合が生じる。こ
のようになると正確な検出波形を得ることができず、検
出精度の悪化につながる。逆に、最も検出レベルの高い
色の検出出力を適正にすると最も検出出力の低い色の検
出出力が弱くなり、やはり検出精度が悪くなる。
【0008】一方、各色ごとのセンサ検出出力をそろえ
るために光学センサの発光部においてレッド、グリー
ン、ブルーの光源を切り換えてそれぞれの補色であるシ
アン、マゼンダ、イエローのレジストパタンに照射する
ようにする方法も提案されている(特開平4−1317
50)。しかし、この方法によると光源が大きくなると
ともに、各光源の照射位置が異なるため各光源で同一点
を検知できるようにするには厳密な精度が要求されるた
め、非常にコストアップになる。また、この方法によっ
てもカーボン含有型のブラックトナーで形成されたレジ
ストパタンに対してはセンサの検出出力を上げることは
できない。
【0009】本発明は、複数の光源を設ける等の物理的
要素を追加することなく簡易な構成で各色で形成される
レジストパタンの検出出力差を小さくして所望のレベル
にすることによりレジストパタンの検出精度の向上を図
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は複数の色ごとに設けられる画像書込み手段
を用いて像担持体に形成した各色の画像を多重転写する
ことによりカラー画像を形成するものであって、さら
に、制御手段により前記画像書込み手段を制御して転写
対象に各色ごとのレジストパタンを形成させ、検出手段
により前記各レジストパタンを光学センサを用いて検出
し、補正手段により前記検出手段の検出結果に基づき前
記画像書込み手段の画像書込み位置を補正するように構
成された画像形成装置において、前記検出手段による出
力値が所望のレベルとなるように、前記検出手段の出力
値に影響を与える設定パラメータが少なくとも一の色に
おいて他の色と異なるように設定したものである。な
お、転写対象には、転写ベルト、転写ドラム、転写材が
含まれる。
【0011】また、上記課題を解決するために本発明
は、複数の色ごとに設けられる画像書込み手段を用いて
像担持体に形成した各色の画像を多重転写することによ
りカラー画像を形成するものであって、さらに、制御手
段により前記画像書込み手段を制御して転写対象に各色
ごとのレジストパタンを形成させ、検出手段により前記
各レジストパタンを光学センサを用いて検出し、補正手
段により前記検出手段の検出結果に基づき前記画像書込
み手段の画像書込み位置を補正するように構成された画
像形成装置において、前記補正手段による補正前に前記
画像書き込み手段を制御して調整用パタンを転写対象に
形成する調整用パタン形成手段と、前記検出手段の調整
用パタンに対する検出結果に基づき、前記検出手段の出
力値に影響を与える設定パラメータを少なくとも一の色
に対して変更するパラメータ変更手段とを設けたもので
ある。
【0012】この画像形成装置において前記調整用パタ
ンは、パラメータ変更手段で変更されるように定められ
た設定パラメータに係る色により形成するようにするこ
とができる。さらに、上記の画像形成装置においては、
前記設定パラメータは前記光学センサの検出値が最も小
さくなる色に対して当該色に対する検出手段の出力値を
増加させるように定めることができる。
【0013】そして、前記光学センサを透過型とした場
合は、前記光学センサの検出値が最も小さくなる色とし
て最も透過率の大きな色を設定すればよい。また、前記
光学センサを反射型とした場合は、前記光学センサの検
出値が最も小さくなる色として最も反射率の小さな色を
設定すればよい。それから、前記設定パラメータは、形
成されるレジストパタンの濃度、前記光学センサの出力
に対する増幅率、前記光学センサの発光光量の少なくと
も一つから選択することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を参照しながら説明する。 (実施の形態1) (1)複写機の構成 図1に、本実施の形態に係るデジタルカラー複写機(以
下、単に「複写機」という)の概略断面図を示す。この
複写機は転写ベルトに沿って配置された複数の画像形成
ユニットにより転写された画像を多重転写することによ
りカラー画像を形成するいわゆるタンデム型の複写機で
ある。なお、ここではタンデム型のデジタル複写機を例
に挙げて説明するが、本発明はタンデム型に限らずカラ
ー画像を形成するものであれば、アナログの複写機、プ
リンタ、ファックス等種々の画像形成装置に適用するこ
とが可能である。
【0015】図1に示す複写機は原稿画像を読み取るイ
メージリーダー部100とイメージリーダー部100で
読み取った画像を再現するプリンタ部200とに大きく
分けられる。これらの各部分は制御部300により制御
される。イメージリーダー部100では、プラテンガラ
ス上の原稿がCCDカラーイメージセンサによりRGB
の多値電気信号として読み取られ、得られた電気信号
は、さらにイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン
(C)、ブラック(Bk)のいずれかの8ビット階調デ
ータに変換される他、色補正等階調データ変更等が施さ
れる。
【0016】プリンタ部200は、プリンタヘッドユニ
ット35、作像系36、搬送系37より構成される。こ
れらの構成によって、イメージリーダー部100より出
力される信号に基づきプリンタヘッドユニット35にお
いて各階調データごとに図示しないレーザーダイオード
が発光して回転駆動される作像系36の感光体1C〜1
Bkにレーザー光が露光される。
【0017】感光体1C〜1Bkは帯電チャージャー2
C〜2Bkにより一様に帯電してあり、この露光により
静電潜像が書き込まれる。それから、現像器4C〜4B
kがそれぞれシアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの
各色トナーにより各感光体1C〜1Bkの静電潜像を現
像する。現像されたトナー像は、転写ブラシ5C〜5B
kからの転写電界を受けて、転写ベルト10により搬送
される転写材に順次転写されていく。トナー像が転写さ
れた転写材は転写ベルト10から分離され、定着器19
がトナー像を定着させる。その後、転写材は排紙トレイ
に排出される。なお、ここでは転写ベルト10はポリエ
チレンテレフタレート等の透明の材質のものを用いてい
る。
【0018】また、転写材の搬送方向最下流位置に光学
センサユニット25が設けられており、この光学センサ
ユニット25の検出値を用いてレジスト補正が行われ
る。この光学センサユニット25には透過型の光学セン
サが使用され、発光部には赤色のLEDが用いられてい
る。もっとも、LEDの色は緑、黄色等種々のものを用
いることができる。さらに、転写ベルト10が不透明の
ものである場合は光学センサとして反射型のものを用い
てもよい。光学センサの受光部にはフォトダイオードが
用いられており、このフォトダイオードの検出電圧を増
幅器により増幅して出力する。この際の増幅率は検出す
る色に応じて変更できるようになっている。なお、光学
センサユニット25を用いて行われるレジスト補正につ
いては後に詳述する。
【0019】(2)制御部の構成 制御部300は演算処理を行うCPU、CPUの作業領
域となるRAM、制御プログラムを記録するROM、A
/D及びD/A変換器等より構成される。制御部300
の機能ブロック図を図2に示す。制御部300はイメー
ジリーダー部100からの電気信号をCMYBkの階調
データに変換する等の種々の画像処理を行う画像処理部
310、画像処理部310から出力される印字データを
画像メモリ320aに記憶し、当該印字データの出力を
制御する印字データ制御部320、当該印字データに基
づいてプリンタヘッドユニット35を制御するプリンタ
ヘッド制御部330、プリンタヘッド制御部330の制
御タイミングに合わせて作像系36、搬送系37を制御
する本体制御部340を有する。上記印字データ制御部
320、プリンタヘッド制御部330、プリンタヘッド
ユニット35により画像書き込み手段が形成される。
【0020】また、制御部300にはさらに、レジスト
補正を行うためのレジスト検出制御部350が設けられ
ている。レジスト検出制御部350では予め画像メモリ
に記録されているレジストパタンを印字データ制御部等
に指示を出して転写ベルト上に形成させ、これを光学セ
ンサユニット25により一定時間間隔ごとに検知し、こ
の検出結果からレジストパタンを形成する線分の位置を
求める。この結果に基づいて印字データ制御部320は
画像メモリのアドレス位置を補正する。この動作につい
ては後に詳述する。
【0021】また、レジスト検出制御部350にはレジ
スト用メモリ350aが設けてあり、このレジスト用メ
モリ350aには各色のレジストパタンに対する光学セ
ンサユニット25の出力値が所望のレベルとなるよう
に、当該出力値に影響を与える設定パラメータの設定値
が予め記録されている。図3にレジスト用メモリ350
aに記録されている設定パラメータの設定値の例を示
す。ここでは設定パラメータとして光学センサユニット
25の発光部を構成するLEDに流す電流値LED-I、各
感光体1Bk〜1Cの現像電圧ΔV、光学センサユニッ
ト25における受光部の出力に対する増幅率ηが選択さ
れている。
【0022】なお、LEDに流す電流値LED-Iの設定す
ることは光学センサの発光部の発光光量を設定すること
と等しく、また、現像電圧ΔVを設定することは形成さ
れるレジストパタンの濃度を設定することに等しい。さ
らに、現像電圧ΔVの値は、帯電チャージャーの電圧を
与えるグリッド電圧Vg、現像器のバイアス電圧Vb、
プリンタヘッドユニット35のレーザ光の最大露光量等
により変化させることができる。従って、これらのグリ
ッド電圧Vg、バイアス電圧Vb、プリンタヘッドユニ
ット35のレーザ光の最大露光量を前記設定パラメータ
とすることもできる。さらに、設定パラメータとして各
色のレジストパタンに対する下地レベルを選択すること
もできる。
【0023】ここでは、光学センサは透過型のものを用
いているので受光部が転写ベルトを通して発光部の光を
受けた時を下地レベルとして0Vに設定し、全く受光し
ない状態を最高値として設定する。従って、透過量が大
きい色に対しては光学センサユニット25の検出値が小
さくなり、透過量が小さい色に対しては光学センサユニ
ット25の検出値が大きくなる。
【0024】今の場合は、発光部は赤のLEDを用いて
いるのでイエロートナーの透過率が大きくなる。従っ
て、図3の設定例ではイエロー(Y)に対して発光部の
LED電流LED-Iを小さくして発光光量を押さえ、現像
電圧ΔVを大きくしてレジストパタンの濃度を濃くする
ことにより透過する光の量を小さくし、さらに、出力増
幅率ηを大きくして出力値を増加させている。これによ
りイエローに対する光学センサユニット25の出力値が
シアン(C)、マゼンダ(M)とほぼ等しい適正なレベ
ルにまで引き上げられる。
【0025】一方、ブラックトナーは透過率が小さいの
で、図3の設定例ではブラック(Bk)に対して発光部
のLED電流LED-Iを大きくして発光光量を上げ、現像
電圧ΔVを小さくしてレジストパタンの濃度を薄くする
ことにより透過する光の量を大きくし、さらに、出力増
幅率ηを小さくして出力値を減少させている。これによ
りブラックに対する光学センサユニット25の出力値が
シアン(C)、マゼンダ(M)とほぼ等しい適正なレベ
ルにまで引き下げられる。
【0026】なお、ここに示した設定は一例に過ぎず発
光部のLEDの色等によっても変わるものである。ま
た、転写ベルト10として不透明なほぼ黒色の濃い色の
ものを採用し、光学センサを反射型のものとした場合に
は、例えば、図4のような設定がなされ得る。この設定
は、ブラックトナーの反射率が小さいことに鑑み、ブラ
ック(Bk)に対して発光部のLED電流LED-Iを大き
くして発光光量を上げ、現像電圧ΔVを大きくしてレジ
ストパタンの濃度を濃くすることにより反射する光の量
を多くし、さらに、出力増幅率ηを大きくして出力値を
増加させている。これによりブラックに対する光学セン
サユニット25の出力値がシアン(C)、マゼンダ
(M)とほぼ等しい適正なレベルにまで引き上げられ
る。
【0027】(3)レジスト補正制御の動作 次に上記構成を有する複写機のレジスト補正時の制御動
作について説明する。図5にかかる動作を表すフローチ
ャートを示す。このレジスト補正は複写機の電源を入れ
たときや、所定期間経過ごと等定められた時期に行われ
る。まず、最初に光学センサユニット25のスイッチが
オン状態にされる(S101)。次に、センサを校正す
るための前処理が行われる。図6に前処理の動作を表す
フローチャートを示す。前処理では光学センサの発光部
を消灯させ(S201)、さらに、このときの出力値を
0レベル時の値とする校正を行う(S202)。次に、
発光部を発光させる(S203)。このときの光量は図
3に示すシアン(C)、マゼンダ(M)に対して定めら
れる光量が設定される。そして、この発光により透明な
転写ベルト10を介して受光部を照射して得られる出力
値を下地レベルとして読み込み(S204)、この値を
出力電圧0(v)とする校正を行う(S205)。
【0028】前処理が終わると、パタン作成処理が行わ
れる(S103)。図7にパタン作成処理を表すフロー
チャートを示す。パタン作成処理では、まず、プロセス
条件、即ち、グリッド電圧値Vgやバイアス電圧値Vb
等が本体制御部340にセットされる(S301)。こ
の際、グリッド電圧値Vgやバイアス電圧値Vbは、各
色ごとに図3に示すような現像電圧ΔVを実現するよう
な値が選ばれる。
【0029】続いて、画像メモリ320aに記憶されて
いるレジストパタンを書き込むべき画像データとしてセ
ットする(S302)。ここで形成されるレジストパタ
ンを図8(a)(b)に示す。レジストパタン50Bk
〜50Cは、それぞれ同一のV字形状をしており、搬送
方向と直交する線分よりなるCD線及びこのCD線と4
5°の角度をなす斜め線とより構成される。これらのレ
ジストパタンは各感光体1C〜1Bkに対する画像書き
込み位置および転写位置が正しく設定されている場合、
すなわち色ずれが発生しない状態では、搬送方向と直交
する方向(主走査方向)においてパタンの中心位置が光
学センサユニット25の検出位置(図の破線上)と同一
で、かつ、搬送方向と平行な方向(副走査方向)におい
て相互に距離Dをもって転写ベルト10上に形成される
ようになっている。なお、レジストパタンはここに示す
ものに限られず種々の形状のものを用いることができ
る。
【0030】それから、本体制御部340により作像系
36及び搬送系37の動作が開始され、感光体1C〜1
Bk、転写ベルト10の回転駆動、作像系および搬送系
の各構成部分の電源がON状態とされる(S303)。
この際、各色の画像形成ユニットにおけるグリッド電圧
Vg及びバイアス電圧VbはS301でセットされた図
3に示す現像電圧ΔVを実現するような値に設定され
る。
【0031】次に、S302でセットされたレジストパ
タンがプリンタヘッド制御部330を介してプリンタヘ
ッドユニット35により各感光体1C〜1Bkに所定タ
イミングで露光され、各感光体にレジストパタンの静電
潜像が書き込まれる(S304)。このレジストパタン
は現像された後に転写ベルト10上に転写される(S3
05)。
【0032】以上のパタン作成処理が終了すると、パタ
ンプロフィール検出処理へ移行する(S104)。図9
にパタンプロフィール検出処理を表すフローチャートを
示す。この処理では、まず、一定サンプリング間隔ごと
に光学センサユニットにより転写ベルト10表面の濃度
を検出し、これをデジタル値へ変換する(S401)。
この際、図8(a)に示すように各レジストパタンは光
学センサユニット25の検出位置と主操作方向において
重なるように形成されるので、レジストパタン50C〜
50BkのCD線および斜め線が光学センサユニット2
5の直下を横切るごとに濃度が変化し、これらのCD線
および斜め線がの位置が検出されることになる。
【0033】この検出に際してレジスト検出制御部35
0は、光学センサの発光部を形成するLEDの電流値LE
D-Iを各色のレジストパタンに対応して図3に示すよう
な値となるように変化させていく。この電流値LED-Iの
変化のタイミングは、レジストパタンの転写タイミング
と転写ベルト10の速度から得られる各色のレジストパ
タンが光学センサユニット25の検出位置に至る時間に
より切り換えるようにする。もっとも、CD線および斜
め線を検出したときに生じる出力値の変化に対応して検
出値が2回所定レベルを越えるごとに色の変化が起こる
ものとしてLEDの発光光量を変えるようにしてもよ
い。
【0034】次に、各色ごとにレジストパタンの検出値
に図3に示す出力増幅率ηにより増幅して、さらに検出
値に補正をかける(S402)。この結果、各色ごとの
レジストパタンに対する光学センサユニット25の出力
値はほぼ等しく適切な値となる。最後に、検出値に対し
てノイズ除去が行われ、その結果はレジスト用メモリ3
50aに記録される。
【0035】以上の動作により転写ベルト上の濃度値の
サンプリングが終了すると、このサンプリング結果から
各レジストパタンのCD線と斜め線の検出位置としてサ
ンプリング波形の重心位置を求める(S105)。重心
位置の求め方としては、まず、一定レベル値以上のサン
プリング点を結ぶピークを有する曲線(図15(a)参
照)を算出して、この曲線に囲まれる部分について両側
から積分していき、丁度面積が等しくなる境界を重心位
置とすることにより求める。ここでは、各色について光
学センサユニット25の出力値が適切な値となっている
ので、各色ともに重心位置を求めるための適切なサンプ
リング波形が得られて、正確に重心位置を求めることが
できる。
【0036】各レジストパタンのCD線と斜め線の検出
位置が定まると、次に、各CD線と斜め線間および隣接
するCD線間の検出時間間隔に転写ベルト10の搬送速
度を乗じることによって各レジストパタンの検出位置に
おけるCD線と斜め線の距離および隣接するレジストパ
タンのCD線間の距離を算出する(S106)。それか
ら、ブラック(Bk)のレジストパタン50Bkの主走
査方向における検出位置を主走査位置として確定する
(S107)。具体的には、レジストパタン50Bkに
おけるCD線と斜め線間の距離が主走査位置として定ま
る。
【0037】このことについて図8(b)を用いて説明
する。図8(b)は実際に形成されたブラックのレジス
トパタン50Bkとイエローのレジストパタン50Yの
近傍を拡大した図である。図においてレジストパタン5
0Bkと50Yとの相対的な主走査方向のずれ量は、光
学センサユニット25の検出位置を基準にして、レジス
トパタン50Bkの当該検出位置からCD線と斜め線と
の交わりまでの距離a*と、レジストパタン50Bkの当
該検出位置からCD線と斜め線との交わりまでの距離b
* との差a*−b*で表せる。一方、斜め線はCD線に対
して45°の角度で形成されているので、a*、b*はそ
れぞれ各レジストパタン50Bk、50Yの検出位置に
おけるCD線と斜め線との間隔a、bと等しく、レジス
トパタン50Bkと50Yとの主走査方向のずれ量a*
−b*はa−bに等しい。即ち、各色のレジストパタン
の主走査方向の相対的な位置ずれ量はCD線と斜め線と
の間隔の差によって表せる。従って、ブラックのレジス
トパタン50Bkの形成位置を基準とすることにする
と、他の色の主走査方向の位置ずれ量算出の基準をブラ
ックのレジストパタン50BkにおけるCD線と斜め線
間の間隔とすることができる。
【0038】次に、主走査方向の色ずれ量が算出される
(S108)。ブラック以外の色により形成されたレジ
ストパタン50C〜50Yのブラックにより形成された
レジストパタン50Bkに対する主走査方向のずれ量
は、上述した説明より、それぞれのCD線と斜め線間の
距離とブラックのレジストパタン50BkにおけるCD
線と斜め線間の距離との差より得ることができる。
【0039】シアン、マゼンダ、イエローのレジストパ
タン50C〜50Yのブラックのレジストパタン50B
kに対する主走査方向におけるずれ量が算出されると、
このずれ量が画像メモリの主走査方向のアドレス量に換
算され主走査方向の補正量とされる(S109)。そし
て、このアドレス量だけ画像メモリのアドレスをずらす
ことにより主走査方向の画像形成位置の補正がなされる
(S110)。
【0040】続いて、副走査方向の画像形成位置の補正
処理にうつる。副走査方向の補正においても、まず、副
走査方向の色ずれ量が算出される(S111)。各レジ
ストパタン50C〜50Bkは上述したように所定距離
Dの間隔をもって形成されているはずであるが、副走査
方向にずれが生じている場合は、隣接するレジストパタ
ンの間隔は距離Dとはならない。即ち、ずれ量の分だけ
距離Dと異なることになる。そこで、距離Dと隣接する
レジストパタン間のCD線の間隔との差を副走査方向の
ずれ量として算出する。
【0041】この算出された副走査方向のずれ量は画像
メモリの副走査方向のアドレス量に換算され副走査方向
遅延量とされる(S112)。そして、このアドレス量
だけ画像メモリのアドレスを副走査方向にずらすことに
より副走査方向の画像形成位置の補正がなされる(S1
13)。以上によりレジスト補正は終了する。本実施の
形態では、上述したように各色の設定パラメータを変え
ることにより各色のレジストパタンのサンプリング波形
を適度な大きさでかつピーク値を持つようにできるの
で、正確に重心位置即ちレジストパタンを形成する線分
の位置を得て精度の良いレジスト補正が可能となる。
【0042】(実施の形態2)実施の形態1において
は、各色のレジストパタンに対する光学センサユニット
25の出力値に影響を与える設定パラメータの設定値は
固定値として定められていたが、本実施の形態ではこの
設定パラメータの値を可変として自動的に設定されるよ
うにしている。
【0043】本実施の形態においても、実施の形態1と
同じ複写機を用いる。但し、制御プログラムが異なり、
以下に示すような設定パラメータ調整制御動作を行うよ
うに設定されている。図10に設定パラメータ調整制御
の動作を表すフローチャートを示す。この設定パラメー
タ調整制御はレジスト補正の直前に行われる。もっと
も、この動作時期は電源を入れたときや定期的に行うよ
うにする等の種々の設定が可能である。また、設定パラ
メータ調整制御の前では光学センサユニット25の出力
値に影響を与える設定パラメータの設定値は図11
(a)に示すように全ての色について同じに設定されて
いる。
【0044】設定パラメータ調整制御では、まず、最初
に光学センサユニット25のスイッチがオン状態にされ
る(S501)。次に、センサを校正するための前処理
が行われる(S502)。この動作は図6のフローチャ
ートに示す動作と同様である。それから、調整用パタン
作成処理が行われる(S503)。調整用パタン作成処
理の動作を示すフローチャートを図12に示す。調整用
パタン作成処理は図7に示すパタン作成処理とほぼ同様
である。異なるのは、プロセス条件のセットにおいて、
セットされるグリッド電圧Vg、バイアス電圧Vbが図
11(a)に示すようなすべての色について同じ現像電
圧ΔVをもたらすような値である点(S601)及びセ
ットされるパタンが図13(a)に示すような調整用パ
タン60C〜60Bkである点(S602)である。
【0045】調整用パタンはやはり画像メモリ320a
に記憶されている。なお、調整用パタンの形状は図に示
すようなものである必要はなく、レジストパタンをその
まま用いることもできる。また、ここでは4色全てにつ
いて調整用パタンを形成するようにしているが、図13
(b)示すように、透過率の最も大きいイエローについ
ての調整用パタン60Yのみを形成する等、特に設定パ
ラメータを変更する必要がある色のみについて形成する
ようにしてもよい。例えば、反射型の光学センサを用い
る場合ならば反射率のもっとも大きいブラックについて
の調整用パタンのみを形成するようにすることが考えら
る。これらの調整用パタンは感光体1C〜1Bkに露光
され(S604)、転写ベルト上に転写されていく(S
605)。
【0046】調整用パタン60C〜60Bkが転写ベル
ト10に転写されると、パタンプロフィール検出処理へ
移行する(S504)。このパタンプロフィール処理も
図9のフローチャートに示すパタンプロフィール処理と
ほぼ同様である。但し、ここでは光学センサの発光部を
形成するLEDの電流値LED-Iは図11(a)に示すよ
うに全ての色について同じ値に設定されているので、電
流値LED-Iを変化させる必要はない。また、出力増幅率
ηも全ての色について同じであり、同じだけ増幅されて
出力される。以上の処理により、例えば図14に示すよ
うなサンプリング波形が得られる。
【0047】パタンプロフィール処理により調整用パタ
ン60C〜60Bkの濃度のサンプリングが終了する
と、各調整用パタン60C〜60Bkに対する光学セン
サユニット25の出力値を基準値と比較する(S50
5)。具体的にはサンプリング時間もしくはサンプリン
グ波形の変化から各調整用パタン60C〜60Bkに対
応するサンプリング波形を特定し、各サンプリング波形
における所定値以上のサンプリング値の平均や各サンプ
リング波形における最大値を評価値とし、これと基準値
を比較してその比を求めていく。基準値は実験的に定め
られる値であり図11(a)に示す設定値において適切
なサンプリング波形が得られる光学センサユニット25
の出力値を表す。
【0048】最後に、S505で比較結果より得られた
比率に応じて図11(a)に示す設定パラメータ値を変
更する(S506)。例えば、各調整用パタンの検出値
から得られる評価値に対する基準値の比率をCとする
と、発光部のLED電流値LED-Iは最初の設定値(20
mA)に対して当該比率Cを乗算した値に、現像電圧値
ΔVと出力増幅率η(ゲイン補正係数)は最初の設定値
(400V、1.0)を当該比率Cで除算した値に定め
る。ここで、図14の結果から、基準値に対するブラッ
ク、イエロー、マゼンダ、シアンに関する上記比率Cが
それぞれ、1.25、0.75、1.0、1.0となっ
たとすると、各設定パラメータ値は図11(b)に示す
ように変更されることになる。なお、設定値の定め方は
これに限られないことは言うまでもなく、評価値と基準
値との差分に基づいて定める等種々の方法を採用するこ
とができる。
【0049】以上のような設定パラメータ調整制御動作
により、光学センサユニット25の出力値に影響を与え
る設定パラメータが各色ごとに適切に定められ、この設
定パラメータに従って実施の形態1と同様のレジスト補
正がなされる。従って、やはり実施の形態1と同様に各
色のレジストパタンに対して適切なサンプリング波形が
得られるので正確にレジストパタンを形成する線分の位
置を検出することが可能となる。また、上記設定パラメ
ータが状況に応じて適切に設定され直すので、例えば光
学センサ感度の劣化等が生じても、サンプリング波形は
適切なものに維持することが可能となる。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から本発明は次のような効果
を奏する。即ち、本発明にかかる画像形成装置では各色
のレジストパタンに対する検出手段による出力値が所望
のレベルとなるように、前記検出手段の出力値に影響を
与える設定パラメータが少なくとも一の色において他の
色と異なるように設定されているので、レジストパタン
の検出手段による少なくとも一の色における出力値の適
正化が図られ、結果として適正化が図られた色のレジス
トパタンの検出精度を上げることができる。そして、こ
れにより正確なレジスト補正が可能となる。さらに、設
定パラメータの変更だけであるので物理的な構成を追加
する必要がなくコストを抑えることができ、構成を複雑
にすることもない。
【0051】また、本発明に係る画像形成装置では、調
整用パタン形成手段がレジスト補正前に画像書き込み手
段を制御して調整用パタンを転写対象上に形成し、パラ
メータ変更手段によりレジストパタンを検出する検出手
段の調整用パタンに対する検出結果に基づき、前記検出
手段の出力値に影響を与える設定パラメータを少なくと
も一の色に対して変更する。かかる動作により、レジス
ト補正の前にレジストパタンの検出手段の少なくとも一
の色に対する出力値の適正化が動的に図られることにな
る。これにより、やはり簡易な構成で適正化が図られた
色のレジストパタンの検出精度を上げ正確なレジスト補
正を行えるようにできる。また、動的に設定パラメータ
の適正化が図られるので、環境変化や機器の経時的な変
化があってもレジストパタンの検出精度を維持すること
ができる。
【0052】そして、前記調整用パタンをパラメータ変
更手段で変更されるように定められた設定パラメータに
係る色により形成するようにすると、無駄な調整用パタ
ンの形成を無くして調整の迅速化を図ることができる。
また、前記設定パラメータは前記光学センサの検出値が
最も小さくなる色に対して当該色に対する検出手段の出
力値を増加させるように定められるようにすると、光学
センサで検知しにくいレジストパタンに対する検出手段
による出力値が増加するので、検出波形の形状を明確な
ものにでき、また雑音等の影響も少なくなるので、検出
しにくい色で形成されたレジストパタンの検出精度を高
めることができる。
【0053】さらに、前記光学センサが透過型である場
合には、前記光学センサの検出値が最も小さくなる色は
通常、最も透過率の大きな色となるので、この色を光学
センサの検出値が最も小さくなる色として選択すれば上
記効果を得ることができる。また、前記光学センサが反
射型である場合には、前記光学センサの検出値が最も小
さくなる色は通常、最も反射率の小さな色であるので、
この色を光学センサの検出値が最も小さくなる色として
選択すればやはり上記効果を得ることができる。
【0054】それから、前記設定パラメータは形成され
るレジストパタンの濃度、前記光学センサの出力に対す
る増幅率、前記光学センサの発光光量の少なくとも一つ
を含むようにすれば、これらは設定パラメータとして容
易に変更可能なパラメータであるので、簡易に適切な設
定値を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るデジタルカラー複写機の概略
断面図である。
【図2】実施の形態に係るデジタルカラー複写機の制御
部の機能ブロック図である。
【図3】透過型の光学センサユニットの出力値に影響を
与える設定パラメータの設定例である。
【図4】反射型の光学センサユニットの出力値に影響を
与える設定パラメータの設定例である。
【図5】レジスト補正の制御動作を示すフローチャート
である。
【図6】前処理の制御動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】パタン作成処理の制御動作を示すフローチャー
トである
【図8】(a)はレジストパタンの一例を示す図であ
り、(b)はレジストパタンの一部の拡大図である。
【図9】パターンプロフィール検出処理の制御動作を示
すフローチャートである。
【図10】設定パラメータ調整制御の動作を示すフロー
チャートである。
【図11】(a)は調整前の光学センサユニットに影響
を与える設定パラメータの設定例を示す図であり、
(b)は調整後の光学センサユニットに影響を与える設
定パラメータの設定例を示す図
【図12】調整用パタン作成処理の動作を示すフローチ
ャートである。
【図13】(a)(b)共に調整用パタンの例を示す図
である。
【図14】調整用パタンのサンプリング波形の一例を示
す図である。
【図15】(a)はレジストパタンのサンプリング波形
の一例を示す図であり、(b)は検出出力が小さすぎる
場合のレジストパタンのサンプリング波形の一例を示す
図である、(c)は検出出力が大きすぎる場合のレジス
トパタンのサンプリング波形の一例を示す図である。
【符号の説明】
1C〜1Bk 感光体 2C〜2Bk 帯電チャージャー 4C〜4BK 現像器 10 転写ベルト 25 光学センサユニット 35 プリンタヘッドユニット 36 作像系 37 搬送系 50C〜50BK レジストパタン 60C〜60Bk 調整用パタン 320 印字データ制御部 320a 画像メモリ 330 プリンタヘッド制御部 340 本体制御部 350 レジスト検出制御部 350a レジスト用メモリ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の色ごとに設けられる画像書込み手
    段を用いて像担持体に形成した各色の画像を多重転写す
    ることによりカラー画像を形成する画像形成装置であっ
    て、 前記画像書込み手段を制御して転写対象に各色ごとのレ
    ジストパタンを形成させる制御手段と、 前記各レジストパタンを光学センサを用いて検出する検
    出手段と、 前記検出手段の検出結果に基づき前記画像書込み手段の
    画像書込み位置を補正する補正手段とを備え、 前記検出手段による出力値が所望のレベルとなるよう
    に、前記検出手段の出力値に影響を与える設定パラメー
    タが少なくとも一の色において他の色と異なるように設
    定されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 複数の色ごとに設けられる画像書込み手
    段を用いて像担持体に形成した各色の画像を多重転写す
    ることによりカラー画像を形成する画像形成装置であっ
    て、 前記画像書込み手段を制御して転写対象に各色ごとのレ
    ジストパタンを形成させる制御手段と、 転写対象に形成されるパタンを光学センサを用いて検出
    する検出手段と、 前記検出手段のレジストパタンに対する検出結果に基づ
    き前記画像書込み手段の画像書込み位置を補正する補正
    手段と、 前記補正手段による補正前に前記画像書き込み手段を制
    御して調整用パタンを転写対象上に形成する調整用パタ
    ン形成手段と、 前記検出手段の調整用パタンに対する検出結果に基づ
    き、前記検出手段の出力値に影響を与える設定パラメー
    タを少なくとも一の色に対して変更するパラメータ変更
    手段とを有する画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記調整用パタンは、パラメータ変更手
    段で変更されるように定められた設定パラメータに係る
    色により形成される請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記設定パラメータは前記光学センサの
    検出値が最も小さくなる色に対して当該色に対する検出
    手段の出力値を増加させるように定められる請求項1か
    ら3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記光学センサは透過型であり、前記光
    学センサの検出値が最も小さくなる色は最も透過率の大
    きな色である請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記光学センサは反射型であり、前記光
    学センサの検出値が最も小さくなる色は最も反射率の小
    さな色である請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記設定パラメータは形成されるレジス
    トパタンの濃度、前記光学センサの出力に対する増幅
    率、前記光学センサの発光光量の少なくとも一つを含む
    請求項1から6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JP10050543A 1998-03-03 1998-03-03 画像形成装置 Pending JPH11249374A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10050543A JPH11249374A (ja) 1998-03-03 1998-03-03 画像形成装置
US09/260,592 US6324375B1 (en) 1998-03-03 1999-03-02 Image forming apparatus for adjusting image forming condition and image forming condition adjusting method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10050543A JPH11249374A (ja) 1998-03-03 1998-03-03 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11249374A true JPH11249374A (ja) 1999-09-17

Family

ID=12861937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10050543A Pending JPH11249374A (ja) 1998-03-03 1998-03-03 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6324375B1 (ja)
JP (1) JPH11249374A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001222146A (ja) * 1999-12-02 2001-08-17 Canon Inc 画像形成装置並びに画像形成装置の制御方法及び記憶媒体
JP2005242093A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Ricoh Printing Systems Ltd カラー画像形成装置
JP2006184478A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
KR100636203B1 (ko) * 2004-12-03 2006-10-19 삼성전자주식회사 레지스트레이션 센서의 발광량 조정장치 및 방법
KR20060119431A (ko) * 2005-05-20 2006-11-24 삼성전자주식회사 레지스트레이션 센서의 전압 공급 방법 및 장치
JP2008015165A (ja) * 2006-07-05 2008-01-24 Seiko Epson Corp 画像形成装置および画像形成方法
US7623801B2 (en) 2005-03-31 2009-11-24 Seiko Epson Corporation Image forming apparatus and control method thereof
US7680425B2 (en) 2003-07-18 2010-03-16 Seiko Epson Corporation Image forming apparatus and method for controlling tone characteristics based on tone-control patch image
JPWO2008105463A1 (ja) * 2007-02-28 2010-06-03 株式会社ニコン 検査装置の製造方法

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002022613A (ja) * 2000-07-10 2002-01-23 Advantest Corp 光特性測定装置、方法、記録媒体
US6573919B2 (en) * 2001-07-31 2003-06-03 Hewlett-Packard Development Company L.P. Method and apparatus for alignment of image planes
JP4045898B2 (ja) * 2002-08-29 2008-02-13 コニカミノルタホールディングス株式会社 センサの取付位置決め方法、画像形成装置及び画像形成方法
US7193640B2 (en) 2003-10-31 2007-03-20 Polaroid Corporation Printer color registration correction
US7257358B2 (en) * 2003-12-19 2007-08-14 Lexmark International, Inc. Method and apparatus for detecting registration errors in an image forming device
JP5233027B2 (ja) * 2006-07-31 2013-07-10 オセ−テクノロジーズ・ベー・ヴエー 像対シートの位置決めのための検出装置および方法
JP4595969B2 (ja) * 2007-07-13 2010-12-08 富士ゼロックス株式会社 記録装置、記録部の位置検知方法及びプログラム
JP4411339B2 (ja) * 2007-07-31 2010-02-10 キヤノン株式会社 カラー画像形成装置およびその制御方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6486175A (en) 1987-09-29 1989-03-30 Ricoh Kk Image forming device
JPH01270073A (ja) * 1988-04-22 1989-10-27 Canon Inc 画像形成装置
JPH03219271A (ja) * 1989-11-20 1991-09-26 Matsushita Graphic Commun Syst Inc カラー画像記録装置
JP3272756B2 (ja) * 1992-01-14 2002-04-08 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP3186255B2 (ja) * 1992-09-28 2001-07-11 富士ゼロックス株式会社 カラー画像形成装置
DE69520897T2 (de) * 1994-02-03 2001-10-18 Canon Kk Bilderzeugungsgerät
JPH0869146A (ja) 1994-08-31 1996-03-12 Canon Inc 画像形成装置および画像形成装置のレジストレーション補正処理方法
JP3234878B2 (ja) * 1994-09-29 2001-12-04 株式会社東芝 画像形成装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001222146A (ja) * 1999-12-02 2001-08-17 Canon Inc 画像形成装置並びに画像形成装置の制御方法及び記憶媒体
US7680425B2 (en) 2003-07-18 2010-03-16 Seiko Epson Corporation Image forming apparatus and method for controlling tone characteristics based on tone-control patch image
JP2005242093A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Ricoh Printing Systems Ltd カラー画像形成装置
KR100636203B1 (ko) * 2004-12-03 2006-10-19 삼성전자주식회사 레지스트레이션 센서의 발광량 조정장치 및 방법
JP2006184478A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP4729922B2 (ja) * 2004-12-27 2011-07-20 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
US7623801B2 (en) 2005-03-31 2009-11-24 Seiko Epson Corporation Image forming apparatus and control method thereof
KR20060119431A (ko) * 2005-05-20 2006-11-24 삼성전자주식회사 레지스트레이션 센서의 전압 공급 방법 및 장치
JP2008015165A (ja) * 2006-07-05 2008-01-24 Seiko Epson Corp 画像形成装置および画像形成方法
JPWO2008105463A1 (ja) * 2007-02-28 2010-06-03 株式会社ニコン 検査装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US6324375B1 (en) 2001-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5006625B2 (ja) 画像形成装置
JPH11249374A (ja) 画像形成装置
JP4304936B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JPH11295037A (ja) 画像形成装置
US20050009351A1 (en) Image forming apparatus, program and positional error correction method
JP6274563B2 (ja) 画像形成装置
JP4305501B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法、および画像形成プログラム
JPH11231736A (ja) 画像形成装置
JP2009119736A (ja) 光ビーム走査装置及び画像形成装置
JP2008039636A (ja) 光電検知装置及びその発光強度調整方法、並びに画像形成装置
JP4670292B2 (ja) 画像形成装置
US9037016B2 (en) Apparatus for forming image according to image formation condition
JP2001260412A (ja) 画像形成装置
JP4832150B2 (ja) 画像補正方法及び画像形成装置
JP4135750B2 (ja) 画像形成装置
JP2007286509A (ja) 画像形成装置
JP2000056527A (ja) 画像形成装置
JP5089183B2 (ja) 画像形成装置
JP5644346B2 (ja) 画像形成装置
JP2011158837A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2007088920A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2017219758A (ja) 画像形成装置
JP2003021939A (ja) 画像制御方法及び画像形成装置
JP2004157446A (ja) カラー画像形成装置
JP2021072596A (ja) 画像形成装置および画像形成方法