JP2007088920A - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

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Katsuyuki Hirata
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Abstract

【課題】 誤差拡散法で階調表現されたトナー画像を形成する画像形成装置における階調補正の精度を向上する。
【解決手段】 中間転写ベルト上に主走査方向に左右相互に所定の幅だけずらして基準パターンP1〜P3を形成し(S1)、各基準パターンP1〜P3の各階調値に対応する部分(パッチ)の濃度を検出してサンプリングする(S2)。次に、各階調値に対応してサンプリングされた各3個の濃度検出値の平均値を求め(ステップS3)、この平均濃度値から入力画像データと出力画像の濃度の関係を示す階調特性を得る。そして、当該階調特性が線型になるように補正するγ曲線を求め(ステップS4)、このγ曲線に基づき入力画像データの階調を補正することにより、階調再現性に優れた画像を形成する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、誤差拡散法により階調表現されたトナー画像を転写媒体上に形成する画像形成装置および画像形成方法に関する。
一般に、電子写真方式の画像形成装置においては、感光体ドラムの感光特性やトナーの発色特性などに起因して、入力画像の階調が、出力画像においてリニアに再現されないという問題がある。そのため、従来から入力された画像データを、階調補正曲線(以下「γ曲線」という。)に基づき階調補正して、出力画像の階調再現性を向上させるようにしている。
ところが、感光体ドラムの劣化、装置内の温度および湿度の変化やトナーの劣化に伴う帯電特性の変化などに起因して、現像時におけるトナーの感光体ドラムへの付着量が変化するため、階調補正の内容を定期的に更新することが望ましい。
そこで、例えば、特許文献1に記載の発明においては、定期的に所定の階調値を有する画像データに基づき転写媒体上にトナーパターンを形成して、このトナーパターンの濃度を光電センサにより検出し、その検出結果に基づきその都度γ曲線を求め、入力された画像データの階調値を当該γ曲線を用いて補正することにより階調再現性を向上するようにしている。
一方、トナー画像における階調表現の手法として、誤差拡散法が普及してきている(例えば、特許文献2)。この誤差拡散法は、入力画像の注目画素を一定の閾値により低値化(例えば2値化)処理し、この低値化された値と入力画像の階調値との差分(誤差)を周りの画素に分散して補いながら注目画素を次々に低値化して擬似階調表現する方法であり、特に多階調の画像表現に適している。
このような誤差拡散法により階調表現する画像形成装置においても、トナーを転写して画像を形成する構成である以上、上記のように定期的に階調補正を更新するのが望ましいのはいうまでもない。
特開平5−14728号公報 特公平7−93684号公報
しかしながら、誤差拡散法は、上述のように低値化(例えば2値化)された画素(白画素と黒画素)の分布(以下、「ドットパターン」という。)により擬似的に階調表現するようになっており、しかも黒画素がランダムに分布する構成となっているため、同じ階調値を示す領域であってもトナーパターンの検出位置によってその検出値にばらつきが生じることになり、これにより正確な階調補正が難しくなる。
特に、低濃度部分では、図13に示すように黒画素がかなり偏在しているため、パターン検出センサの読取位置が例えば図のA,B,Cと異なった場合に、その検出値も異なり、入力画像の階調データのレベルと出力画像の濃度検出値との相関関係(階調特性)が、図14に示すようにばらついてしまう。
そのため、この階調特性を補完すべく求められたγ曲線にも低濃度領域において図15に示すようにばらつきが生じ、当該γ曲線により補正された画像データに基づき記録シート上に形成されると、その画像の階調再現性が、図16に示すように低濃度域において芳しくない結果となる。
本発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであって、誤差拡散法を用いて階調表現する画像形成装置において、その階調補正の精度を向上することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、異なる階調値を示す複数のトナーパッチを誤差拡散法により形成し、当該トナーパッチの幅よりも小さな検出幅の検出手段により、各階調値を示すトナーパッチのそれぞれについて、異なる位置の濃度を検出して、それらの検出濃度から、各階調値を示すトナーパッチの代表濃度を取得する代表濃度取得手段と、前記代表濃度の値に基づき階調補正データを作成して画像データの階調を補正する階調補正手段と、前記階調補正された画像データを誤差拡散法により処理して画像を形成する画像形成手段とを備えることを特徴としている。
ここで、各階調値を示すトナーパッチは、副走査方向に連続して形成されてもよいし、所定の間隔をおいて分離して形成されてもよい。また、トナーパッチの「濃度を検出する」とは、直接、濃度値を検出する場合のほか、検出手段の検出信号から一旦トナー付着量を求め、これを濃度値に換算するような場合も含まれるものである。
このように各階調値を示すトナーパッチのそれぞれについて、相対的に異なる位置の濃度を検出して、それらの検出濃度から各階調値を示すトナーパッチの代表濃度を取得するようにしているので、誤差拡散処理によるドットの偏在にあまり影響されずに当該トナーパッチが示す適正な濃度を取得することが可能となり、従来のようにトナーパッチの1箇所だけの検出濃度に基づいて階調補正データを作成する場合よりも精度の高い階調補正が可能となる。
ここで、前記代表濃度取得手段は、各階調値を示すトナーパッチのそれぞれについて検出された相対的に異なる位置での濃度の平均値を、当該階調値を示すトナーパッチの代表濃度として取得するのが望ましい。
また、本発明は、前記各階調値を示すトナーパッチは、それぞれ複数個あって、これらの複数個のトナーパッチとパターン検出手段との相対的な位置関係を変化させることにより、各階調値を示すトナーパッチのそれぞれについて相対的に異なる位置での濃度が検出されることを特徴としている。
ここで、前記各階調値を示す複数個のトナーパッチの主走査方向における位置を異ならせて形成することにより、各階調値を示すトナーパッチのそれぞれについて、相対的に異なる位置における濃度を検出するようにしてもよい。
また、ここで、前記検出手段を主走査方向に変位させる変位手段を備え、この変位手段により前記検出手段を主走査方向に変位させることにより、前記各階調値を示す複数個のトナーパッチのそれぞれについて、相対的に異なる位置における濃度を検出するようにしてもよい。
さらに、ここで、前記各階調値を示す複数個のトナーパッチの傾きを異ならせて形成することにより、各階調値を示すトナーパッチのそれぞれについて、相対的に異なる位置における濃度を検出するようにしてもよい。
以下、本発明に係る画像形成装置の実施の形態を、タンデム型のカラーデジタル複写機(以下、単に「複写機」という。)を例にして説明する。
(1)複写機の構成の概略
図1は、本実施の形態に係る複写機1の要部の構成を示す図である。
この複写機1は、大きく分けて画像読取部100と画像形成部200とから構成される。
画像読取部100としては、原稿画像をCCDセンサで読み取ってR,G,Bの画像データを生成する公知のものが使用され、原稿台に載置された原稿をスキャナを移動させてスキャンするミラースキャン方式のものや、スキャナを固定させて原稿を原稿搬送装置で移動しながら原稿画像を読み取るシートスルー方式のものなどがあるが、原稿画像をカラーで読み取ることができれば、特に限定されない。
画像形成部200は、本実施の形態では、タンデム型で2次転写方式のものが採用されており、中間転写部10、作像部20、給紙部30、2次転写部40、定着部50および制御部60とから構成され、シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y),ブラック(K)の各再現色のトナー画像を多重転写することによりフルカラー画像が形成されるようになっている(以下、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各再現色を単にC,M,Y,Kと表し、各再現色に関連する構成部分の番号にこのC,M,Y,Kを添字として付加する)。
中間転写部10は、駆動ローラ11および従動ローラ12、13、14に中間転写ベルト15を張架して構成され、この中間転写ベルト15の内側の、各感光体ドラム22Y〜22Kに対応する位置には、1次転写チャージャ16Y〜16Kが列設される。また、中間転写ベルト15は、駆動ローラ11により一定速度で走行するように構成される。この駆動ローラ11の下方には、中間転写ベルト15表面に残留するトナーを除去するクリーナ17が配設されている。
作像部20は、電子写真式の4個の作像ユニット21Y〜21Kを、中間転写ベルト15の走行方向に沿って列設してなる。
ここで、例えば、作像ユニット21Yは、感光体ドラム22Y、帯電チャージャ23Y、LEDアレイ24Y、現像ユニット25Y、およびクリーナ26Yとからなる。クリーナ26Yにより表面の残留トナーが除去された感光体ドラム22Yの表面を帯電チャージャ23Yで一様に帯電させ、これをLEDアレイ24Yで露光走査することにより感光体ドラム21Yの表面に静電潜像が形成される。この静電潜像を現像ユニット25Yから供給されるイエローのトナーで現像し、現像されたトナー像を転写チャージャ16Yにより中間転写ベルト15の表面に一次転写される。
他の作像ユニット21M、21C、21Kも現像ユニットに収納されるトナーの色が異なるだけで基本的には同じ構成である。
給紙部30は、記録シートを収納する給紙カセット31と、この記録シートを当該給紙カセット31から1枚ずつ繰り出すためのピックアップローラ32および中間ローラ33、2次転写部40に送り出すタイミングをとるためのレジストローラ34などを備える。
2次転写部40は、転写ローラ41に印加された電圧により生じた静電力により、中間転写ベルト15上のトナー像を記録シートS上に2次転写させる。
定着部50は、記録シート上に転写されたトナー像を熱圧着して記録シート上に定着させる。
制御部60は、画像読取部100で取得された画像データや外部の端末から受信した画像データに、階調補正を含む様々な処理を加えて、C,M,Y,Kの再現色の信号を生成するほか、上記画像読取部100や画像形成部200各部の動作を制御して円滑な画像形成動作を実行させる。
なお、複写機1の上面の操作しやすい位置には操作パネル70(図2)が設けられている。操作パネル70には、コピー枚数を設定するためのテンキー、コピーを開始させるためのスタートキーなどのキー群の他、原稿の読取モード、読取倍率(拡大縮小率)などの入力を受付けるための設定画面やボタンおよび用紙切れや紙詰まりなどのメッセージを表示させるための液晶表示部が配されている。
上述のような構成を有する複写機1において、画像読取部100で原稿を読み取って得られたR,G,Bの各色成分の画像データは、制御部60において各種のデータ処理を受け、更にC,M,Y,Kの各再現色の画像データに変換され、作像部30における作像ユニット21Y〜21Kにおける露光用LEDアレイが所定の時間をずらして駆動され、それぞれの感光体ドラム22Y〜22K上に各再現色のトナー像が形成される。
これらの作像ユニット21Y〜21Kにより作像されたC,M,Y,Kのトナー像が、順次中間転写ベルト15の同じ位置に重ね合わされて転写されることにより、中間転写ベルト15上にフルカラーのトナー画像が形成される。
給紙部30は、上記中間転写ベルト15上に形成されたトナー像が2次転写部40に到達するタイミングを合わせて、記録シートSを2次転写部40に給送し、ここで中間転写ベルト15上のトナー像が記録シートS上に2次転写され、その後、定着部50でトナー像を定着させた後に、排紙トレイ55上に排出される。
なお、2次転写部40より下流側の中間転写ベルト15に沿った位置には、中間転写ベルト15上に形成されたトナーパターンを検出するためのパターン検出センサ18が配設される。このパターン検出センサ18は、例えば、LEDなどの発光素子とフォトダイオードなどの受光素子を備えた反射型の光電センサが用いられ、このパターン検出センサ18の検出結果に基づき、階調補正が実行される。詳しくは後述する。
(2)制御部60の構成
次に、図2を参照して制御部60の構成を説明する。
同図に示すように制御部60は、CPU61、画像信号処理部62、画像メモリ63、LED駆動部64、RAM65、ROM66、EEPROM67などからなる。
画像信号処理部62は、原稿をスキャンして得られたR,G,Bの電気信号をそれぞれ変換して多値デジタル信号からなる画像データを生成し、これに後述する様々な処理を施すと共に、C,M,Y,Kの再現色の画像データを生成して画像メモリ63に出力する。画像メモリ63は、上記画像データを各再現色ごとに格納する。
LEDアレイ駆動部64は、CPU61の制御を受けて、画像メモリ63から走査ラインごとに画像データを読み出し、各作像ユニット21Y〜21KにおけるLEDアレイを駆動する。
RAM65は、各種の制御変数などを一時記憶すると共にプログラム実行時のワークエリアを提供する。
ROM66には、画像読取部100や画像形成部200の各部の制御プログラムなどのほか、各色のトナーパターンの印字用データが格納されている。
不揮発性の書き込み可能メモリであるEEPROM67は、後述する階調補正データ作成処理における補正データなどが格納される。
図3は、図2の画像信号処理部62の構成を示すブロック図である。
画像読取部100のCCDセンサにより光電変換された画像信号は、A/D変換部621で、r,g,bの多値デジタル画像データに変換される。
A/D変換された画像データは、シェーディング補正部622において所定のシェーディング補正が施される。このシェーディング補正は、画像読取部100におけるスキャナの露光ランプの照射ムラやCCDセンサの感度ムラを解消するものであって、プレスキャン時に原稿ガラス台の設置された白色基準板を読み込んで、このときの読み取った画像データから各画素の乗算比率を決めて内部メモリ(例えばRAM65)に記憶させておき、原稿読み取り時に、各画像データに上記内部メモリに記憶した乗算比率を乗算して補正するものである。
シェーディング補正された画像データは、原稿の反射率データであるため、LOG変換部623において実際の画像の濃度データに変換される。
なお、本複写機1はインターフェース(I/F)632を介してLANなどのネットワークに接続可能になっており、当該ネットワークに接続された他の端末から画像データを受信できるようになっている。外部端末から画像データを受信した場合、それらはR,G,Bの濃度データである場合が多いので、上述したA/D変換部621、シェーディング補正部622、LOG変換部623におけるデータ処理は特に必要ない。
これらの濃度データは、BP処理部(墨加刷処理部)624に入力されて、黒色データKが生成される。ここで黒の生成を行うのは、フルカラー再現のために必要なシアン、マゼンタ、イエローを重ね合わせて黒を再現しても、各トナーの分光特性の影響により、鮮明な黒の再現が難しいためである。そのため、LOG変換部623から得られるR,G,B成分の濃度データDr,Dg,Dbの重なり合う濃度のうち一定の割合を黒の濃度データKとして出力する。
また、UCR処理部(下色除去処理部)625は、濃度データDr,Dg,Dbから黒の濃度データとした値を差し引いた値に所定の係数を乗じて、濃度データDr’、Dg’、Db’として出力する。
R,G,BとC,M,Yは、相互に補色の関係にあり濃度は等しい筈であるが、実際は、CCDセンサ内のフィルタR,G,Bの透過特性とプリンタ部の各トナーC,M,Yの反射特性は、それぞれリニアには変化しないので、色補正部626では、上記濃度データDr’、Dg’、Db’に所定のマスキング係数を乗じて線型補正を加えて、C,M,Yの濃度データを生成して出力する。
このようにして、BP処理部624、UCR処理部625、色補正部626において求められたC,M,Y,Kの各濃度データが次段のγ補正部627に入力され、内部に格納された階調補正データ(以下、「γ補正データ」という。)に基づき階調補正される。
階調補正されたC,M,Y,Kの濃度データは、誤差拡散処理部628において誤差拡散処理された後、再現色ごとに画像メモリ63に格納される。
図4は、上記誤差拡散処理部628の構成を示すブロック図である。
同図に示すように誤差拡散処理部628は、入力補正部6281、低値化部6282、差分演算部6283、誤差拡散マトリクス部6284、誤差値演算部6285、および、誤差データ更新部6286とから構成される。
入力補正部6281は、画像データの注目画素に周辺画素から分散されて累積した誤差を加算する。低値化部6282は、しきい値データを用いて、注目画素の画像データを量子化データとして出力する。
差分演算部6283は、入力補正部6281から出力された画像データの階調値と低値化部6282から出力された量子化データの階調値との誤差(以下、単に「誤差」という。)を演算する。
誤差拡散マトリクス部6284は、画像データの低値化にともなう誤差を、それぞれの周辺画素に割り当てられた重み付けに応じて振り分ける機能要素である。ここでは、上記差分演算部6283で算出された階調値の誤差を周辺の画素に分配するために重み付けがマトリクス状に形成されており、例えば、当該注目画素に一番近い真上と真横の画素には、できるだけ注目画素の誤差を十分反映させる必要があり、重み付けが他の周辺画素よりも大きな「10倍」に設定されている。このように重み付けされた各画素の誤差配分値は、誤差演算部6285において当該重みの総和(本実施の形態の場合「64」)で除算され、誤差データ更新部6286に送出される。
誤差データ更新部6286は、今までの他の注目画素の誤差による誤差配分値を画素ごとに累積して誤差データとして記憶しており、今回の誤差配分値を当該記憶されていた誤差データに加えて更新する。
そして、次の注目画素の画像データが入力補正部6281に入力されると、当該画素について記憶されている誤差データを入力補正部6281に出力し、入力補正部6281は、入力された画像データの階調値に上記誤差データを加え、以下その値に基づき上記した低値化および誤差配分の処理が繰り返される。
このように誤差拡散処理は、各注目画素の階調値を低値化し、この低値化されたデータと低値化前の階調値との誤差を、周辺画素へ重み付け平均して加算することにより次の画素の階調値を修正していくため、1つ1つの画素について見れば、入力された画素の階調値と異なってはいるが、画素の集合として見たときには入力画像の階調値を十分反映することができるものである。
図3に戻り、パターン記憶部629には、図5に示すような階調変化を有する基準パターンの画像データ(以下「パターンデータ」という。)がC,M,Y,Kごとに格納されている。
図5では当該基準パターンの階調は、最大濃度部から最小濃度部まで副走査方向に連続して変化しているように見えるが、実際には例えば、250、240、230、220、・・・・、40、30、20、10、0というように10階調値ごとに26等分されて段階的に変化している(この10階調値ごとの幅を有する部分を本明細書においては便宜上「パッチ」と呼ぶ。したがって図5の基準パターンは、それぞれ250、240、230、220、・・・・、40、30、20、10、0の階調値を示す所定幅のパッチが副走査方向に連続して並んで形成されているとも表現できる。)。
1つのパッチの副走査方向の幅は、パターン検出センサ18の副走査方向の検出幅以上であって、中間転写ベルト15の走行中に当該パッチの濃度をパターン検出センサ18で検出するのに必要な幅が設定される。
後述するγ補正データ作成処理において、このパターンデータが誤差拡散処理部628に入力されて誤差拡散処理された後、一旦画像メモリ63に格納され、γ補正データ作成時において、当該パターンデータが読み出されて、図6に示すように副走査方向に所定の間隔おいて3個の基準パターンP1〜P3が形成される。
この際、図6に示すように3個の基準パターンP1〜P3が、センサに読み取り位置から外れない範囲内で主走査方向に若干ずれるように中間転写ベルと15上に形成される。
この基準パターンP1〜P3が、Y、C、M、Kの各色について形成され、パターン検出センサ18によりパッチごとの濃度が検出される。
これらの検出値は検出処理部630に入力され、それぞれ同一の階調値を示す3つのパッチについて検出された濃度を平均し、この平均濃度を当該階調値を示すパッチの代表濃度としてγ補正データ算出部631に出力する。
γ補正データ算出部631では、各パッチで示そうとする階調値と実際のパッチの代表濃度の関係から階調特性を求め、この関係が線型になるようにγ補正データを算出する。ここで算出されたγ補正データによりγ補正部627内部のγ補正データが更新され、以後、この更新されたγ補正データに基づき画像データの階調補正が実行される。
以下、このγ補正データ作成処理の手順を、補正の対象となる画像データがシアンである場合を例にして、図7のフローチャートに基づき説明する。なお、このγ補正データ作成処理は、例えば、複写機1に電源を投入する度ごとや、所定時間経過するごと、もしくは画像形成動作の累積回数が所定回数を超えるごとに実行される。
まず、シアンのパターンデータに誤差拡散処理を加えて、基準パターンを主走査方向に左右相互に所定の幅だけずらしながら複数個(本実施の形態ではP1〜P3の3個)作成する(ステップS1)。
この際、基準パターンを主走査方向にずらす距離は、パターン検出センサ18による検出領域と形成された基準パターンP1〜P3が主走査方向において重なる範囲内で設定される(この前提として当然ながら、パターン検出センサ18の主走査方向における検出幅は、基準パターンの主走査方向における幅よりも小さいのはいうまでもない。)。
また、できるだけ基準パターンに対する主走査方向における検出領域が重ならないように各基準パターンP1〜P3の主走査方向におけるずれ量を設定することが望ましい。主走査方向にできるだけ異なる位置の基準パターンの濃度を検出して、これらを平均化する方が、誤差拡散処理されて偏在しているドットパターンについて、正しい濃度値を把握しやすいからである。
このように基準パターンを主走査方向にずらして形成する方法は、誤差拡散処理されたパターンデータの読み出しのタイミングtxを基準パターンP1〜P3で異ならせることにより容易に達成できる。
そして、各基準パターンP1〜P3の各階調値を示すパッチの濃度を検出してサンプリングする(ステップS2)。
具体的には、例えば、図6において各基準パターンP1〜P3の最高濃度部側のエッジをパターン検出センサ18で検出してからのクロック数をカウントする。
上記基準パターンの各パッチで示すべき階調値は、上記クロック数と対応して予め不図示のテーブルに格納されており、例えば、入力画像データの階調数が256であって、250、240、230、〜、30、20、10、0と10階調値ごとのパッチの濃度を検出する場合、基準パターンP1〜P3の当該階調値に対応するパッチの位置が、上記クロック数でN1〜N26(N1<N26)として予め求められており、このクロック数をカウントすることにより、基準パターンP1〜P3について同じ階調値を示すパッチにおける濃度検出値を主走査方向に異なる位置で3個サンプリングできることになる。
これらのサンプリング値は、該当する階調値に対応して検出処理部630内の不図示のテーブルに格納され、ここで各階調値に対応してサンプリングされた各3個の検出値の平均値が求められる(ステップS3)。
例えば、基準パターンP1〜P3の階調値60のパッチに対してついてそれぞれ検出値d1〜d3が得られたならば、この平均値(d1+d2+d3)/3を求め、この値を、階調値60を表示すべきパッチの代表濃度値とし、当該階調値に対応させて所定のテーブルに格納する。各パッチは、同じパターンデータを誤差拡散処理して形成されたものであるから、そのドットパターンは同一であり、これが主走査方向にずれて形成されることにより、パターン検出センサ18は、一つのパッチについて異なる3箇所での濃度を検出したのと同じ結果を得ることができ、これを平均することにより、トナーパッチの濃度を1箇所で検出した場合よりも、当該トナーパッチが擬似表示している濃度により近い濃度値を得ることができる。
そして、γ補正データ算出部631において、上記各階調値に対応するパッチのそれぞれの代表濃度値に基づき、背景技術において説明したのと同様な手法でγ補正データ(γ曲線)が求められる(ステップS4)。
すなわち、各入力画像の階調値と、これに対応して形成されたパッチの上記代表濃度値から、まず階調特性を求め、次にこの階調特性を線型補正するようにγ補正データを算出し、そのルックアップテーブルを図3のγ補正部627内の不揮発性メモリに格納して更新する。
このようなγ補正データを求める処理が、他のY、M、Kについても実行され、それぞれγ補正部627内の不揮発性メモリに格納される。
そして、画像形成時において、C,Y,M,Kのそれぞれの入力画像データに対して対応する上記γ補正データに基づき階調補正することにより、階調再現性に優れた画像を形成することができるものである。
なお、上述のような階調補正方法を実行するためのプログラムは、ROM66(図2)に予め格納されており、CPU61がこのプログラムを読み出して実行することにより的確な階調補正がなされる。
このようなプログラムは、例えば磁気テープ、フレキシブルディスク等の磁気ディスク、DVD、CD−ROM、CD−R、MO、PDなどの光記録媒体、Smart Media(登録商標)、COMPACTFLASH(登録商標)などのフラッシュメモリ系記録媒体等、コンピュータ読み取り可能な各種記録媒体に記録することが可能であり、当該記録媒体の形態で生産、譲渡等がなされる場合もあるし、プログラムの形態で、インターネットを含む有線、無線の各種ネットワーク、放送、電気通信回線、衛星通信等を介して伝送、供給される場合もある。
<変形例>
以上、本発明を種々の実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明の内容が、上記実施の形態に示された具体例に限定されないことは勿論であり、例えば、以下のような変形例を考えることができる。
(1)(基準パターン検出処理の変形例)
上記実施の形態では、基準パターンを主走査方向にずらして中間転写ベルト15上に形成することにより同一の階調値を示すパッチについて主走査方向に異なる位置の濃度を検出することにより当該パッチが示す濃度を適正に評価するようにした。しかし、同じ階調値を示すパッチについて主走査方向に異なる位置において濃度を検出する方法は上述のような方法に限らず、次のような変形例も可能である。
(1−1)変形例1
本変形例では、各基準パターン自体は主走査方向にずらさずに副走査方向に一列に並ぶように形成し、パターン検出センサ18を一つの基準パターンの検出が終了するたびに主走査方向に変位させるようにしている。
図8は、この場合におけるパターン検出センサ18の変位機構の一例を示す概略図である。
パターン検出センサ18の基板181は不図示の保持部材により主走査方向に移動可能に保持されており、その端部にはラック183が連結される。このラック183は、駆動モータ182の駆動軸に嵌着されたピニオン184が噛合しており、駆動モータ182を所定の方向に回転させることによりパターン検出センサ18の検出位置が主走査方向に変位可能となっている。この駆動モータ182としてパルス制御によって微小な変位量の制御が可能なステッピングモータが望ましい。
なお、図8に示したこの変位機構はあくまでも一例であって、その他カム機構や静電アクチュエータ、または、ばねとソレノイドを組み合わせた構成などを利用した変位機構であっても構わない。
図9は、本変形例2における基準パターン検出処理の概要を示す図である。
パターン検出センサ18により基準パターンP1の最高濃度側のエッジが検出されると、クロックのカウントを開始し、各階調値に対応するパッチの濃度をサンプリングする。基準パターンP1の検出が終わると、パターン検出センサ18の位置を所定量だけ図の右方向に変位させて、基準パッチP2について同様なサンプリング動作をした後、パターン検出センサ18の位置を今度は左側に所定量変位させてサンプリングを行う。これにより、各基準パターンP1〜P3に対するセンサの読取位置が、破線で示すように主走査方向に相対的にずれることになり、図6の場合と同様な検出結果が得られる。
なお、基準パターンの副走査方向における終端の位置の、上記カウント開始からのクロック数は予めROM66に格納されており、これにより各基準パターンの検出を終了して、パターン検出センサ18を変位させるタイミングが分かる。なお、パターン検出センサ18の変位量と基準パターンの主走査方向の幅との関係は上述した実施の形態の場合と同様にして決定される。
(1−2)変形例2
図10は、変形例2に係る基準パターン検出処理を示す図である。
この変形例2では、パターン検出センサ18によるセンサ読み取り位置は固定して、基準パターンP3に対し、基準パターンP1、P2を左右に所定角度だけ回転させて形成するようにしている。
例えば、基準パターンをθだけ右に回転させる場合には、パターンデータの各画素のメモリ上のアドレスを次のように変換すればよい。
すなわち、図11に示すようにXY座標系で特定の画素Pのメモリ上の座標を(x,y)とし、XY座標をθだけ回転させたUV座標系におけるPの座標を(u,v)とすれば、両者の関係は、次の数1の式のようになる
Figure 2007088920
したがって、上式に基づきもとのパターンデータのメモリの座標を変換して、これに基づいて基準パターンP1、P2を描画すればよい。この際θの大きさは、回転された後の基準パターンがセンサ読み取り位置のラインと重なる範囲であることはいうまでもない。
また、各基準パターンの最高濃度部側のエッジを検出してから、所定の階調値を示すパッチにいたるまでのクロック数も回転角θに応じて若干異なってくる。具体的には、基準パターンをθ回転することにより、その副走査方向の距離が、副走査方向に平行に形成された標準の位置の場合よりも、(1/cosθ)だけ長くなるので、各階調値を示すパッチに到達するまでのクロック数もそれに応じて多くなる。このように回転θに応じて調整されたクロック数が予め求められてROM66内に格納されており、これに基づき各階調値のパッチごとのサンプリングが行われる。
このような方法によっても、同じ階調値を示すパッチについて主走査方向に異なる位置における濃度検出が可能となるので、上述した場合と同様な効果を得ることができる。
(1−3)変形例3
上述の各例では、各階調値を示すパッチが図5に示すように連続して形成して一つの基準パターンを形成したが、必ずしもそうである必要はなく、副走査方向において所定の間隔をおいて各パッチが形成されていても構わない。また、基準パターンの数は、3つに限られず、それ以上の個数であってもよい。基準パターンの数を多くして同じ階調値を示すパッチについて、できるだけ多くの異なる位置での濃度を検出するようにすればより的確なγ補正データが得られる。この場合、代表濃度は、上記実施の形態のように同一の階調を示す複数のパッチのサンプリング値を単純平均して求めてもよいし、検出値が最小と最大のものを除外して、残りの検出値のみを平均して、これを代表濃度値としても構わない。
また、基準パターンは、最小でも2つ形成して、その検出値からγ補正データを求めれば、少なくとも従来の場合よりは正確に階調補正が行えるものである。
図12は、各階調値を示すパッチが2個ずつあり、それらが副走査方向に若干間隔をおき、かつ主走査方向に所定量ずれた位置に形成される場合について示す図である。このような場合であっても一つの階調値を示す2つのパッチについて主走査方向に異なる位置で濃度検出できるため、その平均濃度を求めることにより上述した場合と同様に適正な階調補正が可能となるものである。
なお、上記実施の形態と変形例1〜3のいずれか2つ以上の方法を組み合わせて基準パターン検出処理を実行しても構わない。
(2)上記実施の形態では、入力画像の階調数を256とし、基準パターンとして、階調値が10ずつ変化する「0、10、20、30、・・・・、230、240、250」の26種類のトナーパッチを連続して配列したものを形成したが、さらに細かい幅で階調値が変化するトナーパッチを形成すれば、γ補正データの精度が高くなる。また、階調補正するためには、最低でも2つ以上の階調値を示すトナーパッチが必要である。
(3)上記実施の形態では、各階調値を示す複数のパッチに対して主に主走査方向に異なる位置の濃度を検出するようにしたが、その他の方向、特に副走査方向に異なる位置の濃度を検出して当該パッチの代表濃度を求めることも可能である。
なお、上記実施の形態の説明において基準パターンやトナーパッチの「濃度を検出する」とは、パターン検出センサの信号値により直接、濃度値を検出するような場合のほか、当該センサの検出信号から一旦トナー付着量を求め、当該トナー付着量と濃度との相関関係を示すテーブル等を参照にして濃度に換算するような場合でも構わない。
(4)上記実施の形態では、中間転写ベルト上に形成された基準パターンを検出してγ補正データを求めたが、各感光体ドラムに形成された基準パターンのトナー像を感光体ドラムごとに設けられたパターン検出センサで検出するようにしても構わない。
また、記録シートに基準パターンを2次転写して、排紙路に設置されたトナー検出センサで検出することも可能であろう。
(5)上記実施の形態においては、入力された画像データの階調値を2値化して誤差拡散処理する例について述べたが、一般には入力画像データが階調数Lで表現される場合に、当該Lより少ない階調数M(=2(m=1,2,3,・・・・))に低値化さえすれば、誤差拡散処理を適用できる。通常は、Mは4〜16程度であり、これにより2値化の場合よりも階調変化を滑らかに表現できる。
(6)上記実施の形態では、本発明の画像形成装置をカラー複写機に適用した場合の例を説明したが、画像データを誤差拡散処理して階調表現する装置であれば、単なるプリンタ、ファクシミリ装置、MFP(Multiple Function Peripheral)、その他の各種画像形成装置に適用することが可能である。また、カラーの画像形成装置ばかりでなく、モノクロ専用の画像形成装置であっても構わない。
本発明は、誤差拡散法による階調表現が可能な画像形成装置一般に適用することができる。
本発明の実施の形態にかかるタンデム式のカラー複写機1の概略構成を示す図である。 カラー複写機1の制御部60の構成を示すブロック図である。 制御部60の画像信号処理部62の構成を示すブロック図である。 画像信号処理部62の誤差拡散処理部628の構成を示すブロック図である。 階調補正処理時に使用される基準パターンの一例を示す図である。 3個の基準パターンを主走査方向にずらして中間転写ベルト上に形成した場合の例を示す図である。 本発明のγ補正データ作成処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の変形例におけるパターン検出センサ18の変位機構の一例を示す図である。 上記変形例における基準パターンの形成例とセンサ読取位置の変化を示す図である。 本発明の別の変形例における基準パターンの形成例とセンサ読取位置を示す図である。 図10の変形例の場合において基準パターンをθ回転して形成する場合における、画像データのメモリ上での座標変換を説明するための図である。 本発明のさらに別の変形例における基準パターンの形成例とセンサ読取位置を示す図である。 誤差拡散法で表現された低濃度のトナーパッチの濃度を検出する際に、その検出位置によって検出結果が異なることを示す図である。 図13の検出結果によって得られた補正前の階調特性を示す図である。 図14の階調特性に基づき作成されたγ曲線を示す図である。 図15のγ曲線により階調補正された階調特性を示す図である。
符号の説明
1 複写機
10 中間転写部
15 中間転写ベルト
18 パターン検出センサ
20 作像部
30 給紙部
40 2次転写部
50 定着部
60 制御部
61 CPU
62 画像信号処理部
63 画像メモリ
64 LEDアレイ駆動部
65 RAM
66 ROM
67 EEPROM
70 操作パネル
100 画像読取部
200 画像形成部
628 誤差拡散処理部

Claims (7)

  1. 異なる階調値を示す複数のトナーパッチを誤差拡散法により形成し、当該トナーパッチの幅よりも小さな検出幅の検出手段により、各階調値を示すトナーパッチのそれぞれについて相対的に異なる位置の濃度を検出して、それらの検出濃度から各階調値を示すトナーパッチの代表濃度を取得する代表濃度取得手段と、
    前記代表濃度の値に基づき階調補正データを作成して画像データの階調を補正する階調補正手段と、
    前記階調補正された画像データを誤差拡散法により処理して画像を形成する画像形成手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記代表濃度取得手段は、各階調値を示すトナーパッチのそれぞれについて検出された相対的に異なる位置での濃度の平均値を、当該階調値を示すトナーパッチの代表濃度として取得することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記各階調値を示すトナーパッチは、それぞれ複数個あって、これらの複数個のトナーパッチとパターン検出手段との相対的な位置関係を変化させることにより、各階調値を示すトナーパッチのそれぞれについて相対的に異なる位置での濃度を検出するようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記各階調値を示す複数個のトナーパッチの主走査方向における位置を異ならせて形成することにより、各階調値を示すトナーパッチのそれぞれについて、相対的に異なる位置における濃度を検出するようにしたことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記検出手段を主走査方向に変位させる変位手段を備え、
    この変位手段により前記検出手段を主走査方向に変位させることにより、前記各階調値を示す複数個のトナーパッチのそれぞれについて、相対的に異なる位置における濃度を検出するようにしたことを特徴とする請求項3または4に記載の画像形成装置。
  6. 前記各階調値を示す複数個のトナーパッチの傾きを異ならせて形成することにより、各階調値を示すトナーパッチのそれぞれについて、相対的に異なる位置における濃度を検出するようにしたことを特徴とする請求項3から5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 異なる階調値を示す複数のトナーパッチを誤差拡散法により形成し、当該トナーパッチの幅よりも小さな検出幅で、各階調値を示すトナーパッチのそれぞれについて相対的に異なる位置の濃度を検出して、それらの検出濃度から各階調値を示すトナーパッチの代表濃度を取得する代表濃度取得ステップと、
    前記代表濃度の値に基づき階調補正データを作成して画像データの階調を補正する階調補正ステップと、
    前記階調補正された画像データを誤差拡散法により処理して画像を形成する画像形成ステップと
    を備えることを特徴とする画像形成方法。
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