JP3387788B2 - 緊急呼優先接続装置 - Google Patents

緊急呼優先接続装置

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JP3387788B2
JP3387788B2 JP25656197A JP25656197A JP3387788B2 JP 3387788 B2 JP3387788 B2 JP 3387788B2 JP 25656197 A JP25656197 A JP 25656197A JP 25656197 A JP25656197 A JP 25656197A JP 3387788 B2 JP3387788 B2 JP 3387788B2
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正康 伊藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は緊急呼優先接続装置
に関し、特に移動体通信で緊急呼を優先的に接続する緊
急呼優先接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、移動通信は全国規模で無線周波数
有効利用が図られ、通信のディジタル化やパーソナル化
へ向けて急速に発展している。また、データ伝送やサー
ビスの多様化も図られ、需要も益々増大している。
【0003】移動通信の一般的な呼接続制御としては、
MS(移動機)が発呼した場合、最初にBSS(基地
局)を経由してMSC(移動体交換機)に対して発信要
求が通知される。
【0004】MSCは、発信要求を受け付けて該当する
BSS間の通話回線を、通話回線を管理しているテ−ブ
ルを参照して捕捉する。このテ−ブルは対向するBSS
毎に通話回線の空き状況を管理している。
【0005】発着信による通話回線捕捉時には、捕捉さ
れた空き通話回線は使用中状態に遷移され、呼解放時に
は空き状態に戻る。そして、BSSとの通話回線が捕捉
できたとき呼は接続される。
【0006】ここで、呼を接続するときに、MSCにて
該当するBSS間の通話回線管理テーブルを参照した結
果、通話回線に空き状態がない場合は、通話不可能であ
ると判断される。この時、無条件で呼を解放してしまう
ので、呼は接続されないことになる。
【0007】したがって、このような呼接続制御では、
警察、消防等への緊急呼を接続できない場合が生じてし
まう。このためこれらを回避した従来の技術としては、
例えば、あらかじめ緊急呼用に通話回線を確保しておく
といった方法がとられている。
【0008】また、BSSで無線回線の空きがない場合
に、各通話中の一般呼の中から受信レベルの最も低いM
Sを選択して、隣接するセクタへ移し、空いた無線回線
に緊急呼を接続する技術がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
あらかじめ緊急呼用に通話回線を確保しておく従来技術
では、複数の緊急呼が発生し確保しておいた通話回線に
も空きがなくなった場合、それ以上の緊急呼を受け付け
ることができなくなってしまうといった問題があった。
【0010】また、緊急呼用に確保する使用頻度の低い
通話回線数を増やすと、使用頻度の高い一般呼で使用す
る通話回線数が減り、通常の運用において無駄が生じる
といった問題があった。
【0011】さらに、MSを隣接セクタへ移して、空い
た無線回線に緊急呼を接続する従来技術では、MSCと
BSS間の通話回線を制御するのはMSCであるので、
MSCではMSを直接隣接セクタへ移す制御ができな
い。
【0012】したがって、MSCとBSS間に空きの通
話回線がない場合は、緊急呼であっても接続されないと
いった問題があった。さらにまた、発呼後、着信先MS
に接続された後に、発側MSにリングバックトーンが鳴
るまでの間、発側MSは従来では無音状態になる。網側
の輻輳などにより接続に時間を要する場合は、さらに長
時間無音状態が続くので、発信者は何らかの故障や操作
ミスと判断して、接続を打ち切ってしまう場合があると
いった問題があった。
【0013】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、緊急呼の接続を迅速、高効率に行う緊急呼優
先接続装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、呼の受け付けを行う呼受け付け手段と、
基地局との通話回線の状態を監視する通話回線監視手段
と、ある基地局について前記通話回線に空きがない状態
で緊急呼を前記ある基地局を介して受け付けた 場合に、
該緊急呼を他基地局へチャネル切替えするためのチャネ
ル切替え指示を前記ある基地局に通知するチャネル切替
え指示手段と、前記チャネル切替え指示後、前記他基地
局に対してチャネル切替え要求を送信し、これに対する
応答により、前記ある基地局に対してハンドオーバコマ
ンドを送信することにより、前記他基地局経由の通話回
線を介して前記緊急呼を接続する緊急呼移動手段と、を
有することを特徴とする緊急呼優先接続が提供される。
【0015】また、呼の受け付けを行う呼受け付け手段
と、基地局との通話回線の状態を監視する通話回線監視
手段と、前記通話回線がすべて塞がった状態で緊急呼で
ある呼を受け付けた場合に、一般呼の中で同一基地局を
介して通話を行っている移動機間についての呼を検索
し、切断する一般呼切断手段と、該切断して空いた通話
回線を前記緊急呼に割り当てて接続する緊急呼接続手段
と、を有することを特徴とする緊急呼優先接続装置が提
供される
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の関連技術の緊急呼
優先接続装置10の原理図である。
【0017】呼受け付け手段11は、緊急呼の識別及び
呼の接続等の呼の受け付けを行う。通話回線監視手段1
2は、基地局40との通話回線の状態を監視する。切替
えメッセージ通知手段13は、通話回線がすべて塞がっ
た状態で緊急呼を受け付けた場合に、緊急呼を保留した
後、基地局40に対して通話中である一般呼のチャネル
を他基地局50に切り替えることを指示する。
【0018】なお、本発明は共通線信号方式により、通
話パスが塞がっていても、緊急呼が発呼されていること
を信号により認識できる。接続可能数管理手段14は、
切替えメッセージ13aに対する基地局40からの応答
メッセージ14aを参照し、チャネル切替えして接続可
能な移動機60の数を、抽出して記憶管理する。すなわ
ち、チャネル切替えしても通話接続可能な移動機数を管
理する。
【0019】一般呼移動手段15は、基地局40からの
チャネル切替え要求によって、他基地局50へ通話中の
一般呼を移動させる。ここで移動させられる一般呼は、
接続可能数管理手段14で管理されている移動機で通話
中の一般呼である。緊急呼接続手段16は、空いた通話
回線に緊急呼を接続する。
【0020】次に動作について説明する。図2は緊急呼
優先接続装置10の動作手順を示すフローチャートであ
る。 〔S1〕呼受け付け手段11は、呼の受け付けを行う。 〔S2〕通話回線監視手段12は、基地局40との通話
回線の状態を監視する。 〔S3〕切替えメッセージ通知手段13は、通話回線が
すべて塞がった状態で緊急呼を受け付けた場合に、緊急
呼を保留した後、基地局40に対して通話中である一般
呼のチャネルを他基地局50に切り替えることを指示す
る。 〔S4〕接続可能数管理手段14は、切替えメッセージ
13aに対する基地局40からの応答メッセージ14a
を参照し、チャネル切替えして接続可能な移動機60の
数を、抽出して管理する。 〔S5〕一般呼移動手段15は、基地局40からのチャ
ネル切替え要求によって、他基地局50へ通話中の一般
呼を移動させる。 〔S6〕緊急呼接続手段16は、空いた通話回線に緊急
呼を接続する。
【0021】次に本発明の関連技術の緊急呼優先接続装
置が適用される移動体通信システムの構成について説明
する。図3は移動体通信システムの構成を示す図であ
る。MSC101は、複数のBSS(図ではBSS10
2a、BSS102b)と接続する。BSS102aは
MS103aと、BSS102bはMS103bと、無
線によって接続する。
【0022】警察、消防等の緊急呼受付台400は、一
般的には固定網300に接続されており、MS103a
またはMS103bからの緊急呼は、移動網100及び
固定網300を経由して緊急呼受付台400に接続され
る。そして、緊急呼優先接続装置は、MSC101内に
含まれる。
【0023】次に緊急呼優先接続装置10の具体的な構
成と動作について説明する。図4は緊急呼優先接続装置
10を備えるシステム構成を示す図である。MSC11
0はBSS40、50及び固定網300と接続されてい
る。また、図には示さないが、各BSSの配下に複数の
MSが存在している。
【0024】呼処理装置111は、呼受け付け手段11
及び緊急呼接続手段16を実現する。また、内部に空き
通話回線がない状態に緊急呼を受け付けているか否かを
識別するための緊急呼処理中フラグを持つ緊急呼受け付
け状態記憶装置111aを備える。
【0025】緊急呼保留装置112は、通話回線に空き
がない状態で緊急呼を受け付けた場合に、空きの通話回
線ができるまでの間、緊急呼を保留して切替えメッセー
ジ13a(以降は、チャネル切替え候補間い合わせメッ
セージと呼ぶ。)を通知する切替えメッセージ通知手段
13、及び接続可能数管理手段14を実現する。
【0026】また、緊急呼の保留時間が一定時間を越え
た時に一般呼の強制解放を行う保留監視装置112aを
備える。表示指示装置112bは、緊急呼が保留中に、
緊急呼接続中のメッセージを移動機の表示部に表示させ
る緊急呼接続メッセージ表示制御手段を実現する。
【0027】通話回線装置113a、113bはBSS
40、50に対応し、MSC110に接続されているB
SS毎に設けられ、MSC110〜BSS間の通話回線
の状態を監視する通話回線監視手段12を実現する。
【0028】チャネル切替え装置114は、通信中の呼
を切断することなく他のBSSへ移動させる一般呼移動
手段15を実現する。また、メッセージ送受信装置11
5は、BSSへのメッセージ送信やBSSからのメッセ
ージ(チャネル切替え要求等)受信を行う。
【0029】次に緊急呼を優先接続する際の処理手順に
ついて、図5から図10にもとづいて説明する。ここで
は、BSS40の配下にいる複数のMSが現在使用中で
あって、MSC110とBSS40間の通話回線に空き
がない状態とする。そして、この状態において、BSS
40の配下にいるMSが、「110」等の緊急呼を発呼
したとする。
【0030】図5は緊急呼を優先接続する際の全体処理
手順を示すシーケンス図である。この図は、通信制御方
式の1つであるGSM勧告のAインタフェースメッセー
ジからなるシーケンスである。なお、図中のメッセージ
番号M1〜M6に対応する説明等は、図6から図10を
用いて行う。
【0031】次に呼受け付け手段11について説明す
る。BSS40からの発信要求(SETUP) M1は,呼受け
付け手段11によって処理される。図6は呼受け付け手
段11の処理手順を示すフローチャートである。 〔S10〕緊急呼受け付け状態記憶装置111aの緊急
呼処理中フラグを調べて「緊急呼接続中」か否かを判定
する。もし、すでに緊急呼を接続しようとしている場合
は、緊急呼処理中フラグが「緊急呼接続中」になってい
るため、空き通話回線があっても一般呼は接続されな
い。緊急呼接続中ならばステップS12へ、通常の一般
呼ならばステップS11へ行く。 〔S11〕通話回線装置113aに問い合わせ、通話回
線に空きがあるか否かを識別する。空き通話回線があれ
ばステップS14へ、なければステップS12へ行く。 〔S12〕緊急呼であるかどうかを判断する。緊急呼で
あればステップS13へ、一般呼であればステップS1
6へ行く。 〔S13〕緊急呼保留装置112は緊急呼を保留し、緊
急呼処理中フラグを「緊急呼接続中」に変更する。 〔S14〕呼を接続する。 〔S15〕切替えメッセージ通知手段13を起動する。 〔S16〕一般呼の接続を拒否する。
【0032】次に通話回線装置113について説明す
る。図7は通話回線装置113が用いる通話回線管理テ
−ブルを示す図である。通話回線装置113は、通話回
線管理テ−ブル113−1を有し、通話回線の使用状況
を管理する。図ではBSS40、50間の通話回線の1
本毎に対応した通話回線状態を管理している様子を示し
ている。呼を接続するための通話回線を割り当てたとき
は「使用中」にし、呼を解放したときには「空き」にす
る。 次に切替えメッセージ通知手段13について説明
する。図8は切替えメッセージ通知手段13の処理手順
を示すフローチャートである。 〔S20〕接続待ち数を+1加算する。 〔S21〕受け付けた緊急呼を待ちキューに接続する。 〔S22〕接続待ち数が1であるかどうかを判断する。
1ならばこれから緊急呼を接続しようとするためにステ
ップS23へ、1でなければすでに緊急呼を接続してい
るのでステップS24へ行く。 〔S23〕空きの通話回線ができたときに接続できるよ
う緊急呼接続手段16の周期タスクを起動する。 〔S24〕接続待ち数が接続可能数よりも大きいかどう
かを判断する。大きい場合はステップS25へ、そうで
なければ終了する。 〔S25〕チャネル切替え候補問い合わせメッセージ
(HANDOVER CANDIDATE ENQUIRY) M2のフラグが「送信
中」かどうかを判断する。送信中なら終了し、未送信な
らステップS26へ行く。 〔S26〕チャネル切替え候補問い合わせメッセージ
(HANDOVER CANDIDATE ENQUIRY) M2のフラグを「送信
中」に変更する。 〔S27〕一般呼をチャネル切替えさせるため、チャネ
ル切替え候補問い合わせメッセージ(HANDOVER CANDIDA
TE ENQUIRY) M2をBSS40に送信する。 〔S28〕BSS40経由でMSに対して「接続待機
中」指示付き信号M3を送信する。
【0033】次に接続可能数管理手段14について説明
する。図9は接続可能数管理手段14の処理手順を示す
フローチャートである。BSS40から応答メッセージ
14a(以降はチャネル切替え候補問い合わせ応答メッ
セージと呼ぶ。)を受けると、接続可能数管理手段14
にて移動する一般呼の数を認識する。 〔S30〕チャネル切替え候補問い合わせ応答メッセー
ジ(HANDOVER CANDIDATERESPONSE)M4にて移動する一
般呼の数がBSS40から通知され、この移動する一般
呼の数が実際に通話回線の空きができる数になるため、
この数を接続可能数として設定する。 〔S31〕接続可能数が接続待ち数である受け付けてい
る緊急呼の数よりも少ない場合は、ステップS32へ、
そうでなければステップS33へ行く。 〔S32〕再度チャネル切替え候補問い合わせメッセー
ジ(HANDOVER CANDIDATEENQUIRY) M2の送信を行う。 〔S33〕チャネル切替え候補問い合わせメッセージ
(HANDOVER CANDIDATE ENQUIRY) M2のフラグを「未送
信」に変更する。
【0034】以上説明したように、特定の通話中の一般
呼がチャネル切替え装置114にてチャネル切替え要求
(HANDOVER REQUIRED)M5から解放完了(CLEAR COMPLE
TE)M6までの一連のシーケンスによって、一般呼がB
SS40からBSS50に移り、使用していたBSS4
0の通話回線が空きになる。
【0035】次に緊急呼接続手段16について説明す
る。図10は緊急呼接続手段16の処理手順を示すフロ
ーチャートである。これは周期的に通話回線の空き状態
を調べ、通話回線に空きができたとき、保留していた緊
急呼を待ちキューの先頭にある緊急呼から順にその空き
通話回線に割り当てて接続させる。 〔S40〕待ちキューに保留されている各緊急呼の保留
時間を更新する。 〔S41〕空き通話回線があるかどうかを判断する。空
き通話回線があればステップS42へ、なければステッ
プS49へ行く。 〔S42〕接続可能待ち数から1減算する。 〔S43〕待ちキューにある先頭の緊急呼を接続する。 〔S44〕接続可能待ち数から1減算する。 〔S45〕接続可能待ち数が0であるかどうかを判断す
る。0ならばステップS46へ、0でなければ終了す
る。 〔S46〕接続可能数を0クリアにする。 〔S47〕緊急呼処理中フラグを「通常」に変更する。 〔S48〕緊急呼接続手段16の周期タスクを停止す
る。 〔S49〕一定時間(しきい値)を越えて緊急呼が保留
され続けた場合はステップS50へ、そうでなければ終
了する。 〔S50〕BSS40にて通話中の一般呼をランダムに
選択する。 〔S51〕選択された呼に対して、通話回線に空きがな
いために緊急呼にこの通話回線を譲る旨のガイダンス通
知を行う。 〔S52〕該当する一般呼を強制解放して、通話回線に
空きを作り、この通話回線を緊急呼に割り当て接続させ
る。
【0036】以上説明したように、緊急呼優先接続装置
10は、MSC110とBSS40間の通話回線がすべ
て使用中の状態に緊急呼を受け付けた場合、一般呼を隣
接するBSS50に移動して、空いた通話回線に緊急呼
を接続する構成にした。これにより、MSC110とB
SS40間の通話回線に空きがない場合でも緊急呼を接
続することが可能になる。
【0037】また、緊急呼が保留中に、緊急呼接続中の
メッセージをMSの表示部に表示させる構成としたの
で、発側MSと着側MS間のパス接続が長時間となる場
合、発信者が接続途中であることを認識でき、不用意に
切断されることがなくなる。
【0038】次に本発明の緊急呼優先接続装置の第1の
実施の形態について説明する。図11は第1の実施の形
の緊急呼優先接続装置20の原理図である呼受け付
け手段21は、緊急呼の識別及び呼の接続等の呼の受け
付けを行う。通話回線監視手段22は、基地局40との
通話回線の状態を監視する。
【0039】チャネル切替え指示通知手段23は、通話
回線がすべて塞がった状態で緊急呼を受け付けた場合
に、緊急呼を他基地局50へチャネル切替えするための
チャネル切替え指示23aを通知する。
【0040】緊急呼移動手段24は、チャネル切替え指
示後、基地局40からのチャネル切替え要求によって他
基地局50へ緊急呼を移動させる。次に緊急呼優先接続
装置20の具体的な構成と動作について説明する。図1
2は第1の実施の形態の緊急呼優先接続装置20を備え
るシステム構成を示す図である。MSC120はBSS
40、50及び固定網300と接続されている。また、
図には示さないが、各BSSの配下に複数のMSが存在
している。
【0041】呼処理装置121は、呼受け付け手段21
及びチャネル切替え指示通知手段23を実現する。通話
線装置123a、123bは通話回線管理テ−ブルを
有し、通話回線の使用状況を管理する。チャネル切替え
装置124は、緊急呼のチャネルを他のBSSへ移動さ
せる緊急呼移動手段24を実現する。メッセージ送受信
装置125は、BSSへのメッセージ送信やBSSから
のメッセージ(チャネル切替え要求等)受信を行う。
【0042】切替え指示検出装置40a、50aは、M
SC120からのチャネル切替え指示を検出したとき
に、受け付けた緊急呼のチャネル切替えを実施させる。
次に緊急呼を優先接続する際の処理手順について、図1
3から図15にもとづいて説明する。ここでは、BSS
40の配下にいる複数のMSが現在使用中であってMS
C120とBSS40間の通話回線に空きがない状態と
する。そして、この状態において、BSS40の配下に
いるMSが、「110」等の緊急呼を発呼したとする。
【0043】図13は緊急呼を優先接続する際の全体処
理手順を示すシーケンス図である。この図は、通信制御
方式の1つであるGSM勧告のAインタフェースメッセ
ージからなるシーケンスである。なお、図中のメッセー
ジ番号M10〜M13に対応する説明等は、図14、図
15を用いて行う。
【0044】次に呼受け付け手段21について説明す
る。BSS40からの発信要求(SETUP) M10は,呼受
け付け手段21によって処理される。図14は呼受け付
け手段21の処理手順を示すフローチャートである。 〔S60〕通話回線装置123aに問い合わせ、通話回
線に空きがあるか否かを識別する。あればステップS6
2へ、なければステップS61へ行く。 〔S61〕緊急呼であるかどうかを判断する。緊急呼な
らばステップS63へ、そうでなければステップS64
へ行く。 〔S62〕呼の接続を行う。 〔S63〕チャネル切替え指示通知手段23を起動す
る。 〔S64〕一般呼であるから接続を拒否する。
【0045】次にチャネル切替え指示通知手段23につ
いて説明する。図15はチャネル切替え指示通知手段2
3の処理手順を示すフローチャートである。 〔S70〕チャネル切替え割り当て要求メッセージにチ
ャネル切替え指示情報を設定する。 〔S71〕BSS40に対し、チャネル切替え指示23
aであるチャネル割り当て要求メッセージを送信する。
【0046】このように通常、通話回線に空きがあれば
チャネル割り当て要求メッセージ(ASSIGNMENT REQUES
T) M11に割り当てる通話回線の情報等を設定する
が、空き通話回線がない場合は、チャネル割り当て要求
メッセージ(ASSIGNMENT REQUEST) M11を受けたBS
S40は、切替え指示検出装置40aにてチャネル割り
当て要求メッセージ(ASSIGNMENT REQUEST) M11内に
チャネル切替えを指示する情報を検出し、接続しようと
している緊急呼に対してチャネル切替えの実施を促す。
【0047】そして、チャネル切替えの実施によってチ
ャネル切替え要求(HANDOVER REQUIRED)M12から解放
完了(CLEAR COMPLETE)M13までの一連のシーケンスが
実施され、受け付けた緊急呼がBSS50経由で接続さ
れる。
【0048】以上説明したように、第1の実施の形態
緊急呼優先接続装置20は、MSC120とBSS40
間の通話回線がすべて使用中の状態に緊急呼を受け付け
た場合、緊急呼を空き通話回線のあるBSS50に移動
させて緊急呼を接続する構成とした。これにより、MS
C120とBSS40間の通話回線に空きがない場合で
も緊急呼を接続することが可能になる。
【0049】次に本発明の緊急呼優先接続装置の第2の
実施の形態について説明する。図16は第2の実施の形
の緊急呼優先接続装置30の原理図である。呼受け付
け手段31は、緊急呼の識別及び呼の接続等の呼の受け
付けを行う。通話回線監視手段32は、基地局40との
通話回線の状態を監視する。
【0050】一般呼切断手段33は、通話回線がすべて
塞がった状態で緊急呼を受け付けた場合に、通話がされ
ていない接続中の一般呼を検出し、この一般呼を切断す
る。緊急呼接続手段34は、一般呼を切断して空いた通
話回線を緊急呼に割り当てて接続する。
【0051】次に緊急呼優先接続装置30の具体的な構
成と動作について説明する。図17は第2の実施の形態
の緊急呼優先接続装置30を備えるシステム構成を示す
図である。MSC130はBSS40、50及び固定網
300と接続されている。また、図には示さないが、各
BSSの配下に複数のMSが存在している。
【0052】呼処理装置131は、呼受け付け手段31
を実現する。通話回線装置133a、133bは通話回
線管理テ−ブルを有し、通話回線の使用状況を管理す
る。緊急呼接続装置136は緊急呼接続手段34を実現
する。一般呼切断装置137は、通信中の一般呼を選択
して切断する一般呼切断手段33を実現する。
【0053】また、接続中検出装置137aは、強制的
に切断する一般呼を抽出するときに、まだ通話が開始さ
れていない接続中の一般呼を検出し、該当する一般呼が
あれば優先的に切断対象とすることによって通話中の一
般呼への影響を最小限に抑える機能を持つ。
【0054】同一基地局内検出装置137bは、同一
基地局を経由している一般呼を検出し、この一般呼を優
先的に切断対象とすることによって、一度の切断で2回
線確保する機能を持つ。
【0055】次に緊急呼を優先接続する際の処理手順に
ついて、図18から図22にもとづいて説明する。ここ
では、BSS40の配下にいる複数のMSが現在使用中
であってMSC130とBSS40間の通話回線に空き
がない状態とする。そして、この状態において、BSS
40の配下にいるMSが、「110」等の緊急呼を発呼
したとする。
【0056】図18は緊急呼を優先接続する際の全体処
理手順を示すシーケンス図である。この図は、通信制御
方式の1つであるGSM勧告のAインタフェースメッセ
ージからなるシーケンスである。なお、図中のメッセー
ジ番号M20〜M25に対応する説明等は、図19、図
20を用いて行う。
【0057】次に呼受け付け手段31について説明す
る。BSS40からの発信要求(SETUP) M20は,呼受
け付け手段31によって処理される。図19は呼受け付
け手段31の処理手順を示すフローチャートである。 〔S80〕通話回線装置133aに問い合わせ、通話回
線に空きがあるか否かを識別する。あればステップS8
2へ、なければステップS81へ行く。 〔S81〕緊急呼であるかどうかを判断する。緊急呼な
らばステップS83へ、そうでなければステップS84
へ行く。 〔S82〕呼の接続を行う。 〔S83〕一般呼切断手段33を起動する。 〔S84〕一般呼であるから接続を拒否する。
【0058】次に一般呼切断手段33について説明す
る。図20は一般呼切断手段33の処理手順を示すフロ
ーチャートである。 〔S90〕BSS40との通話回線を使用している呼を
ランダムに選択する。 〔S91〕一般呼であるかどうかを判断する。一般呼な
らばステップS92へ、緊急呼ならばステップS90へ
戻る。 〔S92〕緊急呼を接続するために回線を譲る旨のガイ
ダンス(切断アナウンスM21)を通知する。 〔S93〕解放要求(CLEAR COMMAND) M22、解放完了
(CLEAR COMPLETE)M23によって、その一般呼を強制的
に切断させる。 〔S94〕一般呼が使用していた通話回線を緊急呼接続
手段34に通知して緊急呼の接続を行う。
【0059】次に緊急呼接続手段34について説明す
る。一般呼切断手段33にて切断した一般呼が、使用し
ていた通話回線を緊急呼に割り当てた後、通常の接続シ
ーケンスと同じく、チャネル割り当て要求メッセージ
(ASSIGNMENT REQUEST) M24から接続完了(CONN AC
K) M25までのシーケンスにより緊急呼が接続され
る。
【0060】次に接続中検出装置137a、同一基地局
内呼検出装置137bについて説明する。一般呼切断処
理においては、切断する一般呼を選択する基準として、
接続中検出装置137a、同一基地局内呼検出装置13
7bを用いて行う。図21は接続中検出装置137aの
処理手順を示すフローチャートである。 〔100〕BSS40との通話回線を使用している呼
を選択する。 〔101〕一般呼であるかどうかを判断する。一般呼
ならばステップS102へ、緊急呼ならステップS10
0へ戻る。 〔102〕呼出中の場合はステップS103へ、そう
でなければステップS100へ戻る。 〔103〕検出した一般呼を切断対象とする。
【0061】このように通話回線を使用している一般呼
の中で通話回線を割り当てたばかりの接続中の一般呼や
相手を呼び出し中で通話がされていない一般呼を検出
し、切断対象とする。
【0062】図22は同一基地局内呼検出装置137b
の処理手順を示すフローチャートである。 〔110〕BSS40との通話回線を使用している呼
を選択する。 〔S111〕一般呼であるかどうかを判断する。一般呼
ならばステップS112へ、緊急呼ならステップS11
0へ戻る。 〔S112〕相手も同一のBSS40であればステップ
S113へ、そうでなければステップS110へ戻る。 〔S113〕検出した一般呼を切断対象とする。
【0063】このようにBSS40との通話回線を使用
している一般呼の中で相手側もBSS40の配下にいる
一般呼を検出し、切断対象とする。以上説明したよう
に、第2の実施の形態の緊急呼優先接続装置30は、M
SC130とBSS40間の通話回線がすべて使用中の
状態に緊急呼を受け付けた場合、一般呼を強制的に切断
して、空き通話回線を確保して緊急呼を接続する構成と
した。これにより、MSC130とBSS40間の通話
回線に空きがない場合でも緊急呼を接続することが可能
になる。
【0064】また、一般呼を切断する際に、まだ通話が
始まってない一般呼を切断対象としたので、通話中の一
般呼への影響を抑えることが可能になる。さらに、同一
基地局内の一般呼のみを切断対象とすることによって、
一度の切断で2本の通話回線を空きにすることができ、
さらに次の緊急呼を受けたとき、一般呼の強制切断を行
わずに接続することが可能になる。
【0065】次に本発明の関連技術の緊急呼優先接続シ
ステムについて説明する。図23は緊急呼優先接続シス
テム201の構成を示す図である。緊急呼優先接続シス
テム201は、MSC200に含まれる。MSC200
は基地局40、他基地局50、固定網300と接続す
る。
【0066】緊急呼優先接続システム201は、第1の
緊急呼優先接続装置10と、第2の緊急呼優先接続装置
20と、第3の緊急呼優先接続装置30と、を含む。第
1の緊急呼優先接続装置10は、上述した緊急呼優先接
続装置10であり、第2の緊急呼優先接続装置20は、
上述した緊急呼優先接続装置20であり、第3の緊急呼
優先接続装置30は、上述した緊急呼優先接続装置30
である。
【0067】次に緊急呼優先接続システム201に対
し、第1の緊急呼優先接続装置10で緊急呼を優先接続
できない場合に、第2の緊急呼優先接続装置20を起動
して緊急呼を接続する第1の動作手順について説明す
る。
【0068】図24は第1の動作手順を示すシーケンス
図である。第1の緊急呼優先接続装置10の接続可能数
管理手段14にて、チャネル切替え候補問い合わせメッ
セージ(HANDOVER CANDIDATE ENQUIRY) M30に対する
応答メッセージ(HANDOVER CANDIDATE RESPONSE)M31
からチャネル切替え可能なMS数を抽出した結果、接続
可能数が0であったとする。
【0069】この場合、再度チャネル切替え候補問い合
わせメッセージ(HANDOVER CANDIDATE ENQUIRY) M30
を送信するのではなく、第2の緊急呼優先接続装置20
のチャネル切替え指示通知手段23でチャネル割り当て
要求メッセージ(ASSIGNMENTREQUEST) M32にチャネ
ル切替えを指示する情報を設定する。そして、該当BS
S40に伝えて、一旦保留した緊急呼を隣接するBSS
50へチャネル切替えすることにより緊急呼を接続させ
る。
【0070】次に緊急呼優先接続システム201に対
し、第1の緊急呼優先接続装置10で緊急呼を優先接続
できない場合に、第3の緊急呼優先接続装置30を起動
して緊急呼を接続する第2の動作手順について説明す
る。
【0071】図25は第2の動作手順を示すシーケンス
図である。第1の緊急呼優先接続装置10の接続可能数
管理手段14にて、チャネル切替え候補問い合わせメッ
セージ(HANDOVER CANDIDATE ENQUIRY) M40に対する
応答メッセージ(HANDOVER CANDIDATE RESPONSE)M41
からチャネル切替え可能なMS数を抽出した結果、接続
可能数が0であったとする。
【0072】この場合、再度チャネル切替え候補問い合
わせ(HANDOVER CANDIDATE ENQUIRY) M40を送信する
のではなく、第3の緊急呼優先接続装置30の一般呼切
断手段33で一般呼を強制的に切断させた後、一旦保留
していた呼を接続させる。
【0073】次に緊急呼優先接続システム201に対
し、第2の緊急呼優先接続装置20で緊急呼を優先接続
できない場合に、第3の緊急呼優先接続装置30を起動
して緊急呼を接続する第3の動作手順について説明す
る。
【0074】図26は第3の動作手順を示すシーケンス
図である。第2の緊急呼優先接続装置20のチャネル切
替え指示通知手段23にてチャネル割り当て要求(ASSI
GNMENT REQUEST) M50にチャネル切替えを指示する情
報を設定して該当BSS40に伝える。
【0075】ところが、ここでBSS40ではチャネル
切替えができないと判断した場合、その応答メッセージ
(ASSIGNMENT FAILURE)M51にチャネル切替え不可の旨
の情報を設定する。
【0076】その情報を受け取ったMSC200は、第
3の緊急呼優先接続装置30の一般呼切断手段33で一
般呼を強制的に切断させた後、緊急呼を接続させる。次
に緊急呼優先接続システム201に対し、第1の緊急呼
優先接続装置10及び第2の緊急呼優先接続装置20で
緊急呼を優先接続できない場合に、第3の緊急呼優先接
続装置30を起動して緊急呼を接続する第4の動作手順
について説明する。
【0077】図27は第4の動作手順を示すシーケンス
図である。第1の緊急呼優先接続装置10の接続可能数
管理手段14にて、チャネル切替え候補問い合わせメッ
セージ(HANDOVER CANDIDATE ENQUIRY) M60に対する
応答メッセージ(HANDOVER CANDIDATE RESPONSE)M61
からチャネル切替え可能なMS数を抽出した結果、接続
可能数が0であったとする。
【0078】この場合、再度チャネル切替え候補問い合
わせメッセージ(HANDOVER CANDIDATE ENQUIRY) M60
を送信するのではなく、第2の緊急呼優先接続装置20
のチャネル切替え指示通知手段23でチャネル割り当て
要求(ASSIGNMENT REQUEST)M62にチャネル切替えを
指示する情報を設定して該当BSS40に伝える。
【0079】ところが、ここでBSS40ではチャネル
切替えができないと判断した場合、その応答メッセージ
(ASSIGNMENT FAILURE)M63にチャネル切替え不可の旨
の情報を設定する。
【0080】そして、その情報を受け取ったMSC20
0は第3の緊急呼優先接続装置30の一般呼切断手段3
3で一般呼を強制的に切断させた後、緊急呼を接続させ
る。以上説明したように、本発明の関連技術の緊急呼優
先接続システム201は、緊急呼を優先接続するための
第1から第3の緊急呼優先接続装置を含む構成とした。
これにより通話回線に空きがない場合でも、緊急呼接続
の確実性を増し、迅速に接続することが可能になる。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の緊急呼優
先接続装置は、通話回線がすべて塞がった状態で緊急呼
を受け付けた場合に、緊急呼を他基地局に切り替えて、
接続する構成とした。これにより通話回線に空きがない
場合でも、一般呼を切断することなく、緊急呼を迅速に
接続することが可能になる。
【0082】また、本発明の緊急呼優先接続装置は、通
話回線がすべて塞がった状態で緊急呼を受け付けた場合
に、同一基地局内で通話を行っている移動機間の呼を検
索して切断し、空いたチャネルを緊急呼に割り当てる構
成とした。これにより通話回線に空きがない場合でも、
緊急呼を迅速に接続することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の関連技術の緊急呼優先接続装置の原理
図である。
【図2】急呼優先接続装置の動作手順を示すフローチ
ャートである。
【図3】移動機通信システムの構成を示す図である。
【図4】緊急呼優先接続装置を備えるシステム構成を示
す図である。
【図5】緊急呼を優先接続する際の全体処理手順を示す
シーケンス図である。
【図6】呼受け付け手段の処理手順を示すフローチャー
トである。
【図7】通話回線装置が用いる通話回線管理テ−ブルを
示す図である。
【図8】切替えメッセージ通知手段の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図9】接続可能数管理手段の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図10】緊急呼接続手段の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図11】第1の実施の形態の緊急呼優先接続装置の原
理図である。
【図12】第1の実施の形態の緊急呼優先接続装置を備
えるシステム構成を示す図である。
【図13】緊急呼を優先接続する際の全体処理手順を示
すシーケンス図である。
【図14】呼受け付け手段の処理手順を示すフローチャ
ートである
【図15】チャネル切替え指示通知手段の処理手順を示
すフローチャートである。
【図16】第2の実施の形態の緊急呼優先接続装置の原
理図である。
【図17】第2の実施の形態の緊急呼優先接続装置を備
えるシステム構成を示す図である。
【図18】緊急呼を優先接続する際の全体処理手順を示
すシーケンス図である。
【図19】呼受け付け手段の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図20】一般呼切断手段の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図21】接続中検出装置の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図22】同一基地局内呼検出装置の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図23】緊急呼優先接続システムの構成を示す図であ
る。
【図24】第1の動作手順を示すシーケンス図である。
【図25】第2の動作手順を示すシーケンス図である。
【図26】第3の動作手順を示すシーケンス図である。
【図27】第4の動作手順を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
10 緊急呼優先接続装置 11 呼受け付け手段 12 通話回線監視手段 13 切替えメッセージ通知手段 13a 切替えメッセージ 14 接続可能数管理手段 14a 応答メッセージ 15 一般呼移動手段 16 緊急呼接続手段 40 基地局 50 他基地局 60 移動機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04Q 7/38 H04B 7/26 109K (56)参考文献 特開 平6−245256(JP,A) 特開 平9−135477(JP,A) 特開 平9−65407(JP,A) 特開 平9−247748(JP,A) 特開 平7−87569(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38 H04M 3/20 - 3/42

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 呼の受け付けを行う呼受け付け手段と、 基地局との通話回線の状態を監視する通話回線監視手段
    と、 ある基地局について前記通話回線に空きがない状態で緊
    急呼を前記ある基地局を介して受け付けた場合に、該緊
    急呼を他基地局へチャネル切替えするためのチャネル切
    替え指示を前記ある基地局に通知するチャネル切替え指
    示手段と、 前記チャネル切替え指示後、前記他基地局に対してチャ
    ネル切替え要求を送信し、これに対する応答により、前
    記ある基地局に対してハンドオーバコマンドを送信する
    ことにより、前記他基地局経由の通話回線を介して前記
    緊急呼を接続する緊急呼移動手段と、 を有することを特徴とする緊急呼優先接続装置。
  2. 【請求項2】 呼の受け付けを行う呼受け付け手段と、 基地局との通話回線の状態を監視する通話回線監視手段
    と、 前記通話回線がすべて塞がった状態で緊急呼である呼を
    受け付けた場合に、一般呼の中で同一基地局を介して通
    話を行っている移動機間についての呼を検索し、切断す
    る一般呼切断手段と、 該切断して空いた通話回線を前記緊急呼に割り当てて接
    続する緊急呼接続手段と、 を有することを特徴とする緊急呼優先接続装置。
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