JPH11204271A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JPH11204271A
JPH11204271A JP10005343A JP534398A JPH11204271A JP H11204271 A JPH11204271 A JP H11204271A JP 10005343 A JP10005343 A JP 10005343A JP 534398 A JP534398 A JP 534398A JP H11204271 A JPH11204271 A JP H11204271A
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JP
Japan
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lighting
load
lighting load
human body
control unit
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Withdrawn
Application number
JP10005343A
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English (en)
Inventor
Tomomi Yasuda
智美 安田
Shigeo Goshima
成夫 五島
Masanao Okawa
将直 大川
Shigeaki Yamazaki
茂章 山崎
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】充分な省エネを図ることが可能な照明装置を提
供する。 【解決手段】照明装置は、照明負荷1と、商用交流電源
ACから照明負荷1に供給される電力量を可変する照明
負荷制御部2と、照明負荷1への供給電力量を調整する
ための負荷制御信号を照明負荷制御部2に出力して照明
負荷1の点灯、消灯及び調光を行う制御部3と、制御部
3に対して点灯、消灯、調光などの指示を与えるための
操作部4とを備える。制御部3は、電源投入等を開始ト
リガとして照明負荷1の点灯を開始した時点から、所定
の割合で徐々に照明負荷1の出力を低下させて減光を行
う。而して、照明負荷1を一定の出力のまま点灯する従
来例に比較して照明負荷1の消費電力を減少させて省エ
ネを図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明負荷の点灯、
消灯、調光を行う照明装置に関し、特に省エネをを図っ
た照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、照明負荷の点灯、消灯、調光
を行う照明装置が種々提供されているが、昨今、このよ
うな照明装置においても省エネ機能が当然に要求される
ようになってきている。例えば、検知領域内の人の存非
や動きを検知する人体検知センサを具備し、人体検知セ
ンサによって人の存在が検知されている場合に照明負荷
を点灯し、人の存在や動きが検知されなくなれば照明負
荷を消灯するようにして、照明負荷の消し忘れを防止す
ることで省エネを図った照明装置がある。
【0003】また、周囲の照度を検出する照度センサを
具備し、照度センサにより検出される周囲照度が所定値
以上の場合には照明負荷を点灯させず、周囲照度が所定
値を下回る場合にのみ照明負荷を点灯させるようにし
て、周囲が明るい場合に照明負荷を無駄に点灯させてし
まうことを防止して省エネを図った照明装置がある。さ
らに、上記人体検知センサと照度センサとを両方とも具
備し、照度センサにより検出される周囲照度が所定値以
下であり且つ人体検知センサで人の存在や動きを検知し
た場合にのみ照明負荷を点灯させ、仮に人体検知センサ
で人の存在や動きを検知しても周囲照度が所定値以上の
場合には照明負荷を点灯させないようにして、必要な場
合にのみ照明負荷を点灯させることで省エネを図った照
明装置もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、人が頻
繁に出入りする場所や事務所等のビルの中では、上記の
ような人体検知センサや照度センサ付きの照明装置であ
っても一日中照明負荷が点灯しっぱなしとなることが多
い。また、複数の人が共用する場所(公衆便所やロッカ
ールームなど)では、退出時の照明負荷の消し忘れ若し
くは点灯しっぱなしとなることが多い。しかも、従来の
照明装置では一旦照明負荷を点灯させると点灯中は同じ
出力レベルで点灯を継続するようになっており、到底省
エネ効果を期待することはできない。また、上記のよう
なセンサ機能を具備しない照明装置では、消し忘れを防
止することはできない。
【0005】本発明は上記事情に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは充分な省エネを図ること
が可能な照明装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、照明負荷と、外部電源から照明負荷に
供給される電力量を可変する照明負荷制御部と、照明負
荷への供給電力量を調整するための負荷制御信号を照明
負荷制御部に出力して照明負荷の点灯、消灯及び調光を
行う制御部と、制御部に対して点灯、消灯、調光などの
指示を与えるための操作部とを備え、制御部は、照明負
荷を連続して点灯させている間に外部から開始トリガが
与えられた時点から所定の傾きで照明負荷の出力を低下
して減光することを特徴とし、照明負荷を一定の出力の
まま点灯する場合に比較して照明負荷の消費電力を減少
させて省エネを図ることができる。
【0007】なお、外部電源の投入や操作部からの信号
入力を開始トリガとしてもよいし、請求項4の発明のよ
うに検知領域内の人の存非や動きを検知して人体検知信
号を出力する人体検知部を備え、この人体検知信号を開
始トリガとしてもよい。あるいは、請求項10の発明の
ように、照明負荷の点灯開始時点から所定時間が経過し
たことを開始トリガとしてもよい。
【0008】また、減光開始前に照明負荷を定格点灯さ
せてもよいし、あるいは定格よりも低い出力で調光点灯
させてもよい。さらに、減光する際の所定の傾きを予め
制御部に設定するようにしてもよい。また、請求項8の
発明のように、初期点灯時と明るさ感が異ならないよう
な照明負荷の出力レベルを記憶する記憶部を備え、制御
部は記憶部に記憶した上記出力レベルに達するまで照明
負荷を減光するようにすれば、明るさ感を低下させるこ
となく省エネを図ることができる。
【0009】なお、請求項9の発明のように、制御部
が、照明負荷を減光している間は照明負荷の出力を初期
点灯時のレベルまで増加させないようにすれば、照明負
荷のちらつきを防ぐことができる。また、請求項11の
発明のように、検知領域内の人の存非や動きを検知して
人体検知信号を出力する人体検知部を備え、制御部が、
所定時間内に人体検知部から人体検知信号が入力される
回数をカウントすることで人体検知の頻度を繰り返し求
め、前回の人体検知の頻度よりも今回の頻度の方が低い
場合に照明負荷の減光を開始するようにしてもよいし、
あるいは、請求項12の発明のように、制御部が、照明
負荷を予め決められた点灯時間だけ点灯する場合に照明
負荷を消灯する時間において照明負荷の出力が所定レベ
ルに達するような時点に減光を開始するようにしてもよ
い。
【0010】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1は本発明の実
施形態1を示すブロック図である。本実施形態の照明装
置は、例えば電球や放電灯のような照明負荷1と、商用
交流電源ACから照明負荷1に供給される電力量を可変
する照明負荷制御部2と、照明負荷1への供給電力量を
調整するための負荷制御信号を照明負荷制御部2に出力
して照明負荷1の点灯、消灯及び調光を行う制御部3
と、制御部3に対して点灯、消灯、調光などの指示を与
えるための操作部4とを備えている。
【0011】照明負荷制御部2は、例えば照明負荷1が
電球であればトライアックを用いて商用交流電源ACの
電源電圧を位相制御することで照明負荷1への供給電力
量を可変するもの等であり、照明負荷1が放電灯であれ
ばインバータ回路で構成され、その発振周波数を調整す
ることで照明負荷1への供給電力量を可変するもの等で
ある。
【0012】また、制御部3はマイクロコンピュータを
主構成要素とし、操作部4から入力される信号に応じ
て、照明負荷1の点灯、消灯、調光を行うための負荷制
御信号を生成する。なお、この負荷制御信号は、例えば
上記トライアックのオン期間を決定する信号や、インバ
ータ回路の発振周波数を決定する信号である。一方、操
作部4は、電源スイッチ(図示せず)や照明装置の動作
モードを設定するためのスイッチ等を具備しており、動
作モードに対応した信号を制御部3に伝送するようにな
っている。ここで上記動作モードには、電源投入(電源
スイッチのオン)とともに他の条件にかかわらずに照明
負荷1を強制点灯させる強制点灯モードを含む複数のモ
ードがある。これらの動作モードを切り換えるために専
用のスイッチ等を操作部4に設けてもよいが、例えば、
電源スイッチを所定のタイミングでオン・オフすること
で動作モードの切り換えを行うようにしてもよい。な
お、操作部4を照明負荷1や照明負荷制御部2並びに制
御部3とともに照明装置のハウジング(器具本体)に内
蔵するようにしてもよいし、あるいは操作部4を上記ハ
ウジングと別体に構成し、赤外線等を使ったリモコン信
号にてハウジング側に設けた受信部を介して制御部3に
信号を伝送するような構成としてもよい。
【0013】而して、制御部3は、操作部4からの信号
により設定される動作モードに応じた照明負荷1の点
灯、消灯、調光を行う負荷制御信号を生成し、照明負荷
制御部2に負荷制御信号を出力して動作モードに応じた
制御を行うものである。次に図2を参照して本実施形態
の動作について説明する。まず、操作部4の電源スイッ
チがオンされて商用交流電源ACから電源投入される
か、あるいは操作部4にて強制点灯モードに設定される
と、制御部3が照明負荷1を所定のレベル(例えば、1
00%の全点灯)で点灯させる負荷制御信号を生成し、
この負荷制御信号を受けた照明負荷制御部2によって照
明負荷1に定格の電力を供給して照明負荷1を全点灯さ
せる。
【0014】このとき制御部3では、上記電源投入等を
開始トリガとして照明負荷1の点灯を開始した時点か
ら、所定の割合で徐々に照明負荷1の出力を低下させる
動作(以下、このような動作を「減光」と呼ぶ。)を行
うような負荷制御信号を照明負荷制御部2に出力する。
この減光の割合(傾き)は、人に照明負荷1の減光を行
っていることを気づかせない程度とする。例えば、1時
間をかけて照明負荷1の出力を100%(全点灯)から
70%まで低下させるような緩やかなフェードアウトを
行えばよい。而して、公衆トイレやロッカールームのよ
うに人が細かい作業を行わない場所ではそれほど高い照
度が要求されないから、上記のように一旦点灯させた照
明負荷1の光出力を所定の傾きで連続的に減光させる動
作(連続減光動作)を行っても特に不都合が生じること
はなく、照明負荷1を一定の出力のまま点灯する従来例
に比較して照明負荷1の消費電力を減少させて省エネを
図ることができる。
【0015】ところで、制御部3は、照明負荷1の出力
を予め設定した所定レベルまで減光させるとそれ以降は
照明負荷1の出力を上記所定レベルに維持するような制
御を行う。ここで、上記所定レベルは電源投入等により
照明負荷1が点灯した時(初期点灯時)と明るさ感が異
ならないレベルである。この明るさ感とは、照明設計で
最もよく使われる照度と部屋全体に対して人が感じる明
るさのことを言う。而して、制御部3が具備する記憶部
5に上記所定レベルの値を記憶し、制御部3が記憶部5
に記憶した値に基づいて上記所定レベルまで減光させ且
つ維持するような制御を行うのである。
【0016】例えば、照明負荷1の初期点灯時における
部屋の照度が1000〔lx〕であった場合、照明負荷
1を600〔lx〕まで減光しても明るさ感の相違を感
じないという実験結果が得られている(平成6年度照明
学会全国大会予稿集89第253頁「照度と部屋の明る
さ感の関係」参照)ので、初期点灯時の照明負荷1の出
力が100%である場合の部屋の照度が1000〔l
x〕であれば、部屋の照度が600〔lx〕となるレベ
ルまで照明負荷1の出力を低下させて減光すればよい。
【0017】なお、上記所定レベルを予め記憶部5に記
憶しておいてもよいが、例えば、施工者や使用者が操作
部4を操作して照明負荷1の初期点灯時から減光を行
い、明るさ感が変わらないと判断される照明負荷1の出
力レベルを上記所定レベルに設定して記憶部5に記憶
し、次回の電源投入等で照明負荷1を点灯させたときか
ら記憶部5に記憶した上記所定レベルまで緩やかにフェ
ードアウトして減光するようにしてもよい。
【0018】ところで、初期点灯時の照明負荷1の出力
は100%である必要はなく、90%や80%といった
ように調光点灯の状態から減光を開始するようにしても
よい。また、その場合にも調光点灯された初期点灯時と
明るさ感が異ならない所定レベルまで徐々に減光を行う
ようにすればよい。 (実施形態2)本実施形態の構成は実施形態1と共通す
るので図示及び説明は省略する。実施形態1では、商用
交流電源ACの電源投入等を開始トリガとして照明負荷
1の減光を開始するようにしているが、本実施形態では
操作部4から制御部3への信号入力を開始トリガとして
減光を開始するようにした点に特徴がある。
【0019】而して、制御部3は、操作部4から照明負
荷1を連続的に点灯させる信号の入力があった場合に、
その信号入力を開始トリガとして照明負荷1の出力を所
定レベルまで徐々に低下させるように減光を行うのであ
る。 (実施形態3)図3は本発明の実施形態3を示すブロッ
ク図であり、実施形態1に対して人体検知部6を設けた
点に特徴があり、人体検知部6以外の構成並びに基本的
な動作については実施形態1と共通であるので、共通す
る部分には同一の符号を付して説明を省略する。但し、
操作部4については適宜設けるようにすればよく、本実
施形態では省略している。
【0020】人体検知部6は検知領域内における人の動
きを検知するものであって、例えば、人体の動きに応じ
た赤外線の変化を検知する焦電型の赤外線センサ6a
と、赤外線センサ6aで検知した赤外線の変化量を増幅
する増幅部6bと、増幅部6bで増幅された変化量を基
準レベルと比較し、基準レベルを越える変化量であった
場合に人体検知信号を出力する比較部6cとで構成さ
れ、検知領域内における人の動きを示す人体検知信号を
制御部3に伝送するものである。なお、この人体検知部
6は本照明装置のハウジングに内蔵するようにしてもよ
いし、あるいは別体に設けるようにしてもよい。
【0021】一方、制御部3は、図4に示すように人体
検知部6から人体検知信号が入力されると照明負荷1の
点灯を継続する時間(以下、「点灯保持時間」と呼
ぶ。)τのカウントを開始し、点灯保持時間τのカウン
ト中は照明負荷1を所定のレベル(例えば、100%の
全点灯)で点灯し、点灯保持時間τのカウントが完了し
たら照明負荷1を消灯する。なお、点灯保持時間τ内に
人体検知部6から人体検知信号の入力があった場合に
は、制御部3は点灯保持時間τのカウント動作がリセッ
トされて再度最初から点灯保持時間τのカウントを開始
して照明負荷1の点灯状態を保持するようになってい
る。
【0022】ところで、本実施形態の制御部3では、図
4に示すように人体検知部6からの人体検知信号の入力
を開始トリガとして照明負荷1の減光を開始し、実施形
態1又は2と同様に所定レベルに達するまで照明負荷1
の出力を徐々に低下させる。但し、点灯保持時間τ内に
新たに人体検知信号が入力された場合でも、制御部3は
照明負荷1の出力を初期点灯時のレベルに復帰させるこ
となく減光を継続する。何故ならば、人体検知部6にお
いては常時人体の検知が行われているので、人体検知信
号が出力される度に照明負荷1の出力を初期点灯時のレ
ベルに復帰して減光を再開すると、使用者には照明負荷
1がちらついていると認知されてしまうからである。
【0023】よって、人体検知信号が出力されて点灯保
持時間τのカウントが完了するまでの間は、制御部3に
より照明負荷1の出力が所定レベルに達するまで減光が
継続され、点灯保持時間τのカウントが完了するまで照
明負荷1の出力を上記所定レベルに保持するようになっ
ている。 (実施形態4)図5は本発明の実施形態4を示すブロッ
ク図であり、実施形態1に対して制御部3が有するタイ
マ3aにより照明負荷1の点灯時間を計測し、このタイ
マ3aにより一定時間が計測されたことを開始トリガと
して照明負荷1の減光を開始するようにした点に特徴が
ある。なお、他の構成並びに基本的な動作については実
施形態1と共通であるので、共通する部分には同一の符
号を付して説明を省略する。
【0024】本実施形態の制御部3は、電源投入等の条
件で照明負荷1の点灯を開始した時点からタイマ3aに
より一定時間Tのカウントを開始し、図6に示すように
タイマ3aがカウントを完了するまでは照明負荷1を初
期点灯時の出力による点灯状態(例えば、部屋の照度が
1000〔lx〕となる状態)に保持し、タイマ3aに
よる一定時間Tのカウントが完了したら、それを開始ト
リガとしてその時点から照明負荷1の出力を所定レベル
(例えば、初期点灯時と明るさ感が異ならないように部
屋の照度を600〔lx〕とするようなレベル)にまで
徐々に減光する。なお、照明負荷1を減光する動作につ
いては実施形態1と共通であるから説明を省略する。
【0025】ここで、減光開始の開始トリガとなる上記
一定時間Tは、操作部4によって任意の値に設定可能と
してもよいし、あるいは照明装置が設置される場所に応
じた適当な値に予め設定しておいてもよい。例えば、ト
イレやロッカールーム等では、その場所が利用される平
均時間を上記一定時間Tに設定すればよく、その一定時
間Tを経過した後に照明負荷1の減光を開始することで
省エネを図ることができる。
【0026】(実施形態5)本実施形態の構成は実施形
態3と共通するので図示及び説明は省略する。実施形態
3では、人体検知部6からの人体検知信号の入力を開始
トリガとして照明負荷1の減光を開始するようにしてい
るが、本実施形態においては、制御部3が所定時間T1
…内に人体検知部6で人体検知される頻度P(T1 ) …を
繰り返し計測し、前回の所定時間Tn-1 内の頻度P(T
n-1)に対して今回の所定時間Tn 内の頻度P(Tn ) が低
く(P(Tn-1)>P(Tn ) )なったことを開始トリガと
し、その時点から照明負荷1の減光を開始するようにし
た点に特徴がある。
【0027】図7を参照して本実施形態の動作をさらに
詳しく説明する。制御部3では、所定時間T1 …をカウ
ントする間に人体検知の頻度(人体検知部6から人体検
知信号が入力された回数)を記憶するようになってい
る。例えば、電源投入により照明負荷1を点灯させた時
点から最初の所定時間T1 のカウント中に人体検知部6
から入力される人体検知信号の回数を記憶してその頻度
P(T 1 ) を求める。そして、次の所定時間T2 のカウン
ト中にも同様に人体検知の頻度P(T2 ) を求めて前回の
頻度P(T1 ) と比較し、今回の頻度P(T2 ) と前回の頻
度P(T1 ) が等しい(P(T1 ) =P(T2 ) )ので、制御
部3では今回の頻度P(T2 ) を記憶する。
【0028】制御部3では、引続き次の所定時間T3
人体検知の頻度P(T3 ) を求めて前回の頻度P(T2 ) と
比較し、今回の頻度P(T3 ) が前回の頻度P(T2 ) より
も高い(P(T3 ) >P(T2 ) )ので、今回の頻度P
(T3 ) を記憶する。さらに、制御部3は次の所定時間T
4 の人体検知の頻度P(T4 ) を求めて前回の頻度P
(T3 )と比較するが、今回の頻度P(T4 ) が前回の頻度
P(T3 ) よりも低い(P(T4 )<P(T3 ) )ので、その
時点(次の所定時間T5 のカウント開始時点)から照明
負荷1の減光を開始する。また、制御部3は、減光を開
始した後は上記頻度P(T 1 ) …の比較を行わず、実施形
態1と同様に所定レベルに達するまで徐々に出力を低下
させて照明負荷1を減光する。ここで、減光開始後に上
記頻度P(T1 ) …の比較を行わない理由は、一旦減光を
開始した後に再び頻度P(Tn ) が高くなったからといっ
て照明負荷1の出力を初期点灯時のレベルに戻すと、使
用者には照明負荷1がちらついているように感じられる
ためである。
【0029】(実施形態6)本実施形態の構成は実施形
態3と共通するので図示及び説明は省略する。実施形態
3では、人体検知部6からの人体検知信号の入力を開始
トリガとして照明負荷1の減光を開始するようにしてい
るが、本実施形態においては、照明負荷1を予め決めら
れた点灯時間だけ点灯するようなモードを有している場
合に、そのモードの終了時点(照明負荷1を消灯する時
間)において照明負荷1の出力が所定レベルに達するよ
うな時点に減光を開始するようにした点に特徴がある。
上記モードとしては、例えば電源投入時に照明負荷1を
強制点灯し、人体検知部6からの人体検知信号が入力さ
れるまでは点灯を継続するとともに、初期点灯時からの
連続点灯時間を4時間に制限するようなモードがある。
つまり、留守宅で停電が生じたときに復電によって照明
負荷1が強制点灯し、人体検知信号が入力されるまで点
灯が継続されると無駄な電力が消費されることになるた
め、上記のような所定時間で照明負荷1を強制的に消灯
することで省エネを図ることができるのである。
【0030】あるいは、夕方に帰宅する人を出迎えるた
めに帰宅時間の前後の所定時間だけ照明負荷1を調光点
灯させておくモード(以下、「お出迎えモード」と呼
ぶ。)がある。このようなお出迎えモードにおける本実
施形態の動作を図8を参照して詳細に説明する。まず、
お出迎えモードの設定時刻(t=t0 )になると、制御
部3が照明負荷1を100%の全点灯よりも低い出力
(例えば、90%や80%など)で調光点灯し、その後
終了時刻(t=t1 )までの間に人体検知部6から人体
検知信号が入力されている間だけ照明負荷1を全点灯す
る。
【0031】一方、制御部3では上記調光点灯のレベル
から所定レベルに達するまで減光する際の傾きが設定さ
れているので、お出迎えモードの終了時刻(t=t1
に上記所定レベルに達するように減光するための減光の
開始時刻(t=t2 )を上記傾きから逆算し、その開始
時刻(t=t2 )から照明負荷1の減光を開始する。す
なわち、上記開始時刻(t=t2 )から照明負荷1の減
光が開始され、終了時刻(t=t1 )に所定レベルに達
するように予め決められた傾きで徐々に照明負荷1の出
力が低下させられるのである。
【0032】
【発明の効果】本発明は上述のように、照明負荷と、外
部電源から照明負荷に供給される電力量を可変する照明
負荷制御部と、照明負荷への供給電力量を調整するため
の負荷制御信号を照明負荷制御部に出力して照明負荷の
点灯、消灯及び調光を行う制御部と、制御部に対して点
灯、消灯、調光などの指示を与えるための操作部とを備
え、制御部は、照明負荷を連続して点灯させている間に
外部から開始トリガが与えられた時点から所定の傾きで
照明負荷の出力を低下して減光するようにしたので、照
明負荷を一定の出力のまま点灯する場合に比較して照明
負荷の消費電力を減少させて省エネを図ることができる
という効果がある。
【0033】また、請求項8の発明では、初期点灯時と
明るさ感が異ならないような照明負荷の出力レベルを記
憶する記憶部を備え、制御部は記憶部に記憶した上記出
力レベルに達するまで照明負荷を減光するので、明るさ
感を低下させることなく省エネを図ることができるとい
う効果がある。さらに、請求項9の発明では、制御部
が、照明負荷を減光している間は照明負荷の出力を初期
点灯時のレベルまで増加させないので、照明負荷のちら
つきを防ぐことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示すブロック図である。
【図2】同上の動作説明図である。
【図3】実施形態3を示すブロック図である。
【図4】同上の動作説明図である。
【図5】実施形態4を示すブロック図である。
【図6】同上の動作説明図である。
【図7】実施形態5の動作説明図である。
【図8】実施形態6の動作説明図である。
【符号の説明】
1 照明負荷 2 照明負荷制御部 3 制御部 4 操作部 5 記憶部 AC 商用交流電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 茂章 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明負荷と、外部電源から照明負荷に供
    給される電力量を可変する照明負荷制御部と、照明負荷
    への供給電力量を調整するための負荷制御信号を照明負
    荷制御部に出力して照明負荷の点灯、消灯及び調光を行
    う制御部と、制御部に対して点灯、消灯、調光などの指
    示を与えるための操作部とを備え、制御部は、照明負荷
    を連続して点灯させている間に外部から開始トリガが与
    えられた時点から所定の傾きで照明負荷の出力を低下し
    て減光することを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 外部電源の投入を開始トリガとすること
    を特徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 【請求項3】 操作部からの信号入力を開始トリガとす
    ることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  4. 【請求項4】 検知領域内の人の存非や動きを検知して
    人体検知信号を出力する人体検知部を備え、この人体検
    知信号を開始トリガとすることを特徴とする請求項1記
    載の照明装置。
  5. 【請求項5】 制御部は、少なくとも減光開始前の照明
    負荷を定格点灯させて成ることを特徴とする請求項1記
    載の照明装置。
  6. 【請求項6】 制御部は、少なくとも減光開始前の照明
    負荷を定格よりも低い出力で調光点灯させて成ることを
    特徴とする請求項1記載の照明装置。
  7. 【請求項7】 所定の傾きを予め制御部に設定して成る
    ことを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  8. 【請求項8】 初期点灯時と明るさ感が異ならないよう
    な照明負荷の出力レベルを記憶する記憶部を備え、制御
    部は記憶部に記憶した上記出力レベルに達するまで照明
    負荷を減光することを特徴とする請求項1記載の照明装
    置。
  9. 【請求項9】 制御部は、照明負荷を減光している間は
    照明負荷の出力を初期点灯時のレベルまで増加させない
    ことを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  10. 【請求項10】 照明負荷の点灯開始時点から所定時間
    が経過したことを開始トリガとすることを特徴とする請
    求項1記載の照明装置。
  11. 【請求項11】 検知領域内の人の存非や動きを検知し
    て人体検知信号を出力する人体検知部を備え、制御部
    は、所定時間内に人体検知部から人体検知信号が入力さ
    れる回数をカウントすることで人体検知の頻度を繰り返
    し求め、前回の人体検知の頻度よりも今回の頻度の方が
    低い場合に照明負荷の減光を開始して成ることを特徴と
    する請求項1記載の照明装置。
  12. 【請求項12】 制御部は、照明負荷を予め決められた
    点灯時間だけ点灯する場合に照明負荷を消灯する時間に
    おいて照明負荷の出力が所定レベルに達するような時点
    に減光を開始することを特徴とする請求項1記載の照明
    装置。
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