JPH1120296A - 製版印刷装置 - Google Patents

製版印刷装置

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JPH1120296A
JPH1120296A JP9191814A JP19181497A JPH1120296A JP H1120296 A JPH1120296 A JP H1120296A JP 9191814 A JP9191814 A JP 9191814A JP 19181497 A JP19181497 A JP 19181497A JP H1120296 A JPH1120296 A JP H1120296A
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41LAPPARATUS OR DEVICES FOR MANIFOLDING, DUPLICATING OR PRINTING FOR OFFICE OR OTHER COMMERCIAL PURPOSES; ADDRESSING MACHINES OR LIKE SERIES-PRINTING MACHINES
    • B41L13/00Stencilling apparatus for office or other commercial use
    • B41L13/04Stencilling apparatus for office or other commercial use with curved or rotary stencil carriers
    • B41L13/06Stencilling apparatus for office or other commercial use with curved or rotary stencil carriers with a single cylinder carrying the stencil
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41LAPPARATUS OR DEVICES FOR MANIFOLDING, DUPLICATING OR PRINTING FOR OFFICE OR OTHER COMMERCIAL PURPOSES; ADDRESSING MACHINES OR LIKE SERIES-PRINTING MACHINES
    • B41L31/00Devices for removing flexible printing formes from forme cylinders

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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 それぞれ異なるサイズの印刷領域を有する版
胴が装着可能であり、装着された版胴の印刷領域に応じ
てロール状の製版済の孔版印刷用原紙を切断して版胴に
巻装して印刷を行い、新たな原稿に基づく印刷に際して
は、使用済の孔版印刷用原紙を版胴より剥ぎ取るととも
に搬送手段により排版収納箱に搬送して廃棄する製版印
刷装置において、原紙の排版時の搬送手段の動作を、原
紙が排版収納箱に収納された直後に停止させ、原紙を確
実に収容する。 【解決手段】 孔版印刷用原紙が搬送手段によって排版
収納箱に全部収容される時点における版胴の回転角度
(θ)を検出する検出手段として、版胴の周縁に固定さ
れた第一の検知板(87)と、この検知板から版胴の回
転方向逆回りに前記回転角度だけ離隔させて版胴の周縁
に固定された別の検知板(86)と、両検知板を検出す
る静止したセンサ(85)を設け、搬送手段の搬送動作
を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なるサイズの印
刷領域を有する版胴を互いに交換して装着可能であり、
装着された版胴の印刷領域に応じてロール状の製版済の
孔版印刷用原紙を切断して版胴に巻装して印刷を行い、
新たな原稿に基づく印刷に際しては、使用済の孔版印刷
用原紙を版胴より剥ぎ取るとともに搬送手段により排版
収納箱に搬送して廃棄する製版印刷装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば用紙A3サイズの印刷領域
を有する版胴を使用して印刷を行う場合に、使用する原
稿の大きさや印刷用紙の大きさがA3サイズよりも小さ
い原稿或いは印刷用紙であっても、ロール状孔版印刷用
原紙から切断され版胴に巻装される孔版印刷用原紙の大
きさは、常に一定でA3サイズをカバーする大きさとさ
れていた。このような印刷機を使用して小部数の印刷を
行う場合、1枚当たりの印刷コストに最も影響するのは
原紙のコストとなる。
【0003】これらの点を考慮して、それぞれ用紙A3
サイズ、B4サイズ及びA4サイズ等の異なるサイズの
印刷領域を有する複数の版胴を用意し、原稿の大きさや
印刷用紙の大きさに合わせて版胴を互いに交換して製版
印刷装置に装着できるようにしたものが提案されてい
る。これらの版胴は総て同じ外径を備えており、印刷イ
ンキを透過させる夫々の印刷領域は、版胴の一母線上に
設けられたクランプ装置付近を始端とする点では共通で
あるが、終端が上記夫々のサイズに応じて異なっている
のが一般的である。そこで、その選択された版胴の印刷
領域に応じた長さにロール状の製版済の孔版印刷用原紙
を切断して版胴に巻装することで使用する原紙を節約
し、印刷コストの低減が可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そして、新たな原稿に
基づく印刷に際しては、使用済の孔版印刷用原紙を前記
版胴より剥ぎ取るとともに排版ローラ等の搬送手段によ
り排版収納箱に搬送して廃棄される。この時、排版ロー
ラの回転量は、版胴に巻装された原紙の長さに相当する
回転量よりも多くないと、排版収納箱に原紙を全部送り
込むことができない。したがって、排版ローラの回転量
は、製版印刷装置で使用される孔版印刷用原紙の最大長
さ(例えばA3サイズ)に相当する回転量よりも少し多
く設定しておくことが一般的である。
【0005】しかし、最大長さよりも短い孔版印刷用原
紙が版胴に巻装されている場合、原紙の排版時に排版ロ
ーラを上記の設定回転量で回転させると、原紙が全部排
版収納箱へ収容された後も、しばらくは排版ローラが回
転し続けることになり、一旦排版収納箱に収容された原
紙が排版ローラに絡まり、再び排版収納箱から出てくる
等の不都合が生じることがあった。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、それぞれ異なるサイズの印刷領域を有する版胴が装
着可能であり、装着された前記版胴の印刷領域に応じて
ロール状の製版済の孔版印刷用原紙を切断して前記版胴
に巻装して印刷を行い、新たな原稿に基づく印刷に際し
ては、使用済の孔版印刷用原紙を前記版胴より剥ぎ取る
とともに搬送手段により排版収納箱に搬送して廃棄する
製版印刷装置において、原紙の排版時の搬送手段の動作
を、原紙が排版収納箱に収納された直後に停止させるこ
とにより、原紙を確実に排版収納箱に収容することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の如き目的は、本発
明によれば、異なるサイズの印刷領域を有する版胴を互
いに交換して装着可能であり、装着された前記版胴の印
刷領域に応じてロール状の製版済の孔版印刷用原紙を切
断して前記版胴に巻装して印刷を行い、新たな原稿に基
づく印刷に際しては、使用済の孔版印刷用原紙を前記版
胴より剥ぎ取るとともに搬送手段により排版収納箱に搬
送して廃棄する製版印刷装置において、前記製版印刷装
置に装着された版胴に応じて前記搬送手段の動作時間を
制御する制御手段を設けたことを特徴とする製版印刷装
置によって達成される。前記動作時間を制御する制御手
段は、例えば、前記孔版印刷用原紙が前記排版収納箱に
全部収容される時点を検出する検出手段と、該検出手段
の情報に応答して前記搬送手段の搬送動作を停止させる
制御手段とを備えるものとすることができ、また、別法
として、例えば、版胴種類又は上記動作時間に関する情
報を記憶したRAM等の記憶手段を版胴に取り付けて、
版胴の装着時にこの情報を装置本体に提供するか、若し
くは装置本体に予め格納されている版胴種類と上記動作
時間に関するテーブルを参照して版胴種類に応じた上記
動作時間を装置本体が選択できるようにしてもよく、ま
た、版胴にCPU等の時間カウント手段を組み込み、前
記搬送手段の動作時間が到来した時点で該搬送手段の停
止信号を装置本体に送信するように構成してもよい。
【0008】上記のような製版印刷装置において、通
常、孔版印刷用原紙は、版胴が一回転する間に前記排版
収納箱に全部収容されるので、孔版印刷用原紙の収容過
程は版胴の回転角度と相関関係がある。したがって、前
記検出手段は、前記孔版印刷用原紙が前記排版収納箱に
全部収容される時点における版胴の回転角度を検出する
手段とすると好都合である。
【0009】かかる検出手段は、版胴の周縁に固定され
た第一の検知板と、この検知板から前記版胴の回転方向
逆回りに前記回転角度だけ離隔させて版胴の周縁に固定
された別の検知板と、両検知板を検出する静止したセン
サとから構成することができる。具体的には、前記第一
の検知板は、排版に際して版胴が始動する位置で前記セ
ンサに検出される位置に配置され、前記制御手段は、前
記別の検知板が前記センサによって検出されたことに応
答して、前記搬送手段の搬送動作を停止させるものとす
ることができる。
【0010】また、前記検出手段は、版胴の種類を検出
する手段と、該版胴に巻装された前記孔版印刷用原紙が
前記排版収納箱に全部収容される時点における版胴の回
転角度を検出する手段とからなるものとすることができ
る。この場合、前記版胴の種類を検出する手段は、版胴
の周縁に固定された第一の検知板と、この検知板から前
記版胴の回転方向逆回りに前記回転角度だけ離隔させて
版胴の周縁に固定された別の検知板と、両検知板を検出
する静止したセンサとからなり、前記版胴の回転角度を
検出する手段は、前記センサが両検知板を検知すること
に基づいて求められる前記回転角度を記憶する記憶手段
と、前記版胴の回転角度を監視すると共に前記記憶手段
に記憶された前記回転角度まで前記版胴が回転したこと
を検出する版胴回転監視手段とからなり、前記制御手段
は、該版胴回転監視手段の検出に応答して、前記搬送手
段の搬送動作を停止させるように構成することができ
る。
【0011】また、前記検出手段は、版胴の種類を検出
する手段と、該版胴に巻装された前記孔版印刷用原紙が
前記排版収納箱に全部収容される時点における版胴の回
転角度を版胴の種類毎に記憶した記憶装置と、検出され
た版胴の種類に応じた回転角度を前記記憶装置から選択
して記憶する別の記憶手段と、前記版胴の回転角度を監
視すると共に選択された前記回転角度まで前記版胴が回
転したことを検出する版胴回転監視手段とからなり、前
記制御手段は、該版胴回転監視手段の検出に応答して、
前記搬送手段の搬送動作を停止させるように構成するこ
ともできる。
【0012】上記の版胴回転監視手段は、版胴またはそ
れを駆動するモータの軸に連結されたエンコーダとする
ことが好ましい。上記の版胴の種類を検出する手段は、
版胴の種類に応じて設定されるディップスイッチの情報
に基づいて検出するものであってよく、又は、版胴の周
縁に固定された第一の検知板と、前記版胴の種類に応じ
て前記第一の検知板と異なった角度だけ離隔して版胴の
周縁に固定される別の検知板と、両検知板を検出する静
止したセンサとからなる構成することもできる。後者の
検知板としては、例えば、従来の製版印刷装置におい
て、着版時に版胴の種類に応じた長さに孔版印刷用原紙
を切断するタイミングでカッタを動作させるために版胴
の周縁に設けられている検知板を利用することもでき
る。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る製版印刷装
置の一実施例を示している。この製版印刷装置1は、原
稿画像読取部20と、感熱式の製版部30と、孔版印刷
機構部40と、排版部50と、給紙部60と、排紙部7
0とを有している。
【0014】図に示すように、原稿画像読取部20は、
印刷すべき原稿が載置される原稿セット台21と、原稿
セット台21にセットされた原稿を搬送する原稿搬送ロ
ーラ対22と、原稿の画像を光学的に読み取り、これを
電気信号に変換する、例えば密着型のイメージセンサ2
3と、イメージセンサ23で読み取られた原稿を積載す
る原稿排出トレー24とを具備している。
【0015】この原稿画像読取部20での原稿の読み取
りは、原稿セット台21に、原稿がセットされた後、装
置本体に設けられた公知の操作パネル(図示せず)の製
版スタートボタンを押下することにより開始される。
【0016】製版部30は、図面において紙面に垂直な
方向に上下に対を成して配列した複数個の発熱体からな
るサーマルヘッド31と、サーマルヘッド31に対向し
て設けられたプラテンローラ32を有している。図1に
おいて製版部30の左方には、原紙ロール保持部29が
設けられている。原紙ロール保持部29は、連続シート
状である感熱性の孔版印刷用原紙Sを巻装したロール体
Rを交換可能に保持している。サーマルヘッド31及び
プラテンローラ32の隣には、上下一対の原紙搬送ロー
ラ対33と、製版済の孔版印刷用原紙Sを一版分毎に切
断する上下に対をなす固定刃34と可動刃35からなる
原紙カッタ36と、製版済みの孔版印刷用原紙Sを後述
する版胴2のクランプ部6へ搬送ガイドする原紙案内下
板37と原紙案内上板38とからなる原紙案内板39と
が設けられている。
【0017】この製版部30では、ロール体Rから繰り
出された孔版印刷用原紙Sがプラテンローラ32と原紙
搬送ローラ対33によって搬送され、サーマルヘッド3
1にて感熱式に穿孔製版が施された後、一版分の孔版印
刷用原紙Sが原紙カッタ36で切断され、後述する版胴
2側に搬送している。
【0018】また、製版部30は、原紙カッタ36にて
切断された後のロール体Rから繰り出される孔版印刷用
原紙Sの先端部を原紙カッタ36を越えた原紙案内板3
9の所定の位置まで搬送して、次の製版処理まで待機さ
せるための孔版原紙待機センサ45が設けられている。
この孔版原紙待機センサ45は、切断後の孔版印刷用原
紙Sの先端部を検知し、この検知タイミングによりプラ
テンローラ32および原紙搬送ローラ対33が所定量搬
送されるまで回転駆動する。そして、原稿画像読取部2
0のイメージセンサ23にて読み取られた画像信号に基
づき上記サーマルヘッド31の発熱体が発熱されること
により、孔版印刷用原紙Sには上記原稿の画像に応じた
穿孔画像が形成される。
【0019】給紙部60は、印刷用紙Pが積載されて不
図示の上下動機構により上下動される給紙台61と、給
紙台61より印刷用紙Pを一枚ずつ取り出すピックアッ
プローラ62と、メインモータ3の回転をピックアップ
ローラ62に断続的に伝達する給紙クラッチ63と、印
刷用紙Pを版胴2とプレスローラ10との間へ所定のタ
イミングをもって送り出す用紙搬送ローラ対64を有し
ている。
【0020】排紙部70は、印刷済の印刷用紙Pを版胴
2から分離する分離爪71と、分離爪71により版胴2
から剥がされた印刷済の印刷用紙Pを排紙台72に搬送
して載置させるためのベルトコンベア式の排紙搬送装置
73とを有している。
【0021】図1に示すように、孔版印刷機構部40
は、自身の中心軸線の周りに回転可能な円筒状の版胴2
を有している。版胴2はメインモータ3によって図1に
て時計廻り方向へ回転駆動される。版胴2の周壁は、印
刷領域に当たる部分がインキ通過性の構造とされてい
る。即ち、本装置に装着される版胴2がA3用であれ
ば、上記インキ通過性の領域の大きさは、版胴2の中心
軸線方向の長さは例えば、300mmであり、版胴2の
周方向の長さは例えば440mmとされ、装着される版
胴2がA4縦用であれば、上記インキ通過性の領域の大
きさは、版胴2の中心軸線方向の長さは例えば、220
mmであり、版胴2の周方向の長さは例えば300mm
とされる。
【0022】版胴2の周壁部のインキ不通過領域には、
その外面に母線の方向に沿ってステージ部4が設けられ
ている。このステージ部4には、ステージ部4と共働し
て孔版印刷用原紙Sの一端をクランプする原紙クランプ
板5が設けられている。原紙クランプ板5の枢軸16に
はギア17が取り付けられている。図1中に示すクラン
プソレノイド18は、同図中に示していない固定部材で
ある装置本体のフレーム側に取り付けられている。この
クランプソレノイド18は、駆動ギア19aと駆動ギア
19aの駆動源である不図示のクランプモータとを有す
るクランプ駆動ユニット19を上下動させ、駆動ギア1
9aを前記枢軸16に取り付けられたギア17に選択的
に噛合させる。
【0023】ギア17に噛合った状態で駆動ギア19a
が回転駆動されることにより、原紙クランプ板5は版胴
2のステージ部4上において略180°回動する。即
ち、製版部30から搬送されてきた製版済の孔版印刷用
原紙Sの先端部をステージ部4と共働して係止するクラ
ンプ位置(図1に示された位置)と、このクランプ位置
から略180°回動されたノンクランプ位置との間で、
原紙クランプ板5は枢軸16を中心に回転駆動される。
【0024】版胴2の内部には、スキージローラ7とド
クタロッド8とを含むインキ供給部9が設けられてお
り、版胴2の内周面にインキを供給することができる。
版胴2の下方には、プレスローラ10が上下動自在に設
けられている。このプレスローラ10は、版胴2の回転
に同期して版胴2との間に供給されてきた印刷用紙Pを
版胴2の外周面に押し付け、版胴2のインキ通過領域及
び孔版印刷用原紙Sの穿孔部を介して供給されるインキ
を印刷用紙Pに転写させる。
【0025】さらに版胴2の構造について詳述する。版
胴2は、図2に示されているように支持板121よって
回転可能に支持されてユニット化され、支持板121に
形成された係合部123にて製版印刷装置1に引き出し
移動可能に設けられた可動版胴支持枠125に着脱可能
に係合し、全体が製版印刷装置1に対して引き出し式に
交換可能になっている。また、版胴2には印刷インキを
貯容したインキボトル127、インキボトル127より
印刷インキを吸い出してインキ供給部9へ送り出すイン
キ供給ポンプ129、インキ供給ポンプ駆動用モータ1
31が固定配置されている。
【0026】版胴2は、目的に応じて製版印刷装置1に
装着され、印刷領域がA3用、A4用等サイズによって
異なるが、直径及び軸線方向の長さはいずれも同じに構
成されている。この版胴2は、図3に示すように円筒状
の周壁11の開口した両端部に剛性を有する一対のフラ
ンジ12,13が挿入され、周壁11と両フランジ1
2,13がネジ等の固定手段によって固定された構造と
されており、全体として円筒形状が保持されている。図
示していないが、円筒形状が保持されている版胴2の外
周面には、版胴2の内周面から供給されるインキを均一
に分散させるための1枚乃至2枚のスクリーンが巻装さ
れている。
【0027】図4に示されるように、版胴2のフランジ
12またはフランジ13のいずれかの側端部には、クラ
ンプ部6が真上に位置している時に、印刷機本体に設け
られた着排版位置センサ85と重なる位置に第一の検知
板87が取り付けられており、この位置が版胴2の基準
位置となる。この基準位置は、版胴2の停止位置、クラ
ンプ部6のクランプ板5の駆動位置、版胴2の抜き差し
可能な位置となる。
【0028】さらに、版胴2のフランジ12またはフラ
ンジ13のいずれかの側端部には、図3に示すように、
版胴2に巻装される孔版印刷用原紙Sの切断長さを決定
する第二の検知板84が設けられている。図示の例で
は、着排版位置センサ85はインタラプト型の光センサ
であり、第一の検知板87及び第二の検知板84は該セ
ンサの遮蔽板とされているが、同様の機能を達成する他
の手段を用いてもよい。図3(b)に最も良く示されるよ
うに、着排版位置センサ85は二つの溝85a及び85
bを備えており、第一の検知板87及び第二の検知板8
4は共に溝85aを通過して、通過時に該溝の光線を遮
蔽する。そして、版胴2の外周面に設けられているクラ
ンプ部6が真上にある状態から版胴2が回転し、第二の
検知板84が溝85aを通過したことを該センサ85が
検出した時に、原紙カッタ36を駆動して孔版印刷用原
紙Sを切断する。
【0029】従って、この第二の検知板84の取付け位
置をその版胴2の種類に応じて設定することにより、そ
れぞれ版胴2の外周面に巻装される孔版印刷用原紙Sの
切断長さを任意に選定することができる。例えば版胴2
の種類が、B4の印刷領域を有するものであれば、図4
に示されるように、その版胴2が有するB4サイズに応
じたインキ通過領域を越える長さの所に第二の検知板8
4を取付ければよく、A3用であれば、その版胴2が有
するA3サイズに応じたインキ通過領域を越えた地点に
設けられた穴84bに第二の検知板84をねじやリベッ
トで取付ければよく、A4用であれば、その版胴2が有
するA4サイズに応じたインキ通過領域を越えた地点に
設けられた穴84bに第二の検知板84をねじやリベッ
トで取付ければよい。因みに、版胴2がA3用であれ
ば、切断される孔版印刷用原紙Sの大きさは、320m
m×515mmであり、版胴2がA4用であれば、切断
される孔版印刷用原紙Sの大きさは、320mm×31
0mmである。
【0030】上述のように本発明の製版印刷装置に使用
される版胴2は、それぞれ異なる印刷領域、換言すれ
ば、上述したようにインキ通過領域がA3サイズのも
の、A4のもの等が複数個準備されており、必要に応じ
て交換使用される。尚、版胴2の交換構造については、
特公昭62−28758号、特公平4−46236号の
各公報に詳細に示されている。
【0031】なお、上記第一の検知板87は、版胴の種
類にかかわらず一定の位置に設けられる一方で、上記第
二の検知板84は版胴の印刷領域の大きさに応じて、上
述のように異なった位置に設けられるので、第一の検知
板87と第二の検知板84との角度差を検出することに
より版胴の種類を判別することができる。即ち、第二の
検知板84は、本発明において、原紙カッタ34の駆動
制御手段としてだけでなく、版胴の種類を検出する手段
として用いることもできる。
【0032】また、版胴の種類を検出する手段として
は、版胴2を支持する支持板121に設けたディップス
イッチ133,135を用いることもできる。これらデ
ィップスイッチ133,135は、各々オン・オフによ
る組み合わせにより四つのモードを設定でき、例えばデ
ィップスイッチ133と135の双方がオフの場合は印
刷領域がA3の版胴であり、ディップスイッチ133が
オフでディップスイッチ135がオンの場合は印刷領域
がA4の版胴と云う具合に、各異なるサイズの印刷領域
を有する版胴2に予め割り付け定義されている。また、
支持体121には版胴2が製版印刷装置1にセットされ
ることにより製版印刷装置1側の電気コネクタ137と
自動接続される電気コネクタ139が設けられている。
このコネクタ接続によりディップスイッチ133,13
5のオン・オフ情報が製版印刷装置1内の後述する制御
系に伝送されることにより、版胴の種類を検出すること
ができる。
【0033】尚、版胴の種類を検出する手段としては、
前記ディップスイッチ133,135の他、印刷領域の
異なる版胴2毎に、支持体121にそれぞれ異なる数、
或いは異なる位置にスリットを形成しておき、装置本体
側にはスリットに対応したそれぞれの位置にセンサを配
置した構成としてもよい。この場合、版胴2を装置本体
に装着した際、装置本体側のセンサが検出したスリット
によって版胴2の種類が判別できる。また、印刷領域の
異なる版胴2毎に支持体121にバーコードを設け、装
置本体への版胴2の装着に伴って装置本体側に設けた読
取装置によりバーコードの読み取りを行い、版胴2の種
類を判別する構成としてもよい。
【0034】図1に示すように、排版部50は排版爪5
1を有している。排版爪51は軸52によって枢支され
ており、その基端部には排版爪駆動用ソレノイド53が
連動連結されている。排版爪51は軸52を中心として
所定角度範囲内で回転駆動される。即ち、排版爪51は
その先端部が、版胴2の外周面に接近した孔版印刷用原
紙Sの剥ぎ取り位置と、版胴2から所定の距離離れた待
機位置との間で移動するように駆動される。
【0035】版胴2から剥ぎ取られた孔版印刷用原紙S
は、剥ぎ取り位置において、版胴2から離れた方向に導
かれる。排版爪51が版胴2から剥ぎ取った孔版印刷用
原紙Sが導かれる排版爪51の右方には、排版送りモー
タ83により駆動され、剥ぎ取った孔版印刷用原紙Sの
搬送手段として、上ローラ54と下ローラ55とからな
る排版ローラ対56が設けられている。排版ローラ対5
6による搬送方向の隣部には、排版ローラ対56により
搬送されてきた使用済の孔版印刷用原紙Sを廃棄、収納
する排版収納箱57が設けられている。また、該搬送手
段は、ベルト式の搬送装置等とすることもでき、図示の
例に限定されない。
【0036】本発明においては、上記排版ローラ対56
は、使用済の孔版印刷用原紙Sを全部排版収納箱57に
搬送し終えた後、直ちに、その搬送動作を停止するよう
に制御される。この制御手段は、孔版印刷用原紙S全部
を排版収納箱57に搬送するに必要十分な動作量だけ排
版ローラ対56が動作した後に、その搬送動作を停止さ
せる。図示の例では、排版時、版胴2は排版ローラ対5
6に同期して図面の矢印の方向に一定速度で一回転し、
排版ローラ対56は版胴2が一回転する間に孔版印刷用
原紙Sを全て排版収納箱57に収容するような一定の回
転速度に設定される。かくして、孔版印刷用原紙Sを全
て排版収納箱57に収容し終える迄の排版ローラ対56
の動作量は、排版時の版胴の回転角度に対応させること
ができる。図4の具体例では、版胴2のいずれかのフラ
ンジ12またはフランジ13の側端部に、孔版印刷用原
紙Sを排版ローラ対56が全部排版収納箱57に搬送し
終えた時の版胴2の回転角度θを代表する第三の検知板
86が設けられている。因みに、この回転角度θは、例
えば、版胴2がB4用であれば328°、版胴2がA4
縦用であれば290°、版胴2がA4横用であれば24
0°、版胴2がA3用であれば0°とすることができ
る。すなわち、版胴2がA3用の場合、第三の検知板8
6は第一の検知板87と共用されてもよい。
【0037】この第三の検知板86は、第一及び第二の
検知板87及び84と同様に、インタラプト型センサを
遮蔽する遮蔽板とすることができ、図示の例では、着排
版位置センサ85の溝85bを通過するように配置され
ている。したがって、排版時、版胴2が回転して第三の
検知板86が着排版位置センサ85の溝85bを通過し
た時、これに応答させて排版ローラ対56の搬送動作を
停止させるように制御することにより、その後排版ロー
ラ対56を無駄に回転させることが防止でき、また、一
旦収容された孔版印刷用原紙Sが排版ローラ54、55
に絡まって外に出てくるようなトラブルも防止できる。
図4の例では、着排版位置センサ85は二つの溝85a
及び85bを備えているが、第一、第二、及び第三の検
知板は、センサ85が夫々の検知板を別個に認識できれ
ば、共通の一つの溝を通過するものであってもよい。な
お、上記第一の検知板87は、版胴の種類にかかわらず
一定の位置に設けられる一方で、上記第三の検知板86
は版胴2の印刷領域の大きさに応じて、上述のように異
なった位置に設けられるので、第一の検知板87と第三
の検知板86との角度差を検出することにより版胴の種
類を判別することができる。即ち、第三の検知板86
は、本発明において、孔版印刷用原紙Sが排版収納箱5
7に全部収容される時点を検出する検出手段としてだけ
でなく、版胴の種類を検出する手段として用いることも
できる。
【0038】該検出手段の別の態様として、版胴2又は
その駆動用のメインモータ3の回転軸に版胴回転監視手
段としてエンコーダ(図示せず)を連結して版胴2の回
転角度を監視できるようにし、排版時、版胴2が上記角
度θだけ回転したときに、排版ローラ対56の搬送動作
を停止させるように制御してもよい。エンコーダは、例
えば、放射状のスリットが360個穿設されたものとす
ることができ、その円周にインタラプト型の光センサを
配置して版胴2の回転角度を監視すればよい。そして、
図4において、第一の検知板87がインタラプト型セン
サ85と重なった状態を基準位置として、例えば、版胴
2がB4用であれば328回光センサが検知したとき、
版胴2がA4縦用であれば290回光センサが検知した
とき、版胴2がA4横用であれば240回光センサが検
知したときに排版ローラ対56の搬送動作を停止させれ
ばよい。尚、版胴2がA3用であれば、再び基準位置に
達したときに排版ローラ対56の搬送動作を停止させれ
ばよい。
【0039】排版ローラ対56の搬送動作を停止させる
ための制御手段は、排版ローラ対56の排版送りモータ
83をオフ動作させる手段でもよく、又、排版ローラ5
5と排版送りモータ83をクラッチ等で接続し、このク
ラッチを上記検出手段に応答させて解除して排版ローラ
55をアイドル状態にする手段でもよく、その他、排版
ローラ55及び排版ローラ54を相互に離隔させる手段
でもよい。
【0040】図5は、孔版印刷用原紙Sが排版収納箱5
7に全部収容される時点を検出する検出手段として、図
4に示す第三の検知板86を用いる製版印刷装置1の制
御系の一実施例を概略的に示している。この制御系は、
前述した版胴2、原紙搬送ローラ33、クランプ板6、
原紙カッター36、排版ローラ対56の動作を、インタ
ラプト型センサ85の溝85a及び85bで検出された
信号に基づき、マイクロプロセッサなどにより構成され
たCPU200とそのプログラム及びそれに接続された
ROM201及びRAM202を介して制御する構成と
なっている。
【0041】次に、図5の制御系に基づく製版印刷装置
の一連の動作の概略を図6の動作フローチャートを基に
説明する。まず、製版モードにてスタートボタン(図示
せず)が押下されると、原稿画像読取部20にて原稿の
画像の読み取りがなされるとともに、その原稿画像読取
部20にて読み取られた画像情報に応じて製版部30に
てロール状の孔版印刷用原紙Sに製版処理が行われる
(ST2)。また同時に現在版胴2に巻装されている使
用済の孔版印刷用原紙Sを排版部50にて排版処理する
(ST3)。排版処理が終了した後、製版された孔版印
刷用原紙Sはその先端部が原紙クランプ板5にて版胴2
に係止され、その状態で版胴2が回転させられることに
より版胴2の外周面には孔版印刷用原紙Sが巻装され
る。この版胴2への孔版印刷用原紙Sの着版動作中に版
胴2が所定の回転角度になったことが、版胴2のフラン
ジ12またはフランジ13の側縁部に取り付けられた第
二の検知板84が着排版位置センサ85にて検出される
と、カッター部36が駆動されて孔版印刷用原紙Sが切
断される。これにより着版処理が完了する(ST4)。
【0042】次に、印刷モードにて印刷枚数を入力し、
スタートボタンが押下されると、版胴2が回転され、こ
の版胴2の回転に同期して給紙部60より供給されてき
た印刷用紙Pをプレスローラ10にて版胴2の外周面に
押し付け、版胴2のインキ通過領域及び孔版印刷用原紙
Sの穿孔部を介して供給されるインキを印刷用紙Pに転
写させる。印刷された印刷用紙Pは排紙部70にて版胴
2より分離されて、排紙台72上に排紙される(ST
5)。上記の印刷処理は、設定された印刷枚数に達する
まで繰り返される。
【0043】次に、図6のフローチャートの排版処理
(ST3)において行われる、排版ローラ対56の動作
制御について図7のフローチャート、図8のタイムチャ
ートを基に詳しく説明する。
【0044】排版動作フローは、上述のように、スター
トボタンがユーザにより操作されることによって製版処
理(ST2)と並行して開始され、先ず第一の検知板8
7が着排版位置センサ85と重なる位置、すなわち、版
胴2のクランプの枢軸16が真上を向いた基準位置に版
胴2を配置させる(ST31及びST32)。そして、
クランプソレノイド18をオン動作させて上記基準位置
にて回転停止している版胴2上のギヤ17に駆動ギヤ1
9aを噛合させ、クランプモータをオン動作させて原紙
クランプ板5をクランプ解放位置へ移動させるクランプ
開動作を行う。これと同時、又は、クランプ開動作が完
了してからクランプソレノイド18の動作により駆動ギ
ヤ19aがギヤ17との噛合より離脱するのに要する所
定時間が経過した後、排版を開始する(ST33)。排
版は、排版爪駆動用ソレノイド53をオン動作させて排
版爪51を原紙剥ぎ取り位置に位置させ、排版送りモー
タ83をオン動作させて排版ローラ対56を回転させ、
メインモータ3を微低回転速度でオン動作させて版胴2
を回転させることにより行われる。これにより版胴2の
外周面に巻装されている孔版印刷用原紙Sは版胴2の回
転に伴い排版爪51により版胴2より剥ぎ取られ、排版
ローラ対56と噛合して排版収納箱57内へ送り込まれ
る。
【0045】そして、排版ローラ対56が版胴2に巻装
されていた孔版印刷用原紙Sを排版収納箱57に全部収
納した時点、すなわち、版胴2がA3用以外である場合
は第三の検知板86が着排版位置センサ85を通過した
ことが検知された時に、そして、版胴2がA3用である
場合は第一の検知板87が着排版位置センサ85を通過
したことが検知された時に、排版送りモータ83をオフ
動作させて停止し、排版ローラ対56の搬送動作を停止
させる(ST34、ST35)。したがって、排版ロー
ラ対56は孔版印刷用原紙Sが排版収納箱57に収容さ
れた後に無駄に動作することが無く、これによって一旦
排版収納箱57に収容された孔版印刷用原紙Sが排版ロ
ーラ55に絡まって再び外へ出てくるような問題も生じ
ない。その後、版胴2は上記基準位置に戻され(ST3
6、ST37)た後、上述の着版処理に供される(ST
4)。この構成によれば、版胴2を交換した直後に直接
製版動作を行なった場合でも、排版ローラ対56の動作
を、版胴の種類に応じた時点で停止させることができ
る。したがって、排版ローラ対56を停止させる時点に
関する情報は、製版印刷装置のディップスイッチ133
及び135の設定に関連した情報として組み込む必要が
なく、ディップスイッチの使用又は設定に拘らず、排版
ローラ対56の動作を版胴の種類に応じたものに制御す
ることができる。
【0046】次に、別の具体例として、版胴2を交換し
た場合に、予め版胴2の種類を判別し、その判別情報に
基づいて、排版時の排版ローラ55の動作量を制御する
態様を、以下、図9及び図10に基づいて説明する。図
9から明らかなように、この具体例は、製版処理(ST
2)及び排版処理(ST3)が行われる前に、版胴種類
検出処理(ST1)の段階を備えている点で、図6の制
御と異なっている。
【0047】この版胴種類検出処理(ST1)は、図1
0のフローチャートにしたがって行なうことができる。
上記のように、図4に示された第二の検知板84又は第
三の検知板86の第一の検知板87に対する相対位置
は、版胴の種類に固有のものであるから、図10のフロ
ーチャートにしたがって、版胴の装着時に予めこの相対
位置を検出することにより、版胴の種類を判別すること
ができる。
【0048】図10に示されるように、使用済みの孔版
印刷用原紙Sが巻装された版胴2を製版印刷装置に装着
した後、スタートボタンがユーザにより操作されること
により、版胴種類検出処理(ST1)が開始され、先ず
第一の検知板87が着排版位置センサ85と重なる位
置、すなわち、版胴2のクランプの枢軸16が真上を向
いた基準位置に版胴2を配置させる(ST11及びST
12)。そして、メインモータ3をオン動作させて版胴
2を微速回転させるとともに、RAM202に格納され
た版胴2の周期情報T0及びT1の値を0に初期化し、T
0のカウントを開始する(ST13)。そして、版胴2
に設けられた第三の検知板86が、着排版位置センサ8
5を通過した時にT0のカウントを停止し、T0の時間を
求める(ST14)とともに、このT0の時間が版胴周
期よりも小さい場合(ST15)は、T1のカウントを
開始し(ST16)、次に、第一の検知板87が着排版
位置センサ85を通過した時(ST17)にT1のカウ
ントを停止してT1の時間を求める(ST18)。この
T1の時間は、版胴2の印刷領域の種類に固有のもので
あるから、T1の時間を、予めROM201に格納して
おいた表1に示す版胴の種類とT1の時間との関係を参
照して、版胴2の種類を検出することができる。一方、
T0の時間が版胴周期以上である場合は、版胴2の種類
を最大サイズ(例えば、A3)と判断する(ST15、
ST19))。かくして、版胴2の種類が検知された
後、版胴2は上記と同じ基準位置に戻され、版胴の回転
が停止される(ST110及びST111)。なお、図
10において、T0及びT1の時間は、版胴2の回転の始
動から第三の検知板86が着排版位置センサ85を通過
する前後の時間としたが、第二の検知板84が着排版位
置センサ85を通過する前後の時間とすることもでき
る。このように、第二の検知板84又は第三の検知板8
6を用いて版胴の種類を判別する場合、ディップスイッ
チ133及び135の使用又は設定に拘らず、版胴2を
装着するだけで版胴の種類が判別できるので好都合であ
る。また、第一の検知板と第二又は第三の検知板との角
度差を読み込むことで版胴の種類を知ることが可能とな
るので、その版胴種類の情報を操作パネルに表示させ
て、使用者がその表示に従って、給紙台に積載された用
紙のうち使用可能な用紙サイズを容易に判断できるよう
にすることもできる。
【0049】その後の排版処理(ST3)においては、
図7及び図8にしたがって、上述のように排版ローラ対
56の動作を制御することができるが、図10のフロー
チャートで版胴2の種類が判別できているので、版胴が
排版終了位置に達したことを判断する際に(ST3
4)、予めROM201に格納させておいた表1に例示
する版胴の種類と版胴の排版終了位置θとの関係を参照
し、版胴2又はそのメインモータ3に連結されたエンコ
ーダ(図示せず)で版胴の回転角度を監視しつつ、該エ
ンコーダによって版胴が排版終了位置θに達したことが
検出されたときに排版ローラ対56の動作を停止するよ
うにしてもよい(ST35)。また、T0及びT1から第
三の検知板86が着排版位置センサ85を通過した時の
版胴の回転角度θの値を計算してRAM202に格納し
ておき、ROM201に格納させておいた表1を参照す
ることなく、エンコーダによって版胴の回転角度がRA
M202に格納されたθの値に達したことが検出された
ときに排版ローラ対56の動作を停止するようにしても
よい(ST35)。この場合、θの値はA4、B4等の
規格に相当するものでなくとよく、任意の印刷領域を備
えた版胴に対応させて排版ローラ対56の回転を制御す
ることができる。
【0050】
【表1】 表1 用紙サイズ A3 B4 A4 A4横 排版終了位置 θ=360° θ=328° θ=290° θ=240°
【0051】次に、更に別の具体例として、版胴2の種
類を、図11に示されるようなディップスイッチ133
及び135の設定や、上記したスリットやバーコード等
の版胴種類検出手段で判別し場合、その判別情報に基づ
いて、排版時の排版ローラ対56の動作を制御する態様
を、以下、図11及び図12に基づいて説明する。この
具体例は、図9に示されたフローチャートにしたがって
行われる点では、前述の具体例と同様であるが、版胴種
類検出処理(ST1)が図12のフローチャートによっ
て行われる点で、図9の制御と異なっている。
【0052】図12において、スタートボタンがユーザ
により操作されることにより、版胴種類検出手段によっ
て設定された版胴2の種類(ST120)がA3サイズ
用であるか判断され(ST121)、これがA3サイズ
用である場合は、予めROM201に格納させておいた
表1に例示する版胴の種類と版胴の排版終了位置θとの
関係を参照し、版胴の排版終了位置をθ=360°に設
定する(ST122)。版胴2がA3サイズ用でない場
合、これがB4サイズ用であるかどうか判断され、(S
T123)、これがB4サイズ用である場合、上記と同
様にROM201を参照し、版胴の排版終了位置をθ=
328°に設定する(ST124)。版胴2がB4サイ
ズ用でない場合、これがA4サイズ用であるかどうか判
断され(ST125)、これがA4サイズ用である場
合、上記と同様にROM201を参照し、版胴の排版終
了位置をθ=290°に設定する(ST126)。版胴
2がA4サイズ用でない場合、これがA4横サイズ用で
あるかどうか判断され(ST127)、これがA4横サ
イズ用である場合、上記と同様にROM201を参照
し、版胴の排版終了位置をθ=240°に設定する(S
T128)。版胴2がA4横サイズ用でない場合は、エ
ラー処理され、適当な警告手段でこれを使用者に伝え
る。
【0053】かくして、図10にしたがって版胴の種類
が判別された後は、図9にしたがって以降の製版処理
(ST2)、排版処理(ST3)等が行われる。排版処
理(ST3)は、図7のフローチャートにしたがって行
われ、版胴が排版終了位置に達したことを判断する際は
(ST34)、版胴2又はそのメインモータ3に連結さ
れたエンコーダ(図示せず)で版胴の回転角度を監視し
つつ、版胴が図12のフローチャートで抽出した排版終
了位置θに達したときに排版ローラ対56を停止させる
ようにすればよい(ST35)。
【0054】
【発明の効果】本発明の製版印刷装置によれば、孔版印
刷用原紙が搬送手段によって排版収納箱に全部収容され
る時点を検出する検出手段と、該検出手段に応答して搬
送手段の搬送動作を停止させる制御手段とを設けること
としたので、印刷領域の異なるサイズの版胴が頻繁に交
換使用された場合でも、搬送手段の動作を、版胴の種類
に応じた排版終了時点で停止させることができる。した
がって、搬送手段の無駄な動きを無くすことができるだ
けでなく、一旦排版収納箱に収容された原紙が搬送手段
に絡まり、再び排版収納箱から出てくる等の不都合も防
止できる。
【0055】特に、孔版印刷用原紙の収容過程が版胴の
回転角度と相関関係があることに着目し、孔版印刷用原
紙が排版収納箱に全部収容される時点における版胴の回
転角度を検出する手段として、版胴の周縁に固定された
第一の検知板と、この検知板から前記版胴の回転方向逆
回りに前記回転角度だけ離隔させて版胴の周縁に固定さ
れた別の検知板と、両検知板を検出する静止したセンサ
とからなるものを採用する場合には、版胴の種類を判別
する過程を要すること無く、版胴を交換した直後に直接
製版動作を行なっても、上記搬送手段の動作を、版胴の
種類に応じた時点で停止させることができる。
【0056】また、上記のような別の検知板を設けなく
とも、孔版印刷用原紙が排版収納箱に全部収容される時
点における版胴の回転角度を版胴の種類毎に予め情報と
して製版印刷装置に与えておき、版胴種類判別手段によ
って判別された版胴の種類に応じて、それに対応する上
記回転角度を抽出できるようにし、版胴の回転角度を経
時的に監視し、上記回転角度に達したことを条件として
上記搬送手段の動作を停止するように構成することもで
きる。この場合、版胴の部品点数を増加させることなく
本発明の目的を達成できる点で好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る製版印刷装置の一実施例を示す図
【図2】同製版印刷装置に使用される版胴の構成を示す
一部に断面を施した斜視図
【図3】(a)同製版印刷装置において原紙カッタ及び
排版ローラ対のタイミング信号を出力する着排版位置セ
ンサの取付状態を示す版胴の斜視図(b)同着排版位置
センサの部分拡大斜視図
【図4】図3の版胴の側面図
【図5】同製版印刷装置の制御系の一実施例を示すブロ
ック図
【図6】同製版印刷装置の一連の動作の一例を概略的に
示す動作フローチャート図
【図7】図6の排版処理の動作を示すフローチャート図
【図8】図7の排版処理の動作を示すタイムチャート図
【図9】同製版印刷装置の一連の動作の他の例を概略的
に示す動作フローチャート図
【図10】図9における版胴種類検出処理の動作を示す
フローチャート図
【図11】同製版印刷装置の制御系の他の実施例を示す
ブロック図
【図12】図11の制御系における版胴種類検出処理の
動作を示すフローチャート図
【符号の説明】
1…製版印刷装置、2…版胴、56…排版ローラ対、5
7…排版収納箱、82…ボックスセットセンサ、84…
第二の検知板、85…着排版位置センサ、86…第三の
検知板、87…第一の検知板、133,135…ディッ
プスイッチ、200…CPU、202…RAM、S…孔
版印刷用原紙。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なるサイズの印刷領域を有する版胴を
    互いに交換して装着可能であり、装着された前記版胴の
    印刷領域に応じてロール状の製版済の孔版印刷用原紙を
    切断して前記版胴に巻装して印刷を行い、新たな原稿に
    基づく印刷に際しては、使用済の孔版印刷用原紙を前記
    版胴より剥ぎ取るとともに搬送手段により排版収納箱に
    搬送して廃棄する製版印刷装置において、前記製版印刷
    装置に装着された版胴に応じて前記搬送手段の動作時間
    を制御する制御手段を設けたことを特徴とする製版印刷
    装置。
  2. 【請求項2】 前記動作時間を制御する制御手段は、前
    記孔版印刷用原紙が前記排版収納箱に全部収容される時
    点を検出する検出手段と、該検出手段の情報に応答して
    前記搬送手段の搬送動作を停止させる制御手段とを備え
    たことを特徴とする製版印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記孔版印刷用原紙は、前記版胴が一回
    転する間に前記排版収納箱に全部収容され、前記検出手
    段は、前記孔版印刷用原紙が前記排版収納箱に全部収容
    される時点における版胴の回転角度を検出する手段であ
    る請求項2に記載の製版印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、版胴の周縁に固定され
    た第一の検知板と、この検知板から前記版胴の回転方向
    逆回りに前記回転角度だけ離隔させて版胴の周縁に固定
    された別の検知板と、両検知板を検出する静止したセン
    サとからなる請求項3に記載の製版印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記第一の検知板は、排版に際して版胴
    が始動する位置で前記センサに検出される位置に配置さ
    れ、前記制御手段は、前記別の検知板が前記センサによ
    って検出されたことに応答して、前記搬送手段の搬送動
    作を停止させる請求項4に記載の製版印刷装置。
  6. 【請求項6】 前記孔版印刷用原紙は、前記版胴が一回
    転する間に前記排版収納箱に全部収容され、前記検出手
    段は、版胴の種類を検出する手段と、該版胴に巻装され
    た前記孔版印刷用原紙が前記排版収納箱に全部収容され
    る時点における版胴の回転角度を検出する手段とからな
    る請求項2に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記版胴の種類を検出する手段は、版胴
    の周縁に固定された第一の検知板と、この検知板から前
    記版胴の回転方向逆回りに前記回転角度だけ離隔させて
    版胴の周縁に固定された別の検知板と、両検知板を検出
    する静止したセンサとからなり、前記版胴の回転角度を
    検出する手段は、前記センサが両検知板を検知すること
    に基づいて求められる前記回転角度を記憶する記憶手段
    と、前記版胴の回転角度を監視すると共に前記記憶手段
    に記憶された前記回転角度まで前記版胴が回転したこと
    を検出する版胴回転監視手段とからなり、前記制御手段
    は、該版胴回転監視手段の検出に応答して、前記搬送手
    段の搬送動作を停止させる請求項6に記載の製版印刷装
    置。
  8. 【請求項8】 前記孔版印刷用原紙は、前記版胴が一回
    転する間に前記排版収納箱に全部収容され、前記検出手
    段は、版胴の種類を検出する手段と、該版胴に巻装され
    た前記孔版印刷用原紙が前記排版収納箱に全部収容され
    る時点における版胴の回転角度を版胴の種類毎に記憶し
    た記憶装置と、検出された版胴の種類に応じた回転角度
    を前記記憶装置から選択して記憶する別の記憶手段と、
    前記版胴の回転角度を監視すると共に選択された前記回
    転角度まで前記版胴が回転したことを検出する版胴回転
    監視手段とからなり、前記制御手段は、該版胴回転監視
    手段の検出に応答して、前記搬送手段の搬送動作を停止
    させる請求項2に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記版胴の種類を検出する手段は、版胴
    の周縁に固定された第一の検知板と、前記版胴の種類に
    応じて前記第一の検知板と異なった角度だけ離隔して版
    胴の周縁に固定される別の検知板と、両検知板を検出す
    る静止したセンサとからなる請求項8に記載の製版印刷
    装置。
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