JPH11200854A - 内燃機関の排気装置 - Google Patents

内燃機関の排気装置

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JPH11200854A
JPH11200854A JP10004010A JP401098A JPH11200854A JP H11200854 A JPH11200854 A JP H11200854A JP 10004010 A JP10004010 A JP 10004010A JP 401098 A JP401098 A JP 401098A JP H11200854 A JPH11200854 A JP H11200854A
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JP
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exhaust
muffler
pipe
pipes
internal combustion
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JP10004010A
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Koji Shimoji
浩二 下地
Wataru Shimouchi
渉 下内
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】2つのバンクを有してなる内燃機関の排気装置
において、異音の発生及び出力低下の抑制を図る。 【解決手段】各バンクに接続された排気マニホルド1
1,12には排気フロントパイプ13,14が接続さ
れ、各排気フロントパイプ13,14の後流側には1つ
のマフラ17が配設される。マフラ17は、車体下部の
左側にオフセットして配設され、右側の排気フロントパ
イプ14の基端部からマフラ17導入口までのみかけ上
の長さは、左側の排気フロントパイプ13のそれよりも
長い。但し、各排気フロントパイプ13,14の後流側
は、マフラ17内にまで延設させられ、左側の排気フロ
ントパイプ13のマフラ17内での長さは、右側の排気
フロントパイプ14のそれよりも長く設定されている。
これにより、左右の排気フロントパイプ13,14の基
端部から開口部までの長さL1,L2は、ほぼ等しいも
のとなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の排気装
置に係り、例えば、V型エンジンや水平対向エンジン等
の如く、2つのバンクを有してなる内燃機関から排出さ
れる排気を、排気管を介してその後流に設けられたマフ
ラまで導くようにしてなる内燃機関の排気装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術として、例えば特開
平7−164898号公報、特開平7−269338号
公報等に開示されたものが知られている。これらの技術
においては、V型エンジンの左右各バンクに、それぞれ
排気マニホールドを含んでなる排気管が接続されてい
る。また、各排気管は、その後流に配設される消音用の
マフラに接続されている。そして、各バンクの気筒から
排出される排気は、各排気管を介して、マフラ内で合流
するようになっている。
【0003】このような構成とすることにより、各バン
クからの排気が、マフラという所定のボリュームを有す
る部分にて合流するため、排気の流れがスムースとな
り、背圧を低減することができる。また、これととも
に、デュアル長(合流する前段階の2つの排気系の長
さ、つまり排気管が2本となっている部分の長さ)を比
較的長く確保することができるため、排気の掃気性能の
向上、充填効率の向上が図られる。その結果、中・低速
域におけるトルクの向上を図ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、プロ
ペラシャフト等の他の部品の搭載上の都合から、排気管
及びマフラの搭載に際し配置上の制約が生じる場合があ
る。この場合には、マフラを車体下部の中央部に設ける
ことが困難となり、マフラを車両下部の右側又は左側に
オフセットして配設する必要が生じる。
【0005】しかしながら、このようにマフラを車両下
部の右側又は左側にオフセットして配設すると、上記従
来技術では、各排気管の長さが不等長となってしまう。
その結果、左右両バンクで交互に発生する圧力脈動が干
渉しあい、異音が発生したり、エンジンの出力低下を招
いたりするおそれがあった。
【0006】本発明は前述した事情に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、2つのバンクを有してなる内
燃機関から排出される排気を、排気管を介してその後流
に設けられたマフラまで導くようにしてなる内燃機関の
排気装置において、異音の発生及び出力低下の抑制を図
ることのできる内燃機関の排気装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明においては、2つのバンクを
有してなる内燃機関から排出される排気を、各バンクに
対しそれぞれ排気管の基端部を接続することにより、当
該排気管を介してその後流に設けられたマフラまで導く
ようにし、当該マフラ内で前記各排気管からの排気を合
流せしめるようにした内燃機関の排気装置において、前
記排気管の少なくとも一方を前記マフラ内にまで延設せ
しめるとともに、各排気管のマフラ入口部から開口部ま
での長さを異ならせることにより、前記各排気管の基端
部から開口部までの長さをほぼ等しくしたことをその要
旨としている。
【0008】また、請求項2に記載の発明では、請求項
1に記載の内燃機関の排気装置において、前記排気管の
少なくとも一方は、前記マフラ内において湾曲部分を有
していることをその要旨としている。
【0009】さらに、請求項3に記載の発明では、請求
項1又は2に記載の内燃機関の排気装置において、前記
マフラは、排気音の抑制を図るべく複数の室を有してい
るとともに、前記各排気管の開口部は、それぞれ異なる
室に位置していることをその要旨としている。
【0010】併せて、請求項4に記載の発明では、請求
項1から3のいずれかに記載の内燃機関の排気装置にお
いて、前記開口部は、前記排気管の周壁に形成された透
孔を含むものであることをその要旨としている。
【0011】(作用)上記請求項1に記載の発明によれ
ば、2つのバンクを有してなる内燃機関から排出される
排気は、排気管の基端部から排気管を通り、当該排気管
を介してその後流に設けられたマフラまで導かれる。そ
して、当該マフラ内で前記各排気管からの排気が合流さ
せられる。このため、排気の流れがスムースとなり、背
圧の低減が図られる。また、これとともに、デュアル長
が比較的長く確保されるため、排気の掃気性能の向上、
充填効率の向上が図られる。
【0012】さて、本発明では、排気管の少なくとも一
方がマフラ内にまで延設させられており、各排気管のマ
フラ入口部から開口部までの長さが異なったものとされ
ることにより、各排気管の基端部から開口部までの長さ
をほぼ等しいものとしている。このため、他の部品の搭
載上の都合から、排気管及びマフラの搭載に際し配置上
の制約が生じ、マフラを車体下部の中央部に設けること
ができない場合であっても、容易に各排気管の基端部か
ら開口部までの長さをほぼ等しいものとすることができ
る。従って、各バンクで交互に発生する圧力脈動が干渉
しあいにくいものとなる。
【0013】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明の作用に加えて、排気管の少なくと
も一方は、マフラ内において湾曲部分を有しているた
め、各排気管の基端部からマフラ入口までの長さの差が
比較的大きい場合であっても、マフラ内において、当該
大きい長さの差が容易に調整されうる。また、その分だ
けマフラの小型化が図られる。
【0014】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
請求項1、2に記載の発明の作用に加えて、マフラは複
数の室を有しているため、各室毎に音波の拡張が図ら
れ、排気音の抑制が図られる。また、各排気管の開口部
は、それぞれ異なる室に位置しているため、排気音の抑
制、並びに、異音の抑制及び出力特性等の微妙なチュー
ニングが可能となる。
【0015】併せて、請求項4に記載の発明によれば、
請求項1から3に記載の発明の作用に加えて、前記開口
部には、排気管の周壁に形成された透孔が含まれる。こ
のため、通常の排気管の端縁の開口部のほかに、透孔に
より開口部が構成されることで、各排気管の基端部から
開口部までの長さの調整が容易に行われるとともに、微
妙なチューニングも可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明における内燃機関の
排気装置をV型エンジンのそれに具体化した一実施の形
態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0017】図1は本実施の形態において、自動車の前
部に搭載されたV型エンジンの排気装置を示す概略構成
図である。内燃機関としてのV型エンジン(図示略)
は、2つのバンク(右バンク及び左バンク)を具備し、
これら各バンクには、複数の気筒が設けられている。
【0018】同図に示すように、各バンクには、排気マ
ニホルド11,12が各気筒に連通可能に接続されてい
る。排気マニホルド11,12には、排気管を構成する
排気フロントパイプ13,14が接続されている。ま
た、各排気フロントパイプ13,14の途中には、触媒
コンバータ15,16が設けられており、当該触媒コン
バータ15,16内では、排気ガスが金属触媒等によっ
て浄化されるようになっている。
【0019】前記各排気フロントパイプ13,14の後
流側には、1つのマフラ17が配設されている。すなわ
ち、本実施の形態では、各バンクの気筒から排出される
排気ガスは、各排気マニホルド11,12、排気フロン
トパイプ13,14を介してマフラ17内に導かれるよ
うになっており、当該マフラ17内で各排気フロントパ
イプ13,14からの排気が合流させられるようになっ
ている。なお、図2に示すように、マフラ17は、周知
のとおり、排気音の抑制を図るための複数の室(右側か
ら順にA室18、B室19、C室20、D室21)を有
しており、各室18〜21は、連通管22,23,24
により、連通した状態となっている。
【0020】さらに、前記マフラ17の後流には、1本
の排気リヤパイプ25が接続されている。そして、前記
マフラ17の各室18〜21を通った排気ガスは、当該
排気リアパイプ25を通って大気中へ放出されるように
なっている。
【0021】さて、本実施の形態におけるマフラ17
は、他の部品の搭載上の都合から、車体下部の中央部に
設けられておらず、車両下部の左側(右側でもよい)に
オフセットして配設されている。このため、右側の排気
フロントパイプ14が一部斜めに設けられることとな
り、当該右側の排気フロントパイプ14の基端部からマ
フラ17導入口までのみかけ上の長さは、左側の排気フ
ロントパイプ13の基端部からマフラ17導入口までの
みかけ上の長さよりも長いものとなっている。
【0022】但し、本実施の形態では、各排気フロント
パイプ13,14の後流側は、マフラ17内にまで延設
させられている。また、左側の排気フロントパイプ13
の前記マフラ17内での長さ(マフラ17入口部からパ
イプ13の開口部までの長さ)は、右側の排気フロント
パイプ14のそれよりも長く設定されている。これによ
り、左側の排気フロントパイプ13の基端部から開口部
までの長さL1と、右側の排気フロントパイプ14の基
端部から開口部までの長さL2とは、ほぼ等しいものと
なっている。特に、本実施の形態では、各排気フロント
パイプ13,14の前記各長さL1,L2を等長とする
ために、左側の排気フロントパイプ13の先端部分は湾
曲形成されている。
【0023】なお、本実施の形態における各排気フロン
トパイプ13,14の開口部は、共にB室19内に設け
られている。かかる構成により、マフラ17内において
は、前記A室18がいわゆる共鳴室、B室19が第1拡
張室、C室20が第2拡張室、D室21が第3拡張室と
してそれぞれ機能するようになっている。
【0024】次に、本実施の形態の作用及び効果につい
て説明する。・本実施の形態では、左右2つのバンクの
気筒から排出される排気は、マフラ17内で合流させら
れるため、排気の流れがスムースとなり、背圧の低減が
図られる。また、これとともに、デュアル長が比較的長
く確保されるため、排気の掃気性能の向上、充填効率の
向上が図られる。その結果、中・低速域におけるトルク
の向上を図ることができる。また、2本の排気フロント
パイプ13,14をマフラ17内で合流させることとし
たため、パイプ13,14及びマフラ17間のの溶接部
分の強度の向上を図ることができる。
【0025】・さらに、本実施の形態では、各排気フロ
ントパイプ13,14の後流側を、マフラ17内にまで
延設し、各排気フロントパイプ13,14のマフラ17
内での長さを調整することにより、左側の排気フロント
パイプ13の基端部から開口部までの長さL1と、右側
の排気フロントパイプ14の基端部から開口部までの長
さL2とをほぼ等長とした。このため、本実施の形態の
如く、他の部品の搭載上の都合から、マフラ17を車体
下部の中央部に設けることができない場合であっても、
容易に各排気フロントパイプ13,14の基端部から開
口部までの長さL1,L2をほぼ等しいものとすること
ができる。従って、各バンクで交互に発生する圧力脈動
が干渉しあいにくいものとなる。その結果、エンジン出
力の低減を防止することができる。また、図3(a)に
示すように、従来では、1.5次とか2.5次とかとい
った中途半端な次数の異音が発生していたのに対し、本
実施の形態によれば、図3(b)に示すように、前記中
途半端な次数の異音が発生しなくなる。その結果、搭乗
者が前記異音によって不快感を覚えるのを確実に防止す
ることができる。
【0026】・また、特に、本実施の形態では、左側の
排気フロントパイプ13の先端部分はマフラ17内にお
いて湾曲形成されている。このため、右側の排気フロン
トパイプ14の基端部からマフラ17導入口までのみか
け上の長さと、左側の排気フロントパイプ13の基端部
からマフラ17導入口までのみかけ上の長さとの差が比
較的大きい場合であっても、マフラ17内において、当
該長さの差が容易に調整されうる。そのため、上記作用
効果をより確実に、かつ、容易に奏せしめることができ
る。併せて、その分だけ、マフラ17の小型化を図るこ
とができ、スペース上も有利となる。
【0027】尚、本発明は前記実施の形態に限定される
ものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一
部を適宜に変更して次のように実施することもできる。 (1)上記実施の形態では、排気フロントパイプ13,
14のマフラ17内での長さを直接的に異ならせること
により、左側の排気フロントパイプ13の基端部から開
口部までの長さL1と、右側の排気フロントパイプ14
の基端部から開口部までの長さL2とをほぼ等長とし
た。これに対し、図4に示すように、マフラ17内での
排気フロントパイプ13,14の長さを異ならせること
の代わりに、又は、このことに加えて、右側の排気フロ
ントパイプ34の周壁に透孔34aを形成するようにし
てもよい。かかる場合には、透孔34aによって開口部
が構成されることとなる。つまりは、排気フロントパイ
プ33,34のマフラ37内での長さを間接的に異なら
せることとなり、結果的に左側の排気フロントパイプ3
3の基端部から開口部までの長さL1’と、右側の排気
フロントパイプ34の基端部から開口部までの長さL
2’とをほぼ等長とすることができる。また、この場合
には、前記各長さL1’,L2’の調整を容易に行うこ
とができるとともに、排気音の抑制、並びに、異音の抑
制及び出力特性等の微妙なチューニングも可能となる。
なお、透孔のサイズや形状、あるいは数については任意
に設定することができる。
【0028】(2)上記実施の形態では、各排気フロン
トパイプ13,14のマフラ17内での先端部分(開口
部)を同一の室(B室19)に配置させることとした
が、図5に示すように、各排気フロントパイプ43,4
4のマフラ47内での先端部分(開口部)を異なる室に
配置させることとしてもよい。なお、同図は、左側の排
気フロントパイプ43の開口部(透孔43a)をB室1
9に配置し、右側の排気フロントパイプ44の開口部を
C室20に配置した場合の一具体例を示す図である。こ
のように、排気フロントパイプ43,44のマフラ47
内での先端部分(開口部)を異なる室に配置させたとし
ても、各排気フロントパイプ43,44の基端部から開
口部までの長さL1”,L2”をほぼ等長とすること
で、本発明における作用効果が奏される。
【0029】さらに、このような構成とすることによ
り、排気音の抑制、並びに、異音の抑制及び出力特性等
の微妙なチューニングが可能となる。なお、上記構成の
場合には、左側の排気フロントパイプ43にとってはA
室18がいわゆる共鳴室、B室19が第1拡張室、C室
20が第2拡張室、D室21が第3拡張室としてそれぞ
れ機能する。また、右側の排気フロントパイプ44にと
ってはB室19がいわゆる共鳴室、C室20が第1拡張
室、D室21が第2拡張室としてそれぞれ機能する。
【0030】(3)また、上記実施の形態では、内燃機
関としてのV型エンジンの排気装置に本発明を具体化し
たが、2つのバンクを有するタイプのものであれば、例
えば水平対向エンジン等その他のエンジンにも本発明を
具体化できる。
【0031】(4)触媒コンバータ15,16の位置
は、上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、例
えばマフラ17の後流側に設ける構成としてもよい。 (5)また、マフラ17の構造についても上記実施の形
態のものに何ら限定されるものではなく、例えば室の数
や形状等を適宜変更することとしてもよい。
【0032】(6)上記実施の形態においては、長さL
1,L2を規定するに際し、排気マニホルド11,12
の長さ分を考慮しなかったが、これは排気マニホルド1
1,12の長さの差は、排気フロントパイプ13,14
の見かけ上の長さの差に比して無視できる程度のものだ
からである。従って、排気マニホルド11,12の長さ
の差が無視できない程度に大きい場合には、当該差をも
考慮に入れた上で、各パイプ13,14のマフラ17内
での長さを調整することとしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
2つのバンクを有してなる内燃機関から排出される排気
を、排気管を介してその後流に設けられたマフラまで導
くようにしてなる内燃機関の排気装置において、異音の
発生及び出力低下の抑制を図ることができるという優れ
た効果を奏する。
【0034】また、請求項2に記載の発明によれば、上
記効果がより容易に奏される。さらに、請求項3、4に
記載の発明によれば、さらに、種々のチューニングも容
易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態におけるV型エンジンの排気装置
を示す模式的な概略構成図。
【図2】マフラ内の構造を模式的に示す断面図。
【図3】従来技術と実施の形態とを比較したグラフであ
って、次数毎の音のスペクトルの大きさの関係を示す
図。
【図4】別の実施の形態におけるマフラ内の構造を模式
的に示す断面図。
【図5】さらに別の実施の形態におけるマフラ内の構造
を模式的に示す断面図。
【符号の説明】
13,14,33,34,43,44…排気管を構成す
る排気フロントパイプ、17,37,47…マフラ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つのバンクを有してなる内燃機関から
    排出される排気を、各バンクに対しそれぞれ排気管の基
    端部を接続することにより、当該排気管を介してその後
    流に設けられたマフラまで導くようにし、当該マフラ内
    で前記各排気管からの排気を合流せしめるようにした内
    燃機関の排気装置において、 前記排気管の少なくとも一方を前記マフラ内にまで延設
    せしめるとともに、各排気管のマフラ入口部から開口部
    までの長さを異ならせることにより、前記各排気管の基
    端部から開口部までの長さをほぼ等しくしたことを特徴
    とする内燃機関の排気装置。
  2. 【請求項2】 前記排気管の少なくとも一方は、前記マ
    フラ内において湾曲部分を有していることを特徴とする
    請求項1に記載の内燃機関の排気装置。
  3. 【請求項3】 前記マフラは、排気音の抑制を図るべく
    複数の室を有しているとともに、前記各排気管の開口部
    は、それぞれ異なる室に位置していることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の内燃機関の排気装置。
  4. 【請求項4】 前記開口部は、前記排気管の周壁に形成
    された透孔を含むものであることを特徴とする請求項1
    から3のいずれかに記載の内燃機関の排気装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006057553A (ja) * 2004-08-20 2006-03-02 Toyota Motor Corp 内燃機関の排気装置
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