JPH11199065A - 原稿給紙装置 - Google Patents

原稿給紙装置

Info

Publication number
JPH11199065A
JPH11199065A JP29306998A JP29306998A JPH11199065A JP H11199065 A JPH11199065 A JP H11199065A JP 29306998 A JP29306998 A JP 29306998A JP 29306998 A JP29306998 A JP 29306998A JP H11199065 A JPH11199065 A JP H11199065A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
bottom plate
transmitting
original
storing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP29306998A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3566108B2 (ja
Inventor
Hitoshi Hattori
仁 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP29306998A priority Critical patent/JP3566108B2/ja
Priority to US09/192,458 priority patent/US6091927A/en
Priority to KR1019980049262A priority patent/KR100310128B1/ko
Publication of JPH11199065A publication Critical patent/JPH11199065A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3566108B2 publication Critical patent/JP3566108B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源投入時に、原稿給紙装置に設定された原
稿給紙モードに応じて原稿持ち上げ部材である底板を下
降させる位置を可変させ、コピースピードを向上させ
る。 【解決手段】 電源投入時、底板センサ23で底板7の
位置を確認し、底板センサ23がONであれば底板7は
最下位置にあるので底板7を下降させず、底板センサ2
3がOFFであれば底板7を下降させ、最下位置に停止
させる。電源投入後に、原稿5を1枚ずつ給紙テーブル
6上にセットして自動的に給紙する半自動原稿送りモー
ドが選択されたときは、最下位置よりも上に位置し、原
稿5を給紙テーブル6上に1枚だけセットしたときに、
その原稿5を原稿突き当て部材22にしっかりと突き当
ててセットできる中間下降位置まで底板7を下降させ
る。底板7を最下位置まで下降させないので、底板7の
移動時間を短縮することができ、コピースピードが向上
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、ファクシミ
リ、スキャナー等用の原稿給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の原稿給紙装置として、特開平9
−166831号公報に開示されているように、原稿の
給紙開始時に原稿持ち上げ部材を上昇させて収容手段内
の原稿を順次送出させ、収容手段内の最終原稿の後端が
送出手段を通過した時点で原稿持ち上げ部材を下降させ
る、というものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
原稿の給紙中に電源を切られた場合等には、原稿持ち上
げ部材の駆動機構によっては原稿持ち上げ部材が上昇し
た状態のままになることがある。この状態のままでは、
次に電源を投入したときに、原稿持ち上げ部材を下降さ
せる操作を行わないと、原稿をセットしづらくなるとい
う問題がある。そこで本発明は、電源が投入されたとき
に原稿持ち上げ部材がどの位置にあっても、原稿持ち上
げ部材を最下位置まで下降させることにより、原稿セッ
ト性を向上させ得るようにすることを目的とする。
【0004】また上記従来の技術では、原稿のジャム時
に原稿持ち上げ部材が上昇していると原稿が除去しにく
くなるという問題がある。そこで本発明は、原稿ジャム
を検知したときに、原稿持ち上げ部材を最下位置まで下
降させることにより、ジャム時の原稿除去性を向上させ
ることを目的とする。また本発明は、原稿除去終了後の
原稿セット性を向上させることをも目的とする。
【0005】さらに上記従来の技術では、原稿を1枚づ
つ収容手段にセットすることにより自動的に給紙する半
自動原稿送りモードにおいて、原稿検知手段によって原
稿無しを検知したときに、原稿持ち上げ部材を最下位置
まで下降させると、原稿持ち上げ部材の上下動に掛かる
時間が長くなるため、コピースピードが遅くなってしま
うという問題がある。そこで本発明は、半自動原稿送り
モードの場合は、原稿検知手段によって原稿無しを検知
したときに、原稿持ち上げ部材を給紙位置と最下位置の
間にある半自動原稿送り用下降位置まで下降させること
により半自動原稿送り時のコピースピードを向上させる
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の原稿給紙装置の
うち請求項1に係るものは、上記目的を達成するため
に、複数枚の原稿を積み重ねた状態で収容する収容手段
と、原稿が該収容手段にセットされたことを検知する原
稿検知手段と、上記収容手段に収容された原稿を呼び出
し手段に当接させるための原稿持ち上げ手段と、上記収
容手段に連結し上記収容された原稿を上記収容手段から
順次送出する送出手段と、一端が上記送出手段に連結し
該送出手段から送出された原稿を画像読取部に搬送する
搬送手段とを備え、上記原稿持ち上げ手段を、電源が投
入されたときに最下位置まで下降させることを特徴とす
る。
【0007】同請求項2に係るものは、複数枚の原稿を
積み重ねた状態で収容する収容手段と、原稿が該収容手
段にセットされたことを検知する原稿検知手段と、上記
収容手段に収容された原稿を呼び出し手段に当接させる
ための原稿持ち上げ手段と、上記収容手段に連結し上記
収容された原稿を上記収容手段から順次送出する送出手
段と、一端が上記送出手段に連結し該送出手段から送出
された原稿を画像読取部に搬送する搬送手段と、原稿ジ
ャムを検知する原稿ジャム検知手段とを備え、原稿ジャ
ムを検知したときに上記原稿持ち上げ手段を最下位置ま
で下降させることを特徴とする。
【0008】同請求項3に係るものは、複数枚の原稿を
積み重ねた状態で収容する収容手段と、原稿が該収容手
段にセットされたことを検知する原稿検知手段と、上記
収容手段に収容された原稿を呼び出し手段に当接させる
ための原稿持ち上げ手段と、上記収容手段に連結し上記
収容された原稿を上記収容手段から順次送出する送出手
段と、一端が上記送出手段に連結し該送出手段から送出
された原稿を画像読取部に搬送する搬送手段と、積み重
ねた複数枚の原稿を順次給紙する自動原稿送りモードと
原稿を1枚ずつ上記収容手段にセットすることにより自
動的に給紙する半自動原稿送りモードを選択的に設定可
能なモード設定手段とを備え、上記自動原稿送りモード
の場合は、上記原稿検知手段によって原稿無しを検知し
たときに、上記原稿持ち上げ手段を最下位置まで下降さ
せ、上記半自動原稿送りモードの場合は、上記原稿検知
手段によって原稿無しを検知したときに、上記原稿持ち
上げ手段を給紙位置と最下位置の間にある中間下降位置
まで下降させることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明に係る原稿給紙装置の
一実施形態を含む原稿複写装置の概念的断面図である。
本実施形態の原稿給紙装置1は画像形成装置本体(以
下、装置本体と記す。)2上に搭載されている。原稿給
紙装置1は、給紙/分離機構を含む給紙部40、搬送部
50及び排紙部60からなり、装置本体2の操作部のコ
ピースタートボタン(図示せず)の押下により、本体2
側から送信されたコピースタート信号(図2に示す給紙
開始信号)を受信入力する入力手段(図示せず)を有す
る。
【0010】給紙部40には、シート状の原稿5を積み
重ねた状態で収容する収容手段としての給紙テーブル
6、給紙テーブル6上に原稿がセットされたことを検知
する原稿検知手段としての原稿セットセンサ21、給紙
テーブル6に収容された最上位の原稿に当接し、その原
稿を給紙する呼び出し手段としての呼び出しコロ8、給
紙テーブル6に収容された原稿5の先端側を持ち上げ、
呼び出しコロ8に最上位の原稿が当接する位置まで上昇
する原稿持ち上げ手段としての底板7を有する。
【0011】また給紙部40には、原稿5を1枚ずつ分
離して最上位のものから給紙するための分離部24を備
える。分離部24は、原稿を送出する手段を構成する分
離ベルト9と分離コロ10、送出された原稿を搬送する
手段を構成する第1搬送ローラ11、第2搬送ローラ1
2等で構成され、ここで1枚に分離された原稿5は、第
1搬送ローラ11、第2搬送ローラ12及び搬送部50
の搬送ベルト13で装置本体2上のコンタクトガラス1
9上へ搬送されて画像情報が読み取られる。なお図中2
2は原稿突き当て部材である。また図中23は底板セン
サで、底板7の給紙方向先端側が下降していって最下位
置に至ったことを検知するものである。なお以下の説明
において底板7の上昇あるいは下降とは、底板7の給紙
方向先端側の動作を言う。ただし、底板7の全体を上昇
あるいは下降させるものであっても本発明を実施できる
ことは勿論である。
【0012】分離部24の第1搬送ローラ11及び第2
搬送ローラ12の下流側近傍には、第1給紙センサ14
及び第2給紙センサ15が設けてある。これら第1給紙
センサ14及び第2給紙センサ15はジャム検知手段を
構成するとともに、原稿長さの検知用にも用いられてい
る。
【0013】搬送部50は、主に搬送ベルト13から構
成されている。搬送ベルト13は、ゴムあるいは布製の
無端ベルトであって、原稿スケール20及びコンタクト
ガラス19に接している。この搬送ベルト13とコンタ
クトガラス19の間に原稿5が入ると、その原稿5は、
コンタクトガラス19と原稿5、及び搬送ベルト13と
原稿5との間の摩擦力の差によってコンタクトガラス1
9上を搬送される。なお、原稿スケール20の端部は、
コンタクトガラス19上面より僅かに高くなっていて、
原稿端を原稿スケール20の端部に突き当ててセットす
ることにより、レジストの合った画像を読み取るように
構成されている。
【0014】排紙部60は、排紙トレイ17と反転部2
5等から構成されている。反転部25は、排紙ローラ1
6、排紙センサ18、反転センサ26を備えている。排
紙センサ18は本実施形態では光学式反射形センサにて
構成してあり、搬送ベルト13により搬送されてきた原
稿5を検知する。反転センサ26も本実施形態では光学
式反射形センサにて構成してあり、その検知情報は、排
紙時あるいは反転時における搬送方向変更用の切換え爪
(図示せず)の変更タイミング制御のトリガとして使用
される。
【0015】また、装置本体2には露光部があり、第1
ミラー3とランプ4が所定位置に移動して、コンタクト
ガラス19上に搬送されてセットされた原稿5の画像デ
ータをCCD等で読み取るように構成されている。
【0016】図2は、図1に示した原稿給紙装置1の駆
動制御系を示すブロック図である。図中29はCPU
(マイクロコンピュータ)で、上述した各センサ14、
15、21、23からの検知情報を得て、モータドライ
バ(Trアレイ)35を介し底板上下用モータ33を駆
動制御することによって、給紙部40の底板7を上昇あ
るいは下降させる。また、CPU29の制御により、呼
び出しコロ8、分離ベルト9、分離コロ10、第1搬送
ローラ11及び第2搬送ローラ12を、給紙モータ30
にて駆動する。搬送部50の搬送ベルト13も、CPU
29の制御により、搬送モータ31にて駆動する。排紙
部60の排紙ローラ16も、CPU29の制御により、
排紙モータ32にて駆動する。なお、本実施形態では、
各モータ30〜33にはステッピングモータを用いてい
る。また各モータ30〜33は各々独立に駆動可能に構
成されている。
【0017】また図中27はモード設定部で、装置本体
2の図示せぬ操作パネルに設けたスイッチ等であり、C
PU29とともにモード設定手段を構成し、給紙テーブ
ル6上に積み重ねた複数枚の原稿5を順次給紙する自動
原稿送りモード(以下、通常モードと記す。)と、原稿
5を1枚ずつ給紙テーブル6上にセットすることにより
自動的に給紙する半自動原稿送りモード(以下、SAD
Fモードと記す。)をオペレータにより任意に選択、設
定可能とし、CPU29は、これら動作モードに応じて
底板7の上昇、下降を制御する。SADFモードは、原
稿の重送防止、汚れ防止等のために、オペレーターが原
稿5を1枚づつ給紙テーブル6にセットして給紙したい
場合に使用することができるモードである。このSAD
Fモードでは、2枚目以降の原稿5は給紙テーブル6上
にセットするだけで自動的に、すなわちスタートボタン
の押し下げなしに給紙される。
【0018】さらに図中28はRAMで、原稿長さを記
憶するメモリである。第1給紙センサ14及び第2給紙
センサ15により検知された原稿長さの情報は、原稿5
が画像の読み取りのためにコンタクトガラス19上に原
稿5が搬送され、停止した時点でRAM28に記憶させ
る。原稿長さの算出方法としては、前述のように給紙モ
ータ30と搬送モータ31にステッピングモータを用い
ているので、例えば、給紙モ−タ30の1ステップ当り
の原稿送り量に、給紙時に第1給紙センサ14が原稿有
りを検知している間の駆動ステップ数を乗じることによ
り、原稿毎に求めることができる。求めた原稿長さにつ
いては、例えばコンタクトガラス19上の原稿が1枚で
あれば、その原稿の長さをRAM28の内の第1記憶メ
モリに記憶させ、また、コンタクトガラス19上の原稿
が複数枚あれば、さらに2枚目の原稿の長さを第2記憶
メモリに、3枚目の原稿の長さを第3記憶メモリに、と
いうように各原稿の長さを順次記憶させる。このように
構成するのは、前述のように給紙モータ30と搬送モ−
タ31は各々独立に駆動可能なので、コンタクトガラス
19上の原稿を排紙してから次原稿の給紙を行うか、コ
ンタクトガラス19上に複数の原稿を並べるのか、また
並べた原稿の間隔をどの程度にするのかを任意に変更で
きるようにすることに対応するためである。
【0019】次に、本実施形態における原稿給紙装置1
の動作について説明する。まず原稿5を給紙テーブル6
に積載し、その給紙側端が原稿突き当て部材22に当接
するようにセットする。その状態で、底板7を底板上下
用モータ33によって駆動してその給紙方向先端側を上
昇させ、原稿5の給紙方向先端側を呼び出しコロ8に押
し付ける。その状態で呼び出しコロ8を回転させ、最上
位の原稿5から、分離ベルト9及び分離コロ10の間へ
給紙する。分離ベルト9及び分離コロ10によって1枚
ずつ分離された原稿5は、第1搬送ローラ11、第2搬
送ローラ12、及び搬送ベルト13でコンタクトガラス
19上へ搬送される。この際、原稿5の給紙方向先端が
原稿スケール20に位置するように停止させる。そし
て、前述した露光部の露光でCCD等の光学素子により
画像データを読み取る。このように、最上位の原稿5よ
り順次給紙し、最終原稿の給紙が終了すると底板7を下
降させる。
【0020】一方、画像の読み取りが終了し、排紙部6
0に到達した原稿5は排紙センサ18にて検知され、排
紙ローラ16の駆動により排紙トレイ17上に排出され
る。原稿5の排出が1枚完了する度に、RAM28の内
の第2記憶メモリの内容を第1記憶メモリに、第3記憶
メモリの内容を第2記憶メモリに、というように原稿長
さをシフトして記憶する。なお、搬送モータ31にステ
ッピングモータが用いられているので、原稿5が排紙部
60に搬送されている間に、例えば、搬送モータ31の
パルスをカウントし、それに搬送モータ31の1ステッ
プ当りの原稿送り量を乗じることにより、搬送ベルト1
3での原稿搬送距離を知ることができる。
【0021】さらに原稿5の搬送中に、第1給紙センサ
14、第2給紙センサ15、排紙センサ18等からの情
報に基づいて、これらセンサとともにジャム検知手段を
構成するCPU29がジャム検知を行う。原稿5が各セ
ンサ14、15、18へ到達するか各センサを通過する
タイミングが遅れると、原稿ジャムと判断し、少なくと
も原稿搬送に係わる機器の駆動を停止させる。例えば、
排紙ジャム検知については、原稿5の先端が排紙センサ
18を通過した後の排紙モータ32のパルスをカウント
し、それに排紙モータ32の1ステップ当りの原稿送り
量を乗じることにより、センサ通過後の排紙ローラ16
での原稿搬送距離を知り、前述の記憶させた原稿長さと
比較することによって行う。従って、原稿長さ及び原稿
の搬送距離を搬送速度の変化等に影響されることなく正
確に知り、原稿サイズに応じてジャム検知の際の搬送距
離による判断基準を変更できる。
【0022】次に、本実施形態における原稿給紙方法、
すなわち底板7の駆動制御について説明する。なお既に
述べたように、後述の説明における判断、制御等はCP
U29が行い、底板7の駆動は底板上下用モータ33が
行うが、一部の場合を除き、説明を簡単化するために、
各々のステップの内容説明においてはこの旨の記載は省
略する。まず本実施形態装置における底板7の下降制御
動作を、図3のフローチャートに基づいて説明する。電
源投入時は底板7の位置はどこにあるか定まっていない
ため、まず電源オンとなった時点(ステップ1)で、底
板センサ23によって底板7の位置を確認し、底板セン
サ23がONであれば(ステップ2でYES)、底板7
は最下位置にあるので底板7を下降させないで制御処理
を終える。底板センサ23がOFFであれば(ステップ
2でNО)、底板7は最下位置にはないので、底板7を
下降させ(ステップ3)、底板センサ23がONした位
置、つまり最下位置に停止させる。これにより、電源投
入時にはいつでも底板7が最下位置に来るので、給紙テ
ーブル6に原稿をセットする際に、原稿5を原稿突き当
て部材22にしっかりと突き当ててセットすることがで
き、原稿5のセット性が向上する。底板7が最下位置に
ないと原稿5を原稿突き当て部材22にしっかりと突き
当ててセットすることができず、原稿セット性が悪化す
るが、本実施形態装置ではこのような事態を防止でき
る。
【0023】またステップ1でNОの場合、すなわちそ
の判断時点で電源が投入されたのではなく、既に電源が
投入されていたのであれば、底板7は上述のように既に
最下位置にあるのでステップ4へ進み、原稿5の搬送中
に第1給紙センサ14、第2給紙センサ15、排紙セン
サ18等からの情報に基づいて原稿ジャムの有無を検知
する。ここにおいて原稿ジャム有り(ステップ4でYE
S)と判断した場合は、ステップ2へ進み、上述の判
断、処理を行う。また原稿ジャム無し(ステップ4でN
О)と判断した場合は、原稿セットセンサ21の検知情
報に基づいて給紙テーブル6上の原稿セット位置に原稿
5があるかどうかを判断する(ステップ5)。
【0024】ステップ5でYESの場合はそのままリタ
ーンするが、NОの場合はステップ6へ進み、底板セン
サ23によって底板7の位置を確認し、底板センサ23
がONであれば(ステップ6でYES)、底板7は最下
位置にあるのでそのまま制御処理を終え、底板センサ2
3がOFFであれば(ステップ6でNО)、ステップ7
へ進み、半自動原稿送りモード、すなわちSADFモー
ドが設定されているかどうかを判断する。
【0025】ステップ7では、上述のモード設定手段2
7による設定内容をチェックし、SADFモードが設定
されていなければ(ステップ7でNО)、ステップ3へ
進み、底板7を下降させて底板センサ23がONする最
下位置に停止させ、制御処理を終える。一方、SADF
モードが設定されていた場合(ステップ7でYES)に
は、給紙位置と最下位置の間にあるSADF用下降位置
(図示せず)まで底板7を下降させる。SADF用下降
位置までの底板7の下降は、底板上下用モータ33を給
紙位置から一定パルス量だけCPU29が駆動制御する
ことで行う。なおSADF用下降位置は、原稿5を給紙
テーブル6上に1枚だけセットしたときに、その原稿5
を原稿突き当て部材22にしっかりと突き当ててセット
できる位置である。このような位置を設定することによ
り、底板7を最下位置まで下降させないで済むので、給
紙1枚毎に上下する底板7の移動時間を短縮することが
でき、コピースピードが向上する。
【0026】
【発明の効果】請求項1に係る原稿給紙装置は、以上説
明してきたように、電源が投入されたときに、原稿持ち
上げ部材がどの位置にあっても原稿持ち上げ部材を最下
位置まで下降させるので、原稿セット性を向上させるこ
とができるという効果がある。
【0027】請求項2に係る原稿給紙装置は、以上説明
してきたように、原稿ジャムを検知したときに、原稿持
ち上げ部材を最下位置まで下降させるので、上記共通の
効果に加え、ジャム時の原稿除去性を向上させることが
でき、また原稿除去終了後の原稿セット性も向上させる
ことができるという効果がある。
【0028】請求項3に係る原稿給紙装置においては、
以上説明してきたように、収容手段に積み重ねた複数枚
の原稿を順次給紙する自動原稿送りモードの場合は、原
稿検知手段によって原稿無しを検知したときに、原稿持
ち上げ部材を最下位置まで下降させ、原稿を1枚づつ収
容手段にセットすることにより自動的に給紙する半自動
原稿送りモードの場合は、原稿検知手段によって原稿無
しを検知したときに、原稿持ち上げ部材を給紙位置と最
下位置の間にある中間下降位置まで下降させるので、上
記共通の効果に加え、半自動原稿送りモード時のコピー
スピードを向上させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原稿給紙装置の一実施形態を含む
原稿複写装置の概念的断面図である。
【図2】本発明に係る原稿給紙装置の駆動制御系を示す
ブロック図である。
【図3】本発明に係る原稿給紙装置における底板の下降
制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 原稿送り装置 2 画像形成装置本体 3 第1ミラー 4 ランプ 5 原稿 6 給紙テーブル 7 底板 8 呼び出しコロ 9 分離ベルト 10 分離コロ 11 第1搬送ローラ 12 第2搬送ローラ 13 搬送ベルト 14 第1給紙センサ 15 第2給紙センサ 16 排紙ローラ 17 排紙トレイ 18 排紙センサ 19 コンタクトガラス 20 原稿スケール 21 原稿セットセンサ 22 原稿突き当て部材 23 底板センサ 24 分離部 25 反転部 26 反転センサ 27 モード設定手段 28 RAM 29 CPU(マイクロコンピュータ) 30 給紙モータ 31 搬送モータ 32 排紙モータ 33 底板上下用モータ 35 モータドライバ(Trアレイ) 40 給紙部 50 搬送部 60 排紙部 12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の原稿を積み重ねた状態で収容す
    る収容手段と、原稿が該収容手段にセットされたことを
    検知する原稿検知手段と、上記収容手段に収容された原
    稿を呼び出し手段に当接させるための原稿持ち上げ手段
    と、上記収容手段に連結し上記収容された原稿を上記収
    容手段から順次送出する送出手段と、一端が上記送出手
    段に連結し該送出手段から送出された原稿を画像読取部
    に搬送する搬送手段とを備え、上記原稿持ち上げ手段
    を、電源が投入されたときに最下位置まで下降させるこ
    とを特徴とする原稿給紙装置。
  2. 【請求項2】 複数枚の原稿を積み重ねた状態で収容す
    る収容手段と、原稿が該収容手段にセットされたことを
    検知する原稿検知手段と、上記収容手段に収容された原
    稿を呼び出し手段に当接させるための原稿持ち上げ手段
    と、上記収容手段に連結し上記収容された原稿を上記収
    容手段から順次送出する送出手段と、一端が上記送出手
    段に連結し該送出手段から送出された原稿を画像読取部
    に搬送する搬送手段と、原稿ジャムを検知する原稿ジャ
    ム検知手段とを備え、原稿ジャムを検知したときに上記
    原稿持ち上げ手段を最下位置まで下降させることを特徴
    とする原稿給紙装置。
  3. 【請求項3】 複数枚の原稿を積み重ねた状態で収容す
    る収容手段と、原稿が該収容手段にセットされたことを
    検知する原稿検知手段と、上記収容手段に収容された原
    稿を呼び出し手段に当接させるための原稿持ち上げ手段
    と、上記収容手段に連結し上記収容された原稿を上記収
    容手段から順次送出する送出手段と、一端が上記送出手
    段に連結し該送出手段から送出された原稿を画像読取部
    に搬送する搬送手段と、積み重ねた複数枚の原稿を順次
    給紙する自動原稿送りモードと原稿を1枚ずつ上記収容
    手段にセットすることにより自動的に給紙する半自動原
    稿送りモードを選択的に設定可能なモード設定手段とを
    備え、上記自動原稿送りモードの場合は、上記原稿検知
    手段によって原稿無しを検知したときに、上記原稿持ち
    上げ手段を最下位置まで下降させ、上記半自動原稿送り
    モードの場合は、上記原稿検知手段によって原稿無しを
    検知したときに、上記原稿持ち上げ手段を給紙位置と最
    下位置の間にある中間下降位置まで下降させることを特
    徴とする原稿給紙装置。
JP29306998A 1997-11-17 1998-09-29 原稿給紙装置 Expired - Fee Related JP3566108B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29306998A JP3566108B2 (ja) 1997-11-17 1998-09-29 原稿給紙装置
US09/192,458 US6091927A (en) 1997-11-17 1998-11-16 Apparatus and method for feeding documents to an image forming apparatus, scanner, or the like
KR1019980049262A KR100310128B1 (ko) 1997-11-17 1998-11-17 화상형성장치용급지장치

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9-333472 1997-11-17
JP33347297 1997-11-17
JP29306998A JP3566108B2 (ja) 1997-11-17 1998-09-29 原稿給紙装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11199065A true JPH11199065A (ja) 1999-07-27
JP3566108B2 JP3566108B2 (ja) 2004-09-15

Family

ID=26559252

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29306998A Expired - Fee Related JP3566108B2 (ja) 1997-11-17 1998-09-29 原稿給紙装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3566108B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7062213B2 (en) 2003-07-02 2006-06-13 Sharp Kabushiki Kaisha Sheet feeder, image reading apparatus, and image forming apparatus
US7197273B2 (en) 2003-08-18 2007-03-27 Sharp Kabushiki Kaisha Sheet feeding apparatus, image reading apparatus, and image forming apparatus
US7296789B2 (en) 2003-07-02 2007-11-20 Sharp Kabushiki Kaisha Sheet feeder, image reading apparatus, and image forming apparatus
US7364155B2 (en) 2003-02-06 2008-04-29 Sharp Kabushiki Kaisha Sheet feeding apparatus, image reading apparatus and image forming apparatus
JP2009040522A (ja) * 2007-08-06 2009-02-26 Ricoh Co Ltd シート給送装置、シート搬送装置、画像読取装置および画像形成装置
US11511956B2 (en) 2019-10-28 2022-11-29 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Sheet conveyer

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7364155B2 (en) 2003-02-06 2008-04-29 Sharp Kabushiki Kaisha Sheet feeding apparatus, image reading apparatus and image forming apparatus
US7062213B2 (en) 2003-07-02 2006-06-13 Sharp Kabushiki Kaisha Sheet feeder, image reading apparatus, and image forming apparatus
US7296789B2 (en) 2003-07-02 2007-11-20 Sharp Kabushiki Kaisha Sheet feeder, image reading apparatus, and image forming apparatus
CN100371831C (zh) * 2003-07-02 2008-02-27 夏普株式会社 送纸器,图像读取装置和图像形成装置
US7197273B2 (en) 2003-08-18 2007-03-27 Sharp Kabushiki Kaisha Sheet feeding apparatus, image reading apparatus, and image forming apparatus
JP2009040522A (ja) * 2007-08-06 2009-02-26 Ricoh Co Ltd シート給送装置、シート搬送装置、画像読取装置および画像形成装置
US11511956B2 (en) 2019-10-28 2022-11-29 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Sheet conveyer

Also Published As

Publication number Publication date
JP3566108B2 (ja) 2004-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6904699B2 (ja) 画像読取装置、画像読取方法
JPH092704A (ja) 斜行検出機能を有する媒体搬送装置
JP2022019343A (ja) 原稿読取装置及びその制御方法、プログラム
JP2707554B2 (ja) 自動原稿搬送装置
JP4418255B2 (ja) シート集積装置並びにシート供給装置
JP3566108B2 (ja) 原稿給紙装置
JPH0729088Y2 (ja) 自動原稿送り装置
JP3655100B2 (ja) 自動原稿搬送装置
JP2021038090A (ja) 画像読取装置
JP3747986B2 (ja) 原稿給紙装置
JP4004844B2 (ja) 自動原稿搬送装置
JP4234056B2 (ja) 自動原稿搬送装置
JPH11237771A (ja) 原稿給紙装置
JPS63234669A (ja) 画像処理装置
JP2000226134A (ja) 用紙給紙装置及び原稿読取装置
JP3933928B2 (ja) 自動原稿送り装置
JP2728683B2 (ja) 自動原稿給送装置
JPH0753079Y2 (ja) 自動原稿給送装置
JP3849677B2 (ja) 自動原稿送り装置
JPH0747398Y2 (ja) 複写装置
JP4484215B2 (ja) 自動原稿搬送装置
JPH09166896A (ja) 自動原稿搬送装置
JP4133673B2 (ja) 自動原稿搬送装置
JPH11327369A (ja) 自動原稿搬送装置を装着した画像読取装置
KR970049108A (ko) 자동원고반송장치 및 제어방법

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040213

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040309

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040506

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040608

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20040609

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080618

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090618

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090618

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100618

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110618

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110618

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120618

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees