JPH11192830A - 自動車用空調装置のファンユニット - Google Patents

自動車用空調装置のファンユニット

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JPH11192830A
JPH11192830A JP36872197A JP36872197A JPH11192830A JP H11192830 A JPH11192830 A JP H11192830A JP 36872197 A JP36872197 A JP 36872197A JP 36872197 A JP36872197 A JP 36872197A JP H11192830 A JPH11192830 A JP H11192830A
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fan unit
opening
inside air
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air inlet
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Hideki Nagano
秀樹 長野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送風ファンの出力を大きくせずに、空気の吸
込み量不足を補うことができる自動車用空調装置のファ
ンユニットを提供することである。 【解決手段】 内気導入口4及び外気導入口3を開閉す
る1つの開閉ドア5の外気導入口閉鎖面5aにだけシー
トライニングSを施した。開閉ドア5が内気導入口4を
閉じたとき、内気導入口4と開閉ドア5の内気導入口閉
鎖面5bとの間に形成される隙間を通じて、内気がファ
ンユニットケース1内に導入され、外気導入時における
空気の十分な吸込み量が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自動車用空調装置
のファンユニットに関し、特にワンボックスカーに好適
な自動車用空調装置のファンユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の自動車用空調装置のファン
ユニットを示す図である。
【0003】このファンユニットは、送風ファン407
を収容するファンユニットケース401と、ファンユニ
ットケース401に形成され、内気を導入する内気導入
口404と、ファンユニットケース401に形成され、
外気を導入する外気導入口403と、ファンユニットケ
ース401内に設けられ、内気導入口404及び外気導
入口403を開閉する1つの開閉ドア405とを備えて
いる。
【0004】開閉ドア405が内気導入口404を閉じ
ているとき(開閉ドア405が図4の実線の位置にある
とき)、送風ファン407が作動すると、外気導入口4
03から外気がファンユニットケース401内に導入さ
れる。
【0005】開閉ドア405が外気導入口403を閉じ
ているとき(開閉ドア405が図4の2点鎖線の位置に
あるとき)、送風ファン407が作動すると、内気導入
口404から内気がファンユニットケース401内に導
入される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ファンユニットのファ
ンユニットケース401は、エンジンルームと車室とを
区画するダッシュパネルとステアリングメンバMの下方
のグローブボックスとの間に配設される。
【0007】居住性を高めるために車室内容積を大きく
しようとすると、ファンユニットケース401やグロー
ブボックスの車両前後方向幅を小さくしなければならな
い。
【0008】しかし、居住性を優先してファンユニット
ケース401の車両前後方向幅を小さくすると、外気導
入口403の開口面積が小さくなり、空気の十分な吸込
み量が得られなくなる。一方、十分な吸込み量を得るた
めに送風ファン407の出力を大きくすると吸込み音が
大きくなるという問題が生じる。
【0009】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は送風ファンの出力を大きくせず
に、空気の吸込み量不足を補うことができる自動車用空
調装置のファンユニットを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1記載の発明の自動車用空調装置のファンユニッ
トは、送風ファンを収容するファンユニットケースと、
前記ファンユニットケースに形成され、内気を導入する
内気導入口と、前記ファンユニットケースに形成され、
外気を導入する外気導入口と、前記ファンユニットケー
ス内に設けられ、前記内気導入口及び前記外気導入口を
開閉する開閉ドアとを備えた自動車用空調装置のファン
ユニットにおいて、前記開閉ドアの外気導入口閉鎖面に
だけシートライニングが施されていることをことを特徴
とする。
【0011】開閉ドアが内気導入口を閉じたとき、内気
導入口と内気導入口閉鎖面との間に形成される隙間を通
じて、内気がファンユニットケース内に導入され、外気
導入時における空気の十分な吸込み量が得られる。
【0012】請求項2記載の発明の自動車用空調装置の
ファンユニットは、送風ファンを収容するファンユニッ
トケースと、前記ファンユニットケースに形成され、内
気を導入する内気導入口と、前記ファンユニットケース
に形成され、外気を導入する外気導入口と、前記ファン
ユニットケース内に設けられ、前記内気導入口及び前記
外気導入口を開閉する開閉ドアとを備えた自動車用空調
装置のファンユニットにおいて、前記ファンユニットケ
ースに常時内気を導入する補助用内気導入口が形成され
ていることを特徴とする。
【0013】開閉ドアが内気導入口を閉じたときだけで
なく、外気導入口を閉じたときにも、内気が補充用内気
導入口を介してファンユニットケース内に導入され、空
気の十分な吸込み量が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0015】図1はこの発明の第1実施形態に係る自動
車用空調装置のファンユニットを示す図、図2は自動車
用空調装置を示す概念図である。
【0016】自動車用空調装置は、ファンユニット2と
エアコンユニット12とで構成されている。
【0017】ファンユニット2は、ファンユニットケー
ス1と、ファンユニットケース1内に収容される送風フ
ァン5とを備えている。
【0018】ファンユニットケース1には、外気をファ
ンユニットケース1内に導入するための外気導入口3
と、内気をファンユニットケース1内に導入するための
内気導入口4とが形成されている。
【0019】開閉ドア5の外気導入口閉鎖面5aにはシ
ートライニングSが施され、内気導入口閉鎖面5bには
シートライニングSが施されていない。
【0020】エアコンユニット12は、エアコンユニッ
トケース13と、送風ファン7からの空気を冷却するた
めのエバポレータ9と、エバポレータ9からの空気を加
熱するためのヒータコア11と、ヒータコア11を通過
させる風と通過させない風との割合を調整するためのエ
アミックスドア14と、デフ吹出口17、ベント吹出口
18及びフット吹出口19をそれぞれ開閉するデフドア
20、ベントドア21及びフットドア22とを備えてい
る。
【0021】エアコンユニットケース13には、エアミ
ックスドア14と、デフ吹出口17、ベント吹出口18
及びフット吹出口19が形成されている。
【0022】図示しない内外気切換えスイッチが内気導
入モードに切り換えられると、アクチュエータ(不図
示)の作用により開閉ドア5が図1及び図2の2点鎖線
の位置に移動し、内気導入口4が開き、外気導入口3が
閉じる。
【0023】送風ファン7の働きにより内気導入口4か
らファンユニットケース1内に内気が導入される。
【0024】開閉ドア5の外気導入口閉鎖面5aにはシ
ートライニングSが施されているので、開閉ドア5の外
気導入口閉鎖面5aと外気導入口3とのシールされ、フ
ァンユニットケース2内には内気だけが導入される。
【0025】導入された内気はエバポレータ9を通過す
るときに冷却され、エアミックスドア14が図2の実線
の位置にあるとき、エバポレータ9を通過した空気はヒ
ータコア11を通過する。
【0026】空気はヒータコア11を通過するときに温
められ、デフ吹出口17、ベント吹出口18及びフット
吹出口19へと送られる。
【0027】エアミックスドア14が図2の2点鎖線の
位置にあるとき、エバポレータ9を通過した空気はヒー
タコア11を通過せず、直接、デフ吹出口17、ベント
吹出口18及びフット吹出口19へと送られる。
【0028】内外気切換えスイッチが外気導入モードに
切り換えられると、開閉ドア5が図1及び図2の実線の
位置に移動し、外気導入口3が開き、内気導入口4が閉
じる。
【0029】このとき外気導入口3から外気がファンユ
ニットケース2内に導入されるが、開閉ドア5の内気導
入口閉鎖面5bにはシートライニングSが施されていな
いので、内気導入口4と内気導入口閉鎖面5bとの間に
形成される隙間Gを通じて、内気がファンユニットケー
ス1内に導入される。
【0030】この第1実施形態の自動車用空調装置のフ
ァンユニット2によれば、開閉ドア5の外気導入口閉鎖
面5aにだけシートライニングSが施されているので、
開閉ドア5が内気導入口4を閉じたとき、内気導入口4
と内気導入口閉鎖面10bとの間に形成される隙間Gを
通じて、内気もファンユニットケース2内に導入され、
空気の十分な吸込み量が得られる。したがって、ファン
ユニットケース2の車両前後方向(図1の左右方向)の
幅を小さくすることができ、車室内容積を大きくするこ
とができるとともに、送風ファン7の出力を大きくする
必要もないため、吸込み音が大きくなることもない。
【0031】図3はこの発明の第2実施形態に係る自動
車用空調装置のファンユニットを示す図である。
【0032】前述の第1実施形態と共通する部分には同
一の符号を付してその説明を省略する。
【0033】前述の第1実施形態では、開閉ドア5の外
気導入口閉鎖面5aにだけシートライニングを施した
が、この第2実施形態では、開閉ドア5の内気導入口閉
鎖面5bにもシートライニングSを施し、ファンユニッ
トケース1に常時内気を導入するための補充用内気導入
口30を形成した。
【0034】補充用内気導入口30の開口面積は外気導
入口3の開口面積の約30%である。
【0035】この第2実施形態の自動車用空調装置のフ
ァンユニットによれば、開閉ドア5が内気導入口4を閉
じたときだけでなく、外気導入口3を閉じたときにも、
内気が補充用内気導入口30を介してファンユニットケ
ース1内に導入され、空気の十分な吸込み量が得られ
る。したがって、第2実施形態によれば第1実施形態と
同様の効果を得ることができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明の自
動車用空調装置のファンユニットによれば、開閉ドアが
内気導入口を閉じたとき、内気導入口と内気導入口閉鎖
面との間に形成される隙間を通じて、内気がファンユニ
ットケース内に導入され、外気導入時における空気の十
分な吸込み量が得られるので、ファンユニットケースの
車両前後方向の幅を小さくすることができ、車室内容積
を大きくすることができるとともに、送風ファンの出力
を大きくする必要もないため、吸込み音が大きくなるこ
ともない。
【0037】請求項2の発明の自動車用空調装置のファ
ンユニットによれば、開閉ドアが内気導入口を閉じたと
きだけでなく、外気導入口を閉じたときにも、内気が補
充用内気導入口を介してファンユニットケース内に導入
され、空気の十分な吸込み量が得られるので、送風ファ
ンの出力を大きくせずに、ファンユニットケースの車両
前後方向の幅をより小さくすることができ、車室内容積
を大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の第1の実施形態に係る自動車
用空調装置のファンユニットを示す図である。
【図2】図2は自動車用空調装置の概念図である。
【図3】図3はこの発明の第2の実施形態に係る自動車
用空調装置のファンユニットを示す図である。
【図4】図4は従来の自動車用空調装置のファンユニッ
トを示す図である。
【符号の説明】
1 ファンユニットケース 3 外気導入口 4 内気導入口 5 開閉ドア 5a 外気導入口閉鎖面 5b 内気導入口閉鎖面 7 送風ファン G 隙間 S シートライニング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風ファンを収容するファンユニットケ
    ースと、前記ファンユニットケースに形成され、内気を
    導入する内気導入口と、前記ファンユニットケースに形
    成され、外気を導入する外気導入口と、前記ファンユニ
    ットケース内に設けられ、前記内気導入口及び前記外気
    導入口を開閉する開閉ドアとを備えた自動車用空調装置
    のファンユニットにおいて、 前記開閉ドアの外気導入口閉鎖面にだけシートライニン
    グが施されていることをことを特徴とする自動車用空調
    装置のファンユニット。
  2. 【請求項2】 送風ファンを収容するファンユニットケ
    ースと、前記ファンユニットケースに形成され、内気を
    導入する内気導入口と、前記ファンユニットケースに形
    成され、外気を導入する外気導入口と、前記ファンユニ
    ットケース内に設けられ、前記内気導入口及び前記外気
    導入口を開閉する開閉ドアとを備えた自動車用空調装置
    のファンユニットにおいて、 前記ファンユニットケースに常時内気を導入する補助用
    内気導入口が形成されていることを特徴とする自動車用
    空調装置のファンユニット。
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JP2007276547A (ja) * 2006-04-03 2007-10-25 Denso Corp 空気流通路切替え装置およびこれを備えた車両用空調装置
WO2015141359A1 (ja) * 2014-03-17 2015-09-24 株式会社ケーヒン 車両用空調装置

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