JPH11184797A - Dma制御装置及びその制御方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

Dma制御装置及びその制御方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体

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JPH11184797A
JPH11184797A JP34884997A JP34884997A JPH11184797A JP H11184797 A JPH11184797 A JP H11184797A JP 34884997 A JP34884997 A JP 34884997A JP 34884997 A JP34884997 A JP 34884997A JP H11184797 A JPH11184797 A JP H11184797A
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JP
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dma
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JP34884997A
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Takahito Kagoshima
隆仁 神子島
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NEC Engineering Ltd
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NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物理アドレス上で連続しているページ間のペ
ージ境界を越えたDMAを行う場合に高速なDMA転送
が可能なDMA制御装置を提供する。 【解決手段】 DMA転送を行う場合、アドレス変換テ
ーブル1を参照してページアドレスと連続ページ数とを
得る。このページアドレスにオフセットを加算したもの
をカレント物理アドレスに代入して単位転送サイズ分の
データをDMA転送する。残転送サイズが0でなけれ
ば、オフセットに単位転送サイズを加算したものをオフ
セットに代入し、オフセットがページサイズに等しくな
ると、ステップS9でページ番号をインクリメントし、
オフセットに0を代入する。このとき、連続ページ数が
0でなければ、ステップS12でベースアドレスにペー
ジアドレスを加算したものをベースアドレスに代入し、
連続ページ数をデクリメントして次のDMA転送に移
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はDMA制御装置に関
し、特にメインメモリ上の複数ページに対するDMA
(Direct Memory Access)制御方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、DMA制御方法としては、CPU
(中央処理装置)が出力する論理アドレスをメモリ管理
ユニットによって物理アドレスに変換して主メモリにア
クセスしている場合、DMA時にDMAデバイスがメモ
リ管理ユニットを経由せずに主メモリに物理アドレスを
直接出力してアクセスする方法がある。
【0003】この方法の場合、物理アドレスがページ単
位で不連続であるためにページ枠を越えるDMA転送を
簡単に行うことができない。また、主メモリの容量が大
きい場合には、全ての主メモリ領域をアクセスする能力
のないDMAデバイスがDMA転送を行うことができな
い。
【0004】これらの問題を解決するために、DMAデ
バイスを論理アドレスバスに接続し、論理アドレスで主
メモリにアクセスさせる方法もある。しかしながら、こ
の方法ではCPUとメモリ管理ユニットとの結合が疎と
なり、CPUの主メモリに対するアクセス性能が低下す
る。
【0005】マイクロプロセッサの中にはメモリ管理ユ
ニットをCPUチップ上に内蔵し、メモリアクセス性能
を向上させているものもあるが、その場合にはDMAデ
バイスを論理アドレスバスに接続することができない。
【0006】一方、図8に示すように、図示せぬ主メモ
リ上のアドレス変換テーブル8をサーチしてマッピング
を行う方式のメモリ管理ユニットにおいては、アドレス
変換テーブル8に対するサーチが頻繁に発生すると、論
理アドレスバスの転送能力が落ち、リアルタイム性が要
求されるDMAデバイスを接続することができない。
【0007】そこで、CPUにより生成される論理アド
レスを物理アドレスに変換するアドレス変換テーブルを
持つメモリ管理ユニットとは別に、DMAデバイスから
出力されるDMAアドレスを物理アドレスにマッピング
するDMAアドレス変換テーブルを格納するメモリを備
えることで、上記の問題を解決するものがある。
【0008】このDMAアドレス変換テーブルはCPU
によって管理され、物理アドレス上の一部にマッピング
されており、CPUはその物理アドレスをアクセスする
ことでリード/ライトすることができる。このDMA制
御方法については、特開昭63−245545号公報に
開示されている。
【0009】ある論理アドレス(開始アドレス)から、
あるサイズ(総転送サイズ)の領域を、ある転送サイズ
(単位転送サイズ)に分割してDMA転送する場合の処
理動作を図8及び図9を用いて説明する。尚、説明を簡
単化するために、ページサイズ及び総転送サイズは単位
転送サイズの倍数とする。
【0010】上記のDMA転送を行う場合、カレント論
理アドレスに開始アドレスを、転送サイズに総転送サイ
ズを夫々代入し(図9ステップS21)、カレント論理
アドレスをページサイズで除した商をページ番号に、そ
の剰余をオフセットに夫々代入する(図9ステップS2
2)。
【0011】続いて、アドレス変換テーブル8を参照
し、ページ番号に対応したベースアドレスをページアド
レスとして得る(図9ステップS23)。このページア
ドレス(ベースアドレス)にオフセットを加算したもの
をカレント物理アドレスに代入し(図9ステップS2
4)、そのカレント物理アドレスに対して単位転送サイ
ズ分のデータをDMA転送する(図9ステップS2
5)。
【0012】その後、残転送サイズから単位転送サイズ
を減算したものを残転送サイズに代入し(図9ステップ
S26)、その残転送サイズが「0」か否かを判定する
(図9ステップS27)。
【0013】残転送サイズが「0」でなければ、オフセ
ットに単位転送サイズを加算したものをオフセットに代
入し(図9ステップS28)、このオフセットがページ
サイズに等しいか否かを判定する(図9ステップS2
9)。尚、残転送サイズが「0」であれば処理を終了す
る。
【0014】オフセットがページサイズに等しい、つま
りカレントページのDMA転送が終了すると、ページ番
号をインクリメント(+1)し、オフセットに「0」を
代入し(図9ステップS29)、ステップS23に移
る。尚、オフセットがページサイズに等しくなければ、
ステップS24に移る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のDMA
制御方法では、物理アドレス上で連続しているページ間
のページ境界を越えたDMAを行う場合でも、本来のD
MA転送とは直接関係のないベースアドレスリードサイ
クルが常に実行されてしまうので、物理アドレス上で不
連続なページ間のDMAを行う場合と同じ時間が掛かっ
てしまう。
【0016】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、物理アドレス上で連続しているページ間のページ
境界を越えたDMAを行う場合に高速なDMA転送を行
うことができるDMA制御装置及びその制御方法並びに
その制御プログラムを記録した記録媒体を提供すること
にある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明によるDMA制御
装置は、メインメモリ上の複数ページに対してダイレク
トメモリアクセスを行うDMA制御装置であって、前記
メインメモリの各ページのベースアドレスと当該ページ
の連続性に関する情報とを対応付けて格納するアドレス
変換テーブルと、前記ダイレクトメモリアクセス時にア
クセスするページに続く連続ページの有無を前記アドレ
ス変換テーブルを基に判定する判定手段と、前記判定手
段で前記連続ページ有りと判定された時に次ページのベ
ースアドレスを生成する生成手段とを備えている。
【0018】本発明によるDMA制御方法は、メインメ
モリ上の複数ページに対してダイレクトメモリアクセス
を行うDMA制御方法であって、前記ダイレクトメモリ
アクセス時にアクセスするページに続く連続ページの有
無を前記メインメモリの各ページのベースアドレスに対
応付けて格納された当該ページの連続性に関する情報を
基に判定するステップと、この判定で前記連続ページ有
りと判定された時に次ページのベースアドレスを生成す
るステップとを備えている。
【0019】本発明によるDMA制御プログラムを記録
した記録媒体は、メインメモリ上の複数ページに対して
ダイレクトメモリアクセスを行うDMA制御プログラム
を記録した記録媒体であって、前記DMA制御プログラ
ムは前記ダイレクトメモリアクセスを制御する制御手段
に、前記ダイレクトメモリアクセス時にアクセスするペ
ージに続く連続ページの有無を前記メインメモリの各ペ
ージのベースアドレスに対応付けて格納された当該ペー
ジの連続性に関する情報を基に判定させ、この判定で前
記連続ページ有りと判定された時に次ページのベースア
ドレスを生成させている。
【0020】すなわち、本発明のDMA制御方法では、
アドレス変換テーブルに格納された各ページに対応し
て、当該ページの物理アドレス上で順方向に連続してい
るページ数を格納させている。
【0021】この各ページに連続しているページ数を参
照することによって、当該ページが他のページと物理ア
ドレス上で連続しているかどうかを判断することが可能
となるので、物理アドレス上で連続しているページ間の
ページ境界を越えたDMAを行う場合、本来のDMA転
送とは直接関係のないベースアドレスリードサイクルの
実行を回避することが可能となる。よって、物理アドレ
ス上で連続しているページ間のページ境界を越えたDM
Aを行う場合に高速なDMA転送を行うことが可能とな
る。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1及び図2は本発明の一実
施例によるDMA転送の処理動作を示すフローチャート
であり、図3は本発明の一実施例によるアドレス変換テ
ーブルの構成を示す図である。図3において、アドレス
変換テーブル1にはベースアドレス1aと、連続ページ
数1bとが互いに対応して格納されている。
【0023】ここで、図示せぬメインメモリ上の複数ペ
ージ(同一サイズ)にはDMA(Direct Mem
ory Access)転送データがマッピングされて
おり、各ページにはベースアドレス1aが下位のものか
ら順にページ番号(自然数)を割当て、また各ページの
ベースアドレス1aの一覧がアドレス変換テーブル1に
格納されている。また、連続ページ数1bとは各ページ
に対して物理アドレス上で順方向に連続しているページ
数を示す。
【0024】図4は本発明の一実施例のシステム構成を
示すブロック図である。図において、本発明の一実施例
による情報処理システムはCPU(中央処理装置)2
と、ブリッジ3と、メインメモリ4と、DMAコントロ
ーラ5と、DMAデータ転送元/先6とから構成されて
おり、CPU2及びメインメモリ4はブリッジ3とバス
100とを介してDMAコントローラ5とDMAデータ
転送元/先6とに接続されている。
【0025】図5は図4のDMAコントローラ5の構成
を示すブロック図である。図において、DMAコントロ
ーラ5はシーケンサ51と、演算器類52と、レジスタ
53とから構成されている。
【0026】図6は本発明の一実施例によるメモリマッ
プを示す図である。図において、メインメモリ4上には
5つのページ(ページ0〜4)にDMA転送データがマ
ッピングされている。この場合、ページ1〜3は物理ア
ドレス上で連続しており、ページ0〜4各々の連続ペー
ジ数は夫々0,2,1,0,0となる。
【0027】また、メインメモリ4上にはページ0〜4
のほかに、各ページのベースアドレス1aと連続ページ
1bとの一覧を保持するアドレス変換テーブル1が格納
されており、ページサイズを4kバイトとする。これら
図1〜図6を参照して本発明の一実施例によるDMA転
送の処理動作について説明する。尚、図1及び図2に示
す処理動作はDMAコントローラ5が図示せぬ制御メモ
リに記録されたプログラムを実行することで実現され、
制御メモリとしてはフロッピディスクやROM(リード
オンリメモリ)等が考えられる。
【0028】まず、図1及び図2を参照してDMAフロ
ーについて説明する。ここではある論理アドレス(開始
アドレス)から、あるサイズ(総転送サイズ)の領域
を、ある転送サイズ(単位転送サイズ)に分割してDM
A転送する場合の処理動作について説明する。尚、説明
を簡単化するために、ページサイズ及び総転送サイズは
単位転送サイズの倍数とする。
【0029】上記のDMA転送を行う場合、カレント論
理アドレスに開始アドレスを、転送サイズに総転送サイ
ズを夫々代入し(図1ステップS1)、カレント論理ア
ドレスをページサイズで除した商をページ番号に、その
剰余をオフセットに夫々代入する(図1ステップS
2)。
【0030】続いて、アドレス変換テーブル1を参照
し、アドレス変換テーブル1上のページ番号に対応した
ベースアドレスをページアドレスとして、アドレス変換
テーブル1上のページ番号に対応した連続ページ数を連
続ページ数として夫々得る(図1ステップS3)。
【0031】このページアドレス(ベースアドレス)に
オフセットを加算したものをカレント物理アドレスに代
入し(図1ステップS4)、そのカレント物理アドレス
に対して単位転送サイズ分のデータをDMA転送する
(図1ステップS5)。
【0032】その後、残転送サイズから単位転送サイズ
を減算したものを残転送サイズに代入し(図1ステップ
S6)、その残転送サイズが「0」か否かを判定する
(図1ステップS7)。残転送サイズが「0」であれ
ば、上記のDMA転送処理を終了する。
【0033】残転送サイズが「0」でなければ、オフセ
ットに単位転送サイズを加算したものをオフセットに代
入し(図2ステップS8)、このオフセットがページサ
イズに等しいか否かを判定する(図2ステップS9)。
オフセットがページサイズに等しくなければ、ステップ
S4に移る。
【0034】オフセットがページサイズに等しい、つま
りカレントページのDMA転送が終了すると、ページ番
号をインクリメント(+1)し、オフセットに「0」を
代入する(図2ステップS9)。
【0035】ここで、連続ページ数が「0」であれば
(図2ステップS11)、ステップS3に移る。また、
連続ページ数が「0」でなければ(図2ステップS1
1)、ベースアドレスにページアドレスを加算したもの
をベースアドレスに代入し、連続ページ数をデクリメン
ト(−1)し(図2ステップS12)、ステップS4に
移る。
【0036】次に、図1と図2と図6とを参照し、本発
明の一実施例によるDMA転送の処理動作について具体
的に説明する。ここで、図6に示すメモリマップの状態
下で、単位転送サイズが32バイトの時に論理アドレス
「1C00h」から2kバイトの領域、つまり論理アド
レス「1C00h」〜「23FFh」の領域をDMA転
送する場合について以下説明する。
【0037】まず、カレント論理アドレスに開始アドレ
ス「1C00h」を、転送サイズに総転送サイズ「20
48(=2k)バイト」を夫々代入し(図1ステップS
1)、カレント論理アドレスをページサイズで除した商
「1(=1C00h/1000h)」をページ番号に、
その剰余「C00h(=1C00h%1000h)」を
オフセットに夫々代入する(図1ステップS2)。
【0038】続いて、アドレス変換テーブル1を参照
し、アドレス変換テーブル1上のページ番号「1」に対
応したベースアドレス「1A000h」をページアドレ
スとして、アドレス変換テーブル1上のページ番号
「1」に対応した連続ページ数「2」を連続ページ数と
して夫々得る(図1ステップS3)。
【0039】このページアドレス(ベースアドレス)に
オフセットを加算したもの「1AC00h(=1A00
0h+C00h)」をカレント物理アドレスに代入し
(図1ステップS4)、そのカレント物理アドレス「1
AC00h」に対して単位転送サイズ分のデータ、つま
り32バイト分のデータをDMA転送する(図1ステッ
プS5)。
【0040】その後、残転送サイズから単位転送サイズ
を減算したもの「2016(=2048−32)バイ
ト」を残転送サイズに代入し(図1ステップS6)、そ
の残転送サイズが「0」か否かを判定する(図1ステッ
プS7)。
【0041】この場合、残転送サイズが「0」でないの
で、オフセットに単位転送サイズを加算したもの「C2
0h(=C00h+32)」をオフセットに代入し(図
2ステップS8)、このオフセットがページサイズに等
しいか否かを判定する(図2ステップS9)。
【0042】その結果、オフセット「C20h」がペー
ジサイズ「1000h」に等しくないので、ステップS
4に移り、上記の処理をオフセットがページサイズ「1
000h」に等しくなるまで繰返す。
【0043】オフセットがページサイズ「1000h」
に等しくなったら、つまりカレントページのDMA転送
が終了したら、ページ番号に「2(=1+1)」を代入
し、オフセットに「0h」を代入する(図2ステップS
9)。
【0044】ここで、ページ番号「2」に対応する連続
ページ数が「1」なので(図2ステップS11)、ベー
スアドレスにページアドレスを加算したもの「1B00
0h(=1A000h+1000h)」をベースアドレ
スに代入し、連続ページ数に「1(=2−1)」を代入
し(図2ステップS12)、ステップS4に移る。
【0045】上述した処理は残転送サイズが「0」にな
るまで繰返し行われ、残転送サイズが「0」になると、
上記のDMA転送の処理を終了する。
【0046】図7は本発明の一実施例の他のシステム構
成を示すブロック図である。図7においては図4に示す
DMAコントローラ5とDMAデータ転送元/先6とが
同一デバイス7上に搭載されている以外は図4に示す情
報処理システムと同様の構成であり、その動作も上述し
た通りである。
【0047】このように、アドレス変換テーブル1に格
納された連続ページ数情報を基にメインメモリ4のペー
ジ境界部分でのベースアドレスリードサイクルを回避す
ることができ、DMA転送全体にかかる時間が短くなる
ので、物理アドレス上で連続しているページ間のページ
境界を越えたDMAを行う場合、従来の方法よりも高速
にDMA転送を行うことができる。
【0048】尚、アドレス変換テーブル1は図8に示す
従来のアドレス変換テーブル8と比べて連続ページ数の
格納部分が増えた分だけ記憶領域が余分に必要となる。
また、本発明の一実施例によるDMA転送処理を従来の
DMA転送処理よりもステップ数が増えるが、DMA転
送全体にかかる時間が長くなることはない。
【0049】これは現在用いられているDMA転送処理
において各ページのベースアドレスの値が1バイト単位
ではなく、もっと大きなバイト単位の値をとるのが一般
的であり、そのために核ベースアドレスの下位ビットが
使用されておらず、その未使用のビット部分に連続ペー
ジ数データを格納すればよく、またそのように連続ペー
ジ数データを格納すれば、ベースアドレスリードサイク
ル時に連続ページ数データも同時にリードすることがで
きるからである。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、メ
インメモリ上の複数ページに対してダイレクトメモリア
クセスを行うDMA制御装置において、メインメモリの
各ページのベースアドレスと当該ページの連続性に関す
る情報とを対応付けて格納するアドレス変換テーブルを
基に、ダイレクトメモリアクセス時にアクセスするペー
ジに続く連続ページの有無を判定し、連続ページ有りと
判定された時に次ページのベースアドレスを生成するこ
とによって、物理アドレス上で連続しているページ間の
ページ境界を越えたDMAを行う場合に高速なDMA転
送を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるDMA転送の処理動作
を示すフローチャートである。
【図2】本発明の一実施例によるDMA転送の処理動作
を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例によるアドレス変換テーブル
の構成を示す図である。
【図4】本発明の一実施例のシステム構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】図4のDMAコントローラの構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】本発明の一実施例によるメモリマップを示す図
である。
【図7】本発明の一実施例の他のシステム構成を示すブ
ロック図である。
【図8】従来例によるアドレス変換テーブルの構成を示
す図である。
【図9】従来例によるDMA転送の処理動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 アドレス変換テーブル 1a ベースアドレス 1b 連続ページ数 2 CPU 3 ブリッジ 4 メインメモリ 5 DMAコントローラ 6 DMAデータ転送元/先 7 デバイス

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインメモリ上の複数ページに対してダ
    イレクトメモリアクセスを行うDMA制御装置であっ
    て、前記メインメモリの各ページのベースアドレスと当
    該ページの連続性に関する情報とを対応付けて格納する
    アドレス変換テーブルと、前記ダイレクトメモリアクセ
    ス時にアクセスするページに続く連続ページの有無を前
    記アドレス変換テーブルの内容を基に判定する判定手段
    と、前記判定手段で前記連続ページ有りと判定された時
    に次ページのベースアドレスを生成する生成手段とを有
    することを特徴とするDMA制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ページの連続性に関する情報は、当
    該ページの物理アドレス上で順方向に連続しているペー
    ジ数であることを特徴とする請求項1記載のDMA制御
    装置。
  3. 【請求項3】 前記生成手段は、前記ダイレクトメモリ
    アクセス時にアクセスするページのベースアドレスとペ
    ージサイズとから前記次ページのベースアドレスを生成
    するよう構成したことを特徴とする請求項1または請求
    項2記載のDMA制御装置。
  4. 【請求項4】 メインメモリ上の複数ページに対してダ
    イレクトメモリアクセスを行うDMA制御方法であっ
    て、前記ダイレクトメモリアクセス時にアクセスするペ
    ージに続く連続ページの有無を前記メインメモリの各ペ
    ージのベースアドレスに対応付けて格納された当該ペー
    ジの連続性に関する情報を基に判定するステップと、こ
    の判定で前記連続ページ有りと判定された時に次ページ
    のベースアドレスを生成するステップとを有することを
    特徴とするDMA制御方法。
  5. 【請求項5】 前記ページの連続性に関する情報は、当
    該ページの物理アドレス上で順方向に連続しているペー
    ジ数であることを特徴とする請求項4記載のDMA制御
    方法。
  6. 【請求項6】 前記次ページのベースアドレスを生成す
    るステップは、前記ダイレクトメモリアクセス時にアク
    セスするページのベースアドレスとページサイズとから
    前記次ページのベースアドレスを生成するようにしたこ
    とを特徴とする請求項4または請求項5記載のDMA制
    御方法。
  7. 【請求項7】 メインメモリ上の複数ページに対してダ
    イレクトメモリアクセスを行うDMA制御プログラムを
    記録した記録媒体であって、前記DMA制御プログラム
    は前記ダイレクトメモリアクセスを制御する制御手段
    に、前記ダイレクトメモリアクセス時にアクセスするペ
    ージに続く連続ページの有無を前記メインメモリの各ペ
    ージのベースアドレスに対応付けて格納された当該ペー
    ジの連続性に関する情報を基に判定させ、この判定で前
    記連続ページ有りと判定された時に次ページのベースア
    ドレスを生成させることを特徴とするDMA制御プログ
    ラムを記録した記録媒体。
  8. 【請求項8】 前記ページの連続性に関する情報は、当
    該ページの物理アドレス上で順方向に連続しているペー
    ジ数であることを特徴とする請求項7記載のDMA制御
    プログラムを記録した記録媒体。
  9. 【請求項9】 前記DMA制御プログラムは前記制御手
    段に、前記ダイレクトメモリアクセス時にアクセスする
    ページのベースアドレスとページサイズとから前記次ペ
    ージのベースアドレスを生成させるようにしたことを特
    徴とする請求項7または請求項8記載のDMA制御プロ
    グラムを記録した記録媒体。
JP34884997A 1997-12-18 1997-12-18 Dma制御装置及びその制御方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体 Withdrawn JPH11184797A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009512919A (ja) * 2005-10-07 2009-03-26 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 改良されたdmac変換メカニズムのためのシステム及び方法
JP2010134659A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Fujitsu Ltd バックアップ装置、バックアップ方法およびバックアッププログラム

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