JPH11183529A - 微小電流測定方法および微小電流測定装置 - Google Patents

微小電流測定方法および微小電流測定装置

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JPH11183529A
JPH11183529A JP9350953A JP35095397A JPH11183529A JP H11183529 A JPH11183529 A JP H11183529A JP 9350953 A JP9350953 A JP 9350953A JP 35095397 A JP35095397 A JP 35095397A JP H11183529 A JPH11183529 A JP H11183529A
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JP
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measuring
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JP9350953A
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Eiichi Sakao
栄一 坂尾
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Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストを上昇させることなく、被測定体を流
れる微小電流を十分正確に測定できる微小電流測定方法
および微小電流測定装置を提供する。 【解決手段】 測定装置から被測定体に所定の電圧を印
加することによって、被測定体に流れる微小電流を測定
する微小電流測定方法であって、商用電源の1周期また
はその整数倍の時間に相当する期間中に、商用電源の半
周期について1回以上の割合で、一定時間毎に被測定体
に流れる微小電流を測定し(S6)、それらの平均値を
真の測定電流値とする(S13)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、たとえば半導体
ディバイスなどのリーク電流のような微小な電流を測定
する微小電流測定方法、およびその微小電流測定方法の
実施に用いる微小電流測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ダイオード、発光ダイオード、
バイポーラトランジスタ、電界効果トランジスタ、IC
(integrated circuit)、あるいはLSI(large scal
e integration )のような半導体ディバイスは、製造後
の工場出荷前に、各種の検査が行われ、良品と不良品と
が区別される。
【0003】このような検査は、たとえばICテスタな
どの自動検査装置によって、各種の検査項目が連続的に
実行される。そして、この検査項目中に、リーク電流の
検査がある。このリーク電流の検査は、半導体ディバイ
スなどの被測定体に逆バイアスを印加し、そのときに被
測定体を流れる微小電流を測定するものである。
【0004】ところで、半導体ディバイスの逆バイアス
時のインピーダンスは、絶縁体と同様に非常に大きいの
で、リーク電流は極めて微小であって、たとえばpAあ
るいはnAのオーダーであり、このような微小な電流を
測定する場合、電磁誘導による誤差が大きな問題とな
る。たとえば、自動検査装置自体、あるいは自動検査装
置の付近に設置されている機器には、変圧器や電動機な
どが備えられており、これらの変圧器や電動機などが商
用電源によって駆動されることに起因して、微小電流の
測定結果に誘導による誤差が生じる。
【0005】このため、従来の自動検査装置では、被測
定体のリーク電流を安定して十分正確に測定することが
できず、良品と不良品とを正しく判定できない場合があ
ることから、不良品を良品と判断する検査ミスや、良品
を不良品と判断することによる歩留りの低下を引き起こ
すという課題があった。
【0006】なお、このような問題を低減するために、
測定回路に電磁シールドを施すことが考えられるが、こ
のようにすると、コストが非常に高価になり、しかも完
全なシールドは困難であって、十分に満足な測定結果を
必ずしも得られないものと思われる。
【0007】
【発明の開示】本願発明は、上記した事情のもとで考え
出されたものであって、コストを上昇させることなく、
被測定体を流れる微小電流を十分正確に測定できる微小
電流測定方法および微小電流測定装置を提供すること
を、その課題とする。
【0008】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0009】本願発明の第1の側面によれば、測定装置
から被測定体に所定の電圧を印加することによって、被
測定体に流れる微小電流を測定する微小電流測定方法で
あって、商用電源の1周期またはその整数倍の時間に相
当する期間中に、商用電源の半周期について1回以上の
割合で、一定時間毎に被測定体に流れる微小電流を測定
し、それらの平均値を真の測定電流値とすることを特徴
とする、微小電流測定方法が提供される。
【0010】好ましい実施の形態によれば、1回目の測
定と、その測定から商用電源の半周期に相当する時間の
経過後に行った2回目の測定との平均値を真の測定電流
値とする。
【0011】本願発明の第2の側面によれば、被測定体
に所定の電圧を印加する電圧供給手段と、被測定体に流
れる電流を測定する電流測定手段と、商用電源の1周期
またはその整数倍の時間に相当する期間中に、商用電源
の半周期について1回以上の割合で、一定時間毎に電流
測定手段による測定結果をサンプリングするサンプリン
グ手段と、サンプリング手段によりサンプリングされた
測定結果を記憶する測定結果記憶手段と、測定結果記憶
手段に記憶された測定結果の平均値を演算する演算手段
とを備えたことを特徴とする、微小電流測定装置が提供
される。
【0012】好ましい実施の形態によれば、サンプリン
グ手段は、1回目のサンプリング時から商用電源の半周
期に相当する時間の経過後に2回目のサンプリングを行
い、演算手段は、測定結果記憶手段に記憶されている、
サンプリング手段による1回目のサンプリング結果と2
回目のサンプリング結果との平均値を演算する。
【0013】本願発明によれば、商用電源の1周期また
はその整数倍の時間に相当する期間中に、商用電源の半
周期について1回以上の割合で、一定時間毎に被測定体
に流れる微小電流を測定し、それらの平均値を真の測定
電流値とするので、商用電源による誘導の影響の正負を
相殺できることから、コストを上昇させることなく、被
測定体を流れる微小電流を十分正確に測定できる。すな
わち、商用電源は所定周波数の正弦波交流電力であるの
で、その周波数の半周期毎に、測定結果に正の影響と負
の影響とを交互に及ぼす。したがって、1個の被測定体
に対する測定期間を商用電源の1周期またはその整数倍
の期間とし、その期間において、商用電源の半周期につ
いて1回以上の割合で、一定時間毎に被測定体に流れる
微小電流を測定することにより、商用電源の誘導が測定
結果に及ぼす正の影響の絶対値の合計と負の影響の絶対
値の合計とが等しくなる。この結果、測定期間における
測定値の平均値を算出することにより、商用電源の影響
を排除した真のリーク電流値を得ることができる。もち
ろん、商用電源の影響を避けるための電磁シールドなど
を必要としないので、コストの上昇もない。
【0014】なお、2個のハンドリング装置を用いて、
被測定体の測定中に別の被測定体のハンドリングを行う
ことにより、検査作業の効率を向上させた自動検査装置
においては、被測定体の測定中にハンドリング装置の電
動機が作動し、それによる測定結果への影響が特に大き
いのであるが、本願発明の微小電流測定装置は、このよ
うな自動検査装置に採用することにより、特に大きな効
果を発揮する。
【0015】また、1回目の測定と、その測定から商用
電源の半周期に相当する時間の経過後に行った2回目の
測定との平均値を真の測定電流値とれば、商用電源の半
周期に相当する時間で測定を完了させることができ、被
測定体を流れる微小電流を短時間で十分正確に測定でき
る。しかも、1回目の測定と2回目の測定との間に、逆
バイアス時のリーク電流以外の各種の検査項目について
の測定を行うことにより、極めて効率よく自動検査を行
うことができる。
【0016】被測定体としては、ダイオード、発光ダイ
オード、バイポーラトランジスタ、電界効果トランジス
タ、IC、あるいはLSIなどが考えられるが、これら
に限るものではない。
【0017】電流測定手段と被測定体との接続は、たと
えば被測定体のリード線やピンなどの端子を電流測定手
段のソケットに挿入することにより実現できるが、これ
に限るものではない。
【0018】サンプリング手段は、ディスクリート部品
あるいはICなどにより構成されるサンプル・ホールド
回路により実現できるが、これに限るものではない。
【0019】測定結果記憶手段としては、RAM(rand
om access memory)やEEPROM(electrically era
sable and programmable read only memory )を用いる
ことができるが、これらに限るものではない。
【0020】演算手段は、所定のプログラムに基づいて
動作するCPU(central processing unit )により実
現できるが、これに限るものではない。
【0021】本願発明のその他の特徴および利点は、添
付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より
明らかとなろう。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態を、図面を参照して具体的に説明する。
【0023】図1は、本願発明に係る微小電流測定装置
を備えた自動検査装置の回路ブロック図であって、この
自動検査装置は、CPU1、ROM(read only memor
y)2、RAM3、入出力インターフェイス4、電源回
路5、測定回路6、ソケット7、サンプル・ホールド回
路8、搬入用ハンドリング装置9、および搬出用ハンド
リング装置10を備えている。CPU1、ROM2、R
AM3、および入出力インターフェイス4は、バス線に
より相互に接続されている。バス線には、アドレスバ
ス、データバス、および制御信号線が含まれる。入出力
インターフェイス4には、電源回路5、サンプル・ホー
ルド回路8、搬入用ハンドリング装置9、および搬出用
ハンドリング装置10が接続されている。ソケット7は
ケーブルにより測定回路6に接続されており、測定回路
6は電源回路5およびサンプル・ホールド回路8に接続
されている。
【0024】CPU1は、自動検査装置の全体を制御す
る。ROM2は、CPU1を動作させるためのプログラ
ムやデータを記憶している。RAM3は、CPU1にワ
ーク領域を提供するとともに、測定データなどの各種の
データを記憶する。入出力インターフェイス4は、CP
U1と電源回路5、サンプル・ホールド回路8、搬入用
ハンドリング装置9、および搬出用ハンドリング装置1
0との間のインターフェイスとして機能する。電源回路
5は、商用電源を利用して安定化された直流電圧を生成
し、測定回路6などの能動素子に供給するとともに、測
定回路6に測定用の電圧を供給する。測定回路6は、ソ
ケット7に装着されるICなどの被測定体の各種電気特
性を測定する。ソケット7は、搬入用ハンドリング装置
9によって被測定体(図示せず)が装着されることによ
り、被測定体と測定回路6とを接続する。サンプル・ホ
ールド回路8は、測定回路6による測定結果を所定時間
毎にサンプリングして、次のサンプリング時までそのデ
ータを記憶する。搬入用ハンドリング装置9は、MPU
(micro processing unit )や油圧サーボ機構などを備
えており、CPU1からの指令に基づいて、被測定体を
所定の位置から搬送してソケット7に装着する。搬出用
ハンドリング装置10は、MPU(micro processing u
nit )や油圧サーボ機構などを備えており、CPU1か
らの指令に基づいて、被測定体をソケット7から抜き取
って所定の位置に搬送する。
【0025】次に、上記自動検査装置におけるCPU1
の動作について、図2のフローチャートを参照しながら
説明する。
【0026】操作部(図示せず)に対して検査開始指示
操作が施されると、CPU1が、入出力インターフェイ
ス4を介して搬入用ハンドリング装置9に装着指示コマ
ンドを供給する(S1)。これにより搬入用ハンドリン
グ装置9が、ICなどの被測定体をソケット7に装着す
る、いわゆる搬入動作の最終工程を開始する。なお、一
連の検査作業の開始時の場合などのように、搬入用ハン
ドリング装置9が被測定体を保持してソケット7の近傍
に待機している状態でない場合には、搬入用ハンドリン
グ装置9が、ICなどの被測定体を所定の位置から搬送
してソケット7に装着する、いわゆる搬入動作の最初の
工程を開始する。そしてCPU1が、入出力インターフ
ェイス4を介して搬入用ハンドリング装置9から供給さ
れる信号に基づいて、搬入用ハンドリング装置9による
搬入動作が完了したか否かを判断する(S2)。なお、
搬入用ハンドリング装置9は、ソケット7への被測定体
の装着が完了すれば、次の被測定体を所定の位置から搬
送して、被測定体を保持した状態でソケット7の近傍位
置で待機する。
【0027】搬入用ハンドリング装置9による搬入動作
が完了すれば(S2:YES)、CPU1が、入出力イ
ンターフェイス4を介して電源回路5に電圧印加指示信
号を供給する(S3)。これにより電源回路5が、測定
回路6を介してソケット7の所定の端子に、逆バイアス
時に被測定体を流れる電流を測定するための電圧を印加
する。そしてCPU1が、変数Nを2に設定する(S
4)。この変数Nは、測定結果のサンプリング回数をカ
ウントするためのものである。そしてCPU1が、タイ
マ(図示せず)を起動させる(S5)。このタイマは、
測定結果のサンプリング間隔を計時するためのものであ
り、商用電源が60Hzの場合、1/120秒を計時
し、商用電源が50Hzの場合、1/100秒を計時す
る。そしてCPU1が、入出力インターフェイス4を介
してサンプル・ホールド回路8によるホールドデータを
読み取り、RAM3の所定領域に記憶させる(S6)。
すなわち、ソケット7に被測定体が装着された状態で、
被測定体に逆バイアスを印加して、そのときに被測定体
に流れる微小電流を測定回路6により測定し、その測定
結果をサンプル・ホールド回路8によりサンプリングし
て、そのホールドデータをRAM3に記憶させておくの
である。そしてCPU1が、変数Nから1を減算して、
その結果を変数Nに設定する(S7)。そしてCPU1
が、変数Nが0であるか否かを判断する(S8)。
【0028】変数Nが0でなければ(S8:NO)、C
PU1が、電源回路5を制御して、被測定体の逆バイア
ス時のリーク電流以外の各種の検査項目に関する測定を
行わせる(S9)。これらの測定結果は、RAM3に格
納される。そしてCPU1が、S5で起動させたタイマ
がタイムアップしたか否かを判断する(S10)。タイ
ムアップしていなければ(S10:NO)、S10に戻
ってタイマがタイムアップするのを待つ。タイムアップ
していれば(S10:YES)、S6に戻って次のホー
ルドデータのRAM3への記憶のための処理を開始す
る。このように、S5〜S10の一連の処理により、商
用電源の半周期に相当する時間に2回のリーク電流の測
定結果がサンプリングされ、それらがRAM3に記憶さ
れる。
【0029】すなわち、図3に示すように、破線で示す
逆バイアス時の被測定体の真のリーク電流に対して、測
定回路6による現実の測定結果は、搬入用ハンドリング
装置9の電動機などに起因する商用電源による誘導の影
響で、実線で示すように商用電源と同一周波数の正弦波
状に変動する。そこで本実施形態においては、図3に黒
丸印で示すように、測定回路6による測定結果のサンプ
リングを、1回目のサンプリングから商用電源の半周期
に相当する時間の経過後に2回目のサンプリングを行う
ようにし、それら2回のサンプリング結果をRAM3に
記憶させている。このようにすれば、サンプリングした
測定結果を後述のように平均することにより、商用電源
による誘導の影響で真のリーク電流よりも測定結果が大
きくなったものと小さくなったものとが相殺され、正し
く真のリーク電流を求めることができる。このことは、
図3から視覚的に判断しても明らかである。しかも、1
つの被測定体について商用電源の半周期に相当する短い
時間で検査が完了する。
【0030】S8において、変数Nが0であれば(S
8:YES)、測定を完了したということなので、CP
U1が、入出力インターフェイス4を介して電源回路5
に電圧印加停止指示信号を供給する(S11)。これに
より電源回路5が、測定回路6を介してソケット7の所
定の端子に供給していた、被測定体に流れる微小電流を
測定するための電圧の印加を停止する。そしてCPU1
が、入出力インターフェイス4を介して搬出用ハンドリ
ング装置10に抜取指示コマンドを供給する(S1
2)。これにより搬出用ハンドリング装置10が、ソケ
ット7から被測定体を抜き取って所定の位置に搬送す
る、いわゆる搬出動作を開始する。そしてCPU1が、
S6でRAM3に記憶させた合計2回の測定結果の平均
値を演算し、その演算結果をRAM3の所定領域に記憶
させる(S13)。そしてCPU1が、S12における
演算結果と予め決められた閾値とを比較して、被測定体
が良品であるか不良品であるかを判定し、その判定結果
をRAM3の所定領域に記憶させる(S14)。もちろ
ん、この判定には、リーク電流以外の検査項目の判定結
果も用いられる。S13における演算結果やS14にお
ける判定結果は、表示装置(図示せず)の表示画面に表
示されるとともに、プリンタ(図示せず)により記録用
紙上に随時印刷される。そしてCPU1が、入出力イン
ターフェイス4を介して搬出用ハンドリング装置10か
ら入力される信号に基づいて、搬出用ハンドリング装置
10による抜き取り動作が完了したか否かを判断する
(S15)。なお、S12における判定結果が不良であ
った被測定体は、搬出用ハンドリング装置10による搬
出動作の完了後に、搬出用ハンドリング装置10自体あ
るいは別の搬送装置によって、良品とは別の場所に搬送
される。検査済の被測定体を所定の位置に搬送した搬出
用ハンドリング装置10は、ソケット7近傍の待機位置
に戻る。
【0031】搬出用ハンドリング装置10による被測定
体のソケット7からの抜き取り動作が完了すれば(S1
5:YES)、CPU1が、一連の測定が終了したか否
かを判断する(S16)。すなわち、操作部に対して検
査終了指示操作が施されたかどうか調べる。一連の測定
が終了すれば(S16:YES)、このルーチンを終了
する。
【0032】S16において、一連の測定が終了してい
なければ(S16:NO)、S1に戻って新たな被測定
体の測定を開始する。
【0033】S15において、搬出用ハンドリング装置
10による抜き取り動作が完了していなければ(S1
5:NO)、S15に戻って搬出用ハンドリング装置1
0による抜き取り動作が完了するのを待つ。
【0034】S2において、搬入用ハンドリング装置9
による装着動作が完了していなければ(S2:NO)、
S2に戻って搬入用ハンドリング装置9による装着動作
が完了するのを待つ。
【0035】なお、上記実施形態においては、商用電源
の半周期に相当する時間の間隔をあけてリーク電流を2
回測定し、その平均を演算したが、商用電源の1周期も
しくはその整数倍に相当する時間に、商用電源の半周期
に1回以上の割合で所定時間毎にリーク電流を測定し、
その平均を演算してもよい。
【0036】また、上記実施形態においては、一連の検
査の開始と終了とを作業員が操作部に所定の操作を施す
ことによりCPU1に指示するように構成したが、所定
の位置に被測定体を検出するセンサを設け、このセンサ
からの検出信号に基づいて、CPU1が一連の検査の開
始と終了とを自動的に判断するように構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る微小電流測定装置を備えた自動
検査装置の回路ブロック図である。
【図2】図1に示す自動検査装置におけるCPUの動作
を説明するフローチャートである。
【図3】図1に示す自動検査装置による測定結果のサン
プリングの状態を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 入出力インターフェイス 5 電源回路 6 測定回路 7 ソケット 8 サンプル・ホールド回路 9 搬入用ハンドリング装置 10 搬出用ハンドリング装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G01R 31/26 G01R 31/26 F

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定装置から被測定体に所定の電圧を印
    加することによって、前記被測定体に流れる微小電流を
    測定する微小電流測定方法であって、 商用電源の1周期またはその整数倍の時間に相当する期
    間中に、前記商用電源の半周期について1回以上の割合
    で、一定時間毎に前記被測定体に流れる微小電流を測定
    し、それらの平均値を真の測定電流値とすることを特徴
    とする、微小電流測定方法。
  2. 【請求項2】 1回目の測定と、その測定から商用電源
    の半周期に相当する時間の経過後に行った2回目の測定
    との平均値を真の測定電流値とする、請求項1に記載の
    微小電流測定方法。
  3. 【請求項3】 被測定体に所定の電圧を印加する電圧供
    給手段と、 前記被測定体に流れる電流を測定する電流測定手段と、 商用電源の1周期またはその整数倍の時間に相当する期
    間中に、前記商用電源の半周期について1回以上の割合
    で、一定時間毎に前記電流測定手段による測定結果をサ
    ンプリングするサンプリング手段と、 前記サンプリング手段によりサンプリングされた測定結
    果を記憶する測定結果記憶手段と、 前記測定結果記憶手段に記憶された測定結果の平均値を
    演算する演算手段とを備えたことを特徴とする、微小電
    流測定装置。
  4. 【請求項4】 前記サンプリング手段は、1回目のサン
    プリング時から商用電源の半周期に相当する時間の経過
    後に2回目のサンプリングを行い、 前記演算手段は、前記測定結果記憶手段に記憶されてい
    る、前記サンプリング手段による1回目のサンプリング
    結果と2回目のサンプリング結果との平均値を演算す
    る、請求項3に記載の微小電流測定装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010276386A (ja) * 2009-05-26 2010-12-09 Panasonic Electric Works Co Ltd 電圧検出器および電源装置および点灯装置および電力計測システム
JP2013145133A (ja) * 2012-01-13 2013-07-25 Rohm Co Ltd 赤外線測定装置

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