JPH11166950A - 微小電流測定方法および微小電流測定装置 - Google Patents

微小電流測定方法および微小電流測定装置

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JPH11166950A
JPH11166950A JP9335160A JP33516097A JPH11166950A JP H11166950 A JPH11166950 A JP H11166950A JP 9335160 A JP9335160 A JP 9335160A JP 33516097 A JP33516097 A JP 33516097A JP H11166950 A JPH11166950 A JP H11166950A
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JP9335160A
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Eiichi Sakao
栄一 坂尾
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Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストを上昇させることなく、被測定体を流
れる微小電流を十分正確に測定できる微小電流測定方法
および微小電流測定装置を提供する。 【解決手段】 第1および第2の端子に被測定体を電気
的に接続しない状態で、第1の端子に所定の電圧を印加
して(S3)、そのときのリーク電流を測定する(S
4)第1の工程と、第1および第2の端子に被測定体を
装着した状態で(S7:YES)、第1の端子に所定の
電圧を印加して(S9)、そのときに被測定体に流れる
微小電流を測定する(S10)第2の工程とを含み、第
2の工程における測定電流値から第1の工程における測
定電流値を減算して真の測定電流値とする(S13)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、たとえば半導体
ディバイスなどのリーク電流のような微小な電流を測定
する微小電流測定方法、およびその微小電流測定方法の
実施に用いる微小電流測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ダイオード、発光ダイオード、
バイポーラトランジスタ、電界効果トランジスタ、I
C、あるいはLSIのような半導体ディバイスは、製造
後の工場出荷前に、各種の検査が行われ、良品と不良品
とが区別される。
【0003】このような検査は、たとえばICテスタな
どの自動検査装置によって、各種の検査項目が連続的に
実行される。そして、この検査項目中に、リーク電流の
検査がある。このリーク電流の検査は、半導体ディバイ
スなどの被測定体に逆バイアスを印加し、そのときに被
測定体を流れる微小電流を測定するものである。
【0004】このように自動検査装置によって被測定体
のリーク電流を測定する場合、必然的に、被測定体のリ
ーク電流と自動検査装置の測定回路自体のリーク電流と
の和がリーク電流として測定されることになる。したが
って、被測定体のリーク電流を正確に測定しようとする
と、自動検査装置の測定回路自体のリーク電流を被測定
体のリーク電流よりも十分に小さくする必要がある。と
ころが、半導体ディバイスの逆バイアス時のインピーダ
ンスは、絶縁体と同様に非常に大きいので、リーク電流
は極めて微小であって、たとえばpAあるいはnAのオ
ーダーであり、このような微小な電流よりも自動検査装
置の測定回路自体のリーク電流をさらに十分に小さくす
ることは非常に困難であった。なぜならば、自動検査装
置の測定回路を構成する各種の電子部品、機構部品、接
続ケーブル、あるいは端子などにリークが存在し、さら
には湿度や温度などの環境条件などによってもリークの
状態が変化するからである。
【0005】このため、従来の自動検査装置では、被測
定体のリーク電流を十分正確に測定することができず、
良品を不良品と判断してしまうことがあり、誤判定によ
る歩留りの低下を引き起こすという課題があった。
【0006】なお、このような問題を低減するために、
測定回路を構成する各種の電子部品、機構部品、接続ケ
ーブル、あるいは端子などとして、リークの小さいもの
を使用したり、自動検査装置の設置された部屋を空気調
整することにより湿度や温度を管理する試みがなされて
いるが、コストが非常に高価になり、しかも満足な測定
結果を必ずしも得られていなかった。
【0007】
【発明の開示】本願発明は、上記した事情のもとで考え
出されたものであって、コストを上昇させることなく、
被測定体を流れる微小電流を十分正確に測定できる微小
電流測定方法および微小電流測定装置を提供すること
を、その課題とする。
【0008】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0009】本願発明の第1の側面によれば、測定装置
の第1および第2の端子に被測定体を電気的に接続し、
第1の端子に所定の電圧を印加することによって、被測
定体に流れる微小電流を測定する微小電流測定方法であ
って、第1および第2の端子に被測定体を電気的に接続
しない状態で、第1の端子に所定の電圧を印加して、そ
のときのリーク電流を測定する第1の工程と、第1およ
び第2の端子に被測定体を装着した状態で、第1の端子
に所定の電圧を印加して、そのときに被測定体に流れる
微小電流を測定する第2の工程とを含み、第2の工程に
おける測定電流値から第1の工程における測定電流値を
減算して真の測定電流値とすることを特徴とする、微小
電流測定方法が提供される。
【0010】本願発明の第2の側面によれば、被測定体
が電気的に接続される第1および第2の端子と、第1の
端子に所定の電圧を印加する電圧供給手段と、第1の端
子と第2の端子とを流れる電流を測定する電流測定手段
と、第1の端子と第2の端子との間に被測定体が電気的
に接続されておらず、かつ電圧供給手段により第1の端
子に所定の電圧が印加されている状態における、電流測
定手段による測定電流値を記憶する第1の記憶手段と、
第1の端子と第2の端子との間に被測定体が電気的に接
続されており、かつ電圧供給手段により第1の端子に所
定の電圧が印加されている状態における、電流測定手段
による測定電流値を記憶する第2の記憶手段と、第2の
記憶手段に記憶された測定電流値から第1の記憶手段に
記憶された測定電流値を減算する演算手段とを備えたこ
とを特徴とする、微小電流測定装置が提供される。
【0011】本願発明によれば、被測定体を接続してい
ない状態における測定電流と、被測定体を接続した状態
における測定電流との差を、真の測定電流として求める
ので、コストを上昇させることなく、被測定体を流れる
微小電流を十分正確に測定できる。すなわち、測定装置
による測定結果には、真に被測定体を流れる電流と、測
定装置の測定回路自体のリーク電流とが含まれているの
で、測定結果から測定回路自体のリーク電流を減算する
ことにより、真に被測定体を流れる電流を正確に求める
ことができる。そして、この結果、測定回路を構成する
各種の電子部品、機構部品、接続ケーブル、あるいは端
子などとして、リークの小さいものを使用したり、測定
装置の設置された部屋を空気調整することにより湿度や
温度を管理する必要がなく、そのためのコストの増加を
なくすことができる。しかも、良否判定を正確に行うこ
とができ、良品を不良品と判定することによる歩留りの
低下を良好に防止できる。
【0012】なお、被測定体のハンドリングと測定とを
交互に行う自動検査装置に本願発明の微小電流測定装置
を設けた場合、被測定体のハンドリング期間中に測定回
路自体のリーク電流を測定するように構成すれば、一連
の測定作業全体に要する時間を増加させることなく、被
測定体を接続していない状態における測定電流と、被測
定体を接続した状態における測定電流との双方を測定で
きる。
【0013】被測定体としては、ダイオード、発光ダイ
オード、バイポーラトランジスタ、電界効果トランジス
タ、IC、あるいはLSIなどが考えられるが、これら
に限るものではない。
【0014】測定装置の測定回路と被測定体との接続
は、たとえば被測定体のリード線やピンなどの端子を測
定回路側のソケットに挿入することにより実現できる
が、これに限るものではない。
【0015】第1および第2の端子の設置数は、それぞ
れ任意である。たとえば、ダイオードの逆バイアス時に
おけるリーク電流を測定する場合、第1および第2の端
子はそれぞれ1個でよいが、バイポーラトランジスタの
リーク電流を測定する場合、第1の端子と第2の端子と
のうちの一方を2個設けることにより、接続を変更する
必要がなくなるので便利である。また、測定回路を複数
組設けてもよく、この場合当然に、第1および第2の端
子の合計はそれぞれ複数個になる。
【0016】電圧供給手段により第1の端子に印加され
る所定の電圧は、固定であってもよいし、可変であって
もよい。
【0017】第1および第2の記憶手段としては、RA
MやEEPROMを用いることができるが、これらに限
るものではない。第1および第2の記憶手段として半導
体メモリを用いる場合、両者を同一のチップにより実現
してもよいし、互いに異なるチップにより実現してもよ
い。
【0018】演算手段は、所定のプログラムに基づいて
動作するCPU(central processing unit )により実
現できるが、これに限るものではない。
【0019】本願発明のその他の特徴および利点は、添
付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より
明らかとなろう。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態を、図面を参照して具体的に説明する。
【0021】図1は、本願発明に係る微小電流測定装置
を備えた自動検査装置の回路ブロック図であって、この
自動検査装置は、CPU1、ROM2、RAM3、入出
力インターフェイス4、電源回路5、測定回路6、ソケ
ット7、およびハンドリング装置8を備えている。CP
U1、ROM2、RAM3、および入出力インターフェ
イス4は、バス線により相互に接続されている。バス線
には、アドレスバス、データバス、および制御信号線が
含まれる。入出力インターフェイス4には、電源回路
5、測定回路6、ソケット7、およびハンドリング装置
8が接続されている。ソケット7はケーブルにより測定
回路6に接続されており、測定回路6は電源回路5に接
続されている。
【0022】CPU1は、自動検査装置の全体を制御す
る。ROM2は、CPU1を動作させるためのプログラ
ムやデータを記憶している。RAM3は、CPU1にワ
ーク領域を提供するとともに、測定データなどの各種の
データを記憶する。入出力インターフェイス4は、CP
U1と電源回路5、測定回路6、およびハンドリング装
置8との間のインターフェイスとして機能する。電源回
路5は、商用電源を利用して安定化された直流電圧を生
成し、測定回路6の能動素子に供給するとともに、測定
回路6に測定用の電圧を供給する。測定回路6は、ソケ
ット7に装着されるICなどの被測定体の各種電気特性
を測定する。ソケット7は、ハンドリング装置8によっ
て被測定体(図示せず)が装着されることにより、被測
定体と測定回路6とを接続する。ハンドリング装置8
は、MPU(micro processing unit )や油圧サーボ機
構などを備えており、CPU1からの指令に基づいて、
測定の終了した被測定体をソケット7から引き抜いて所
定の位置に搬送するとともに、次の被測定体を所定の位
置から搬送してソケット7に装着する。
【0023】次に、上記自動検査装置におけるCPU1
の動作について、図2のフローチャートを参照しながら
説明する。
【0024】操作部(図示せず)に対して測定開始指示
操作が施されると、CPU1が、入出力インターフェイ
ス4を介してハンドリング装置8に装着指示コマンドを
供給する(S1)。これによりハンドリング装置8が、
所定の位置からICなどの被測定体を搬送してソケット
7に装着する、いわゆる搬入動作を開始する。そしてC
PU1が、入出力インターフェイス4を介して測定回路
6の回路構成をONさせる(S2)。すなわち、測定回
路6の回路構成を所望の測定が可能なように切り換え
る。そしてCPU1が、電源回路5に電圧印加指示信号
を供給する(S3)。これにより電源回路5が、測定回
路6を介してソケット7の所定の端子に、測定回路6自
体のリーク電流を測定するための電圧を印加する。そし
てCPU1が、入出力インターフェイス4を介して測定
回路6による測定電流値を読み取り、RAM3の所定領
域に記憶させる(S4)。すなわち、ソケット7に被測
定体が装着されていない状態で、測定回路6自体のリー
ク電流を測定し、その測定結果をRAM3に記憶させて
おくのである。そしてCPU1が、入出力インターフェ
イス4を介して電源回路5に電圧印加停止指示信号を供
給する(S5)。これにより電源回路5が、測定回路6
を介してソケット7の所定の端子に供給していた、測定
回路6自体のリーク電流を測定するための電圧の印加を
停止する。そしてCPU1が、測定回路6の回路構成を
OFFさせ(S6)、続いて、入出力インターフェイス
4を介してハンドリング装置8から供給される信号に基
づいて、ハンドリング装置8による搬入動作が完了した
か否かを判断する(S7)。
【0025】ハンドリング装置8による搬入動作が完了
すれば(S7:YES)、CPU1が、入出力インター
フェイス4を介して測定回路6の回路構成をONさせ
(S8)、続いて、電源回路5に電圧印加指示信号を供
給する(S9)。これにより電源回路5が、測定回路6
を介してソケット7の所定の端子に、逆バイアス時に被
測定体を流れる電流を測定するための電圧を印加する。
この電圧は、S3における測定回路6自体のリーク電流
を測定するための電圧に等しい。そしてCPU1が、入
出力インターフェイス4を介して測定回路6による測定
電流値を読み取り、RAM3の所定領域に記憶させる
(S10)。すなわち、ソケット7に被測定体が装着さ
れた状態で、被測定体に逆バイアスを印加して、そのと
きに被測定体に流れる微小電流を測定し、その測定結果
をRAM3に記憶させておくのである。そしてCPU1
が、入出力インターフェイス4を介して電源回路5に電
圧印加停止指示信号を供給する(S11)。これにより
電源回路5が、測定回路6を介してソケット7の所定の
端子に供給していた、被測定体に流れる微小電流を測定
するための電圧の印加を停止する。そしてCPU1が、
測定回路6の回路構成をOFFさせ(S12)、続い
て、S10でRAM3に記憶させた測定電流値からS4
でRAM3に記憶させた測定電流値を減算することによ
り真の逆バイアスリーク電流値を演算し、その演算結果
をRAM3の所定領域に記憶させる(S13)。そして
CPU1が、S13における演算結果と予め決められた
閾値とを比較して、被測定体が良品であるか不良品であ
るかを判定し、その判定結果をRAM3の所定領域に記
憶させる(S14)。S13における演算結果やS14
における判定結果は、表示装置(図示せず)の表示画面
に表示されるとともに、プリンタ(図示せず)により記
録用紙上に随時印刷される。そしてCPU1が、被測定
体に対する多数の検査項目のための測定が全て終了した
か否かを判断する(S15)。すなわち、被測定体の逆
バイアス時のリーク電流の他にも、多くの電気的特性の
測定が行われるのであり、各測定がS8〜S15のステ
ップを一巡する間に実行される。
【0026】被測定体に対する多数の検査項目のための
測定が全て終了すれば(S15:YES)、CPU1
が、入出力インターフェイス4を介してハンドリング装
置8に抜取指示コマンドを供給する(S16)。これに
よりハンドリング装置8が、ソケット7から被測定体を
抜き取って所定の位置に搬送する、いわゆる搬出動作を
開始する。そしてCPU1が、入出力インターフェイス
4を介してハンドリング装置8から入力される信号に基
づいて、ハンドリング装置8による搬出動作が完了した
か否かを判断する(S17)。なお、S14における判
定結果が不良であった被測定体は、ハンドリング装置8
による搬出動作の完了後に、ハンドリング装置8自体あ
るいは別の搬送装置によって、良品とは別の場所に搬送
される。
【0027】ハンドリング装置8による搬出動作が完了
すれば(S17:YES)、このルーチンを終了し、再
度同じルーチンにより新たな被測定体の測定を実行す
る。
【0028】S17において、ハンドリング装置8によ
る搬出動作が完了していなければ(S17:NO)S1
7に戻ってハンドリング装置8による搬出動作が完了す
るのを待つ。
【0029】S15において、被測定体に対する多数の
検査項目のための測定が全て終了していなければ(S1
5:NO)、S8に戻って次の検査項目のための測定を
開始する。
【0030】S7において、ハンドリング装置8による
搬入動作が完了していなければ(S7:NO)、S7に
戻ってハンドリング装置8による搬入動作が完了するの
を待つ。
【0031】このように、被測定体をソケット7に装着
していない状態で、電源回路5により測定回路6を介し
てソケット7の所定の端子に所定の電圧を印加して、ソ
ケット7を含めた測定回路6自体のリーク電流を測定回
路6により測定し(S4)、さらに、被測定体をソケッ
ト7に装着した状態で、電源回路5により測定回路6を
介してソケット7の所定の端子に所定の電圧を印加し
て、ソケット7を含めた測定回路6自体のリーク電流と
被測定体を流れる逆バイアスリーク電流との和を測定回
路6により測定して(S10)、それらの差を演算し
(S13)、その演算結果を逆バイアス時における被測
定体の真のリーク電流とするので、コストを上昇させる
ことなく、被測定体を流れる微小電流を十分正確に測定
できる。
【0032】すなわち、ソケット7に被測定体を装着し
た状態における測定回路6による測定結果には、真に被
測定体を流れる電流と、ソケット7を含めた測定回路6
自体のリーク電流とが含まれているので、測定結果から
ソケット7を含めた測定回路6自体のリーク電流を減算
することにより、真に被測定体を流れる電流を正確に求
めることができる。そして、この結果、ソケット7を含
めた測定回路6を構成する各種の電子部品、機構部品、
接続ケーブル、あるいは端子などとして、リークの小さ
いものを使用したり、自動検査装置の設置された部屋を
空気調整することにより湿度や温度を管理する必要がな
く、そのためのコストの増加をなくすことができる。
【0033】しかも、S13における演算結果に基づい
て被測定体の良否判定を行うので(S14)、良否判定
を正確に行うことができ、良品を不良品と判定すること
による歩留りの低下を良好に防止できる。
【0034】さらには、ハンドリング装置8による被測
定体のソケット7への搬入作業中にソケット7を含めた
測定回路6自体のリーク電流を測定するので(S4)、
一連の測定作業全体に要する時間を増加させることな
く、ソケット7に被測定体を装着していない状態におけ
る測定電流と、ソケット7に被測定体を装着した状態に
おける測定電流との双方を測定できる。
【0035】なお、上記実施形態においては、1個の被
測定体を測定する毎に、ソケット7を含む測定回路6自
体のリーク電流を測定したが、ソケット7を含む測定回
路6自体のリーク電流の測定は、複数個の被測定体を測
定する毎に、あるいは所定時間おきに行ってもよい。
【0036】また、上記実施形態においては、一連の測
定の開始と終了とを作業員が操作部に所定の操作を施す
ことによりCPU1に指示するように構成したが、所定
の位置に被測定体を検出するセンサを設け、このセンサ
からの検出信号に基づいて、CPU1が一連の測定の開
始と終了とを自動的に判断するように構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る微小電流測定装置を備えた自動
検査装置の回路ブロック図である。
【図2】図1に示す自動検査装置におけるCPUの動作
を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 入出力インターフェイス 5 電源回路 6 測定回路 7 ソケット 8 ハンドリング装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定装置の第1および第2の端子に被測
    定体を電気的に接続し、前記第1の端子に所定の電圧を
    印加することによって、前記被測定体に流れる微小電流
    を測定する微小電流測定方法であって、 前記第1および第2の端子に前記被測定体を電気的に接
    続しない状態で、前記第1の端子に前記所定の電圧を印
    加して、そのときのリーク電流を測定する第1の工程
    と、 前記第1および第2の端子に前記被測定体を装着した状
    態で、前記第1の端子に前記所定の電圧を印加して、そ
    のときに前記被測定体に流れる微小電流を測定する第2
    の工程とを含み、 前記第2の工程における測定電流値から前記第1の工程
    における測定電流値を減算して真の測定電流値とするこ
    とを特徴とする、微小電流測定方法。
  2. 【請求項2】 被測定体が電気的に接続される第1およ
    び第2の端子と、 前記第1の端子に所定の電圧を印加する電圧供給手段
    と、 前記第1の端子と前記第2の端子とを流れる電流を測定
    する電流測定手段と、 前記第1の端子と前記第2の端子との間に前記被測定体
    が電気的に接続されておらず、かつ前記電圧供給手段に
    より前記第1の端子に所定の電圧が印加されている状態
    における、前記電流測定手段による測定電流値を記憶す
    る第1の記憶手段と、 前記第1の端子と前記第2の端子との間に前記被測定体
    が電気的に接続されており、かつ前記電圧供給手段によ
    り前記第1の端子に所定の電圧が印加されている状態に
    おける、前記電流測定手段による測定電流値を記憶する
    第2の記憶手段と、 前記第2の記憶手段に記憶された測定電流値から前記第
    1の記憶手段に記憶された測定電流値を減算する演算手
    段とを備えたことを特徴とする、微小電流測定装置。
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