JPH11179633A - 機械加工システムの構造物情報を入力及び表示する方法、並びに装置 - Google Patents

機械加工システムの構造物情報を入力及び表示する方法、並びに装置

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JPH11179633A
JPH11179633A JP22756698A JP22756698A JPH11179633A JP H11179633 A JPH11179633 A JP H11179633A JP 22756698 A JP22756698 A JP 22756698A JP 22756698 A JP22756698 A JP 22756698A JP H11179633 A JPH11179633 A JP H11179633A
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JP22756698A
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Stephen Scott Strickland
スコット ストリックランド ステファン
James R Krietemeyer
アール.クリートメイヤー ジェームズ
David M Farmer
エム.ファーマー デビット
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Vickers Inc
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/409Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by using manual data input [MDI] or by using control panel, e.g. controlling functions with the panel; characterised by control panel details or by setting parameters

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】機械加工システムのオペレータが、当システム
おける少なくとも1つのセットアップに関連する、パレ
ット、取付器具等の構造物に関連する情報を容易かつ効
率的に入力し、表示するための方法、システム及びユー
ザ・インターフェース(以下、I/F)を提供するこ
と。 【解決手段】コンピュータ数値制御20による機械加工
システムで、ディスクメモリ40に記憶されたワークス
テーション応用プログラム41の中から、機械加工すべ
きセットアップに関連情報を見出し、かつパレット等構
造物関連の表示情報を、キーボード28、表示装置26
に取付けられたタッチスクリーンを用いてワークステー
ションプロセッサ38を介して入力し、表示装置のウィ
ンドウ内に構造物アイコンと共に表示する。この際、構
造物情報は、構造物の表示装置上のアイコン位置と関連
したオフセット座標を含むことが望ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械加工システム
の構造物に関連する情報を入力及び表示するためのシス
テム及び方法に関し、さらに詳しくは、機械加工システ
ムにおけるパレット、取付器具、及びワークフェースな
どの構造物に関連する情報を入力及び表示するためのシ
ステム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】動力機械加工システムは、通常、油圧的
に支持されるスピンドル、スピンドルソケット中に位置
する工具ホルダー、工具ホルダーに固定される工作機
械、及びスピンドルに接続された制御システムを含んで
おり、該制御システムは、金属片等の加工物または部材
に、種々の形状及び/またはパターンを、中ぐり、穴開
けまたは切削する等の工具の種々の機械加工作業を制御
するためのものである。ブローチ盤、フライス、研磨砥
石、及びのこ刃を含む一点または多点切削工具は、機械
加工システムで利用される工具の普通の形態である。こ
れらの工具の幾つかは、加工部材から大きなかけらや断
片として材料を切削し、一方、のこ刃などの他の工具
は、少量部分を削り取ることにより材料を切削する。こ
のような工作機械によって普通に行われる機械加工作業
には、穿孔、フライス削り、のこ引き、型削り、平削
り、穴あけ、バフみがき、及びつや出しがある。このよ
うな工作機械は、冷却液配送システム、及び迅速な工具
交換能等の進歩した特徴を有しているものが多い。
【0003】制御システムは、機械加工作業に動力を供
給し、さらに、作業を行う方法も決定する。通常、コン
ピュータ数値制御(CNC)は、機械加工システムの制
御システムとして役立ち、この場合、機械加工システム
は、CNC機械と呼ばれる。コンピュータ数値制御の一
例は、ビッカーズ(Vickers)社製のA2100
であり、その好ましい構成は、米国特許第5,465,
215号に開示されている。米国特許第5,465,2
15号に開示されているように、A2100のようなコ
ンピュータ数値制御は、通常、パーソナルコンピュータ
・プロセッサのようなワークステーション・プロセッサ
を含んでおり、これは、表示装置及びワークステーショ
ン・プロセッサに入力するための手段を含むオペレータ
ステーションに接続される。ワークステーション・プロ
セッサ及びオペレータステーションは、制御システムの
オペレータが、種々の部材に実施すべき作業を選択し、
かつ、関連データを入力することを可能とする。
【0004】動力機械加工作業において、切削工具と加
工部材との間で相対的移動がなされる。また、切削工具
は、一般に、機械加工作業を行うために、部材に対して
回転または横行のいずれかの運動を使用している。部材
は、ボルト、クランプまたは万力などの取付機構を使用
することによって、工作台などの固定構造物に固定され
たままであるのが普通であり、該部材の回りを工具が移
動する。システムが、システム内の前もって決めた位置
に対して、部材及び取付手段がどこに位置しているかを
知るために、オフセット座標が工作機械に与えられてい
る。部材それ自体、部材を固定するために使用される手
段、及びオフセットデータは、ひとまとめにして、「セ
ットアップ(setup)」として知られている。同一
の機械加工作業を、それぞれがそれ自体の取付装置を持
っている多くの部材に加える場合、該取付装置は、「取
付器具」と呼ばれ、そのオフセット座標は、取付器具オ
フセットと呼ばれる。作業が行われる取付器具は、ひと
まとめにして、「セットアップ」と呼ばれる。
【0005】従来、セットアップの機械加工後、オペレ
ータは、工作機械を止め、各部材をその各取付装置から
取り出し、さらに別の加工すべき部材を作業台に取付
け、そして、これらの新しい部材の各々に関連するオフ
セットデータを入力することを余儀なくされる。この操
作に伴う非能率を低減するために、可動トレーまたはパ
レット上に機械加工すべき部材を固定することが普通に
なった。したがって、機械加工システムが、あるパレッ
ト上に置かれた一群のセットアップについて作業してい
る間に、オペレータは、追加の部材を別のパレットに固
定することができた。第一のパレット上での機械加工作
業が完了したら、オペレータは、クレーンまたはロボッ
トを使用することによって、機械加工域から第一のパレ
ットを取り去り、セットアップが既に配置されている第
二のパレットを挿入することができた。
【0006】パレットを交換しなければならない回数を
減らすために、(パレット上に載置するための)ツーム
ストーン(tombstones)及び(回転台上に載
置するための)回転台取付器具が開発された。ツームス
トーン及び回転台取付器具の両者は、多面構造物であっ
て、その各面すなわちワークフェースは、少なくとも1
つのセットアップを固定するのに用いられ、各セットア
ップは、機械加工される少なくとも1つの部材を含んで
いる。通常、ツームストーンまたは回転台取付器具は、
上面、底面、4側面、及び部材を固定するために使用さ
れる多数の開口を有している金属ブロックである。ツー
ムストーンは、縦軸を中心に回転可能であり、したがっ
て、「水平」工作機械、すなわち、そのスピンドル及び
工具が水平軸上に設置されている機械で使用される。こ
れに対して、回転台取付器具は、水平軸を中心に回転可
能であり、したがって、「垂直」工作機械、すなわち、
縦軸上に位置するスピンドル及び工具を有する機械で使
用される。機械加工システムが、特定のワークフェース
上に設置されたセットアップの全てを機械加工した後、
ツームストーンまたは回転台取付器具を、次のワークフ
ェース上に設置されたセットアップを機械加工できるよ
うに回転させることができる。ツームストーンまたは回
転台取付器具上の部材の全てを一旦機械加工したら、そ
のツームストーンまたは回転台取付器具を工作機械から
取り外し、そして、別のツームストーンまたは回転台取
付器具を挿入することができる。したがって、ツームス
トーンまたは回転台取付器具の使用により、多くの部材
の能率的な機械加工が可能となる。
【0007】機械加工システムは、該システム中の一定
点に関連する部材の位置(この位置は、しばしば部材の
「オフセット」と呼ばれる)、及びセットアップとパレ
ットの加工順序のような、ある種のデータを備えていな
ければならない。各部材に対して、この点を適切に決定
するために、工作機械は、セットアップが位置するパレ
ット用のオフセット座標、各セットアップ用のオフセッ
ト座標、及び特定のセットアップを構成する各取付器具
用のオフセット座標を知っていなければならない。従
来、これらのオフセット座標及び他のデータは、スプレ
ッドシートに類似する大きくて、やっかいなデータ表に
入力されていた。このデータ表は、読み取りと取り扱い
が困難であり、したがって、オペレータは、この表にデ
ータを記載するときに、間違をしやすかった。
【0008】このような問題を克服するために、セット
アップ及び機械加工作業に関連するオフセット座標並び
に他のデータを入力し、見るために、より能率的で使い
やすい方法を提供するソフトウエア・プログラムが開発
された。このプログラムは、CNC等の制御システムの
ワークステーション・プロセッサ及びオペレータ・ステ
ーションを使用することによって、実行することがで
き、マルチプル・セットアップ・サポート・アプリケー
ション・リリース2.0の名称でビッカーズ社によって
市販されている。該プログラムは、制御システムが部材
を適切に機械加工できるように、制御システムのオペレ
ータがセットアップデータをデータ表に効率的に入力す
ることを可能とするユーザ・インターフェースを備えて
いる。このデータは、セットアップが位置する場所に関
する情報(すなわち、セットアップオフセット座標)、
及びセットアップを機械加工する順序(すなわち、実行
順)を含んでいる。また、該プログラムは、そのような
セットアップ情報を、機械加工域内のパレットまたはワ
ークテーブル上に位置するセットアップの実際の位置を
模倣するように配置されたセットアップアイコンととも
に、目に見えるように表示する。さらに、該プログラム
は、工作機械の位置、各セットアップの状態、及び完了
したか、または中止したセットアップの合計数などの機
械制御システムによってもたらされる情報を表示するこ
とができる。
【0009】該マルチプル・セットアップ・プログラム
は、セットアップに関連する情報を見かつ入力するのに
効果的かつ有利な手段であるが、不利がないわけではな
い。最も顕著には、該プログラムは、特定のセットアッ
プに関する種々の構造物に関連するデータまたは情報を
見ること、あるいは、その入力を考慮していない。例え
ば、該プログラムは、オペレータに、セットアップが位
置する種々のパレットまたはワークフェースに関する情
報を入力し、見るための手段を有していない。さらに、
該プログラムは、特定のセットアップを構成することが
できる種々の取付器具に関する情報を見かつ入力するた
めの手段を有していない。その結果、このプログラムを
使用すると、これらの構造物に関する情報を、データ表
を用いて入力し、かつ見なければならないので、その方
法は、表内のデータを見て、位置決めすることが困難で
あるため、オペレータのエラーを招きやすい。
【0010】さらに、このプログラムは、構造物情報を
取り扱うための手段を有していないので、これらの構造
物に関する状態情報は、大きなデータ表に直接出力され
るので、プログラムを通じてユーザが容易に利用できな
い。したがって、オペレータが不在の間に、システムに
複数のパレットを自動的に機械加工してほしい場合、オ
ペレータは、戻った際に、エラーがパレットに生じた
か、また、どのセットアップにエラーが生じたかを調べ
るために、大きなデータ表を細かに調べねばならない。
このプログラムは、どのパレットが機械加工されたのか
及び各パレットの状態を表示する手段を有していない。
【0011】パレット、ワークフェース、及び取付器具
に関する機能を有していないこと以外に、マルチプル・
セットアップ・プログラムは、機械加工域外のセットア
ップを見失わないようにする方法を有していない。その
結果、該プログラムを使用する場合、オペレータは、機
械加工域外のパレット上にあるセットアップに関するデ
ータを、データ表に直接入力しなければならない。した
がって、該プログラムは、機械加工域外のセットアップ
に関連するデータを迅速かつ容易に入力する手段も、こ
れらのセットアップの状態を表示する手段も有していな
い。したがって、セットアップに関連する種々の構造物
(すなわち、パレット、取付器具、及びワークフェー
ス)を効率的に見失わないようにする手段、及びこれら
の構造物に関するデータを容易に入力する手段を引き続
き必要としていた。さらに、機械加工域外にあるセット
アップに関する情報を容易かつ能率的に表示しかつ入力
するための手段を提供する必要があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
問題点を取り除くことにある。本発明の他の目的は、機
械加工システムのオペレータが、パレット、取付器具ま
たはワークフェース等の構造物に関連する情報を容易か
つ能率的に入力し、アクセスすることができるように、
このシステムの少なくとも1つのセットアップに関連す
るものであるこのような構造物に関連する情報を入力し
表示するための方法、システム、及びユーザ・インター
フェースを提供することにある。本発明のさらに他の目
的は、機械加工域外にあるセットアップに関連する情報
の比較的簡単かつ能率的な入力、及びこれらのセットア
ップに関連する情報の表示を可能とする方法、システ
ム、並びにユーザ・インターフェースを提供することに
ある。
【0013】本発明の他の目的は、機械加工システムに
対する構造物の物理的位置にしたがって、例えば、アイ
コンの形で、セットアップに関連する構造物の図形表示
を可能とするシステム、ユーザ・インターフェース、及
びコンピュータで実行する方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、機械加工システムの構成を
表わすビットマップ等の画像の表示を可能とし、かつ、
機械加工システムに対するパレットの実際の物理的位置
を表わすように、ビットマップの表示と整合してパレッ
トアイコンの表示を可能とするシステム、ユーザ・イン
ターフェース、及びコンピュータで実行する方法を提供
することにある。
【0014】本発明のさらに他の目的は、機械加工シス
テムのオペレータが、例えば、パレットに関する情報を
見、そして、その後にパレット上に位置するセットアッ
プに関する情報を見ることによって、階層的に連続し
て、セットアップに関する情報及びセットアップに関連
する構造物を見ることを可能とするシステム、ユーザ・
インターフェース、及びコンピュータで実行する方法を
提供することにある。本発明のなおさらに他の目的は、
オペレータが、機械加工システムによって加工された複
数のパレットの状態、及びそれらのパレット上のセット
アップの状態を迅速かつ能率的に見ることを可能とする
ことにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】かくして、本発明によれ
ば、以下の各発明が提供される。 1. 機械加工システムの構造物に関連する情報を入力
及び表示するためのコンピュータで実行する方法におい
て、(a)構造物に関連する構造物情報を得る工程であ
って、該構造物は、機械加工システムにおける少なくと
も1つのセットアップに関連し、該機械加工システム
は、少なくとも1つのセットアップと関連する少なくと
も1つの加工物を機械加工するために作用するものであ
るところの前記構造物情報を得る工程、(b)該構造物
情報の少なくとも一部を表示装置上に表示する工程、
(c)該構造物情報の少なくとも一部を、該表示装置上
のある位置に対応するアイコン位置と関連させる工程、
及び(d)該アイコン位置において、該構造物を表わす
構造物アイコンを表示する工程の各工程を含むことを特
徴とする方法。
【0016】2. 機械加工システムの構造物に関連す
る情報を入力及び表示するためのシステムにおいて、該
システムが、(1)構造物情報を含有するデータ構造で
あって、該構造物情報は、構造物と関連しており、該構
造物は、機械加工システムにおける少なくとも1つのセ
ットアップと関連しており、該機械工作システムは、少
なくとも1つのセットアップと関連する少なくとも1つ
の加工物を機械加工するために作用するものであるとこ
ろの前記データ構造、及び(2)構造物アイコン及び該
構造物情報の少なくとも1部を含むディスプレイであっ
て、該構造物アイコンは、該構造物を表し、該ディスプ
レイは、前記データ構造を修正するための入力を受け入
れるのに適応したものであるところの前記ディスプレイ
を含むことを特徴とするシステム。
【0017】3. 機械加工システムの構造物に関連す
る情報を入力及び表示するためのコンピュータで実行す
る方法をコード化したコンピュータ読取可能媒体におい
て、該方法が、(a)構造物に関連する構造物情報を得
る工程であって、該構造物は、機械加工システムにおけ
る少なくとも1つのセットアップに関連し、該機械加工
システムは、少なくとも1つのセットアップに関連する
少なくとも1つの加工物を機械加工するために作用する
ものであるところの前記構造物情報を得る工程、(b)
該構造物情報の少なくとも一部を表示装置で表示する工
程、(c)該構造物情報の少なくとも一部を、表示装置
上のある位置に対応するアイコン位置と関連させる工
程、及び(d)該アイコン位置において、構造物を表わ
す構造物アイコンを表示する工程の各工程を含むことを
特徴とするコンピュータ読取可能媒体。
【0018】4. 機械加工システムの構造物に関連す
る情報を入力及び表示するためのユーザ・インターフェ
ースにおいて、(1)構造物アイコンであって、該構造
物アイコンは、機械加工システムにおける少なくとも1
つのセットアップに関連し、該機械加工システムは、少
なくとも1つのセットアップに関連する少なくとも1つ
の加工物を機械加工するために作用するものであるとこ
ろの前記構造物アイコン、及び(2)該構造物に関連す
るものである構造物情報を含むことを特徴とするユーザ
・インターフェース。
【0019】5. コンピュータで実行する方法であっ
て、(1)それぞれが機械加工システムにおけるパレッ
トを表わす複数のパレットアイコンを表示する工程、
(2)それぞれが該機械加工システムにおけるパレット
に関連している複数のパレットデータ記録を得る工程、
及び(3)該パレットアイコンがパレットデータ記録に
対応して示されるように、各表示されたパレットアイコ
ンに接近して、各パレットデータ記録の少なくとも一部
を表示する工程の各工程を含むことを特徴とするコンピ
ュータで実行する方法。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の一態様によれば、機械加
工システムにおける構造物の図表、及び構造物に関連す
る情報を表示するためのコンピュータで実行する方法が
提供される。該構造物は、機械加工システムにおける少
なくとも1つのセットアップに関連するものであり、ま
た、機械加工システムは、前記少なくとも1つのセット
アップに関連する少なくとも1つの部材を機械加工する
ために作用する。この方法は、構造物に関連する構造物
情報を得、前記構造物情報の少なくとも一部を表示し、
前記構造物情報の少なくとも一部をアイコン位置に関連
させ、そして、アイコン位置において構造物アイコンを
表示する各工程から成る。アイコン位置は、表示装置上
のある位置に対応し、また、構造物アイコンは、構造物
を表わす。本発明の他の態様において、この方法をコー
ド化させるコンピュータ読取可能媒体も提供される。
【0021】本発明の他の態様において、機械加工シス
テムにおける構造物に関連する情報を入力及び表示する
ためのシステムが提供される。このシステムは、構造物
情報を含んでいるデータ構造、及び構造物アイコン、並
びに構造物情報の少なくとも一部を含んでいるディスプ
レイを含む。構造物情報は、機械加工システムにおける
少なくとも1つのセットアップに関連する構造物に関連
している。機械加工システムは、前記の少なくとも1つ
のセットアップに関連する少なくとも1つの加工物を機
械加工するために作用する。構造物アイコンは、構造物
を表わす。ディスプレイは、前記データ構造を修正する
ための入力を受入れるように適応されている。
【0022】本発明の他の態様は、機械加工システムの
構造物に関連する情報を入力し、表示するためのユーザ
・インターフェースである。このユーザ・インターフェ
ースは、構造物アイコン及び構造物情報を含む。構造物
アイコンは、機械加工システムにおける少なくとも1つ
のセットアップに関連する構造物を表わす。機械加工シ
ステムは、少なくとも1つのセットアップに関連する少
なくとも1つの加工物を機械加工するために作用する。
構造物情報は、前記構造物に関連するものである。
【0023】本発明のさらに他の態様において、複数の
パレットアイコンを表示し、複数のパレットデータ記録
を得、そして、前記パレットアイコンが、前記パレット
データ記録に対応するように示されるように各表示パレ
ットアイコンに接近して各パレットデータ記録の少なく
とも一部を表示する各工程を含むコンピュータで実行す
る方法が提供される。各パレットアイコンは、機械加工
システムにおけるパレットを表わし、各パレットデータ
記録は、パレットに関連するものである。好ましくは、
この方法は、選択装置でパレットアイコンの1つを選択
し、そして、パレットアイコンを選択した後、選択パレ
ットアイコンに関連するセットアップデータを表示する
各工程も含んでいる。この方法は、複数のセットアップ
アイコンを表示し、選択装置でセットアップアイコンの
1つを選択し、そして、セットアップアイコンを選択し
た後、選択セットアップアイコンに関連する取付器具デ
ータを表示する各工程を含むことがより好ましい。取付
器具データの各部分は、機械加工システムにおける取付
器具に関連するものである。
【0024】ここで、図面を詳細に参照すると(同一の
数字は、全図にわたって同一の要素を示す)、図1は、
本発明の好ましい適用を概略的に示すものである。本発
明は、米国特許第5,465,215号に開示されてい
るA2100などのコンピュータ数値制御(CNC)2
0で利用されるのが好ましく、その全開示内容を本明細
書の一部としてここに引用する。CNC20は、オペレ
ータ・ステーション24、オペレータ・ペンダント3
2、ワークステーション・プロセッサ38、リアルタイ
ム・プロセッサ45、機構インターフェース46、及び
サーボ制御装置50を含んでいるのが好ましい。CNC
20は、ユーザによる入力に応じて、モータ54、5
6、58、及び60などのサーボ制御アクチュエータを
含む機械機構を制御する。機械機構は、工作機械に接続
され、工具の操作を制御する。
【0025】CNC20の操作は、その実行がシステム
環境プログラムを操作することによってなされるソフト
ウエア・プログラムによって制御するのが好ましい。そ
のようなソフトウエア・プログラムは、「応用プログラ
ム」として知られており、例えば、ワークステーション
・プロセッサ38及びリアルタイム・プロセッサ45の
機能を含むCNC20の機能の様々な面をどのようにも
制御する。そのような応用プログラムの1つは、モータ
54、56、58、及び60などの機械機構の作用を制
御する機構制御プログラムである。オペレータ・ペンダ
ント32は、機械の現在の位置または機械部材座標、及
び実施されている現在の加工作業並びに機械の状態を表
示する。このペンダント32は、オペレータが、サーボ
制御モータ54、56、58、及び60の運動を手動的
に監督し、かつ、プログラム制御加工作業の実行を開始
することを可能とする。
【0026】ワークステーション・プロセッサ38は、
マイクロプロセッサとランダムアクセス記憶装置を含ん
でいるのが好ましい。マイクロプロセッサは、インテル
・ペンティアム(INTEL PENTIUM)級のプ
ロセッサであるのが好ましいが、他の市販プロセッサも
使用することができる。ワークステーション・プロセッ
サ38は、ディスクメモリ40への及びそこからのプロ
グラム並びにデータの転送を制御するためのディスク制
御装置、表示装置26に表示されるデータと画像を制御
する表示制御装置、そして、キーボード28、トラック
ボール30、並びに表示装置26に取付けられたタッチ
スクリーンからの出力を検知、解読する入力インターフ
ェースも含んでいるのが好ましい。
【0027】ワークステーション・プロセッサ38の作
用は、ディスクメモリ40に記憶されたソフトウエア・
プログラムによって制御される。また、応用プログラム
の実行用の多重タスク環境を備えているのが好ましいワ
ークステーション用オペレーティングシステムも、ディ
スクメモリ40に記憶されている。マイクロソフト・ウ
ィンドウズ NT(MICROSOFT WINDOW
S NT)・オペレーティングシステムを利用するのが
好ましい。ワークステーション応用プログラム41は、
図解式データ入力の準備をする手動データ入力プログラ
ム、CNC20のオペレーティングモードの選択を制御
する応用管理制御プログラム、及び記憶されたユーザ・
プログラムの自動実行と関連してワークステーション操
作を制御する自動数値制御(N/C)プログラムを含む
ことができる。
【0028】本発明は、機械加工システムにおける種々
の構造物に関する情報を見かつ入力する際に図解するプ
ログラム42に関する。このプログラム42は、機械加
工すべきセットアップに関連する情報を見かつ入力し、
また、パレット、取付器具及びワークフェース等の構造
物に関連する情報を表示かつ入力する際に、ユーザを図
式的に援助するワークステーション応用プログラム41
の一種である。プログラム42は、ユーザが表示装置2
6上で機械加工機構54、56、58、及び60に接続
された工具によって行われる機械加工作業の状態を監視
し、キーボード28、トラックボール30、及び/また
は表示装置26に取付けられたタッチスクリーンを用い
て、セットアップ及び構造物データを入力し、かつ、こ
れらの入力装置からの入力によって機械加工作業を制御
することも可能とする。マウスまたは他の類似入力装置
を使用して、これらの入力を供給することもできる。
【0029】リアルタイム・プロセッサ45は、パーソ
ナルコンピュータ・マイクロプロセッサ、及びランダム
・アクセス記憶装置を含むことができる。リアルタイム
・オペレーティングシステム・プログラム及びリアルタ
イム応用プログラムを使用して、リアルタイム・プロセ
ッサ45の実行を制御することができ、かつ、ディスク
メモリ40に記憶することができる。リアルタイム応用
プログラムは、当業界で知られており、かつ、米国特許
第5,465,215号に開示されているように、アク
セス管理ルーチン、プログラマブルロジック制御装置ル
ーチン、プログラム翻訳機構ルーチン、マニュアルルー
チン及び経路生成ルーチンを含むことができる。
【0030】機構入出力インターフェース46は、機械
的押しボタン、光源、ソレノイド、継電器、及びリミッ
トスイッチ等の機械機構とCNC20の論理回路との間
に、インターフェース回路を設けている。このような機
械機構は、ディスクメモリ40中にあるプログラマブル
ロジック制御装置ルーチンによって制御することができ
る入出力信号を発生する。このような機械機構のプログ
ラム制御を規定し、かつ、そのような機構制御プログラ
ムのプログラム制御実行を実施するための技術は、当業
界で周知である。通信インターフェース39は、ワーク
ステーション・プロセッサ38とリアルタイム・プロセ
ッサ45との間の通信データを考慮する。通信インター
フェース39は、ディスクメモリ40からリアルタイム
・プロセッサ45のRAMに、リアルタイム応用プログ
ラムの転送、及びオペレータペンダント32を用いて、
データと制御システムの交換が可能かどうかも考慮す
る。
【0031】サーボ制御装置50は、位置指令及びフィ
ードフォーワード指令に応答して、工作機械を運転、制
御するために使用されるモータ54、56、58、及び
60などのアクチュエータのサーボ制御を果たす。各サ
ーボ制御モータは、サーボ制御装置50中にある変換器
入力/出力インターフェース回路51によってCNC2
0に接続される変換器64、66、68、及び70等の
関連位置変換器を有している。サーボ制御装置50は、
入力位置指令を位置変換器から求められた実測位置と比
較して速度指令を発生する位置ループ制御装置52をも
有している。速度ループ制御装置53は、速度指令及び
速度フィードフォーワード指令に応答して、アクチュエ
ータ制御信号を発生する。アクチュエータ制御信号を使
用して、動力ブロック62に位置するトランジスタなど
の動力制御装置によってアクチュエータに送られる動力
を制御する。
【0032】作業に際し、ユーザは、ディスクメモリ4
0にあるワークステーション応用プログラムを利用し
て、穴あけやフライス削りなどの機械加工作業を制御す
ることができる。ユーザは、表示装置26に画像として
種々の機械加工指令を表示し、かつ、キーボード28、
トラックボール30、または表示装置26に取付けられ
たタッチスクリーン入力装置を用いて、所望の指令を選
択することを可能とする手動データ入力プログラムを利
用することができる。ユーザがプログラムコード及び数
字データを入力して所望の機械加工サイクルを決定する
と、ディスクメモリ40にあるプログラム翻訳機ルーチ
ンが、ユーザによって提供されたコードとデータに対応
する命令の検索と実行を制御する。これらのプログラム
翻訳機ルーチンを、同様にディスクメモリ40中にある
プログラマブルロジック制御装置ルーチンと併用して、
機械加工機能と加工位置を制御することができる。
【0033】本発明は、ディスクメモリ40中に配置さ
れたソフトウエアプログラム42という形態で、図1に
示すようなコンピュータ数値制御システムに利用するの
が好ましいが、本発明は、他の形態で具体化することが
でき、かつ、他の用途にも利用することができることを
理解すべきである。さらに、本発明は、水平に作業する
もの、縦に作業するもの、及びパレットまたは回転台の
代わりに標準の作業台を利用するものを含む様々の機械
加工システムと共に利用することができる。さらに、本
発明は、機械加工システムを制御する機械制御システム
から別個かつ独立して存在することもできる。ここで使
用する機械加工システムとは、種々様々の機械、工作機
械、マシニングセンタ、ターニングセンタ、及び/また
はそれらの組み合わせをいう。
【0034】しかも、本発明の方法は、フロッピーディ
スク、CD−ROM、または他の永久記憶媒体などのコ
ンピュータ読取可能媒体上のプログラムとして、該方法
を構成することによって、製造品として実施することが
できる。本発明の他の実施態様によれば、本発明は、R
AMまたはROM、もしくは両者の組み合わせで記憶さ
れた本発明を実施するのに適した実行可能命令を有する
特殊用途の装置として実施される。その方法は、例え
ば、C、C++、ビジュアル・ベーシック、またはJA
VAのような従来のプログラム言語で実行することがで
きるか、または特殊用途のプログラム言語で実行するこ
とができる。このプログラムは、ビジュアル・ベーシッ
クプログラム言語で実行するのが好ましい。
【0035】図2は、工作機械システムのパレットに関
する情報を見かつ入力するのに使用される好ましいユー
ザ・インターフェースを示す。開始に際し、プログラム
42(図1)は、種々の情報、ボタン、アイコン、及び
メニューを含んでいる表示装置26(図1)にウィンド
ウ300を表示する。あるいは、表示装置の全スクリー
ンを、プログラムによって表示される情報、アイコン、
ボタン、及びメニューを見るためのウィンドウとして使
用してもよい。
【0036】「ビュー・レベル」ボタン302を選択し
て、パレットビュー、セットアップビュー、及び取付器
具ビューの間で切り換えることによって、ユーザが機械
加工システムにおけるセットアップに関連する情報、ま
たはパレットや取付器具などのシステムの構造物に関連
する情報を見ることを可能とする。ユーザがパレットビ
ューを選択すると、プログラム42(図1)は、機械加
工域内に位置するか、あるいは機械加工システムに接近
して位置するパレットに関する情報を得る。前述のとお
り、このようなパレットは、パレットに固定された部材
を効率的に機械加工するために、機械加工システムのオ
ペレータによって利用される。パレットに関する情報を
追加するために、オペレータは、「1パレット追加」ボ
タン304を選択することができる。
【0037】ボタン304の始動に際し、図3に示すよ
うに、「パレット追加ダイアログボックス」306が表
示される。ダイアログボックス306は、ユーザが機械
加工システムによって機械加工されるパレットに関連す
る情報を入力するのを可能とする。このパレット情報
は、パレットID番号333、パレットオフセット座標
325、及びパレット位置番号323を含むことができ
る。パレットID番号333は、オペレータによって割
り当てられ、パレット自体にあるパレット番号と一致す
るのが好ましい。パレット位置番号323は、機械加工
システムのパレットの位置にしたがって、ユーザによっ
て割り当てられる。典型的に、機械加工システムは、パ
レットを一定の限定された位置に配置する。パレットオ
フセット座標325は、好ましくは、「x」座標、
「y」座表、及び「z」座標からなり、該座標は、パレ
ットが機械加工域にあるときに、機械加工システムにお
ける前もって決められた固定位置に関して、パレット
(またはパレット上のツームストーン)が配置される位
置に対応する。機械は、機械加工作業中、パレット上に
置かれた部材の正確な位置を見いだすために、セットア
ップ及び固定器具に対するオフセット座標に加えて、こ
れらの座標を使用する。また、ダイアログボックス30
6は、ユーザが「前」または「次」ボタン309を押す
ことによって、既に決定されたパレットの情報を見かつ
編集することを可能とする。しかも、「他のパレット追
加」ボタン311を押すことによって、追加のパレット
を確定することができる。また、マップ313によっ
て、ダイアログボックス306は、どのパレット置き場
が現在空いているかを示す。
【0038】図2を再び参照すると、機械構成画像30
8は、機械加工システムの可能構成を示すものである。
機械構成画像308は、プログラムの最初の構成に際し
ユーザによって作成され、かつ、ユーザによって利用さ
れる特定の機械加工システムの構成にしたがって作成さ
れる。プログラム42(図1)は、この構成を達成させ
る別の構成ルーチンを含んでいてもよい。しかしなが
ら、別の構成プログラムを応用プログラム41の1つと
して準備するのが好ましい。機械構成画像308は、図
形プログラムまたはCADプログラムを用いて描かれ、
そして、PCX、DXF、またはBMPフォーマットの
ようなウィンドウズによって直接支援される図形フォー
マット中に記憶される。図2の画像308の特定の構成
において、機械加工システムは、310で表わされ、そ
して、スピンドルとスピンドルキャリア312、加工位
置までパレットを回転させるために使用されるターンテ
ーブル314、及び機械加工域316を含んでいる。レ
ール案内式搬送システム318も示されている。このシ
ステムは、パレットをパレットターンテーブル314に
移動し、かつ、そこから移動するのに使用される。典型
的に、ロボットまたはクレーンが、パレットのこのよう
な移動を行うために使用される。また、機械加工する前
にパレットを置いておく種々の場所は、パレット置き場
320として知られているが、画像308によって示さ
れている。プログラムは、標準的機械構成に対応する多
数の予備的に描かれた画像308を含み、それによっ
て、ユーザに、ユーザの機械に対応する画像を表示する
選択を与えることが好ましい。
【0039】図3のパレット・ダイアログボックス30
6において、ユーザは、パレットが置かれているパレッ
ト置き場320の番号と一致するパレット位置番号32
3を入力することができる。プログラムは、パレット位
置番号323を最初の構成でユーザによって決定された
パレット置き場番号の1つに一致させ、そして、パレッ
ト位置番号が対応するパレット置き場320で、図2の
ウィンドウ300にパレットアイコンを表示する。した
がって、プログラムは、ユーザによって入力されたパレ
ット位置番号をアイコン位置に関連させ、かつ、その位
置にパレットアイコンを表示する。ここで使用するアイ
コンとは、構造物、物体、または機能の図表による表示
を意味し、例えば、語、記号、形状、またはそれらの組
み合わせであることができる。パレットを表わすのに使
用されるアイコンは、図2に示すように、適当な置き場
320を満たすような八角形状のパレットアイコン32
2であるのが好ましい。
【0040】パレットアイコン322を表示する位置
は、ワークステーション・プログラムの最初のセットア
ップで、ユーザによって決定されるのが好ましい。ユー
ザは、(構成ルーチンまたはプログラムを使用して)ユ
ーザの機械構成に対応する機械構成画像を作成した後、
パレットアイコンの表示を希望するウィンドウ300内
のアイコン位置を選択することができる。ユーザは、プ
ログラム42を用いることによって、各パレット置き場
320に番号を割り当て、そして、この番号をデータベ
ースに入力する。特定のパレット置き場320に番号を
割り当て、その番号を入力するに際し、ユーザは、トラ
ックボールなどの選択装置を用いて、パレット置き場3
20の中央を選択することができる。次いで、該プログ
ラムは、パレット置き場番号を選択位置とともにセーブ
する。次に、ユーザが、例えば、図3のダイアログボッ
クス306を用いることによって、パレット位置を入力
すると、該プログラムは、入力パレット位置をパレット
置き場番号に一致させ、そして、初めの構成の間にその
置き場番号に対しユーザによって選択されたアイコン位
置に、パレットアイコン322などのパレットアイコン
を表示する。したがって、機械構成画像308は、ユー
ザによって利用される特定の機械加工システムの実際の
構成を示し、そして、パレットアイコン322は、パレ
ットが実際に置かれているパレット置き場を示すように
画像に重ね合わせられる。
【0041】パレット情報を入力した後、ユーザは、好
ましくはOKボタンをクリックすることによって、プロ
グラムに情報をセーブするように指令する。これによっ
て、パレットに関する情報が、コンピュータ読取可能媒
体に、好ましくは、データ構造内にあるデータ記録の形
でセーブされる。一旦パレット情報を入力し、セーブし
たら、パレットアイコン及びパレットに関するパレット
情報は、表示装置に表示される。この表示は、図2に示
すウィンドウ300のように見えるのが好ましく、この
場合、機械の構成を示す画像308が、適切なパレット
置き場位置320におけるパレットアイコンとともに表
示される。また、パレットID333がパレットアイコ
ン322の上に表示され、かつ、パレットの実施順33
5がパレットアイコンの下に表示されるのが好ましい。
さらに好ましくは、パレットリストがウィンドウの左側
下方に向かって表示される。パレットリストは、一連の
ボタン324からなり、各ボタンは、そこに表示される
単一パレットに対するパレット情報を有する。ユーザ
が、パレット上に位置するセットアップに関する情報な
どのパレットについての追加のパレット情報を見たい場
合は、選択装置を用いて、ユーザが興味のあるパレット
に対応するパレットボタン324またはパレットアイコ
ン322のいずれかを選択することができる。パレット
の選択に際し、十字線326が選択されたパレット上に
表示されるのが好ましい。パレットを選択したら、パレ
ットのオフセット座標のような追加のパレット情報を表
示装置に表示することができる。次に、ユーザは、「ビ
ューレベル」ボタン302を用いてビューレベルを変
え、選択したパレットについての取付器具及び/または
セットアップに関する情報を表示することができる。
【0042】あるいは、ユーザは、それぞれ、「編集」
ボタン305または「削除」ボタン303を用いること
によって、選択されたパレットに関して入力された情報
を編集または削除することができる。「編集」ボタン3
05を選択すると、好ましくは、図3に示すダイアログ
ボックス306のようなパレット・ダイアログボックス
が表示され、選択されたパレットに関して入力された情
報を編集することを可能とする。また、このダイアログ
ボックス306は、初めから入力されたものよりも正確
なパレットのオフセット座標を得るために利用すること
ができる。典型的に、パレット情報が追加され、かつ、
パレットが機械加工域外にある場合、パレット(または
パレット上のツームストーン)のオフセット座標325
は、巻尺などの測定器具を使用することにより、ユーザ
によって推定される。しかしながら、一旦パレットが機
械加工域内にあると、ユーザは、機械加工システムのエ
ッジファインダー機能を利用して、正確なパレットオフ
セット座標を得ることができる。そうするために、ユー
ザは、機械をパレットのX、YまたはZ位置に位置決め
し、次いで、その位置に対応する正確な座標を得るボタ
ン307の1つを押す。プローブを用いて、正確なオフ
セット座標を決定することもできる。したがって、パレ
ットが機械加工域外にある場合でさえ、パレットの「大
まかな」オフセット座標325を入力することができる
が、パレットが機械加工域内にある場合には、パレット
の正確なオフセット座標325を得ることができる。
【0043】図2の表示ウィンドウ300は、ボタン3
27、328、及び329をも有しているのが好まし
い。「パレット位置確認」ボタン327は、ユーザが各
パレットの位置情報を迅速に変えることを可能とするダ
イアログボックスを表示する。「パレット起動化」ボタ
ン328は、選択パレットを機械加工域内に装填させる
ダイアログボックスを表示する。パレットを装填するの
に必要な実際の指令は、機械応用インターフェースプロ
グラムによって与えられる。「自動順序」ボタン329
は、ユーザがパレットを機械加工する順序を示すことを
可能とするダイアログボックスを表示する。
【0044】また、状態表示記号321は、各パレット
ボタン324とパレットアイコン322の上または近く
に表示されているのが好ましい。状態表示記号321
は、ボタン324またはアイコン322によって表わさ
れるパレットの状態を示す。この記号321は、パレッ
トが、実行の準備ができているか、実行されたか、また
は中止されたかのいずれかであることを指示することが
できる。したがって、プログラムのオペレータは、機械
加工システムを離れて、それからシステムに帰った際
に、どのパレットが実行エラーのために中止(アボー
ト)されたのかを早急に調べることができる。
【0045】図4は、図2のウィンドウや図3のダイア
ログボックスを使用することなどによって、機械加工シ
ステムにおけるパレットに関する情報を表示し、入力す
るための好ましい方法を示すフローチャートである。ブ
ロック100において、好ましくは、表示装置上にある
タッチスクリーン入力装置を使用してボタンバーのボタ
ンを押すことにより、プログラムが開始される。パレッ
トビューがまだ選択されていない場合、ユーザは、図4
の工程102でパレットビューを選択する。パレット情
報がユーザによって既に入力されている場合は、パレッ
トビューを選択することによって、工程103でパレッ
ト情報とパレットアイコンが表示装置上に表示される。
好ましくは、機械加工システムの構成を示す画像も工程
103で表示される。追加のパレット情報を入力する場
合、または何らのパレット情報もまだ入力されていない
場合、ユーザは、工程104で追加パレット情報を選択
する。選択した追加パレット工程104が開始される
と、好ましくは、工程105で表示され、かつ、好まし
くは図3のダイアログボックス306の形態をとる追加
パレットダイアログボックスの使用により、ユーザは、
パレット情報を入力することができる。ダイアログボッ
クスによって、ユーザは、図4のブロック106、10
8、及び110で示されるように、パレットID、パレ
ットオフセット座標、及びパレット位置番号などのパレ
ット情報を入力することができる。
【0046】一旦全てのパレット情報が入力されると、
情報は、好ましくは、ユーザがOKボタンを選択する
か、あるいはエンターキーを押したときに、工程112
でセーブされる。パレット情報がセーブされたら、ユー
ザは、工程113で追加パレットの確定を選択すること
ができる。ユーザが追加パレットの確定を選択すると、
工程104〜112が繰り返される。ユーザが追加パレ
ットの確定を選択しない場合、確定パレットに関するパ
レットアイコンとパレット情報が表示される工程114
が実行される。次に、工程115において、ユーザは、
図2のボタン324またはパレットアイコン322を選
択することなどによって、ユーザが追加情報を見ること
に興味のあるパレットを選択することができる。パレッ
トの選択に際し、図2のパレットオフセット座標325
のような追加のパレット情報が工程116で表示され
る。パレットを選択した後、ユーザは、選択パレットに
関連するセットアップを見かつ編集することができるよ
うに、工程117でセットアップビューの選択を選ぶこ
とができる。
【0047】ユーザがパレットを選択し、セットアップ
ビューに変更した後、セットアップビュー表示が表示装
置に表示される。このセットアップビュー表示は、図5
の表示に類似して構成されるのが好ましい。図5に示す
ように、この表示は、ウィンドウ330、「ビューレベ
ル」ボタン332、セットアップアイコン334、35
2、及び353などのセットアップ情報、並びにボタン
338を含んでいるのが好ましい。パレットビューから
セットアップビューに切り換える際に、本発明は、パレ
ットビューで選択されたパレット上に位置する種々のセ
ットアップを表わすセットアップアイコン334を表示
する。本発明は、セットアップ識別番号352やセット
アップを機械加工する順序353などの特定のパレット
上の各セットアップに関連するセットアップ情報を表示
する。この情報は、表示の左側に沿う一連のボタン33
8で繰り返される。各ボタン338は、そこに表示され
る状態表示記号321も有しているので、機械加工シス
テムのオペレータは、特定のセットアップに問題が生じ
たかどうかを迅速に調べることができる。
【0048】パレットビューと同様に、セットアップビ
ューにおいて、特定のセットアップに関する追加のセッ
トアップ情報を表示するために、ユーザは、ボタン33
8の1つか、セットアップアイコン334の1つを選択
することができる。この情報は、機械加工システムの一
定点に関連して選択されるセットアップの位置を示すセ
ットアップオフセット座標340を含むことができる。
また、機械加工作業の進行を示す状態情報342、及び
システム内の一定位置に対する工具の位置を示す工具位
置344などの他の情報を表示することができる。工具
位置344は、機械制御システム及び/または他のワー
クステーション応用プログラムによって得るのが好まし
い。さらに、状態情報342及び工具位置情報344
は、図2のパレットビューなどの他のビューで表示する
ことができることを理解すべきである。
【0049】ユーザがパレットビューからセットアップ
ビューに切り換えたとき、選択パレット上のセットアッ
プに関する情報がユーザによってまだ入力されていない
場合は、ウィンドウ330には、セットアップアイコン
334もセットアップ情報も表示されない。どのセット
アップがパレット上にあるのか、また、セットアップが
パレット上のどの位置にあるのかを表示するために、ユ
ーザは、「1セットアップ追加」ボタン346を選択す
ることができる。
【0050】「1セットアップ追加」ボタン346を選
択すると、ユーザは、好ましくは、図6に示すような
「セットアップ追加」ダイアログボックス348を使用
することによって、どのセットアップがパレット上にあ
るのか、また、セットアップがパレット上のどの位置に
あるのかを表示することができる。「セットアップ追
加」ダイアログボックス348は、ユーザが、特定のセ
ットアップに関連するオフセット座標340などの特定
のパレット上のセットアップに関するセットアップ情報
またはデータを入力することを可能とする。プログラム
は、各セットアップを確定するために、セットアップ識
別番号352を自動的に割り当てるのが好ましいが、こ
の番号は、本発明の範囲から逸脱することなく、ユーザ
によって手動で入力することができることを理解すべき
である。また、ダイアログボックス348は、「プログ
ラム選択」ボタン359を表示し、それは、ユーザによ
って選択されたときに、特定のセットアップに対してそ
の1つを選択することができる部材プログラムのリスト
を表示する。部材プログラムは、セットアップ部材を機
械加工する(例えば、部材の特定の位置をフライス削り
する)際に、機械によって実行される指令を含んでい
る。一旦セットアップが確定されたら(例えば、識別番
号、オフセット座標、及び部材プログラムが割り当てら
れたら)、プログラムは、セットアップ情報を、セット
アップが位置決めされたパレットに対応するパレット情
報と関連させ、それによって、ユーザがパレットビュー
からセットアップビューに切り換えたとき、適当なセッ
トアップアイコンとセットアップ情報の表示を可能とす
る。この関連は、例えば、セットアップ情報を、対応す
るパレット情報とともに、別のファイルにセーブするこ
とによって達成することができる。より好ましくは、こ
の関連は、各セットアップに対するセットアップデータ
を、セットアップが位置決めされたパレットを特定する
パレット番号に索引付けすることによって達成すること
ができる。
【0051】図6のダイアログボックス348は、先に
確定されたセットアップに対する情報を、「前」または
「次」ボタン363を使用することによって、見かつ編
集することも可能とする。また、「他のセットアップ追
加」ボタン365を押すことによって、追加のセットア
ップを確定することもできる。図5を再度参照すると、
セットアップアイコン334は、各セットアップに対し
て入力されたセットアップオフセット座標340に従っ
て、ウィンドウ330内のある位置に表示されるのが好
ましい。したがって、セットアップアイコン334は、
特定のパレット上のセットアップの実際の物理的な配置
を模倣するように、ウィンドウ330内に表示される。
これは、セットアップのオフセット座標340をウィン
ドウ330の表示部331の大きさに応じて縮尺するこ
とによって達成するのが好ましい。他の好ましい実施態
様において、表示部331は、工作機械の移動限度の縮
尺版を示し、そして、セットアップは、これらの限度に
関連して表示される。したがって、プログラムは、縮尺
によって、セットアップオフセット座標を、セットアッ
プアイコンのアイコン位置と関連させる。
【0052】図6を再度参照すると、セットアップが機
械加工域外にある場合には、セットアップオフセット座
標340の「大まかな」見積りをユーザによって手動で
入力することができるが、セットアップが機械加工域内
にある場合には、「エッジファインダー」ボタン354
または「プローブ」ボタン356を利用して、選択され
たセットアップの正確なセットアップオフセット座標を
自動的に得るのが好ましい。エッジファインダー機能を
利用する場合、一定の機械加工システムの位置に対する
部材の位置を決定するために、スピンドル中にある現工
作機械を移動して、加工すべきセットアップ部材と接触
させる。例えば、ユーザが工作機械を部材の「x」側に
移動し、次に、ユーザが「現xを得る」ボタン358を
押して、機械の現在の「x」位置を得、そして、この値
を使用して正確な「x」セットアップオフセット座標を
決定することができる。この方法は、ボタン361を用
いることによって、「y」及び「z」軸にも繰り返すこ
とができる。プローブ機能を利用する場合は、スピンド
ル内にあるプローブが部材を精査して、そのセットアッ
プオフセット座標340を決定する。
【0053】上述したように、セットアップは、パレッ
トに固定されるツームストーン上または回転台上に位置
決めすることができる。ツームストーン及び回転台は、
共にセットアップを固定する多くの面を有している。ユ
ーザは、どのセットアップが特定のパレット上にあるか
をダイアログボックス348を用いることによって確定
しているときに、セットアップが回転台またはツームス
トーンの面に位置決めされているのか否かについても明
確にすることができる。ユーザは、図6のフェースボタ
ン360を選択することにより、確定されたセットアッ
プが位置決めされている面を選択することができる。こ
のボタンは、図7のようなディスプレイを作成するのが
好ましく、それにより、ユーザが、(ワークフェースが
既に確定されている場合は)セットアップが位置決めさ
れているワークフェースを選択するか、あるいは(それ
らの面がまだ確定されていない場合には)ワークフェー
スをどのように配置するのかを確定するのを可能とす
る。ここで、図7を参照すると、ユーザは、フェース選
択ボタン362の1つを選択することにより、あらかじ
め定めた面を選択することができ、その数及び配置は、
ユーザがどのように面を確定したかによって変動する。
面を確定せねばならないか、あるいは再確定せねばなら
ない場合、ユーザは、「フェース確定」ボタン364を
選択することができる。
【0054】「フェース確定」ボタン364は、ユーザ
が、好ましくは図8に示すように、「フェース確定」ダ
イアログボックス366を使用することによって、回転
台またはツームストーン上の面の数及びそれらの面を配
置する角度を決定するのを可能とする。「フェース確
定」ダイアログボックス366は、ユーザが面の数36
8及び各面が位置する角度370を入力することを可能
とする。さらに、ユーザは、「面付番」ボタン372を
選択して、各面に時計廻り、または反時計廻りに番号を
付ける順序を決めることができる。また、ユーザが「フ
ェース確定」ダイアログボックス366で面を削除する
場合、その面に置くと先に決定したセットアップが除去
される。
【0055】(例えば、OKボタンをクリックすること
によって)フェース確定ダイアログボックス366から
出る際、セットアップビューは、好ましくは、図9のセ
ットアップビューウィンドウ374に示されるようなコ
ラム形式で、面を示すように更新される。ウィンドウ3
74は、図5のセットアップビューウィンドウに類似し
ている。しかし、特定のパレットの面番号アイコン37
6も表示され、また、垂直線378を用いて各面を分け
ている。例えば、1番のワークフェースに置かれるセッ
トアップのセットアップアイコン及びセットアップ情報
は、その上部に「1」番のフェースアイコン376を有
するコラムに表示される。ユーザは、「フェース表示」
ボタン380を用いることによって、どの面を見たいか
を示すことができる。ボタン380は、ユーザが全ての
面のセットアップを一度に見る場合と、単面だけのセッ
トアップを表示する場合との切り換えを可能とする。
【0056】パレットビューと同じように、ユーザは、
図5及び図9に示されるようなセットアップビューにお
いて、セットアップボタン338またはセットアップア
イコン334を選択して、選択したセットアップのオフ
セット座標340を見ることができる。さらに、セット
アップを選択したら、選択されたセットアップの上に細
い十字線326が表れる。セットアップを選択したら、
ユーザは、必要に応じて、「セットアップ編集」ボタン
386または「セットアップ削除」ボタン384を選択
して、そのセットアップに関連する情報を変更し、ま
た、セットアップ情報及びアイコンを完全に削除するこ
とができる。ユーザは、選択セットアップが機械加工す
る準備ができていることを示す「セットアップ起動化」
ボタン386またはセットアップを機械加工する順序を
自動的に決める「自動順序」ボタン388を使用するこ
ともできる。さらに、「セットアップ追加」ボタン34
6を用いて、一度に1つの各セットアップを確定する代
わりに、ユーザは、「セットアップパターン」ボタン3
83を利用して、多くの利用可能な配列に従って、セッ
トアップ及びセットアップ情報の配列を自動的に確定す
ることができる。ユーザは、選択されたパターンがセッ
トアップの実際の構成と全く一致しない場合などに、必
要に応じて、この情報を編集することができる。
【0057】図10は、セットアップとワークフェース
情報とアイコンを入力し、表示するための好ましい方法
を示すフローチャートである。工程120において、パ
レットを図3のビューのようなパレットビューで選択し
た後、セットアップビューを選択する(単一パレットシ
ステムを利用している場合、セットアップビューは、自
動的に表示されるので、セットアップビューを選択する
必要はない)。セットアップビューを選択したら、選択
パレットに関し既に入力したセットアップ情報が工程1
22で表示される。確定した各セットアップに関し、セ
ットアップアイコンも工程122で表示される。セット
アップを確定する場合、ユーザは、工程124で「セッ
トアップ追加」ボタンを選択することができる。工程1
26で、確定されるセットアップに関するセットアップ
情報を入力する。セットアップ情報を入力した後、その
セットアップを置く面を工程128で決定することがで
きる。(面の番号がまだ確定されていない場合は、ユー
ザは、例えば、図8のダイアログボックス366を用い
ることによって、面を確定する必要がある。)セットア
ップ情報及び面番号を確定する際に、ユーザは、例え
ば、OKボタンまたはエンターキーを選択することによ
って、情報をセーブするのを示すことができる。このと
き、工程130を実行し、そして、情報を適切なパレッ
ト情報に関連させる方法で、セットアップ情報及び面情
報をセーブする。その結果、ユーザが特定のパレットを
選択し、セットアップビューに切り換えるときに、その
パレット上のセットアップに関する情報が表示される。
【0058】工程132で、ユーザは、選択されたパレ
ット上に位置する他のセットアップを確定することを選
択することができる。追加のセットアップを確定する場
合、工程124〜130を繰り返す。追加のセットアッ
プを確定しない場合、確定したセットアップのセットア
ップアイコン及びセットアップ情報を工程134で表示
する。セットアップアイコン及び情報を表示する場合、
ユーザは、好ましくはセットアップアイコンまたはセッ
トアップボタンを選択することによって、工程136で
セットアップを選択することができる。セットアップを
選択することによって、セットアップ・オフセット座標
などの追加のセットアップ情報を工程138で表示装置
に表示させる。選択セットアップを構成する種々の取付
器具に関連する情報を見るために、ユーザは、工程14
0で取付器具ビューを選択することができる。
【0059】図5を再度参照すると、ユーザは、「ビュ
ーレベル」ボタン332を選択することによって、取付
器具ビューを選択することができる。「ビューレベル」
ボタン332を選択することにより、見出しメニューを
出して、ユーザが取付器具ビューを選択できるようにす
るのが好ましい。取付器具ビューの選択に際し、ユーザ
は、好ましくは図11の取付器具ビューウィンドウ40
0を用いることによって、セットアップに関連する取付
器具に関する情報を見ることができる。取付器具ビュー
ウィンドウ400は、ユーザによって入力された取付器
具オフセット408と一致する配置で、取付器具アイコ
ン402を表示する。該ウィンドウは、各取付器具アイ
コン402近くに、取付器具番号404などの他の取付
器具情報も表示する。また、ウィンドウ400は、セッ
トアップビューにおけるセットアップボタン338及び
パレットビューにおけるパレットボタン324と同様
に、ユーザがスクリーン上で特定の取付器具を選択する
ことを可能とする取付器具ボタン406も含んでいる。
また、図11に示すように、工具位置344、状態情報
342、パレット番号323などのパレット情報、及び
セットアップ番号352などのセットアップ情報を表示
することができる。ユーザは、ボタン406またはアイ
コン402を用いることによって、特定の取付器具を選
択して、選択取付器具のオフセット408を表示するこ
とができる。
【0060】選択した特定のセットアップに関する取付
器具がまだ確定されていない場合には、ユーザは、「1
取付器具追加」ボタン410または「新取付器具パター
ン」ボタン412のいずれかを用いて、必要な情報また
はデータを供給することができる。「1取付器具追加」
ボタン410を選択する場合は、ユーザが選択セットア
ップに関連する取付器具に関する情報を入力することを
可能とするダイアログボックスが表示されるのが好まし
い。この取付器具情報は、取付器具番号404及び取付
器具オフセット座標408を含むことができる。このダ
イアログボックスは、図6のダイアログボックス348
と同様であるのが好ましい。あるいは、ユーザは、ユー
ザによって確定されたパターンに従って、取付器具情報
を自動的に入力する「新取付器具パターン」ボタン41
2を選択することができる。そこで、ユーザは、例え
ば、選択されたパターンがセットアップの取付器具の実
際の構成と全く一致しない場合には、必要に応じて、こ
の情報を編集することができる。
【0061】一旦取付器具情報をウィンドウ400に入
力し、表示したら、任意の取付器具の情報を、「編集」
ボタン414を選択することによって編集することがで
きるか、あるいは「削除」ボタン416を選択すること
によって削除することができる。ユーザは、適切なボタ
ン406または適切なアイコン402を選択し、次に
「編集」ボタン414または「削除」ボタン416のい
ずれかを選択することによって、編集または削除すべき
所望の取付器具を選択することができる。「編集」ボタ
ン414を選択する場合は、ユーザが選択取付器具に関
する情報を編集することを可能とするダイアログボック
スを開くのが好ましい。取付器具を選択すると、十字線
326が選択された取付器具を表わす取付器具アイコン
上に表示されるのが好ましい。
【0062】図12は、本発明に従って、取付器具情報
を入力し、表示するための方法を示すフローチャートで
ある。工程150で、ユーザが取付器具が見られるセッ
トアップを選択した後に、取付器具ビューを選択する。
取付器具ビューの選択に際して、取付器具アイコンと情
報が工程152において表示装置に表示される。さらに
別の取付器具がセットアップに関連しており、かつ、こ
れらの別の取付器具のアイコンと情報が既に示されてい
ない場合には、ユーザは、工程154で追加取付器具の
オプションを選択し、それにより、ユーザは、選択セッ
トアップに関連する取付器具に関する情報を入力するこ
とができる。この取付器具情報は、工程156で入力さ
れる。取付器具情報を入力したら、例えば、OKボタン
を選択することにより工程158が実行され、それによ
って、取付器具情報が、例えば、一方の番号が取付器具
がその一部であるセットアップに対応し、他方の番号が
取付器具を置くパレットに対応する取付器具の2つのイ
ンデックス番号を提供することによって、該情報をその
対応するセットアップ及びパレット情報と関連させる方
法によりセーブされる。
【0063】工程160に続いて、さらに別の取付器具
を追加する場合、ユーザは、工程154、156、及び
158を繰り返すことができる。別の取付器具を追加し
ない場合は、工程162を実行して、選択したセットア
ップに関する取付器具アイコン及び取付器具情報を表示
する。次に、ユーザは、工程164で取付器具を選択す
る。取付器具を選択すると、選択した取付器具オフセッ
ト座標が工程166で表示される。次に、ユーザは、工
程168に示すように(機械を始動する)部材プログラ
ムを実行し、かつ、機械加工作業が工程170で終了す
るまで機械加工作業をモニターする。機械加工作業を開
始する前、及び/または機械加工作業を実施しながら、
ユーザは、パレットビュー、セットアップビュー、また
は取付器具ビューなどの如何なるビューに切り換えて、
パレット、セットアップ、及び取付器具に関連する情報
を見たり、及び/または編集したりすることができるこ
とを理解すべきである。例えば、ユーザが、図11の取
付器具ビューを見ている場合、ボタン401を利用し
て、パレットまたはセットアップビューに切り換えるこ
とができる。
【0064】
【発明の効果】かくして、本発明は、機械加工システム
におけるセットアップに関する情報、並びに、パレッ
ト、取付器具、及びワークフェースなどのセットアップ
に関連する他の構造物に関する情報を入力し、表示する
ための図式援助を与える。本発明は、機械加工システム
のオペレータが、機械加工域内にあり、機械加工の準備
がされている種々のセットアップと構造物、並びに、機
械加工域外にあり、機械加工されるために待機している
ものを、容易にモニターすることを可能とする。本発明
は、工作機械の位置及び種々の部材の状況(例えば、そ
れらが機械加工されたか、加工されるために待機してい
るのか)に関する状態情報も提供する。さらに、ユーザ
は、機械加工域内またはパレット置き場におけるパレッ
トとセットアップに関する情報を迅速かつ能率的に入力
することができ、また、パレット及びセットアップの機
構を容易に理解することができる図式表示が提供され
る。さらに、本発明は、ユーザが、種々のセットアップ
及び/またはパレットを機械加工させている間に、機械
加工システムから離れて無人のままとし、そして、そこ
に戻った際に、各部材が首尾よく機械加工されたかを早
急に調べることを可能とする。
【0065】本発明の好ましい例示としての実施態様を
説明してきたが、ここに説明した発明の更なる改造を、
本発明の範囲から逸脱することなく、当業者による適切
な変更によって成すことができることを理解すべきであ
る。したがって、種々のウィンドウ、ダイアログボック
ス、メニュー、アイコン、及びボタンの好ましい構成を
説明してきたけれど、これらの要素は、本発明の範囲か
ら逸脱することなく、種々様々な構成及び配置を取るこ
とができることを理解すべきである。さらに、本発明
は、ビジュアル・ベーシックプログラム言語で書かれた
ソフトウエア・プログラムの形態を取るのが好ましい
が、本発明は、他の形態を取り、かつ、他のプログラム
言語も利用することができることも理解すべきである。
従って、本発明の範囲は、請求の範囲によって考慮すべ
きであり、明細書及び図面に示しかつ説明した構造及び
方法の詳細に限定されるべきではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施態様を利用する制御シ
ステムのブロック線図である。
【図2】図2は、本発明の一実施態様に従うコンピュー
タで実行されるパレットビュー表示の概略図である。
【図3】図3は、機械加工システムにおけるパレットに
関連する情報を入力するための好ましいコンピュータで
実行される表示の概略図である。
【図4】図4は、本発明の一実施態様に従うパレット情
報を入力しかつ見るための好ましい方法を示すフローチ
ャートである。
【図5】図5は、本発明に従うセットアップ情報を入力
しかつ見るための好ましい表示の概略図である。
【図6】図6は、本発明の一実施態様に従う機械加工シ
ステムにおけるセットアップに関連する情報を入力する
ための表示の概略図である。
【図7】図7は、本発明の好ましい実施態様に従うセッ
トアップを置くワークフェースを選択するための表示の
概略図である。
【図8】図8は、本発明に従う機械加工システムにおけ
るワークフェースを確定するための好ましい表示の概略
図である。
【図9】図9は、本発明の一実施態様に従う機械加工シ
ステムにおけるセットアップ及びワークフェースに関連
する情報を表示するためのディスプレイの概略図であ
る。
【図10】図10は、機械加工システムにおけるセット
アップに関連する情報を見かつ入力するための好ましい
方法を示すフローチャートである。
【図11】図11は、本発明に従う機械加工システムに
おける取付器具に関連する情報を見かつ入力するための
好ましいディスプレイの概略図である。
【図12】図12は、本発明に従う機械加工システムに
おける取付器具に関連する情報を見かつ入力するための
好ましい方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
20:コンピュータ数値制御(CNC) 24:オペレータ・ステーション 26:表示装置 28:キーボード 30:トラックボール 32:オペレータ・ペンダント 38:ワークフェース・プロセッサ 39:通信インターフェース 40:ディスクメモリ 41:ワークフェース応用プログラム 42:プログラム 45:リアルタイム・プロセッサ 46:機構入出力インターフェース 50:サーボ機構 51:変換器入力/出力インターフェース回路 52:位置ループ制御装置 53:速度ループ制御装置 54:サーボ制御モータ 56:サーボ制御モータ 58:サーボ制御モータ 60:サーボ制御モータ 62:動力ブロック 64:変換器 66:変換器 68:変換器 70:変換器 300:ウィンドウ 306:ダイアログボックス 330:ウィンドウ 348:ダイアログボックス 366:面確定ダイアログボックス 374:セットアップ・ビュー・ウィンドウ 400:取付器具ビュー・ウィンドウ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェームズ アール.クリートメイヤー アメリカ合衆国 45227 オハイオ州、シ ンシナティ、オークビスタ ドライブ 5576 (72)発明者 デビット エム.ファーマー アメリカ合衆国 45140 オハイオ州、ラ ブランド、ソバリン ドライブ 1188

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械加工システムの構造物に関連する情
    報を入力及び表示するためのコンピュータで実行する方
    法において、(a)構造物に関連する構造物情報を得る
    工程であって、該構造物は、機械加工システムにおける
    少なくとも1つのセットアップに関連し、該機械加工シ
    ステムは、少なくとも1つのセットアップと関連する少
    なくとも1つの加工物を機械加工するために作用するも
    のであるところの前記構造物情報を得る工程、(b)該
    構造物情報の少なくとも一部を表示装置上に表示する工
    程、(c)該構造物情報の少なくとも一部を、該表示装
    置上のある位置に対応するアイコン位置と関連させる工
    程、及び(d)該アイコン位置において、該構造物を表
    わす構造物アイコンを表示する工程の各工程を含むこと
    を特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 (e)工具位置情報を得る工程であっ
    て、該工具位置情報は、機械加工システムにおける前も
    って決めた位置に関連する工具の位置に関係するもので
    あるところの前記工具位置情報を得る工程、及び(f)
    表示装置上に該工具位置情報を表示する工程の各工程を
    さらに含んでいる請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 該構造物が取付器具を含み、構造物情報
    が取付器具情報を含み、かつ、構造物アイコンが取付器
    具アイコンを含む請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 該構造物がパレットを含み、構造物情報
    がパレット情報を含み、かつ、構造物アイコンがパレッ
    トアイコンを含むものであって、前記パレット情報が、
    パレット位置、及び機械加工システムにおける前もって
    決めた位置に関係するパレットの位置に対応したパレッ
    トオフセット座標を含むものである請求項1記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 (g)表示装置上のある位置を選択装置
    を用いて選択する工程であって、選択された位置がアイ
    コン位置を定義するところの該選択工程をさらに含んで
    いる請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 (h)表示装置上に機械構成画像を表示
    する工程であって、機械構成画像が機械加工システムの
    構成を表わすところの該表示工程をさらに含んでいる請
    求項4に記載の方法。
  7. 【請求項7】 (i)選択装置を用いて画像を選択する
    工程であって、画像が構造物を表わすところの該選択工
    程、及び(j)画像の選択に際し、追加の構造物情報を
    表示装置上に表示する工程の各工程をさらに含んでいる
    請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 構造物情報を得る前記工程(a)が、ユ
    ーザに構造物情報を要求する工程、及びユーザによって
    入力された構造物情報を記憶する工程の各工程を含む請
    求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】 (k)少なくとも1つのセットアップに
    関連するセットアップ情報を得る工程、(l)該セット
    アップ情報を構造物情報に関連させる工程、(m)選択
    装置を用いて構造物アイコンを選択する工程、及び
    (n)該構造物アイコンを選択した後、表示装置上に関
    連セットアップ情報の少なくとも一部を表示する工程の
    各工程をさらに含んでいる請求項1記載の方法。
  10. 【請求項10】 (o)構造物アイコンを選択した後、
    表示装置上にセットアップアイコンを表示する工程であ
    って、該セットアップアイコンが少なくとも1つのセッ
    トアップを表わすところの該表示工程をさらに含んでい
    る請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 セットアップ情報がセットアップオフ
    セット座標を含み、かつ、前記セットアップアイコンが
    該セットアップオフセット座標に対応する位置に表示さ
    れる請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 (p)表示装置上に、表示されたセッ
    トアップアイコンに近接して、ワークフェース番号を表
    示し、前記セットアップアイコンが該ワークフェース番
    号に対応して示されるようにする工程をさらに含んでい
    る請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 機械加工システムの構造物に関連する
    情報を入力及び表示するためのシステムにおいて、該シ
    ステムが、(1)構造物情報を含有するデータ構造であ
    って、該構造物情報は、構造物と関連しており、該構造
    物は、機械加工システムにおける少なくとも1つのセッ
    トアップと関連しており、該機械工作システムは、少な
    くとも1つのセットアップと関連する少なくとも1つの
    加工物を機械加工するために作用するものであるところ
    の前記データ構造、及び(2)構造物アイコン及び該構
    造物情報の少なくとも1部を含むディスプレイであっ
    て、該構造物アイコンは、該構造物を表し、該ディスプ
    レイは、前記データ構造を修正するための入力を受け入
    れるのに適応したものであるところの前記ディスプレイ
    を含むことを特徴とするシステム。
  14. 【請求項14】 該ディスプレイ(2)が、 機械加工システムにおける前もって決めた位置に関係
    する工具位置に対応した工具位置情報、 機械加工システムの構成を表わす機械構成画像、及び 構造物の加工状態を表わす状態インジケータ をさらに含んでいる請求項13記載のシステム。
  15. 【請求項15】 該データ構造(1)が、少なくとも1
    つのセットアップに対応するセットアップ情報を構造物
    情報と関連させる方法で、セットアップ情報を表示する
    のにさらに適応したものである請求項13記載のシステ
    ム。
  16. 【請求項16】 機械加工システムの構造物に関連する
    情報を入力及び表示するためのコンピュータで実行する
    方法をコード化したコンピュータ読取可能媒体におい
    て、該方法が、(a)構造物に関連する構造物情報を得
    る工程であって、該構造物は、機械加工システムにおけ
    る少なくとも1つのセットアップに関連し、該機械加工
    システムは、少なくとも1つのセットアップに関連する
    少なくとも1つの加工物を機械加工するために作用する
    ものであるところの前記構造物情報を得る工程、(b)
    該構造物情報の少なくとも一部を表示装置で表示する工
    程、(c)該構造物情報の少なくとも一部を、表示装置
    上のある位置に対応するアイコン位置と関連させる工
    程、及び(d)該アイコン位置において、構造物を表わ
    す構造物アイコンを表示する工程の各工程を含むことを
    特徴とするコンピュータ読取可能媒体。
  17. 【請求項17】 該方法が、(e)工具位置情報を獲得
    する工程であって、該工具位置情報は、機械加工システ
    ムにおける前もって決めた位置に関連する工具の位置に
    関係するものであるところの前記工具位置情報を獲得す
    る工程、及び(f)表示装置上に該工具位置情報を表示
    する工程の各工程をさらに含んでいる請求項16記載の
    コンピュータ読取可能媒体。
  18. 【請求項18】 該構造物がパレットを含み、構造物情
    報がパレット情報を含み、かつ、構造物アイコンがパレ
    ットアイコンを含むものであって、前記パレット情報
    が、パレット位置、パレット状態、及び該機械加工シス
    テムにおける前もって決めた位置に関連するパレットの
    位置に対応したパレットオフセット座標を含む請求項1
    6記載のコンピュータ読取可能媒体。
  19. 【請求項19】 機械加工システムの構造物に関連する
    情報を入力及び表示するためのユーザ・インターフェー
    スにおいて、(1)構造物アイコンであって、該構造物
    アイコンは、機械加工システムにおける少なくとも1つ
    のセットアップに関連し、該機械加工システムは、少な
    くとも1つのセットアップに関連する少なくとも1つの
    加工物を機械加工するために作用するものであるところ
    の前記構造物アイコン、及び(2)該構造物に関連する
    ものである構造物情報を含むことを特徴とするユーザ・
    インターフェース。
  20. 【請求項20】 (3)少なくとも1つのセットアップ
    に関連するセットアップ情報をさらに含んでいる請求項
    19に記載のユーザ・インターフェース。
  21. 【請求項21】 ユーザ・インターフェースに入力する
    ことによって、構造物情報及びセットアップ情報を追
    加、削除、または編集することができる請求項20に記
    載のユーザ・インターフェース。
  22. 【請求項22】 (4)該機械加工システムの構成を表
    わす機械構成画像をさらに含んでいる請求項19に記載
    のユーザ・インターフェース。
  23. 【請求項23】 該構造物がワークフェースを含み、構
    造物アイコンがワークフェース・アイコンを含み、か
    つ、構造物情報がワークフェース情報を含むものであっ
    て、前記少なくとも1つのセットアップがワークフェー
    ス上に位置している請求項19記載のユーザ・インター
    フェース。
  24. 【請求項24】 該構造物がパレットを含み、構造物情
    報がパレット情報を含み、かつ、構造物アイコンがパレ
    ットアイコンを含むものであって、前記少なくとも1つ
    のセットアップがパレット上に位置しており、ユーザ・
    インターフェースが、パレットアイコンに隣接して位置
    しており、パレットの加工状態を表わす状態インジケー
    タをさらに含んでいる請求項19記載のユーザ・インタ
    ーフェース。
  25. 【請求項25】 該構造物が取付器具を含み、構造物情
    報が取付器具情報を含み、かつ、構造物アイコンが取付
    器具アイコンを含むものであって、前記取付器具が少な
    くとも1つのセットアップの一部である請求項19記載
    のユーザ・インターフェース。
  26. 【請求項26】 コンピュータで実行する方法であっ
    て、(1)それぞれが機械加工システムにおけるパレッ
    トを表わす複数のパレットアイコンを表示する工程、
    (2)それぞれが該機械加工システムにおけるパレット
    に関連している複数のパレットデータ記録を得る工程、
    及び(3)該パレットアイコンがパレットデータ記録に
    対応して示されるように、各表示されたパレットアイコ
    ンに接近して、各パレットデータ記録の少なくとも一部
    を表示する工程の各工程を含むことを特徴とするコンピ
    ュータで実行する方法。
  27. 【請求項27】 (4)選択装置で該パレットアイコン
    の1つを選択する工程、及び、(5)該パレットアイコ
    ンを選択した後、選択されたパレットアイコンに関連す
    るセットアップデータを表示する工程であって、該セッ
    トアップデータの各部分は、機械加工システムにおける
    セットアップと関連するものであるところの該表示工程
    をさらに含んでいる請求項26記載の方法。
  28. 【請求項28】 (6)それぞれが該セットアップデー
    タの一部に接近して表示される複数のセットアップアイ
    コンを表示する工程、(7)選択装置で該セットアップ
    アイコンの1つを選択する工程、及び(8)該セットア
    ップアイコンを選択した後、選択されたセットアップア
    イコンに関連する取付器具データを表示する工程であっ
    て、該取付器具データの各部分は、機械加工システムに
    おける取付器具と関連しているところの該表示工程の各
    工程をさらに含んでいる請求項27記載の方法。
JP22756698A 1997-08-15 1998-07-27 機械加工システムの構造物情報を入力及び表示する方法、並びに装置 Pending JPH11179633A (ja)

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