JPH0592349A - 数値制御装置 - Google Patents
数値制御装置Info
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- JPH0592349A JPH0592349A JP24928791A JP24928791A JPH0592349A JP H0592349 A JPH0592349 A JP H0592349A JP 24928791 A JP24928791 A JP 24928791A JP 24928791 A JP24928791 A JP 24928791A JP H0592349 A JPH0592349 A JP H0592349A
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- JP
- Japan
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- program
- axis
- measurement
- measuring
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 測定専用のNCプログラムを作成することな
く、ワークの寸法を測定すること。 【構成】 NCプログラムに測定命令記号付加器14で
測定命令記号を付加しておき、NCプログラム解釈器1
8がNCプログラムを解釈して測定命令記号を見つけた
とき測定命令を出力し、測定命令が出力されたとき座標
値算出器15が算出したNCプログラム上の座標値を測
定値記憶器16に記憶すると共にこの座標値をもとにア
プローチ軌跡作成器17が検出器22を干渉なくワーク
に到達させるアプローチ軌跡を作成して各軸の移動量及
び移動速度を移動指令作成器11に与え、移動指令作成
器11からの指令によるサーボ回路12及び各軸送りモ
ータ13の作動により検出器22がワークに到達したと
きの座標測定器19の測定値を測定値記憶器16に記憶
する。
く、ワークの寸法を測定すること。 【構成】 NCプログラムに測定命令記号付加器14で
測定命令記号を付加しておき、NCプログラム解釈器1
8がNCプログラムを解釈して測定命令記号を見つけた
とき測定命令を出力し、測定命令が出力されたとき座標
値算出器15が算出したNCプログラム上の座標値を測
定値記憶器16に記憶すると共にこの座標値をもとにア
プローチ軌跡作成器17が検出器22を干渉なくワーク
に到達させるアプローチ軌跡を作成して各軸の移動量及
び移動速度を移動指令作成器11に与え、移動指令作成
器11からの指令によるサーボ回路12及び各軸送りモ
ータ13の作動により検出器22がワークに到達したと
きの座標測定器19の測定値を測定値記憶器16に記憶
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工作機械の数値制御(N
C)装置に関し、特に、加工と測定を同一のNCプログ
ラムで行うことができるようにするための改良に関す
る。
C)装置に関し、特に、加工と測定を同一のNCプログ
ラムで行うことができるようにするための改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図9に工作機械の一例の外観を示す。図
9の工作機械では、テーブル1が前後方向(X軸方向:
紙面に垂直)に移動し、サドル2が左右方向(Y軸方
向)に移動し、サドル2から出たラム3が上下方向(Z
軸方向)に移動し、サドル2が配置されたブリッジ4が
上下方向(W方向:Z軸に平行)に移動することによ
り、テーブル1上に設置したワーク5に対し、ラム3先
端に取付けられた工具6で切削等の加工を行う。図9
中、7は工具ホルダである。
9の工作機械では、テーブル1が前後方向(X軸方向:
紙面に垂直)に移動し、サドル2が左右方向(Y軸方
向)に移動し、サドル2から出たラム3が上下方向(Z
軸方向)に移動し、サドル2が配置されたブリッジ4が
上下方向(W方向:Z軸に平行)に移動することによ
り、テーブル1上に設置したワーク5に対し、ラム3先
端に取付けられた工具6で切削等の加工を行う。図9
中、7は工具ホルダである。
【0003】このような工作機械の軸移動は、数値制御
装置(NC装置)により制御される。数値制御装置の一
般的構成を図10を参照して説明する。
装置(NC装置)により制御される。数値制御装置の一
般的構成を図10を参照して説明する。
【0004】図10において、工具の移動軌跡は予め加
工用NCプログラムとして記述されており、NCプログ
ラム記憶器8に記憶される。このNCプログラム記憶器
8からNCプログラム読出し器9がNCプログラムを逐
次読み出し、NCプログラム解釈器10へ出力する。N
Cプログラム解釈器10はNCプログラムを解釈し、N
Cプログラムの各指令単位毎に、各軸の移動量及び移動
速度を求める。移動指令作成器11は各軸の移動量及び
移動速度を基に、サーボ回路12を駆動するために微小
単位時間毎の各軸移動量を求め、これをサーボ回路12
に出力する。サーボ回路12はこの微小単位時間毎の各
軸移動量に従い、各軸の送りモータ13を駆動する。
工用NCプログラムとして記述されており、NCプログ
ラム記憶器8に記憶される。このNCプログラム記憶器
8からNCプログラム読出し器9がNCプログラムを逐
次読み出し、NCプログラム解釈器10へ出力する。N
Cプログラム解釈器10はNCプログラムを解釈し、N
Cプログラムの各指令単位毎に、各軸の移動量及び移動
速度を求める。移動指令作成器11は各軸の移動量及び
移動速度を基に、サーボ回路12を駆動するために微小
単位時間毎の各軸移動量を求め、これをサーボ回路12
に出力する。サーボ回路12はこの微小単位時間毎の各
軸移動量に従い、各軸の送りモータ13を駆動する。
【0005】上述の如く工作機械の軸移動を数値制御装
置で制御することにより、即ち、工具の移動軌跡を予め
加工用NCプログラムとして数値制御装置に記憶し、も
しくは加工中に逐次供給することにより、工作機械がワ
ークを所望の形状に切削する。
置で制御することにより、即ち、工具の移動軌跡を予め
加工用NCプログラムとして数値制御装置に記憶し、も
しくは加工中に逐次供給することにより、工作機械がワ
ークを所望の形状に切削する。
【0006】更に、切削後は、ワークが所望の寸法に加
工されたことを確認するため、ワークの寸法を測定した
い場合が多い。このような場合、一般に下記(1),
(2)のようにして寸法測定を行っている。 (1)ワークを工作機械に設置したまま、ラム先端の工
具をタッチセンサ等の測定器に置換した後、各軸を測定
用NCプログラムで移動させることにより、寸法を測定
する。 (2)ワークを工作機械から測定専用機械に設置し直
し、この測定専用機械の各軸を測定用プログラムで移動
させることにより、寸法を測定する。
工されたことを確認するため、ワークの寸法を測定した
い場合が多い。このような場合、一般に下記(1),
(2)のようにして寸法測定を行っている。 (1)ワークを工作機械に設置したまま、ラム先端の工
具をタッチセンサ等の測定器に置換した後、各軸を測定
用NCプログラムで移動させることにより、寸法を測定
する。 (2)ワークを工作機械から測定専用機械に設置し直
し、この測定専用機械の各軸を測定用プログラムで移動
させることにより、寸法を測定する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記(1),(2)い
ずれの寸法測定でも、加工用と測定用の2つのNCプロ
グラムを作成しなければならず、非常に手間がかかるの
が現状である。そこで、本発明は、測定用NCプログラ
ムを独立して作成する必要がない数値制御装置を提供す
ることを目的とする。
ずれの寸法測定でも、加工用と測定用の2つのNCプロ
グラムを作成しなければならず、非常に手間がかかるの
が現状である。そこで、本発明は、測定用NCプログラ
ムを独立して作成する必要がない数値制御装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による数値制御装
置の構成は、加工用NCプログラムに測定命令記号を付
加する手段と、NCプログラム上の移動量から逐次各軸
の座標値を算出する手段と、ワークの寸法の測定結果を
記憶する手段と、ワークに干渉しないように測定器をア
プローチする軌跡を作成する手段と、NCプログラム上
の測定命令記号を解釈して測定命令として出力する手段
と、この測定命令を選択的に除去する手段とを具備する
ことを特徴とするものである。
置の構成は、加工用NCプログラムに測定命令記号を付
加する手段と、NCプログラム上の移動量から逐次各軸
の座標値を算出する手段と、ワークの寸法の測定結果を
記憶する手段と、ワークに干渉しないように測定器をア
プローチする軌跡を作成する手段と、NCプログラム上
の測定命令記号を解釈して測定命令として出力する手段
と、この測定命令を選択的に除去する手段とを具備する
ことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】従来の加工用NCプログラムに測定命令記号を
付加することにより、測定命令がNCプログラム中に現
われた時に、各軸の座標値をもとに測定器をワークにア
プローチするための軌跡を作成し、測定器を移動させて
寸法を測定し、測定結果を記憶する。加工の場合は、測
定命令を除去し、従来と同様に制御を行う。従って、加
工用NCプログラムに測定命令記号を付加するだけで、
ワークの寸法を測定し、その結果を記憶できる。
付加することにより、測定命令がNCプログラム中に現
われた時に、各軸の座標値をもとに測定器をワークにア
プローチするための軌跡を作成し、測定器を移動させて
寸法を測定し、測定結果を記憶する。加工の場合は、測
定命令を除去し、従来と同様に制御を行う。従って、加
工用NCプログラムに測定命令記号を付加するだけで、
ワークの寸法を測定し、その結果を記憶できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図8を参照
して説明する。
して説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例に係る数値制御装
置の構成を示し、図9に示した従来例とは、NCプログ
ラム解釈器18の機能が異なる他、測定命令記号付加器
14、座標値算出器15、測定値記憶器16、アプロー
チ軌跡作成器17、測定命令除去器21が追加されてい
る。また、付帯的に、座標測定器19、モード切換スイ
ッチ20、タッチセンサなどの検出器22が用いられ
る。
置の構成を示し、図9に示した従来例とは、NCプログ
ラム解釈器18の機能が異なる他、測定命令記号付加器
14、座標値算出器15、測定値記憶器16、アプロー
チ軌跡作成器17、測定命令除去器21が追加されてい
る。また、付帯的に、座標測定器19、モード切換スイ
ッチ20、タッチセンサなどの検出器22が用いられ
る。
【0012】測定命令記号付加器14はNCプログラム
記憶器8に記憶されている工具の移動軌跡を記述した加
工用NCプログラムに測定命令を意味する記号、即ち測
定命令記号を付加する。例えば、CRT表示・入力装置
を用い、これにNCプログラム記憶器8内のNCプログ
ラムを表示させて、その編集機能により測定命令記号を
NCプログラム中の移動ブロックに付加する。測定命令
記号の例としては、下記(a)や(b)が考えられる。 (a)NC機能を規定するGコードと呼ばれるコード
に、特定の番号を付番したもの。例えば、下表左欄の記
号など。 (b)NCプログラムのブロック先頭につけるシーケン
スNO.(番号)に特定の記号を付加したもの。例え
ば、下表右欄の記号など。
記憶器8に記憶されている工具の移動軌跡を記述した加
工用NCプログラムに測定命令を意味する記号、即ち測
定命令記号を付加する。例えば、CRT表示・入力装置
を用い、これにNCプログラム記憶器8内のNCプログ
ラムを表示させて、その編集機能により測定命令記号を
NCプログラム中の移動ブロックに付加する。測定命令
記号の例としては、下記(a)や(b)が考えられる。 (a)NC機能を規定するGコードと呼ばれるコード
に、特定の番号を付番したもの。例えば、下表左欄の記
号など。 (b)NCプログラムのブロック先頭につけるシーケン
スNO.(番号)に特定の記号を付加したもの。例え
ば、下表右欄の記号など。
【0013】
【表1】
【0014】NCプログラム解釈器18は、NCプログ
ラム記憶器8からNCプログラム読出し器9が逐次読み
出した測定命令記号の付加されたNCプログラムを解釈
し、従来と同様に各軸の移動量および移動速度を出力し
ながら、更に新しい機能として、NCプログラム中に測
定命令記号が現われると、これを解釈して測定命令を出
力する。
ラム記憶器8からNCプログラム読出し器9が逐次読み
出した測定命令記号の付加されたNCプログラムを解釈
し、従来と同様に各軸の移動量および移動速度を出力し
ながら、更に新しい機能として、NCプログラム中に測
定命令記号が現われると、これを解釈して測定命令を出
力する。
【0015】モード切換スイッチ20は、2つの接点
A,Bを切換えることにより、加工モード(接点B)と
本発明特有の測定モード(接点A)とを切換える。
A,Bを切換えることにより、加工モード(接点B)と
本発明特有の測定モード(接点A)とを切換える。
【0016】加工モード(接点B)の場合は、NCプロ
グラム解釈器18の出力が測定命令除去器21に入力さ
れる。測定命令除去器21は測定命令のみを除去し、各
軸の移動量及び移動速度を従来と同様に移動指令作成器
11に与える。これにより、移動指令作成器11は微小
単位時間毎の各軸移動量を求めてサーボ回路12に与
え、各軸送りモータ13を駆動させるため、従来と同様
の加工が実現する。
グラム解釈器18の出力が測定命令除去器21に入力さ
れる。測定命令除去器21は測定命令のみを除去し、各
軸の移動量及び移動速度を従来と同様に移動指令作成器
11に与える。これにより、移動指令作成器11は微小
単位時間毎の各軸移動量を求めてサーボ回路12に与
え、各軸送りモータ13を駆動させるため、従来と同様
の加工が実現する。
【0017】測定モード(接点A)の場合は、NCプロ
グラム解釈器18の出力が座標値算出器15に入力され
る。但し、事前に工具をタッチセンサ等の検出器22に
置換しておく。
グラム解釈器18の出力が座標値算出器15に入力され
る。但し、事前に工具をタッチセンサ等の検出器22に
置換しておく。
【0018】座標値算出器15はNCプログラム解釈器
18から出力される各軸の移動量をもとに現在のプログ
ラム上の各軸の座標値を逐次算出し、測定命令が入力さ
れた時のみ、その時の座標値をアプローチ軌跡作成器1
7と測定値記憶器16に出力する。
18から出力される各軸の移動量をもとに現在のプログ
ラム上の各軸の座標値を逐次算出し、測定命令が入力さ
れた時のみ、その時の座標値をアプローチ軌跡作成器1
7と測定値記憶器16に出力する。
【0019】アプローチ軌跡作成器17は座標値算出器
15からの座標値をもとに、検出器22を干渉なくワー
クにアプローチするための軌跡を作成し、移動指令作成
器11に各軸の移動量及び移動速度を逐次出力する。例
えば図2に示すように、Z軸についてはワーク5から検
出器22を十分離したまま、目的のX軸、Y軸の座標値
に早送りで検出器22を移動し、その後、Z軸について
目的のZ軸座標値より或る適度な距離だけ手前まで早送
りし、最後に検出器22をワーク5に達するまで微小送
りで移動するようなアプローチ軌跡を作成し、このアプ
ローチ軌跡での各軸の移動量及び移動速度を求めて逐
次、移動指令作成器11に出力する。
15からの座標値をもとに、検出器22を干渉なくワー
クにアプローチするための軌跡を作成し、移動指令作成
器11に各軸の移動量及び移動速度を逐次出力する。例
えば図2に示すように、Z軸についてはワーク5から検
出器22を十分離したまま、目的のX軸、Y軸の座標値
に早送りで検出器22を移動し、その後、Z軸について
目的のZ軸座標値より或る適度な距離だけ手前まで早送
りし、最後に検出器22をワーク5に達するまで微小送
りで移動するようなアプローチ軌跡を作成し、このアプ
ローチ軌跡での各軸の移動量及び移動速度を求めて逐
次、移動指令作成器11に出力する。
【0020】これにより、移動指令作成器11は微小単
位時間毎の各軸移動量を求めてサーボ回路12に与え、
各軸送りモータ13を駆動させるため、検出器22は干
渉することなくワーク5に達する。
位時間毎の各軸移動量を求めてサーボ回路12に与え、
各軸送りモータ13を駆動させるため、検出器22は干
渉することなくワーク5に達する。
【0021】検出器22はワークに達すると、その旨を
表わすワーク到達信号23を測定値記憶器16とアプロ
ーチ軌跡作成器17に出力する。
表わすワーク到達信号23を測定値記憶器16とアプロ
ーチ軌跡作成器17に出力する。
【0022】測定値記憶器16は、ワーク到達信号23
を受け取った時、その時の座標測定器19の測定値、例
えば従来の工作機械に備えられている各軸の位置測定器
の測定値を記憶する。この測定値がワークの実寸法であ
り、前述の座標値算出器15から測定値記憶器16に入
力されて記憶した座標値がNCプログラム上のワーク寸
法となり、両者の比較により加工精度が判る。
を受け取った時、その時の座標測定器19の測定値、例
えば従来の工作機械に備えられている各軸の位置測定器
の測定値を記憶する。この測定値がワークの実寸法であ
り、前述の座標値算出器15から測定値記憶器16に入
力されて記憶した座標値がNCプログラム上のワーク寸
法となり、両者の比較により加工精度が判る。
【0023】なお、アプローチ軌跡作成器17は、ワー
ク到達信号23を受け取った時から移動指令作成器11
に移動量ゼロを出力し、測定値記憶器16が測定値を記
憶したことを信号24で確認し、次の測定開始まで待機
する。
ク到達信号23を受け取った時から移動指令作成器11
に移動量ゼロを出力し、測定値記憶器16が測定値を記
憶したことを信号24で確認し、次の測定開始まで待機
する。
【0024】上述した各機器9,18,15,16,1
7,11,12,13,22,19はNCプログラムが
終了するまでそれぞれの動作を繰り返し、ワーク寸法の
測定を行う。
7,11,12,13,22,19はNCプログラムが
終了するまでそれぞれの動作を繰り返し、ワーク寸法の
測定を行う。
【0025】以上説明した実施例の数値制御装置は、マ
イクロコンピュータ等の中央処理装置(CPU)を用
い、ソフトウェアを実行することにより実現することが
できる。図3〜図8にこれらのフローチャートを示す。
イクロコンピュータ等の中央処理装置(CPU)を用
い、ソフトウェアを実行することにより実現することが
できる。図3〜図8にこれらのフローチャートを示す。
【0026】図3は測定命令記号付加器のソフトウェア
のフローチャートを示す。まず、ステップS1にてNC
プログラム記憶器8からNCプログラムを読み込み、次
のステップS2でNCプログラム中の移動命令ブロック
に測定命令記号を付加する。そして、ステップS3にて
測定命令記号の付加を続行するか否か判断し、付加続行
でなければステップS4にて、NCプログラム記憶器8
に測定命令記号が付加されたNCプログラムを出力し、
記憶させる。
のフローチャートを示す。まず、ステップS1にてNC
プログラム記憶器8からNCプログラムを読み込み、次
のステップS2でNCプログラム中の移動命令ブロック
に測定命令記号を付加する。そして、ステップS3にて
測定命令記号の付加を続行するか否か判断し、付加続行
でなければステップS4にて、NCプログラム記憶器8
に測定命令記号が付加されたNCプログラムを出力し、
記憶させる。
【0027】図4はNCプログラム解釈器18のソフト
ウェアのフローチャートを示す。まず、ステップS1に
てNCプログラム読出し器9からのNCプログラムを読
み込み、ステップS2でNCプログラムを解釈して、各
軸の移動量及び移動速度の算出(ステップS3)と、出
力(ステップS4)を行う。そして、ステップS5で測
定命令記号の有無を判断し、有ればステップS6にて測
定命令を出力する。測定命令記号が無い場合、あるいは
測定命令を出力した場合いずれの場合も、ステップS7
にてNCプログラムが終了したか否か判断し、終了しな
い限りステップS1に戻る。
ウェアのフローチャートを示す。まず、ステップS1に
てNCプログラム読出し器9からのNCプログラムを読
み込み、ステップS2でNCプログラムを解釈して、各
軸の移動量及び移動速度の算出(ステップS3)と、出
力(ステップS4)を行う。そして、ステップS5で測
定命令記号の有無を判断し、有ればステップS6にて測
定命令を出力する。測定命令記号が無い場合、あるいは
測定命令を出力した場合いずれの場合も、ステップS7
にてNCプログラムが終了したか否か判断し、終了しな
い限りステップS1に戻る。
【0028】図5は座標値算出器15のソフトウェアの
フローチャートを示す。まず、ステップS1にてNCプ
ログラム解釈器18から各軸の移動量を読み込み、次の
ステップS2で移動量からNCプログラム上の各軸の座
標値を算出し、ステップS3にて測定命令が入力された
か否か判断し、入力されたらその時の座標値をステップ
S4にて出力し、ステップS1に戻る。ステップS3に
て測定命令が入力されない場合も、NCプログラムが終
了しない限り(ステップS5)、ステップS1に戻り処
理を繰り返す。
フローチャートを示す。まず、ステップS1にてNCプ
ログラム解釈器18から各軸の移動量を読み込み、次の
ステップS2で移動量からNCプログラム上の各軸の座
標値を算出し、ステップS3にて測定命令が入力された
か否か判断し、入力されたらその時の座標値をステップ
S4にて出力し、ステップS1に戻る。ステップS3に
て測定命令が入力されない場合も、NCプログラムが終
了しない限り(ステップS5)、ステップS1に戻り処
理を繰り返す。
【0029】図6は測定値記憶器16のソフトウェアの
フローチャートを示す。まず、ステップS1にてNCプ
ログラムが終了したか否かを判断し、終了でなければス
テップS2にて測定開始即ち測定命令があったか否かを
判断する。測定開始でなければステップS1に戻り、測
定開始であればステップS3にてNCプログラム上の各
軸の座標値を記憶する。その後は、ステップS4にて検
出器22がワークに到達したか否かを判断し、到達した
場合はステップS5にて、その時の座標測定器19の測
定座標値を記憶し、ステップS1に戻りNCプログラム
が終了するまで繰り返す。
フローチャートを示す。まず、ステップS1にてNCプ
ログラムが終了したか否かを判断し、終了でなければス
テップS2にて測定開始即ち測定命令があったか否かを
判断する。測定開始でなければステップS1に戻り、測
定開始であればステップS3にてNCプログラム上の各
軸の座標値を記憶する。その後は、ステップS4にて検
出器22がワークに到達したか否かを判断し、到達した
場合はステップS5にて、その時の座標測定器19の測
定座標値を記憶し、ステップS1に戻りNCプログラム
が終了するまで繰り返す。
【0030】図7はアプローチ軌跡作成器17のソフト
ウェアのフローチャートを示す。まず、ステップS1に
てNCプログラムが終了したか否かを判断し、終了でな
ければステップS2にて測定開始か否かを判断する。測
定開始でなければステップS1に戻り、測定開始であれ
ばステップS3にてNCプログラム上の各軸の座標値を
もとに検出器22のアプローチ軌跡を作成する。そこ
で、ステップS4にて検出器22がワークに到達したか
否かを判断し、到達するまでステップS5にて各軸の移
動量及び移動速度を移動指令作成器11に出力し、検出
器22を移動させる。検出器22がワークに到達した
ら、ステップS6にて移動量ゼロを出力して検出器22
を止め、次のステップS7にて測定値記憶器16におけ
る測定座標値の記憶を確認してからステップS1に戻
り、NCプログラムが終了するまで繰り返す。
ウェアのフローチャートを示す。まず、ステップS1に
てNCプログラムが終了したか否かを判断し、終了でな
ければステップS2にて測定開始か否かを判断する。測
定開始でなければステップS1に戻り、測定開始であれ
ばステップS3にてNCプログラム上の各軸の座標値を
もとに検出器22のアプローチ軌跡を作成する。そこ
で、ステップS4にて検出器22がワークに到達したか
否かを判断し、到達するまでステップS5にて各軸の移
動量及び移動速度を移動指令作成器11に出力し、検出
器22を移動させる。検出器22がワークに到達した
ら、ステップS6にて移動量ゼロを出力して検出器22
を止め、次のステップS7にて測定値記憶器16におけ
る測定座標値の記憶を確認してからステップS1に戻
り、NCプログラムが終了するまで繰り返す。
【0031】図8は測定命令除去器21のソフトウェア
のフローチャートを示す。まず、ステップS1にてNC
プログラム解釈器18の出力を読み込み、そのうち測定
命令をステップS2にて除去し、ステップS3にて各軸
の移動量と移動速度を出力する。ステップS4にてNC
プログラムが終了したか否か判断し、終了するまではス
テップS1に戻り、処理を繰り返す。
のフローチャートを示す。まず、ステップS1にてNC
プログラム解釈器18の出力を読み込み、そのうち測定
命令をステップS2にて除去し、ステップS3にて各軸
の移動量と移動速度を出力する。ステップS4にてNC
プログラムが終了したか否か判断し、終了するまではス
テップS1に戻り、処理を繰り返す。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、加工用NCプログラム
に測定命令記号を付加するだけで測定用NCプログラム
として作用させることができる。従って、測定専用のN
Cプログラムを別途作成する必要がなくなり、作業の簡
素化に多いに寄与する。
に測定命令記号を付加するだけで測定用NCプログラム
として作用させることができる。従って、測定専用のN
Cプログラムを別途作成する必要がなくなり、作業の簡
素化に多いに寄与する。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック構成図。
【図2】アプローチ軌跡作成の説明図。
【図3】測定命令記号付加器のフローチャート。
【図4】NCプログラム解釈器のフローチャート。
【図5】座標値算出器のフローチャート。
【図6】測定値記憶器のフローチャート。
【図7】アプローチ軌跡作成器のフローチャート。
【図8】測定命令除去器のフローチャート。
【図9】工作機械の例を示す図。
【図10】従来例を示す図。
8 NCプログラム記憶器 9 NCプログラム読出し器 11 移動指令作成器 12 サーボ回路 13 各軸送りモータ 14 測定命令記号付加器 15 座標値算出器 16 測定値記憶器 17 アプローチ軌跡作成器 18 NCプログラム解釈器 19 座標測定器 20 モード切換スイッチ 21 測定命令除去器 22 検出器
Claims (1)
- 【請求項1】 加工用NCプログラムに測定命令記号を
付加する手段と、NCプログラム上の移動量から逐次各
軸の座標値を算出する手段と、ワークの寸法の測定結果
を記憶する手段と、ワークに干渉しないように測定器を
アプローチする軌跡を作成する手段と、NCプログラム
上の測定命令記号を解釈して測定命令として出力する手
段と、この測定命令を選択的に除去する手段とを具備す
ることを特徴とする数値制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24928791A JPH0592349A (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 数値制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24928791A JPH0592349A (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 数値制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0592349A true JPH0592349A (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=17190728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24928791A Withdrawn JPH0592349A (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 数値制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0592349A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001002914A1 (fr) * | 1999-07-05 | 2001-01-11 | Mitutoyo Corporation | Procede relatif a l'ecriture de programme de commande numerique et systeme d'usinage a commande numerique |
JP2011096276A (ja) * | 2003-02-13 | 2011-05-12 | Renishaw Plc | 工作機械の制御方法、および、それに対する装置 |
JP2011100210A (ja) * | 2009-11-04 | 2011-05-19 | Fanuc Ltd | 計測装置を具備する工作機械を制御する数値制御装置 |
JP2016173788A (ja) * | 2015-03-18 | 2016-09-29 | ファナック株式会社 | ねじ穴の検査を行う数値制御装置 |
-
1991
- 1991-09-27 JP JP24928791A patent/JPH0592349A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2001002914A1 (fr) * | 1999-07-05 | 2001-01-11 | Mitutoyo Corporation | Procede relatif a l'ecriture de programme de commande numerique et systeme d'usinage a commande numerique |
US6671571B1 (en) | 1999-07-05 | 2003-12-30 | Mitutoyo Corporation | Method for NC- programming and system for NC- machining |
JP2011096276A (ja) * | 2003-02-13 | 2011-05-12 | Renishaw Plc | 工作機械の制御方法、および、それに対する装置 |
US9235205B2 (en) | 2003-02-13 | 2016-01-12 | Renishaw Plc | Method for producing a measurement probe path on a numerically controlled machine tool |
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JP2016173788A (ja) * | 2015-03-18 | 2016-09-29 | ファナック株式会社 | ねじ穴の検査を行う数値制御装置 |
US10061291B2 (en) | 2015-03-18 | 2018-08-28 | Fanuc Corporation | Numerical control device inspecting screw holes |
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