JPH11178782A - 清掃具およびこの清掃具を用いた清掃機 - Google Patents

清掃具およびこの清掃具を用いた清掃機

Info

Publication number
JPH11178782A
JPH11178782A JP35445397A JP35445397A JPH11178782A JP H11178782 A JPH11178782 A JP H11178782A JP 35445397 A JP35445397 A JP 35445397A JP 35445397 A JP35445397 A JP 35445397A JP H11178782 A JPH11178782 A JP H11178782A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
chamber
cleaning
wall
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP35445397A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3742209B2 (ja
Inventor
Atsushi Morishita
篤至 森下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP35445397A priority Critical patent/JP3742209B2/ja
Publication of JPH11178782A publication Critical patent/JPH11178782A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3742209B2 publication Critical patent/JP3742209B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Suction Cleaners (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、構造簡単かつ効果的な清掃ができ
る浴槽等を清掃する清掃機の提供にある。 【解決手段】接続管28に連通したファン室12にファ
ン50を配設するとともにファン50の回転軸57に攪
拌体70を設けた清掃具10と、前記接続管28に給気
管160を介して接続された電気掃除機100(電動送
風部)とから清掃機1を構成し、前記電気掃除機100
から空気を送気してファン50とともに攪拌体70を回
転させて清掃用水を攪拌させることにより浴槽等を効率
よく清掃できるようにした清掃機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、浴槽等の水を溜
める容器等あるいは浴室の洗い場等を清掃する清掃機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の浴槽等の水を溜める容器等あるい
は浴室の洗い場等(以下これらを総称して浴槽等とい
う)を清掃する清掃機としては、本体内にモーターを配
設するとともに前記モーターによって回転する回転清掃
体を設け、前記モーターによって回転清掃体を回転させ
て清掃する形式の清掃機、一般家庭において使用されて
いる電気掃除機の吸込みホースの先端部等に取り付けら
れる本体に、回転清掃体と吸込みホースの先端部または
延長管に設けたコネクターを介して給電され前記回転清
掃体を回転させるモーターを設け、電気掃除機本体側か
ら前記コネクターを介して電力を供給し、前記回転清掃
体を回転させて清掃する清掃機、あるいは電気掃除機の
吸込みホースの先端部に取り付けられ、電気掃除機の吸
込気流によて回転するファンによって回転する回転清掃
体を設けて電気掃除機を駆動して回転清掃体を回転させ
る形式の清掃機等がある。
【0003】しかし、本体内に配設したモーターによっ
て回転清掃体を回転させて清掃する形式の清掃機は、清
掃作業中に洗剤等を使用することからモーターあるいは
コネクター等の絶縁を確実にするための構成が必要であ
り、このため構造が複雑となるとともにコスト面では高
価となってしまうものである。
【0004】また、電気掃除機の吸込みホースの先端部
等に取り付けられ吸込みホース等の先端部に設けたコネ
クターを介して電気掃除機本体側から電力を供給て回転
清掃体を回転させて清掃する清掃機は、上記の場合と同
様、清掃作業中に洗剤等が使用されることからモーター
あるいはコネクター等の絶縁を確実にするための構成が
必要であるため構造が複雑となるとともにコスト面では
高価となってしまうとともに、場合によっては吸込み気
流とともに水が吸引されるため電動送風機等に悪影響を
及ぼすという事態が生じる。
【0005】また、電気掃除機の吸込気流によて回転す
るファンによって回転清掃体を回転させる形式の清掃機
は、吸込み気流とともに水が吸引され電動送風機等に悪
影響を及ぼすという事態が生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の浴槽等を清掃す
る清掃機は、上述のように、モーターを使用したもので
は清掃作業中に洗剤等が使用されること等からモーター
あるいはコネクター等の絶縁を確実にするための構造が
複雑となるとともにコスト面では高価となってしまうと
いう問題があり、また、電気掃除機を用いたものでは、
モーターあるいはコネクター等の絶縁を確実にするため
の構造が複雑となるとともにコスト面では高価となって
しまうという問題があり、また、吸込み気流によって回
転するファンを用いるものでは、吸込み気流とともに水
が吸引されるため電動送風機等に悪影響を及ぼすという
事態が生じるという問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記事情に鑑
みてなされたものであり、請求項1記載の発明は、環状
壁とこの環状壁と一体的に形成された底壁と天井壁とか
ら形成されたファン室、このファン室に連通して形成さ
れた接続管、前記ファン室に配設されたファン、このフ
ァンの回転軸に取り付けられた攪拌体からなり、前記接
続管からファンを回転させる空気を送気して前記攪拌体
を回転させる清掃具としたものである。
【0008】このように請求項1記載の発明は、環状壁
とこの環状壁と一体的に形成された底壁と天井壁とから
形成されたファン室、このファン室に連通して形成され
た接続管、前記ファン室に配設されたファン、このファ
ンの回転軸に取り付けられた攪拌体からなり、前記接続
管からファンを回転させる空気を送気して前記攪拌体を
回転させる清掃具としたことから、空気を送気する電動
送風機等におけるモーターあるいはコネクター等を用い
ないことからる電気的絶縁を必要としないためこれら絶
縁構成を不要とするとともに安価とすることができ、ま
た、ファンを回転させる空気は吸込み気流でないことか
ら水等が吸引されることはなく電動送風機等に悪影響を
及ぼすことを確実に排除できるという作用を有するもの
である。
【0009】また、請求項2記載の発明は、環状壁とこ
の環状壁と一体的に形成された底壁と天井壁とから形成
されたファン室、このファン室に連通して形成された接
続管、前記ファン室に配設されたファン、このファンの
回転軸に取り付けられた攪拌体からなる清掃具と、この
清掃具の接続管に給気管を介して接続され前記ファン室
に配設されたファンを回転させる空気を送気する電動送
風部とからなる清掃機としたものである。
【0010】このように請求項2記載の発明は、環状壁
とこの環状壁と一体的に形成された底壁と天井壁とから
形成されたファン室、このファン室に連通して形成され
た接続管、前記ファン室に配設されたファン、このファ
ンの回転軸に取り付けられた攪拌体からなる清掃具の前
記ファン室に、接続管に接続された給気管を介して電動
送風部からファンを回転させる空気を送気するようにし
たことから、モーターあるいはコネクター等を用いない
ことからる電気的絶縁を必要としないためこれら絶縁構
成を不要とするとともに安価とすることができ、また、
ファンを回転させる空気は吸込み気流でないことから水
等が吸引されることはなく電動送風機等に悪影響を及ぼ
すことを確実に排除できるという作用を有するものであ
る。
【0011】また、前記ファンによって回転する攪拌体
によって生じる水流によって浴槽等の内周壁面の汚れを
確実に除去できるという作用を有するものである。この
作用は浴槽等の水に洗剤を加えることによりさらに向上
させることができるものである。
【0012】また、請求項3記載の発明は、環状壁とこ
の環状壁と一体的形成された底壁と天井壁とから形成さ
れたファン室、このファン室に連通して形成された接続
管、一端側を開口し略皿状に形成され一方側に開口面積
の大きい貫通孔を、他方側に開口面積の小さい複数の小
孔有する蓋体を前記貫通孔を前記接続管側にして前記天
井壁に設けることによって形成された収納室、前記ファ
ン室に回転可能に配設されたファン、このファンの回転
軸に取り付けられ前記収納室に配設された泡立て部材か
らなる清掃具と、この清掃具の接続管に給気管を介して
接続され前記ファン室に配設されたファンを回転させる
空気を送気する電動送風部とからなる清掃機としたもの
である。
【0013】このように請求項3記載の発明は、環状壁
とこの環状壁と一体的形成された底壁と天井壁とから形
成されたファン室、このファン室に連通して形成された
接続管、一端側を開口し略皿状に形成され一方側に開口
面積の大きい貫通孔を、他方側に開口面積の小さい複数
の小孔有する蓋体を前記貫通孔を前記接続管側にして前
記天井壁に設けることによって形成された収納室、前記
ファン室に回転可能に配設されたファン、このファンの
回転軸に取り付けられ前記収納室に配設された泡立て部
材からなる清掃具の前記接続管に接続された給気管を介
して電動送風部からファンを回転させる空気を送気する
ようにしたことから、モーターあるいはコネクター等を
用いないことから電気的絶縁を必要としないため、絶縁
構成を不要とするとともに安価とすることができ、ま
た、ファンを回転させる空気は吸込み気流でないことか
ら水等が吸引されることはなく電動送風機等に悪影響を
及ぼすことを確実に排除できるという作用を有するもの
である。
【0014】また、前記ファンによって回転する泡立て
部材によって水中に生じる泡つまり気泡によって浴槽等
の内周壁面の汚れを確実に除去できるという作用を有す
るものである。この作用は浴槽等の水に洗剤を加えるこ
とによりさらに泡立てを容易にできるとともに発生量も
多くできることからさらに清掃効果を向上させることが
できるという作用を有するものである。
【0015】また、請求項4記載の発明は、環状壁とこ
の環状壁と一体的に形成された底壁と天井壁とから形成
されたファン室、このファン室に連通して形成された接
続管、一端側を開口した略皿状に形成され一方側に開口
面積の大きい貫通孔を、他方側に開口面積の小さい複数
の小孔有する蓋体を前記貫通孔を前記接続管側にして前
記天井壁に設けることによって形成された収納室、前記
ファン室に回転可能に配設されたファン、このファンの
回転軸の一端側の先端部に取り付けられた攪拌体、前記
回転軸の他端側に取り付けられた前記収納室に配設され
た泡立て部材からなる清掃具と、この清掃具の接続管に
給気管を介して接続され前記ファン室に配設されたファ
ンを回転させる空気を送気する電動送風部とからなる清
掃機としたものである。
【0016】このように請求項4記載の発明は、環状壁
とこの環状壁と一体的に形成された底壁と天井壁とから
形成されたファン室、このファン室に連通して形成され
た接続管、一端側を開口した略皿状に形成され一方側に
開口面積の大きい貫通孔を、他方側に開口面積の小さい
複数の小孔有する蓋体を前記貫通孔を前記接続管側にし
て前記天井壁に設けることによって形成された収納室、
前記ファン室に回転可能に配設されたファン、このファ
ンの回転軸の一端側の先端部に取り付けられた攪拌体、
前記回転軸の他端側に取り付けられた前記収納室に配設
された泡立て部材からなる清掃具の前記接続管に接続さ
れた給気管を介して電動送風部からファンを回転させる
空気を送気するようにしたことから、モーターあるいは
コネクター等を用いないことから電気的絶縁を必要とし
ないため、絶縁構成を不要とするとともに安価とするこ
とができ、また、ファンを回転させる空気は吸込み気流
でないことから水等が吸引されることはなく電動送風機
等に悪影響を及ぼすことを確実に排除できるという作用
を有するものである。
【0017】また、前記ファンによって回転する攪拌体
によって生じる水流および気泡によって生じる清掃作用
の相乗効果によって浴槽等の内周壁面の汚れを確実に除
去できるという作用を有するものである。
【0018】また、請求項5記載の発明は、請求項2ま
たは請求項4記載の発明における攪拌体に払拭機能を持
たせた清掃機としたものである。
【0019】このように請求項5記載の発明は、請求項
2または請求項4記載の発明における攪拌体に払拭機能
を持たせたことから、請求項2または請求項4記載の発
明の作用に加えて、浴槽等の内周壁面に付着した汚れを
払拭できることから、浴槽等の清掃面の清掃効果を向上
させることができるという作用を有するものである。
【0020】また、請求項6記載の発明は、請求項2な
いし請求項5記載の発明における電動送風部を電気掃除
機とした清掃機としたものである。
【0021】このように請求項6記載の発明は、請求項
2ないし請求項5記載の発明における電動送風部を集中
排気口を備えた電気掃除機としたことから、請求項2な
いし請求項5記載の発明の作用に加えて、電気掃除機を
共用できることから安価とできるという作用を有するも
のである。
【0022】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態を
図1ないし図5に基づいて説明する。
【0023】図1はこの発明の実施の形態の清掃機の全
体斜視図であり、同図において符号1は清掃機であり、
この清掃機1は清掃具10とこの清掃具10に空気を送
気する電動送風部としての電気掃除機100とから構成
されている。
【0024】つぎに、前記清掃具10を図1、図3およ
び図4に基づいて説明する。この清掃具10は、図4に
示すように下部ケース20とこの下部ケース20と接着
等適宜な取り付け方法によって一体に結合された上部ケ
ース30、この上部ケース30に上部に同様に接着等適
宜な取り付け方法によって一体に結合された蓋体40に
よって構成された本体ケース11、およびこの本体ケー
ス11に形成された後述するファン室12および収納室
13に配設されるファン50および泡立て部材60、前
記ファン50の回転軸に取り付けられる攪拌体70等か
ら構成されている。
【0025】そして、前記下部ケース20は、底壁21
とこの底壁21の外周部に一体に形成された環状壁22
とからなり図4において上方を開口した略皿状に形成さ
れており、また、後部つまり図4において右側には接続
管28の一方側つまり下側部を構成する接続管片28a
が後方に延出されて設けられている。また、前記底壁2
1は上面側を凸曲面とするとともに中央部に向って下側
に傾斜させて形成されており、また、中央部には貫通孔
23が形成されておりこの貫通孔23には軸受24が圧
入により取り付けられている。
【0026】また、前記環状壁22および接続管片28
aの上部縁には嵌合部25が形成されている。
【0027】つぎに、前記上部ケース30は、前記下部
ケース20の底壁21と対向する天井壁31とこの天井
壁31の外周部には前記下部ケース20の環状壁22と
同一径とした環状壁32とからなり図4において下方を
開口した略皿状に形成されており、また、後部つまり図
4において右側には前記接続管28の他方側つまり上側
部を構成する接続管片38aが後方に延出されて設けら
れている。また、前記底壁31の中央部には貫通孔33
が形成されておりこの貫通孔33には軸受34が圧入に
より取り付けられている。
【0028】また、前記環状壁32および接続管片38
aの下部縁は前記下部ケース20の環状壁22および接
続管片28aの上部縁に形成された嵌合部25と互いに
嵌合する嵌合部35が形成されている。
【0029】そして、下部ケース20と上部ケース30
とは前記嵌合部25および嵌合部35を嵌合するととも
に接着剤あるいはねじによって気密状態に結合されるも
のである。
【0030】そして、下部ケース20と上部ケース30
とが結合された状態では、その内部には下部ケース20
および上部ケース30の底壁21、天井壁31と環状壁
22、環状壁32によって囲まれた前記ファン室12が
形成されているものである。
【0031】また、前記天井壁31に前部側つまり前記
本体ケース11に設けられた接続管28と対向する側に
は吹出口36が形成されている。
【0032】なお、下部ケース20と上部ケース30と
を結合する際には、前記ファン室12内に後詳述するフ
ァン50が配設されるものである。
【0033】つぎに、前記上部ケース30の上部つまり
上部ケース30の上面にこの上面を覆うようにして取り
付けられる前記蓋体40について説明する。
【0034】この蓋体40は図4に示すように下方を開
口41とした椀状に形成されており、前記開口41の開
口縁は前記上部ケース30の天井壁31の外周と同一の
大きさに形成されている。また、蓋体40の上面外周部
には、図1、図3に示すように前部領域つまり前記本体
ケース11に設けられた接続管28と対向する側の領域
にに開口面積の小さい小孔42が複数形成され、また、
略中心部から後部側つまり接続管28側には開口面積の
大きい複数(図1、図3では3個)の貫通孔43が形成
されてる。
【0035】そして、前記蓋体40は開口41の開口縁
を前記上部ケース30に天井壁31の外周部に接合して
接着剤あるいはねじによって取り付けられ、取り付けら
れた状態では天井壁31と蓋体40とによって収納室1
3が形成されるものである。
【0036】そして、前記小孔42は浴槽等の水を前記
収納室13に流入させるためのものであり、また、貫通
孔43は小孔42から収納室13に流入した水を生起さ
れた泡とともに外部に流出させるためのものである。
【0037】つぎに、前記ファン室12に配設されるフ
ァン50に付いて説明する。
【0038】このファン50は、軸孔51が形成された
軸体52が一体に設けられた円盤状の基板53と、この
基板53の一側面と軸体52の外周に一体に設けられた
ファン翼54とから構成されており、また、このファン
翼54は前記接続管28を通って流入する空気の流れの
上流側を凹曲面とする円弧状に形成されている。
【0039】また、ファン50の前記軸体52の軸孔5
1には回転軸57が圧入等により一体に取り付けられて
おり、また、前記回転軸57の両端は軸体52の両端よ
りも所定長突出する長さに設定されており、また、回転
軸57の一端側つまり下部ケース20側の端部には下部
ケース20の軸受24から突出した部分に例えばCリン
グ等からなる抜止部材58aを嵌め込む環状の凹溝58
が形成されている。
【0040】そして、ファン50が取り付けられた回転
軸57を下部ケース20の軸受24に挿通させて、前記
凹溝58に抜止部材58aを嵌め込んだ状態では軸体5
2の下端面と前記抜止部材58aとが軸受24の両端面
に適宜のクリアランスをもって当接し回転軸57の軸方
向の動きが規制され、ファン50は回転軸57と一体的
に回転自在となっているものである。
【0041】つぎに、前記回転軸57の前記一端側つま
り軸受24から突出している先端部には、攪拌体70が
一体的に取り付けられており、この攪拌体70は、例え
ばゴム等の材料からなり、図4に示すように外周縁に下
部ケース20側に向けて形成した環状縁72が形成され
た円盤部71によって形成されている。また、前記円盤
部71の下面は浴槽等の内周壁に付着した汚れを払拭す
るための微小な凹凸を形成して払拭面となっている。ま
た、円盤部71の中央部には取付孔73が形成されてお
り、この取付孔73に前記回転軸57の一端側端部を圧
入するとともに接着剤など適宜な方法で回転軸57に取
り付けることにより、攪拌体70は回転軸57に一体的
に取り付けられるものである。
【0042】つぎに、前記収納室13内に配設される泡
立て部材60は、図4に示すように前記回転軸57の他
端側を圧入される嵌合穴61が設けられた軸部62とこ
の軸部61に一体に設けられるとともに図3に示すよう
に放射状に形成された複数(図3では8枚)の羽根63
とで形成されている。
【0043】そして、この泡立て部材60が回転すると
羽根63の作用により前記小孔42から収納室13内に
水が流入、この流入した水は前記天井壁31に形成した
流出口36から吹き出される空気と混合されるため、水
には泡つまり気泡が生起されこの気泡は水とともに羽根
63の作用により前記貫通孔43から流出するものであ
る。
【0044】つぎに、前記ファン50のファン室12内
への配設および泡立て部材60の収納室13内への配設
の仕方について説明する。
【0045】まず、軸受24が取り付けられた下部ケー
ス20、軸受34が取り付けられた上部ケース30、回
転軸57を取り付けたファン50、蓋体40および泡立
て部材60を準備し、ついでファン50に取り付けられ
た回転軸57の一端側を下部ケース20の軸受24を貫
通させるとともに前記凹溝58に抜止部材58aを嵌め
込みファン50を下部ケース20に取り付ける。つい
で、前記上部ケース30の軸受34に回転軸57の他端
側を挿通させつつ上部ケース30の嵌合部35を下部ケ
ース20の嵌合部25に嵌合させるとともに接着剤等に
よって両者を結合する。このことによりファン50は回
転軸57とともに前記ファン室12内に回転自在にして
配設されるものである。そして、この状態では回転軸5
7の他端側は上部ケース30に取り付けた軸受34か突
出している。
【0046】ついで、上部ケース30に取り付けた軸受
34か突出している回転軸57の他端部を泡立て部材6
0に軸部62の嵌合穴61に圧入して一体的に取り付け
る。ついで、蓋体40を上部ケース30に天井壁31に
接着等により取り付けることにより、収納室13が形成
されるとともに、この収納室13内に泡立て部材60が
ファン50とともに回転自在に配設されるものである。
【0047】ついで、前記回転軸57の一端側に前記攪
拌体70を取り付け、また、前記接続管28に、回転管
14を取り付けることにより清掃具10は組み立ては完
了する。
【0048】つぎに、電動送風機としての前記電気掃除
機100について図1、図2について説明する。
【0049】図2に示すように電気掃除機(以下単に掃
除機という)100は、掃除機本体102、この掃除機
本体102の吸込口108に接続される吸込みホース1
05、この吸込みホース105に図示しない延長管を介
して接続される床ブラシ等の図示しない吸込口体等から
構成されている。
【0050】そして、図2に示すように掃除機本体10
2の本体ケース110の内部には、開口111aを有す
る前側仕切壁111とこの前側仕切壁111と所定間隔
離間して形成して設けられ開口112aを有する後側仕
切壁112とが形成されており、前側仕切壁111の前
側には集塵室114が形成され、また、前記後側仕切壁
112の後側には、この後側仕切壁112、上部壁11
5a、本体ケース110の内周壁および後壁116とに
よって区画されて形成された電動送風機室115が形成
されている。また、前記集塵室114の上部は開口さ
れ、この開口は本体ケース110に設けた蓋119によ
って開閉されるようになっている。
【0051】そして、前記集塵室114には使い捨てつ
まり交換可能な紙袋からなる集塵フィルター120が配
設されている。また、前記前側仕切壁111には発泡ウ
レタンフォーム等からなるフィルター122aを取り付
けた枠体122bが着脱可能に設けられている。
【0052】また、前記本体ケース110の前部には前
記集塵室114に連通して前記吸込口108が形成され
ており、この吸込口108に前記吸込みホース105が
着脱可能に嵌合されるようになっているものである。
【0053】また、前記電動送風機室115には電動送
風機130が配設されており、この電動送風機130は
電動機131とこの電動機131によって回転駆動され
る図示しない遠心ファンとこの遠心ファンを収納するフ
ァンカバー132とから構成されている。また、この電
動送風機130は前部を緩衝機能を有する弾性ゴム等か
らなる支持体133によって支持され、後部を前記後壁
116に形成した貫通孔116aに嵌合された同じく緩
衝機能を有する弾性ゴム等からなる支持体134によっ
て支持されて電動送風機室115に配設されているもの
である。
【0054】また、前記後壁116には通風口116b
が設けられており、また、後壁116aと本体ケース1
0の後壁110aとの略中間に位置して仕切壁117が
形成されており、この仕切壁117には前記通風口11
6bに対応した位置通風口117aが形成されている。
【0055】また、前記本体ケース10の後壁110a
には、その上部領域に複数のスリット状の開口からなる
分散排気口140が設けれており、この分散排気口14
0の内側には発泡ウレタンフォーム等からなる消音機能
を兼ねたフィルター部材141が配設されている。ま
た、後壁110aには前記分散排気口140を開閉する
図示しないシャッターが着脱可能に取り付けられるよう
になっている。
【0056】また、前記本体ケース10の後壁110a
の前記分散排気口140の下方には集中排気口144が
形成されており、この集中排気口144には筒状の嵌合
部145が後壁110aから後方に突出させて形成され
ている。
【0057】ぞして、この嵌合部145には図1に示す
ように給気管160の一端が着脱可能に接続され、この
給気管160の他端は前記清掃具10の回転管14に接
続されている。また、集中排気口144には発泡ウレタ
ンフォーム等からなる消音機能を兼ねたフィルター部材
144aが設けられている。
【0058】また、前記前側仕切壁111とこの前側仕
切壁111と所定間隔離間して形成して設けられた後側
仕切壁112との間に形成される空間部は風路室150
となっており、この風路室150の底壁つまり本体ケー
ス10の底壁には空気取入口151が形成され、この空
気取入口151は開閉蓋152によって選択的に開閉で
きるようになっている。また、開閉蓋151の一端側は
軸152aによって回動可能に支持されており、また、
他端側は後側仕切壁112に設けた規制突起112bに
よって所定以上に回動しないようになっている。また、
この開閉蓋152は空気取入口151を閉じた際は図示
しない係止凸部によって開かないように係止されるよう
になっているものである。
【0059】そして、空気取入口151は、前記清掃具
10を接続して使用する際つまり清掃機1として使用す
る場合は開放し、前記清掃具10を使用しないつまり掃
除機として使用する場合は閉じるものである。そして、
前記清掃具10を使用する際に空気取入口151を開放
することにより、外部から空気をスムーズにつまり集塵
フィルター120の通気抵抗に無関係に外部から空気を
流入させることができるものであり、また、掃除機とし
て使用する場合は閉じることにより吸込力の低下を防止
するようになっているものである。
【0060】つぎに、上記のように構成した清掃機1の
作用を説明する。
【0061】使用に際しては、まず図1に示すように掃
除機100に後壁10aに設けた嵌合部145と清掃具
10の回転管14とを給気管160によって接続し、ま
た、前記開閉蓋151を開いて空気取入口151を開放
するとともに、前記分散排気口140を図示しないシャ
ッターを取り付けて分散排気口140から排気風ができ
ないようにしてすべての排気風を集中排気口144から
排気させるようにする。また、前記吸込口108から吸
込みホース105を取り外すことにより吸込口108か
らも容易に吸気できるようにしておく。ついで、掃除機
100の本体ケース110の上部に設けられた図示しな
い電源スイッチを閉成し電動送風機130を駆動させ
る。そして、電動送風機130が駆動すると電動送風機
130の吸引力によって前記空気取入口151および吸
込口108から外気つまり空気が吸込まれて、この空気
は電動機131の内部を通って後壁116に設けた風路
口116b、仕切壁117に設けた風路口117a、集
中排気口144、給気管160、回転管140よび接続
管28を介してファン室12内に流れ込み、流出口36
から収納室13内に流入しついで前記蓋体40の貫通孔
43から外部に流出する。
【0062】そして、空気がファン室12内を通過する
際にこの空気はファン翼54に当たり前記ファン50は
回転し、このファン50の回転によりこのファン50と
一体に回転する回転軸57に取り付けられている前記撹
拌体70および泡立て部材60もファン50とともに回
転する。そして、撹拌体70および泡立て部材60が回
転している状態の清掃具10を前記回転管14を手で持
って図5に示すように底部に清掃に必要な適量の水(以
下清掃用水という)を溜めるとともに適当な洗剤を適量
入れた浴槽等80に撹拌体70の下面つまり払拭面を浴
槽等の内周面に接触させるかあるいは接近させた位置に
して浴槽等の清掃面つまり底壁81、周壁82に沿って
移動させる。なお、前記適量の清掃水とは図5に示すよ
うに清掃体10を浴槽等80に前側を下にして傾けると
ともに前方部を浴槽80の底壁81に接触させるかある
いは接近させた状態に位置させた際、清掃具10の前側
つまり小孔42が形成されている領域部分が清掃用水内
に没入する程度の量である。
【0063】そして、上記のようにファン50の回転に
よって攪拌体70は回転していることから、この回転に
よって前記清掃用水は攪拌されて回転水流となるため、
この回転水流によって前記清掃面に付着している通常の
汚れは除去され、また、取れにくい汚れは攪拌体70の
払拭面を清掃面に接触させることにより拭き取られて除
去される。
【0064】また、前記ファン50の回転によって泡立
て部材60が回転するが、この泡立て部材60の回転作
用によって小孔42から清掃用水が収納室13内に吸い
込まれつまり流入し、この流入した清掃用水は前記ファ
ン室12から吹出口36を介して収納室13に吹き出す
空気によって泡立てられるつまり泡が生起され、この泡
は前記貫通孔43から外部に流出つまり流し出され、こ
の泡に前記攪拌体70の回転によって除去された汚れが
付着することになる。つまり前記攪拌体70の回転によ
って除去された汚れは、前記泡によって補足されること
になり泡以外の清掃用水の汚れを防止できることから清
掃効率を向上させることができるものである。また、泡
はその表面積が大きいため汚れ補足量が大きく、このた
め清掃用水に汚れの混入を防止できることから清掃効率
を向上させることができるものであり、また、清掃中に
攪拌されている清掃水に混入し清掃面に接触した泡が破
裂する際にエネルギーが発生し、このエネルギーによっ
ても汚れは除去されるものである。
【0065】このように清掃機1は、接続管28が設け
られたファン室12と、このファン室12にの上部に収
納室13を設け、ファン室12にファン50を配設し、
このファン50を電動送風部としての掃除機100から
空気を送気して回転させ、このファン50によって収納
室13に配設された泡立て部材60と攪拌体70とを回
転させ、攪拌体70の回転によって生起される回転水流
等および泡立て部材60のよって生起される泡の汚れ補
足作用と破裂時のエネルギーによる汚れ除去作用によっ
て浴槽等80の清掃を効率よくでこるものである。
【0066】また、前記ファン室12に接続管28に接
続された給気管68を介して掃除機100からファン5
0を回転させる空気を送気するようにしたため、モータ
ーあるいはコネクター等が必要ないことから、これらモ
ーターあるいはコネクター等を用いることによって生じ
る電気的絶縁のための絶縁構成を不要とするとともに安
価とすることができ、また、ファンを回転させる空気は
吸込み気流ではなく電気掃除機100から送気されるつ
まり吹き出されるものであることから、水等が吸引され
ることはなく電動送風機等に悪影響を及ぼすことを確実
に排除できるものである。
【0067】なお、上記実施の形態においては、攪拌体
70の下面に払拭機能を持たせるための構成を円盤部7
1の下面に形成した微小な凹凸面によって構成したが、
これは攪拌体70の下面を覆うようにして取り付けた布
等によって形成してもよいものである。また、浴槽等8
0の通常の汚れは攪拌体70の回転体70の回転による
攪拌作用によって生起される回転水流に除去されるもの
であることから、攪拌体70に特別に払拭機能を持たせ
ることなく、回転水流を生起させる機能のみを持たせる
ように構成してもよいものである。また、回転水流を効
果的に生起させるために攪拌体70に攪拌翼を形成する
ようにしたもよく、また、形状は円盤状に限定されない
ものである。なお、この場合攪拌体70は浴槽等80の
清掃面を傷付けないような材料とすることがよい。
【0068】また、上記実施の形態においては、攪拌体
70と泡立て部材60とを設けるようにしたが、これは
清掃する対象および用途等に応じて、いずれか一方のみ
を設けるようにしてもよいものである。
【0069】また、上記実施の形態においては、電動送
風部として掃除機を用いるようにしたが、これは専用の
電動送風機を用いるようにしてもよいものである。
【0070】また、上記実施の形態においては、電動送
風部としての掃除機をいわゆるキャニスター形式の掃除
機としたが、これは図6に示すアップライト形式の掃除
機200としてもよいものである。つぎに、このアップ
ライト形式の掃除機200の構成を図6に基づいて説明
する。
【0071】図6に示すように、掃除機200は掃除機
本体210とこの掃除機本体210の先端部に設けられ
た吸込口体270とから構成されている。そして、前記
掃除機本体210内には、下方部(吸込口体本体275
側)に電動送風機室215が形成されており、この電動
送風機室215には電動送付機230が配設され、ま
た、上方部つまり電動送付機230が配設された部位の
上方には集塵室214が形成され、この集塵室214に
は集塵袋220が着脱可能に設けられている。
【0072】また、集塵室220の前壁211とこの前
壁211と対向する電動送風機室215の後壁212と
の間には、これら前壁211と後壁212とに一体に形
成された周壁211aとによて風路213が形成されて
る。また、周壁211aには前記風路213に連通する
貫通孔211bが形成されている。また、前記前壁21
1および後壁212にはそれぞれ開口211cおよび2
12aが形成され、これら両開口211cおよび212
aを介して集塵室214と前記電動送風機230のファ
ンかバー231に形成された図示しない吸入口とは連通
している。
【0073】また、前壁211、後壁212、周壁21
1aの貫通孔211bが形成され領域部分と掃除機本体
210に側壁とによって流路240が形成されており、
この流路240を形成している前記後壁212には貫通
孔241が形成されている。また、この貫通孔241に
電磁弁等からなる弁241aが設けられている。
【0074】また、前記電動送風機230の遠心ファン
231fを覆うファンカバー231の下流側には遮蔽板
243が設けられており、この遮蔽板243と前記ファ
ンかバー231とによって内部にファン室245が形成
されている。また、前記遮蔽板243にはファン室24
5の下流側に位置して開口243aが形成され、前記図
示しない吸入口から吸い込まれた吸込気流は前記開口2
43aを介してファン室245から流出するようになっ
ている。
【0075】また、電動送風機230の電動機232の
フレーム232aは円筒状に形成されており、このフレ
ーム232aの外周には前記遮蔽板243側を開口する
とともに底壁251にフレーム232aに気密状態に嵌
合する嵌合孔252が形成された有底筒状に形成された
流路形成部材250が、前記嵌合孔252をフレーム2
32aに嵌合させて取り付けられている。この流路形成
部材250を前記フレーム232aに取り付けた際は、
流路形成部材250の開口は前記遮蔽板243によって
閉蓋され、この閉蓋によって流路形成部材250の内部
に流路室253が形成されされるようになている。
【0076】また、流路形成部材250には隔壁254
等によって前記流路室253と隔離して形成した流路2
55が形成されている。
【0077】そして、前記流路255は前記フレーム2
32aに形成した貫通孔232bを介して前記フレーム
232aの内部と連通しており、流路255は前記流路
240に連通している貫通孔241と連通管242によ
って連通接続されている。
【0078】また、前記流路形成部材250に周壁には
前記流路室253に連通する接続口256が形成され、
この接続口256には略L字状に形成された接続管25
7が接続されている。
【0079】また、流路形成部材250の周壁には前記
流路室253および流路255と隔離して形成され、フ
レーム232a内を通る冷却を流出させる図示いない流
出口が設けられている。
【0080】また、前記電動機232には回転軸に取り
付けられ前記掃除機本体201に設けられた開口202
から冷却風を取り込み電動機232を冷却する冷却ファ
ン232fが設けられており、この冷却ファン232f
が回転すると冷却風は前記開口201aから流入しフレ
ーム232aの内部を通って前記前記図示しない流出口
から流出し掃除機本体201に形成された図示しない開
口から外部に流出するようになっている。
【0081】また、掃除機本体201の図において両側
には、図に示すようにホース収納溝203aおよび20
3bが形成されており、この一方つまり図において下側
は合流するように形成され、この合流部には略く字状に
形成された一対の管204aおよび204bを互いに下
端側を背中合わせとし両者をY字として形成し接続管2
04が設けられている。なお、前記ホース収納溝203
aの合流部近傍部には図示しないが開口が形成されてい
る。
【0082】この接続管204の端部には前記吸込口体
270の継手管271が図示しないねじによって取り付
けらている。この継手管271は、略L字状に形成され
た一対の管271aおよび271bを上端側を背中合わ
せとし両者を逆Y字として形成され、上端側端部が上記
したように接続管204の端部に取り付けられ、また、
下端側の端部つまり一対の管271aおよび271bの
先端部は吸込口体本体275の両端側に回動可能に取り
付けられている。
【0083】また、吸込口体本体275の内部には図示
しない吸込室が形成されており、この吸込室の長手方向
両端側はそれぞれ前記一対の管271aおよび271b
に連通しており、また、吸込室には回転清掃体276が
配設されている。
【0084】そして、前記管204bと前記集塵室21
4に設けた吸込口214aとは、前記ホース収納溝20
3bに収納されたホース260によって接続されてい
る。また、前記流路形成部材250の周壁に形成された
接続口256に接続された接続管257には、軸方向に
大きく伸縮するホース261の一端側が固定して取り付
けられており、このホース261の他端側には接続管2
62が取り付けられている。そして、この接続管262
の先端部はは前記管204aに着脱可能に嵌合できる嵌
合部262aが形成されており、この嵌合部262aは
常時は管204aに気密状態にして嵌合されているもの
である。また、前記ホース261は、前記接続管262
を管204aから取り外し前記ホース収納溝203aに
形成した図示しない開口から外部に引き出すことができ
るようになっている。
【0085】つぎに、上記掃除機200の動作を説明す
る。
【0086】掃除をする場合は接続管262は管204
aに嵌合した状態となっており、また、前記弁241a
は閉じられているものである。
【0087】そして、電動送風機230を駆動するとと
もに把手208を持って吸込口体270が床面上を前後
方向に走行するように操作する。電動送風機230の駆
動により吸込力が生じ、この吸込力によって吸込口体本
体275の吸込開口から床面の塵埃は吸込み気流ととも
に前記継手管271の管271b、接続管204の管2
04b、ホース260、吸込口214a、集塵室214
に流入し塵埃は集塵袋220によって除去され、ついで
塵埃が除去された吸込み気流は、風路213、ファン室
245、流路室253、接続管257、ホース261、
管204a、管271aを経て吸込口体本体275の吸
込室に噴出する。そして、吸込室に噴出される吸込み気
流は床面に吹き付けられることから、床面に存在する塵
埃を床面から浮き上がらせるように作用し、この作用と
同時に吸引力が作用することから効率よく掃除ができる
とともに、排気風は外部に排気されないことから従来の
もののように集塵袋等を通過した微細塵が外部に排出さ
れることがない。
【0088】つぎに、上記掃除機200に前記清掃具1
0を接続する場合は、前記ホース261の他端部に接続
された接続管262を前記管204aから外し、ホース
261をホース収納溝203aに形成した図示しない開
口から引き出し、そして前記接続管262の嵌合部26
2aを清掃具10の接続管28に接続する。また、図示
しない弁用スイッチを操作し前記弁241aを開く。こ
の弁241aが開くと電動機232のフレーム232a
の内部は、流路255、連通管242、開口241、流
路240、貫通孔211b、流路213を介してファン
室245に連通する。
【0089】この状態で、前記電動送風機230を駆動
すると、電動送風機230の吸引力によって、前記吸込
口体本体275、ホース260、集塵室214、ファン
室245、流路室253、接続管257、ホース261
を介して、清掃具50のファン室12に流入しファン5
0を回転させる。また、前記弁241aが開いているこ
とから、電動機本体210の給気口202から吸い込ま
れた空気は電動機232のフレーム232aの内部、流
路255、連通管242、開口241a、流路240、
貫通口211b、流路213を介してファン室245内
に吸い込まれ、ついで、流路室253、接続管257、
ホース261を介して清掃具10のファン室12に流入
しファン50を回転させる。
【0090】したがって、弁241aを開くことにより
集塵室214を経由することのない経路から空気を吸入
することができることから、集塵袋220が目詰まりし
た状態においても前記ファン50を回転させるに必要な
給気流を確実に確保できるものである。
【0091】そして、前記ファン50を回転させた状態
で清掃具10を回転管14を手に持って上述したと同様
にして浴槽等の清掃をするものである。
【0092】そして、この掃除機200は、ファン室2
45からの空気を吸込口体270に送るための伸縮性の
大きいホース261を接続管204の管204aに着脱
可能にして、このホース261を清掃具10に接続する
ようにしたことから、ホース261を共用できること
か、専用の給気ホースを必要としないという利点があ
る。
【0093】
【発明の効果】上記のように請求項1記載の発明は、環
状壁とこの環状壁と一体的に形成された底壁と天井壁と
から形成されたファン室、このファン室に連通して形成
された接続管、前記ファン室に配設されたファン、この
ファンの回転軸に取り付けられた攪拌体からなり、前記
接続管からファンを回転させる空気を送気して前記攪拌
体を回転させる清掃具としたことから、空気を送気する
電動送風機等におけるモーターあるいはコネクター等を
用いないことからる電気的絶縁を必要としないためこれ
ら絶縁構成を不要とするとともに安価とすることがで
き、また、ファンを回転させる空気は吸込み気流でない
ことから水等が吸引されることはなく電動送風機等に悪
影響を及ぼすことを確実に排除できるという効果を有す
るものである。
【0094】また、請求項2記載の発明は、環状壁とこ
の環状壁と一体的に形成された底壁と天井壁とから形成
されたファン室、このファン室に連通して形成された接
続管、前記ファン室に配設されたファン、このファンの
回転軸に取り付けられた攪拌体からなる清掃具の前記フ
ァン室に、接続管に接続された給気管を介して電動送風
部からファンを回転させる空気を送気するようにしたこ
とから、モーターあるいはコネクター等を用いないこと
からる電気的絶縁を必要としないためこれら絶縁構成を
不要とするとともに安価とすることができ、また、ファ
ンを回転させる空気は吸込み気流でないことから水等が
吸引されることはなく電動送風機等に悪影響を及ぼすこ
とを確実に排除できるという効果を有するものである。
【0095】また、前記ファンによって回転する攪拌体
によって生じる水流によって浴槽等の内周壁面の汚れを
確実に除去できるという効果を有するものである。この
効果は浴槽等の水に洗剤を加えることによりさらに向上
させることができるものである。
【0096】また、請求項3記載の発明は、環状壁とこ
の環状壁と一体的形成された底壁と天井壁とから形成さ
れたファン室、このファン室に連通して形成された接続
管、一端側を開口し略皿状に形成され一方側に開口面積
の大きい貫通孔を、他方側に開口面積の小さい複数の小
孔有する蓋体を前記貫通孔を前記接続管側にして前記天
井壁に設けることによって形成された収納室、前記ファ
ン室に回転可能に配設されたファン、このファンの回転
軸に取り付けられ前記収納室に配設された泡立て部材か
らなる清掃具の前記接続管に接続された給気管を介して
電動送風部からファンを回転させる空気を送気するよう
にしたことから、モーターあるいはコネクター等を用い
ないことから電気的絶縁を必要としないため、絶縁構成
を不要とするとともに安価とすることができ、また、フ
ァンを回転させる空気は吸込み気流でないことから水等
が吸引されることはなく電動送風機等に悪影響を及ぼす
ことを確実に排除できるという効果を有するものであ
る。
【0097】また、前記ファンによって回転する泡立て
部材によって水中に生じる泡つまり気泡によって浴槽等
の内周壁面の汚れを確実に除去できるという作用を有す
るものである。この作用は浴槽等の水に洗剤を加えるこ
とによりさらに泡立てを容易にできるとともに発生量も
多くできることからさらに清掃効果を向上させることが
できるという効果を有するものである。
【0098】また、請求項4記載の発明は、環状壁とこ
の環状壁と一体的に形成された底壁と天井壁とから形成
されたファン室、このファン室に連通して形成された接
続管、一端側を開口した略皿状に形成され一方側に開口
面積の大きい貫通孔を、他方側に開口面積の小さい複数
の小孔有する蓋体を前記貫通孔を前記接続管側にして前
記天井壁に設けることによって形成された収納室、前記
ファン室に回転可能に配設されたファン、このファンの
回転軸の一端側の先端部に取り付けられた攪拌体、前記
回転軸の他端側に取り付けられた前記収納室に配設され
た泡立て部材からなる清掃具の前記接続管に接続された
給気管を介して電動送風部からファンを回転させる空気
を送気するようにしたことから、モーターあるいはコネ
クター等を用いないことから電気的絶縁を必要としない
ため、絶縁構成を不要とするとともに安価とすることが
でき、また、ファンを回転させる空気は吸込み気流でな
いことから水等が吸引されることはなく電動送風機等に
悪影響を及ぼすことを確実に排除できるという効果を有
するものである。
【0099】また、前記ファンによって回転する攪拌体
によって生じる水流および気泡によって生じる清掃作用
の相乗効果によって浴槽等の内周壁面の汚れを確実に除
去できるという効果を有するものである。
【0100】また、請求項5記載の発明は、請求項2ま
たは請求項4記載の発明における攪拌体に払拭機能を持
たせたことから、請求項2または請求項4記載の発明の
作用に加えて、浴槽等の内周壁面に付着した汚れを払拭
できることから、浴槽等の清掃面の清掃効果を向上させ
ることができるという効果を有するものである。
【0101】また、請求項6記載の発明は、請求項2な
いし請求項5記載の発明における電動送風部を集中排気
口を備えた電気掃除機としたことから、請求項2ないし
請求項5記載の発明の効果に加えて、電気掃除機を共用
できることから安価とできるという効果を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の清掃機の全体斜視図。
【図2】上記実施の形態の清掃機の電動送風部の第一の
実施の形態である電気掃除機の要部断面図。
【図3】上記実施の形態の清掃具の平面図。
【図4】上記実施の形態の清掃具の断面図。
【図5】上記実施の形態の清掃具によって浴槽等の清掃
状態を示した図。
【図6】上記実施の形態の清掃機の電動送風部の第二の
実施の形態である電気掃除機をその一部を段目して示し
た図。
【符号の説明】
1 清掃機 10 清掃具 12 清掃具のファン室 28 接続管 50 ファン 57 回転軸 70 攪拌体 100 電気掃除機(電動送風部) 160 給気管

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状壁とこの環状壁と一体的に形成され
    た底壁と天井壁とから形成されたファン室、このファン
    室に連通して形成された接続管、前記ファン室に配設さ
    れたファン、このファンの回転軸に取り付けられた攪拌
    体からなり、前記接続管からファンを回転させる空気を
    送気して前記攪拌体を回転させることを特徴とする清掃
    具。
  2. 【請求項2】 環状壁とこの環状壁と一体的に形成され
    た底壁と天井壁とから形成されたファン室、このファン
    室に連通して形成された接続管、前記ファン室に配設さ
    れたファン、このファンの回転軸に取り付けられた攪拌
    体からなる清掃具と、この清掃具の接続管に給気管を介
    して接続され前記ファン室に配設されたファンを回転さ
    せる空気を送気する電動送風部とからなることを特徴と
    する清掃機。
  3. 【請求項3】 環状壁とこの環状壁と一体的形成された
    底壁と天井壁とから形成されたファン室、このファン室
    に連通して形成された接続管、一端側を開口し略皿状に
    形成され一方側に開口面積の大きい貫通孔を、他方側に
    開口面積の小さい複数の小孔有する蓋体を前記貫通孔を
    前記接続管側にして前記天井壁に設けることによって形
    成された収納室、前記ファン室に回転可能に配設された
    ファン、このファンの回転軸に取り付けられ前記収納室
    に配設された泡立て部材からなる清掃具と、この清掃具
    の接続管に給気管を介して接続され前記ファン室に配設
    されたファンを回転させる空気を送気する電動送風部と
    からなることを特徴とする清掃機。
  4. 【請求項4】 環状壁とこの環状壁と一体的に形成され
    た底壁と天井壁とから形成されたファン室、このファン
    室に連通して形成された接続管、一端側を開口した略皿
    状に形成され一方側に開口面積の大きい貫通孔を、他方
    側に開口面積の小さい複数の小孔有する蓋体を前記貫通
    孔を前記接続管側にして前記天井壁に設けることによっ
    て形成された収納室、前記ファン室に回転可能に配設さ
    れたファン、このファンの回転軸の一端側の先端部に取
    り付けられた攪拌体、前記回転軸の他端側に取り付けら
    れた前記収納室に配設された泡立て部材からなる清掃具
    と、この清掃具の接続管に給気管を介して接続され前記
    ファン室に配設されたファンを回転させる空気を送気す
    る電動送風部とからなることを特徴とする清掃機。
  5. 【請求項5】 請求項2または請求項4記載の発明にお
    ける攪拌体に払拭機能を持たせたことを特徴とする清掃
    機。
  6. 【請求項6】 請求項2ないし請求項5記載の発明にお
    ける電動送風部を、集中排気口を備えた電気掃除機とし
    たことを特徴とする清掃機。
JP35445397A 1997-12-24 1997-12-24 清掃具およびこの清掃具を用いた清掃機 Expired - Fee Related JP3742209B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35445397A JP3742209B2 (ja) 1997-12-24 1997-12-24 清掃具およびこの清掃具を用いた清掃機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35445397A JP3742209B2 (ja) 1997-12-24 1997-12-24 清掃具およびこの清掃具を用いた清掃機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11178782A true JPH11178782A (ja) 1999-07-06
JP3742209B2 JP3742209B2 (ja) 2006-02-01

Family

ID=18437670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35445397A Expired - Fee Related JP3742209B2 (ja) 1997-12-24 1997-12-24 清掃具およびこの清掃具を用いた清掃機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3742209B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100409797C (zh) * 2004-12-26 2008-08-13 陈光中 机动擦拭平面的机械
KR101426431B1 (ko) * 2013-06-10 2014-08-05 주식회사 휴스톰 회전식 걸레 청소기

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100409797C (zh) * 2004-12-26 2008-08-13 陈光中 机动擦拭平面的机械
KR101426431B1 (ko) * 2013-06-10 2014-08-05 주식회사 휴스톰 회전식 걸레 청소기

Also Published As

Publication number Publication date
JP3742209B2 (ja) 2006-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3942208B2 (ja) スチーム式掃除機
US6658693B1 (en) Hand-held extraction cleaner with turbine-driven brush
CA1199456A (en) Vacuum cleaner tool for use on horizontal and vertical surfaces
US5970577A (en) Brush head assembly for a vacuum cleaner
KR101472770B1 (ko) 청소장치
JP2008086550A (ja) 電気掃除機用吸込具およびそれを用いた電気掃除機
JPH1132948A (ja) 室内装飾材用ノズル
JPH11178782A (ja) 清掃具およびこの清掃具を用いた清掃機
JPH11187997A (ja) 電気掃除機
JPH1043099A (ja) 電気掃除機の吸込口体
KR20040036182A (ko) 진공청소기용 흡입노즐
CN114190840B (zh) 硬地面清洗机
JPH09206257A (ja) スチーム式掃除機
JP3066544B2 (ja) 電気掃除機の床ブラシ
JP2001149281A (ja) 吸込口体および電気掃除機
JPH09192436A (ja) 空気清浄装置
JP4503781B2 (ja) 電気掃除機
JPH10108810A (ja) 電気掃除機
JP2001149280A (ja) 吸込口体及び電気掃除機
JP2002000519A (ja) 電気掃除機およびその吸込口体
JP3457864B2 (ja) 電気掃除機の吸込口体及び電気掃除機
JPH09192437A (ja) 空気清浄装置
KR200166132Y1 (ko) 터빈 블레이드를 이용한 물걸레 청소를 겸할 수 있는 진공 청소기구
JPH1156709A (ja) 電気掃除機の床ブラシ
JPH09248261A (ja) 電気掃除機の吸込口体

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20040922

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050426

A521 Written amendment

Effective date: 20050627

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051110

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081118

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081118

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081118

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081118

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081118

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081118

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081118

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091118

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101118

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101118

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111118

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111118

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121118

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131118

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees