JPH10108810A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH10108810A
JPH10108810A JP8264979A JP26497996A JPH10108810A JP H10108810 A JPH10108810 A JP H10108810A JP 8264979 A JP8264979 A JP 8264979A JP 26497996 A JP26497996 A JP 26497996A JP H10108810 A JPH10108810 A JP H10108810A
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JP
Japan
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turbine
outside air
air introduction
vacuum cleaner
seal
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Application number
JP8264979A
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English (en)
Inventor
Toshio Koike
利男 小池
Ken Mitsufuji
憲 三藤
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Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Kowa Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Kouwa Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Kowa Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Kouwa Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Kowa Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp, Kouwa Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L9/00Details or accessories of suction cleaners, e.g. mechanical means for controlling the suction or for effecting pulsating action; Storing devices specially adapted to suction cleaners or parts thereof; Carrying-vehicles specially adapted for suction cleaners
    • A47L9/02Nozzles
    • A47L9/04Nozzles with driven brushes or agitators
    • A47L9/0405Driving means for the brushes or agitators
    • A47L9/0416Driving means for the brushes or agitators driven by fluid pressure, e.g. by means of an air turbine
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L5/00Structural features of suction cleaners
    • A47L5/12Structural features of suction cleaners with power-driven air-pumps or air-compressors, e.g. driven by motor vehicle engine vacuum
    • A47L5/22Structural features of suction cleaners with power-driven air-pumps or air-compressors, e.g. driven by motor vehicle engine vacuum with rotary fans
    • A47L5/36Suction cleaners with hose between nozzle and casing; Suction cleaners for fixing on staircases; Suction cleaners for carrying on the back
    • A47L5/362Suction cleaners with hose between nozzle and casing; Suction cleaners for fixing on staircases; Suction cleaners for carrying on the back of the horizontal type, e.g. canister or sledge type

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 床面を清掃中に床用吸込具に設けたエアータ
ービンの回転を一定に保持し吸塵性能の低下等を防止す
ることができ、また、清掃中に床面の損傷を防止するこ
とのできる電気掃除機を得ること。 【解決手段】 下部に吸込み口10を有し内部に回転ブ
ラシ11を収納したブラシ収納室7、ブラシ収納室7の
後方に連通口6aを有する仕切壁6で仕切られて内部に
回転ブラシ11を回転させるエアータービン16を収納
したタービン収納室9、タービン収納室9に上下動自在
に取付けられた接続管20、及びタービン収納室9の下
部に設けられタービン収納室9の内外を連通する外気導
入部26とからなる吸込具本体と、吸込具本体の底面に
取付けた車輪23,24とからなる床用吸込具5を備え
た電気掃除機であって、外気導入部26を弾性を有する
軟質材によって構成し、その下端部が車輪23,24の
下端部とほぼ同一高さになるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸塵性能等のすぐ
れた電気掃除機に係り、より詳しくは、吸込み空気流に
よりエアータービンを回転させて回転ブラシを駆動し、
床面を清掃する床用吸込具を備えた電気掃除機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図9、図10は例えば特公平2ー540
8号公報に開示された従来の電気掃除機の床用吸込具の
一例を示す縦断面図及び底面図である。図に示すよう
に、床用吸込具50を床面につけて清掃する場合は、切
替えレバー51を操作して通風口52を閉口し、電動送
風機(図示せず)を運転する。こうすると、外気が吸込
み口53から吸引されて導入孔54を高速で通過し、エ
アータービン55に衝突してこれを回転させた後、接続
管56を通過して電気掃除機本体に吸引される。
【0003】エアータービン55が回転すると、これに
ベルト56を介して連結された回転ブラシ57も回転を
開始し、床面、特に絨毯上の塵埃を吸込み口53から掻
き込みながら吸引する。この際、リーク孔58は床面と
接触して塞がれているので、リーク孔58から外気が入
り込むことはない。
【0004】床用吸込具50を床面から離した場合は、
外気は導入孔54とリーク孔58から分散した状態でタ
ービン室59内に吸引される。このため、導入孔54を
通過する外気の量が減少して、エアータービン55の回
転を減速又は停止させ、エアータービン55の高速回転
に伴う騒音や、回転ブラシ57の振動が低減され、静音
化が図れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成した
電気掃除機によれば、床用吸込具50の使用時におい
て、床面に凹凸や段差等があるとこの部分から外気がリ
ーク孔58に入り込み、エアータービン55の回転が減
速されて床面からの塵埃の掻き込み率が減少したり、エ
アータービン55の回転数が変化して耳障りな回転音が
発生する。一方、床面にリーク孔58を確実に接触させ
るようにすると、床面に傷を付けたり、段差に引っ掛か
ってしまう。
【0006】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたもので、電気掃除機で床面を清掃中は、床用
吸込具に設けたエアータービンの回転を保持して吸塵性
能の低下等を防止することができる電気掃除機を得るこ
とを目的とする。また、清掃中に、床面の損傷を防止す
ることができる電気掃除機を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる電気掃除
機は、次のように構成したものである。 (1) 下部に吸込み口を有し内部に回転ブラシを収納
したブラシ収納室、このブラシ収納室の後方に連通口を
有する仕切壁で仕切られて内部に回転ブラシを回転させ
るエアータービンを収納したタービン収納室、このター
ビン収納室に上下動自在に取付けられた接続管、及びタ
ービン収納室の下部に設けられこのタービン収納室の内
外を連通する外気導入部とからなる吸込具本体と、この
吸込具本体の底面に取付けた車輪とからなる床用吸込具
を備えた電気掃除機であって、外気導入部を弾性を有す
る軟質材によって構成し、その下端部が車輪の下端部と
ほぼ同一高さになるようにして、外気導入部の下端部が
床面に接触しているときは外気導入部から外気の流入を
阻止してエアータービンの回転を保持し、外気導入部の
下端部が床面から離れているときは外気導入部から外気
が流入し、エアータービンの回転を減速又は停止させる
ようにしたものである。
【0008】(2) 上記(1)の電気掃除機におい
て、外気導入部の下端部を車輪の下端部よりやや下方に
突出するようにしたものである。 (3) 上記(1),(2)の電気掃除機において、外
気導入部を外気導入孔とその下部に設けた筒状のシール
部材とによって構成すると共に、シール部材をシール部
材基部とシール片部とによって構成したものである。
【0009】(4) 上記(3)の電気掃除機におい
て、4枚のシール片により筒状でほぼ直方体状のシール
片部を構成したものである。 (5) 上記(3)の電気掃除機において、2枚のシー
ル片によりほぼ楕円筒状のシール片部を構成したもので
ある。 (6) 上記(3)の電気掃除機において、筒状でほぼ
直方体状又はほぼ楕円筒状のシール片部をスリットによ
り複数のシール片に分割したものである。
【0010】(7) 下部に吸込み口を有し内部に回転
ブラシを収納したブラシ収納室、このブラシ収納室の後
方に連通口を有する仕切壁で仕切られて内部に回転ブラ
シを回転させるエアータービンを収納したタービン収納
室、このタービン収納室に上下動自在に取付けられた接
続管、及びタービン収納室の下部に設けられこのタービ
ン収納室の内外を連通する外気導入部とからなる吸込具
本体と、この吸込具本体の底面に取付けた車輪とからな
る床用吸込具を備えた電気掃除機であって、外気導入部
の上流側で吸込み口の下流側に弾性を有する軟質材で形
成し断面ほぼ逆凸状の導入部シール部材を設け、この導
入部シール部材の下部を薄肉のシール片で構成してこの
シール片の下端部が車輪の下端部より下方に垂下するよ
うにして、床用吸込具が床面に接触しているときは導入
部シール部材のシール片が外気導入部を閉口してこの外
気導入部から外気の流入を阻止してエアータービンの回
転を保持し、床用吸込具が床面から離れているときはシ
ール片が外気導入部から外れてこの外気導入部から外気
が流入し、エアータービンの回転を減速又は停止させる
ようにしたものである。
【0011】(8) 上記(1),(2),(3),
(4),(5),(6),(7)記載の電気掃除機にお
いて、外気導入部をエアータービンの上流側に設けたも
のである。 (9) 上記(1),(2),(3),(4),
(5),(6),(7)記載の電気掃除機において、外
気導入部をエアータービンの下流側に設けたものであ
る。 (10) 上記(1),(2),(3),(4),
(5),(6),(7)記載の電気掃除機において、外
気導入部をエアータービンと平行に設けたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1 図3は電気掃除機の説明図で、1は電動送風機(図示せ
ず)を内蔵する掃除機本体であり、ホース2やパイプ3
等を介して、床面4上の塵埃を吸引するための床用吸込
具5と接続されている。
【0013】図1、図2は本発明の実施の形態1の縦断
面図及び底面図で、図3で示した床用吸込具5を拡大し
たものである。図に示すように、床用吸込具5は仕切壁
6によって前後に分割され、前部に幅方向(図3の左右
方向)に長いブラシ収納室7が設けられ、後部に中央部
近傍を左右のタービン壁8a,8bで仕切ったタービン
収納室9が設けられており、これらの収納室7,9は仕
切壁6に設けた連結口6aによって連通されている。
【0014】10はブラシ収納室7の下面のほぼ全幅に
渡って開口された吸込み口である。11はブラシ収納室
7内に収納した円柱形状の回転ブラシで、両端に位置す
るブラシ回転軸12a,12bが床用吸込具5の両側壁
に設けたブラシ軸受13a,13bに回転自在に保持さ
れている。そして、回転ブラシ11の周囲には複数の清
掃子12が設けられ、その外周部は吸込み口10から外
側に飛びだした状態で回転するようになっている。
【0015】14は一端が床用吸込具5の側壁に設けた
タービン軸受15によって、また中央部近傍がタービン
軸受15側のタービン壁8aによって回転自在に支持さ
れたタービン回転軸で、その他端にはエアータービン1
6が取付けられて、タービン収納室9内で自在に回転で
きるようになっている。17は回転ブラシ11の一方の
側のブラシ回転軸12aとタービン回転軸14との間に
介装されたベルトで、エアータービン16の回転を回転
ブラシ11に伝達する。
【0016】18は仕切壁6に沿って自在にスライドす
る切替具で、連通口6aの開口面積を変化させる開閉板
19を有し、開口面積を小さくしたときは、流入する外
気がエアータービン16に集中してこれを回転させるよ
うにし、開口面積を大きくしたときは、流入する外気を
拡散させてエアータービン16が減速又は停止するよう
にしてある。
【0017】20は一端に整流部21を他端に接続部2
2を有する接続管で、整流部21はタービン収納室9に
内接すると共に左右のタービン壁8a,8bに回動自在
に支持されて上下動し、接続部22は床用吸込具5から
突出してパイプ3に接続される。なお、23,24は床
用吸込具5の底面の前後に取付けられた前車輪と後車
輪、25は床用吸込具5の外周に取り付けられた軟質材
からなるバンパーである。
【0018】26はタービン収納室9の底面でエアータ
ービン16の上流側近傍に設けた内外を連通する外気導
入部で、外気導入孔27とその下部に取付けられたシー
ル部材28とから構成されている。そして、外気導入孔
27はタービン収納室9の底面でエアータービン16の
上流側近傍にほぼ長方形状に開口されており、シール部
材28は弾性を有する軟質材からなり筒状で断面ほぼ逆
凸状に形成されている。
【0019】より詳しくは、シール部材28は、シール
部材基部29とシール片部30とから構成され、シール
部材基部29を外気導入孔27の周囲に設けた凹部31
に固定し、その下部にシール片部30を垂下した状態で
取付けてある。なお、このシール片部30は、4枚の長
方形状のシール片を筒状で直方体状に形成したもので、
外気がシール部材28のシール片部30の下方から流入
して中空部を通り、シール片部30の上方から外気導入
孔27を通ってタービン収納室9内に流入するようにな
っている。
【0020】なお、シール部材28のシール片部30の
下端部は、前車輪23と後車輪24の下端部を結ぶ線と
ほぼ同一高さになるようにしてあるが、シール片部30
の長さを若干長めに形成してその下端部が前後車輪2
3,24の下端部を結ぶ線よりもやや下方に達するよう
にしてもよく、この場合は、床面4との接触がより確実
に行われる。
【0021】上記のように構成した実施の形態1の作用
を説明する。まず、切替具18を操作して開閉板19を
スライドさせ、図2に示すように、連通口6aの面積を
小さくし、掃除機本体1の電動送風機を運転して清掃す
ると、床面4上の塵埃は、外気と共に吸込口10から吸
い込まれてブラシ収納室7内に入り、連通口6aを通過
してタービン収納室9内に流入し、エアータービン16
を回転させる。
【0022】この回転はベルト17を介して回転ブラシ
11に伝達され、清掃子12を回転させる。こうして、
清掃子12によって床面4上の塵埃、特に床面4にこび
りついたり絡まったような塵埃を、床面4から引き離し
て外気と共に吸込み口10から掻き上げ、連通口6aを
通ってタービン収納室9内に流入させ、エアータービン
16を回転させながら掃除機本体1方向に吸引させる。
なお、回転ブラシ11の回転は、床面4に凹凸がある絨
毯の場合に、より効果を発揮する。
【0023】このとき、外気導入部26に取付けられた
シール部材28のシール片部30は軟質材によって構成
されて床面4と確実に接触して外気導入孔27を閉口し
ているため、外気が外気導入部26からタービン収納室
9内に吸引されることはない。また、床面4が硬質材で
形成されていても床の表面に傷を付けたり、段差に引っ
掛かることもなく、床面4に多少の凹凸が生じていても
シール部材28は床面4との接触を維持する。
【0024】次に、床用吸込具5を床面から離して清掃
を中断すると、シール片部30はその弾性により垂下し
て外気導入孔27を開口し、外気が吸込み口10と外気
導入部26とから分散した状態でタービン収納室9内に
吸引される。このため、連通口6aを通過する外気の量
は減少して、エアータービン16の回転を減速又は停止
させ、エアータービン16の高速回転に伴う騒音や、回
転ブラシ11の振動が低減され、静音化が図れる。
【0025】次に、切替具18を切替え操作して開閉板
19をスライドさせ、図4に示すように、連通口6aの
面積を大きくして掃除機本体1の電動送風機を運転する
と、流入外気が拡散するために、清掃中であっても、エ
アータービン16に外気が集中して衝突しなくなり、エ
アータービン16が回転しなくなる。
【0026】本実施の形態によれば、シール部材28は
軟質材によって構成されて清掃中は床面4と常に接触し
て外気導入孔27を閉口しているため、床用吸込具5を
持ち上げない限り、外気が外気導入部26からタービン
収納室9内に吸引されることはない。また、床面4に多
少の凹凸が生じていても、シール部材28は床面4との
接触を確実に維持する。特に、シール部材28のシール
片部30の垂下長さが前後車輪23,24の下端部を結
ぶ線よりも若干下方に出るようにしたときは、シール片
部30はより確実に床面4に接触し、シール効果が向上
する。さらに、床面4が硬質材で形成されていてもシー
ル部材28は軟質材で形成されているので、床の表面に
傷を付けたり段差に引っ掛かることもない。
【0027】実施の形態2 図5は本発明の実施の形態2の要部を示す斜視図であ
る。実施の形態1では、シール部材28のシール片部3
0を4枚の長方形状のシール片を筒状で直方体状にして
構成した場合を示したが、本実施の形態は筒状で直方体
状のシール片部の四隅にスリットを設けたものである。
【0028】28は外気導入孔27の下部に取付けた弾
性を有する軟質材からなるシール部材で、断面ほぼ逆凸
状に形成されている。そして、シール部材28の上部に
は外気導入孔27の凹部31に固定されるほぼ直方体状
のシール部材基部29が設けられており、その中央部に
は外気導入孔27の開口部とほぼ同一形状で同一の大き
さの長方形状の開口部が設けられている。また、シール
部材基部29の下部には筒状で直方体状のシール片部3
0が垂下されている。
【0029】このシール片部30は、シール部材基部2
9の長方形状の開口部の周囲に一体に若しくは接着等に
よって筒状で直方体状のシール片部30を設け、その四
隅にスリット31を設けて4枚のシール片32,33,
34,35に分割したものである。
【0030】上記のように構成したシール部材28によ
れば、床用吸込具5を前後方向に移動させると、シール
部材28は図5の矢印方向に移動し、前後方向に位置す
る一対のシール片32,33は自在に屈曲するので、床
面4との間の抵抗が減少され、床面4と外気導入孔27
との間のシール性と床用吸込具5の操作性が向上する。
【0031】実施の形態3 図6は本発明の実施の形態3の要部を示す斜視図であ
る。実施の形態2では、シール部材28のシール片部3
0を筒状で直方体状に形成し、四隅に設けたスリット3
1により4枚のシール片32〜35に分割した場合を示
したが、本実施の形態はシール片部30を楕円筒状に形
成して両側にスリットを設けたものである。
【0032】シール部材28の上部には外気導入孔27
の凹部31に固定されるほぼ直方体形状のシール部材基
部29が設けられており、その中央部には外気導入孔2
7の開口部(本実施の形態では楕円形状)とほぼ同一形
状で同一の大きさの楕円形状の開口部が設けてある。ま
た、シール部材基部29の下部にはシール片部30が垂
下されている。
【0033】このシール片部30は、楕円形で筒状のシ
ール片部30をシール部材基部29の開口部の周囲に一
体に若しくは接着等によって設け、その両側にスリット
31を設けて2枚のシール片36,37に分割したもの
である。なお、この場合、ほぼ円弧状に湾曲した2枚の
シール片36,37を開口部の周囲に固定し、楕円筒状
のシール片部30を構成してもよい。
【0034】上記のように構成したシール部材28は、
床用吸込具5を前後方向に移動させると、シール部材2
8は図6の矢印方向に移動し、前後方向に位置する一対
のシール片36,37は自在に屈曲するので、床面4と
の間の抵抗が減少し、床面4と外気導入孔27との間の
シール性と床用吸込具5の操作性が向上する。なお、本
実施の形態では、実施の形態2で示した進行方向と直角
な方向にあるシール片34,35に相当するシール片が
存在しないので、床面4との接触抵抗が、より減少す
る。
【0035】実施の形態4 図7、図8は本発明の実施の形態4の縦断面図及び底面
図である。なお、図1、図2と同一又は相当部分にはこ
れと同じ符号を付し、説明を省略する。26はタービン
収納室9の下面でエアータービン16の上流側近傍に設
けた外気導入部で、横(幅)方向に長軸を有するほぼ長
方形状に開口され、底面と一体になって垂下する導入孔
側壁部40を有し、内外を連通してある。そして、外気
導入部26の下端部、すなわち導入孔側壁部40の下端
部を前後車輪23,24の下端部を結ぶ線よりもやや上
方に位置するようにして、床用吸込具5を前進させて掃
除中に、導入孔側壁部40の下端部と床面4との間に導
入孔シール部材のシール片(後述)が入り込むようにな
っている。
【0036】45は基部46とこの下方に垂下する薄肉
のシール片47とからなる横長の(幅方向に長い)導入
孔シール部材で、断面ほぼ逆凸型形状をなし、弾性を有
する軟質材によって構成されている。そして、導入孔シ
ール部材45の基部46を、タービン収納室9の下面で
外気導入部26の前方に設けた凹部48に嵌入して取付
けてある。なお、シール片47の下端部は、前後車輪2
3,24の下端部を結ぶ線よりも下方まで垂下させ、床
面4の清掃時には、シール片47が後方に屈曲して外気
導入部26の下部を閉口し、外気導入部26から外気が
流入するのを防止するようになっている。
【0037】上記のように構成した実施の形態4によれ
ば、電気掃除機を作動させて床用吸込具5を床面4の前
方向(図7の矢印方向)に移動させると、吸込み口10
から塵埃が吸引される。このとき、導入孔シール部材4
5のシール片47は軟質材によって構成されているため
後方に屈曲して外気導入部26の下部を閉口し、外気導
入部26から外気が流入するのを防止する。床用吸込具
5を床面4から離すと、シール体47は外気導入部26
の下部の閉口を解いて垂下し、外気導入部26を開口す
る。こうして、エアータービン16は、外気導入部26
から外気が流入することにより回転を減速又は停止す
る。
【0038】実施の形態4によれば、清掃時に導入孔シ
ール部材45のシール片47が外気導入部26の下部を
閉口して外気の流入を防止すると共に、シール片47自
体が床面4と接触するため床面4に傷等を付けることも
ない。また、床用吸込具5を床面4から離すとシール片
47が垂下し、外気導入部26が開口されてここから外
気が流入し、エアータービン16はその外気流入によっ
て回転が減速又は停止し、エアータービン16が発する
騒音及び振動が確実に停止する。
【0039】実施の形態5 実施の形態1乃至4においては、外気導入部26をター
ビン収納室9の下面でエアータービン16の上流側近傍
に設けたが、本実施の形態では、外気導入部26をエア
ータービン16に直接外気が当たらない位置、すなわ
ち、エアータービン16よりも下流側に設けたものであ
る(図示せず)。本実施の形態によれば、外気導入部2
6から導入された外気は、エアータービン16の回転を
減速又は停止することができる。
【0040】実施の形態6 実施の形態1乃至4においては、外気導入部26をター
ビン収納室9の下面でエアータービン16の上流側近傍
に設けたが、本実施の形態では、外気導入部26をエア
ータービン16に直接外気が当たらない位置、すなわ
ち、エアータービン16と並行に設けたものである(図
示せず)。本実施の形態によれば、外気導入部26から
導入された外気は、エアータービン16の回転を減速又
は停止することができる。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にかかる電気掃除機によれば、次に示すような効果を得
ることができる。なお、説明に当たっては、請求項の番
号と同じ番号を付してそれぞれの請求項の効果を記述す
る。 (1) 外気導入部を弾性を有する軟質材からなるシー
ル部材を用いて構成し、その下端部が車輪の下端部とほ
ぼ同一高さになるようにしたので、清掃中はシール部材
のシール片部を床面に確実に接触させることができ、外
気導入部はシール片部によって閉口されて外気の流入を
防止し、エアータービンの回転を減速又は停止させるこ
とはない。この際、シール部材は軟質材からなっている
ので、シール部材が床面に傷等を付けることがない。
【0042】また、床用吸込具を床面から離したとき
は、シール片部が外気導入部を開口するので、外気が積
極的に外気導入部から流入し、エアータービンの回転を
停止あるいは極端に減速するため、エアータービンの回
転に伴なう軸受け等の回転保持部材の焼き付けを防止で
き、長寿命化に役立つ。
【0043】(2) 外気導入部を弾性を有する軟質材
からなるシール部材を用いて構成し、その下端部が車輪
の下端部よりやや下方に突出するようにしたので、清掃
中はシール部材のシール片部を床面に確実に接触させる
ことができ、外気導入部はシール片部によって確実に閉
口されて外気の流入を防止し、エアータービンの回転を
減速又は停止させることはない。この際、シール部材は
軟質材からなるので、シール部材が床面に傷等を付ける
ことがない。
【0044】また、床用吸込具を床面から離したとき
は、シール片部が垂下して外気導入部を開口するので、
外気が積極的に外気導入部から流入し、エアータービン
の回転を停止あるいは極端に減速するため、エアーター
ビンの回転に伴なう軸受け等の回転保持部材の焼き付け
を防止でき、長寿命化に役立つ。
【0045】(3) 外気導入部を外気導入孔とその下
部に設けた筒状のシール部材とによって構成すると共
に、シール部材をシール部材基部とシール片部とによっ
て構成したので、外気導入孔にシール部材のシール部材
基部を取り付けるだけで外気導入部を容易に形成でき、
シール部材の交換も容易である。
【0046】(4) 4枚のシール片により筒状でほぼ
直方体状のシール片部を構成したので、製造が容易であ
る。 (5) 2枚のシール片によりほぼ楕円筒状のシール片
部を構成したので、製造が容易である。
【0047】(6) 筒状でほぼ直方体状又はほぼ楕円
筒状のシール片部をスリットにより複数のシール片に分
割したので、シール部材のシール片部が床面上を接触移
動する際、前後のシール片は自在に屈曲して容易に変形
することができる。このため、シール部材の形状等に伴
なう接触抵抗を減らすことができ、床面とのシール性の
確保はもちろんのこと、床用吸込具の操作性の向上が図
れる。
【0048】(7) 外気導入部の上流側で吸込み口の
下流側に弾性を有する軟質材で形成した断面ほぼ逆凸状
の導入部シール部材を設け、この導入部シール部材の下
部を薄肉のシール片で構成してシール片の下端部が車輪
の下端部より下方に垂下するようにして、床用吸込具の
前進時はシール体が下流側に変形して外気導入部の下端
を閉口するようにしたので、外気導入部からの外気の流
入が阻止され、シール片は確実に外気導入部を閉口する
と共に床面への傷付きを防止できる。
【0049】(8) 外気導入部をエアータービンの上
流側に設けたので、外気導入部から流入した外気はエア
ータービンの回転を減速又は停止することができる。 (9) 外気導入部をエアータービンの下流側に設けた
ので、外気導入部から流入した外気は、エアータービン
の回転を減速又は停止することができる。 (10) 外気導入部をエアータービンと平行に設けた
ので、外気導入部から流入した外気は、エアータービン
の回転を減速又は停止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の縦断面図である。
【図2】 図2の底面図である。
【図3】 電気掃除機の概略図である。
【図4】 図2の作用説明図である。
【図5】 本発明の実施の形態2の要部の斜視図であ
る。
【図6】 本発明の実施の形態3の要部の斜視図であ
る。
【図7】 本発明の実施の形態4の縦断面図である。
【図8】 図7の底面図である。
【図9】 従来の電気掃除機の床用吸込具の一例を示す
縦断面図である。
【図10】 図9の底面図である。
【符号の説明】
1 掃除機本体、4 床面、5 床用吸込具、6 仕切
壁、6a 連通口、7ブラシ収納室、9 タービン収納
室、10 吸込み口、11 回転ブラシ、16 エアー
タービン、20 接続管、23 前車輪、24 後車
輪、26 外気導入部、27 外気導入孔、28 シー
ル部材、29 シール部材基部、30シール片部、45
導入部シール部材、47 シール片。
フロントページの続き (72)発明者 小池 利男 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 三藤 憲 愛知県海部郡甚目寺町大字西今宿字平割一 22番地 株式会社コーワ内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部に吸込み口を有し内部に回転ブラシ
    を収納したブラシ収納室、該ブラシ収納室の後方に連通
    口を有する仕切壁で仕切られて内部に前記回転ブラシを
    回転させるエアータービンを収納したタービン収納室、
    該タービン収納室に上下動自在に取付けられた接続管、
    及び前記タービン収納室の下部に設けられ該タービン収
    納室の内外を連通する外気導入部とからなる吸込具本体
    と、該吸込具本体の底面に取付けた車輪とからなる床用
    吸込具を備えた電気掃除機において、 前記外気導入部を弾性を有する軟質材によって構成し、
    その下端部が前記車輪の下端部とほぼ同一高さになるよ
    うにして、 前記外気導入部の下端部が床面に接触しているときは該
    外気導入部から外気の流入を阻止して前記エアータービ
    ンの回転を保持し、前記外気導入部の下端部が前記床面
    から離れているときは前記外気導入部から外気が流入
    し、前記エアータービンの回転を減速又は停止させるよ
    うにしたことを特徴とする電気掃除機。
  2. 【請求項2】 外気導入部の下端部を車輪の下端部より
    やや下方に突出するようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の電気掃除機。
  3. 【請求項3】 外気導入部を外気導入孔とその下部に設
    けた筒状のシール部材とによって構成すると共に、該シ
    ール部材をシール部材基部とシール片部とによって構成
    したことを特徴とする請求項1又は2記載の電気掃除
    機。
  4. 【請求項4】 4枚のシール片により筒状でほぼ直方体
    状のシール片部を構成したことを特徴とする請求項3記
    載の電気掃除機。
  5. 【請求項5】 2枚のシール片によりほぼ楕円筒状のシ
    ール片部を構成したことを特徴とする請求項3記載の電
    気掃除機。
  6. 【請求項6】 筒状でほぼ直方体状又はほぼ楕円筒状の
    シール片部をスリットにより複数のシール片に分割した
    ことを特徴とする請求項3記載の電気掃除機。
  7. 【請求項7】 下部に吸込み口を有し内部に回転ブラシ
    を収納したブラシ収納室、該ブラシ収納室の後方に連通
    口を有する仕切壁で仕切られて内部に前記回転ブラシを
    回転させるエアータービンを収納したタービン収納室、
    該タービン収納室に上下動自在に取付けられた接続管、
    及び前記タービン収納室の下部に設けられ該タービン収
    納室の内外を連通する外気導入部とからなる吸込具本体
    と、該吸込具本体の底面に取付けた車輪とからなる床用
    吸込具を備えた電気掃除機において、 前記外気導入部の上流側で前記吸込み口の下流側に弾性
    を有する軟質材で形成した断面ほぼ逆凸状の導入部シー
    ル部材を設け、該導入部シール部材の下部を薄肉のシー
    ル片で構成して該シール片の下端部が前記車輪の下端部
    より下方に垂下するようにして、 前記床用吸込具が床面に接触しているときは前記導入部
    シール部材のシール片が前記外気導入部を閉口して該外
    気導入部から外気の流入を阻止して前記エアータービン
    の回転を保持し、前記床用吸込具が前記床面から離れて
    いるときは前記シール片が前記外気導入部から外れて該
    外気導入部から外気が流入し、前記エアータービンの回
    転を減速又は停止させるようにしたことを特徴とする電
    気掃除機。
  8. 【請求項8】 外気導入部をエアータービンの上流側に
    設けたことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6
    又は7記載の電気掃除機。
  9. 【請求項9】 外気導入部をエアータービンの下流側に
    設けたことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6
    又は7記載の電気掃除機。
  10. 【請求項10】 外気導入部をエアータービンと平行に
    設けたことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6
    又は7記載の電気掃除機。
JP8264979A 1996-10-07 1996-10-07 電気掃除機 Pending JPH10108810A (ja)

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AU2004214557B2 (en) * 2004-04-02 2007-05-10 Samsung Gwangju Electronics Co., Ltd. Brush assembly and vacuum cleaner including brush assembly
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