JP3742209B2 - 清掃具およびこの清掃具を用いた清掃機 - Google Patents

清掃具およびこの清掃具を用いた清掃機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、浴槽等の水を溜める容器等あるいは浴室の洗い場等を清掃する清掃具及び清掃機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の浴槽等の水を溜める容器等あるいは浴室の洗い場等(以下これらを総称して浴槽等という)を清掃する清掃機としては、本体内にモーターを配設するとともに前記モーターによって回転する回転清掃体を設け、前記モーターによって回転清掃体を回転させて清掃する形式の清掃機、一般家庭において使用されている電気掃除機の吸込みホースの先端部等に取り付けられる本体に、回転清掃体と吸込みホースの先端部または延長管に設けたコネクターを介して給電され前記回転清掃体を回転させるモーターを設け、電気掃除機本体側から前記コネクターを介して電力を供給し、前記回転清掃体を回転させて清掃する清掃機、あるいは電気掃除機の吸込みホースの先端部に取り付けられ、電気掃除機の吸込気流により回転するファンによって回転する回転清掃体を設けて電気掃除機を駆動して回転清掃体を回転させる形式の清掃機等がある。
【0003】
しかし、本体内に配設したモーターによって回転清掃体を回転させて清掃する形式の清掃機は、清掃作業中に洗剤等を使用することからモーターあるいはコネクター等の絶縁を確実にするための構成が必要であり、このため構造が複雑となるとともにコスト面では高価となってしまうものである。
【0004】
また、電気掃除機の吸込みホースの先端部等に取り付けられ吸込みホース等の先端部に設けたコネクターを介して電気掃除機本体側から電力を供給して、回転清掃体を回転させて清掃する清掃機は、上記の場合と同様、清掃作業中に洗剤等が使用されることからモーターあるいはコネクター等の絶縁を確実にするための構成が必要であるため構造が複雑となるとともにコスト面では高価となってしまう。しかも、場合によっては吸込み気流とともに水が吸引されるため電動送風機等に悪影響を及ぼすという事態が生じる。
【0005】
また、電気掃除機の吸込気流により回転するファンによって回転清掃体を回転させる形式の清掃機は、吸込み気流とともに水が吸引され電動送風機等に悪影響を及ぼすという事態が生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の浴槽等を清掃する清掃機は、上述のように、モーターを使用したものでは清掃作業中に洗剤等が使用されること等からモーターあるいはコネクター等の絶縁を確実にするための構造が複雑となるとともにコスト面では高価となってしまうという問題があり、また、電気掃除機を用いたものでは、モーターあるいはコネクター等の絶縁を確実にするための構造が複雑となるとともにコスト面では高価となってしまうという問題があり、また、吸込み気流によって回転するファンを用いるものでは、吸込み気流とともに水が吸引されるため電動送風機等に悪影響を及ぼすという事態が生じるという問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、請求項1記載の発明は、環状壁とこの環状壁と一体的に形成された底壁と天井壁とから形成されたファン室、このファン室に連通して形成された接続管、流入用の孔と流出用の孔とを有する蓋体を前記天井壁に設けることによって形成された収納室、前記ファン室に回転可能に配設されたファン、複数の羽根を有して前記ファンの回転軸に取り付けられ前記収納室に配設されて、前記流入用の孔から前記収納室に清掃用水を吸込んでこの水を前記流出用の孔から流出させる泡立て部材、前記天井壁に設けられて、前記収納室を流れる清掃用水を泡立てる空気を前記ファン室から前記収納室に吹き出す吹出口を具備してなり、前記接続管からファンを回転させる空気を送気して前記泡立て部材を回転させる清掃具としたものである。
【0008】
この請求項1に係る発明の清掃具は、空気を送気する電動送風機等におけるモーターあるいはコネクター等を用いないことから電気的絶縁を必要としない。このため、これら絶縁構成を不要とするとともに安価とすることができる。また、ファンを回転させる空気は吸込み気流でないことから水等が吸引されることはなく電動送風機等に悪影響を及ぼすことを確実に排除できるという作用を有するものである。
【0009】
また、請求項2記載の発明は、環状壁とこの環状壁と一体的に形成された底壁と天井壁とから形成されたファン室、このファン室に連通して形成された接続管、流入用の孔と流出用の孔とを有する蓋体を前記天井壁に設けることによって形成された収納室、前記ファン室に回転可能に配設されたファン、複数の羽根を有して前記ファンの回転軸に取り付けられ前記収納室に配設されて、前記流入用の孔から前記収納室に清掃用水を吸込んでこの水を前記流出用の孔から流出させる泡立て部材、前記天井壁に設けられて、前記収納室を流れる清掃用水を泡立てる空気を前記ファン室から前記収納室に吹き出す吹出口、前記ファンを間に置いて前記泡立て部材と反対側に前記ファン室から突出された前記回転軸の端部に取り付けられた攪拌体を具備してなり、前記接続管からファンを回転させる空気を送気して前記泡立て部材及び攪拌体を回転させる清掃具としたものである。
【0010】
この請求項2に係る発明の清掃具は、モーターあるいはコネクター等を用いないことから電気的絶縁を必要としないためこれら絶縁構成を不要とするとともに安価とすることができる。また、ファンを回転させる空気は吸込み気流でないことから水等が吸引されることはなく電動送風機等に悪影響を及ぼすことを確実に排除できるという作用を有するものである。
【0011】
また、前記ファンによって回転する攪拌体によって生じる水流によって浴槽等の内周壁面の汚れを確実に除去できるという作用を有するものである。この作用は浴槽等の水に洗剤を加えることによりさらに向上させることができるものである。
【0012】
また、請求項3記載の発明は、環状壁とこの環状壁と一体的に形成された底壁と天井壁とから形成されたファン室、このファン室に連通して形成された接続管、一方側に開口面積の大きい流出用の貫通孔を、他方側に開口面積の小さい複数の流入用の小孔を有する蓋体を前記貫通孔を前記接続管側に配置して前記天井壁に設けることによって形成された収納室、前記ファン室に回転可能に配設されたファン、複数の羽根を有して前記ファンの回転軸に取り付けられ前記収納室に配設されて、前記小孔から前記収納室に清掃用水を吸込んでこの水を前記貫通孔孔から流出させる泡立て部材、前記天井壁に設けられて、前記収納室を流れる清掃用水を泡立てる空気を前記ファン室から前記収納室に吹き出す吹出口を具備してなる清掃具と、この清掃具の接続管に給気管を介して接続され前記ファン室に配設されたファンを回転させる空気を送気する電動送風部とからなる清掃機としたものである。
【0013】
この請求項3に係る発明の清掃機は、その清掃具にモーターあるいはコネクター等を用いないことから電気的絶縁を必要としないため、絶縁構成を不要とするとともに安価とすることができる。また、ファンを回転させる空気は吸込み気流でないことから水等が吸引されることはなく電動送風機等に悪影響を及ぼすことを確実に排除できるという作用を有するものである。
【0014】
また、前記ファンによって回転する泡立て部材が生起する水流への空気の混入によって生じる気泡によって、浴槽等の内周壁面の汚れを確実に除去できるという作用を有するものである。この作用は浴槽等の水に洗剤を加えることによりさらに泡立てを容易にできるとともに発生量も多くできることからさらに清掃効果を向上させることができるという作用を有するものである。
【0015】
また、請求項4記載の発明は、環状壁とこの環状壁と一体的に形成された底壁と天井壁とから形成されたファン室、このファン室に連通して形成された接続管、一方側に開口面積の大きい流出用の貫通孔を、他方側に開口面積の小さい複数の流入用の小孔を有する蓋体を前記貫通孔を前記接続管側に配置して前記天井壁に設けることによって形成された収納室、前記ファン室に回転可能に配設されたファン、複数の羽根を有して前記ファンの回転軸に取り付けられ前記収納室に配設されて、前記小孔から前記収納室に清掃用水を吸込んでこの水を前記貫通孔孔から流出させる泡立て部材、前記天井壁に設けられて、前記収納室を流れる清掃用水を泡立てる空気を前記ファン室から前記収納室に吹き出す吹出口、前記ファンを間に置いて前記泡立て部材と反対側に前記ファン室から突出された前記回転軸の端部に取り付けられた攪拌体を具備してなる清掃具と、この清掃具の接続管に給気管を介して接続され前記ファン室に配設されたファンを回転させる空気を送気する電動送風部とからなる清掃機としたものである。
【0016】
この請求項4に係る発明の清掃機は、その清掃具にモーターあるいはコネクター等を用いないことから電気的絶縁を必要としないため、絶縁構成を不要とするとともに安価とすることができる。また、ファンを回転させる空気は吸込み気流でないことから水等が吸引されることはなく電動送風機等に悪影響を及ぼすことを確実に排除できるという作用を有するものである。
【0017】
また、前記ファンによって回転する攪拌体によって生じる水流および気泡によって生じる清掃作用の相乗効果によって浴槽等の内周壁面の汚れを確実に除去できるという作用を有するものである。
【0018】
また、請求項5記載の発明は、請求項2記載の発明における攪拌体に払拭機能を持たせた清掃具としたものである。同様に、請求項6記載の発明は、請求項4記載の発明における攪拌体に払拭機能を持たせた清掃機としたものである。
【0019】
これらの請求項5,6に記載の発明は、攪拌体により浴槽等の内周壁面に付着した汚れを払拭できることから、浴槽等の清掃面の清掃効果を向上させることができるという作用を有するものである。
【0020】
また、請求項7記載の発明は、請求項3 , , 6の内のいずれか一項記載の発明における電動送風部を電気掃除機とした清掃機としたものである。
【0021】
この請求項7記載の発明は、集中排気口を備えた電気掃除機を電動送風部として共用できることから安価とできるという作用を有するものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
つぎに、この発明の実施の形態を図1ないし図5に基づいて説明する。
【0023】
図1はこの発明の実施の形態の清掃機の全体斜視図であり、同図において符号1は清掃機であり、この清掃機1は清掃具10とこの清掃具10に空気を送気する電動送風部としての電気掃除機100とから構成されている。
【0024】
つぎに、前記清掃具10を図1、図3および図4に基づいて説明する。この清掃具10は、図4に示すように下部ケース20とこの下部ケース20と接着等適宜な取り付け方法によって一体に結合された上部ケース30、この上部ケース30に上部に同様に接着等適宜な取り付け方法によって一体に結合された蓋体40によって構成された本体ケース11、およびこの本体ケース11に形成された後述するファン室12および収納室13に配設されるファン50および泡立て部材60、前記ファン50の回転軸に取り付けられる攪拌体70等から構成されている。
【0025】
そして、前記下部ケース20は、底壁21とこの底壁21の外周部に一体に形成された環状壁22とからなり図4において上方を開口した略皿状に形成されており、また、後部つまり図4において右側には接続管28の一方側つまり下側部を構成する接続管片28aが後方に延出されて設けられている。また、前記底壁21は上面側を凸曲面とするとともに中央部に向って下側に傾斜させて形成されており、また、中央部には貫通孔23が形成されておりこの貫通孔23には軸受24が圧入により取り付けられている。
【0026】
また、前記環状壁22および接続管片28aの上部縁には嵌合部25が形成されている。
【0027】
つぎに、前記上部ケース30は、前記下部ケース20の底壁21と対向する天井壁31とこの天井壁31の外周部には前記下部ケース20の環状壁22と同一径とした環状壁32とからなり図4において下方を開口した略皿状に形成されており、また、後部つまり図4において右側には前記接続管28の他方側つまり上側部を構成する接続管片38aが後方に延出されて設けられている。また、前記天井壁31の中央部には貫通孔33が形成されておりこの貫通孔33には軸受34が圧入により取り付けられている。
【0028】
また、前記環状壁32および接続管片38aの下部縁は前記下部ケース20の環状壁22および接続管片28aの上部縁に形成された嵌合部25と互いに嵌合する嵌合部35が形成されている。
【0029】
そして、下部ケース20と上部ケース30とは前記嵌合部25および嵌合部35を嵌合するとともに接着剤あるいはねじによって気密状態に結合されるものである。
【0030】
そして、下部ケース20と上部ケース30とが結合された状態では、その内部には下部ケース20および上部ケース30の底壁21、天井壁31と環状壁22、環状壁32によって囲まれた前記ファン室12が形成されているものである。
【0031】
また、前記天井壁31に前部側つまり前記本体ケース11に設けられた接続管28と対向する側には吹出口36が形成されている。
【0032】
なお、下部ケース20と上部ケース30とを結合する際には、前記ファン室12内に後詳述するファン50が配設されるものである。
【0033】
つぎに、前記上部ケース30の上部つまり上部ケース30の上面にこの上面を覆うようにして取り付けられる前記蓋体40について説明する。
【0034】
この蓋体40は図4に示すように下方を開口41とした椀状に形成されており、前記開口41の開口縁は前記上部ケース30の天井壁31の外周と同一の大きさに形成されている。また、蓋体40の上面外周部には、図1、図3に示すように前部領域つまり前記本体ケース11に設けられた接続管28と反対側の領域に開口面積の小さい小孔42が複数形成され、また、略中心部から後部側つまり接続管28側には開口面積の大きい複数(図1、図3では3個)の貫通孔43が形成されている
【0035】
そして、前記蓋体40は開口41の開口縁を前記上部ケース30に天井壁31の外周部に接合して接着剤あるいはねじによって取り付けられ、取り付けられた状態では天井壁31と蓋体40とによって収納室13が形成されるものである。
【0036】
そして、前記小孔42は浴槽等の水を前記収納室13に流入させるためのものであり、また、貫通孔43は小孔42から収納室13に流入した水を生起された泡とともに外部に流出させるためのものである。
【0037】
つぎに、前記ファン室12に配設されるファン50に付いて説明する。
【0038】
このファン50は、軸孔51が形成された軸体52が一体に設けられた円盤状の基板53と、この基板53の一側面と軸体52の外周に一体に設けられたファン翼54とから構成されており、また、このファン翼54は前記接続管28を通って流入する空気の流れの上流側を凹曲面とする円弧状に形成されている。
【0039】
また、ファン50の前記軸体52の軸孔51には回転軸57が圧入等により一体に取り付けられており、また、前記回転軸57の両端は軸体52の両端よりも所定長突出する長さに設定されており、また、回転軸57の一端側つまり下部ケース20側の端部には下部ケース20の軸受24から突出した部分に例えばCリング等からなる抜止部材58aを嵌め込む環状の凹溝58が形成されている。
【0040】
そして、ファン50が取り付けられた回転軸57を下部ケース20の軸受24に挿通させて、前記凹溝58に抜止部材58aを嵌め込んだ状態では軸体52の下端面と前記抜止部材58aとが軸受24の両端面に適宜のクリアランスをもって当接し回転軸57の軸方向の動きが規制され、ファン50は回転軸57と一体的に回転自在となっているものである。
【0041】
つぎに、前記回転軸57の前記一端側つまり軸受24から突出している先端部には、攪拌体70が一体的に取り付けられており、この攪拌体70は、例えばゴム等の材料からなり、図4に示すように外周縁に下部ケース20側に向けて形成した環状縁72が形成された円盤部71によって形成されている。また、前記円盤部71の下面は浴槽等の内周壁に付着した汚れを払拭するための微小な凹凸を形成して払拭面となっている。また、円盤部71の中央部には取付孔73が形成されており、この取付孔73に前記回転軸57の一端側端部を圧入するとともに接着剤など適宜な方法で回転軸57に取り付けることにより、攪拌体70は回転軸57に一体的に取り付けられるものである。
【0042】
つぎに、前記収納室13内に配設される泡立て部材60は、図4に示すように前記回転軸57の他端側を圧入される嵌合穴61が設けられた軸部62とこの軸部61に一体に設けられるとともに図3に示すように放射状に形成された複数(図3では8枚)の羽根63とで形成されている。
【0043】
そして、この泡立て部材60が回転すると羽根63の作用により前記小孔42から収納室13内に水が流入、この流入した水は前記天井壁31に形成した吹出口36から吹き出される空気と混合されるため、水には泡つまり気泡が生起されこの気泡は水とともに羽根63の作用により前記貫通孔43から流出するものである。
【0044】
つぎに、前記ファン50のファン室12内への配設および泡立て部材60の収納室13内への配設の仕方について説明する。
【0045】
まず、軸受24が取り付けられた下部ケース20、軸受34が取り付けられた上部ケース30、回転軸57を取り付けたファン50、蓋体40および泡立て部材60を準備し、ついでファン50に取り付けられた回転軸57の一端側を下部ケース20の軸受24を貫通させるとともに前記凹溝58に抜止部材58aを嵌め込みファン50を下部ケース20に取り付ける。ついで、前記上部ケース30の軸受34に回転軸57の他端側を挿通させつつ上部ケース30の嵌合部35を下部ケース20の嵌合部25に嵌合させるとともに接着剤等によって両者を結合する。このことによりファン50は回転軸57とともに前記ファン室12内に回転自在にして配設されるものである。そして、この状態では回転軸57の他端側は上部ケース30に取り付けた軸受34から突出している。
【0046】
ついで、上部ケース30に取り付けた軸受34から突出している回転軸57の他端部を泡立て部材60に軸部62の嵌合穴61に圧入して一体的に取り付ける。 ついで、蓋体40を上部ケース30に天井壁31に接着等により取り付けることにより、収納室13が形成されるとともに、この収納室13内にファン50とともに回転する泡立て部材60が配設されるものである。
【0047】
ついで、前記回転軸57の一端側に前記攪拌体70を取り付け、また、前記接続管28に、回転管14を取り付けることにより清掃具10組み立ては完了する。
【0048】
つぎに、電動送風機としての前記電気掃除機100について図1、図2について説明する。
【0049】
図2に示すように電気掃除機(以下単に掃除機という)100は、掃除機本体102、この掃除機本体102の吸込口108に接続される吸込みホース105、この吸込みホース105に図示しない延長管を介して接続される床ブラシ等の図示しない吸込口体等から構成されている。
【0050】
そして、図2に示すように掃除機本体102の本体ケース110の内部には、開口111aを有する前側仕切壁111とこの前側仕切壁111と所定間隔離間して形成して設けられ開口112aを有する後側仕切壁112とが形成されている。前側仕切壁111の前側には集塵室114が形成されている。また、前記後側仕切壁112の後側には、この後側仕切壁112、上部壁115a、本体ケース110の内周壁および後壁116によって区画された電動送風機室115が形成されている。また、前記集塵室114の上部は開口され、この開口は本体ケース110に設けた蓋119によって開閉されるようになっている。
【0051】
そして、前記集塵室114には使い捨てつまり交換可能な紙袋からなる集塵フィルター120が配設されている。また、前記前側仕切壁111には発泡ウレタンフォーム等からなるフィルター122aを取り付けた枠体122bが着脱可能に設けられている。
【0052】
また、前記本体ケース110の前部には前記集塵室114に連通して前記吸込口108が形成されており、この吸込口108に前記吸込みホース105が着脱可能に嵌合されるようになっているものである。
【0053】
また、前記電動送風機室115には電動送風機130が配設されており、この電動送風機130は電動機131とこの電動機131によって回転駆動される図示しない遠心ファンとこの遠心ファンを収納するファンカバー132とから構成されている。また、この電動送風機130は前部を緩衝機能を有する弾性ゴム等からなる支持体133によって支持され、後部を前記後壁116に形成した貫通孔116aに嵌合された同じく緩衝機能を有する弾性ゴム等からなる支持体134によって支持されて電動送風機室115に配設されているものである。
【0054】
また、前記後壁116には通風口116bが設けられており、また、後壁116aと本体ケース10の後壁110aとの略中間に位置して仕切壁117が形成されており、この仕切壁117には前記通風口116bに対向した風路口117aが形成されている。
【0055】
また、前記本体ケース10の後壁110aには、その上部領域に複数のスリット状の開口からなる分散排気口140が設けられている。この分散排気口140の内側には発泡ウレタンフォーム等からなる消音機能を兼ねたフィルター部材141が配設されている。また、後壁110aには前記分散排気口140を開閉する図示しないシャッターが着脱可能に取り付けられるようになっている。
【0056】
また、前記本体ケース10の後壁110aの前記分散排気口140の下方には集中排気口144が形成されており、この集中排気口144には筒状の嵌合部145が後壁110aから後方に突出させて形成されている。
【0057】
そして、この嵌合部145には図1に示すように給気管160の一端が着脱可能に接続され、この給気管160の他端は前記清掃具10の回転管14に接続されている。また、集中排気口144には発泡ウレタンフォーム等からなる消音機能を兼ねたフィルター部材144aが設けられている。
【0058】
また、前記前側仕切壁111とこの前側仕切壁111と所定間隔離間して形成して設けられた後側仕切壁112との間に形成される空間部は風路室150となっており、この風路室150の底壁つまり本体ケース10の底壁には空気取入口151が形成され、この空気取入口151は開閉蓋152によって選択的に開閉できるようになっている。また、開閉蓋152の一端側は軸152aによって回動可能に支持されており、また、他端側は後側仕切壁112に設けた規制突起112bによって所定以上に回動しないようになっている。また、この開閉蓋152は空気取入口151を閉じた際は図示しない係止凸部によって開かないように係止されるようになっているものである。
【0059】
そして、空気取入口151は、前記清掃具10を接続して使用する際つまり清掃機1として使用する場合は開放し、前記清掃具10を使用しないつまり掃除機として使用する場合は閉じるものである。そして、前記清掃具10を使用する際に空気取入口151を開放することにより、外部から空気をスムーズにつまり集塵フィルター120の通気抵抗に無関係に外部から空気を流入させることができるものであり、また、掃除機として使用する場合は閉じることにより吸込力の低下を防止するようになっているものである。
【0060】
つぎに、上記のように構成した清掃機1の作用を説明する。
【0061】
使用に際しては、まず図1に示すように掃除機100に後壁10aに設けた嵌合部145と清掃具10の回転管14とを給気管160によって接続し、また、前記開閉蓋152を開いて空気取入口151を開放するとともに、前記分散排気口140図示しないシャッターを取り付けて分散排気口140から排気風ができないようにしてすべての排気風を集中排気口144から排気させるようにする。また、前記吸込口108から吸込みホース105を取り外すことにより吸込口108からも容易に吸気できるようにしておく。ついで、掃除機100の本体ケース110の上部に設けられた図示しない電源スイッチを閉成し電動送風機130を駆動させる。そして、電動送風機130が駆動すると電動送風機130の吸引力によって前記空気取入口151および吸込口108から外気つまり空気が吸込まれて、この空気は電動機131の内部を通って後壁116に設けた風路口116b、仕切壁117に設けた風路口117a、集中排気口144、給気管160、回転管140よび接続管28を介してファン室12内に流れ込み、吹出口36から収納室13内に流入しついで前記蓋体40の貫通孔43から外部に流出する。
【0062】
そして、空気がファン室12内を通過する際にこの空気はファン翼54に当たり前記ファン50は回転し、このファン50の回転によりこのファン50と一体に回転する回転軸57に取り付けられている前記撹拌体70および泡立て部材60もファン50とともに回転する。そして、撹拌体70および泡立て部材60が回転している状態の清掃具10を前記回転管14を手で持って図5に示すように底部に清掃に必要な適量の水(以下清掃用水という)を溜めるとともに適当な洗剤を適量入れた浴槽等80に撹拌体70の下面つまり払拭面を浴槽等の内周面に接触させるかあるいは接近させた位置にして浴槽等の清掃面つまり底壁81、周壁82に沿って移動させる。なお、前記適量の清掃水とは図5に示すように清掃体10を浴槽等80に前側を下にして傾けるとともに前方部を浴槽80の底壁81に接触させるかあるいは接近させた状態に位置させた際、清掃具10の前側つまり小孔42が形成されている領域部分が清掃用水内に没入する程度の量である。
【0063】
そして、上記のようにファン50の回転によって攪拌体70は回転していることから、この回転によって前記清掃用水は攪拌されて回転水流となるため、この回転水流によって前記清掃面に付着している通常の汚れは除去され、また、取れにくい汚れは攪拌体70の払拭面を清掃面に接触させることにより拭き取られて除去される。
【0064】
また、前記ファン50の回転によって泡立て部材60が回転するが、この泡立て部材60の回転作用によって小孔42から清掃用水が収納室13内に吸い込まれつまり流入し、この流入した清掃用水は前記ファン室12から吹出口36を介して収納室13に吹き出す空気によって泡立てられるつまり泡が生起され、この泡は前記貫通孔43から外部に流出つまり流し出され、この泡に前記攪拌体70の回転によって除去された汚れが付着することになる。つまり前記攪拌体70の回転によって除去された汚れは、前記泡によって捕捉されることになり泡以外の清掃用水の汚れを防止できることから清掃効率を向上させることができるものである。また、泡はその表面積が大きいため汚れ捕捉量が大きく、このため清掃用水に汚れの混入を防止できることから清掃効率を向上させることができるものであり、また、清掃中に攪拌されている清掃水に混入し清掃面に接触した泡が破裂する際にエネルギーが発生し、このエネルギーによっても汚れは除去されるものである。
【0065】
このように清掃機1は、接続管28が設けられたファン室12と、このファン室12上部に収納室13を設け、ファン室12にファン50を配設し、このファン50を電動送風部としての掃除機100から空気を送気して回転させ、このファン50によって収納室13に配設された泡立て部材60と攪拌体70とを回転させ、攪拌体70の回転によって生起される回転水流等および泡立て部材60のよって生起される泡の汚れ捕捉作用と破裂時のエネルギーによる汚れ除去作用によって浴槽等80の清掃を効率よくできるものである。
【0066】
また、前記ファン室12に接続管28に接続された給気管68を介して掃除機100からファン50を回転させる空気を送気するようにしたため、モーターあるいはコネクター等が必要ないことから、これらモーターあるいはコネクター等を用いることによって生じる電気的絶縁のための絶縁構成を不要とするとともに安価とすることができ、また、ファンを回転させる空気は吸込み気流ではなく電気掃除機100から送気されるつまり吹き出されるものであることから、水等が吸引されることはなく電動送風機等に悪影響を及ぼすことを確実に排除できるものである。
【0067】
なお、上記実施の形態においては、攪拌体70の下面に払拭機能を持たせるための構成を円盤部71の下面に形成した微小な凹凸面によって構成したが、これは攪拌体70の下面を覆うようにして取り付けた布等によって形成してもよいものである。また、浴槽等80の通常の汚れは攪拌体70の回転による攪拌作用によって生起される回転水流に除去されるものであることから、攪拌体70に特別に払拭機能を持たせることなく、回転水流を生起させる機能のみを持たせるように構成してもよいものである。また、回転水流を効果的に生起させるために攪拌体70に攪拌翼を形成するようにしてもよく、また、形状は円盤状に限定されないものである。なお、この場合攪拌体70は浴槽等80の清掃面を傷付けないような材料とするとよい
【0068】
また、上記実施の形態においては、攪拌体70と泡立て部材60とを設けるようにしたが、これは清掃する対象および用途等に応じて、いずれか一方のみを設けるようにしてもよいものである。
【0069】
また、上記実施の形態においては、電動送風部として掃除機を用いるようにしたが、これは専用の電動送風機を用いるようにしてもよいものである。
【0070】
また、上記実施の形態においては、電動送風部としての掃除機をいわゆるキャニスター形式の掃除機としたが、これは図6に示すアップライト形式の掃除機200としてもよいものである。つぎに、このアップライト形式の掃除機200の構成を図6に基づいて説明する。
【0071】
図6に示すように、掃除機200は掃除機本体210とこの掃除機本体210の先端部に設けられた吸込口体270とから構成されている。そして、前記掃除機本体210内には、下方部(吸込口体本体275側)に電動送風機室215が形成されており、この電動送風機室215には電動送付機230が配設され、また、上方部つまり電動送付機230が配設された部位の上方には集塵室214が形成され、この集塵室214には集塵袋220が着脱可能に設けられている。
【0072】
また、集塵室220の前壁211とこの前壁211と対向する電動送風機室215の後壁212との間には、これら前壁211と後壁212とに一体に形成された周壁211aとにより風路213が形成されている。また、周壁211aには前記風路213に連通する貫通孔211bが形成されている。また、前記前壁211および後壁212にはそれぞれ開口211cおよび212aが形成され、これら開口211cおよび212aを介して集塵室214と前記電動送風機230のファンかバー231に形成された図示しない吸入口とは連通している。
【0073】
また、前壁211、後壁212、周壁211aの貫通孔211bが形成され領域部分と掃除機本体210に側壁とによって流路240が形成されており、この流路240を形成している前記後壁212には貫通孔241が形成されている。また、この貫通孔241に電磁弁等からなる弁241aが設けられている。
【0074】
また、前記電動送風機230の遠心ファン231fを覆うファンカバー231の下流側には遮蔽板243が設けられており、この遮蔽板243と前記ファンかバー231とによって内部にファン室245が形成されている。また、前記遮蔽板243にはファン室245の下流側に位置して開口243aが形成され、前記図示しない吸入口から吸い込まれた吸込気流は前記開口243aを介してファン室245から流出するようになっている。
【0075】
また、電動送風機230の電動機232のフレーム232aは円筒状に形成されており、このフレーム232aの外周には前記遮蔽板243側を開口するとともに底壁251にフレーム232aに気密状態に嵌合する嵌合孔252が形成された有底筒状に形成された流路形成部材250が、前記嵌合孔252をフレーム232aに嵌合させて取り付けられている。この流路形成部材250を前記フレーム232aに取り付けた際は、流路形成部材250の開口は前記遮蔽板243によって閉蓋され、この閉蓋によって流路形成部材250の内部に流路室253が形成されるようになっている
【0076】
また、流路形成部材250には隔壁254等によって前記流路室253と隔離して形成した流路255が形成されている。
【0077】
そして、前記流路255は前記フレーム232aに形成した貫通孔232bを介して前記フレーム232aの内部と連通しており、流路255は前記流路240に連通している貫通孔241と連通管242によって連通接続されている。
【0078】
また、前記流路形成部材250に周壁には前記流路室253に連通する接続口256が形成され、この接続口256には略L字状に形成された接続管257が接続されている。
【0079】
また、流路形成部材250の周壁には前記流路室253および流路255と隔離して形成され、フレーム232a内を通る冷却を流出させる図示いない流出口が設けられている。
【0080】
また、前記電動機232には回転軸に取り付けられ前記掃除機本体201に設けられた開口202から冷却風を取り込み電動機232を冷却する冷却ファン232fが設けられており、この冷却ファン232fが回転すると冷却風は前記開口201aから流入しフレーム232aの内部を通って前記前記図示しない流出口から流出し掃除機本体201に形成された図示しない開口から外部に流出するようになっている。
【0081】
また、掃除機本体201の図において両側には、図に示すようにホース収納溝203aおよび203bが形成されており、この一方つまり図において下側は合流するように形成され、この合流部には略く字状に形成された一対の管204aおよび204bを互いに下端側を背中合わせとし両者をY字として形成し接続管204が設けられている。なお、前記ホース収納溝203aの合流部近傍部には図示しないが開口が形成されている。
【0082】
この接続管204の端部には前記吸込口体270の継手管271が図示しないねじによって取り付けられている。この継手管271は、略L字状に形成された一対の管271aおよび271b上端側を背中合わせとし両者を逆Y字として形成され、上端側端部が上記したように接続管204の端部に取り付けられ、また、下端側の端部つまり一対の管271aおよび271bの先端部は吸込口体本体275の両端側に回動可能に取り付けられている。
【0083】
また、吸込口体本体275の内部には図示しない吸込室が形成されており、この吸込室の長手方向両端側はそれぞれ前記一対の管271aおよび271bに連通しており、また、吸込室には回転清掃体276が配設されている。
【0084】
そして、前記管204bと前記集塵室214に設けた吸込口214aとは、前記ホース収納溝203bに収納されたホース260によって接続されている。また、前記流路形成部材250の周壁に形成された接続口256に接続された接続管257には、軸方向に大きく伸縮するホース261の一端側が固定して取り付けられており、このホース261の他端側には接続管262が取り付けられている。そして、この接続管262の先端部はは前記管204aに着脱可能に嵌合できる嵌合部262aが形成されており、この嵌合部262aは常時は管204aに気密状態にして嵌合されているものである。また、前記ホース261は、前記接続管262を管204aから取り外し前記ホース収納溝203aに形成した図示しない開口から外部に引き出すことができるようになっている。
【0085】
つぎに、上記掃除機200の動作を説明する。
【0086】
掃除をする場合は接続管262は管204aに嵌合した状態となっており、また、前記弁241aは閉じられているものである。
【0087】
そして、電動送風機230を駆動するとともに把手208を持って吸込口体270が床面上を前後方向に走行するように操作する。電動送風機230の駆動により吸込力が生じ、この吸込力によって吸込口体本体275の吸込開口から床面の塵埃は吸込み気流とともに前記継手管271の管271b、接続管204の管204b、ホース260、吸込口214a、集塵室214に流入し塵埃は集塵袋220によって除去され、ついで塵埃が除去された吸込み気流は、風路213、ファン室245、流路室253、接続管257、ホース261、管204a、管271aを経て吸込口体本体275の吸込室に噴出する。そして、吸込室に噴出される吸込み気流は床面に吹き付けられることから、床面に存在する塵埃を床面から浮き上がらせるように作用し、この作用と同時に吸引力が作用することから効率よく掃除ができるとともに、排気風は外部に排気されないことから従来のもののように集塵袋等を通過した微細塵が外部に排出されることがない。
【0088】
つぎに、上記掃除機200に前記清掃具10を接続する場合は、前記ホース261の他端部に接続された接続管262を前記管204aから外し、ホース261をホース収納溝203aに形成した図示しない開口から引き出し、そして前記接続管262の嵌合部262aを清掃具10の接続管28に接続する。また、図示しない弁用スイッチを操作し前記弁241aを開く。この弁241aが開くと電動機232のフレーム232aの内部は、流路255、連通管242、開口241、流路240、貫通孔211b、流路213を介してファン室245に連通する。
【0089】
この状態で、前記電動送風機230を駆動すると、電動送風機230の吸引力によって、前記吸込口体本体275、ホース260、集塵室214、ファン室245、流路室253、接続管257、ホース261を介して、清掃具50のファン室12に流入しファン50を回転させる。また、前記弁241aが開いていることから、電動機本体210の給気口202から吸い込まれた空気は電動機232のフレーム232aの内部、流路255、連通管242、開口241a、流路240、貫通口211b、流路213を介してファン室245内に吸い込まれ、ついで、流路室253、接続管257、ホース261を介して清掃具10のファン室12に流入しファン50を回転させる。
【0090】
したがって、弁241aを開くことにより集塵室214を経由することのない経路から空気を吸入することができることから、集塵袋220が目詰まりした状態においても前記ファン50を回転させるに必要な給気流を確実に確保できるものである。
【0091】
そして、前記ファン50を回転させた状態で清掃具10を回転管14を手に持って上述したと同様にして浴槽等の清掃をするものである。
【0092】
そして、この掃除機200は、ファン室245からの空気を吸込口体270に送るための伸縮性の大きいホース261を接続管204の管204aに着脱可能にして、このホース261を清掃具10に接続するようにしたことから、ホース261を共用できることか、専用の給気ホースを必要としないという利点がある。
【0093】
【発明の効果】
上記のように請求項1記載の発明の清掃具は、空気を送気する電動送風機等におけるモーターあるいはコネクター等を用いないことから電気的絶縁を必要としないためこれら絶縁構成を不要とするとともに安価とすることができる。また、ファンを回転させる空気は吸込み気流でないことから水等が吸引されることはなく電動送風機等に悪影響を及ぼすことを確実に排除できるという効果を有するものである。
【0094】
また、請求項2記載の発明の清掃具は、モーターあるいはコネクター等を用いないことから電気的絶縁を必要としないためこれら絶縁構成を不要とするとともに安価とすることができる。また、ファンを回転させる空気は吸込み気流でないことから水等が吸引されることはなく電動送風機等に悪影響を及ぼすことを確実に排除できるという効果を有するものである。
【0095】
また、前記ファンによって回転する攪拌体によって生じる水流によって浴槽等の内周壁面の汚れを確実に除去できるという効果を有するものである。この効果は浴槽等の水に洗剤を加えることによりさらに向上させることができるものである。
【0096】
また、請求項3記載の発明の清掃機は、その清掃具にモーターあるいはコネクター等を用いないことから電気的絶縁を必要としないため、絶縁構成を不要とするとともに安価とすることができる。また、ファンを回転させる空気は吸込み気流でないことから水等が吸引されることはなく電動送風機等に悪影響を及ぼすことを確実に排除できるという効果を有するものである。
【0097】
また、前記ファンによって回転する泡立て部材が生起する水流への空気の混入によって生じる気泡によって、浴槽等の内周壁面の汚れを確実に除去できるという作用を有するものである。この作用は浴槽等の水に洗剤を加えることによりさらに泡立てを容易にできるとともに発生量も多くできることからさらに清掃効果を向上させることができるという効果を有するものである。
【0098】
また、請求項4記載の発明の清掃機は、その清掃具にモーターあるいはコネクター等を用いないことから電気的絶縁を必要としないため、絶縁構成を不要とするとともに安価とすることができる。また、ファンを回転させる空気は吸込み気流でないことから水等が吸引されることはなく電動送風機等に悪影響を及ぼすことを確実に排除できるという効果を有するものである。
【0099】
また、前記ファンによって回転する攪拌体によって生じる水流および気泡によって生じる清掃作用の相乗効果によって浴槽等の内周壁面の汚れを確実に除去できるという効果を有するものである。
【0100】
また、請求項5記載の発明の清掃具、及び請求項6記載の発明の清掃機は、攪拌体に持たせた払拭機能により、浴槽等の内周壁面に付着した汚れを払拭できることから、浴槽等の清掃面の清掃効果を向上させることができるという効果を有するものである。
【0101】
また、請求項7記載の発明は、電動送風部に集中排気口を備えた電気掃除機を共用できることから、安価とできるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の清掃機の全体斜視図。
【図2】上記実施の形態の清掃機の電動送風部の第一の実施の形態である電気掃除機の要部断面図。
【図3】上記実施の形態の清掃具の平面図。
【図4】上記実施の形態の清掃具の断面図。
【図5】上記実施の形態の清掃具によって浴槽等の清掃状態を示した図。
【図6】上記実施の形態の清掃機の電動送風部の第二の実施の形態である電気掃除機をその一部を段目して示した図。
【符号の説明】
1 清掃機
10 清掃具
12 清掃具のファン室
13 収納室
21 底壁
22 環状壁
28 接続管
31 天井壁
36 吹出口
40 蓋体
42 小孔(流入用の孔)
43 貫通孔(流出用の孔)
50 ファン
57 回転軸
70 攪拌体
100 電気掃除機(電動送風部)
144 集中排気口
160 給気管

Claims (7)

  1. 環状壁とこの環状壁と一体的に形成された底壁と天井壁とから形成されたファン室、このファン室に連通して形成された接続管、流入用の孔と流出用の孔とを有する蓋体を前記天井壁に設けることによって形成された収納室、前記ファン室に回転可能に配設されたファン、複数の羽根を有して前記ファンの回転軸に取り付けられ前記収納室に配設されて、前記流入用の孔から前記収納室に清掃用水を吸込んでこの水を前記流出用の孔から流出させる泡立て部材、前記天井壁に設けられて、前記収納室を流れる清掃用水を泡立てる空気を前記ファン室から前記収納室に吹き出す吹出口を具備してなり、前記接続管からファンを回転させる空気を送気して前記泡立て部材を回転させることを特徴とする清掃具。
  2. 環状壁とこの環状壁と一体的に形成された底壁と天井壁とから形成されたファン室、このファン室に連通して形成された接続管、流入用の孔と流出用の孔とを有する蓋体を前記天井壁に設けることによって形成された収納室、前記ファン室に回転可能に配設されたファン、複数の羽根を有して前記ファンの回転軸に取り付けられ前記収納室に配設されて、前記流入用の孔から前記収納室に清掃用水を吸込んでこの水を前記流出用の孔から流出させる泡立て部材、前記天井壁に設けられて、前記収納室を流れる清掃用水を泡立てる空気を前記ファン室から前記収納室に吹き出す吹出口、前記ファンを間に置いて前記泡立て部材と反対側に前記ファン室から突出された前記回転軸の端部に取り付けられた攪拌体を具備してなり、前記接続管からファンを回転させる空気を送気して前記泡立て部材及び攪拌体を回転させることを特徴とする清掃具
  3. 環状壁とこの環状壁と一体的に形成された底壁と天井壁とから形成されたファン室、このファン室に連通して形成された接続管、一方側に開口面積の大きい流出用の貫通孔を、他方側に開口面積の小さい複数の流入用の小孔を有する蓋体を前記貫通孔を前記接続管側に配置して前記天井壁に設けることによって形成された収納室、前記ファン室に回転可能に配設されたファン、複数の羽根を有して前記ファンの回転軸に取り付けられ前記収納室に配設されて、前記小孔から前記収納室に清掃用水を吸込んでこの水を前記貫通孔孔から流出させる泡立て部材、前記天井壁に設けられて、前記収納室を流れる清掃用水を泡立てる空気を前記ファン室から前記収納室に吹き出す吹出口を具備してなる清掃具と、この清掃具の接続管に給気管を介して接続され前記ファン室に配設されたファンを回転させる空気を送気する電動送風部とからなることを特徴とする清掃機。
  4. 環状壁とこの環状壁と一体的に形成された底壁と天井壁とから形成されたファン室、このファン室に連通して形成された接続管、一方側に開口面積の大きい流出用の貫通孔を、他方側に開口面積の小さい複数の流入用の小孔を有する蓋体を前記貫通孔を前記接続管側に配置して前記天井壁に設けることによって形成された収納室、前記ファン室に回転可能に配設されたファン、複数の羽根を有して前記ファンの回転軸に取り付けられ前記収納室に配設されて、前記小孔から前記収納室に清掃用水を吸込んでこの水を前記貫通孔孔から流出させる泡立て部材、前記天井壁に設けられて、前記収納室を流れる清掃用水を泡立てる空気を前記ファン室から前記収納室に吹き出す吹出口、前記ファンを間に置いて前記泡立て部材と反対側に前記ファン室から突出された前記回転軸の端部に取り付けられた攪拌体を具備してなる清掃具と、この清掃具の接続管に給気管を介して接続され前記ファン室に配設されたファンを回転させる空気を送気する電動送風部とからなることを特徴とする清掃機。
  5. 請求項2記載の発明における攪拌体に払拭機能を持たせたことを特徴とする清掃具
  6. 請求項4記載の発明における攪拌体に払拭機能を持たせたことを特徴とする清掃機。
  7. 請求項3,4,6の内のいずれか一項記載の発明における電動送風部を、集中排気口を備えた電気掃除機としたことを特徴とする清掃機。
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