JPH1117802A - 不在応答電話システム - Google Patents

不在応答電話システム

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JPH1117802A
JPH1117802A JP9171887A JP17188797A JPH1117802A JP H1117802 A JPH1117802 A JP H1117802A JP 9171887 A JP9171887 A JP 9171887A JP 17188797 A JP17188797 A JP 17188797A JP H1117802 A JPH1117802 A JP H1117802A
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telephone
answering machine
answering
incoming call
message
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JP9171887A
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Inventor
Yumi Murakawa
由美 村川
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 留守番電話における使用の利便性の向上を図
る。 【解決手段】 外部電話機6a,6b及び構内装置Aが
公衆電話網5に接続され、かつ、移動電話網5bがセル
基地局28との無線回線で携帯電話機29と接続される
とともに、構内装置Aが構内電子交換機1、内線電話機
2a,2b,TAPIアダプタ3及びパーソナルコンピ
ュータ(PC)4を有し、使用者の自宅滞在中、通勤移
動、業務中を含む現在のスケージュル内容に対応して選
択した留守番応答メッセージを発呼側に送出し、かつ、
予め設定した電話番号からの着信の際に、この着信を転
送する。更に、外部電話機からの操作信号に基づいて使
用者のスケージュル内容及び、この内容に対応して選択
する留守番応答メッセージを変更するための設定を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構内電子交換機に
収容された内線電話機にTAPI(Telephony Applicato
n Programming Interface)アダプタを通じて接続された
小型コンピュータ(パーソナルコンピュータ) を備える
不在応答電話システムに関し、留守番動作設定時の着信
時に留守番応答メッセージを送出し、かつ、発呼側から
の伝言メッセージを録音する不在応答電話システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の不在応答(留守番)電話
システムは、この不在応答システムの使用者が不在の場
合に、この使用者に代わって、その留守番応答メッセー
ジを送出し、かつ、発呼側からの伝言メッセージを録音
する目的で使用されている。このような従来例として特
開平4−95444号「留守番電話機」公報、特開平5
−153228号「留守番電話機」公報、特開平6ー2
96190号「留守番電話装置」公報及び特開平8−3
35978号「無線通信装置」公報に記載のものが知ら
れている。
【0003】特開平4−95444号公報の従来例は、
予め設定された時間帯に対応して留守番応答メッセージ
を送出している。特開平5−153228号公報の従来
例は、予め設定された時間帯、休日スケージュル、連絡
先の有無等の条件に対応して選択した留守番応答メッセ
ージを送出している。更に、特開平6−296190号
公報の従来例は、使用者が設定した、例えば、時間ごと
の業務や通勤移動などの スケージュル内容に対応して
留守番応答メッセージを自動編集し、かつ、第三者に、
このスケージュル内容を通知している。
【0004】また、特開平8−335978号公報の従
来例は、無線通信装置において、予め事業所内線電話機
などに分散して設けた自営の基地局ごとにスケージュル
内容を設定している。そして着信時に基地局を識別し、
スケージュル内容ごとに対応した留守番応答メッセージ
を送出している。
【0005】このような従来の例では、着信時に自動応
答した留守番応答メッセージを聴取した発信者(発呼
側)が、再度、電話をかけ直す必要がある。例えば、留
守番応答メッセージで発呼側から通知された電話番号に
電話をかけ直す必要があり、留守番応答メッセージで通
知された電話番号にそのまま自動転送できない。
【0006】また、留守番応答メッセージでは、使用者
側の都合によるスケージュル内容や連絡先の電話番号等
を設定して、この設定内容を一方的に報知している。す
なわち、着信時の発信者(発呼側)の要望する情報に基
づいた報知が出来ない。更に、外出先から留守番応答メ
ッセージの変更設定、例えば、スケージュル内容や連絡
先の電話番号等の内容を設定し直すことが出来ない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように上記従来例
では 例えば、使用者は留守番応答メッセージで通知さ
れた電話番号に電話をかけ直す必要があり、また、使用
者側の都合による、例えば、自宅滞在中、移動中、会社
の自席での業務中などを区別したスケージュル内容や連
絡先の電話番号等を留守番応答メッセージによって一方
的に報知するのみである。更に、外出先から留守番応答
メッセージの変更設定が出来ない。換言すれば、留守番
電話としての使用の利便性が悪いという欠点があった。
【0008】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、使用者の現在の状況、例え
ば自宅滞在、移動中又は会議中などのスケージュル内容
(予定)に対応した、的確な留守番応答メッセージを発
呼側に送出し、かつ、予め設定した電話番号からの着信
を自動的に転送できるとともに、外出先からスケージュ
ル内容及び留守番応答メッセージの変更設定を可能にし
て、その留守番電話としての使用の利便性が向上する不
在応答電話システムの提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1記載の発明は、着信に対して留守番応答メ
ッセージを送出し、かつ、発呼側からの留守番伝言メッ
セージを録音する不在応答電話システムであり、使用者
の現在のスケージュル内容に対応して選択した留守番応
答メッセージを発呼側に送出し、かつ、予め設定した電
話番号からの着信の際に、この着信を転送するととも
に、外部電話機からの操作信号に基づいて使用者のスケ
ージュル内容、及び、この内容に対応して選択する留守
番応答メッセージを変更するための設定を行う留守番処
理手段を備える構成としてある。
【0010】請求項2記載の不在応答電話システムは、
前記留守番処理手段として、使用者のスケージュル内容
を設定するスケージュル設定手段と、スケージュル設定
手段が設定した着信時のスケージュル内容に対応した予
め格納している留守番応答メッセージを選択して送出
し、かつ、発呼側からの留守番伝言メッセージを録音す
る録音処理手段と、予め設定した電話番号からの着信を
転送する電話番号確認転送手段と、外部電話機からの操
作信号に基づいてスケージュル内容を変更し、かつ、こ
のスケージュル内容の変更に対応した留守番応答メッセ
ージを選択する変更を行う変更設定手段とを備える構成
としてある。
【0011】請求項3記載の不在応答電話システムは、
前記留守番処理手段として、局線及び内線電話機を収容
して着信、発信を切り替える構内電子交換機と、構内電
子交換機に接続されて内線着信又は外線着信における通
話を行うための内線電話機と、留守番電話設定時の着信
に対して使用者の現在のスケージュル内容に対応して選
択した留守番応答メッセージを発呼側に送出し、かつ、
予め設定した電話番号からの着信を転送するとともに、
外部電話機からの操作信号に基づいて使用者のスケージ
ュル内容を変更し、かつ、この変更内容に対応した留守
番応答メッセージの選択を変更するための設定制御を行
う不在応答制御処理手段と、内線電話機と不在応答制御
処理手段との間の接続処理を行うTAPIアダプタとを
備える構成としてある。
【0012】請求項4記載の不在応答電話システムは、
前記不在応答制御処理手段として、処理データを画面表
示する表示装置と、留守番伝言メッセージ又は着信呼び
出し音を出力するスピーカと、留守番応答メッセージを
録音する際の送話用のマイクロホンと、TAPIアダプ
タのインタフェース処理を通じて内線電話機に接続され
て入出力信号を処理する信号処理部と、発呼側の電話番
号を抽出する情報処理部と、留守番応答メッセージの音
声信号及び呼出音信号の増幅を含む処理を行う音声信号
処理部と、信号処理部を通じて発呼側からのPBトーン
信号を検出するトーン検出部と、機能設定又は情報入力
を行う入力装置と、マイクロホンから入力された留守番
応答メッセージを格納し、かつ、発呼側からの留守番伝
言メッセージを格納するとともに、予め設定される転送
先の電話番号を記憶する記憶部と、表示データを画像信
号に生成する画像信号処理部と、現在の時刻を計時する
タイマと、留守番電話設定時の着信に対する留守番応答
メッセージを発呼側に送出し、かつ、予め設定した電話
番号からの着信を転送するとともに、外部電話機からの
操作信号に基づいて使用者のスケージュル内容を変更
し、かつ、留守番応答メッセージの選択を変更するため
の設定の制御を行う制御手段とを備える構成としてあ
る。
【0013】請求項5記載の不在応答電話システムは、
前記着信が予め設定した電話番号からの着信の転送先
を、内線電話機、外部電話機又は移動電話機としてあ
る。
【0014】請求項6記載の不在応答電話システムは、
前記使用者のスケージュル内容及び留守番応答メッセー
ジの選択の変更を、内線電話機、外部電話機又は移動電
話機から行う構成としてある。
【0015】請求項7記載の不在応答電話システムは、
前記予め設定した電話番号からの着信を転送する際の電
話番号を電話回線網からの電話番号通知サービスを通じ
て検出する構成としてある。
【0016】請求項8記載の不在応答電話システムは、
前記予め設定した電話番号からの着信を転送する際の電
話番号を、発呼側が転送を要求した電話番号に対応して
入力操作したPBトーン信号から検出する構成としてあ
る。
【0017】請求項9記載の不在応答電話システムは、
前記スケージュル内容を、自宅滞在、移動中、業務中又
は外出中を含む時間ごとの内容としてある。
【0018】このような構成の不在応答電話システム
は、使用者の現在のスケージュル内容に対応して選択し
た留守番応答メッセージを発呼側に送出し、設定した電
話番号からの着信を転送し、かつ、使用者のスケージュ
ル内容及び、この内容に対応した留守番応答メッセージ
の選択を変更している。
【0019】この結果、使用者の現在のスケージュル内
容に対応した、的確な留守番応答メッセージが発呼側に
送出される。かつ、予め設定した電話番号からの着信を
手間をかけずに自動的に転送できるとともに、外出先か
らスケージュル内容及び留守番応答メッセージの変更設
定が容易に可能になり、その留守番電話としての使用の
利便性が向上する。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の不在応答電話シス
テムの実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図
1は本発明の不在応答電話システムの実施形態における
構成を示すブロック図である。図1の不在応答電話シス
テムは、構内装置Aを有しており、この構内装置Aは、
局線や内線電話機を収容して、その着信、発信を切り替
える構内電子交換機1と、この構内電子交換機1に接続
されて内線着信や外線着信における通話を行うための内
線電話機2a,2bとを有している。
【0021】更に、この不在応答電話システムは、内線
電話機2a及び制御処理手段としてのパーソナルコンピ
ュータ(PC)4の間のTAPI(Telephony Applicato
n Programming Interface)処理を行うTAPIアダプタ
3と、留守番電話設定時や非留守番電話設定時のそれぞ
れの機能を処理するパーソナルコンピュータ(PC)4
とを有している。
【0022】また、この不在応答電話システムは構内装
置A内の構内電子交換機1と接続される公衆電話網5a
と、この公衆電話網5aと接続される移動電話網5b
と、公衆電話網5aを通じて電話を行う外部電話機6
a,6bとを有している。また、移動電話網5bにはセ
ル基地局28が接続されるとともに、このセル基地局2
8と無線回線で接続される携帯電話機29を有してい
る。なお、内線電話機2a,2b、外部電話機6a,6
b及び携帯電話機29は、これ以上の多数の台数が用い
られるものである。
【0023】図2は図1中のパーソナルコンピュータ
(PC)4の詳細な構成を示すブロック図である。この
パーソナルコンピュータ(PC)4は、各種の処理デー
タを画面表示するブラウン管(CRT)などを用いた表
示装置7と、留守番伝言メッセージを音声出力し、着信
呼び出し音を吹鳴するためのスピーカ8とを有し、か
つ、留守番応答メッセージを録音する際の音声信号を出
力するマイクロホン9と、TAPIアダプタ3のインタ
フェース処理を通じて内線電話機2aに接続されて、そ
の入出力信号を処理する信号処理部10とを有してい
る。
【0024】このパーソナルコンピュータ(PC)4
は、電話番号通知サービスによる発呼側の電話番号を抽
出する情報処理部11と、留守番応答メッセージの音声
信号及び呼出音信号の増幅などの処理を行う音声信号処
理部12と、信号処理部10を通じて発呼側からのPB
トーン信号を検出するトーン検出部13とを有してい
る。
【0025】更に、このパーソナルコンピュータ(P
C)4の動作を制御し、特に、使用者の現在の自宅滞
在、移動中又は会議中などのスケージュル内容に対応し
て選択した留守番応答メッセージを発呼側に送出し、か
つ、予め設定した電話番号の着信の際に、この着信を転
送するとともに、離れた場所の内線電話機2b、外部電
話機6b又は携帯電話機29などからスケージュル内容
及び、このスケージュル内容に対応する留守番応答メッ
セージの選択の変更設定の制御を行う制御部14を有し
ている。
【0026】このパーソナルコンピュータ(PC)4
は、機能設定や情報入力を行うキーボードや座標入力装
置(マウス)などの入力装置15と、固体記憶素子(メ
モリ)やハードディスク装置(HDD)を用いて、予め
マイクロホン9から入力された、図3に示す留守番応答
メッセージを格納し、かつ、発呼側からの留守番伝言メ
ッセージを格納(録音)するとともに、転送先、例え
ば、外部電話機6b、携帯電話機29又は会議室の内線
電話機2bの転送先の電話番号を記憶するための記憶部
16とを有し、かつ、表示データを画像信号に生成する
画像信号処理部17と、現在の時刻を計時するタイマ1
8と、各部を接続するためのバスライン19とを有して
いる。
【0027】次に、この実施形態の動作について説明す
る。図1において、構内装置Aの構内電子交換機1は、
公衆電話網5aに接続された外部電話機6aなどからの
発呼による着信を処理し、内線電話機2aに接続する。
内線電話機2aは、留守番電話がパーソナルコンピュー
タ(PC)4で設定されていない場合は、着信を鳴動し
て、使用者が受話器をとってその通話が行われる。
【0028】次に、留守番電話がパーソナルコンピュー
タ(PC)4で設定されている場合の動作について説明
する。まず、使用者は図1に示す入力装置15から、以
下の図3及び図4に示すように使用者の24時間におけ
るスケージュル内容(予定)と、この24時間における
スケージュル内容ごとに対応した留守番電話の処理を制
御部14に設定する。更に、図3に示す留守番応答メッ
セージをマイクロホン9、音声信号処理部12及びバス
ライン19を通じて記憶部16に格納する。
【0029】図3は、使用者の24時間におけるスケー
ジュル内容を説明するための図であり、図4は、24時
間におけるスケージュル内容ごとに対する留守番電話の
処理内容を示す図である。図3では、使用者の時刻ごと
のスケージュル内容(予定)に対する留守番電話の処理
内容(レベル)を0,1,2,3に区別しており、時刻
0:00から7:30までは自宅に滞在し、その留守番
電話の処理内容(レベル)が「1」である。
【0030】このレベル1のスケージュル内容(予定)
では、図4に示すように、外部電話機6aからの着信に
対して、留守番応答メッセージを送出する不在応答を行
い、かつ、その留守番伝言メッセージの録音を行い、転
送は行わない。この場合の留守番応答メッセージは「た
だいま外出しております。後ほどお電話いたしますので
メッセージをお願いします。」である。
【0031】この後の時刻7:30から9:00までの
移動時は、留守番電話の処理内容(レベル)が「2」で
ある。このレベル2のスケージュル内容(予定)では、
図4に示すように、外部電話機6aからの着信に対し
て、留守番応答メッセージを送出する不在応答を行い、
かつ、着信を予め登録している電話番号「△△△△」の
携帯電話機29へ転送する。この場合の留守番応答メッ
セージは「ただいま外出しております。携帯電話に転送
しますのでそのままお待ち下さい」である。
【0032】更に、この後の時刻9:00から10:0
0までの会社などにおいて自席に居る場合は、留守番電
話の処理内容(レベル)が「0」である。このレベル0
のスケージュル内容(予定)では、図4に示すように、
外部電話機6aからの着信に対して留守番応答を行わな
い不在応答解除状態であり、又は、電話に応答出来ない
場合の不在応答が設定される。すなわち、留守番応答メ
ッセージを送出する不在応答を行い、かつ、留守番伝言
メッセージの録音を行い、転送は行わない。この場合の
留守番応答メッセージは「ただいま席を外しておりま
す。折り返しお電話いたしますのでメッセージをお願い
します」である。
【0033】更に、この後の時刻10:00から12:
00までの会社などでの会議中の場合は、留守番電話の
処理内容(レベル)が「3」である。このレベル3のス
ケージュル内容(予定)では、図4に示すように、外部
電話機6aからの着信に対して会議室で発信先の電話番
号「○○○○」に応答する場合(不在応答)、留守番応
答メッセージを送出し、会議室の電話番号「□□□□」
へ着信を転送する。この場合の留守番応答メッセージは
「ただいま会議中です。会議室に転送しますのでそのま
まお待ち下さい」である。
【0034】また、このレベル3では、図4に示すよう
に、外部電話機6aからの着信に対して会議室の内線電
話機2bで着信に応答しない場合、すなわち、指定の発
信先の電話番号「○○○○」が未登録の際には、外部電
話機6aからの着信に対して、留守番応答メッセージを
送出する不在応答及び留守番伝言メッセージの録音を行
い、転送は行わない。この場合の留守番応答メッセージ
は「ただいま会議中です。折り返しお電話いたしますの
でメッセージをお願いします」である。
【0035】更に、この後の時刻12:00から15:
00までの外出中では、前記の留守番電話の処理内容の
レベル1が設定され、この後の時刻15:00から1
8:00までの会社などにおける自席での業務中は前記
の留守番電話の処理内容のレベル0が設定される。ま
た、この後の時刻18:00から19:00までの移動
中は前記の留守番電話の処理内容のレベル2が設定さ
れ、この後の時刻19:00から0:00までの自宅滞
在では前記の留守番電話の処理内容のレベル1が設定さ
れる。
【0036】次に、この設定に基づいた動作について説
明する。構内装置Aの構内電子交換機1は、公衆電話網
5aに接続された外部電話機6aからの発呼による着信
を処理し、内線電話機2aに接続する。この内線電話機
2aの着信がTAPIアダプタ3を通じてパーソナルコ
ンピュータ(PC)4へ送出される。パーソナルコンピ
ュータ(PC)4では信号処理部10を通じて制御部1
4が着信を取り込む。ここで留守番電話が設定されてい
る場合は、記憶部16に記憶している使用者の図3に示
す24時間におけるスケージュル内容を識別する。すな
わち、タイマ18の現在の時刻データを取り込んで使用
者の現在のスケージュル内容を識別する。
【0037】この識別状態は、図3に示す24時間にお
けるスケージュル内容である。時刻0:00から7:3
0までの自宅滞在はレベル1であり、時刻7:30から
9:00までの移動時はレベル2である。この後の時刻
9:00から10:00までの自席の場合はレベル0、
時刻10:00から12:00までの会議中はレベル3
であり、時刻12:00から15:00までの外出中で
はレベル1である。
【0038】この後の時刻15:00から18:00ま
での自席ではレベル0、時刻18:00から19:00
までの移動中はレベル2であり、この後の時刻19:0
0から0:00までの自宅ではレベル1である。このレ
ベル0,1,2,3をそれぞれ制御部14が認識すると
図4に示すレベル0〜3にそれぞれ対応した留守番処理
を行う。
【0039】まず、レベル0では図4に示すように、外
部電話機6aからの着信に対して応答する留守番応答を
行わない不在応答の解除状態であり、又は、電話に応答
できない場合の不在応答の設定状態である。この場合、
留守番応答メッセージを送出する不在応答を行い、か
つ、留守番伝言メッセージの録音を行い、転送は行わな
い。
【0040】記憶部16から制御部14が留守番応答メ
ッセージ「ただいま席を外しております。折り返しお電
話いたしますのでメッセージをお願いします」を読み出
し、バスライン19、信号処理部10から図1に示すT
APIアダプタ3、内線電話機2a及び構内電子交換機
1を通じて公衆電話網5aに送出して、外部電話機6b
の発呼側に送出する。
【0041】レベル1では、図4に示すように、外部電
話機6aからの着信に対して、留守番応答メッセージを
送出する不在応答を行い、かつ、留守番伝言メッセージ
の録音を行い、転送は行わない。制御部14が、記憶部
16から留守番応答メッセージ「ただいま外出しており
ます。後ほどお電話いたしますのでメッセージをお願い
します」を読み出し、バスライン19、信号処理部10
から図1に示すTAPIアダプタ3、内線電話機2a及
び構内電子交換機1を通じて公衆電話網5aに送出し
て、外部電話機6bの発呼側に送出する。
【0042】レベル2では、図4に示すように外部電話
機6aからの着信に対して、留守番応答メッセージを送
出する不在応答を行い、その着信を制御部14がバスラ
イン19、信号処理部10から図1に示すTAPIアダ
プタ3、内線電話機2a及び構内電子交換機1、公衆電
話網5a,移動電話網5b及びセル基地局28を通じ
て、予め電話番号「△△△△」を登録している携帯電話
機29へ転送する。
【0043】この場合、制御部14が、記憶部16から
留守番応答メッセージ「ただいま外出しております。携
帯電話に転送しますのでそのままお待ち下さい」を読み
出し、信号処理部10から図1に示すTAPIアダプタ
3、内線電話機2a及び構内電子交換機1を通じて公衆
電話網5aに送出して、外部電話機6bの発呼側に送出
する。
【0044】レベル3では、図4に示すように、外部電
話機6aからの着信に対して、情報処理部11が電話番
号通知サービスによって抽出した発呼側の電話番号「○
○○○」に応答する場合は不在応答、すなわち、留守番
応答メッセージを送出し、記憶部16に予め記憶してい
る会議室の電話番号「□□□□」へ、着信をパーソナル
コンピュータ(PC)4がTAPIアダプタ3、内線電
話機2a及び構内電子交換機1を通じて転送する。
【0045】この場合、記憶部16から制御部14が留
守番応答メッセージ「ただいま会議中です。会議室に転
送しますのでそのままお待ち下さい」を読み出し、バス
ライン19、信号処理部10から図1に示すTAPIア
ダプタ3、内線電話機2a及び構内電子交換機1を通じ
て公衆電話網5aに送出して、外部電話機6bの発呼側
に送出する。
【0046】また、このレベル3では、図4に示すよう
に、外部電話機6aからの着信に対して会議室で着信に
応答しない場合、すなわち、情報処理部11が電話番号
通知サービスによって抽出した発呼側の電話番号「○○
○○」が未登録の際には、外部電話機6aからの着信に
対して、留守番応答メッセージを送出する不在応答及び
留守番伝言メッセージの録音を行い、転送は行わない。
【0047】この場合、記憶部16から制御部14が留
守番応答メッセージ「ただいま会議中です。折り返しお
電話いたしますのでメッセージをお願いします」を読み
出し、バスライン19、信号処理部10から図1に示す
TAPIアダプタ3、内線電話機a2及び構内電子交換
機1を通じて公衆電話網5aに送出して、外部電話機6
bの発呼側に送出する。
【0048】次に、外部から上記の図3及び図4に示す
スケージュル内容及び、このスケージュル内容に対応し
た留守番応答メッセージを選択する設定変更の動作につ
いて説明する。外出先の電話機、例えば、図1中の外部
電話機6aから不在応答電話システムに公衆電話網5a
を通じて電話をかける。その着信に構内装置A中の構内
電子交換機1が応答すると、次に、外部電話機6aから
変更の特番を入力し、このPBトーン信号が構内電子交
換機1、内線電話機2a,TAPIアダプタ3を通じて
パーソナルコンピュータ(PC)4で取り込まれる。パ
ーソナルコンピュータ(PC)4では、信号処理部10
を通じてトーン検出部13がPBトーン信号から特番を
検出して制御部14に送出する。
【0049】制御部14は、記憶部16に記憶している
図3及び図4に示す使用者の24時間におけるスケージ
ュル内容と、この24時間におけるスケージュル内容ご
とにに対応した留守番電話の処理内容を取り込み、外部
電話機6aから入力される予め定められた変更の特番に
従って図3中の使用者の24時間におけるスケージュル
内容のレベル0〜3の設定を変更する。更に、同様にし
て転送先の電話番号を変更する。
【0050】なお、内線電話機2aからも、図3及び図
4に示す使用者の24時間におけるスケージュル内容
と、この24時間におけるスケージュル内容に対する留
守番電話の処理内容の変更、すなわち、留守番応答メッ
セージの選択を変更する設定が可能である。
【0051】なお、この実施形態では、情報処理部11
が電話番号通知サービスによる発呼側の電話番号「○○
○○」を検出し、この電話番号「○○○○」が予め登録
されている際に、その発呼側の電話番号へ転送している
が、PBトーン信号を用いても良い。すなわち、転送を
行う場合に、発呼側に留守番応答メッセージ「ただいま
外出しております。携帯電話に転送しますので、電話機
から貴方の電話番号を入力して下さい」を送出し、その
発呼側からのPBトーン信号をトーン検出部13が検出
する。
【0052】そして、制御部14がPBトーン信号から
検出した発呼側の電話番号「○○○○」を予め登録して
いる電話番号と一致するか否かを識別し、この電話番号
「○○○○」を記憶部16に記憶している場合、例え
ば、携帯電話機29又は会議室の内線電話機2bの転送
先の電話番号へ転送する。
【0053】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の不在応答電話システムによれば、使用者の現在のスケ
ージュル内容に対応した、的確な留守番応答メッセージ
が発呼側に送出される。かつ、予め設定した電話番号か
らの着信を手間をかけずに自動的に転送できるととも
に、外出先からスケージュル内容及び留守番応答メッセ
ージの変更設定が容易に可能になり、その留守番電話と
しての使用の利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の不在応答電話システムの実施形態にお
ける構成を示すブロック図である。
【図2】図1中のパーソナルコンピュータの詳細な構成
を示すブロック図である。
【図3】実施形態にあって使用者のスケージュル内容を
説明するための図である。
【図4】実施形態にあってスケージュル内容に対する留
守番電話処理を示す図である。
【符号の説明】
1 構内電子交換機 2a,2b 内線電話機 3 TAPIアダプタ 4 パーソナルコンピュータ(PC) 5a 公衆電話網 5b 移動電話網 6a,6b 外部電話機 7 表示装置 8 スピーカ 9 マイクロホン 13 トーン検出部 14 制御部 15 入力装置 16 記憶部 18 タイマ 28 セル基地局 29 携帯電話機 A 構内装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着信に対して留守番応答メッセージを送
    出し、かつ、発呼側からの留守番伝言メッセージを録音
    する不在応答電話システムにおいて、 使用者の現在のスケージュル内容に対応して選択した留
    守番応答メッセージを発呼側に送出し、かつ、予め設定
    した電話番号からの着信の際に、この着信を転送すると
    ともに、外部電話機からの操作信号に基づいて使用者の
    前記スケージュル内容及び、この内容に対応して選択す
    る留守番応答メッセージを変更するための設定を行う留
    守番処理手段を備えることを特徴とする不在応答電話シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記留守番処理手段として、 使用者のスケージュル内容を設定するスケージュル設定
    手段と、 前記スケージュル設定手段が設定した着信時のスケージ
    ュル内容に対応した予め格納している留守番応答メッセ
    ージを選択して送出し、かつ、発呼側からの留守番伝言
    メッセージを録音する録音処理手段と、 予め設定した電話番号からの着信を転送する電話番号確
    認転送手段と、 外部電話機からの操作信号に基づいて前記スケージュル
    内容を変更し、かつ、このスケージュル内容の変更に対
    応した留守番応答メッセージを選択する変更を行う変更
    設定手段と、 を備えることを特徴とする請求項1記載の不在応答電話
    システム。
  3. 【請求項3】 前記留守番処理手段として、 局線及び内線電話機を収容して着信、発信を切り替える
    構内電子交換機と、 前記構内電子交換機に接続されて内線着信又は外線着信
    における通話を行うための内線電話機と、 留守番電話設定時の着信に対して使用者の現在のスケー
    ジュル内容に対応して選択した留守番応答メッセージを
    発呼側に送出し、かつ、予め設定した電話番号からの着
    信を転送するとともに、外部電話機からの操作信号に基
    づいて使用者の前記スケージュル内容を変更し、かつ、
    この変更内容に対応した留守番応答メッセージの選択を
    変更するための設定制御を行う不在応答制御処理手段
    と、 前記内線電話機と不在応答制御処理手段との間の接続処
    理を行うTAPIアダプタと、 を備えることを特徴とする請求項1記載の不在応答電話
    システム。
  4. 【請求項4】 前記不在応答制御処理手段として、 処理データを画面表示する表示装置と、 留守番伝言メッセージ又は着信呼び出し音を出力するス
    ピーカと、 留守番応答メッセージを録音する際の送話用のマイクロ
    ホンと、 TAPIアダプタのインタフェース処理を通じて内線電
    話機に接続されて入出力信号を処理する信号処理部と、 発呼側の電話番号を抽出する情報処理部と、 留守番応答メッセージの音声信号及び呼出音信号の増幅
    を含む処理を行う音声信号処理部と、 前記信号処理部を通じて発呼側からのPBトーン信号を
    検出するトーン検出部と、 機能設定又は情報入力を行う入力装置と、 前記マイクロホンから入力された留守番応答メッセージ
    を格納し、かつ、発呼側からの留守番伝言メッセージを
    格納するとともに、予め設定される転送先の電話番号を
    記憶する記憶部と、 表示データを画像信号に生成する画像信号処理部と、 現在の時刻を計時するタイマと、 留守番電話設定時の着信に対する留守番応答メッセージ
    を発呼側に送出し、かつ、予め設定した電話番号からの
    着信を転送するとともに、外部電話機からの操作信号に
    基づいて使用者の前記スケージュル内容を変更し、か
    つ、留守番応答メッセージの選択を変更するための設定
    の制御を行う制御手段と、 を備えることを特徴とする請求項3記載の不在応答電話
    システム。
  5. 【請求項5】 前記着信が予め設定した電話番号からの
    着信の転送先が、内線電話機、外部電話機又は移動電話
    機であることを特徴とする請求項1記載の不在応答電話
    システム。
  6. 【請求項6】 前記使用者のスケージュル内容及び留守
    番応答メッセージの選択の変更を、内線電話機、外部電
    話機又は移動電話機から行うことを特徴とする請求項1
    記載の不在応答電話システム。
  7. 【請求項7】 前記予め設定した電話番号からの着信を
    転送する際の電話番号を電話回線網からの電話番号通知
    サービスを通じて検出することを特徴とする請求項1記
    載の不在応答電話システム。
  8. 【請求項8】 前記予め設定した電話番号からの着信を
    転送する際の電話番号を、発呼側が転送を要求する電話
    番号に対応して入力操作したPBトーン信号から検出す
    ることを特徴とする請求項1記載の不在応答電話システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記スケージュル内容が、自宅滞在、移
    動中、業務中又は外出中を含む時間ごとの内容であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の不在応答電話システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6961409B2 (en) 2001-05-21 2005-11-01 Nec Corporation Telecommunication terminal equipment responding with electronic mail containing schedule and response method using electronic mail containing schedule
JP2013162417A (ja) * 2012-02-07 2013-08-19 Sharp Corp 情報端末、情報端末の制御方法、制御プログラムおよびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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