JPH118690A - 不在応答電話システム - Google Patents
不在応答電話システムInfo
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- JPH118690A JPH118690A JP9161037A JP16103797A JPH118690A JP H118690 A JPH118690 A JP H118690A JP 9161037 A JP9161037 A JP 9161037A JP 16103797 A JP16103797 A JP 16103797A JP H118690 A JPH118690 A JP H118690A
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- telephone
- answering machine
- telephone number
- schedule
- answering
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 留守番電話におるけ使用の利便性を向上を図
る。 【解決手段】 外部電話機６ａ，６ｂ及び構内装置Ａが
公衆電話網５に接続され、かつ、移動電話網５ｂがセル
基地局２８との無線回線で携帯電話機２９が接続される
とともに、構内装置Ａが構内電子交換機１、内線電話機
２ａ〜２ｃ，ＴＡＰＩアダプタ３及びパーソナルコンピ
ュータ（ＰＣ）４を有し、現在の使用者のスケージュル
内容ごとに対応して、離れた場所の電話機へ発呼側から
の留守番伝言メッセージ及び発呼側の電話番号を転送す
る。また、留守番伝言メッセージ及び発呼側の電話番号
を受け取った電話機が、発呼側から通知された電話番号
に自動発呼する。かつ、外部電話機からの操作信号に基
づいてスケージュル内容及び、この内容に対応する転送
先電話番号の変更設定を行う。
る。 【解決手段】 外部電話機６ａ，６ｂ及び構内装置Ａが
公衆電話網５に接続され、かつ、移動電話網５ｂがセル
基地局２８との無線回線で携帯電話機２９が接続される
とともに、構内装置Ａが構内電子交換機１、内線電話機
２ａ〜２ｃ，ＴＡＰＩアダプタ３及びパーソナルコンピ
ュータ（ＰＣ）４を有し、現在の使用者のスケージュル
内容ごとに対応して、離れた場所の電話機へ発呼側から
の留守番伝言メッセージ及び発呼側の電話番号を転送す
る。また、留守番伝言メッセージ及び発呼側の電話番号
を受け取った電話機が、発呼側から通知された電話番号
に自動発呼する。かつ、外部電話機からの操作信号に基
づいてスケージュル内容及び、この内容に対応する転送
先電話番号の変更設定を行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、構内電子交換機に
収容された内線電話機にＴＡＰＩ(Telephony Applicato
n Programming Interface)アダプタを通じて接続される
小型コンピュータ（パーソナルコンピュータ) を備えた
不在応答電話システムに関し、特に、使用者のスケージ
ュル内容（予定）ごとに対応して電話機へ留守番伝言メ
ッセージ及び発呼側の電話番号を転送し、かつ、発呼側
から通知された電話番号に自動発呼するとともに、スケ
ージュル内容及び、この内容に対応する転送先電話番号
の変更設定を行う不在応答電話システムに関する。
収容された内線電話機にＴＡＰＩ(Telephony Applicato
n Programming Interface)アダプタを通じて接続される
小型コンピュータ（パーソナルコンピュータ) を備えた
不在応答電話システムに関し、特に、使用者のスケージ
ュル内容（予定）ごとに対応して電話機へ留守番伝言メ
ッセージ及び発呼側の電話番号を転送し、かつ、発呼側
から通知された電話番号に自動発呼するとともに、スケ
ージュル内容及び、この内容に対応する転送先電話番号
の変更設定を行う不在応答電話システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の不在応答電話システム
は、この不在応答電話システムの使用者が不在の場合
に、この使用者に代わって、その留守番応答メッセージ
を送出し、かつ、発呼側からの伝言メッセージを録音す
る目的で使用されている。このような従来例として特開
昭６２−２６８２５４号「電子電話帳装置」公報、特開
平４−１６５７４６号「留守番電話装置」公報、特開平
７−３８６３９号「留守番電話装置」公報に記載のもの
が知られている。
は、この不在応答電話システムの使用者が不在の場合
に、この使用者に代わって、その留守番応答メッセージ
を送出し、かつ、発呼側からの伝言メッセージを録音す
る目的で使用されている。このような従来例として特開
昭６２−２６８２５４号「電子電話帳装置」公報、特開
平４−１６５７４６号「留守番電話装置」公報、特開平
７−３８６３９号「留守番電話装置」公報に記載のもの
が知られている。
【０００３】特開昭６２−２６８２５４号の従来例は、
発信者番号を記憶して、その後に、装置を操作すること
によって使用者へ発信者名を音声で通知し、かつ、発信
者の端末装置に自動的に発呼して接続している。また、
特開平４−１６５７４６号の従来例は、ＤＴＭＦ信号に
よる連絡先の電話番号を伝言メッセージとともに記憶
し、この後、使用者が装置を操作することによって伝言
メッセージを再生し、かつ、記憶している連絡先の電話
番号へ自動発呼している。更に、特開平７−３８６３９
号の従来例は発信者番号を記憶し、かつ、留守番応答メ
ッセージを送出する不在応答を行う。この後、使用者が
携帯するぺージャ（ポケットベル）へ発信者の電話番号
送信して、その画面表示を行っている。
発信者番号を記憶して、その後に、装置を操作すること
によって使用者へ発信者名を音声で通知し、かつ、発信
者の端末装置に自動的に発呼して接続している。また、
特開平４−１６５７４６号の従来例は、ＤＴＭＦ信号に
よる連絡先の電話番号を伝言メッセージとともに記憶
し、この後、使用者が装置を操作することによって伝言
メッセージを再生し、かつ、記憶している連絡先の電話
番号へ自動発呼している。更に、特開平７−３８６３９
号の従来例は発信者番号を記憶し、かつ、留守番応答メ
ッセージを送出する不在応答を行う。この後、使用者が
携帯するぺージャ（ポケットベル）へ発信者の電話番号
送信して、その画面表示を行っている。
【０００４】このような従来例では、使用者が留守番応
答メッセージに対する留守番伝言メッセージの有無の確
認に手間がかかる。換言すれば、自動応答による留守番
応答メッセージの送出後に録音した留守番伝言メッセー
ジを離れた場所の特定の連絡先の電話番号へ自動的に報
知できない。また、録音している留守番伝言メッセージ
を離れた場所で確認した後に、この着信の発信側の電話
番号に再度電話をかける必要がある。
答メッセージに対する留守番伝言メッセージの有無の確
認に手間がかかる。換言すれば、自動応答による留守番
応答メッセージの送出後に録音した留守番伝言メッセー
ジを離れた場所の特定の連絡先の電話番号へ自動的に報
知できない。また、録音している留守番伝言メッセージ
を離れた場所で確認した後に、この着信の発信側の電話
番号に再度電話をかける必要がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このように上記従来例
では その留守番応答メッセージに対する留守番伝言メ
ッセージの有無の確認に手間がかかるとともに、使用者
は留守番応答メッセージに対して発呼側から通知された
電話番号に電話をかけ直す必要があり、その留守番電話
における使用の利便性が悪いという欠点があった。
では その留守番応答メッセージに対する留守番伝言メ
ッセージの有無の確認に手間がかかるとともに、使用者
は留守番応答メッセージに対して発呼側から通知された
電話番号に電話をかけ直す必要があり、その留守番電話
における使用の利便性が悪いという欠点があった。
【０００６】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、自宅、移動中又は会議中な
どの現在の使用者のスケージュル内容ごとに対応して、
離れた場所で、転送された留守番伝言メッセージを容易
に確認できるとともに、留守番応答メッセージに対し、
発呼側から通知された電話番号への自動発呼が可能にな
り、及び、外出先からスケージュル内容ごとに対応する
転送先電話番号の変更設定が可能になって、その留守番
電話における使用の利便性が向上する不在応答電話シス
テムの提供を目的とする。
課題を解決するものであり、自宅、移動中又は会議中な
どの現在の使用者のスケージュル内容ごとに対応して、
離れた場所で、転送された留守番伝言メッセージを容易
に確認できるとともに、留守番応答メッセージに対し、
発呼側から通知された電話番号への自動発呼が可能にな
り、及び、外出先からスケージュル内容ごとに対応する
転送先電話番号の変更設定が可能になって、その留守番
電話における使用の利便性が向上する不在応答電話シス
テムの提供を目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項１記載の発明は、着信に対して留守番応答メ
ッセージを送出し、かつ、発呼側からの留守番伝言メッ
セージを録音する不在応答電話システムであり、現在の
使用者のスケージュル内容ごとに対応して、離れた場所
の電話機へ、発呼側から録音した留守番伝言メッセージ
及び発呼側の電話番号を転送するとともに、留守番伝言
メッセージ及び発呼側の電話番号を受け取った電話機
が、発呼側から通知された電話番号に自動発呼し、か
つ、外部電話機からの操作信号に基づいてスケージュル
内容及び、この内容に対応する転送先電話番号の変更設
定を行う留守番処理手段を備える構成としてある。
に、請求項１記載の発明は、着信に対して留守番応答メ
ッセージを送出し、かつ、発呼側からの留守番伝言メッ
セージを録音する不在応答電話システムであり、現在の
使用者のスケージュル内容ごとに対応して、離れた場所
の電話機へ、発呼側から録音した留守番伝言メッセージ
及び発呼側の電話番号を転送するとともに、留守番伝言
メッセージ及び発呼側の電話番号を受け取った電話機
が、発呼側から通知された電話番号に自動発呼し、か
つ、外部電話機からの操作信号に基づいてスケージュル
内容及び、この内容に対応する転送先電話番号の変更設
定を行う留守番処理手段を備える構成としてある。
【０００８】請求項２記載の不在応答電話システムは、
前記留守番処理手段として、使用者のスケージュル内容
及び、この内容ごとに対応した転送先電話番号を設定す
るスケージュル設定手段と、着信に対して留守番応答メ
ッセージを送出し、かつ、発呼側からの留守番伝言メッ
セージを録音する録音処理手段と、スケージュル設定手
段で設定したスケージュル内容ごとに対応した転送先電
話番号へ発呼側からの留守番伝言メッセージ及び発呼側
の電話番号を転送する転送処理手段と、外部電話機から
の操作信号に基づいてスケージュル設定手段における使
用者のスケージュル内容、及び、この内容に対応した転
送先電話番号を変更する設定を行う変更設定手段とを備
える構成としてある。
前記留守番処理手段として、使用者のスケージュル内容
及び、この内容ごとに対応した転送先電話番号を設定す
るスケージュル設定手段と、着信に対して留守番応答メ
ッセージを送出し、かつ、発呼側からの留守番伝言メッ
セージを録音する録音処理手段と、スケージュル設定手
段で設定したスケージュル内容ごとに対応した転送先電
話番号へ発呼側からの留守番伝言メッセージ及び発呼側
の電話番号を転送する転送処理手段と、外部電話機から
の操作信号に基づいてスケージュル設定手段における使
用者のスケージュル内容、及び、この内容に対応した転
送先電話番号を変更する設定を行う変更設定手段とを備
える構成としてある。
【０００９】請求項３記載の不在応答電話システムは、
前記留守番処理手段として、局線及び内線電話機を収容
して着信、発信を切り替える構内電子交換機と、構内電
子交換機に接続されて内線着信又は外線着信における通
話を行うための内線電話機と、留守番電話設定時に、現
在の使用者のスケージュル内容ごとに対応して、離れた
場所の電話機へ留守番伝言メッセージ及び発呼側の電話
番号を転送するとともに、かつ、外部電話機からの操作
信号に基づいてスケージュル内容及び、この内容に対応
する転送先電話番号の変更設定を行う制御処理手段と、
内線電話機と制御処理手段との間の接続処理を行うＴＡ
ＰＩアダプタとを備える構成としてある。
前記留守番処理手段として、局線及び内線電話機を収容
して着信、発信を切り替える構内電子交換機と、構内電
子交換機に接続されて内線着信又は外線着信における通
話を行うための内線電話機と、留守番電話設定時に、現
在の使用者のスケージュル内容ごとに対応して、離れた
場所の電話機へ留守番伝言メッセージ及び発呼側の電話
番号を転送するとともに、かつ、外部電話機からの操作
信号に基づいてスケージュル内容及び、この内容に対応
する転送先電話番号の変更設定を行う制御処理手段と、
内線電話機と制御処理手段との間の接続処理を行うＴＡ
ＰＩアダプタとを備える構成としてある。
【００１０】請求項４記載の不在応答電話システムは、
前記制御処理手段として、処理データを画面表示する表
示装置と、留守番伝言メッセージ又は着信呼び出し音を
出力するスピーカと、留守番応答メッセージの録音のた
めの送話用のマイクロホンと、ＴＡＰＩアダプタのイン
タフェース処理を通じて内線電話機に接続されて入出力
信号を処理する信号処理部と、着信時に発呼側の電話番
号を抽出する情報処理部と、留守番応答メッセージの音
声信号又は呼出音信号の増幅を含む処理を行う音声信号
処理部と、信号処理部を通じて発呼側からのＰＢトーン
信号を検出するトーン検出部と、機能設定又は情報入力
を行う入力装置と、マイクロホンから入力された留守番
応答メッセージを格納し、かつ、発呼側からの留守番伝
言メッセージを格納する記憶部と、表示データを画像信
号に生成する画像信号処理部と、現在の時刻を計時する
タイマと、留守番電話設定時に現在の使用者のスケージ
ュル内容ごとに対応して、離れた場所の電話機へ留守番
伝言メッセージ及び発呼側の電話番号を転送するととも
に、外部電話機からの操作信号に基づいてスケージュル
内容、及び、この内容に対応する転送先電話番号の変更
設定を行う制御処理手段とを備える構成としてある。
前記制御処理手段として、処理データを画面表示する表
示装置と、留守番伝言メッセージ又は着信呼び出し音を
出力するスピーカと、留守番応答メッセージの録音のた
めの送話用のマイクロホンと、ＴＡＰＩアダプタのイン
タフェース処理を通じて内線電話機に接続されて入出力
信号を処理する信号処理部と、着信時に発呼側の電話番
号を抽出する情報処理部と、留守番応答メッセージの音
声信号又は呼出音信号の増幅を含む処理を行う音声信号
処理部と、信号処理部を通じて発呼側からのＰＢトーン
信号を検出するトーン検出部と、機能設定又は情報入力
を行う入力装置と、マイクロホンから入力された留守番
応答メッセージを格納し、かつ、発呼側からの留守番伝
言メッセージを格納する記憶部と、表示データを画像信
号に生成する画像信号処理部と、現在の時刻を計時する
タイマと、留守番電話設定時に現在の使用者のスケージ
ュル内容ごとに対応して、離れた場所の電話機へ留守番
伝言メッセージ及び発呼側の電話番号を転送するととも
に、外部電話機からの操作信号に基づいてスケージュル
内容、及び、この内容に対応する転送先電話番号の変更
設定を行う制御処理手段とを備える構成としてある。
【００１１】請求項５記載の不在応答電話システムは、
前記転送先を、内線電話機、外部電話機又は移動電話機
としてある。
前記転送先を、内線電話機、外部電話機又は移動電話機
としてある。
【００１２】請求項６記載の不在応答電話システムは、
前記スケージュル内容、及び、この内容に対応する転送
先の電話番号の変更を行う外部電話機が、内線電話機、
外線電話機又は移動電話機である構成としてある。
前記スケージュル内容、及び、この内容に対応する転送
先の電話番号の変更を行う外部電話機が、内線電話機、
外線電話機又は移動電話機である構成としてある。
【００１３】請求項７記載の不在応答電話システムは、
前記予め設定した電話番号からの着信を転送する際の電
話番号を電話回線網からの電話番号通知サービスを通じ
て検出する構成としてある。
前記予め設定した電話番号からの着信を転送する際の電
話番号を電話回線網からの電話番号通知サービスを通じ
て検出する構成としてある。
【００１４】請求項８記載の不在応答電話システムは、
前記予め設定した電話番号からの着信を転送する際の電
話番号を、発呼側が転送を要求した電話番号に対応して
入力操作したＰＢトーン信号を通じて検出する構成とし
てある。
前記予め設定した電話番号からの着信を転送する際の電
話番号を、発呼側が転送を要求した電話番号に対応して
入力操作したＰＢトーン信号を通じて検出する構成とし
てある。
【００１５】請求項９記載の不在応答電話システムは、
前記スケージュル内容を、自宅滞在、移動中、業務中及
び外出中を含む時間ごとの内容としてある。
前記スケージュル内容を、自宅滞在、移動中、業務中及
び外出中を含む時間ごとの内容としてある。
【００１６】このような構成の不在応答電話システム
は、現在の使用者のスケージュルごとに対応して、離れ
た場所の電話機へ、発呼側からの留守番伝言メッセージ
及び発呼側の電話番号を転送している。また、留守番伝
言メッセージ及び発呼側の電話番号を受け取った電話機
から発呼側から通知された電話番号に自動発呼し、か
つ、外部電話機からの操作信号に基づいてスケージュル
内容（予定）及び、この内容に対応する転送先電話番号
の変更設定、すなわち、遠隔操作による変更設定を行っ
ている。
は、現在の使用者のスケージュルごとに対応して、離れ
た場所の電話機へ、発呼側からの留守番伝言メッセージ
及び発呼側の電話番号を転送している。また、留守番伝
言メッセージ及び発呼側の電話番号を受け取った電話機
から発呼側から通知された電話番号に自動発呼し、か
つ、外部電話機からの操作信号に基づいてスケージュル
内容（予定）及び、この内容に対応する転送先電話番号
の変更設定、すなわち、遠隔操作による変更設定を行っ
ている。
【００１７】したがって、留守番伝言メッセージの内容
が離れた場所の転送先電話機を通じて自動的に判明し、
かつ、発呼側への自動発呼が確実に可能になる。また、
外部からスケージュル内容及転送先電話番号の変更設定
が容易に行えるようになって、その留守番電話における
使用の利便性が向上する。
が離れた場所の転送先電話機を通じて自動的に判明し、
かつ、発呼側への自動発呼が確実に可能になる。また、
外部からスケージュル内容及転送先電話番号の変更設定
が容易に行えるようになって、その留守番電話における
使用の利便性が向上する。
【００１８】
【発明の実施の形態】次に、本発明の不在応答電話シス
テムの実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図
１は本発明の不在応答電話システムの実施形態における
構成を示すブロック図である。図１の不在応答電話シス
テムは、構内装置Ａを有しており、この構内装置Ａは、
局線や内線電話機を収容して、その着信、発信を切り替
える構内電子交換機１と、この構内電子交換機１に接続
されて内線着信や外線着信における通話を行うための内
線電話機２ａ，２ｂ，２ｃとを有している。
テムの実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図
１は本発明の不在応答電話システムの実施形態における
構成を示すブロック図である。図１の不在応答電話シス
テムは、構内装置Ａを有しており、この構内装置Ａは、
局線や内線電話機を収容して、その着信、発信を切り替
える構内電子交換機１と、この構内電子交換機１に接続
されて内線着信や外線着信における通話を行うための内
線電話機２ａ，２ｂ，２ｃとを有している。
【００１９】更に、この不在応答電話システムは、内線
電話機２ａ及び制御処理手段としてのパーソナルコンピ
ュータ（ＰＣ）４の間のＴＡＰＩ(Telephony Applicato
n Programming Interface)処理を行うＴＡＰＩアダプタ
３と、留守番電話設定時や非留守番電話設定時のそれぞ
れの機能を処理するパーソナルコンピュータ（ＰＣ）４
とを有している。
電話機２ａ及び制御処理手段としてのパーソナルコンピ
ュータ（ＰＣ）４の間のＴＡＰＩ(Telephony Applicato
n Programming Interface)処理を行うＴＡＰＩアダプタ
３と、留守番電話設定時や非留守番電話設定時のそれぞ
れの機能を処理するパーソナルコンピュータ（ＰＣ）４
とを有している。
【００２０】また、この不在応答電話システムは構内装
置Ａの構内電子交換機１が接続される公衆電話網５ａ
と、この公衆電話網５ａと接続される移動電話網５ｂ
と、公衆電話網５ａを通じて電話を行う外部電話機６
ａ，６ｂとを有している。また、移動電話網５ｂにはセ
ル基地局２８が接続されるとともに、このセル基地局２
８と無線回線で接続される携帯電話機２９とを有してい
る。なお、内線電話機２ａ〜２ｃ、外部電話機６ａ，６
ｂ及び携帯電話機２９はこれ以上の多数の台数が用いら
れるものである。
置Ａの構内電子交換機１が接続される公衆電話網５ａ
と、この公衆電話網５ａと接続される移動電話網５ｂ
と、公衆電話網５ａを通じて電話を行う外部電話機６
ａ，６ｂとを有している。また、移動電話網５ｂにはセ
ル基地局２８が接続されるとともに、このセル基地局２
８と無線回線で接続される携帯電話機２９とを有してい
る。なお、内線電話機２ａ〜２ｃ、外部電話機６ａ，６
ｂ及び携帯電話機２９はこれ以上の多数の台数が用いら
れるものである。
【００２１】図２は図１中のパーソナルコンピュータ
（ＰＣ）４の詳細な構成を示すブロック図である。この
パーソナルコンピュータ（ＰＣ）４は、各種の処理デー
タを画面表示するブラウン管（ＣＲＴ）などを用いた表
示装置７と、留守番伝言メッセージを音声出力し、着信
呼び出し音を吹鳴するためのスピーカ８とを有し、か
つ、留守番応答メッセージなどを録音する際の音声信号
を出力するマイクロホン９と、ＴＡＰＩアダプタ３のイ
ンタフェース処理を通じて内線電話機２ａに接続され入
出力信号を処理する信号処理部１０とを有している。
（ＰＣ）４の詳細な構成を示すブロック図である。この
パーソナルコンピュータ（ＰＣ）４は、各種の処理デー
タを画面表示するブラウン管（ＣＲＴ）などを用いた表
示装置７と、留守番伝言メッセージを音声出力し、着信
呼び出し音を吹鳴するためのスピーカ８とを有し、か
つ、留守番応答メッセージなどを録音する際の音声信号
を出力するマイクロホン９と、ＴＡＰＩアダプタ３のイ
ンタフェース処理を通じて内線電話機２ａに接続され入
出力信号を処理する信号処理部１０とを有している。
【００２２】このパーソナルコンピュータ（ＰＣ）４
は、電話番号通知サービスによる発呼側の電話番号を抽
出する情報処理部１１と、留守番応答メッセージの音声
信号及び呼出音信号の増幅などの処理を行う音声信号処
理部１２と、信号処理部１０を通じて発呼側からのＰＢ
トーン信号を検出するトーン検出部１３とを有してい
る。更に、このパーソナルコンピュータ（ＰＣ）４の動
作を制御し、特に、留守番電話設定時に現在の使用者の
スケージュル内容（予定）ごとに対応して、離れた場所
の電話機へ留守番伝言メッセージ及び発呼側の電話番号
を転送するとともに、外部電話機からの操作信号に基づ
いてスケージュル内容、及び、この内容に対応する転送
先電話番号の変更設定の制御を行う制御部１４を有して
いる。
は、電話番号通知サービスによる発呼側の電話番号を抽
出する情報処理部１１と、留守番応答メッセージの音声
信号及び呼出音信号の増幅などの処理を行う音声信号処
理部１２と、信号処理部１０を通じて発呼側からのＰＢ
トーン信号を検出するトーン検出部１３とを有してい
る。更に、このパーソナルコンピュータ（ＰＣ）４の動
作を制御し、特に、留守番電話設定時に現在の使用者の
スケージュル内容（予定）ごとに対応して、離れた場所
の電話機へ留守番伝言メッセージ及び発呼側の電話番号
を転送するとともに、外部電話機からの操作信号に基づ
いてスケージュル内容、及び、この内容に対応する転送
先電話番号の変更設定の制御を行う制御部１４を有して
いる。
【００２３】このパーソナルコンピュータ（ＰＣ）４
は、機能設定や情報入力を行うキーボードや座標入力装
置（マウス）などの入力装置１５と、固体記憶素子（メ
モリ）やハードディスク装置（ＨＤＤ）を用いて、予め
マイクロホン９から入力された、図３に示すような留守
番応答メッセージ格納し、かつ、発呼側からの留守番伝
言メッセージを格納するとともに、転送先、例えば、外
部電話機６ｂ、携帯電話機２９又は会議室の内線電話機
２ｂの転送先の電話番号を記憶するための記憶部１６と
を有し、かつ、表示データを画像信号へ生成する画像信
号処理部１７と、現在の時刻を計時するタイマ１８と、
各部を接続するためのバスライン１９とを有している。
は、機能設定や情報入力を行うキーボードや座標入力装
置（マウス）などの入力装置１５と、固体記憶素子（メ
モリ）やハードディスク装置（ＨＤＤ）を用いて、予め
マイクロホン９から入力された、図３に示すような留守
番応答メッセージ格納し、かつ、発呼側からの留守番伝
言メッセージを格納するとともに、転送先、例えば、外
部電話機６ｂ、携帯電話機２９又は会議室の内線電話機
２ｂの転送先の電話番号を記憶するための記憶部１６と
を有し、かつ、表示データを画像信号へ生成する画像信
号処理部１７と、現在の時刻を計時するタイマ１８と、
各部を接続するためのバスライン１９とを有している。
【００２４】次に、この実施形態の動作について説明す
る。図１において、構内装置Ａの構内電子交換機１は、
公衆電話網５ａに接続された外部電話機６ａからの発呼
による着信を処理し、この着信信号を内線電話機２ａに
送出する。内線電話機２ａは留守番電話がパーソナルコ
ンピュータ（ＰＣ）４で設定されていない場合は、着信
による呼び出し音を鳴動して、使用者が受話器をとっ
て、その通話が行われる。
る。図１において、構内装置Ａの構内電子交換機１は、
公衆電話網５ａに接続された外部電話機６ａからの発呼
による着信を処理し、この着信信号を内線電話機２ａに
送出する。内線電話機２ａは留守番電話がパーソナルコ
ンピュータ（ＰＣ）４で設定されていない場合は、着信
による呼び出し音を鳴動して、使用者が受話器をとっ
て、その通話が行われる。
【００２５】次に、留守番電話がパーソナルコンピュー
タ（ＰＣ）４で設定されている場合の動作について説明
する。まず、使用者は図１に示す入力装置１５から、図
３及び図４に示すような使用者の２４時間における自
宅、移動中又は会議中などの現在の使用者のスケージュ
ル内容と、この２４時間におけるスケージュル内容ごと
の転送先の通知先コードを制御部１４に設定する。
タ（ＰＣ）４で設定されている場合の動作について説明
する。まず、使用者は図１に示す入力装置１５から、図
３及び図４に示すような使用者の２４時間における自
宅、移動中又は会議中などの現在の使用者のスケージュ
ル内容と、この２４時間におけるスケージュル内容ごと
の転送先の通知先コードを制御部１４に設定する。
【００２６】図３は使用者の２４時間におけるスケージ
ュル内容を説明するための図であり、図４は２４時間に
おけるスケージュル内容ごとの転送先（通知先コード）
を示す図である。ここでは、使用者の時刻ごとのスケー
ジュル内容に対応して、その内容を通知先コード１０
０，１０１，０１０，２００に区別しており、時刻０：
００から７：３０までは自宅に滞在し、その通知先コー
ドが「１００」である。この通知先コード１００のスケ
ージュル内容では、図４に示すように、使用者の自宅へ
留守番伝言メッセージを転送する。
ュル内容を説明するための図であり、図４は２４時間に
おけるスケージュル内容ごとの転送先（通知先コード）
を示す図である。ここでは、使用者の時刻ごとのスケー
ジュル内容に対応して、その内容を通知先コード１０
０，１０１，０１０，２００に区別しており、時刻０：
００から７：３０までは自宅に滞在し、その通知先コー
ドが「１００」である。この通知先コード１００のスケ
ージュル内容では、図４に示すように、使用者の自宅へ
留守番伝言メッセージを転送する。
【００２７】その転送先は電話番号「００ー００００ー
０００Ａ」である。この後の時刻７：３０から９：００
までの移動時は、その通知先コードが「１０１」であ
る。この通知先コード１０１のスケージュル内容では、
図４に示すように、使用者の携帯電話機２９へ留守番伝
言メッセージを転送する。その転送先は電話番号「００
ー００ー００００Ａ」である。
０００Ａ」である。この後の時刻７：３０から９：００
までの移動時は、その通知先コードが「１０１」であ
る。この通知先コード１０１のスケージュル内容では、
図４に示すように、使用者の携帯電話機２９へ留守番伝
言メッセージを転送する。その転送先は電話番号「００
ー００ー００００Ａ」である。
【００２８】更に、この後の時刻９：００から１０：０
０までのスケージュル内容が会社などにおける自席での
業務中の場合は、留守番伝言メッセージの転送を行わな
い。更に、この後の時刻１０：００から１２：００まで
のスケージュル内容が会社などでの会議中の場合は、そ
の通知先コードが「０１０」である。この通知先コード
０１０のスケージュル内容では、図４に示すように、外
部電話機６ａからの着信の留守番伝言メッセージを会議
室Ａの内線電話機２ｂに転送する。この場合の転送先は
内線電話番号「０００Ａ」である。
０までのスケージュル内容が会社などにおける自席での
業務中の場合は、留守番伝言メッセージの転送を行わな
い。更に、この後の時刻１０：００から１２：００まで
のスケージュル内容が会社などでの会議中の場合は、そ
の通知先コードが「０１０」である。この通知先コード
０１０のスケージュル内容では、図４に示すように、外
部電話機６ａからの着信の留守番伝言メッセージを会議
室Ａの内線電話機２ｂに転送する。この場合の転送先は
内線電話番号「０００Ａ」である。
【００２９】なお、会議室Ｂの場合は、その通知先コー
ド０１１の内線電話機２ｂに留守番伝言メッセージを転
送し、その転送先は会議室Ｂにおける内線電話番号「０
００Ｂ」である。また、講堂の場合は、その通知先コー
ド０１２のスケージュル内容における講堂での内線電話
機２ｃに留守番伝言メッセージを転送する。この際の転
送先は内線電話番号「０００Ｃ」である。
ド０１１の内線電話機２ｂに留守番伝言メッセージを転
送し、その転送先は会議室Ｂにおける内線電話番号「０
００Ｂ」である。また、講堂の場合は、その通知先コー
ド０１２のスケージュル内容における講堂での内線電話
機２ｃに留守番伝言メッセージを転送する。この際の転
送先は内線電話番号「０００Ｃ」である。
【００３０】次に、この後の時刻１２：００から１５：
００までのスケージュル内容の外出中にあって、ＡＡ商
会に出向いている場合は、その通知先コードが「２０
０」である。この通知先コード２００のスケージュル内
容では、図４に示すように、外部電話機６ａからの着信
の留守番伝言メッセージをＡＡ商会の外部電話機に転送
する。その転送先は電話番号「００ー００００ー０００
Ｂ」である。なお、図４に示すようにＢＢ商会に出向い
ている場合は、通知先コード２０１であり、その転送先
は電話番号「００ー００００ー０００Ｃ」である。
００までのスケージュル内容の外出中にあって、ＡＡ商
会に出向いている場合は、その通知先コードが「２０
０」である。この通知先コード２００のスケージュル内
容では、図４に示すように、外部電話機６ａからの着信
の留守番伝言メッセージをＡＡ商会の外部電話機に転送
する。その転送先は電話番号「００ー００００ー０００
Ｂ」である。なお、図４に示すようにＢＢ商会に出向い
ている場合は、通知先コード２０１であり、その転送先
は電話番号「００ー００００ー０００Ｃ」である。
【００３１】更に、この後の時刻１５：００から１８：
００までのスケージュル内容の会社などにおける自席で
の業務中は転送を行わない。換言すれば、不在応答（留
守番電話）が非設定である。また、この後の時刻１８：
００から１９：００までの移動中は前記の通知先コード
の「１０１」が設定され、この後の時刻１９：００から
０：００までの自宅滞在中では前記の通知先コードの
「１００」が設定され、それぞれ図４に示す電話番号に
留守番伝言メッセージが転送される。
００までのスケージュル内容の会社などにおける自席で
の業務中は転送を行わない。換言すれば、不在応答（留
守番電話）が非設定である。また、この後の時刻１８：
００から１９：００までの移動中は前記の通知先コード
の「１０１」が設定され、この後の時刻１９：００から
０：００までの自宅滞在中では前記の通知先コードの
「１００」が設定され、それぞれ図４に示す電話番号に
留守番伝言メッセージが転送される。
【００３２】次に、この使用者の２４時間におけるスケ
ージュル内容ごとの留守番伝言メッセージの転送動作に
ついて説明する。構内装置Ａの構内電子交換機１は、公
衆電話網５ａに接続された外部電話機６ａからの発呼に
よる着信を処理し、この着信を内線電話機２ａに送出す
る。この内線電話機２ａの着信がＴＡＰＩアダプタ３を
通じてパーソナルコンピュータ（ＰＣ）４へ送出され
る。
ージュル内容ごとの留守番伝言メッセージの転送動作に
ついて説明する。構内装置Ａの構内電子交換機１は、公
衆電話網５ａに接続された外部電話機６ａからの発呼に
よる着信を処理し、この着信を内線電話機２ａに送出す
る。この内線電話機２ａの着信がＴＡＰＩアダプタ３を
通じてパーソナルコンピュータ（ＰＣ）４へ送出され
る。
【００３３】パーソナルコンピュータ（ＰＣ）４では信
号処理部１０を通じて制御部１４が着信を取り込む。こ
こで留守番電話が設定されている場合は、制御部１４が
記憶部１６に記憶している使用者の２４時間におけるス
ケージュル内容を識別する。すなわち、タイマ１８の現
在の時刻データを取り込んで使用者のスケージュル内容
を識別する。
号処理部１０を通じて制御部１４が着信を取り込む。こ
こで留守番電話が設定されている場合は、制御部１４が
記憶部１６に記憶している使用者の２４時間におけるス
ケージュル内容を識別する。すなわち、タイマ１８の現
在の時刻データを取り込んで使用者のスケージュル内容
を識別する。
【００３４】この識別は、図３に示す２４時間における
スケージュル内容ごとの通知先コードを判別するもので
あり、時刻０：００から７：３０までの自宅滞在中は通
知先コード１００であり、時刻７：３０から９：００ま
での移動時は通知先コード１０１である。この後の時刻
９：００から１０：００までの会社における自席での業
務中の場合は通知先コードが設定されず、留守番伝言メ
ッセージの転送を行わない。また、時刻１０：００から
１２：００までの会議室Ａでの会議中は通知先コード０
１０である。
スケージュル内容ごとの通知先コードを判別するもので
あり、時刻０：００から７：３０までの自宅滞在中は通
知先コード１００であり、時刻７：３０から９：００ま
での移動時は通知先コード１０１である。この後の時刻
９：００から１０：００までの会社における自席での業
務中の場合は通知先コードが設定されず、留守番伝言メ
ッセージの転送を行わない。また、時刻１０：００から
１２：００までの会議室Ａでの会議中は通知先コード０
１０である。
【００３５】更に、時刻１２：００から１５：００まで
の外出中では通知先コード２００である。この後の時刻
１５：００から１８：００までの自席における業務中の
場合は通知先コードが設定されず、留守番伝言メッセー
ジの転送を行わない。時刻１８：００から１９：００ま
での移動中は通知先コード１０１であり、この後の時刻
１９：００から０：００までの自宅滞在注は通知先コー
ド１００である。
の外出中では通知先コード２００である。この後の時刻
１５：００から１８：００までの自席における業務中の
場合は通知先コードが設定されず、留守番伝言メッセー
ジの転送を行わない。時刻１８：００から１９：００ま
での移動中は通知先コード１０１であり、この後の時刻
１９：００から０：００までの自宅滞在注は通知先コー
ド１００である。
【００３６】この通知先コード１００，１０１，０１
０，２００，１０１，１００をそれぞれ制御部１４が認
識すると、この通知先コード１００〜１００にそれぞれ
対応する図４に示す電話番号００ー００００ー０００
Ａ，００ー００ー００００Ａ，０００Ａ，０００Ｂ，０
００Ｃ，００ー００００ー０００Ｂ，００ー００ー００
００Ａ，００ー００００ー０００Ａへ留守番伝言メッセ
ージが転送される。
０，２００，１０１，１００をそれぞれ制御部１４が認
識すると、この通知先コード１００〜１００にそれぞれ
対応する図４に示す電話番号００ー００００ー０００
Ａ，００ー００ー００００Ａ，０００Ａ，０００Ｂ，０
００Ｃ，００ー００００ー０００Ｂ，００ー００ー００
００Ａ，００ー００００ー０００Ａへ留守番伝言メッセ
ージが転送される。
【００３７】この場合の外部電話機６ａからの発呼によ
る着信では情報処理部１１が電話回線網からの電話番号
通知サービスによって発呼側の電話番号を抽出する。こ
の抽出した発呼側の電話番号をパーソナルコンピュータ
（ＰＣ）４がＴＡＰＩアダプタ３、内線電話機２ａ及び
構内電子交換機１を通じて留守番伝言メッセージととも
に送信する。
る着信では情報処理部１１が電話回線網からの電話番号
通知サービスによって発呼側の電話番号を抽出する。こ
の抽出した発呼側の電話番号をパーソナルコンピュータ
（ＰＣ）４がＴＡＰＩアダプタ３、内線電話機２ａ及び
構内電子交換機１を通じて留守番伝言メッセージととも
に送信する。
【００３８】転送先の携帯電話機２９などの使用者は、
構内装置Ａからの留守番伝言メッセージを公衆電話網５
ａ、移動電話網５ｂ、セル基地局２８及び無線回線を通
じた着信によって聴取し、更に、留守番伝言メッセージ
を送信した発呼側の電話番号をメモリなどに取り込む。
この電話番号が、例えば、液晶ディスプレイに画面表示
され、その再送操作を行うことによって、留守番伝言メ
ッセージを送信した発呼側に自動発呼して、その通話が
行われる。
構内装置Ａからの留守番伝言メッセージを公衆電話網５
ａ、移動電話網５ｂ、セル基地局２８及び無線回線を通
じた着信によって聴取し、更に、留守番伝言メッセージ
を送信した発呼側の電話番号をメモリなどに取り込む。
この電話番号が、例えば、液晶ディスプレイに画面表示
され、その再送操作を行うことによって、留守番伝言メ
ッセージを送信した発呼側に自動発呼して、その通話が
行われる。
【００３９】次に、外部から上記の図３及び図４に示す
スケージュル内容に対する通知先コードと電話番号の変
更、留守番伝言メッセージの転送及び発呼側の電話番号
に自動発呼する動作について説明する。外出先の電話
機、例えば、図１中の外部電話機６ａから図１に示す不
在応答電話システムに公衆電話網５ａを通じて発信す
る。その着信に構内装置Ａ中の構内電子交換機１が応答
すると、次に、外部電話機６ａから通知先コードと電話
番号の変更の特番を入力する。この特番のＰＢトーン信
号が構内電子交換機１、内線電話機２ａ，ＴＡＰＩアダ
プタ３を通じてパーソナルコンピュータ（ＰＣ）４で取
り込まれる。パーソナルコンピュータ（ＰＣ）４では、
信号処理部１０を通じてトーン検出部１３がＰＢトーン
信号から特番を検出して制御部１４に送出する。
スケージュル内容に対する通知先コードと電話番号の変
更、留守番伝言メッセージの転送及び発呼側の電話番号
に自動発呼する動作について説明する。外出先の電話
機、例えば、図１中の外部電話機６ａから図１に示す不
在応答電話システムに公衆電話網５ａを通じて発信す
る。その着信に構内装置Ａ中の構内電子交換機１が応答
すると、次に、外部電話機６ａから通知先コードと電話
番号の変更の特番を入力する。この特番のＰＢトーン信
号が構内電子交換機１、内線電話機２ａ，ＴＡＰＩアダ
プタ３を通じてパーソナルコンピュータ（ＰＣ）４で取
り込まれる。パーソナルコンピュータ（ＰＣ）４では、
信号処理部１０を通じてトーン検出部１３がＰＢトーン
信号から特番を検出して制御部１４に送出する。
【００４０】制御部１４は、記憶部１６に記憶している
図３に示す使用者の２４時間におけるスケージュル内容
ごとの通知先コードを変更する。更に、図４に示す通知
先コードに対応する電話番号を通知先コードの変更と同
様にして転送先の電話番号を変更する。なお、内線電話
機２ａ〜２ｃからも、図３及び図４に示す使用者の２４
時間におけるスケージュル内容と、この２４時間におけ
るスケージュル内容に対する留守番電話の処理内容の変
更設定が可能である。
図３に示す使用者の２４時間におけるスケージュル内容
ごとの通知先コードを変更する。更に、図４に示す通知
先コードに対応する電話番号を通知先コードの変更と同
様にして転送先の電話番号を変更する。なお、内線電話
機２ａ〜２ｃからも、図３及び図４に示す使用者の２４
時間におけるスケージュル内容と、この２４時間におけ
るスケージュル内容に対する留守番電話の処理内容の変
更設定が可能である。
【００４１】また、留守番伝言メッセージは、予め図３
に示すスケージュル内容ごとの通知先コード及び図４に
示す電話番号に自動転送しているが、外出先の電話機、
例えば、図１中の外部電話機６ａ，６ｂから特番を入力
して再度、聴取することも可能である。
に示すスケージュル内容ごとの通知先コード及び図４に
示す電話番号に自動転送しているが、外出先の電話機、
例えば、図１中の外部電話機６ａ，６ｂから特番を入力
して再度、聴取することも可能である。
【００４２】なお、この実施形態では情報処理部１１が
電話番号通知サービスによる発呼側の電話番号「○○○
○」が予め登録されている際に、その発呼側の電話番号
へ転送を行っているが、電話番号通知サービスに代え
て、その都度、発呼側が電話機を通じて入力したＰＢト
ーン信号を用いても良い。すなわち、転送を行う場合
に、発呼側に留守番応答メッセージ「ただいま外出して
おります携帯電話に転送しますので、電話機から貴方の
電話番号を入力して下さい」を送出し、そのＰＢトーン
信号をトーン検出部１３が検出する。制御部１４が、Ｐ
Ｂトーン信号から検出した発呼側の電話番号「○○○
○」を予め登録している電話番号と一致するか否かを識
別する。そして、記憶部１６に記憶している、例えば、
携帯電話機２９又は会議室の内線電話機２ｂ、講堂など
の内線電話機２ｃの転送先の電話番号へ転送する。
電話番号通知サービスによる発呼側の電話番号「○○○
○」が予め登録されている際に、その発呼側の電話番号
へ転送を行っているが、電話番号通知サービスに代え
て、その都度、発呼側が電話機を通じて入力したＰＢト
ーン信号を用いても良い。すなわち、転送を行う場合
に、発呼側に留守番応答メッセージ「ただいま外出して
おります携帯電話に転送しますので、電話機から貴方の
電話番号を入力して下さい」を送出し、そのＰＢトーン
信号をトーン検出部１３が検出する。制御部１４が、Ｐ
Ｂトーン信号から検出した発呼側の電話番号「○○○
○」を予め登録している電話番号と一致するか否かを識
別する。そして、記憶部１６に記憶している、例えば、
携帯電話機２９又は会議室の内線電話機２ｂ、講堂など
の内線電話機２ｃの転送先の電話番号へ転送する。
【００４３】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の不在応答電話システムによれば、現在の使用者のスケ
ージュルごとに対応して、離れた場所の電話機へ発呼側
からの留守番伝言メッセージ及び発呼側の電話番号を転
送し、また、留守番伝言メッセージ及び発呼側の電話番
号を受け取った電話機が発呼側から通知された電話番号
に自動発呼している。かつ、外部電話機からの操作信号
に基づいてスケージュル内容（予定）及び、この内容に
対応する転送先電話番号の変更設定、すなわち、遠隔操
作による変更設定を行っている。
の不在応答電話システムによれば、現在の使用者のスケ
ージュルごとに対応して、離れた場所の電話機へ発呼側
からの留守番伝言メッセージ及び発呼側の電話番号を転
送し、また、留守番伝言メッセージ及び発呼側の電話番
号を受け取った電話機が発呼側から通知された電話番号
に自動発呼している。かつ、外部電話機からの操作信号
に基づいてスケージュル内容（予定）及び、この内容に
対応する転送先電話番号の変更設定、すなわち、遠隔操
作による変更設定を行っている。
【００４４】この結果、留守番伝言メッセージの内容が
離れた場所の電話機を通じて自動的に判明し、発呼側へ
の自動発呼が確実に可能になり、また、外部からスケー
ジュル内容及転送先電話番号の変更設定が容易に出来る
ようになって、その留守番電話における使用の利便性が
向上する。
離れた場所の電話機を通じて自動的に判明し、発呼側へ
の自動発呼が確実に可能になり、また、外部からスケー
ジュル内容及転送先電話番号の変更設定が容易に出来る
ようになって、その留守番電話における使用の利便性が
向上する。
【図１】本発明の不在応答電話システムの実施形態にお
ける構成を示すブロック図である。
ける構成を示すブロック図である。
【図２】図１中のパーソナルコンピュータの詳細な構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図３】実施形態にあって使用者のスケージュル内容を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図４】実施形態にあってスケージュル内容ごとの転送
先を示す図である。
先を示す図である。
１ 構内電子交換機 ２ａ〜２ｃ 内線電話機 ３ ＴＡＰＩアダプタ ４ パーソナルコンピュータ（ＰＣ） ５ａ 公衆電話網 ５ｂ 移動電話網 ６ａ，６ｂ 外部電話機 ８ スピーカ ９ マイクロホン １３ トーン検出部 １４ 制御部 １５ 入力装置 １６ 記憶部 １８ タイマ ２８ セル基地局 ２９ 携帯電話機 Ａ 構内装置
Claims (9)
- 【請求項１】 着信に対して留守番応答メッセージを送
出し、かつ、発呼側からの留守番伝言メッセージを録音
する不在応答電話システムにおいて、 現在の使用者のスケージュル内容ごとに対応して、離れ
た場所の電話機へ、発呼側から録音した留守番伝言メッ
セージ及び発呼側の電話番号を転送するとともに、留守
番伝言メッセージ及び発呼側の電話番号を受け取った電
話機が、発呼側から通知された電話番号に自動発呼し、
かつ、外部電話機からの操作信号に基づいてスケージュ
ル内容及び、この内容に対応する転送先電話番号の変更
設定を行う留守番処理手段を備えることを特徴とする不
在応答電話システム。 - 【請求項２】 前記留守番処理手段として、 使用者のスケージュル内容及び、この内容ごとに対応し
た転送先電話番号を設定するスケージュル設定手段と、 着信に対して留守番応答メッセージを送出し、かつ、発
呼側からの留守番伝言メッセージを録音する録音処理手
段と、 前記スケージュル設定手段で設定したスケージュル内容
ごとに対応した転送先電話番号へ発呼側からの留守番伝
言メッセージ及び発呼側の電話番号を転送する転送処理
手段と、 外部電話機からの操作信号に基づいて前記スケージュル
設定手段における使用者のスケージュル内容、及び、こ
の内容に対応した転送先電話番号を変更する設定を行う
変更設定手段と、 を備えることを特徴とする請求項１記載の不在応答電話
システム。 - 【請求項３】 前記留守番処理手段として、 局線及び内線電話機を収容して着信、発信を切り替える
構内電子交換機と、 前記構内電子交換機に接続されて内線着信又は外線着信
における通話を行うための内線電話機と、 留守番電話設定時に、現在の使用者のスケージュル内容
ごとに対応して、離れた場所の電話機へ留守番伝言メッ
セージ及び発呼側の電話番号を転送するとともに、か
つ、外部電話機からの操作信号に基づいてスケージュル
内容及び、この内容に対応する転送先電話番号の変更設
定を行う制御処理手段と、 前記内線電話機と制御処理手段との間の接続処理を行う
ＴＡＰＩアダプタと、 を備えることを特徴とする請求項１記載の不在応答電話
システム。 - 【請求項４】 前記制御処理手段として、 処理データを画面表示する表示装置と、 留守番伝言メッセージ又は着信呼び出し音を出力するス
ピーカと、 留守番応答メッセージの録音のための送話用のマイクロ
ホンと、 ＴＡＰＩアダプタのインタフェース処理を通じて内線電
話機に接続されて入出力信号を処理する信号処理部と、 着信時に発呼側の電話番号を抽出する情報処理部と、 留守番応答メッセージの音声信号又は呼出音信号の増幅
を含む処理を行う音声信号処理部と、 前記信号処理部を通じて発呼側からのＰＢトーン信号を
検出するトーン検出部と、 機能設定又は情報入力を行う入力装置と、 前記マイクロホンから入力された留守番応答メッセージ
を格納し、かつ、発呼側からの留守番伝言メッセージを
格納する記憶部と、 表示データを画像信号に生成する画像信号処理部と、 現在の時刻を計時するタイマと、 留守番電話設定時に現在の使用者のスケージュル内容ご
とに対応して、離れた場所の電話機へ留守番伝言メッセ
ージ及び発呼側の電話番号を転送するとともに、外部電
話機からの操作信号に基づいてスケージュル内容、及
び、この内容に対応する転送先電話番号の変更設定を行
う制御処理手段と、 を備えることを特徴とする請求項３記載の不在応答電話
システム。 - 【請求項５】 前記転送先が内線電話機、外部電話機又
は移動電話機であることを特徴とする請求項１記載の不
在応答電話システム。 - 【請求項６】 前記スケージュル内容、及び、この内容
に対応する転送先の電話番号の変更を行う外部電話機
が、内線電話機、外線電話機又は移動電話機であること
を特徴とする請求項１記載の不在応答電話システム。 - 【請求項７】 前記予め設定した電話番号からの着信を
転送する際の電話番号を、電話回線網からの電話番号通
知サービスを通じて検出することを特徴とする請求項１
記載の不在応答電話システム。 - 【請求項８】 前記予め設定した電話番号からの着信を
転送する際の電話番号を、発呼側が転送を要求する電話
番号に対応して入力したＰＢトーン信号を通じて検出す
ることを特徴とする請求項１記載の不在応答電話システ
ム。 - 【請求項９】 前記スケージュル内容が、自宅滞在、移
動中、業務中及び外出中を含む時間ごとの内容であるこ
とを特徴とする請求項１記載の不在応答電話システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9161037A JPH118690A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 不在応答電話システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9161037A JPH118690A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 不在応答電話システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH118690A true JPH118690A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15727403
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9161037A Pending JPH118690A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 不在応答電話システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH118690A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8357559B2 (en) | 2003-05-14 | 2013-01-22 | Nantero Inc. | Method of making sensor platform using a non-horizontally oriented nanotube element |
| US8551806B2 (en) | 2009-10-23 | 2013-10-08 | Nantero Inc. | Methods for passivating a carbonic nanolayer |
| US8586424B2 (en) | 2008-11-19 | 2013-11-19 | Nantero Inc. | Switching materials comprising mixed nanoscopic particles and carbon nanotubes and method of making and using the same |
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| US8771628B2 (en) | 2004-12-16 | 2014-07-08 | Nantero Inc. | Aqueous carbon nanotube applicator liquids and methods for producing applicator liquids thereof |
| US8895950B2 (en) | 2009-10-23 | 2014-11-25 | Nantero Inc. | Methods for passivating a carbonic nanolayer |
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