JPH11176663A - 面実装型コイル部品 - Google Patents
面実装型コイル部品Info
- Publication number
- JPH11176663A JPH11176663A JP35019597A JP35019597A JPH11176663A JP H11176663 A JPH11176663 A JP H11176663A JP 35019597 A JP35019597 A JP 35019597A JP 35019597 A JP35019597 A JP 35019597A JP H11176663 A JPH11176663 A JP H11176663A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- terminal
- coil component
- lead terminal
- wrapping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は面実装型コイル部品における金属リー
ド端子の絡げ部と巻線端末との半田濡れ性を良くすると
ともに該絡げ部の機械的強度を増して屈曲による巻線端
末の断線を予防し、また、前記絡げ部の長さ寸法を短く
してコイル部品全体の外形寸法を小さくすることを目的
としたものである。 【構成】ドラムコア１の下鍔２ｂの底面に接着され、プ
リント基板の導電部に接続される電極部４ａと前記ドラ
ムコア１の下鍔２ｂの周側面より突出して巻線３から導
出した巻線端末３ａを絡げて接続するための絡げ部４ｂ
とで構成された金属リード端子４において、前記絡げ部
４ｂは例えばＶ字状、半円弧状等の凹状に形成されてド
ラムコア１の下鍔２ｂの周側面より外方に突出させてあ
る。
ド端子の絡げ部と巻線端末との半田濡れ性を良くすると
ともに該絡げ部の機械的強度を増して屈曲による巻線端
末の断線を予防し、また、前記絡げ部の長さ寸法を短く
してコイル部品全体の外形寸法を小さくすることを目的
としたものである。 【構成】ドラムコア１の下鍔２ｂの底面に接着され、プ
リント基板の導電部に接続される電極部４ａと前記ドラ
ムコア１の下鍔２ｂの周側面より突出して巻線３から導
出した巻線端末３ａを絡げて接続するための絡げ部４ｂ
とで構成された金属リード端子４において、前記絡げ部
４ｂは例えばＶ字状、半円弧状等の凹状に形成されてド
ラムコア１の下鍔２ｂの周側面より外方に突出させてあ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する利用分野】本発明は面実装型コイル部品
に関し、特に該面実装型コイル部品の金属リード端子に
関するものである。
に関し、特に該面実装型コイル部品の金属リード端子に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、金属リード端子を取り付けた面実
装型コイル部品は、例えば図１に示すように、上鍔２ａ
と下２ｂを設け、該鍔間に巻線３を巻回したドラムコア
１と、段状に形成した金属リード端子４とで構成されて
おり、金属リード端子４はドラムコア１の下鍔２ｂの底
面に接着されてプリント基板の導電部に接続される電極
部４ａと、下鍔２ｂの周側面から突出してドラムコア１
に巻回した巻線３の端末３ａ（以下、巻線端末という）
が接続される絡げ部４ｂとで形成されていた。
装型コイル部品は、例えば図１に示すように、上鍔２ａ
と下２ｂを設け、該鍔間に巻線３を巻回したドラムコア
１と、段状に形成した金属リード端子４とで構成されて
おり、金属リード端子４はドラムコア１の下鍔２ｂの底
面に接着されてプリント基板の導電部に接続される電極
部４ａと、下鍔２ｂの周側面から突出してドラムコア１
に巻回した巻線３の端末３ａ（以下、巻線端末という）
が接続される絡げ部４ｂとで形成されていた。
【０００３】図２は上記構成の面実装型コイル部品にお
ける金属リード端子４の絡げ部４ｂに接続した巻線端末
３ａを半田付けする工程を示したもので、５は溶融半田
液を満たした半田漕、６は半田冶具である。この構成
で、面実装型コイル部品は巻線端末３ａが絡げられた金
属リード端子４の絡げ部４ｂのみが半田付けされるよう
に半田冶具６に取り付けられる。而して、金属リード端
子４の形状は金属平板を打ち抜き、段状に折り曲げただ
けであるので、絡げ部４ｂの断面形状も平面状となり、
巻線端末３ａと半田付けする際の濡れ性が悪くなって接
着不良を起こしやすい欠点があった。このため、従来は
半田濡れ性を良くするために半田冶具６を介して半田漕
５に浸けられる絡げ部４ｂの長さを長くしていたがこれ
によって該絡げ部が屈曲し易くなり巻線端末の断線が起
きやすく、また、コイル部品全体の形状が大きくなる欠
点があった。
ける金属リード端子４の絡げ部４ｂに接続した巻線端末
３ａを半田付けする工程を示したもので、５は溶融半田
液を満たした半田漕、６は半田冶具である。この構成
で、面実装型コイル部品は巻線端末３ａが絡げられた金
属リード端子４の絡げ部４ｂのみが半田付けされるよう
に半田冶具６に取り付けられる。而して、金属リード端
子４の形状は金属平板を打ち抜き、段状に折り曲げただ
けであるので、絡げ部４ｂの断面形状も平面状となり、
巻線端末３ａと半田付けする際の濡れ性が悪くなって接
着不良を起こしやすい欠点があった。このため、従来は
半田濡れ性を良くするために半田冶具６を介して半田漕
５に浸けられる絡げ部４ｂの長さを長くしていたがこれ
によって該絡げ部が屈曲し易くなり巻線端末の断線が起
きやすく、また、コイル部品全体の形状が大きくなる欠
点があった。
【０００４】本発明は、上記従来の欠点を改善するた
め、コアに巻線を巻回し、該コアの鍔部に、プリント基
板等に半田付けされる電極部と巻線の端末が半田付けさ
れる絡げ部とからなる金属リード端子を取り付けた面実
装型コイル部品において、前記金属リード端子の絡げ部
を凹状に形成してコアの鍔部の周側面より外方に突出さ
せたことを特徴としており、前記絡げ部を凹状に形成す
ることによって半田濡れ性を良くするとともに該絡げ部
の機械的強度を増して屈曲による巻線端末の断線を予防
し、また、前記絡げ部の長さ寸法を短くしてコイル部品
全体の外形寸法を小さくしたものである。
め、コアに巻線を巻回し、該コアの鍔部に、プリント基
板等に半田付けされる電極部と巻線の端末が半田付けさ
れる絡げ部とからなる金属リード端子を取り付けた面実
装型コイル部品において、前記金属リード端子の絡げ部
を凹状に形成してコアの鍔部の周側面より外方に突出さ
せたことを特徴としており、前記絡げ部を凹状に形成す
ることによって半田濡れ性を良くするとともに該絡げ部
の機械的強度を増して屈曲による巻線端末の断線を予防
し、また、前記絡げ部の長さ寸法を短くしてコイル部品
全体の外形寸法を小さくしたものである。
【０００５】本発明の実施の形態を実施例を用いて説明
する。図３は本発明面実装型コイル部品の１形態を示す
説明図で（ａ）は正面図、（ｂ）は金属リード端子の一
例を示す拡大斜視図でそれぞれ従来例と同一部分には同
一の符号を付してある。上記各図において、ドラムコア
１は上鍔２ａと下鍔２ｂを備えており、両鍔間には巻線
３が巻回されている。４は金属リード端子でドラムコア
１の下鍔２ｂの底面に接着され、プリント基板の導電部
に接続される電極部４ａと前記ドラムコア１の下鍔２ｂ
の周側面より突出して巻線３から導出した巻線端末３ａ
を絡げて接続するための絡げ部４ｂとで構成されてお
り、前記絡げ部４ｂは例えばＶ字状、半円弧状等の凹状
に形成されてドラムコア１の下鍔２ｂの周側面より外方
に突出させてある。上記構成で巻線端末３ａを金属リー
ド端子４の絡げ部４ｂに半田付けする工程は図３の従来
例と同様に、巻線端末３ａを絡げた絡げ部４ｂが半田漕
５の溶融半田液面に対して垂直になるようにコイル部品
を半田治具６に取り付け、絡げ部４ｂを溶融半田液に浸
けることによって行われる。
する。図３は本発明面実装型コイル部品の１形態を示す
説明図で（ａ）は正面図、（ｂ）は金属リード端子の一
例を示す拡大斜視図でそれぞれ従来例と同一部分には同
一の符号を付してある。上記各図において、ドラムコア
１は上鍔２ａと下鍔２ｂを備えており、両鍔間には巻線
３が巻回されている。４は金属リード端子でドラムコア
１の下鍔２ｂの底面に接着され、プリント基板の導電部
に接続される電極部４ａと前記ドラムコア１の下鍔２ｂ
の周側面より突出して巻線３から導出した巻線端末３ａ
を絡げて接続するための絡げ部４ｂとで構成されてお
り、前記絡げ部４ｂは例えばＶ字状、半円弧状等の凹状
に形成されてドラムコア１の下鍔２ｂの周側面より外方
に突出させてある。上記構成で巻線端末３ａを金属リー
ド端子４の絡げ部４ｂに半田付けする工程は図３の従来
例と同様に、巻線端末３ａを絡げた絡げ部４ｂが半田漕
５の溶融半田液面に対して垂直になるようにコイル部品
を半田治具６に取り付け、絡げ部４ｂを溶融半田液に浸
けることによって行われる。
【０００６】ここで、絡げ部４ｂは凹状に形成してあ
り、巻線端末３ａは前記絡げ部４ｂの凹状部にできる空
間５を囲むように巻回されているので前記空間に溶融半
田液が浸透するため半田の濡れ性が良好となる効果があ
る。また、半田濡れ性が良好となるのに伴って下鍔２ｂ
の周側面より外方に突出させた絡げ部４ｂの長さ寸法を
短くすることができ、コイル部品全体の外形寸法を小さ
くすることができる効果がある。更に、絡げ部４ｂは凹
状に形成したことによって機械的強度が増し、屈曲し難
くなるので巻線端末の断線を予防することができる。
り、巻線端末３ａは前記絡げ部４ｂの凹状部にできる空
間５を囲むように巻回されているので前記空間に溶融半
田液が浸透するため半田の濡れ性が良好となる効果があ
る。また、半田濡れ性が良好となるのに伴って下鍔２ｂ
の周側面より外方に突出させた絡げ部４ｂの長さ寸法を
短くすることができ、コイル部品全体の外形寸法を小さ
くすることができる効果がある。更に、絡げ部４ｂは凹
状に形成したことによって機械的強度が増し、屈曲し難
くなるので巻線端末の断線を予防することができる。
【図１】は従来の面実装型コイル部品の説明図で（ａ）
は側面図、（ｂ）は同正面図、（ｃ）は金属リード端子
の斜視図
は側面図、（ｂ）は同正面図、（ｃ）は金属リード端子
の斜視図
【図２】は従来の面実装型コイル部品の巻線端末を半田
付けする工程を示した説明図
付けする工程を示した説明図
【図３】は本発明面実装型コイル部品の１形態を示す説
明図で（ａ）は正面図、（ｂ）は金属リード端子の斜視
図である。
明図で（ａ）は正面図、（ｂ）は金属リード端子の斜視
図である。
１・・・ドラムコア ２ａ・・・上鍔 ２ｂ・・・下鍔 ３・・・巻線 ３ａ・・・巻線端末 ４・・・金属リード端子 ４ａ・・・電極部 ４ｂ・
・・絡げ部 ５・・・半田漕 ６・・・半田治具 ７・・
・空間部
・・絡げ部 ５・・・半田漕 ６・・・半田治具 ７・・
・空間部
Claims (1)
- 【請求項１】コアに巻線を巻回し、該コアの鍔部に、プ
リント基板等に半田付けされる電極部と巻線の端末が半
田付けされる絡げ部とからなる金属リード端子を取り付
けた面実装型コイル部品において、前記金属リード端子
の絡げ部は凹状に形成され、かつ、鍔部の周側面より突
出していることを特徴とする面実装型コイル部品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35019597A JPH11176663A (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | 面実装型コイル部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35019597A JPH11176663A (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | 面実装型コイル部品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11176663A true JPH11176663A (ja) | 1999-07-02 |
Family
ID=18408867
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35019597A Pending JPH11176663A (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | 面実装型コイル部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11176663A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100615963B1 (ko) | 2003-07-01 | 2006-08-28 | 스미다 코포레이션 | 면실장 인덕터 |
| JP2009182078A (ja) * | 2008-01-30 | 2009-08-13 | Tdk Corp | 電子部品の端子金具へのはんだ付け方法 |
-
1997
- 1997-12-05 JP JP35019597A patent/JPH11176663A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100615963B1 (ko) | 2003-07-01 | 2006-08-28 | 스미다 코포레이션 | 면실장 인덕터 |
| JP2009182078A (ja) * | 2008-01-30 | 2009-08-13 | Tdk Corp | 電子部品の端子金具へのはんだ付け方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040728 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040824 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041025 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050104 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050531 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |