JPH11174588A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH11174588A
JPH11174588A JP34266497A JP34266497A JPH11174588A JP H11174588 A JPH11174588 A JP H11174588A JP 34266497 A JP34266497 A JP 34266497A JP 34266497 A JP34266497 A JP 34266497A JP H11174588 A JPH11174588 A JP H11174588A
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recording apparatus
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JP34266497A
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Naoya Okano
直哉 岡野
Yoshiyuki Monma
良行 門馬
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マガジンを使用することなく感光材料を感光材
料供給部に直接装着することを可能にすることによっ
て、熟練を要する暗室や暗箱の中で感光材料補充容器か
ら感光材料を取り出してマガジンに装着する作業をなく
し、かつ、マガジン交換のための待機時間を無くして、
生産性を向上させることが可能な画像記録装置を提供す
る。 【解決手段】感光材料供給部に設けられ、ロール状の長
尺の感光材料を巻き取りおよび繰り出し自在に保持する
感光材料の巻き取り収納機構と、この巻き取り収納機構
に補充用の感光材料を供給する感光材料の補充機構とを
設け、補充用の感光材料を感光材料の補充機構によって
巻き取り収納機構に補充し、この巻き取り収納機構から
長尺の感光材料または所定長に切断したシート状の感光
材料を感光材料搬送機構によって画像記録部に供給す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長尺の感光材料ま
たは所定長に切断したシート状の感光材料を搬送して画
像記録部に供給するデジタル画像記録装置およびアナロ
グ画像記録装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来は、ネガフィルム、リバーサルフィ
ルム等の写真フィルム(以下、フィルムという)に撮影
された画像を印画紙等の感光材料へ焼き付けるには、フ
ィルムの画像を感光材料に投影して面露光する直接(ア
ナログ)露光によって行われてきた。これに対して、現
在では、例えばフィルムに撮影された画像情報を光電的
に読み取り、これをデジタル信号化して種々の画像処理
を施して記録用の画像データとした後、この画像データ
に応じて変調した記録光によって感光材料を走査露光し
て画像(潜像)を記録し、現像処理を施してプリント
(写真)として出力するデジタルフォトプリンタが実用
化された。
【0003】このようなデジタルフォトプリンタは、基
本的に、フィルムに記録された画像データを読み取る画
像読取装置(スキャナ)と画像読取装置で読み取られた
画像データに各種の画像処理(データ処理)を施すデー
タ処理部等とを有する入力機と、感光材料供給部とこの
感光材料供給部から供給された感光材料の搬送機構、画
像処理後の画像データに応じて感光材料をデジタル露光
する画像記録部等を有する出力機とからなる画像記録装
置(プリンタ)、露光済みの感光材料を現像する現像装
置(プロセッサ)、および、デジタルフォトプリンタ全
体を制御し管理する制御装置により構成される。
【0004】入力機では、まず、画像読取装置におい
て、例えばフィルムに撮影された画像データを読み取る
場合であれば、光源から射出される読取光がフィルムに
入射され、フィルムに撮影された画像を担持する投影光
が結像レンズによってCCDセンサ等のイメージセンサ
に結像され、イメージセンサにより光電変換されて画像
が読み取られ、フィルムに撮影された画像に対応する入
力画像データとしてデータ処理部に供給される。
【0005】続いて、データ処理部では、画像読取装置
から入力されてデジタルデータ化された画像データが、
あるいは、あらかじめデジタルデータ化されて入力され
た画像データが、あらかじめ設定されている画像処理条
件に従って、あるいは、この画像データに応じて変更さ
れる各種の画像処理条件に従って、画像データに各種の
データ処理を施すとともにこの画像データに適した露光
条件が決定され、出力画像データとして出力機の画像記
録装置(プリンタ)に転送される。
【0006】一方、出力機では、画像記録部において、
例えば光ビーム走査露光を利用する装置であれば、デー
タ処理部から転送された画像データに応じて光ビームが
変調され、この光ビームが主走査方向に偏向されると同
時に感光材料が主走査方向とほぼ直交する副走査方向に
搬送されることによって、感光材料が2次元的に走査露
光されて感光材料に潜像が記録された後、現像装置にお
いて、感光材料に応じた現像処理が施されて、フィルム
に撮影された画像が再生された仕上りプリントとされ
る。
【0007】このデジタル露光を利用する画像記録装置
では、画像処理によって階調補正や色/濃度補正が行わ
れ、露光条件も決定されるため、1画像当たりの露光に
かかる時間が短時間で済み、露光時間も画像サイズに応
じて一定であるため、従来の直接露光の場合と比較して
迅速な露光を行うことができる。また、画像合成や画像
分割等によるプリント画像の編集や、色/濃度調整、輪
郭強調等の画像処理も自由に行うことができ、用途に応
じて自由に編集、画像処理を施した仕上りプリントを出
力することができる。
【0008】しかも、仕上りプリントの画像情報を光磁
気ディスク等の記録媒体に保存できるため、記録媒体に
保存しておけば、焼増し等の作業において、例えばフィ
ルムを再読み取りしたり、露光条件を再度決定したりす
る必要はなく、作業が非常に迅速かつ容易である。さら
に、従来の直接露光によるプリントでは困難であった分
解能、色/濃度の再現性等の点においても、デジタル露
光を利用する画像記録装置では、記録されている画像情
報をほぼ完全に再生したプリントの出力が可能である等
の利点がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
デジタルフォトプリンタのみならず、通常の直接露光に
よるフォトプリンタの画像記録装置では、未使用の感光
材料はロール状に巻回されて遮光性の筐体に収納されて
マガジン化されており、マガジンごと画像記録装置に装
填され、このマガジンから感光材料が引き出されて搬送
され、露光等に供される。
【0010】ところが、このように感光材料を収納した
マガジンを使用する装置では、未使用の感光材料はロー
ル状に巻回されて遮光性の運搬容器(以下、感光材料補
充容器という)に収納されて取引されており、この感光
材料補充容器に収納された感光材料をマガジンに装着し
て収納するために、暗室や暗箱の中で感光材料補充容器
から感光材料を取り出してマガジンに装着する作業が必
要であった。
【0011】この作業は、暗室や暗箱の中で一定の手順
に従って手探りで行わなければならないため、熟練を要
するものであり、万一、マガジンへの装着不良が生じた
場合には、運転中に感光材料の供給不良、カット不良、
搬送不良あるいはジャミングなどが生じ、感光材料の画
像記録面(乳剤面)にすりきずなどのきずが生じたり、
感光材料自体の損傷や汚損が生じて、たとえプリントと
して仕上げたとしても商品としての価値が損なわれたり
するばかりでなく、場合によっては、感光材料の一部も
しくは全部を使用不能にしたり、運転不良や運転中止と
なる事態を招くことになる。特に、上述したようなマガ
ジンへの装着不良や画像記録装置の種々の不良を調整も
しくは修理する際には、画像処理装置の内カバーを開け
なければならないので、ロール状に巻回された感光材料
の一部もしくは全部が光をかぶって使用不能となる恐れ
がある。
【0012】また、図1に示すように、感光材料を収納
したマガジンの装填部(感光材料供給部)が画像記録装
置の内部に配置されている場合には、マガジンを所定の
感光材料供給部に配置する際に画像記録装置の内カバー
を開ける必要があり、画像記録装置内部の感光材料が全
部現像装置に送り出された後、始めてマガジンの交換が
可能となるので、感光材料が全部現像装置に送り出され
るまでの待機時間を要し、マガジンの交換作業にも無駄
な時間を要していた。
【0013】本発明の目的は、マガジンを使用すること
なく感光材料を感光材料供給部に直接装着することを可
能にすることによって、熟練を要する暗室や暗箱の中で
感光材料補充容器から感光材料を取り出してマガジンに
装着する作業をなくし、かつ、マガジン交換のための待
機時間を無くして、生産性を向上させることが可能な画
像記録装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ロール状の長尺の感光材料を保持して、
長尺の感光材料または所定長に切断したシート状の感光
材料として供給する感光材料供給部と、これら感光材料
を所定の搬送経路に従って搬送する感光材料搬送機構
と、この感光材料搬送機構の搬送経路内に設けられ、フ
ィルムに記録された所定の画像を前記感光材料に露光す
る画像記録部とを具備し、この露光の行われた感光材料
を前記感光材料搬送機構で次の現像装置に排出する画像
記録装置であって、前記感光材料供給部に設けられ、前
記ロール状の長尺の感光材料を巻き取りおよび繰り出し
自在に保持する感光材料の巻き取り収納機構と、この巻
き取り収納機構に補充用の感光材料を供給する感光材料
の補充機構とを設け、補充用の感光材料を前記感光材料
の補充機構によって前記巻き取り収納機構に補充し、こ
の巻き取り収納機構から長尺の感光材料または所定長に
切断したシート状の感光材料を感光材料搬送機構によっ
て画像記録部に供給することを特徴とする画像記録装置
を提供するものである。
【0015】ここで、前記感光材料の補充機構には、前
記補充用の感光材料を収納した感光材料補充容器を載置
する載置台と、前記感光材料補充容器の感光材料供給口
を遮光して保持する感光材料補充口と、この感光材料補
充口を通過した前記補充用の感光材料を前記巻き取り収
納機構に搬送する補充用感光材料の搬送機構とを具備す
ることが好ましい。また、前記感光材料供給部には、前
記ロール状の長尺の感光材料を巻き取りおよび繰り出し
自在に保持する前記感光材料の巻き取り収納機構と、こ
の巻き取り収納機構に供給される前記補充用感光材料の
搬送経路と前記長尺の感光材料または所定長に切断した
シート状の感光材料として供給する感光材料の搬送経路
とを選択して切り換える感光材料の搬送経路切り換え機
構とを具備することが好ましい。
【0016】そして、前記巻き取り収納機構に供給され
る前記補充用感光材料の搬送経路と、前記長尺の感光材
料または所定長に切断したシート状の感光材料として供
給する感光材料の搬送経路に感光材料の搬送長さを検出
する感光材料検出機構を設け、前記巻き取り収納機構に
巻き取られている感光材料の現在量を計測することが好
ましい。さらに、前記感光材料検出機構が単一の検出機
構であり、前記補充用感光材料の搬送長さと前記画像記
録部に供給された感光材料の搬送長さとの差によって前
記巻き取り収納機構に巻き取られている感光材料の現在
量を計測することが好ましい。なお、前記載置台が前記
画像記録装置の遮光蓋を兼ねることが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、添付の図面に示す好適実
施例に基づいて、本発明の画像記録装置を詳細に説明す
る。図1は、本発明をデジタル画像記録装置に適用した
1実施例を示す概略図である。図において、画像記録装
置10は、長尺の感光材料Aを、作成する仕上がりプリ
ントに応じた所定長に切断してカットシートとした後、
バックプリント(裏印字情報の記録)およびデジタル露
光(焼付)を行い、露光済の感光材料Aを現像装置(プ
ロセッサ)20に供給するもので、図示例においては、
感光材料供給部12、バックプリント部14、画像記録
部16、振り分け部18等を有する。
【0018】なお、画像記録装置10には、感光材料供
給部12から画像記録部16まで感光材料Aを搬送し、
露光が終了した感光材料Aを現像装置20に搬送する搬
送機構22として複数の搬送ローラ対が配置されてお
り、画像記録装置10に配置される公知の各種部材、例
えば感光材料Aの搬送機構22や各種のセンサ等が必要
に応じて配置されている。これらの感光材料Aの搬送機
構22には特に限定はなく、搬送ローラ対の他、ベルト
コンベア、ニップベルト、吸着等を用いたリフト搬送
等、公知のシート材の搬送方法がすべて利用可能であ
る。ただし、搬送ローラの間隔は、感光材料Aの搬送に
支障がないように、切断後のシート状感光材料Aのとり
うる最小長さよりも小さく設定されている。
【0019】画像記録装置10において、感光材料供給
部12には、ロール状の長尺の感光材料Aを巻き取りお
よび繰り出し自在に保持する感光材料の巻き取り収納機
構として、長尺の感光材料Aを巻き取りおよび繰り出し
自在に巻回する装填軸24、この装填軸24に感光材料
Aを巻き取って巻回し、またはこの装填軸24から繰り
出して画像記録部16に供給する引き出しローラ対2
6、引き出された感光材料Aを画像記録部16に向かう
方向に屈曲する屈曲ローラ28およびガイドローラ3
0、32等を有し、感光材料の巻き取り収納機構の下流
側にはカッタ34を有している。なお、感光材料の巻き
取り収納機構の構成部材の内、引き出しローラ対26、
屈曲ローラ28およびガイドローラ30は、後述する感
光材料の補充機構としても作用する部材である。
【0020】装填軸24は、後述する感光材料の補充機
構から供給された長尺の感光材料Aを巻き取って装填
し、装填した感光材料Aを繰り出して画像記録部16に
供給する回転軸である。感光材料の補充容器には、通
常、記録面(乳剤面)を外側にしてロール状に長尺の感
光材料Aが巻回されて装着されているので、図示例の感
光材料の補充機構および巻き取り収納機構では、感光材
料Aは、記録面を外側にして装填軸24に装填される。
図示例の2個の装填軸24には、通常、サイズ(幅)、
面種(シルクやマット等)、仕様(厚さやベースの種類
等)等、互いに種類の異なる感光材料Aが装填される。
【0021】なお、図示例の画像記録装置10は、2個
の装填軸24を有しているが、本発明はこれに限定され
ず、装填軸が1個でもよいし、あるいは、3個以上の装
填軸を有していてもよい。また、図示例の画像記録装置
10では、装填軸24にそれぞれ対応してカッタ34が
設けられているが、1つのカッタで両装填軸24から供
給される感光材料Aを切断する構成としてもよい。
【0022】感光材料供給部12においては、引き出し
ローラ対26によって感光材料Aが装填軸24から引き
出され、感光材料搬送機構22によって、感光材料Aの
搬送方向下流側のバックプリント部14の方向に搬送さ
れる。この搬送は、下流側に搬送された感光材料Aが仕
上がりプリントの長さになった時点で停止され、感光材
料Aは、カッタ34により切断され、カットシートとさ
れる。
【0023】感光材料供給部12の下流側には、図示例
では、バックプリント部14が配置されている。バック
プリント部14は、感光材料Aの裏面(非乳剤面)に、
写真の撮影日、プリント焼付日、コマ番号、フィルムI
D番号、撮影に使用したカメラのID番号、デジタルフ
ォトプリンタのID番号等の各種の情報、いわゆるバッ
クプリント(裏印字情報)を記録するもので、感光材料
Aは、バックプリント部14によってバックプリントが
記録される。
【0024】バックプリント部14のプリンタの型式は
特に制限されず、例えばドットインパクトプリンタ、熱
転写プリンタ、インクジェットプリンタ等の公知のバッ
クプリンタとして用いられるプリンタが利用可能である
が、インクジェットプリンタのような非接触型の記録方
法は好適に利用可能であり、特に、非水溶性でかつ常温
で固体の熱溶融性インクを用いたインクジェットプリン
タは好ましく例示される。また、バックプリント部14
は、新規格の新写真システム(Advanced PhotoSystem)
に対応して、2行以上の印字を可能に構成するのが好ま
しい。
【0025】また、図示例においては、感光材料Aを切
断した後にバックプリント部14を配置しているが、こ
れに限定されず、バックプリント部14をカッタ34に
よる感光材料Aの切断位置の前に配置してもよいし、切
断後あるいは切断の前後にわたって配置してもよい。ま
た、バックプリント部14を露光位置Xの上流側に配置
しているが、これに限定されず、バックプリント部14
を露光位置Xよりも下流側に配置する構成としてもよ
い。
【0026】しかし、バックプリント部14を振り分け
部18の搬送方向下流側に配置する場合には、振り分け
の列に応じた台数のバックプリンタを設ける必要が生じ
ることから、振り分け部18の搬送方向上流側に配置す
るのが好ましい。また、画像記録部16の上流側にバッ
クプリント部14を配置するのが好ましく、この場合に
は、感光材料供給部12、カッタ34、画像記録部16
およびこれらを連絡する搬送機構22によって形成され
る空きスペースを有効利用でき、画像記録部16の下流
側の搬送経路を簡素化して、省スペース化を図ることが
できる。
【0027】バックプリント部14の下流側には、画像
記録部16が配置されている。画像記録部16は、図示
しないデジタルフォトプリンタの入力機から供給される
出力画像データに応じて、感光材料Aを主走査方向(図
1の紙面に対して垂直方向)に走査露光する露光ユニッ
ト36、および、主走査方向に対してほぼ直交する副走
査方向(図中矢印b方向)に感光材料Aを一定の速度で
搬送する走査搬送手段38を有する。
【0028】露光ユニット36は、感光材料AのR(赤
色)、G(緑色)、B(青色)の各露光にそれぞれ対応
する光ビームを射出する3つの光源、これら光源から射
出された光ビームを画像データに応じてそれぞれ変調す
るAOM(音響光学変調器)等の変調手段、変調された
光ビームを主走査方向に偏向するポリゴンミラー等の光
偏向器、主走査方向に偏向された光ビームを露光位置
(走査線)X上の所定位置に所定のビーム径で結像させ
るfθ(走査)レンズ等からなる光ビーム走査装置であ
る。
【0029】なお、露光ユニット36としては、上記光
ビーム走査装置の他、PDP(プラズマディスプレイ)
アレイ、ELD(エレクトロルミネセントディスプレ
イ)アレイ、LED(発光ダイオード)アレイ、LCD
(液晶ディスプレイ)アレイ、DMD(デジタルマイク
ロミラーデバイス)アレイ、レーザアレイ等の走査搬送
方向と直交する方向に延在する各種の発光アレイや空間
変調素子アレイ等を用いるデジタルのラスター露光手段
が各種利用可能である。
【0030】また、走査搬送手段38は、露光位置Xを
挟んだ前後に配置される一対の搬送ローラ対40および
42、ならびに、感光材料Aをより高精度に露光位置X
に保持するための露光ガイド44等から構成される。な
お、走査搬送手段38は、上記構成に限定されず、感光
材料Aを露光位置Xに保持しつつ搬送する露光ドラム、
および、露光位置Xを挟んで露光ドラムに当接する2本
のニップローラを用いる走査搬送手段、エンドレスベル
トと2本のニップローラからなる走査搬送手段、エンド
レスベルトのみからなる走査搬送手段等が好適に例示さ
れる。この走査搬送手段38は、露光ガイド44によっ
てシート状の感光材料Aを記録位置Xに保持しつつ、搬
送ローラ対40および42によって、主走査方向とほぼ
直交する副走査方向に搬送し、光ビームは主走査方向に
偏向されているので、感光材料Aは、光ビームによって
2次元的に走査露光され、感光材料上に潜像が形成され
る。
【0031】画像記録部16のさらに下流側には、振り
分け部18が配置されている。現在、一般的な写真とし
て利用されている銀塩写真感光材料の露光・現像の工程
では、露光よりも現像のほうが多くの時間を必要とす
る。従って、複数の感光材料を連続的に露光・現像する
と、露光に対して現像が間に合わなくなる。すなわち、
露光・現像の工程では、一般的に現像処理によって感光
材料Aの搬送速度が制限される。振り分け部18は、こ
の不都合を解消するために配置されるものであり、必要
に応じて、通常単列で搬送される感光材料Aを搬送方向
に対して複数列に振り分け、現像装置20に対して複数
列の感光材料Aを並列に供給し、現像装置20における
処理能力を向上させることにより、露光と現像との処理
時間の差を吸収するためのもので、図示例においては、
ベルトコンベア46、補助ベルトコンベア48、図示し
ていない吸引手段に接続される2つの吸盤を各々有する
2つの吸着ユニット50および52等を有する。
【0032】露光が終了した感光材料Aは、ベルトコン
ベア46および補助ベルトコンベア48によって挟持搬
送されるのではなく、ベルトコンベア46上に載置され
て下流側に搬送される。なお、ベルトコンベア46およ
び補助ベルトコンベア48による感光材料Aの搬送速度
は、走査搬送速度よりも若干高速に設定されている。こ
れにより、ベルトコンベア46および補助ベルトコンベ
ア48の駆動が感光材料Aの走査搬送に与える影響をよ
り確実に排除することができる。補助ベルトコンベア4
8は、ベルトコンベア46の幅方向の中心線上に、ベル
トコンベア46に対して若干間隔を開けて配置されてい
る。補助ベルトコンベア48は、感光材料Aのカール
(湾曲)を押さえ、ベルトコンベア46による搬送およ
び吸着ユニット50および52による感光材料Aの吸着
保持を補助するもので、幅方向の最小サイズの感光材料
Aであっても吸着ユニット50および52による吸着保
持が可能となるように細幅のエンドレスベルトを用い
る。
【0033】吸着ユニット50および52は、補助ベル
トコンベア48の幅方向の両側にそれぞれ配置されてい
る。図示例において、手前側の吸着ユニット50は、感
光材料Aが走査搬送手段38から開放され、ベルトコン
ベア46によって所定位置まで搬送された後、感光材料
Aを吸着保持して若干持ち上げ、感光材料Aの搬送方向
に対して右(図中手前)斜め下流側に移動し、吸着を開
放して感光材料Aを右側に振り分ける。同様に、奥側の
吸着ユニット52は、感光材料Aを左側に振り分ける。
【0034】従って、この振り分け部18では、例え
ば、吸着ユニット50による右方向への振り分け、吸着
ユニット52による左方向への振り分け、振り分けを行
わない直線的な搬送を順次繰り返し行うことにより、感
光材料Aを3列に振り分けることができるし、吸着ユニ
ット50および52による左右方向の振り分けを交互に
行うことにより、感光材料Aを2列に振り分けることも
できる。また、振り分けを行わない直線的な搬送のみを
行うことにより、感光材料Aを単列で現像装置20に供
給することもできる。
【0035】なお、吸着ユニット50および52の移動
手段は特に限定されず、例えばリンクを利用する移動手
段、カムを利用する移動手段、ガイドレールやガイド孔
を利用する移動手段、ならびに、これらの移動手段を適
宜組み合わせた移動手段等、公知の方法が各種利用可能
である。また、振り分け部18もこの実施例に限定され
ず、シート材を複数列に振り分ける各種振り分け方法が
利用可能であり、例えば軸を中心に回転する円形のター
レットを用いて振り分けるものや、感光材料Aの搬送手
段を搬送方向に複数のブロック、例えば3ブロックに分
けて、その内の中央のブロックを横方向に移動して振り
分けるもの等が例示される。また、振り分け部18を備
えず、感光材料Aを単列で現像装置20に供給するよう
にしてもよい。
【0036】また、画像記録装置10においては、必ず
しも全サイズの感光材料Aを複数列にするわけではな
く、複数列での処理ができない大きなサイズの感光材料
Aは、振り分けを行わないで単列のままプロセサ20に
搬入してもよい。また、振り分けを行う際には、全サイ
ズを同数列に振り分けるのではなく、感光材料Aのサイ
ズに応じて、例えばLサイズは3列に振り分け、6ツ切
は2列に振り分ける等、異なる列数に振り分けを行って
もよい。
【0037】振り分け部18において横方向に振り分け
られた感光材料Aは、搬送方向に重なる複数列に配列さ
れ、感光材料搬送機構の一部を構成する搬送ローラ対5
4によって排出口56を経て現像装置20に排出され
る。現像装置20においては、例えば銀塩写真感光材料
の現像の場合、図示しない発色現像槽、漂白定着槽、水
洗槽等によって感光材料Aに応じた所定の現像処理を施
し、潜像が顕像化された後、乾燥されて仕上りプリント
とされ、再度、プリント作成順(露光順)の単列に集積
され、ソータ等に排出される。
【0038】本発明の画像記録装置10は、以上のよう
にして感光材料Aに画像を記録するものであるが、装填
軸24に巻回された感光材料Aを全部使用してしまった
際の感光材料Aの補充は、次のようにして行われる。巻
き取り収納機構に補充用の感光材料を供給する補充用感
光材料の補充機構は、補充用の感光材料Aを収納した感
光材料補充容器82、この補充容器82を載置する載置
台84、補充容器82の感光材料供給口を遮光して保持
するフェルト等の軟質弾性材からなる感光材料補充口8
6、感光材料補充容器82を所定の位置に載置して補充
容器82の感光材料供給口を遮光するまでの間に画像記
録装置10の内部を遮光するフェルト等の軟質弾性材か
らなる遮光手段88、感光材料補充容器82から突出し
た感光材料の先端部を挟持して画像記録装置10の内部
に引き込む供給ローラ対90、画像記録装置10の内部
に引き込まれた感光材料Aの先端部を装填軸24に向か
って搬送する屈曲ローラ28とガイドローラ30の対、
引き出しローラ対26および感光材料Aの先端部を装填
軸24に向かって案内するガイドリーフ92等からなっ
ている。
【0039】ここで、供給ローラ対90は補充用の感光
材料Aを装填軸24に向かって搬送するように回転する
ものであり、屈曲ローラ28とガイドローラ30の対お
よび引き出しローラ対26は、いずれも、感光材料の補
充時には感光材料Aを装填軸24に向かって搬送するよ
うに回転し、感光材料Aを画像記録部16に向かって搬
送する時には、感光材料Aを装填軸24から引き出すよ
うに回転するものである。そして、ガイドリーフ92
は、感光材料の補充時に感光材料Aを装填軸24に向か
って案内するように装填軸24に向かって付勢されてい
る。
【0040】補充用の感光材料Aを収納し、感光材料A
の先端部をわずかに突出させた補充容器82は、通常は
感光材料補充口86の開口部を遮光する遮光蓋として用
いられており、これを倒すことによって補充容器82を
載置することができる載置台84上に載置して、感光材
料Aの先端部が遮光手段88を挿通して供給ローラ対9
0に挟持されるように配置し、画像記録装置10の感光
材料補充口86によって遮光されるように感光材料供給
口を挿入する。次いで、感光材料Aの先端部を挟持して
いる供給ローラ対90を回転させると、感光材料Aは、
供給ローラ対90、屈曲ローラ28とガイドローラ30
の対、引き出しローラ対26の順に搬送されて、ガイド
リーフ92によって装填軸24に向かって案内され、装
填軸24に巻回される。
【0041】ここで、装填軸24には、ガイドリーフ9
2によって案内された感光材料Aの先端部を保持して固
定する自動巻取装置を有している。この自動巻取装置
は、従来周知の自動巻取装置と同様の構成のものを用い
ることができるので、ここではその詳細な構成の説明は
省略する。また、供給ローラ対90は、感光材料Aの先
端部を遮光手段88に挿通して供給ローラ対90に挟持
されるように配置し、補充容器82を載置台84上に載
置する際に、感光材料Aの先端部が供給ローラ対90に
容易に挟持されるように、開閉可能に構成して、感光材
料Aの先端部を供給ローラ対90の間に挿通した後、供
給ローラ対90を閉じて感光材料Aの先端部を装填軸2
4に向かって搬送するように構成することが好ましい。
【0042】以上の説明で明らかなように、感光材料の
補充時と画像記録装置10による画像記録時とでは感光
材料Aの搬送経路が一部重複しているので、本発明で
は、搬送経路切り換え機構によって感光材料の補充時と
画像記録時との搬送経路を切り換えて使用している。搬
送経路切り換え機構は、屈曲ローラ28と2個のガイド
ローラ30、32およびガイドローラ30、32を連結
するガイドプレート94とからなっている。そして、ガ
イドローラ30、32を連結するガイドプレート94に
よってガイドローラ32は屈曲ローラ28に対して接離
自在となっており、感光材料の補充時には、ガイドロー
ラ32は、想像線で描かれているように屈曲ローラ28
から離れているので、感光材料Aの先端部は引き出しロ
ーラ対26に向かって支障なく直進することができる。
一方、画像記録時には、ガイドローラ32は、実線で描
かれているように屈曲ローラ28に接しているので、感
光材料Aは、ガイドローラ30、32およびガイドプレ
ート94によって屈曲ローラ28に沿って屈曲され、画
像記録部16(バックプリント部14)に向かって搬送
される。
【0043】屈曲ローラ28には、回転検出機構96が
設けられており、屈曲ローラ28の回転によって感光材
料Aの方向と搬送長さを検出する感光材料検出機構が構
成されている。この感光材料検出機構は、回転検出機構
96によって屈曲ローラ28の回転方向と回転数を検出
するもので、屈曲ローラ28の直径と回転数によって感
光材料Aの搬送長さを計測する。そして、感光材料補充
機構による感光材料の供給方向(装填軸22による巻き
取り方向)への感光材料Aの搬送長さと画像記録部16
への供給方向(装填軸22からの繰り出し方向)への感
光材料Aの搬送長さとの差を求めることによって、装填
軸24に巻回された感光材料Aの残量を検出することが
できる。感光材料検出機構は、この実施例に限られるも
のではなく、例えばガイドリーフ92の揺動角度を測定
して装填軸22に巻回された感光材料Aの径を計測し、
これから感光材料Aの残量を検出する等、各種の検出機
構が適用可能である。
【0044】図2に、本発明が適用されるアナログ露光
を行う画像記録装置の基本構成を示す。図2に示される
画像記録装置110は、長尺の感光材料Aを長尺のまま
で供給して面露光およびバックプリント(裏印字)を行
い、露光済の感光材料Aを現像装置(プロセッサ)12
0に供給する装置で、感光材料供給部112、バックプ
リント部114および画像記録部116を有する。
【0045】感光材料供給部112には、ロール状に巻
回された長尺の感光材料Aが装填軸124に装填され、
デジタル画像記録装置10の感光材料供給部12と基本
的に同様に構成される。また、搬送機構122は、画像
記録装置10の搬送機構12と基本的に同様に構成さ
れ、画像記録装置に使用される周知の搬送機構を任意に
選択して使用することができる。画像記録部116は、
光源部160、反射ミラー162、ネガキャリア16
4、レンズ166、シャッタ168等を有し、光源部1
60で発せられた光が、反射ミラー162により略90
°折り曲げられ、ネガキャリア164にセットされたフ
ィルムを透過し、その投影光がレンズ166を介して所
定の露光位置Xにセットされた感光材料Aに、フィルム
の露光濃度に応じてシャッタ168が開放される時間だ
け照射されることにより、いわゆる面露光を行うように
構成されている。また、色フィルタによる色修正や、N
Dフィルタによる露光量調整を行う構成としてもよい。
【0046】バックプリント部114は、感光材料Aの
裏面にバックプリントを行うものであり、デジタルの画
像記録装置10のバックプリント部14と基本的に同様
に構成される。また、現像装置120は、潜像が形成さ
れた感光材料Aに、発色現像、漂白定着、水洗、乾燥等
の各処理を行う現像処理装置であって、基本的に、現像
槽170、定着槽172、水洗槽174を有してなる現
像部176と、乾燥部178およびソータ180とから
構成される。
【0047】このような画像記録装置110において
は、感光材料Aの露光は、基本的に以下の要領で行われ
る。まず、感光材料Aが引き出され、画像記録部116
に搬送され、所定の露光位置Xにセットされる。この時
シャッタ168は閉じている。一方、画像記録部116
においては、フィルムがネガキャリア164によって所
定位置にセットされると、光源部160からフィルムに
光が照射され、その投影光が図2に示されるようにレン
ズ166を介して、フィルムの露光濃度に応じてシャッ
タ168が開放される時間だけ感光材料Aに照射され、
感光材料Aに露光が行われて潜像が形成される。
【0048】このようにして露光が行われ、潜像が形成
された感光材料Aは、バックプリント部114に搬送さ
れ、各種情報がバックプリントされた後、水平方向に搬
送され、現像装置120に搬送される。現像装置120
に搬入された感光材料Aは、現像部176において、現
像槽170で発色現像され、定着槽172で漂白定着さ
れて、水洗槽174に送られて水洗が行われて現像処理
に必要な各処理が施され、乾燥部178において乾燥さ
れ、プリントとなってソータ180に排出される。
【0049】また、感光材料の補充時には、デジタル画
像記録装置10の実施例と同様に感光材料の補充容器1
84を載置台184に載置して、詳細な説明は省略する
が、画像記録装置10の実施例と同様にして感光材料A
を補充することができる。ただし、この実施例では、感
光材料の補充時における感光材料Aの搬送経路と画像記
録時における感光材料Aの搬送経路とは重複していない
ので、デジタル画像記録装置10の実施例に示した搬送
経路の切り換え機構は不要となり、代わりに装填軸12
4に装填した感光材料Aの先端を検出して画像記録時の
搬送経路に導く搬送経路の切り換え機構が必要となる。
しかし、感光材料Aの先端を検出して搬送経路に導くこ
とは、従来技術のマガジンによる感光材料Aの供給にお
いても行われていることなので、その詳細な説明は省略
する。
【0050】以上、本発明の画像記録装置について詳細
に説明したが、本発明は上記実施例に限定されず、本発
明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更
をしてもよいのはもちろんである。
【0051】
【発明の効果】以上詳細に説明した様に、本発明の画像
記録装置は、感光材料を補充容器から直接巻き取り収納
機構に巻き取らせるために、暗室や暗箱の中で補充容器
から感光材料を取り出してマガジンに装着する熟練を要
する手探りの作業をなくすことが可能になり、かつ、遮
光された状態で感光材料を補充容器から巻き取り収納機
構に巻き取らせるので、露光作業中にも感光材料を補充
することが可能となり、マガジン交換のために画像記録
装置内部の感光材料が全部現像装置に送り出されるまで
の待機時間を無くして、生産性を向上させることができ
る。また、マガジン交換のために内カバーを開ける必要
がなくなるので、画像記録装置の遮光性が向上する。
【0052】そして、巻き取り収納機構に巻き取られて
いる感光材料の現在量を計測する感光材料検出機構を設
けることにより、感光材料の残り量とフィルムによる感
光材料の使用量を比較して、感光材料に無駄が生じない
ように露光するフィルムを選択することも可能になる。
もちろん、マガジンそのものは不要になるので、その分
だけ安価になるとともに、補充容器も耐久性のある材質
を使用してリサイクル可能にすることによって、従来廃
棄されていた補充容器等によるごみの発生を大幅に減少
することができる。
【0053】また、本発明は、補充容器から感光材料を
繰り出して装填軸に巻き取るものなので、装填軸への巻
き付け方向を変更するのみで記録面(乳剤面)を外側に
して巻き付けることも内側にして巻き付けることも可能
になる。従って、マガジンに乳剤面を外側にして巻き付
けられていることを前提とするバックプリント部、画像
記録部等の従来の配置とは全く異なった配置も可能にな
り、画像記録装置の構成における配置の自由度が高くな
る。本発明は、以上に述べたように、簡便な構造の感光
材料補充機構を付加するのみで多大な効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明をデジタル画像記録装置に適用した一
実施例を示す概略図である。
【図2】 本発明をアナログ画像記録装置に適用した他
の実施例を示す概略図である。
【符号の説明】
10,110 画像記録装置 12,112 感光材料供給部 14,114 バックプリント部 16,116 画像記録部 18 振り分け部 20,120 現像装置 22,122 搬送機構 24,124 装填軸 26 引き出しローラ対 28 屈曲ローラ 30,32 ガイドローラ 34 カッタ 36 露光ユニット 38 走査搬送手段 40,42 搬送ローラ対 44 露光ガイド 46 ベルトコンベア 48 補助ベルトコンベア 50,52 吸着ユニット 54 搬送ローラ対 56 排出口 82,182 補充容器 84,184 載置台 86 感光材料補充口 88 遮光手段 90 供給ローラ対 92 ガイドリーフ 94 ガイドプレート 160 光源 162 反射ミラー 164 ネガキャリア 166 レンズ 168 シャッタ 170 現像槽 172 定着槽 174 水洗槽 176 現像部 178 乾燥部 180 ソータ A 感光材料 X 露光位置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール状の長尺の感光材料を保持して、長
    尺の感光材料または所定長に切断したシート状の感光材
    料として供給する感光材料供給部と、これら感光材料を
    所定の搬送経路に従って搬送する感光材料搬送機構と、
    この感光材料搬送機構の搬送経路内に設けられ、フィル
    ムに記録された所定の画像を前記感光材料に露光する画
    像記録部とを具備し、この露光の行われた感光材料を前
    記感光材料搬送機構で次の現像装置に排出する画像記録
    装置であって、 前記感光材料供給部に設けられ、前記ロール状の長尺の
    感光材料を巻き取りおよび繰り出し自在に保持する感光
    材料の巻き取り収納機構と、 この巻き取り収納機構に補充用の感光材料を供給する感
    光材料の補充機構とを設け、 補充用の感光材料を前記感光材料の補充機構によって前
    記巻き取り収納機構に補充し、この巻き取り収納機構か
    ら長尺の感光材料または所定長に切断したシート状の感
    光材料を感光材料搬送機構によって画像記録部に供給す
    ることを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】前記感光材料の補充機構には、前記補充用
    の感光材料を収納した感光材料補充容器を載置する載置
    台と、前記感光材料補充容器の感光材料供給口を遮光し
    て保持する感光材料補充口と、この感光材料補充口を通
    過した前記補充用の感光材料を前記巻き取り収納機構に
    搬送する補充用感光材料の搬送機構とを具備することを
    特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】前記感光材料供給部には、前記ロール状の
    長尺の感光材料を巻き取りおよび繰り出し自在に保持す
    る前記感光材料の巻き取り収納機構と、この巻き取り収
    納機構に供給される前記補充用感光材料の搬送経路と前
    記長尺の感光材料または所定長に切断したシート状の感
    光材料として供給する感光材料の搬送経路とを選択して
    切り換える感光材料の搬送経路切り換え機構とを具備す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】前記巻き取り収納機構に供給される前記補
    充用感光材料の搬送経路と、前記長尺の感光材料または
    所定長に切断したシート状の感光材料として供給する感
    光材料の搬送経路に感光材料の搬送長さを検出する感光
    材料検出機構を設け、前記巻き取り収納機構に巻き取ら
    れている感光材料の現在量を計測することを特徴とする
    請求項2または3記載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】前記感光材料検出機構が単一の検出機構で
    あり、前記補充用感光材料の搬送長さと前記画像記録部
    に供給された感光材料の搬送長さとの差によって前記巻
    き取り収納機構に巻き取られている感光材料の現在量を
    計測することを特徴とする請求項4記載の画像記録装
    置。
  6. 【請求項6】前記載置台が前記画像記録装置の遮光蓋を
    兼ねることを特徴とする請求項2記載の画像記録装置。
JP34266497A 1997-12-12 1997-12-12 画像記録装置 Withdrawn JPH11174588A (ja)

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