JPH11169955A - 帯刃曲げ装置 - Google Patents

帯刃曲げ装置

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JPH11169955A
JPH11169955A JP36205897A JP36205897A JPH11169955A JP H11169955 A JPH11169955 A JP H11169955A JP 36205897 A JP36205897 A JP 36205897A JP 36205897 A JP36205897 A JP 36205897A JP H11169955 A JPH11169955 A JP H11169955A
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JP
Japan
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bending
band blade
blade
roll
band
Prior art date
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Application number
JP36205897A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Mizuno
博 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIZUNO MOKKO SEWING MACHINE SUKASHIBORI KOGYOSHO KK
Chiyoda Corp
Original Assignee
MIZUNO MOKKO SEWING MACHINE SUKASHIBORI KOGYOSHO KK
Chiyoda Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MIZUNO MOKKO SEWING MACHINE SUKASHIBORI KOGYOSHO KK, Chiyoda Corp filed Critical MIZUNO MOKKO SEWING MACHINE SUKASHIBORI KOGYOSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 湾曲型用の帯状刃の板面方向の曲げ加工を正
確かつ能率的に行うことができる帯刃曲げ装置を提供す
る。 【解決手段】 帯刃曲げ装置1は、帯刃を長手方向に搬
送しつつこれを曲げるための曲げ経路PLに対し、該経
路の曲率半径方向内側に配置された内ロール7と、同じ
く該経路の曲率半径方向外側に配置された外ロール8と
を有した曲げ加工部3、4を備え、それら内ロール7と
外ロール8とが、帯刃受入部にて帯刃2を支持しつつ互
いに逆方向に回転することにより、帯刃2を曲げ経路P
Lに沿って搬送しつつこれを曲げ加工する。そして曲げ
加工部3、4よりも下流側に配置され、曲げ加工後の帯
刃2を受け入れて、後加工での切断ないし板厚方向への
曲げ加工等のための目印を帯刃2に付与する目印付与装
置5と、帯刃2に対し、曲げ用切欠よりも広幅であり、
かつ曲げ用切欠と同じ側に開口する埋設用切欠を打ち抜
く打抜装置6が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トムソン刃等の帯
刃の曲げ装置に関し、特にロータリダイカッター等の湾
曲型に取り付けて使用される櫛歯状の帯刃を、その板面
方向に湾曲形態で曲げるための曲げ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、段ボール箱等の展開形状を打
ち抜く打抜装置として、回転シリンダに打抜用湾曲型を
取り付け、シート送り方向に回転シリンダを回転させな
がら、湾曲型に取り付けられた打抜刃によりこれを打ち
抜く、いわゆるロータリダイカッタが知られている。図
17に示すように、このような湾曲型Eにおいて打抜刃
2pは、回転シリンダCLの軸線方向を向く部分はほぼ
直線形態で取り付けられるが、シリンダCLの周方向を
向くものは、湾曲型Eの周面形状に合わせて板面方向に
湾曲させなければならない。そこで、打抜刃2pとなる
帯刃2として、埋込基端側となる縁から幅方向に切れ込
む曲げ用切欠2eを多数櫛刃状に形成したものが使用さ
れている。該帯刃2は、各曲げ用切欠2eの開口幅が狭
くなる向きにおいて板面方向の曲げ力を加えることによ
り、各曲げ用切欠2eの底部が板面方向に変形し、湾曲
形状に曲げ加工することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来より上
記帯刃の曲げ加工作業は、全て専用の加工工具を用いた
手作業で行われているため非常に能率が悪く、しかも湾
曲型の周面形状に合わせた微妙な曲げ形状を正確に得る
にはかなりの熟練を要する問題がある。
【0004】本発明の課題は、湾曲型用の帯状刃の板面
方向の曲げ加工を正確かつ能率的に行うことができる帯
刃曲げ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】本発明
は、幅方向の一方の縁側から当該幅方向に切れ込む曲げ
用切欠が長手方向に所定の間隔で多数形成された櫛歯状
の帯刃を、その板面方向において、曲げ用切欠の開口側
が内側となるように湾曲形態に曲げるための帯刃曲げ装
置に関する。具体的には、帯刃を長手方向に搬送しつつ
これを曲げるための曲げ経路に対し、該経路の曲率半径
方向内側に配置された内ロールと、同じく該経路の曲率
半径方向外側に配置された外ロールとを有し、それら内
ロールと外ロールとの少なくとも一方が、曲げ経路に沿
って所定間隔で配置される複数個のロールを含むととも
に、該曲げ経路に沿ってそれら内ロールと外ロールとが
互い違いに配置された曲げ加工部を備え、内ロールは、
帯刃の曲げ用切欠が開口する縁側(以下、内縁側とい
う)を受け入れて、該帯刃の厚さ方向の位置ずれを阻止
しつつこれを支持するための帯刃受入部が自身の外周面
に沿って形成され、また、外ロールは、帯刃の内縁側と
は反対側の縁側(以下外縁側という)を受け入れて、該
帯刃の厚さ方向の位置ずれを阻止しつつこれを支持する
ための帯刃受入部が自身の外周面に沿って形成され、そ
れら内ロールと外ロールとが、帯刃受入部にて帯刃を支
持しつつ互いに逆方向に回転することにより、帯刃を曲
げ経路に沿って搬送しつつこれを曲げ加工することを特
徴とする。
【0006】上記本発明の装置構成によれば、曲げ経路
に沿ってそれら内ロールと外ロールとが互い違いに配置
された曲げ加工部により、曲げ用切欠が多数形成された
櫛歯状の帯刃の板面方向の曲げ加工を極めて高能率で行
うことができる。また、内ロールと外ロールとの各外周
面には、帯刃の各対応する縁部を受け入れて支持する帯
刃受入部が形成されており、加工中の帯刃の厚さ方向の
位置ずれが阻止されることから、高い加工精度を達成す
ることができる。
【0007】内ロール及び外ロールに形成される帯刃受
入部は、それらロールの半径方向に切れ込む環状形態を
なし、その開口部から帯刃の各縁側を受け入れてその内
面にて帯刃を支持する溝部とすることができる。内ロー
ル及び外ロールの環状の溝部に帯刃の両縁を支持させる
ことにより、帯刃の曲げ加工及び搬送を一層スムーズか
つ安定して行うことができ、曲げ加工精度も向上する。
【0008】溝部内の帯刃縁部の支持形態としては、溝
底において帯刃の端縁面を支持するようにすることがで
きる。一方、帯刃として、例えば打抜用トムソン刃な
ど、曲げ用切欠が開口しているのと反対側の縁に鋭角状
の刃部が形成されたものを使用する場合は、外ロールの
溝部に、該溝部の開口側に形成されて帯刃の刃部を受け
る刃受部と、帯刃の厚みよりも狭幅となるように、かつ
溝深さ方向においてその刃受部に続く形で形成され、刃
受部に受けられた刃部の刃先を逃がすための刃先逃がし
部とを形成することができる。こうすれば刃先部が溝底
に当たらないので、刃先チッピング等の問題を起こしに
くくすることができる。
【0009】次に、内ロール及び外ロールは、それぞれ
溝部の一方の内壁面を形成する第一部材と、同じく他方
の内壁面を形成する第二部材とが、それらロールの軸方
向に一体化された構造を有し、かつ該軸方向において該
第一部材と第二部材とを相対的に接近・離間可能に設け
ることで、溝部の幅を帯刃の厚さに応じて変更可能とし
たものを使用することができる。これにより、帯刃の厚
さが変わった場合でも、第一部材と第二部材との相対的
な接近ないし離間により溝幅をこれに合わせて変更で
き、内ロール及び外ロールを異なる溝幅のものに交換す
る必要がなくなるので経済的であり、またロール交換等
の手間も省ける。
【0010】この場合、第一部材と第二部材との間に
は、溝部の幅を規定するためのスペーサを配置し、その
スペーサを異なる厚さのものと交換することで、溝部の
幅を変更できるように構成することができる。この構成
によれば、スペーサの交換により溝幅の変更を簡単に行
うことができる。
【0011】次に、外ロールと内ロールとを相対的に接
近・離間可能に設け、帯刃の板幅及び/又はその曲げ形
状に応じてそれら外ロールと内ロールとのロール間隔を
変更できるように構成することができる。これにより、
各種帯刃の板幅に柔軟に対応できるようになり、またロ
ール間隔の変更により、曲げ曲率の微調整等も用意にか
つ正確に行うことが可能となる。
【0012】次に、上記帯刃曲げ装置は、1個の内ロー
ルと、その内ロールの上流側と下流側とに各1個ずつ配
置される2個の外ロールとを1組として曲げユニットを
構成し、その曲げユニットを曲げ経路に沿って複数配置
するとともに、搬送される帯刃に対しそれら曲げユニッ
トにより段階的に曲げ加工を施すように構成することが
できる。該構成では、帯刃に対して一度に強い曲げ加工
を行うのではなく、複数の曲げユニットにより段階的に
曲げを施すようにしたから、帯刃の曲率が小さい場合等
においても、帯刃の割れやねじれ等を生ずることなくよ
り精度の高い曲げ加工を行うことが可能となる。
【0013】この場合、複数の曲げユニットのうち少な
くとも1つのものを、帯刃の曲げ形状変更のために、曲
げ経路と交差する向きに進退可能、かつその進退方向に
おいて互いに異なる複数位置に位置決め可能に設けるこ
とができる。こうすれば、曲げユニットの位置変更によ
り、帯刃の曲げ曲率の調整を簡単に行うことができる。
【0014】具体的には、曲げユニットは、外ロールと
内ロールとが回転可能に取り付けられる移動体と、その
移動体を外ロール及び内ロールとともに進退方向におい
て一体的にスライド可能に支持する基体と、その基体上
に設けられ、移動体側に形成されたストッパ受け部と当
接することにより、移動体を進退方向における所定位置
に位置決めするストッパ部とを備え、そのストッパ部
が、ストッパ装着部と、該ストッパ装着部から所定長だ
けストッパ受け部側に突出する形態で、そのストッパ装
着部に対し着脱可能に装着されるストッパ位置規定部材
とを備えており、該ストッパ位置規定部材を、ストッパ
装着部からの突出長さの異なるものに交換することによ
り、移動体の進退方向における位置決め位置が変更可能
となるように構成することができる。これにより、曲げ
ユニットの位置変更を簡単に行うことができ、その位置
決め精度も高い。
【0015】本発明の帯刃曲げ装置には、曲げ加工部よ
りも下流側に配置され、曲げ加工後の帯刃を受け入れ
て、後加工での切断ないし板厚方向への曲げ加工等のた
めの目印を当該帯刃に付与する目印付与装置を設けるこ
とができる。板厚方向の曲げ加工とともに、目印付与装
置により帯刃に目印を付与することで、その後の工程に
おける帯刃の切断及び/又は打抜形状等への曲げ加工を
能率よく行うことが可能となる。
【0016】目印付与装置は、例えば帯刃の少なくとも
一方の板面に罫描きを施す罫描き装置を含むものとして
構成できる。これは、帯刃の曲げ位置等を明確かつ容易
に消えないようにマーキングするのに都合がよい。この
場合、罫描き装置は、帯刃の少なくとも一方の板面に対
応してこれに接近・離間可能に設けられた罫描き歯と、
その罫描き歯を板面に押しつけた状態で、当該罫描き歯
をその板面に沿う所定の方向に移動させることにより、
当該板面に罫描き部を形成する罫描き駆動部とを備える
ものとして構成できる。これにより罫描き部をより確実
に形成することができる。
【0017】一方、本発明の帯刃曲げ装置には、曲げ加
工部よりも下流側に配置され、曲げ加工後の帯刃を受け
入れるとともに、当該帯刃に対し、曲げ用切欠よりも広
幅でありかつ該曲げ用切欠と同じ側に開口する埋設用切
欠を打ち抜く打抜装置を設けることもできる。これによ
り、帯刃に対し曲げ加工とともに、湾曲型にこれを埋め
込むための埋込用切欠も形成できるので、より合理的か
つ能率的な帯刃の加工を行うことが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の帯刃の曲げ加工装
置の一実施例を、図面に示す実施例を参照しつつ説明す
る。図1、図2及び図3は、本発明の曲げ加工装置の一
例を示す正面図、平面図及び側面図である。この曲げ加
工装置1は、図17に示すように、段ボール箱等の展開
形状を打ち抜くロータリダイカッタRの湾曲型Eに対
し、トムソン刃等の打抜刃2p(あるいは罫線刃2q)
等の帯刃2を取り付けるために、その帯刃2を、湾曲型
本体Pの周面形状に対応する形状に曲げ加工するための
ものである。
【0019】帯刃2は、その幅方向における一方の縁
側、具体的には刃部の形成されていない縁側(以下、基
端側という)から幅方向に切れ込む曲げ用切欠2eが、
該帯刃2の長手方向に沿って所定の間隔で形成されてお
り、各隣接する曲げ用切欠2eの間に位置する部分が凸
片2bとなって、全体が櫛刃状を呈している。一方、湾
曲型本体Pには帯刃2の曲げ形状に沿って固定溝110
が形成されており、この固定溝110内に帯刃2の基端
部を圧入することで埋め込まれる。固定溝110は、適
宜途切れ部分111で分断された破線状に形成される一
方、帯刃2の基端側には、上記各途切れ部分111に対
応する位置に、該縁部側に開放する複数の埋込用切欠2
cが曲げ用切欠2eよりも広幅で形成されている。帯刃
2は、該埋込用切欠2cにおいて上記途切れ部分111
と帯刃2との干渉を防止しつつ湾曲型本体Pに対し埋め
込まれる。湾曲型本体Pは外周面が略円筒面状をなし、
固定溝110はその円筒面の軸線方向と交差する向きの
もの(例えば周方向に沿って形成されるもの)が、円弧
状あるいは楕円弧状に湾曲して形成される。そして、帯
刃2も板面に沿う方向において刃側の縁が外向きとなる
ように、上記固定溝110に対応する形で曲げ加工され
た後これに装着される。
【0020】帯刃2は、湾曲型本体Pに取り付けられる
のに先立って本実施例の曲げ加工装置1により、図17
に示すように、湾曲型本体Pの周面形状に対応して、そ
の基端側(凸片2b側)が内周縁となるように曲げる曲
げ加工と、その帯刃2の厚さ方向に曲げ加工する目印と
なる罫描き部Kを形成する罫描き加工と、湾曲型本体P
の不連続部111にはめ込むための埋込用切欠2cを形
成するための打抜き加工等が行われる。これらの帯刃2
への加工は図2に示すように、曲げ加工部としての予備
曲げ装置3と、本曲げ装置4と、目印付与装置としての
罫描き装置5と、埋込用切欠を形成する打抜き装置6等
により連続して行われる。帯刃2は、例えば板面がほぼ
水平となるように、その長手方向に搬送され、上記各装
置3〜6は帯刃2のパスライン(曲げ経路)PLに沿っ
て配置されている。
【0021】図4及び図5に示すように、予備曲げ装置
3は、パスラインPLの半径方向(曲げ半径方向)外側
において、該パスラインPLに沿って2個並んで配置さ
れた駆動ロール(外ロール)7,7と、パスラインPL
を挟んで駆動ロール7,7と反対側に配置された1個の
従動ロール(内ロール)8とを含んで構成されており、
それら駆動ロール7,7と従動ロール8との間を帯刃2
が通される。
【0022】図7に示すように、予備曲げ装置3におい
て、従動ロール8のロール面には周方向に沿って半径方
向を深さ方向とする溝部8nが形成され、該溝部8n内
において帯刃2の内縁部と当接する。一方、駆動ロール
7,7は従動ロール8よりも少し小径に構成され、該従
動ロール8の回転中心O1を通って曲げ半径方向に引い
た基準線Q1に関してその両側に配置されるとともに、
それぞれそのロール面には周方向に沿って半径方向を深
さ方向とする溝部7nが形成され、その溝部7n内にお
いて帯刃2の外縁部と当接するようになっている。そし
て、帯刃2は、駆動ロール7,7及び従動ロール8が回
転することによりその回転方向に送られつつ、従動ロー
ル8との接点を支点とし、駆動ロール7,7との接点を
曲げ力の作用点として、3点曲げに近い形態で板面方向
に所定の曲率(例えば2R)に、板面方向に曲げ加工さ
れることとなる。
【0023】一方、本曲げ装置4は、予備曲げ装置3と
ほぼ同様の構成を有して、該予備曲げ装置3で曲げられ
た帯刃2の排出方向に延長上に配置され、予備曲げ装置
3で曲げられて送られてくる帯刃2を駆動ロール7,7
及び従動ロール8間に受け入れて、該帯刃2の曲げ曲率
がさらに小さくなる(例えばR)ように、2段階目の曲
げ加工を施す役割を果たす。
【0024】図4に示すように、予備曲げ装置3及び本
曲げ装置4において各駆動ロール7は、貫通孔7aに回
転軸9が挿入され、その突出部にワッシャW1を介して
ねじ部材B1を螺合させることにより固定されるととも
に、キー10を介して該回転軸9と一体的に回転するよ
うになっている。図1に示すように、駆動ロール7は、
回転軸9の下端に連結されたユニバーサルジョイント1
6と、この下端に設けられたギヤ部17とを含んで構成
された伝達機構Dを介して、モータ15により回転駆動
される。また、各回転軸9は筒状のケース20を貫く形
で配置され、そのケース20の上端及び下端部に設けら
れたベアリング21,21により、自身の外周面に形成
された段部9a及びロックナット22において回転可能
に支持されている。
【0025】一方、従動ロール8も貫通孔8aに回転軸
11が挿入され、その突出部にワッシャW2を介してね
じ部材B2を螺合させることにより固定されるととも
に、キー12を介してこれと一体的に回転するように構
成されている。回転軸11は筒状のケース24を貫く形
で配置され、そのケース24の上端及び下端部に設けら
れたベアリング25,25により、自身の外周面に形成
された段部11a及びロックナット26において回転可
能に支持されている。なお、このケース24は移動体と
してのベースプレート27に対し、ねじ部材B3を用い
て固定されている。
【0026】次に、図6(a)に示すように上述の駆動
ロール7は、その回転軸線方向において第一部材7b
(図面下側)と第二部材7c(図面上側)との2つの部
材に分割されている。第一部材7bは、軸方向の一方の
端部側においてその外周部が段付状に切り欠かれ、第一
〜第三段部7d,7e,7fが形成されている。第一段
部7dの外周面は駆動ロール7のロール面の一部を構成
し、その端面には周縁に沿って上方に突出した環状突状
部7hが形成されている。一方、第二部材7cはリング
状に形成されるとともに、その外周面が第一部材7bの
第一段部7dの外周面とともにロール面を形成する。ま
た、第二部材7cは、第一部材7bに面する側において
その内周縁が切り欠かれ、第一及び第二段部7i、7j
が形成されている。該第二部材7cの第一部材7bに面
する端面には、その周縁に沿って第一部材7b側の環状
突状部7hに対応する位置に環状突状部7kが形成され
ている。
【0027】第二部材7cは貫通孔7lにおいて第一部
材7bの第3段部7fにはめ込まれることにより一体化
されるとともに、その外周面7mに沿って周方向に溝部
7nが形成され、帯刃2の刃先2aをこの溝部7n内に
受け入れるようになっている。この溝部7nは、第一部
材7bの環状突状部7hと、第二部材7cの環状突状部
7kとが対向して刃先2aに対応した間隔で形成されて
いる。また、第一部材7bと第二部材7cとの対向する
端面間には空間部7o(刃先逃がし部)が形成される。
溝部7nを形成する環状突出部7k,7hの対向面は刃
先2aに対応したテーパ面とされ、該刃先2aの両面と
当接してその曲げ力を受けとめる形となる。なお、これ
らテーパ面によって形成される溝部7nは、空間部7o
と僅かな隙間で連通している。これにより、駆動ロール
7が溝部7n内で帯刃2の刃先2aをガイドする際に、
刃先2aの先端が空間部7o内に突出し、帯刃2の刃先
2aに損傷等が生じにくくなる。
【0028】一方、図6(a)及び(c)に示すよう
に、第二部材7cの第一部材7bに面しているのと反対
側の端面には、径方向の溝部7pが形成されている。ま
た、第一部材7bの第三段部7fの端面は第二部材7c
の貫通孔内に露出しており、ここに径方向の溝部7qが
形成されている。これら第一及び第二部材7b及び7c
は、溝部7p及び7qを径方向に一致させ、その一致し
た溝部に固定プレート7rを装入してねじ部材B5で固
定することにより、周方向の相対移動が阻止されるよう
になっている。また、第一部材7bの第二段部7eと第
二部材7cの第二段部7jとの間にはリング状のスペー
サ25が配置されており、このスペーサ25の厚みを変
更することにより、溝部7nの間隔を調整するこができ
る。スペーサ25の厚みを変更する場合は、ねじ部材B
5及び固定プレート7rを取り外し、第二部材7cを第
一部材7bから離脱させた後、スペーサ25を所期の厚
さのものに交換して、第二部材7c、固定プレート7r
及びねじ部材B5を再び組み付けるようにすればよい。
【0029】図6(b)に示すように従動ロール8も駆
動ロール7と同様に、第一〜第三段部8d,8e,8f
を有する第一部材8bと、第一及び第二段部8i、8j
を有する第二部材8cとを備え、第二部材8cは貫通孔
8lにおいて第一部材8bの第3段部8fにはめ込まれ
ることにより一体化されるとともに、その外周面8mに
沿って周方向には溝部8nが形成され、帯刃2の凸片2
b側をこの溝部8n内に受け入れるようになっている。
また、第二部材8cと第一部材8bとには溝部8p,8
qが形成され、ここに固定プレート8rを装入してねじ
部材B5で固定することにより、周方向の相対移動が阻
止される。そして、第一部材8bの第二段部8eと第二
部材8cの第二段部8jとの間にはリング状のスペーサ
25が配置される。ここで、従動ロール8には駆動ロー
ル7のような環状突状部7h及び7k(図6(a))が
形成されておらず、従動ロール8の下側部材8bの第一
段部8dの上面と上側部8cの第一段部8iの下面が対
向して帯刃2の厚みに対応した隙間が形成され、この隙
間が前述の溝部8nとなる。この溝部8nの底部におい
て帯刃2の基端側の縁が当接し、ガイドされる。
【0030】次に、図4及び図5に示すように、予備曲
げ装置3及び本曲げ装置4は、それぞれ駆動ロール7,
7が従動ロール8に対して接近・離間可能に設けられて
いる。これにより、曲げるべき帯刃2の幅に合わせてロ
ール間隔を調整することが可能となり、各種幅の帯刃2
を常に最適の位置でガイドすることができ、帯刃2をス
ムーズに曲げつつ送ることができる。また、同一の幅の
帯刃2に対しては、ロール間隔の調整によりその曲げ加
工量の微調整も可能である。
【0031】以下、その具体的な構成について説明す
る。駆動ロール7の回転軸9を回転可能に支持している
ケース20は、スライド部材23の前方付近にねじ部材
Bを用いて固定されている。またスライド部材23の下
面側には、リニヤブロック28と雌ねじ孔29aを有す
るブロック29とが設けられている。そしてその雌ねじ
孔29aには、軸部材39の一方の側に形成された雄ね
じ部39aが螺合しており、軸部材39の他端部にはハ
ンドル31が設けられている。この軸部材39はベース
プレート27に設けられたブロック32に回転可能に支
持されている。
【0032】上記、ハンドル31を回転させることによ
り、リニヤブロック28はベースプレート27に設けら
れたリニアカイド33に沿って前後にスライド移動す
る。このスライド移動に伴い、駆動ロール7,7は従動
ロール8に対して接近又は離間することとなる。そし
て、クランプレバー38を締め付け、軸部材39を回転
不能にすることにより、駆動ロール7,7を所望の位置
に位置決めすることができる。なお、ベースプレート2
7及び基体30には、駆動ロール7,7とともに移動す
る回転軸9ないしユニバーサルジョイント16との干渉
を避けるため、その移動に対応した位置に長孔27a及
び30aが形成されている。
【0033】また、図5に示すように、予備曲げ装置3
及び本曲げ装置4は、その基体30の上面に、ベースプ
レート27の幅方向両縁に沿うガイド部材34が固定さ
れている。ガイド部材34の上面とベースプレート27
の上面とには、これらにまたがるようにクランプ部材3
5が配置されている。このクランプ部材35は、ねじ部
材B7によりガイド部材34に固定され、クランプ部材
35のクランプ部35aがベースプレート27の上面側
縁部をクランプし、ベースプレート27を基体30に固
定している。このクランプ部材35は、ねじ部材B7を
緩めることによりベースプレート27に対してのクラン
プ力を弱めることができ、ベースプレート27を基体3
0の上面においてガイド部材34に沿って前後にスライ
ド移動させることができる。これにより、予備曲げ装置
3及び本曲げ装置4をそれぞれ前後にスライド移動する
ことができ、帯刃2の曲げ半径を変更ないし調整するこ
とができる。
【0034】また、図4に示すように、予備曲げ装置3
及び本曲げ装置4は、それぞれベースプレート27の先
端に、その移動方向に突出するストッパ受け部としての
ねじ部材B8が設けられており、そのねじ部材B8を、基
体30側に設けられたストッパ位置規定部材としての位
置決めピン36と当接させることにより、所定の曲げ加
工位置に位置決めされる。この位置決めピン36は、基
体30の上面に固定されたストッパ装着部としての位置
決めブロック37に着脱可能に取り付けられている。具
体的には、位置決めブロック37に、ベースプレート2
7の移動方向に伸びる挿通孔37aが形成され、位置決
めピン36は頭部36aをベースプレート27側に突出
させる形でここに挿入されている。そして、位置決めピ
ン36を、頭部36aの長さの異なるものと交換するこ
とにより、ベースプレート27(ねじ部材B8)との当
接位置、すなわち曲げ加工位置を変更することができ
る。この場合、帯刃2の曲げ半径に合わせて、各種頭部
長さを有する位置決めピン36を用意しておけば、位置
決めピンの交換のみで予備曲げ装置3ないし本曲げ装置
4の、曲げ半径に応じた加工位置の変更を極めて簡単に
行うことができる。
【0035】図2に戻り、上記予備曲げ装置3及び本曲
げ装置4で曲げ加工された帯刃2は、さらに下流側に送
られ、罫描き装置5により罫描き工程が、また打抜き装
置6において埋込用切欠形成のための打抜き工程が実施
される。なお、罫描き及び打抜きのタイミングは、予備
曲げ装置3又は本曲げ装置4の駆動ロール7等にロータ
リエンコーダ等の角度センサ(図示せず)を設け、この
角度センサが検出する駆動ロール7の回転量から帯刃2
の送り量を検出することにより決定することができる。
【0036】図8(a)に示すように、罫描き装置5
は、ブラケット40の突出部40aを挟む位置関係で第
一アーム41及び第二アーム42が設けられており、そ
れら第一アーム41及び第二アーム42の先端には、帯
刃2の各面に対応して、それぞれ罫描き歯43,43が
設けられている。図8(b)に示すように、この罫描き
歯43,43の各先端部には鋭角の歯部43aが、例え
ば所定の間隔で複数(本実施例では3本)形成されてい
る。
【0037】第一及び第二アーム41,42はそれぞれ
軸部材44,44を介してブラケット40に回転可能に
設けられている。また、第一アーム41を挟んで第二ア
ーム42と反対側には、球面座金W3を介してシリンダ
45が遊着されており、このシリンダ45により進退駆
動されるピストンロッド46が第一アーム41、突出部
40a及び第二アーム42を貫通して延びている。さら
に、第一及び第二アーム41,42と突出部40aとの
間にはそれぞれ圧縮ばねC1,C2がピストンロッド46
に外挿される形で配置されている。また、ピストンロッ
ド46の先端部にはロックナット47が設けられてお
り、このロックナット47と第二アーム42の下面との
間には球面座金W4が配置されている。
【0038】図9(a)に示すように、シリンダ45に
よりピストンロッド46を伸張させると、第一及び第二
アーム41,42は、圧縮ばねC1,C2の付勢力により
軸部材44,44を中心として反対側すなわち罫描き歯
43,43の設けられている側が開き、逆に後退させる
と圧縮ばねC1,C2を圧縮しながら閉じる。また、ブラ
ケット40の背面にはピストンロッド48が連結されて
いる。さらにベースプレート90に設けられたフレーム
91の上部にはシリンダ49が設けられている。ピスト
ンロッド48をこのシリンダ49で伸縮駆動させること
により、罫描き歯43,43が帯刃2の罫描き位置と原
位置との間を往復運動する。
【0039】上述のような構成をした罫描き装置5は、
図9(a)に示すように、罫描き歯43,43を開口さ
せつつシリンダ49により罫描き位置まで前進する。そ
して図9(b)に示すように、ピストンロッド46を縮
状態にすることにより罫描き歯43,43が閉状態とな
り、帯刃2の所定の罫描き位置、例えば刃先2a付近を
噛む状態となる。そして図9(c)に示すように、この
状態でピストンロッド48を後退させることにより、図
9(d)に示すように、帯刃2が罫描き歯43,43に
より罫描かれて、罫描き部Kが形成されることになる。
この罫描き部Kは、後に行われる帯刃2の厚さ方向の曲
げ加工の目印等として利用される。なお、本実施例で
は、罫描き歯43,43の歯部43aを3つの歯とした
が、図10及び図11に示すように、歯部43aを1つ
あるいは2つなど様々な形状とすることができる。
【0040】なお、図8に示すように、基体30の上面
にはガイドブロック92が設けられており、そのガイド
孔92aにベースプレート90が挿入されている。これ
によりベースプレート90はガイド孔92aに沿って帯
刃2の曲げ半径方向に進退可能となっている。そしてベ
ースプレート90の位置が決定された場合は、ガイドブ
ロック92の上部に設けられたクランプレバー93を締
め付けることにより、ベースプレート90を固定するこ
とができる。
【0041】また、フレーム91の前面下部にはブラケ
ット94が設けられており、その上面前端付近にはガイ
ドブロック95が設けられている。このガイドブロック
95は、ブラケット94の前端に設けられたねじ部材B
12により位置決めされている。またブラケット94に
は、ガイドブロック95に対応した位置にその厚さ方向
に貫通した長孔94aが形成されており、ねじ部材B13
がその長孔94aを通ってガイドブロック95の下面に
ねじ込まれている。このねじ部材B13を緩めることによ
り、ガイドブロック95は帯刃2の曲げ半径方向にスラ
イド可能となる。例えば罫描き部Kを、帯刃2の刃側、
すなわち曲げ半径方向外側の縁に形成する場合、このガ
イドブロック95を帯刃2の罫描き側と反対側の縁と当
接するように位置決めすることにより、曲げ加工された
帯刃2の曲げ方向への弾性力を受けとめることができ、
確実に罫描きを行うことができる。
【0042】次に、図12及び図13に示すように打抜
き装置6は、ベースプレート50の上面に対しフレーム
51を介して、ダイ孔52aを有する打抜き/切断ダイ
52が取り付けられている。また、打抜き/切断ダイ5
2の上方にはバネ部材53,53を介してプレート54
が、所定の間隔をもって配置されている。このプレート
54の下面には下向きに突出する形態で、例えば角状断
面の打抜パンチ55が取り付けられている。
【0043】一方、プレート54の上方には昇降フレー
ム56が設けられており、その昇降フレーム56の上面
にはピストンロッド57が連結されている。このピスト
ンロッド57をシリンダ58で伸縮駆動させることによ
り、昇降フレーム56が昇降駆動される。また、この昇
降フレーム56の内部にはプレート59が設けられてお
り、そのプレート59の下面には下向きに突出して凸部
60が形成されている。なお、シリンダ58は、ベース
プレート50から上方へ立ち上がるフレーム61によ
り、ブラケット62を介して支持されている。
【0044】図14(a)に示すように、本曲げ装置4
から罫描き装置5を経て打抜き装置6に送られてきた帯
刃2は、打抜き/切断ダイ52の上面に送り込まれる。
そして、シリンダ58により昇降フレーム56を下降さ
せると、凸部60がプレート54に当接し、ばね部材5
3を圧縮しながら打抜パンチ55を押し下げる。これに
より、打抜パンチ55はダイ孔52a内に進入しつつ帯
刃2を打ち抜き、図14(b)に示すように、その基端
側の縁に埋込用切欠2cを形成する。なお、帯刃2から
打ち抜かれたチップCは、ダイ孔52aを通って落下
し、図12及び図13に示すように、ベースプレート5
0と打抜き/切断ダイ52との間の空間部Fに配置され
たチップ収容箱63に回収される。また打抜き後におい
て、凸部60が上昇して原位置に復帰すると、プレート
54はばね部材53の弾性復帰により押し上げられる。
このときプレート54は、打抜き/切断ダイ52の上部
に設けられた高さ位置固定のストッパ105に上昇を規
制され、原位置に復帰することができる。
【0045】なお、図12に示すように、この打抜き装
置6も帯刃2の曲げ半径方向に進退可能となっている。
具体的には、予備曲げ装置3及び本曲げ装置4と同様に
その幅方向両側にはガイド部材130が設けられ、その
ガイド部材130とベースプレート50の上面にまたが
ってクランプ部材131がねじ部材B14により固定され
ている。このねじ部材B14を緩めることにより、打抜き
装置6の帯刃2の曲げ半径方向への移動が可能な状態と
なる。また、図13に示すように、ベースプレート50
の先端に、その移動方向に突出するストッパ受け部とし
てのねじ部材B18が設けられており、そのねじ部材B18
を、基体30側に設けられたストッパ位置規定部として
の位置決めピン132と当接させることにより、打抜き
装置6は所定の打抜加工位置に位置決めされる。この機
構は、図4の曲げ装置3ないし4に設けられたものと同
一であるので、詳しい説明は省略する。
【0046】また、図15(a)に示すように、マーキ
ング装置70は、ベースプレート71上に帯刃2の受台
72が設けられ、その受け台72の上方においてマーキ
ングペン73がペンホルダ74に把持されている。ペン
ホルダ74の下面後端部にはピストンロッド75が連結
されており、このピストンロッド75をシリンダ76で
伸縮駆動させることによりマーキングペン73が昇降
し、受台72上の帯刃2に対し接近・離間する。なお、
シリンダ76は、ベースプレート71の上面に設けられ
たブラケット77に取り付けられている。また、基体3
0の上面にはガイドブロック78が設けられており、そ
のガイド孔78aにベースプレート71が挿入されてい
る。これによりベースプレート71は、ガイド孔78a
に沿って帯刃2の曲げ半径方向に進退可能となってい
る。そしてベースプレート71の位置が決定した場合
は、ガイドブロック78の上部に設けられたクランプレ
バー79を締め付けることにより、ベースプレート71
を固定することができる。なお、ベースプレート71を
位置決めする場合には、ベースプレート前端部に設けら
れたねじ部材B15を位置決めピン80に当接させること
により、位置を決定することができる。この機構は、図
4の曲げ装置3ないし4に設けられたものと同一である
ので、詳しい説明は省略する。
【0047】上記マーキング装置70において、シリン
ダ76によりマーキングペン73を下降させることによ
り、図15(b)に示すように、受け台72上に送られ
てきた帯刃2の所定の位置にインクIを付着させ、マー
キングすることができる。このように曲げ加工された帯
刃2にマーキングすることにより、後工程においてその
マーキングした位置を目視しながら切断機等による切断
作業をスムーズに行うことができる。
【0048】次に、図2に示すように、罫描き装置5と
打抜き装置6との間には帯刃検出装置120が設けられ
ている。図16(b)に示すように、この帯刃検出装置
120においては、ベースプレート121上にブラケッ
ト122が設けられ、このブラケット122の上面に
は、帯刃2を幅方向に挟んでそれぞれほぼ垂直に立ち上
がる軸部材123,124が固定されている。軸部材1
23には、帯刃2側に開口するブラケット125が取り
付けられており、その開口側に帯刃2を検出するための
センサ126が設けられている。本実施例では、該ブラ
ケット125の開口側の上部及び下部にそれぞれ取り付
けられる投光部126aと受光部126bとからなる透
過式光センサ126が使用されているが、他の方式のセ
ンサでもよい。
【0049】一方、軸部材123,124には、外周面
に帯刃2の両縁をそれぞれガイドするための溝部127
a、128aが形成されたガイドロール127,128
が、それぞれ回転可能に取り付けられている。これによ
り、図16(a)に示すように、セン126は、予備曲
げ装置3及び本曲げ装置4から送られてきた帯刃2の送
り方向先端部2dを検出する。なお、この帯刃検出装置
120も、罫描き装置5等と同様に位置決めピン140
により位置決めされ、ガイドブロック141及びクラン
プレバー142により進退可能となっている。
【0050】なお、本発明の帯刃曲げ装置1において
は、前述のようにマーキングを目視しながら帯刃2を切
断する以外に、打抜き装置6により帯刃2を所定の箇所
で切断することも可能である。図12に示すように、昇
降プレート59は、昇降フレーム56内において帯刃2
の送り方向にスライド可能に設けられている。具体的に
は、該昇降フレーム56の幅方向の一端にはピストンロ
ッド100が連結され、昇降フレーム56に取り付けら
れたシリンダ101でピストンロッド100を伸縮駆動
させることにより、移動プレート59が昇降フレーム5
6内をその幅方向に往復移動するようになっている。一
方、プレート54に対し、帯刃2の送り方向に隣接して
プレート102が設けられており、その下面には切断刃
103が設けられている。そして、シリンダ101作動
させることにより、昇降プレート59(凸部60)を、
打抜用のプレート54の位置から切断用のプレート10
2の直上位置へスライド移動させる。そしてシリンダ5
8により昇降フレーム56を押し下げることにより、凸
部60がプレート102の上面に当接し、切断刃103
を押し下げる。これにより切断刃103は、打抜き/切
断ダイ52の切断用ダイ孔52b内に進入しつつ、該打
抜き/切断ダイ52の上面に送られてきた帯刃2を切断
する。
【0051】以下、帯刃曲げ装置1の作動について説明
する。図2及び図7に示すように、帯刃2は予備曲げ装
置3の駆動ロール7に送られつつ曲げ半径2Rに曲げ加
工され、次いで本曲げ装置4の駆動ロール7に送られつ
つ曲げ半径Rに曲げ加工される。これら駆動ロール7
は、モータ15により伝達機構Dを介して回転駆動され
ている。また、帯刃2は駆動ロール7により送り方向に
送られ、その送り方向の先端部2dが帯刃検出装置12
0のセンサ126により検出される。これにより駆動ロ
ール7が停止するとともに、駆動ロール7のうち少なく
とも一つに設けられたロータリエンコーダにより検出さ
れたパルス信号がクリアされる。その後、駆動ロール7
が帯刃2の送りを開始するとともに、図示しないパルス
カウンタがパルス信号をカウントし始める。そしてこの
カウント値から帯刃2の送り量を算出する。これによ
り、図示しない制御部が予め定められた制御プログラム
により、帯刃2に対して所定のタイミングで順次罫描き
加工、打抜き加工及びマーキング等を実行させる。
【0052】罫描き装置5により罫描かれた帯刃2は、
図9(d)に示すように、その厚さ方向に曲げる際に、
罫描き部Kを目印として加工を実施することができる。
このとき、例えば罫描き部Kとして3本の罫描き線X、
Y、Zを引いたとすると、そのうちの凸片2bの幅方向
中心線Tに最も近い罫描き線Yを基準に曲げるようにす
る。例えば図17に示すように、帯刃2に比較的強い折
り曲げ部2rを形成する場合、折り曲げ位置が曲げ用切
欠2e内にかかると、切欠2eの内縁側等に折返し部2
rの位置がずれやすく、正確な加工ができない場合があ
る。しかしながら、上述のように罫描き線を選択して折
り曲げを行うようにすると、曲げ位置を常に最適のもの
に設定でき、上述のような問題を生じにくくなる。な
お、一本の帯刃2に複数の曲げ加工を施す場合には、各
曲げ位置に形成する罫描き線の組X〜Zにおいて、同位
置の罫描き線(この場合罫描き線Y)を選択するように
すれば、曲げ位置間の寸法関係も所期の値に維持でき
る。
【0053】ここで、上記帯刃曲げ装置1においては、
図18に示すように予め予備曲げのされた帯刃2を用い
ることにより、本曲げ装置4による本曲げ加工を直ちに
行うように構成することもできる。この場合、予備曲げ
装置3を省略することが可能である。また、図19に示
すように、予備曲げのされてないストレート状の帯刃2
において、比較的厚みの薄い帯刃2を曲げ加工する場合
にも予備曲げ装置3を省略し、本曲げ装置4による本曲
げ加工を直ちに行うことができる。
【0054】さらに、曲げ装置の駆動ロール(外ロー
ル)7と従動ロール(内ロール)8とは、図20に示す
ように、外ロール7を3以上、内ロールを2以上として
これらをパスラインPLの両側に互い違いに配置するよ
うにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の帯刃曲げ装置の一実施例を示す正面
図。
【図2】図1の平面図。
【図3】図1の側面図。
【図4】帯刃を曲げる予備曲げ装置及び本曲げ装置を示
す正面断面図。
【図5】図4の平面図及び要部を示す断面図。
【図6】駆動ロール及び従動ロールの縦断面図及び平面
図。
【図7】予備曲げ装置及び本曲げ装置の作用を示す説明
図。
【図8】罫描き装置を示す正面断面図及び罫描き歯を示
す拡大図。
【図9】罫描き装置の作用を示す説明図。
【図10】罫描き歯の変形例を示す説明図。
【図11】罫描き歯の別の変形例を示す説明図。
【図12】打抜き装置を示す正面図。
【図13】図12の側面図。
【図14】打抜き装置の作用を示す説明図。
【図15】マーキング装置を示す正面図及びこのマーキ
ング装置により帯刃に対してマークを付した状態を示す
説明図。
【図16】帯刃検出装置を示す説明図。
【図17】湾曲型本体に対して帯刃の取り付け状態を示
す説明図。
【図18】予め予備曲げした帯刃を用いることにより予
備曲げ装置を省略し、本曲げ装置で本曲げ加工を直ちに
行うようにした帯刃曲げ装置の平面図。
【図19】比較的厚みの薄い帯刃を用いることにより予
備曲げ装置を省略し、本曲げ装置で本曲げ加工を直ちに
行うようにした帯刃曲げ装置の平面図。
【図20】予備曲げ装置及び本曲げ装置の変形例を示す
概念図。
【符号の説明】
1 帯刃打抜き装置 2 帯刃 2a 刃先 2b 凸片 2c 埋込用切欠 3 予備曲げ装置(曲げ加工部) 4 本曲げ装置 (曲げ加工部) 5 罫描き装置 6 打抜き装置 7 駆動ロール(外ロール) 7b 第一部材 7c 第二部材 7n 溝部 7o 刃先逃し部 8 従動ロール(内ロール) 8b 第一部材 8c 第二部材 8n 溝部 25 スペーサ 27 ベースプレート(移動体) 30 基体 36 位置決めピン(ストッパ位置規定部) 43 罫描き歯 49 シリンダ(罫描き駆動部) 37 ブロック(ストッパ装着部) B8 ねじ部材(ストッパ受け部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B21D 53/64 B21D 53/64

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幅方向の一方の縁側から当該幅方向に切
    れ込む曲げ用切欠が長手方向に所定の間隔で多数形成さ
    れた櫛歯状の帯刃を、その板面方向において、前記曲げ
    用切欠の開口側が内側となるように湾曲形態に曲げるた
    めの帯刃曲げ装置であって、 前記帯刃を長手方向に搬送しつつこれを曲げるための曲
    げ経路に対し、該経路の曲率半径方向内側に配置された
    内ロールと、同じく該経路の曲率半径方向外側に配置さ
    れた外ロールとを有し、それら内ロールと外ロールとの
    少なくとも一方が、前記曲げ経路に沿って所定間隔で配
    置される複数個のロールを含むとともに、該曲げ経路に
    沿ってそれら内ロールと外ロールとが互い違いに配置さ
    れた曲げ加工部を備え、 前記内ロールは、前記帯刃の前記曲げ用切欠が開口する
    縁側(以下、内縁側という)を受け入れて、該帯刃の厚
    さ方向の位置ずれを阻止しつつこれを支持するための帯
    刃受入部が自身の外周面に沿って形成され、 また、前記外ロールは、前記帯刃の前記内縁側とは反対
    側の縁側(以下外縁側という)を受け入れて、該帯刃の
    厚さ方向の位置ずれを阻止しつつこれを支持するための
    帯刃受入部が自身の外周面に沿って形成され、 それら内ロールと外ロールとが、前記帯刃受入部にて前
    記帯刃を支持しつつ互いに逆方向に回転することによ
    り、前記帯刃を前記曲げ経路に沿って搬送しつつこれを
    曲げ加工することを特徴とする帯刃曲げ装置。
  2. 【請求項2】 前記内ロール及び外ロールに形成されて
    いる前記帯刃受入部は、それらロールの半径方向に切れ
    込む環状形態をなし、その開口部から前記帯刃の各縁側
    を受け入れてその内面にて前記帯刃を支持する溝部であ
    る請求項1記載の帯刃曲げ装置。
  3. 【請求項3】 前記帯刃は、前記曲げ用切欠が開口して
    いるのと反対側の縁に鋭角状の刃部が形成されたものが
    使用され、 前記外ロールの前記溝部には、該溝部の開口側に形成さ
    れて前記帯刃の前記刃部を受ける刃受部と、前記帯刃の
    厚みよりも狭幅となるように、かつ溝深さ方向において
    その刃受部に続く形で形成され、前記刃受部に受けられ
    た前記刃部の刃先を逃がすための刃先逃がし部とが形成
    されている請求項2記載の帯刃曲げ装置。
  4. 【請求項4】 前記内ロール及び外ロールは、それぞれ
    前記溝部の一方の内壁面を形成する第一部材と、同じく
    他方の内壁面を形成する第二部材とが、それらロールの
    軸方向に一体化された構造を有し、かつ該軸方向におい
    て該第一部材と第二部材とを相対的に接近・離間可能に
    設けることで、前記溝部の幅を前記帯刃の厚さに応じて
    変更可能とした請求項2又は3に記載の帯刃曲げ装置。
  5. 【請求項5】 前記第一部材と第二部材との間には、前
    記溝部の幅を規定するためのスペーサが配置され、その
    スペーサを異なる厚さのものと交換することで、前記溝
    部の幅を変更できるようにした請求項4記載の帯刃曲げ
    装置。
  6. 【請求項6】 前記外ロールと前記内ロールとは相対的
    に接近・離間可能に設けられ、前記帯刃の板幅及び/又
    はその曲げ形状に応じてそれら外ロールと内ロールとの
    ロール間隔を変更できるようにした請求項1ないし5の
    いずれかに記載の帯刃曲げ装置。
  7. 【請求項7】 1個の前記内ロールと、その内ロールの
    上流側と下流側に各1ずつ配置される2個の前記外ロー
    ルとが1組となって曲げユニットが構成されており、 その曲げユニットが前記曲げ経路に沿って複数配置さ
    れ、搬送される前記帯刃に対しそれら曲げユニットによ
    り段階的に曲げ加工を施すようにした請求項1ないし6
    のいずれかに記載の帯刃曲げ装置。
  8. 【請求項8】 複数の前記曲げユニットのうち少なくと
    も1つのものが、前記帯刃の曲げ形状変更のために、前
    記曲げ経路と交差する向きに進退可能、かつその進退方
    向において互いに異なる複数位置に位置決め可能に設け
    られている請求項7記載の帯刃曲げ装置。
  9. 【請求項9】 前記曲げユニットは、 前記外ロールと前記内ロールとが回転可能に取り付けら
    れる移動体と、 その移動体を前記外ロール及び前記内ロールとともに前
    記進退方向において一体的にスライド可能に支持する基
    体と、 その基体上に設けられ、前記移動体側に形成されたスト
    ッパ受け部と当接することにより、前記移動体を前記進
    退方向における所定位置に位置決めするストッパ部とを
    備え、 そのストッパ部が、ストッパ装着部と、該ストッパ装着
    部から所定長だけ前記ストッパ受け部側に突出する形態
    で、そのストッパ装着部に対し着脱可能に装着されるス
    トッパ位置規定部材とを備えており、該ストッパ位置規
    定部材を、前記ストッパ装着部からの突出長さの異なる
    ものに交換することにより、前記移動体の前記進退方向
    における位置決め位置を変更可能とした請求項8記載の
    帯刃曲げ装置。
  10. 【請求項10】 前記曲げ加工部よりも下流側に配置さ
    れ、曲げ加工後の前記帯刃を受け入れて、後加工での切
    断ないし板厚方向への曲げ加工等のための目印を当該帯
    刃に付与する目印付与装置が設けられている請求項1な
    いし9のいずれかに記載の帯刃曲げ装置。
  11. 【請求項11】 前記目印付与装置は、前記帯刃の少な
    くとも一方の板面に罫描きを施す罫描き装置を含むもの
    である請求項10記載の帯刃曲げ装置。
  12. 【請求項12】 前記罫描き装置は、前記帯刃の少なく
    とも一方の板面に対応してこれに接近・離間可能に設け
    られた罫描き歯と、その罫描き歯を前記板面に押しつけ
    た状態で、当該罫描き歯をその板面に沿う所定の方向に
    移動させることにより、当該板面に罫描き部を形成する
    罫描き駆動部とを備える請求項11記載の帯刃曲げ装
    置。
  13. 【請求項13】 前記曲げ加工部よりも下流側に配置さ
    れ、曲げ加工後の前記帯刃を受け入れるとともに、当該
    帯刃に対し、前記曲げ用切欠よりも広幅でありかつ該曲
    げ用切欠と同じ側に開口する埋設用切欠を打ち抜く打抜
    装置が設けられている請求項1ないし12のいずれかに
    記載の帯刃曲げ装置。
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