JPH11166835A - ナビゲーション音声補正装置 - Google Patents

ナビゲーション音声補正装置

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JPH11166835A
JPH11166835A JP34862897A JP34862897A JPH11166835A JP H11166835 A JPH11166835 A JP H11166835A JP 34862897 A JP34862897 A JP 34862897A JP 34862897 A JP34862897 A JP 34862897A JP H11166835 A JPH11166835 A JP H11166835A
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JP
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sound
gain
pressure level
correction
guidance
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JP34862897A
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English (en)
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Tomohiko Ise
友彦 伊勢
Nozomi Saito
望 斉藤
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Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
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Publication date
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  • Instructional Devices (AREA)
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  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 騒音下や音楽等の再生中であってもナビゲー
ション装置の案内音声を明瞭に聴き取ることができるナ
ビゲーション音声補正装置を提供すること。 【解決手段】 ナビゲーション音声補正装置100は、
音声補正用フィルタ14、スピーカ20、マイクロホン
22、信号分離部30、ラウドネス補償ゲイン算出部5
2を含んで構成されている。マイクロホン22から出力
される雑音等の信号と、ナビゲーション装置から出力さ
れる案内音声信号とが信号分離部30に入力され、雑音
等の信号から案内音声信号分が除去される。ラウドネス
補償ゲイン算出部52は、雑音等の信号と案内音声信号
とが入力され、各周波数帯域毎に補正ゲインを計算す
る。音声補正用フィルタ14は、この計算された補正ゲ
インに基づいて案内音声に対するゲイン補正を行い、ゲ
イン補正された案内音声がスピーカ20から出力され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ナビゲーション装
置の案内音声の出力レベルを周囲の騒音等に応じて補正
するナビゲーション音声補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の走行案内を行うナビゲーション装
置においては、車両の位置を検出してCD−ROMから
車両位置周辺の地図データを読み出し、地図画像をディ
スプレイ装置に描画するとともにこの地図画像の所定位
置に車両位置マーク(自車位置マーク)を重ねて描画す
る。そして、車両が移動するに伴って地図画像をスクロ
ールして、常に、車両位置周辺の地図情報が一目で判る
ようになっている。
【0003】このようなナビゲーション装置は、出発地
から目的地までの誘導経路を設定する機能、誘導経路を
地図画像上に表示する機能、誘導経路上の交差点におい
て曲がる方向を音声で案内する機能等を備えている。例
えば経路誘導時に、誘導経路を他の道路と識別可能に表
示するとともに、接近中の交差点から所定距離内に入る
と、交差点案内図(交差点拡大図とこの交差点での進行
方向を示す矢印)を表示し、いずれの道路を走行すれば
よいか、交差点でどの方向に進んだらよいかを表示す
る。また、交差点における進行方向が右折の場合には
「この先を右です」等のように音声案内を行い、現車両
位置から交差点までの距離が相当ある場合には「しばら
く道なりです」等の音声案内を適宜行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したナ
ビゲーション装置の案内音声(以下、ナビゲーション音
声と呼ぶ)は、カーオーディオの出力音や騒音(エンジ
ン音等)があると聴き取りにくくなる。このため、音声
案内を行うときは、カーオーディオの出力音声の出力を
一時停止して、案内音声を聴き取りやすくするなどの対
策がとられている。
【0005】しかし、カーオーディオの出力音声の出力
が頻繁に中断されると、その音を聴いている運転者はス
トレスを感じやすい。また、ナビゲーション装置によっ
てカーオーディオの制御を行う必要があるため、これら
は一体化したシステムである必要があり、ナビゲーショ
ン装置とカーオーディオを別々に購入したような場合は
対応できない。さらに、エンジン音等の周囲の雑音につ
いては対策がとられていないため、結局、案内音声を聴
き逃してしまう場合もあった。
【0006】本発明は、このような点に鑑みて創作され
たものであり、その目的は、騒音下や音楽等の再生中で
あってもナビゲーション装置の案内音声を明瞭に聴き取
ることができるナビゲーション音声補正装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明のナビゲーション音声補正装置は、ナビ
ゲーション装置から入力される案内音声の音圧レベル
と、この案内音声の聴取位置において聴取可能な周囲音
の音圧レベルとに基づいて、案内音声のゲイン補正を行
っており、周囲音の音圧レベルにかかわらずに案内音声
を明瞭に聞き取ることができる。具体的には、本発明の
ナビゲーション音声補正装置は、案内音声の音圧レベル
と周囲音の音圧レベルとに基づいて周囲音の音圧レベル
によらず案内音声が明瞭に聞き取れるようにするために
必要な補正ゲインをゲイン算出手段によって算出してお
り、この算出した補正ゲインに基づく案内音声に対する
ゲイン補正を案内音声補正手段によって行っている。
【0008】特に、上述したゲインの補正処理は、複数
に分割された周波数帯域のそれぞれ毎に行うことが好ま
しい。どの程度ゲインを補正した場合に明瞭に案内音声
が聞き取れるかは、全周波数領域で一律に決まるもので
はなく、周囲音や案内音声の各周波数成分毎に異なるた
め、各周波数成分毎に各種の処理を実施してゲイン補正
を行うことにより、より明瞭な案内音声を得ることがで
きる。
【0009】また、前記複数に分割された周波数帯域の
それぞれに対応させて、周囲音の音圧レベルと案内音声
の音圧レベルとを指定したときに、対応する補正ゲイン
を求めるゲインテーブルをゲイン算出手段に備えること
により、補正ゲインの算出処理が容易になる。
【0010】また、周囲音に含まれる案内音声の成分を
取り除いて真の周囲音を分離する信号分離手段をさらに
備えることにより、補正対象となる案内音声自身が周囲
音に入り込んで生じる誤差をなくすことができ、案内音
声に対する正確なゲイン補正を行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明を適用した一実施形態のナ
ビゲーション音声補正装置は、エンジン音等の周囲の雑
音や音楽等の周囲音の音圧レベルを監視し、これらの音
圧レベルに応じてナビゲーション装置(図示せず)の案
内音声に適切なゲインを与えることによって、案内音声
を聴き取りやすくすることに特徴がある。以下、本発明
を適用した一実施形態のナビゲーション音声補正装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0012】(1)ナビゲーション音声補正装置の構成 図1は、ナビゲーション音声補正装置の構成を示す図で
ある。同図に示すように、本実施形態のナビゲーション
音声補正装置100は、運転者がナビゲーション装置の
案内音声を明瞭に聴き取ることができるように案内音声
信号の振幅特性を所望の特性に補正する機能を有してお
り、音量調整部12、音声補正用フィルタ14、アンプ
16、信号分離部30、ラウドネス補償ゲイン算出部5
2、白色雑音源54、スイッチ部56を含んで構成され
ている。
【0013】なお、ナビゲーション音声補正装置100
とは別にオーディオ音再生部10が備わっている。この
オーディオ音再生部10は、CDプレイヤ2、アンプ
4、スピーカ6から構成されており、スピーカ6から音
楽用CDのオーディオ再生音が出力される。
【0014】音量調整部12は、ナビゲーション装置か
ら出力される案内音声信号の音量調整を行う。音声補正
用フィルタ14は、音量調整後の案内音声信号に対して
ゲインを与えるフィルタであり、入力される案内音声信
号に対してラウドネス補償ゲイン算出部52によって算
出されたゲインを与える。この音声補正用フィルタ14
は、様々な構成が可能であり、その詳細については後述
する。アンプ16は、音声補正用フィルタ14から出力
される案内音声信号を増幅する。
【0015】ディスプレイ筐体18は、ナビゲーション
装置のディスプレイ装置(図示せず)を収容する容器で
あり、その一部にスピーカ20とマイクロホン22とが
内蔵されている。スピーカ20は、アンプ16から出力
される増幅後の案内音声を車室内に放射する。マイクロ
ホン22は、主にオーディオ音再生部10のスピーカ6
から出力されるオーディオ再生音や周囲の雑音を取り込
んで加算器36に向けて出力する。
【0016】信号分離部30は、ナビゲーション音声信
号とオーディオ再生音信号・雑音信号とを分離するため
のものであり、同定フィルタ32、音声補正用フィルタ
34、加算器36、同定用フィルタ部40を含んで構成
されている。同定フィルタ32は、スピーカ20からマ
イクロホン22までの音響系のインパルス応答を模擬す
る固定の同定フィルタである。音声補正用フィルタ34
は、同定フィルタ32から出力される案内音声に音声補
正用フィルタ14と同一の伝達特性を与えるフィルタで
あり、音声補正用フィルタ14の内容がコピーされる。
加算器36は、マイクロホン22から出力される案内音
声信号、オーディオ再生音信号、雑音信号から、音声補
正用フィルタ34から出力される案内音声信号を引くこ
とによって、オーディオ再生音信号と雑音信号のみを抽
出する。
【0017】同定用フィルタ部40は、音響系のインパ
ルス応答を同定するためのフィルタであり、LMS(Le
ast Mean Square )アルゴリズムによる適応フィルタが
用いられている。この同定は、ナビゲーション装置の出
荷時や取り付け時等に行われる。具体的には、スイッチ
部56がオン状態になると、白色雑音源54からの信号
が、アンプ16を通ってスピーカ20から出力されてマ
イクロホン22に取り込まれるとともに、同定用フィル
タ部40に出力される。さらに、マイクロホン22の出
力から同定用フィルタ部40の出力が加算器36で差し
引かれることによって誤差が計算され、同定用フィルタ
部40にフィードバックされる。同定用フィルタ部40
は、この誤差のパワーが最小になるように動作して音響
系のインパルス応答を同定する。同定が終了すると、同
定用フィルタ部40の内容が同定フィルタ32にコピー
され、スイッチ部56がオフ状態になる。なお、同定中
は、音声補正用フィルタ14、音声補正用フィルタ3
4、ラウドネス補償ゲイン算出部52は、動作を行わな
い。
【0018】ラウドネス補償ゲイン算出部52は、同定
フィルタ32から出力される案内音声信号と加算器36
から出力されるオーディオ再生音信号・雑音信号とに基
づいて、案内音声信号に加える最適のゲインを算出し、
この算出されたゲイン値を音声補正用フィルタ14に出
力する。
【0019】上述した音声補正用フィルタ14が案内音
声補正手段に、信号分離部30が信号分離手段に、ラウ
ドネス補償ゲイン算出部52が案内音声音圧レベル判定
手段、周囲音音圧レベル判定手段、ゲイン算出手段にそ
れぞれ対応する。
【0020】(2)ラウドネス補償ゲイン算出部の詳細 (2−1)ゲイン算出の原理 まず、ラウドネス補償ゲイン算出部52のゲイン算出の
原理について説明する。図2は、物理的な音圧レベル
と、その音を人間が聞いたときに感じる音の大きさ(ラ
ウドネス)との対応関係(ラウドネス曲線)を示す図で
ある。同図において、横軸は音圧レベル(単位:dB−
SPL)、縦軸は人間が感じる音の大きさを示すラウド
ネス(単位:sone)であり、曲線は静寂下でのラ
ウドネス曲線、曲線は騒音下でのラウドネス曲線であ
る。但し、曲線は騒音レベルに応じて変化するもので
ある。
【0021】同図において、ラウドネスの値が同じであ
れば、人間は同じ大きさの音であると感じるということ
である。したがって、例えば、人間が0.1soneの
大きさに感じる音は、静寂下では約12dB−SPLの
音圧レベルの音であるが、曲線の騒音下では約37d
B−SPLの音圧レベルの音である。換言すると、静寂
下で約12dB−SPLで出力していた音を曲線の騒
音下で同じ大きさに感じるためには、約37dB−SP
Lの音を出力する必要がある。つまり、曲線の騒音下
では約25dBのゲインを加える必要があるということ
である。また、人間が1soneの大きさに感じる音
は、静寂下では約42dB−SPLの音圧レベルの音で
あるが、曲線の騒音下では約49dB−SPLの音圧
レベルの音であるため、騒音下では約7dBのゲインを
加えてやる必要がある。したがって、同じ騒音下であっ
ても、出力される音の音圧レベルに応じて加えるゲイン
を変更する必要があるということである。
【0022】図3は、騒音下において静寂下と同じ大き
さの音に感じるために、静寂下の音圧レベルに対してど
れだけゲインを加える必要があるかを示す図である。同
図において、横軸は静寂下で出力される音の音圧レベル
であり、縦軸は騒音下において静寂下と同じ大きさの音
に感じるために加える必要があるゲイン値である。例え
ば、静寂下で音圧レベル20dBで出力される音は、騒
音下では、約19dBのゲインを加えられることによっ
て、人間は静寂下と同じ大きさの音であると感じるよう
になる。
【0023】ラウドネス補償ゲイン算出部52は、あら
かじめ様々な騒音レベルにおける図3に示すような案内
音声信号の音圧レベル(音量調整部12から出力される
案内音声の音圧レベル)と加えるゲインとの関係(以
下、ゲインテーブルと呼ぶ)を内部のメモリに格納して
おり、加算器36から出力されるオーディオ再生音信号
・雑音信号に基づいて、最適なゲインテーブルを選択
し、この選択したゲインテーブルと同定フィルタ32か
ら出力される案内音声信号とに基づいて、最適なゲイン
を算出する。ラウドネス補償ゲイン算出部52は、この
算出されたゲインを音声補正用フィルタ14に出力して
案内音声信号に対して最適なゲインを与える。
【0024】ところで、一般にオーディオ再生音信号や
雑音信号は、様々な周波数成分を有しており、その周波
数成分ごとに音圧レベルが異なっている。したがって、
案内音声信号の聴き取りにくさも案内音声信号やオーデ
ィオ再生信号、雑音信号の各周波数成分の音圧レベルに
よって異なるという不均衡が生じる。また、オーディオ
再生信号や雑音信号の各周波数成分はそれらの高周波成
分の案内音声信号に対してもマスキング効果を及ぼすた
め、このことも考慮する必要がある。
【0025】そこで、案内音声信号の各周波数成分ごと
に最適なゲインを与えることが望ましい。すなわち、案
内音声信号とオーディオ再生音信号・雑音信号のそれぞ
れを所定の周波数帯域に分割して、各周波数帯域ごとに
オーディオ再生音信号・雑音信号の周波数成分に基づい
て最適なゲインテーブルを選択し、この選択したゲイン
テーブルと案内音声信号の周波数成分とに基づいて最適
なゲインを算出するようにすることが望ましい。
【0026】(2−2)ラウドネス補償ゲイン算出部の
構成 図4は、ラウドネス補償ゲイン算出部52の構成を示す
図である。同図に示すようにラウドネス補償ゲイン算出
部52は、周波数帯域レベル平均部61、ラウドネス算
出部64、周波数帯域ゲインテーブル選択部65、周波
数帯域レベル平均部66、ゲインテーブル69を含んで
構成されている。
【0027】周波数帯域レベル平均部61は、加算器3
6から出力されるオーディオ再生音信号や雑音信号(以
下、雑音等と呼ぶ)に対して、所定の時間ブロックごと
に周知のFFT(Fast Fourier Transform)演算を行
い、所定の周波数帯域ごとに音圧レベルの平均を計算す
る。雑音等は、例えば人間の聴覚がほぼ1/3オクター
ブごとに音の大きさの違いを認識することができるとい
う特性を考慮して1/3オクターブごとに周波数分割さ
れる。
【0028】ラウドネス算出部64は、周知のZwic
kerのラウドネス算出手法(ISO532B)やSteve
nsのラウドネス算出手法(ISO 532A)を用いて、周波
数帯域レベル平均部61から周波数帯域ごとに出力され
る雑音等の音圧レベルを調整する。具体的には、以下の
ように調整を行う。すなわち、ある周波数成分の雑音等
があるとき、この雑音等は、同一の周波数成分の案内音
声信号の聴き取りにくさに影響するのみならず、上述し
たように高周波側に隣接する周波数成分の案内音声信号
の聴き取りにくさにも影響を与える。ラウドネス算出部
64は、これを考慮して、雑音等の各周波数成分の音圧
レベルを低周波側に隣接する雑音等の周波数成分の音圧
レベルの大きさに応じて調整を行う。すなわち、隣接す
る低周波成分の音圧レベルが大きい場合には、高周波側
に隣接する周波数成分の音圧レベルを高めに補正する。
このような調整を行うことで、各周波数帯域ごとのゲイ
ンテーブルを選択する際には、対応する各周波数帯域の
雑音等の音圧レベルに着目するのみで足り、低周波側に
隣接する周波数帯域の雑音等を考慮するという煩雑な処
理を行う必要がなくなる。
【0029】周波数帯域ゲインテーブル選択部65は、
ラウドネス算出部64から出力される調整後の周波数帯
域ごとの雑音等の音圧レベルに基づいて、周波数帯域ご
とに最適なゲインテーブル69を選択する。
【0030】周波数帯域レベル平均部66は、同定フィ
ルタ32から出力される案内音声信号に対して、短時間
のブロックごとに周知のFFT演算を行い、所定の周波
数帯域ごとに音圧レベルの平均を計算する。案内音声信
号は、雑音等と同様の周波数帯域に分割される。周波数
帯域レベル平均部66から出力される周波数帯域ごとに
分割された案内音声信号は、周波数帯域ゲインテーブル
選択部65によって選択されたゲインテーブル69に入
力され、各周波数帯域ごとに適切なゲイン値が算出され
る。
【0031】このように、雑音等や案内音声信号を所定
の周波数帯域に分割することによって、各周波数帯域ご
とにゲインテーブルを選択して案内音声信号に最適なゲ
インを加えることが可能となる。
【0032】上述したラウドネス補償ゲイン算出部52
では、周波数帯域レベル平均部61および66を用いて
案内音声信号や雑音等の周波数帯域ごとの音圧レベルの
平均を求めたが、これらの周波数帯域レベル平均部の代
わりにフィルタバンクとブロック平均部を用いて周波数
帯域ごとの音圧レベルの平均を求めるようにしてもよ
い。
【0033】図5は、ラウドネス補償ゲイン算出部52
の変形例の構成を示す図である。同図に示すラウドネス
補償ゲイン算出部52は、フィルタバンク62、ブロッ
ク平均部63、ラウドネス算出部64、周波数帯域ゲイ
ンテーブル選択部65、フィルタバンク67、ブロック
平均部68、ゲインテーブル69を含んで構成されてい
る。
【0034】フィルタバンク62は、所定の周波数帯域
幅を持つバンドパスフィルタ群であり、これらのバンド
パスフィルタ群によって加算器36から出力される雑音
等を所定の周波数帯域ごとに分割する。ブロック平均部
63は、フィルタバンク62から出力される周波数帯域
ごとに分割された雑音等の音圧レベルを所定の時間ブロ
ックごとに平均して、ラウドネス算出部64に出力す
る。
【0035】フィルタバンク67は、フィルタバンク6
2と同様に所定の周波数帯域幅を持つバンドパスフィル
タ群であり、これらのバンドパスフィルタ群によって同
定フィルタ32から出力されるナビゲーション音声信号
を所定の周波数帯域ごとに分割する。ブロック平均部6
8は、フィルタバンク67から出力される周波数帯域ご
とに分割された案内音声信号の音圧レベルを所定の時間
ブロックごとに平均して、平均の音圧レベルをゲインテ
ーブル69に出力する。
【0036】このように、フィルタバンクとブロック平
均部を用いることによっても、雑音等や案内音声信号を
所定の周波数帯域に分割することができ、各周波数帯域
ごとにゲインテーブルを選択して案内音声信号に最適な
ゲインを加えることが可能となる。
【0037】(3)音声補正用フィルタの詳細 次に、音声補正用フィルタ14の詳細について説明す
る。音声補正用フィルタ14は、上述したラウドネス補
償ゲイン算出部52で算出されたゲイン特性を修正(ゲ
インの加算)できるものであればよいため、様々な構成
が考えられるが、その一例として以下の3通りの構成に
ついて説明する。
【0038】(3−1)フィルタバンクと可変ゲイン部
を用いる場合 図6は、フィルタバンクと可変ゲイン部を用いた音声補
正用フィルタ14の構成を示す図である。同図に示す音
声補正用フィルタ14は、フィルタバンク71、可変ゲ
イン部72、加算器73を含んで構成されている。
【0039】フィルタバンク71は、所定の周波数帯域
幅を持つバンドパスフィルタ群であり、これらのバンド
パスフィルタ群によって案内音声信号を周波数帯域ごと
に分割する。可変ゲイン部72は、ラウドネス補償ゲイ
ン算出部52によって算出された各周波数帯域ごとのゲ
インを、フィルタバンク71から出力される周波数帯域
ごとに分割された案内音声信号の音圧レベルに与えて、
ゲイン調整を行う。加算器73は、各周波数帯域ごとに
ゲイン調整された案内音声信号を足し合わせて出力し
て、所望のゲイン補正を実現する。この構成によれば、
アナログ回路で安価に音声補正用フィルタ14を構成す
ることができる。
【0040】(3−2)周波数サンプリングフィルタを
用いる場合 図7は、周波数サンプリングフィルタを用いた音声補正
用フィルタ14の構成を示す図である。同図に示す音声
補正用フィルタ14は、スプライン関数補間部81、I
FFT演算部82、FIRフィルタ83を含んで構成さ
れている。
【0041】スプライン関数補間部81は、ラウドネス
補償ゲイン算出部52によって算出された各周波数帯域
のゲインをそれぞれの周波数帯域の中心周波数のゲイン
として、それぞれのゲイン値の間を周知のスプライン関
数を用いて補間することによって周波数領域における滑
らかなゲイン特性を得る。IFFT演算部82は、スプ
ライン関数補間部81から出力されるゲイン特性を周知
のIFFT(InverseFast Fourier Transform)演算を
用いて周波数領域から時間領域に変換し、FIRフィル
タ83のタップ係数の値を設定する。FIRフィルタ8
3は、案内音声信号に対して時間軸上のフィルタリング
処理を行い、所望のゲイン補正を実現する。この構成に
よれば、直線位相フィルタを実現することができ、案内
音声信号に対する補正は、周波数帯域ごとではなく、周
波数成分ごとに行うことが可能となる。
【0042】(3−3)周波数領域フィルタを用いる場
合 図8は、周波数領域フィルタを用いた音声補正用フィル
タ14の構成を示す図である。同図に示す音声補正用フ
ィルタ14は、スプライン関数補間部91、FFT演算
部92、周波数帯域フィルタリング部93、IFFT演
算部94を含んで構成されている。
【0043】スプライン関数補間部91は、ラウドネス
補償ゲイン算出部52によって算出された各周波数帯域
のゲインをそれぞれの周波数帯域の中心周波数のゲイン
として、それぞれのゲイン値の間を周知のスプライン関
数を用いて補間することによって周波数領域における滑
らかなゲイン特性を得る。FFT演算部92は、案内音
声信号に対してFFT演算を行い、時間領域から周波数
領域に変換する。周波数帯域フィルタリング部93は、
FFT演算部92から出力される周波数領域における案
内音声信号に対して、スプライン関数補間部91から出
力される滑らかなゲイン特性によってフィルタリングを
行い、IFFT演算部94は、周波数帯域フィルタリン
グ部93から出力される周波数領域における案内音声に
対してIFFT演算を行って周波数領域から時間領域に
変換し、所望のゲイン補正を実現する。IFFT演算の
過程においては、線形フィルタリングを実現するために
周知の重畳加算法(overlap-add method)や重畳保留法
(overlap-save method )を用いるとよい。この構成に
よって、フィルタのタップ数が多いときでも演算量を比
較的少なくすることができる。
【0044】なお、上述した3通りの音声補正フィルタ
14においては、いずれの場合もゲインが急激に変化す
ると出力波形が不連続になってしまうため、 G(n)=αG(n−1)+βGm を用いて、ゲイン特性を徐々に更新することが好まし
い。ここで、G(n)は時間nにおけるゲイン特性、G
(n−1)は時間n−1におけるゲイン特性、Gmはラ
ウドネス補償算出部52やスプライン関数補間部81、
91によって算出されたゲイン特性である。α、βは係
数でα+β=1になる関係がある。
【0045】このように、本実施形態のナビゲーション
音声補正装置100では、オーディオ再生信号や雑音等
の所定の周波数帯域毎の音圧レベルを求め、各周波数帯
域毎の音圧レベルに適したゲインデーブルを選択してお
り、入力される案内音声信号の各周波数帯域毎に最適な
ゲイン補正を行うことができる。したがって、ナビゲー
ション装置から案内音声が出力される際に、周囲の雑音
等の大小に応じて案内音声のゲインを各周波数帯域毎に
調整することにより、常に案内音声が明瞭に聞き取れる
ようになる。
【0046】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施
が可能である。例えば、上述した実施形態では、ナビゲ
ーション装置のスピーカ20とオーディオ装置のスピー
カ6とが別々に備わった場合を説明したが、これらを共
用する場合であってもよい。
【0047】図9は、ナビゲーション装置とオーディオ
装置とが一体化されている場合のナビゲーション音声補
正装置の構成を示す図である。同図に示すように、ナビ
ゲーション音声補正装置200は、アンプ4、スピーカ
6、音量調整部12、音声補正用フィルタ14、マイク
ロホン22、信号分離部30、ラウドネスゲイン算出部
52、白色雑音源54、スイッチ部56、58を含んで
構成されている。また、信号分離部30は、同定フィル
タ32、音声補正用フィルタ34、加算器36、同定用
フィルタ部40を含んで構成されている。
【0048】図9に示したナビゲーション音声補正装置
200を図1に示したナビゲーション音声補正装置10
0と比較すると、アンプ4とスピーカ6がオーディオ装
置と共用されているため、このスピーカ6およびその前
段のアンプ4が案内音声出力用として利用される点が異
なる。したがって、同定用フィルタ部40の同定時に
は、スイッチ部58が白色雑音源54側に切り替えられ
て、白色雑音源54から出力される白色雑音がアンプ4
を介してスピーカ6から出力される。なお、ナビゲーシ
ョン音声補正装置200における案内音声信号に対する
ゲイン補正の詳細動作については、図1に示したナビゲ
ーション音声補正装置100と全く同じである。
【0049】また、上述した実施形態では、図3の静寂
下の音圧レベルに対する加えるゲインとの関係を示す曲
線をゲインテーブルとして利用したが、ラウドネス補償
ゲイン算出部52の内部メモリの容量が小さいときは、
この曲線を直線近似(あるいは曲線で近似してもよい)
してもよい。図10は、図3に示すゲインテーブルを直
線近似した例を示す図である。ラウドネス補償ゲイン算
出部52は、ゲインテーブルの代わりに図3に示す直線
の傾きと切片のデータを保持するだけで、音声補正用フ
ィルタ14に送るゲインを算出することができ、回路規
模を小さくすることができる。
【0050】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、ナビ
ゲーション装置から入力される案内音声の音圧レベル
と、この案内音声の聴取位置において聴取可能な周囲音
の音圧レベルとに基づいて、案内音声のゲイン補正を行
っており、周囲音の音圧レベルにかかわらずに案内音声
を明瞭に聞き取ることができる。特に、上述したゲイン
の補正処理は、複数に分割された周波数帯域のそれぞれ
毎に行うことが好ましい。どの程度ゲインを補正した場
合に明瞭に案内音声が聞き取れるかは、全周波数領域で
一律に決まるものではなく、周囲音や案内音声の各周波
数成分毎に異なるため、各周波数成分毎に各種の処理を
実施してゲイン補正を行うことにより、より明瞭な案内
音声を得ることができる。また、補正するゲインの値を
求めるゲインテーブルを予め備えることにより、ゲイン
算出手段による補正ゲインの算出処理が容易になる。ま
た、周囲音に含まれる案内音声の成分を取り除いて真の
周囲音を分離した後に補正ゲインの値を求めることによ
り、補正対象となる案内音声自身が周囲音に入り込んで
生じる誤差をなくすことができ、案内音声に対する正確
なゲイン補正を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態のナビゲーション音声補正装置の構
成を示す図である。
【図2】音圧レベルとその音を人間が聞いたときに感じ
る音の大きさとの対応関係を示す図である。
【図3】騒音下において静寂下と同じ大きさの音に感じ
るために、静寂下の音圧レベルに対してどれだけゲイン
を加える必要があるかを示す図である。
【図4】ラウドネス補償ゲイン算出部の構成を示す図で
ある。
【図5】ラウドネス補償ゲイン算出部の変形例を示す図
である。
【図6】フィルタバンクと可変ゲインを用いた音声補正
用フィルタの構成を示す図である。
【図7】周波数サンプリングフィルタを用いた音声補正
用フィルタの構成を示す図である。
【図8】周波数領域フィルタを用いた音声補正用フィル
タの構成を示す図である。
【図9】ナビゲーション音声補正装置の変形例を示す図
である。
【図10】図3に示すゲインテーブルを直線近似した例
を示す図である。
【符号の説明】
2 CDプレイヤ 4、16 アンプ 6、20 スピーカ 10 オーディオ再生部 12 音量調整部 14、34 音声補正用フィルタ 18 ディスプレイ筐体 22 マイクロホン 30 信号分離部 32 同定フィルタ 36 加算器 40 同定用フィルタ部 52 ラウドネス補償ゲイン算出部 54 白色雑音源 56 スイッチ部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H03G 5/16 G10K 15/00 M

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ナビゲーション装置の案内音声の音圧レ
    ベルと、この案内音声の聴取位置において聴取可能な周
    囲音の音圧レベルとに基づいて、前記案内音声のゲイン
    補正を行うことを特徴とするナビゲーション音声補正装
    置。
  2. 【請求項2】 ナビゲーション装置の案内音声の音圧レ
    ベルを判定する案内音声音圧レベル判定手段と、 前記案内音声の聴取位置において聴取可能な周囲音の音
    圧レベルを判定する周囲音音圧レベル判定手段と、 判定された前記案内音声の音圧レベルと前記周囲音の音
    圧レベルとに基づいて、前記周囲音の音圧レベルによら
    ず前記案内音声が明瞭に聞き取れるようにするために必
    要な補正ゲインを算出するゲイン算出手段と、 前記案内音声に対して前記補正ゲインに基づくゲイン補
    正を行う案内音声補正手段と、 前記案内音声補正手段によってゲイン補正された後の案
    内音声を出力するスピーカと、 を備えることを特徴とするナビゲーション音声補正装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記案内音声音圧レベル判定手段、前記周囲音音圧レベ
    ル判定手段、前記ゲイン算出手段、前記案内音声補正手
    段による各処理は、複数に分割された周波数帯域のそれ
    ぞれ毎に行われることを特徴とするナビゲーション音声
    補正装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記ゲイン算出手段は、前記複数に分割された周波数帯
    域のそれぞれに対応させて、前記周囲音の音圧レベルと
    前記案内音声の音圧レベルとを指定したときに、対応す
    る前記補正ゲインを求めるゲインテーブルを有すること
    を特徴とするナビゲーション音声補正装置。
  5. 【請求項5】 請求項2〜3のいずれかにおいて、 前記周囲音に含まれる前記案内音声の成分を取り除いて
    真の周囲音を分離する信号分離手段をさらに備え、 前記ゲイン算出部によって、前記信号分離手段によって
    分離された真の周囲音の音圧レベルを用いて前記補正ゲ
    インの算出を行うことを特徴とするナビゲーション音声
    補正装置。
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