JP2007512767A - 雑音信号の音響計測基準に基づき呼出信号を生成する方法及びデバイス - Google Patents

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Abstract

電子デバイスは、雑音信号を受信し、雑音信号の音響計測基準を生成する。呼出信号は、音響計測基準に基づき生成される。更に、電子デバイスは、複数の呼出プロファイルを提供することも可能である。ユーザは、複数の呼出プロファイルのうち1つを選択でき、呼出信号は、複数の呼出プロファイルから選択された1つに基づいて生成されうる。電子デバイスは、複数の呼出プロファイルを提供することにより更なる動作も可能である。雑音信号を受信し、複数のプロファイルのうちの1つが、雑音信号の受信に応答して選択されうる。呼出信号は、複数の呼出プロファイルのうち選択された1つに基づき生成されうる。

Description

本発明は信号処理技術に関し、特に、電子デバイスの呼出信号を生成する方法、電子デバイス及びコンピュータプログラム製品に関する。
移動端末等の電子デバイスは、通常、着信呼等の着信があった時、それをユーザに通知するための呼出信号(alert signal)を有する。電子デバイスは、比較的騒々しい環境あるいは比較的静かな環境等、種々の環境において使用される可能性があるため、音による呼出信号(audible alert signal)は、適切な音量レベル又はボリュームであるとは限らない。音による通知に代えてバイブレーションを呼出信号として使用することも1つの方法である。しかし、通常、バイブレーションが効果を生むのは、電子デバイスが比較的ユーザの身体の近くにあるときだけである。
本発明の実施形態によれば、電子デバイスは、雑音信号を受信し、その雑音信号の音響計測基準を生成する。呼出信号は音響計測基準に基づいて生成される。
本発明の他の実施形態によれば、呼出信号は音響計測基準に基づいてスペクトル構造を有するように生成されてもよい。
本発明の他の実施形態によれば、音響計測基準はラウドネス分布であり、また音響計測基準は、雑音信号の周波数領域表現を取得するために雑音信号に対してフーリエ変換を実行することにより生成されうる。雑音信号の周波数領域表現についての、Barkに対するSones/Barkの分布は、ISO 532Bのラウドネス計算方法を用いて計算することができる。Barkに対するSones/Barkの分布に基づいて、雑音信号に対して全体のラウドネスが計算され、雑音信号の少なくとも1つの臨界帯域におけるラウドネスが計算される。ラウドネス分布は、雑音信号の全体のラウドネス及び少なくとも1つの臨界帯域のラウドネスとすることができる。
本発明の更に他の実施形態によれば、呼出信号は、雑音信号のラウドネス分布に基づいて呼出信号の電力値を計算することにより生成してもよい。呼出信号送信フィルタの伝達関数は、雑音信号のラウドネス分布に基づいて求めることができる。呼出信号は、呼出信号送信フィルタを使用して、その電力値で送信してもよい。
本発明の別の実施形態において、音響計測基準はラウドネス分布及びシャープネス分布である。
本発明の更に別の実施形態において、雑音信号は、電子デバイスでの着信に応答して受信される信号である。
本発明の更に別の実施形態において、雑音信号を受信し、雑音信号の音響計測基準を生成した後に、電子デバイスにおいて着信信号が受信される。呼出信号は、その受信に応答して生成される。
本発明の更に別の実施形態において、電子デバイスは移動端末である。
本発明の他の実施形態によれば、複数の呼出プロファイルが提供されてもよく、ユーザは、その複数の呼出プロファイルのうちの1つを選択することができる。呼出信号は、複数の呼出プロファイルから選択された呼出プロファイルに基づいて生成してもよい。
本発明の更に他の実施形態によれば、複数の呼出プロファイルが提供されてもよく、雑音信号が受信されてもよい。雑音信号の受信に応答して、複数のプロファイルのうちの1つが選択されてもよい。呼出信号は、複数の呼出プロファイルのうちの選択された1つの呼出プロファイルに基づいて生成されてもよい。
以上では主に本発明の方法の側面に関して説明したが、本発明は、方法のみならず、電子デバイスおよび/またはコンピュータプログラム製品として実現可能であることは理解されよう。
本発明は種々の変形及び別の形態をとることが可能であるが、図面には本発明の特定の実施形態を例示し、明細書でその詳細な説明を行う。しかし、本発明を、開示する特定の形態に限定する意図はなく、本発明には、請求の範囲において定義されるような本発明の主旨の範囲内にある全ての変形、本発明に均等なもの及び代替となるものが含まれることに理解されたい。図面の説明において、同一の図中番号は同一の要素を示すものとする。用語「有する(comprises, comprising)」は、本明細書において使用される場合、記載された特徴、数字、ステップ、動作、要素および/または構成要素の存在を特定するために使用されるが、1つ以上の他の特徴、数字、ステップ、動作、要素、構成要素および/またはそれらの集合の存在又は追加を除外するわけではない。
本発明は、方法、電子デバイスおよび/またはコンピュータプログラム製品として実現されうる。したがって、本発明は、ハードウェアおよび/またはソフトウェア(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコード等を含む)において実現されうる。さらに、本発明は、命令実行システムにより使用するために又は命令実行システムに関連して使用するために、コンピュータ使用可能プログラムコード又はコンピュータ可読プログラムコードを実装したコンピュータ使用可能記憶媒体又はコンピュータ可読記憶媒体上のコンピュータプログラム製品の形態をとってもよい。本明細書において、コンピュータ使用可能媒体又はコンピュータ可読媒体は、命令実行システム、装置又はデバイスにより使用するために、あるいはそれらに関連して使用するために、プログラムを含有、格納、通信、伝播又は移動することができる任意の媒体であってもよい。
コンピュータ使用可能媒体又はコンピュータ可読媒体は、例えば電子、磁気、光、電磁気、赤外線、又は半導体のシステム、装置、デバイス又は伝播媒体であってもよいが、それらに限定されない。コンピュータ可読媒体の更に詳細な例(非包括的なリスト)には、1つ以上の配線を有する電気接続、ポータブルコンピュータディスケット、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブルROM(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバおよび/またはコンパクトディスク読み出し専用メモリ(CD−ROM)が含まれる。なお、コンピュータ使用可能媒体又はコンピュータ可読媒体は、プログラムが印刷された紙又は別の適切な媒体であってもよい。これは、例えば紙又は他の媒体を光走査し、その後必要に応じてコンパイル、変換又は適切な方法での処理を行い、かつコンピュータメモリに格納することにより、プログラムを電子的に取り込むことが可能だからである。
以下、移動端末における呼出信号の生成について説明する。しかし、本発明は、呼出信号又は機構を使用して、着信呼、通信又はスケジュールされたイベント等のイベントをユーザに通知する他の種類の電子デバイスにおいて実現されうることは理解されよう。さらに、本明細書において使用されるように、用語「移動端末(mobile terminal)」は、マルチラインディスプレイを有する又は有さない衛星無線電話又は携帯無線電話;携帯無線電話をデータプロセシング、ファクシミリ及びデータ通信機能と組み合わせるパーソナル移動通信システム(PCS);無線電話、ページャ、インターネット/イントラネットアクセス、ウェブブラウザ、オーガナイザ、カレンダおよび/または全地球測位システム(GPS)受信機を含むPDA;無線電話トランシーバを含む従来のラップトップおよび/またはパームトップ受信機、あるいは他の機器を含むものとする。移動端末は、「パーベイシブコンピューティング(pervasive computing)」デバイスとも呼びうるものである。
図1を参照すると、本発明のいくつかの実施形態による好適な移動端末100は、プロセッサ135と通信するマイクロフォン105、スピーカ110、キーボード/キーパッド115、ディスプレイ120、トランシーバ125及び信号処理プロセッサ130を含む。マイクロフォン105は、単一のマイクロフォンでも複数のマイクロフォンであってもよい。トランシーバ125は、送信機回路140及び受信機回路145を含む。送信機回路140は、例えばアンテナ150を介して基地局トランシーバに出力無線周波数信号を送信する。受信機回路145は、例えばアンテナ150を介して基地局トランシーバから入力無線周波数信号を受信する。移動端末100と基地局トランシーバとの間で送信される無線周波数信号は、トラヒック信号及び制御信号(例えば、着信に対するページング信号/メッセージ)の双方を含んでもよい。それらの信号は、別の相手又は別の送信先との通信を確立しかつ維持するために使用される。無線周波数信号は、セルラデジタルパケットデータ(CDPD)情報等のパケットデータ情報を更に含んでもよい。移動端末100の本発明の機能を有しない上記の構成要素は、多くの従来の移動端末に含まれるものであり、それらの機能は、従来の動作に関して一般に当業者には周知である。
図1に示されるように、移動端末100は信号処理プロセッサ130を含む。信号処理プロセッサ130は、マイクロフォン105を介して受信される周囲雑音信号に応答可能であり、周囲雑音信号に対して計算された音響計測指標に基づいてスペクトル構造を有する呼出信号を生成するように構成される。本明細書で使用されるように、スペクトル構造は、周波数スペクトルおよび/または電力レベルを示す。マイクロフォン105により拾われたバックグラウンドノイズを雑音と考えてもよく、および/または、特定の音源により生成される特定の信号を雑音として識別してもよい。本発明のいくつかの実施形態によれば、信号処理プロセッサ130は、雑音信号の1つ以上の臨界帯域におけるラウドネス測定値と、雑音信号の全体のラウドネスの測定値とを含んだ、周囲雑音信号のラウドネス分布を計算するように構成してもよい。例えば、内耳の基底板における同一の神経末端に対して競合する音響は、同一の臨界帯域にあると考えられる。一般に、臨界帯域幅は、200Hz以下の周波数を有する音響に対しては約90Hz、約5000Hzの周波数を有する音響に対しては約900Hzである。信号処理プロセッサ130は、このラウドネス分布に基づき呼出信号の電力値を求め、かつ、呼出信号送信フィルタの伝達関数を求めるように構成することができる。伝達関数の計算には、呼出信号送信フィルタの係数の選択が含まれうる。呼出信号は、呼出信号送信フィルタを使用して送信してもよい。
次に、信号処理プロセッサ130を実現するために使用される本発明のいくつかの実施形態による信号処理プロセッサについて、図2を参照して説明する。
図2に示されるように、本発明のいくつかの実施形態によるデジタル信号処理プロセッサ(DSP)200は、アナログ−デジタル(A/D)コンバータ205、高速フーリエ変換(FFT)モジュール210、音響計測プロセッサ215、メモリ220、呼出ジェネレータ225を含む。A/Dコンバータ205は、例えば、1つ以上のマイクロフォン250から受信されるアナログ周囲雑音信号を一連のデジタルサンプルに変換するように構成される。FFTモジュール210は、周囲雑音信号の周波数領域表現を取得するように、周囲雑音信号のデジタルサンプルに対してフーリエ変換を実行するように構成される。音響計測プロセッサ215は、周囲雑音信号の周波数領域表現に基づいて、雑音信号の1つ以上の臨界帯域におけるラウドネス測定値と雑音信号の全体のラウドネスの測定値とを含む周囲雑音信号のラウドネス分布を生成するように構成される。
本発明のいくつかの実施形態において、ラウドネスプロセッサは、周囲雑音信号の周波数領域表現に基づいて、周囲雑音信号のシャープネス分布を生成するように構成してもよい。シャープネスは、高周波数ラウドネスと全体のラウドネスとの比で定義される。以下、音響計測プロセッサ215によるラウドネス分布及びシャープネス分布の生成について、詳しく説明する。
ラウドネス分布および/またはシャープネス分布は、呼出プロファイル230としてメモリ220に格納される。呼出ジェネレータ225は、メモリ220の呼出プロファイル230にアクセスし、かつその呼出プロファイルを使用して呼出信号の電力値及び呼出信号送信フィルタ235の伝達関数を求めるように構成されうる。呼出ジェネレータ225は、呼出信号のラウドネスが人間の聴力に対してより関連する周波数帯域等の選択された周波数帯域において周囲雑音ラウドネスを超えるように、呼出信号送信フィルタ235を使用して、例えば図1のスピーカ110を介して呼出信号を送信する。いくつかの実施形態において、呼出信号のラウドネスは、可聴スペクトルの全体にわたり周囲雑音信号のラウドネスを超えるようにしてもよい。本発明のいくつかの実施形態によると、呼出信号は、ある周波数スペクトルにおいて生成されるか、あるいは周囲雑音信号のラウドネスが比較的小さい範囲において生成される。したがって、本発明のいくつかの実施形態によれば、呼出信号の周波数スペクトルは、雑音信号のラウドネス分布および/またはシャープネス分布に基づいて計算してもよく、呼出信号の電力レベルは、雑音信号のラウドネス分布および/またはシャープネス分布に基づいて計算してもよい。あるいは、呼出信号の周波数スペクトル及び電力レベルの双方を、雑音信号のラウドネス分布および/またはシャープネス分布に基づいて計算してもよい。
図2は、移動端末等の電子デバイスにおいて呼出信号を生成するために使用される信号処理プロセッサの好適なソフトウェアおよび/またはハードウェアアーキテクチャを示す。ただし本発明はこの構成に限定されるものではなく、本明細書において説明される動作を実行できる任意の構成を含むことを意図することが理解されよう。さらに、上述のDSP200を含むモジュールの動作を実行するコンピュータプログラムコードは、開発の便宜上、C又はC++等の高水準プログラミング言語で記述されうる。本発明の動作を実行するコンピュータプログラムコードは、インタプリタ言語等の他のプログラミング言語で記述されてもよいが、それらに限定されない。いくつかのモジュール又はルーチンは、性能及びメモリ使用を向上させるためにアセンブリ言語又はマイクロコードで記述されてもよい。DSP200の任意又は全てのプログラムおよび/または処理モジュールの機能性は、個々のハードウェア構成要素、1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)又はマイクロコントローラを使用して実現されてもよいことは更に理解されよう。
以下、本発明のいくつかの実施形態による方法、電子デバイス及びコンピュータプログラム製品のフローチャートおよび/またはブロック図を参照して、本発明について説明する。これらのフローチャートおよび/またはブロック図により、図1及び図2の移動端末及び信号処理プロセッサアーキテクチャの好適な動作を示す。フローチャートおよび/またはブロック図の各ブロック、並びにフローチャートおよび/またはブロック図のブロックの組合せは、コンピュータプログラム命令および/またはハードウェア動作により実現されてもよいことは理解されるであろう。コンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ、特殊用途コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサに提供される。それにより、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサを介して実行される命令は、フローチャートおよび/またはブロック図のブロックにおいて特定される機能又は動作を実現する手段となる。
コンピュータプログラム命令は、コンピュータ使用可能メモリ又はコンピュータ可読メモリに格納され、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置に対して特定の方法で機能するように指示してもよい。それにより、コンピュータ使用可能メモリ又はコンピュータ可読メモリに格納された命令は、フローチャートおよび/またはブロック図のブロックにおいて特定された機能又は動作を実現する命令を含む製品を生成する。
コンピュータプログラム命令は、一連の動作ステップがコンピュータ又は他のプログラム可能な装置において実行されるように、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置にロードされ、コンピュータにより実現される処理を生成してもよい。それにより、コンピュータ又は他のプログラム可能な装置上で実行される命令は、フローチャートおよび/またはブロック図のブロックにおいて特定された機能又は動作を実現するステップを提供する。
次に図3を参照すると、動作はブロック300で開始する。ブロック300において、図1のマイクロフォン100は、例えば周囲雑音信号を受信する。ブロック305において、図2の音響計測プロセッサ215は、例えば雑音信号の音響計測基準を生成する。ブロック310において、図2の呼出ジェネレータ225は、例えば音響計測基準に基づいてスペクトル構造を有する呼出信号を生成する。本発明のいくつかの実施形態によれば、周囲雑音信号を受信し、その周囲雑音信号に対する音響計測基準を生成してもよい。図2に関して上述したように、音響計測基準は、呼出プロファイル230としてメモリ220に保持される。移動端末又は電子デバイスに着信が受信された時、呼出信号が先に格納された呼出プロファイル230に基づいて生成される。
本発明のいくつかの実施形態によると、種々の呼出プロファイル230がメモリ220に格納されてもよい。種々の呼出プロファイル230は、例えばオフィス環境、アリーナ環境、自動車環境、ホーム環境等の種々の環境に対応する。移動端末又は電子デバイスに着信が受信されると、音響計測プロセッサ215は周囲雑音信号のラウドネスを解析し、呼出ジェネレータ225に対して先に格納された呼出プロファイル230のうち1つを識別して、呼出信号の生成の際に使用してもよい。
本発明のいくつかの実施形態によると、種々の呼出プロファイル230がメモリ220に格納されてもよい。種々の呼出プロファイル230は、上述のような種々の環境に対応する。ユーザは、呼出ジェネレータ225に対して特定の呼出プロファイルを選択し、呼出信号の生成の際に使用してもよい。それらの実施形態において、音響計測プロセッサは、着信時又はイベント受信時に周囲雑音レベルの解析を実行する必要はない。外部環境等の要素に加え、呼出プロファイル230は特定のユーザの嗜好に適応させてもよい。また、例えばユーザの聴力、ユーザの電子デバイスの保持方法および/または電子デバイスがユーザに対して保持される場所を考慮してもよい。
本発明の他の実施形態によれば、周囲雑音信号を受信し、その結果、音響計測基準を生成し、更に、移動端末又は電子デバイスでの着信の受信に応答して、呼出信号を音響計測基準に基づいて生成するようにしてもよい。すなわち、本発明のいくつかの実施形態に従い、呼出信号ラウドネスが着信に応答して動的に調整されてもよい。
次に図4を参照して、本発明のいくつかの実施形態による音響計測基準の計算の動作を説明する。動作はブロック400で開始する。ブロック400において、図2のFFTモジュール210は、例えば周囲雑音信号に対してフーリエ変換を実行する。ブロック405において、音響計測プロセッサ215は、例えばISO 532Bのラウドネス計算方法を使用して、Barkに対するSones/Barkの分布を計算してもよい。ISO 532Bのラウドネスの計算については、Deutsches Institut fur Normung E.V. (DIN) 45631 Standard「Procedure For Calculating Loudness Level And Loudness」に説明されている。この引用により、その開示内容は本明細書に取り込まれる。図5は、周囲雑音信号に対するBarkに対するSones/Barkの分布の好適な一例を示している。ブロック410において、音響計測プロセッサ215は、周囲雑音信号の全体のラウドネス及び1つ以上の臨界帯域におけるラウドネスを求めることができる。全体のラウドネスは、図5の曲線より下の領域を計算することにより求められる。本発明の他の実施形態において、音響計測プロセッサ215は、上述したように周囲雑音信号のシャープネスを判定してもよい。ラウドネス分布は、周囲雑音信号の1つ以上の臨界帯域におけるラウドネスと全体のラウドネスとによって規定されうる。ラウドネス分布は、呼出プロファイル230として図2のメモリ220に格納されてもよい。
次に図6を参照して、本発明のいくつかの実施形態による呼出信号の生成の動作を説明する。動作はブロック600で開始する。ブロック600において、図2の呼出ジェネレータ225は、例えば周囲雑音信号のラウドネス分布に基づいて呼出信号の電力値を計算する。ブロック605において、呼出ジェネレータ225は、ラウドネス分布に基づいて呼出信号送信フィルタ235の伝達関数を求める。ブロック610において、呼出ジェネレータ225は、呼出信号送信フィルタ235を使用して、その電力値で呼出信号を送信する。呼出ジェネレータ225は、呼出信号のラウドネスが例えば人間の聴力に対してより関連する選択された周波数帯域において周囲雑音ラウドネスを超えることを好都合に許可してもよい。しかし、上述のように、本発明のいくつかの実施形態において、呼出信号は可聴スペクトルの全体にわたり雑音信号のラウドネスを超えるラウドネスを有するように生成されてもよい。更に、本発明は、ユーザが環境における周囲雑音を通して呼出信号を聞くことができる可能性が向上されるように、電力レベルおよび/または周波数スペクトルが設定されることを可能にしてもよい。いくつかの実施形態においては、これは、雑音信号の音響計測基準に基づいて、呼出信号の周波数を周囲雑音ラウドネスが比較的小さい周波数帯域に設定することを含んでもよい。他の実施形態においては、これは、雑音信号の音響計測基準に基づいて呼出信号の電力レベルを調整すると同時に、呼出信号の周波数を周囲雑音ラウドネスが比較的小さい周波数帯域に偏移することを含んでもよい。本発明の更に他の実施形態において、呼出信号の電力レベルは、雑音信号の音響計測基準に基づいて調整されてもよい。
本発明のいくつかの実施形態によると、呼出信号は、ある周波数スペクトルにおいて生成されるか、あるいは周囲雑音信号のラウドネスが比較的小さい領域において生成される。したがって、本発明のいくつかの実施形態によると、呼出信号の周波数スペクトルは、雑音信号のラウドネス分布および/またはシャープネス分布に基づいて計算してもよく、呼出信号の電力レベルは、雑音信号のラウドネス分布および/またはシャープネス分布に基づいて計算してもよい。あるいは、呼出信号の周波数スペクトル及び電力レベルの双方を、雑音信号のラウドネス分布および/またはシャープネス分布に基づいて計算してもよい。
本発明のいくつかの実施形態によると、音響計測プロセッサ215により生成されたラウドネス分布および/またはシャープネス分布は、例えば受信信号等化および/またはエコー抑圧等の機能のフィルタ係数の生成を容易にするために、図1のプロセッサ135および/またはトランシーバ125により使用されてもよい。
図3、図4及び図6のフローチャートは、本発明のいくつかの実施形態による移動端末100及びDSP200のハードウェアおよび/またはソフトウェアのアーキテクチャ、機能性及び動作を示している。この点に関して、各ブロックは、特定された論理的な機能又は動作を実現する1つ以上の実行可能な命令を含むモジュール、セグメント又はコードの一部を表わす。なお、他の実現例において、ブロックに示される機能又は動作は、図3、図4及び図6に示される順番と異なる順番でもよい。例えば、連続して示される2つのブロックが実際には同時に実行されてもよく、あるいは含まれる動作に応じて、それらブロックが逆の順番で実行されてもよい場合がある。
本発明の原理から逸脱することなく、上述の実施形態に対して多くの変形及び変更を行うことが可能である。そのような全ての変形及び変更は、請求の範囲に示される本発明の範囲内に含まれる。
図1は、本発明のいくつかの実施形態による移動端末を示すブロック図である。 図2は、図1の移動端末等の電子デバイスにおいて使用される本発明のいくつかの実施形態による信号処理プロセッサを示すブロック図である。 図3及び図4は、本発明のいくつかの実施形態に従って呼出信号を生成する動作を示すフローチャートである。 図5は、本発明のいくつかの実施形態による周囲雑音信号のラウドネスを示すグラフである。 図6は、本発明のいくつかの実施形態に従って呼出信号を生成する動作を示すフローチャートである。

Claims (38)

  1. 電子デバイスを動作させる方法であって、
    雑音信号を受信するステップと、
    前記雑音信号の音響計測基準を生成するステップと、
    前記音響計測基準に基づいて呼出信号を生成するステップと、
    を有する方法。
  2. 前記呼出信号を生成するステップは、前記音響計測基準に基づいて、スペクトル構造を有する前記呼出信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記音響計測基準はラウドネス分布であり、前記音響計測基準を生成するステップは、前記雑音信号の周波数領域表現を取得するために前記雑音信号に対してフーリエ変換を実行するステップを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記音響計測基準を生成するステップは、
    ISO 532Bのラウドネス計算方法を使用して、前記雑音信号の前記周波数領域表現についてのBarkに対するSones/Barkの分布を計算するステップと、
    前記Barkに対するSones/Barkの分布に基づいて、前記雑音信号の全体のラウドネス及び前記雑音信号の少なくとも1つの臨界帯域におけるラウドネスを計算するステップと、
    を更に含み、
    前記ラウドネス分布は、前記雑音信号の前記全体のラウドネス及び前記少なくとも1つの臨界帯域におけるラウドネスを含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記呼出信号を生成するステップは、
    前記雑音信号の前記ラウドネス分布に基づいて、前記呼出信号の電力値を計算するステップと、
    前記雑音信号の前記ラウドネス分布に基づいて、呼出信号送信フィルタの伝達関数を求めるステップと、
    前記呼出信号送信フィルタを使用して、前記電力値で前記呼出信号を送信するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記呼出信号送信フィルタの伝達関数を求めるステップは、前記呼出信号送信フィルタの係数を選択するステップを含むことを特徴とする請求項5記載の方法。
  7. 前記音響計測基準は、ラウドネス分布および/またはシャープネス分布を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記電子デバイスにおいて着信および/またはスケジュールされたイベントを受信するステップを更に有し、
    前記雑音信号を受信するステップは、前記着信の受信に応答して前記雑音信号を受信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記雑音信号を受信し、かつ前記雑音信号の前記音響計測基準を生成した後、前記電子デバイスにおいて着信を受信するステップを更に有し、
    前記呼出信号を生成するステップは、前記着信の受信に応答して、前記音響計測基準に基づいて、スペクトル構造を有する呼出信号を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 前記電子デバイスは移動端末であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 電子デバイスを動作させる方法であって、
    複数の呼出プロファイルを提供するステップと、
    前記複数の呼出プロファイルからユーザにより選択された1つの呼出プロファイルを受信するステップと、
    前記複数の呼出プロファイルから選択された前記1つの呼出プロファイルに基づいて、呼出信号を生成するステップと、
    を有する方法。
  12. 前記呼出信号を生成するステップは、前記複数の呼出プロファイルから選択された前記1つのプロファイルに基づいて、スペクトル構造を有する呼出信号を生成することを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記呼出信号を生成するステップは、
    前記雑音信号の前記複数の呼出プロファイルから選択された前記1つの呼出プロファイルに基づいて、前記呼出信号の電力値を計算するステップと、
    前記雑音信号の前記複数の呼出プロファイルから選択された前記1つの呼出プロファイルに基づいて、呼出信号送信フィルタの伝達関数を求めるステップと、
    前記呼出信号送信フィルタを用いて、前記電力値で、前記呼出信号を送信するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  14. 電子デバイスを動作させる方法であって:
    複数の呼出プロファイルを提供するステップと、
    雑音信号を受信するステップと、
    前記雑音信号の受信に応答して、前記複数の呼出プロファイルから1つの呼出プロファイルを選択するステップと、
    前記複数の呼出プロファイルから選択された前記1つの呼出プロファイルに基づいて、呼出信号を生成するステップと、
    を有する方法。
  15. 前記呼出信号を生成するステップは、前記複数の呼出プロファイルから選択された前記1つの呼出プロファイルに基づいて、スペクトル構造を有する呼出信号を生成することを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 前記呼出信号を生成するステップは、
    前記雑音信号の前記複数の呼出プロファイルから選択された前記1つの呼出プロファイルに基づいて、前記呼出信号の電力値を計算するステップと、
    前記雑音信号の前記複数の呼出プロファイルから選択された前記1つの呼出プロファイルに基づいて、呼出信号送信フィルタの伝達関数を求めるステップと、
    前記呼出信号送信フィルタを用いて、前記電力値で、前記呼出信号を送信するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  17. 雑音信号を受信するように構成された受信機と、
    前記雑音信号の音響計測基準を生成するように構成された音響計測プロセッサと、
    前記音響計測基準に基づいて呼出信号を生成するように構成された呼出ジェネレータと、
    を有する電子デバイス。
  18. 前記呼出ジェネレータは、前記音響計測基準に基づいて、スペクトル構造を有する呼出信号を生成することを特徴とする請求項17に記載の電子デバイス。
  19. 前記音響計測基準はラウドネス分布であり、
    前記雑音信号の周波数領域表現を取得するように構成されたフーリエ変換モジュールを更に有することを特徴とする請求項18に記載の電子デバイス。
  20. 前記音響計測プロセッサは、
    ISO 532Bのラウドネス計算方法を使用して、前記雑音信号の周波数領域表現についての、Barkに対するSones/Barkの分布を計算し、
    前記Barkに対するSones/Barkの分布に基づいて、前記雑音信号の全体のラウドネス及び前記雑音信号の少なくとも1つの臨界帯域におけるラウドネスを判定する、
    ように更に構成されており、
    前記ラウドネス分布は、前記雑音信号の前記全体のラウドネス及び前記少なくとも1つの臨界帯域におけるラウドネスを含む
    ことを特徴とする請求項19に記載の電子デバイス。
  21. 前記呼出ジェネレータは呼出信号送信フィルタを含み、
    前記呼出ジェネレータは、
    前記雑音信号の前記ラウドネス分布に基づいて前記呼出信号の電力値を計算し、
    前記雑音信号の前記ラウドネス分布に基づいて前記呼出信号送信フィルタの伝達関数を求め、
    前記呼出信号送信フィルタを用いて、前記電力値で、前記呼出信号を送信する
    ことを特徴とする請求項20に記載の電子デバイス。
  22. 前記呼出ジェネレータは、さらに、前記呼出信号送信フィルタの係数を選択することを特徴とする請求項21に記載の電子デバイス。
  23. 前記音響計測基準はラウドネス分布及びシャープネス分布を含むことを特徴とする請求項17に記載の電子デバイス。
  24. 前記電子デバイスは移動端末であることを特徴とする請求項17に記載の電子デバイス。
  25. 雑音信号を受信する手段と、
    前記雑音信号の音響計測基準を生成する手段と、
    前記音響計測基準に基づいて呼出信号を生成する手段と、
    を有する電子デバイス。
  26. 前記呼出信号を生成する手段は、前記音響計測基準に基づいて、スペクトル構造を有する呼出信号を生成することを特徴とする請求項25に記載の電子デバイス。
  27. 前記音響計測基準はラウドネス分布であり、
    前記音響計測基準を生成する手段は、前記雑音信号の周波数領域表現を取得するために前記雑音信号に対してフーリエ変換を実行する手段を含む
    ことを特徴とする請求項26に記載の電子デバイス。
  28. 前記音響計測基準を生成する手段は、
    ISO 532Bのラウドネス計算方法を使用して、前記雑音信号の前記周波数領域表現についての、Barkに対するSones/Barkの分布を計算する手段と、
    前記Barkに対するSones/Barkの分布に基づいて、前記雑音信号の全体のラウドネス及び前記雑音信号の少なくとも1つの臨界帯域におけるラウドネスを判定する手段と、
    を含み、
    前記ラウドネス分布は、前記雑音信号の前記全体のラウドネス及び前記少なくとも1つの臨界帯域におけるラウドネスを含む
    ことを特徴とする請求項27に記載の電子デバイス。
  29. 前記呼出信号を生成する手段は、
    前記雑音信号の前記ラウドネス分布に基づいて前記呼出信号の電力値を計算する手段と、
    前記雑音信号の前記ラウドネス分布に基づいて呼出信号送信フィルタの伝達関数を求める手段と、
    前記呼出信号送信フィルタを用いて、前記電力値で、前記呼出信号を送信する手段と、
    を含むことを特徴とする請求項28に記載の電子デバイス。
  30. 複数の呼出プロファイルを提供する手段と、
    前記複数の呼出プロファイルからユーザにより選択された1つの呼出プロファイルを受信する手段と、
    前記複数の呼出プロファイルから選択された前記1つの呼出プロファイルに基づいて、呼出信号を生成する手段と、
    を有する電子デバイス。
  31. 複数の呼出プロファイルを提供する手段と、
    雑音信号を受信する手段と、
    前記雑音信号の受信に応答して、前記複数の呼出プロファイルから1つの呼出プロファイルを選択する手段と、
    前記複数の呼出プロファイルから選択された前記1つの呼出プロファイルに基づいて、呼出信号を生成する手段と、
    を有する電子デバイス。
  32. 電子デバイスを動作させるコンピュータプログラム製品であって、
    コンピュータ可読プログラムコードを実装したコンピュータ可読記憶媒体を含み、
    前記コンピュータ可読プログラムコードは、
    雑音信号を受信するように構成されたコンピュータ可読プログラムコードと、
    前記雑音信号の音響計測基準を生成するように構成されたコンピュータ可読プログラムコードと、
    前記音響計測基準に基づいて呼出信号を生成するように構成されたコンピュータ可読プログラムコードとを含む
    ことを特徴とするコンピュータプログラム製品。
  33. 前記呼出信号を生成するように構成された前記コンピュータ可読プログラムコードは、
    前記音響計測基準に基づいて、スペクトル構造を有する呼出信号を生成するように構成されたコンピュータ可読プログラムコードを含むことを特徴とする請求項32に記載のコンピュータプログラム製品。
  34. 前記音響計測基準はラウドネス分布であり、
    前記音響計測基準を生成するように構成された前記コンピュータ可読プログラムコードは、
    前記雑音信号の周波数領域表現を取得するために前記雑音信号に対してフーリエ変換を実行するように構成されたコンピュータ可読プログラムコードを含む
    ことを特徴とする請求項33に記載のコンピュータプログラム製品。
  35. 前記音響計測基準を生成するように構成された前記コンピュータ可読プログラムコードは、
    ISO 532Bのラウドネス計算方法を使用して、前記雑音信号の前記周波数領域表現についての、Barkに対するSones/Barkの分布を計算するように構成されたコンピュータ可読プログラムコードと、
    前記Barkに対するSones/Barkの分布に基づいて、前記雑音信号の全体のラウドネス及び前記雑音信号の少なくとも1つの臨界帯域におけるラウドネスを判定するように構成されたコンピュータ可読プログラムコードと、
    を更に含み、
    前記ラウドネス分布は、前記雑音信号の前記全体のラウドネス及び前記少なくとも1つの臨界帯域におけるラウドネスを含む
    ことを特徴とする請求項34記載のコンピュータプログラム製品。
  36. 前記呼出信号を生成するように構成された前記コンピュータ可読プログラムコードは、
    前記雑音信号の前記ラウドネス分布に基づいて前記呼出信号の電力値を計算するように構成されたコンピュータ可読プログラムコードと、
    前記雑音信号の前記ラウドネス分布に基づいて呼出信号送信フィルタの伝達関数を求めるように構成されたコンピュータ可読プログラムコードと、
    前記呼出信号送信フィルタを用いて、前記電力値で、前記呼出信号を送信するように構成されたコンピュータ可読プログラムコードと、
    を含むことを特徴とする請求項35記載のコンピュータプログラム製品。
  37. 電子デバイスを動作させるコンピュータプログラム製品であって、
    コンピュータ可読プログラムコードを実装したコンピュータ可読記憶媒体を含み、
    前記コンピュータ可読プログラムコードは、
    複数の呼出プロファイルを提供するように構成されたコンピュータ可読プログラムコードと、
    前記複数の呼出プロファイルからユーザにより選択された1つの呼出プロファイルを受信するように構成されたコンピュータ可読プログラムコードと、
    前記複数の呼出プロファイルから選択された前記1つの呼出プロファイルに基づいて、呼出信号を生成するように構成されたコンピュータ可読プログラムコードと、
    を含むコンピュータプログラム製品。
  38. 電子デバイスを動作させるコンピュータプログラム製品であって、
    コンピュータ可読プログラムコードを実装したコンピュータ可読記憶媒体を含み、
    前記コンピュータ可読プログラムコードは、
    複数の呼出プロファイルを提供するように構成されたコンピュータ可読プログラムコードと、
    雑音信号を受信するように構成されたコンピュータ可読プログラムコードと、
    前記雑音信号の受信に応答して、前記複数の呼出プロファイルから1つの呼出プロファイルを選択するように構成されたコンピュータ可読プログラムコードと、
    前記複数の呼出プロファイルから選択された前記1つの呼出プロファイルに基づいて、呼出信号を生成するように構成されたコンピュータ可読プログラムコードと、
    を含むコンピュータプログラム製品。
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