JPH11144971A - コイル部品およびそれを用いた電源装置 - Google Patents

コイル部品およびそれを用いた電源装置

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JPH11144971A
JPH11144971A JP9312982A JP31298297A JPH11144971A JP H11144971 A JPH11144971 A JP H11144971A JP 9312982 A JP9312982 A JP 9312982A JP 31298297 A JP31298297 A JP 31298297A JP H11144971 A JPH11144971 A JP H11144971A
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JP
Japan
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magnetic
core
square
coil component
shaped
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JP9312982A
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English (en)
Inventor
Kazuaki Onishi
一彰 大西
Shinya Matsutani
伸哉 松谷
Yuji Mido
勇治 御堂
Tsuneji Imanishi
恒次 今西
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 民生あるいは産業電子機器に使用されるコイ
ル部品において、小形化で低リーケージフラックスのコ
イル部品を提供するものである。 【解決手段】 箔体アモルファス、圧粉磁心からなるロ
の字型磁心1を用い、一方の磁脚2と、これに対向する
他方の磁脚2に巻線5を施し、上記ロの字型磁心1の窓
部における共通磁脚3の長さA/磁脚2の長さBが0.
3〜1.6としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種民生機器、産業
機器に使用されるコイル部品およびそれを用いた電源装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子機器に使用されるコイル部品
には、磁心としてフェライト、珪素鋼板、アモルファ
ス、合金系ダストなどが使用されている。
【0003】例えば、従来の電子機器に用いられるコイ
ル部品の一つとしてのチョークコイルは、図11〜図1
3に示す構成のものとなっていた。すなわち、図11に
示すものは、中央磁脚20の突合せ部にギャップ21を
設けたEE型コア22を用い、このギャップ21を形成
する中央磁脚20に巻線23を巻回して構成したもので
あり、EE型コア22としてはフェライトもしくは珪素
鋼板を用いて構成されていた。
【0004】このEE型コア22にフェライトを用いた
ものにおいては、フェライトの磁束飽和密度が室温で約
0.5Tと比較的小さいため、チョークコイルとしては
大形化してしまうものであった。
【0005】また、EE型コア22に珪素鋼板を用いた
ものは、磁気飽和密度が1.5〜2.0Tと高いが高周
波領域での損失が非常に大きいため、チョークコイルと
してはやはり大形化してしまうものであった。
【0006】特にこのようなギャップ21を設けたもの
は、動作時にこのギャップ21で振動が発生し、チョー
クコイルとして唸りが発生するといった致命的な問題が
あった。
【0007】このような欠点を除去したものが図12に
示すものであり、トロイダル型のコア24としてFe基
アモルファスの一部を結晶化させることにより、Fe基
アモルファスに適度な歪みを与えて実効透磁率を低下さ
せた箔体アモルファスや、FeAlSi、FeNiやア
モルファス粉末の圧粉磁心を用い、このコア24に巻線
23を巻回して構成したチョークコイルである。
【0008】このコア24は、0.8〜1.5Tの比較
的高い磁束飽和密度を有し、比較的低い磁気損失を有す
るため、一般的にフェライトに比べて1/2〜1/3程
度に小形化できる利点を有し、ギャップ無しで磁路を形
成できるため唸りも大きく低減できるが、コア24がト
ロイダル形状のため、巻線23の巻回する作業効率が非
常に悪いことと、巻線23の巻数を稼ぐためにはコア2
4の内径を大きくする必要があり、このことにより磁路
長が増加して大形化することやプリント基板などへの実
装性や補助巻線の追加ができないなどの多くの課題をも
つものであった。
【0009】特に、箔体アモルファスを用いたコア24
においては、その製法上や取り扱いの制約からほとんど
のものがトロイダル形状であるため、上記課題はついて
まわるものであった。
【0010】さらに、これらの欠点を解消するために箔
体アモルファスや圧粉磁心を用いた磁性材においても、
粉末成形、薄板シート打ち抜き圧着などの工法により、
図13に示すような比較的複雑な形状のEE型コア25
を用いたものがある。すなわち、EE型コア25で日の
字型の磁心を構成し、ギャップのない中央磁脚26に巻
線23を巻回して構成したものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この構成のチョークコ
イルは、図14に示すように実際のアクティブフィルタ
回路(周波数100kHz)の昇圧用チョークコイルと
して用いたときに発生するリーケージフラックスをピッ
クアップコイルで電圧として測定すると、外鉄型巻線構
造のためリーケージフラックスがEE型コア25の背厚
方向に非常に多くなり、チョークコイルの温度上昇が激
しく他の電子部品に影響を及ぼしたりする欠点があっ
た。これは、EE型コア25の巻線23の巻回が外鉄型
である点と、ギャップ無しの箔体アモルファス、圧粉磁
心は実行比初透磁率が数百程度であるため発生した磁束
が磁路外へパスしやすくなっているためである。
【0012】また、このような箔体アモルファスや圧粉
磁心を用いたチョークコイルにおいて低リーケージフラ
ックスなどの問題点を解決しながら、小形化できる巻線
構造、コア形状の最適化がなされていないためどうして
も大形化してしまうものであった。そして、これらのチ
ョークコイルを用いた電源装置は、大形化とともにリー
ケージフラックスによる他部品の結合によるEMI特性
の悪化やリーケージフラックス自体の電磁妨害を引き起
こす問題があった。
【0013】本発明は以上のような従来の欠点を除去
し、小形で低リーケージフラックスのコイル部品を提供
することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のコイル部品は、箔体アモルファス、圧粉磁心
により一対の磁脚とこの磁脚間を連結する一対の共通磁
脚からなるロの字型磁心と、このロの字型磁心の相対向
する磁脚に巻回される巻線とを備え、上記ロの字型磁心
の窓部における磁脚の長さに対して共通磁脚の長さを
0.3〜1.6倍としたものである。
【0015】この構成とすることにより、小形で低リー
ケージフラックスのコイル部品を安価にかつ高品質な状
態で提供できることになる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、箔体アモルファス、圧粉磁心により一対の磁脚とこ
の磁脚間を連結する一対の共通磁脚からなるロの字型磁
心と、このロの字型磁心の相対向する磁脚に巻回される
巻線とを備え、上記ロの字型磁心の窓部における磁脚の
長さに対して共通磁脚の長さを0.3〜1.6倍とした
ものであり、巻線の発熱が小さく、リーケージフラック
スの少ない小形のコイル部品とすることができる。
【0017】請求項2に記載の発明は、磁脚の断面形状
がロの字型磁心の厚さ方向を長径とした楕円であり、こ
の楕円の短径に対して長径が1.1〜2.5倍としたも
のであり、より一層の小形化が図れることになる。
【0018】請求項3に記載の発明は、磁脚の断面形状
がロの字型磁心の厚さ方向を長径とした長円であり、こ
の長円の短径に対して長径が1.1〜2.7倍としたも
のであり、これもより一層の小形化が図れることにな
る。
【0019】請求項4に記載の発明は、ロの字型磁心が
UU型コアで構成されたものであり、同じ形状のコアを
組合せて構成でき、生産性に優れたものとなる。
【0020】請求項5に記載の発明は、ロの字型磁心が
UI型コアで構成されたものであり、簡単な形状のI型
コアを用いることで生産性の向上が図れることになる。
【0021】請求項6に記載の発明は、ロの字型磁心が
圧粉磁心で構成され、この圧粉磁心が少なくとも1種類
以上の磁性粉末とスペーシング材および電気絶縁性結着
剤からなる混合物を圧縮成形し熱処理して構成され、磁
性粉末材の隣り合う距離δが磁性粉末平均粒径をdとす
ると、10-3≦δ/d≦10-1である関係を全体の磁性
粉末の70%以上としたものであり、高周波領域動作に
おける損失を低減でき、温度上昇を抑えることができ
る。
【0022】請求項7に記載の発明は、ロの字型磁心の
巻線を巻回した磁脚の外側にそれぞれコの字状の磁脚を
配置したものであり、より一層リーケージフラックスを
少なくすることができる。
【0023】請求項8に記載の発明は、磁脚に巻回する
巻線を平角線で構成したものであり、渦電流による発熱
の低減化が一層図れることになる。
【0024】請求項9に記載の発明は、磁脚に巻回する
巻線をリッツ線で構成したものであり、渦電流による巻
線の発熱を抑制することができる。
【0025】請求項10に記載の発明は、請求項1〜9
のいずれか一つに記載のコイル部品を用いた電源装置に
関するものであり、小形でノイズ対策に優れた高品質な
ものとすることができる。
【0026】(実施の形態1)以下本発明の実施の形態
1を図面を用いて説明する。
【0027】図1は本発明の実施の形態1を示すコイル
部品であるチョークコイルの斜視図である。同図におい
て、1は箔体アモルファス、圧粉磁心により構成された
UU型コアからなるロの字型磁心で、一対の磁脚2とこ
の磁脚間を連結する一対の共通磁脚3によって構成され
ている。4はロの字型磁心1の磁脚2の断面、5は磁脚
2に巻回された巻線、Aはロの字型磁心1の窓部におけ
る共通磁脚3の長さ、Bはロの字型磁心1の窓部におけ
る磁脚2の長さを示している。
【0028】以下その機構を説明すると、図1に示すコ
イル部品は、円形の断面形状を持つUU型の圧粉磁心か
らなる磁性材を突き合わせてロの字型磁心1とし、この
ロの字型磁心1の一方の磁脚2とこれに対向する他方の
磁脚2に巻線5を巻回したものである。
【0029】ここで、ロの字型磁心1の窓部における共
通磁脚3の長さA/磁脚2の長さBが0.3〜1.6と
している。
【0030】以上のように本実施の形態1の図1に示す
コイル部品は、合金ダスト磁性材からなるロの字型磁心
1はその内部に磁気ギャップが構成されていることと、
高い磁気飽和磁束密度を持つため、UU型コアどうしの
突き合わせ面はノーギャップで構成でき、従来のような
唸り問題は解消できる。
【0031】また、リーケージフラックスの面から見る
と、圧粉磁心磁性材は先にも述べたように磁性材内にギ
ャップが分散されて構成されているので、発生するリー
ケージフラックスは分散され巻線5の発熱は緩和でき
る。
【0032】その上に、本実施の形態1の構成では、巻
線5の内鉄型巻線構造を採用しているために、簡単な構
造で低リーケージフラックス化が図れ、他部品の悪影響
やテレビジョン受像機等用いた場合には画面揺れの致命
的な欠陥を解消できる利点を有している。
【0033】これは、本実施の形態1の構成では1種類
のUU型の圧粉磁心磁性材の簡単な構造で低リーケージ
フラックス化が図れ、低コスト、高品質が達成できるこ
とを示している。
【0034】図2に本実施の形態1に示す図1の構成の
UU型の圧粉磁心磁性材をロの字型磁心1として用いた
チョークコイルを、実際のアクティブフィルタ回路(周
波数:100kHz)の昇圧用チョークとして用いた時
に発生するリーケージフラックスをピックアップコイル
にて電圧として測定し、リーケージフラックスの分布と
して示した。
【0035】その結果、本実施の形態1のチョークコイ
ルは、従来例に比べて約1桁低減できている。これは、
ロの字型磁心1の内鉄型巻線構造によるものと、両磁脚
に分散した巻線構造としているため磁路内での磁束の均
一化が図られ、発生した磁束が磁路外へパスしにくくな
っているためである。
【0036】このことにより、品質、生産性に優れたコ
イル部品とすることができ、特性面ではコイルの発熱の
小さい、他部品へのリーケージフラックスによる悪影響
を大きく低減できるコイル部品を提供できる。
【0037】また、本実施の形態1に示す図1の構成の
UU型の合金系ダスト磁性材において、それぞれの巻線
5を施した両磁脚2の外側に、図10に示すように巻線
を施さないコ字状の磁脚11を設けることにより、より
低リーケージフラックス化が図れる。
【0038】次に形状面においては、ロの字型磁心1の
窓部における共通磁脚3の長さA/磁脚2の長さBが
0.3〜1.6の範囲としているため、ロの字型磁心1
を適切に小形化できることが今回の検討で明らかになっ
た。
【0039】図3に、同一磁路断面積下において、ロの
字型磁心1の窓部の共通磁脚3の長さA/磁脚2の長さ
Bとコイル部品のエネルギー容積を示す確保できるイン
ダクタンスと許容電流の2乗の積(LI2)の百分率の
関係をシミュレーションして示した。その結果、両者の
関係はピークを持つことが分かり、ロの字型磁心1の共
通磁脚3の長さA/磁脚2の長さBが0.3〜1.6の
範囲の形状とすることで、コイル部品のエネルギー容積
を効率よく確保できることが分かった。特に、共通磁脚
3の長さA/磁脚2の長さBが0.5〜0.8の範囲の
形状とすることで、コイル部品のエネルギー容積を最も
大きく確保できることが分かった。
【0040】従って、ロの字型磁心1の窓部における共
通磁脚3の長さA/磁脚2の長さBを上記の範囲値にす
ることにより、コイル部品としての同一特性を確保しな
がら最も小形化できる。
【0041】ここで、本発明の実施の形態1でロの字型
磁心1の磁脚2の断面として円形のものについて述べた
が、円形に限らず、楕円、長円、角型等いずれの形状に
おいても、同様の効果が得られることは言うまでもな
い。また、本実施の形態1で圧粉磁心磁性材にて述べた
コア構成の部分は、箔体アモルファス磁性材を用いても
同様の効果が得られることは言うまでもない。コイル部
品の例として、チョークコイルを例に述べているが、こ
れについてもトランス、フィルタ等のいずれのインダク
タにおいても同様の効果が得られることも言うまでもな
い。
【0042】(実施の形態2)以下本発明の実施の形態
2を図面を用いて説明する。
【0043】図4、図5は、本発明の実施の形態2を示
すコイル部品であるチョークコイルの斜視図である。同
図において、1は磁脚2の断面が楕円形状を持つUU型
コアからなるロの字型磁心、6はロの字型磁心1の磁脚
2の断面、1は磁脚2の断面が長円形状を持つUU型コ
アからなるロの字型磁心、7はロの字型磁心1の磁脚2
の断面、Cは楕円断面6の長径、Dは楕円断面6の短
径、Eは長円断面7の長径、Fは長円断面7の短径を示
している。
【0044】以下機構を説明すると、図4に示すコイル
部品は、磁脚2の断面6が楕円形状を持つUU型の圧粉
磁心からなる磁性材を突き合わせてロの字型磁心1と
し、このロの字型磁心1の一方の楕円形状の磁脚2と、
これに対向する他方の楕円形状の磁脚2に巻線5を巻回
したものである。
【0045】ここで、ロの字型磁心1の磁脚2の楕円断
面6の長径Cがコア積厚方向となるように位置してお
り、さらに、楕円断面6の(長径C/短径D)が1.1
〜2.5としている。
【0046】図5に示すコイル部品は、磁脚2の断面7
が長円の形状を持つUU型の圧粉磁心からなる磁性材を
突き合わせてロの字型磁心1とし、このロの字型磁心1
の一方の長円形状の磁脚2とこれに対向する他方の長円
形状の磁脚2に巻線5を巻回したものである。
【0047】ここで、ロの字型磁心1の磁脚2の長円断
面7の長径Eがコア積厚方向となるように位置してお
り、さらに、長円断面7の長径E/短径Fが1.1〜
2.7としている。
【0048】ここで両者とも、窓部分の形状は本発明の
実施の形態1で述べた最適値の形状としている。
【0049】以上のように本実施の形態2を示す図4、
図5のコイル部品は、本実施の形態1と同様の効果は当
然ながら、さらに、形状面において小型化できる利点を
有している。
【0050】図6に、同一磁路断面積下において、図4
の磁脚2の断面形状が楕円のロの字型磁心1の長径C/
短径Dとコイル部品のエネルギー容積を示すインダクタ
ンスと許容電流の2乗の積(LI2)の百分率の関係
と、図5の磁脚2の断面形状が長円のロの字型磁心1の
長径E/短径Fとコイル部品のエネルギー容積を示す確
保できるインダクタンスと許容電流の2乗の積(L
2)の百分率の関係をシミュレーションして示した。
ここで、それぞれの系において、長径C/短径D、長径
E/短径Fが1.0は磁脚2の断面形状は円形状である
ことを示している。
【0051】その結果、両者の系ともピークを持つ曲線
となることが分かり、図4の磁脚2の断面6の形状が楕
円のロの字型磁心1においては、楕円断面6の長径C/
短径Dが1.1〜2.5の範囲の形状とすることによ
り、コイル部品のエネルギー容積を効率よく確保できる
ことが分かった。特に、楕円断面6の長径C/短径Dが
1.4〜1.6の範囲の形状とすることにより、コイル
部品のエネルギー容積を最も大きく確保できることが分
かった。
【0052】一方、図5の磁脚2の断面7の形状が長円
のロの字型磁心1においては、長円断面7の長径E/短
径Fが1.1〜2.7の範囲の形状とすることにより、
コイル部品のエネルギー容積を効率よく、しかも楕円断
面系に比べて大きく確保できることが分かった。特に、
長円断面7の長径E/短径F比が1.4〜2.0の範囲
の形状とすることにより、コイル部品のエネルギー容積
を最も大きく、しかも楕円系に比べて大きく確保できる
ことが分かった。
【0053】従って、ロの字型磁心1の磁脚2の断面形
状において、楕円の場合には楕円断面6の長径C/短径
Dを、長円の場合には長径E/短径Fを、上記の範囲値
の形状に最適化することにより、コイル部品としての同
一特性を確保しながら、最も小形化できる。
【0054】また、本実施の形態2の図4、図5におい
て、UU型の形状によるコアの構成を示したが、UI型
の形状とすることで、一方のI型コアを単純な構造とす
ることにより品質、生産性を上げることができるという
利点を付加することができる。
【0055】ここで、本実施の形態2で圧粉磁心の磁性
材にて述べたロの字型磁心1は、箔体アモルファス磁性
材を用いても同様の効果が得られることは言うまでもな
い。コイル部品の例として、チョークコイルを例に述べ
ているが、これについてもトランス、フィルタ等のいず
れのインダクタにおいても同様の効果が得られることも
言うまでもない。
【0056】(実施の形態3)以下本発明の実施の形態
3を図面を用いて説明する。
【0057】図7、図8、図9は、本発明の実施の形態
3を示すコイル部品であるチョークコイルの斜視図であ
る。同図において、1はロの字型磁心、8は平角線から
なるエッジワイズの巻線、9は平角線からなる渦巻状の
巻線、10はリッツ線からなる巻線を示している。
【0058】以下機構を説明すると、図7に示すコイル
部品は、実施の形態2で示した長円断面7の形状を持つ
UU型の合金系ダストからなる磁性材を突き合わせてロ
の字型磁心1とし、このロの字型磁心1の一方の長円形
状の磁脚2とこれに対向する他方の長円形状の磁脚2に
平角線をエッジワイズ状に巻回した巻線8を施したもの
である。
【0059】図8に示すコイル部品は、実施の形態2で
示した長円断面7の形状を持つUU型の圧粉磁心からな
る磁性材を突き合わせてロの字型磁心1とし、このロの
字型磁心1の一方の長円形状の磁脚2とこれに対向する
他方の長円形状の磁脚2に平角線を渦巻状に巻回した巻
線9を施したものである。
【0060】図9に示すコイル部品は、実施の形態2で
示した長円断面7の形状を持つUU型の合金系ダストか
らなる磁性材を突き合わせてロの字型磁心1とし、この
ロの字型磁心1の一方の長円形状の磁脚2とこれに対向
する他方の長円形状の磁脚2にリッツ線を巻回して巻線
10としたものである。
【0061】以上のように本実施の形態3を示す図7、
図8、図9のコイル部品は、本実施の形態2と同様の効
果は当然ながら、さらに、特性面において高周波領域動
作における温度上昇を効果的に下げることができる利点
を有する。これは、圧粉磁心の磁性材は、これまでも述
べてきたように磁性材内にギャップが分散されて構成さ
れているので、発生するリーケージフラックスは分散さ
れ巻回した巻線の渦電流による発熱の影響は大きく緩和
できるが、さらに、平角線やリッツ線を巻線8,9,1
0として用いることによりこの渦電流による発熱低減の
効果を絶大なものにすることができるからである。
【0062】ここで、本実施の形態3で圧粉磁心の磁性
材にて述べたロの字型磁心1は、箔体アモルファス磁性
材を用いても同様の効果が得られることは言うまでもな
い。
【0063】さらに用いるコアの圧粉磁心からなる磁性
材の中で、その構成が少なくとも1種類以上の磁性粉末
とスペーシング材及び電気絶縁性結着剤からなる混合物
を圧縮成形後、熱処理した際に得られる複合磁性材であ
って、磁性粉末材の隣り合う距離δが、磁性粉末平均粒
径をdとすると、10-3≦δ/d≦10-1である関係を
全体の磁性粉末の70%以上で満足しているものを用い
てコイル部品を構成した場合には、高周波領域動作にお
けるロの字型磁心1の損失を大きく低下でき、さらなる
コイル部品の温度上昇低減を効果的にできる利点を有す
る。
【0064】これは、磁性粉末と、例えばAl23,M
gO,TiO2,ZrO,SiO2,CaO等の無機物の
1種類以上からなるスペーシング材及び電気絶縁性結着
剤からなる混合物をコア形状に圧縮成形後、熱処理する
ことによって磁性体の歪みを開放し、ヒステリシス損失
を低減することができ、さらに磁性粉末どうしを確実に
隔離することにより、高周波領域での損失である渦電流
損失も低減できるからである。
【0065】その上、磁性粉末どうしの間をスペーシン
グ材により必要最低限のスペース長を確保するととも
に、全体としては磁気スペース分布幅を狭めることで高
磁率を達成できるため、磁心の磁路内に発生した磁束は
外にパスしにくくなるため、低リーケージフラックス化
が達成され、特にコイルの発熱の影響も抑制できる。
【0066】このことを確認するために、実際の回路を
用いて検討した結果を(表1)に示した。
【0067】
【表1】
【0068】(表1)に(1)図11に示した従来例の
ギャップ付きフェライト材をコアとして用いたチョーク
コイル、(2)本実施の形態3に示す図5、図9の構成
で通常の合金系ダストからなる磁性材をコアとして用い
たチョークコイル、そして(3)本実施の形態3に示す
図5、図9の構成で、本実施の形態3に示した圧粉磁心
からなる磁性材をコアとして用いたチョークコイルの3
種類を、実際のアクティブフィルタ回路(周波数:10
0kHz)の昇圧用チョークとして用いた時の、コイル
とコアの温度上昇値を示した。
【0069】その結果、(1)従来のコア材としてフェ
ライト、コイルとして単線を用いた系の温度上昇は、1
00℃付近まで大きく上がっている。これは、フェライ
トコアのギャップ部分から集中して発生したリーケージ
フラックスがコイルに渦電流を発生させ、使用している
コイルが単線のため大きくコイルが発熱し、さらには、
コアまでもがこれにより大きく発熱しているものと考え
られる。この系において、巻線をリッツ線とすることに
より渦電流による損失を大きく低減し、発熱は大きく改
善されている。
【0070】次に、(2)本実施の形態3で示す図5の
コアとして通常の圧粉磁心からなる磁性材を用いた系に
おいて、巻線が単線の系は、従来に比べてコアの温度上
昇はほとんど同程度であるが、巻線の温度上昇は約30
Kも改善されている。これは、圧粉磁心の磁性材は、発
生するリーケージフラックスは分散され、巻線の渦電流
による発熱の影響は大きく緩和できるためである。ま
た、図9の単線に代えてリッツ線を巻線として用いた系
においては、磁心、巻線部分の発熱をさらに約20K低
減することができる。
【0071】特に、(3)本実施の形態3に示す図5の
構成で、本実施の形態3に示した圧粉磁心からなる磁性
材を用いた系において、巻線が単線の系は、(2)の通
常の圧粉磁心を用いたものに比べて、磁心及び巻線の温
度上昇は約半減できる。さらに、図9の巻線がリッツ線
の系は、磁心及び巻線とも約15Kも改善され、従来例
のフェライト材の系よりも低い温度上昇にできる。
【0072】従って、本実施の形態3で示した、磁心か
ら発生するリーケージフラックスによる発熱の影響を受
け難い巻線を採用することにより、温度低減効果のある
ことが確認された。その上、本実施の形態3に示す圧粉
磁心コアを用いたものにおいては、絶大な温度低減効果
のあることが確認された。これは、コイル部品として、
小形化、高信頼性を図れることを示している。
【0073】これまで示したコイル部品を用いた電源装
置においては、薄形化等の小形化、低騒音、ノイズ対策
に優れた、高品質、低コストな電源装置が得られる。
【0074】セットの電源装置別に詳細に特に有効な効
果を述べると、テレビジョン受像機やディスプレイのよ
うな画面を有するセットの電源装置では、リーケージフ
ラックスによる画面揺れを起こさないので実装面積を低
減できるメリットを付加できる。
【0075】照明の分野においては、薄形化、低ノイズ
化が強く求められており、特にコイル部品の低背化が強
く求められているなかで、有効に低背化、さらには低リ
ーケージフラックス化による低ノイズ化も図れるメリッ
トを付加できる。
【0076】パソコンの分野においても、薄形化が強く
求められており、特にコイル部品の低背化が強く求めら
れているなかで、有効に低背化が図れるメリットを付加
できる。
【0077】事務機器の分野においては、高さ方向のス
ペースが強く求められる場合が多く、有効に低背化が図
れるメリットを付加できる。
【0078】
【発明の効果】以上のように本発明のコイル部品は、箔
体アモルファス、圧粉磁心からなるロの字型磁心を用
い、一方の磁脚と、これに対向する他方の磁脚に巻線を
施してなるコイル部品において、上記ロの字型磁心の窓
部における共通磁脚の長さA/磁脚の長さBが0.3〜
1.6とすることで、小形で低リーケージフラックスの
コイル部品を低コストで、高信頼性なものとすることが
できる。
【0079】特に、用いるコアの磁性材として、少なく
とも1種類以上の磁性粉末とスペーシング材及び電気絶
縁性結着剤からなる混合物を圧縮成形後、熱処理した際
に得られる圧粉磁心であって、磁性粉末材の隣り合う距
離δが、磁性粉末平均粒径をdとすると、10-3≦δ/
d≦10-1である関係を全体の磁性粉末の70%以上で
満足しているものを用いてコイル部品を構成した場合に
は、さらに小形化した高性能のコイル部品とすることが
できる。
【0080】このコイル部品を用いた電源装置において
は、薄形化等の小形化、低騒音、ノイズ対策に優れた、
高品質、低コストな電源装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1を示すコイル部品である
チョークコイルの斜視図
【図2】同実施の形態1に示すロの字型磁心を用いたチ
ョークコイルのリーケージフラックスの分布図
【図3】同実施の形態1に示すロの字型磁心の共通磁脚
の長さA:磁脚の長さBの比と、コイル部品のエネルギ
ー容積(LI2)の百分率の関係図
【図4】本発明の実施の形態2を示すコイル部品である
チョークコイルの斜視図
【図5】同他のコイル部品であるチョークコイルの斜視
【図6】図3のロの字型磁心の長径C:短径Dの比とコ
イル部品のエネルギー容積(LI2)の百分率の関係
と、図4のロの字型磁心の長径E:短径Fの比とコイル
部品のエネルギー容積(LI2)の百分率の関係図
【図7】同他のコイル部品であるチョークコイルの斜視
【図8】同他のコイル部品であるチョークコイルの斜視
【図9】同他のコイル部品であるチョークコイルの斜視
【図10】同他のコイル部品であるチョークコイルの斜
視図
【図11】従来のコイル部品であるチョークコイルの斜
視図
【図12】従来のコイル部品であるチョークコイルの斜
視図
【図13】従来のコイル部品であるチョークコイルの斜
視図
【図14】同図13のチョークコイルのリーケージフラ
ックスの分布図
【符号の説明】
1 ロの字型磁心 2 磁脚 3 共通磁脚 5 巻線 8 平角線の巻線 9 平角線の巻線 10 リッツ線の巻線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今西 恒次 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箔体アモルファス、圧粉磁心により一対
    の磁脚とこの磁脚間を連結する一対の共通磁脚からなる
    ロの字型磁心と、このロの字型磁心の相対向する磁脚に
    巻回される巻線とを備え、上記ロの字型磁心の窓部にお
    ける磁脚の長さに対して共通磁脚の長さを0.3〜1.
    6倍としたコイル部品。
  2. 【請求項2】 磁脚の断面形状がロの字型磁心の厚さ方
    向を長径とした楕円であり、この楕円の短径に対して長
    径が1.1〜2.5倍とした請求項1に記載のコイル部
    品。
  3. 【請求項3】 磁脚の断面形状がロの字型磁心の厚さ方
    向を長径とした長円であり、この長円の短径に対して長
    径が1.1〜2.7倍とした請求項1に記載のコイル部
    品。
  4. 【請求項4】 ロの字型磁心がUU型コアで構成された
    請求項1に記載のコイル部品。
  5. 【請求項5】 ロの字型磁心がUI型コアで構成された
    請求項1に記載のコイル部品。
  6. 【請求項6】 ロの字型磁心が圧粉磁心で構成され、こ
    の圧粉磁心が少なくとも1種類以上の磁性粉末とスペー
    シング材および電気絶縁性結着剤からなる混合物を圧縮
    成形し熱処理して構成され、磁性粉末材の隣り合う距離
    δが磁性粉末平均粒径をdとすると、10-3≦δ/d≦
    10-1である関係を全体の磁性粉末の70%以上とした
    請求項1に記載のコイル部品。
  7. 【請求項7】 ロの字型磁心の巻線を巻回した磁脚の外
    側にそれぞれコの字状の磁脚を配置した請求項1に記載
    のコイル部品。
  8. 【請求項8】 磁脚に巻回する巻線を平角線で構成した
    請求項1に記載のコイル部品。
  9. 【請求項9】 磁脚に巻回する巻線をリッツ線で構成し
    た請求項1に記載のコイル部品。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか一つに記載の
    コイル部品を用いた電源装置。
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