JPH11143702A - ディジタル制御装置 - Google Patents

ディジタル制御装置

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JPH11143702A
JPH11143702A JP30681497A JP30681497A JPH11143702A JP H11143702 A JPH11143702 A JP H11143702A JP 30681497 A JP30681497 A JP 30681497A JP 30681497 A JP30681497 A JP 30681497A JP H11143702 A JPH11143702 A JP H11143702A
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JP
Japan
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ram
program
flash memory
memory
microprocessor
Prior art date
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Pending
Application number
JP30681497A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Matsuda
敏彦 松田
Hiroshi Oide
宏 大出
Keiji Kunii
啓次 国井
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、フラッシュメモリに全くプログラム
が書込まれていない初期状態でも、ディジタル制御装置
のマイクロプロセッサがフラッシュメモリ書込み動作を
行えるようにすることを目的とする。 【解決手段】少なくとも、マイクロプロセッサ,フラッ
シュメモリ,RAMとブート選択手段,RAM書込み手
段とを備え、ブート選択手段はマイクロプロセッサがリ
セットスタート時にフラッシュメモリのプログラムを設
定する。RAM書込み手段はディジタル制御装置のマイ
クロプロセッサによらずRAMに書込みを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は制御プログラムを書
換え可能な不揮発性メモリに格納し、必要に応じて制御
プログラムを書換えるディジタル制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル制御装置はマイクロプロセッ
サを中心にして構成され、制御機能はマイクロプロセッ
サが実行するプログラムによって決定している。ディジ
タル制御装置は電動機を駆動するインバータなどに組み
込まれて使用されるため、その制御プログラムは電源が
遮断されても消えることない、不揮発性のメモリに保持
されていなければならない。
【0003】このような要求に対応して従来は、ROM
を使用してきた。しかし、ROMはプログラムを格納す
るさいに専用の装置により書込みを行い、その後ディジ
タル制御装置に装着しなければならないために制御プロ
グラムの変更は容易でなかった。そのため、ディジタル
制御装置に装着したままでもプログラムの書換えが行え
るフラッシュメモリの発達により、フラッシュメモリに
制御プログラムを格納する、ディジタル制御装置が使用
され始めている。
【0004】フラッシュメモリに制御プログラムを格納
する処理は、ディジタル制御装置のマイクロプロセッサ
がフラッシュメモリに書き込みを実施する特別なプログ
ラムを実行して行う。そのため、ディジタル制御装置に
は、フラッシュメモリに書き込みを実施する特別なプロ
グラムを格納するROMと制御プログラムを格納するフ
ラッシュメモリの2種類の不揮発性のメモリを備えてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】フラッシュメモリのデ
ィジタル制御装置への搭載により、容易に制御プログラ
ムを書替えることができるため、従来に比較して非常に
使いやすくなっている。しかし、反面フラッシュメモリ
とROMの2種類の不揮発性メモリを必要とするように
なったために、ディジタル制御装置の構成が複雑となり
高価格,大型化する欠点があった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
フラッシュメモリ書替え時には、その書替え処理プログ
ラムRAMに格納して実行するようにして、フラッシュ
メモリに書き込みを実施する特別なプログラムを格納す
るROMを不要とし、ディジタル制御装置の小型化と低
価格化を実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のすくなくとも、
マイクロプロセッサ,フラッシュメモリとRAMとを備
えて構成されるディジタル制御装置において、マイクロ
プロセッサがリセットスタート時にフラッシュメモリの
プログラム、またはRAMのプログラムのいずれとする
かを設定するブート選択手段、ディジタル制御装置のマ
イクロプロセッサによらずRAMに書込みを行うRAM
書込み手段とを備え、前記ブート選択手段がRAMのプ
ログラムを選択している場合には、前記RAM書込み手
段により前記RAMに前記フラッシュメモリへの書込み
動作を行うプログラムを格納する手段を有する。
【0008】即ち、本発明においては、ブート選択手段
がマイクロプロセッサがリセットスタート時にフラッシ
ュメモリのプログラム、またはRAMのプログラムのい
ずれとするかを設定する。フラッシュメモリのプログラ
ムが選択されている場合には、マイクロプロセッサはフ
ラッシュメモリに格納された制御プログラムを実行し
て、ディジタル制御装置は通常の制御動作を行う。RA
Mのプログラムが選択されている場合には、マイクロプ
ロセッサはRAMに格納されたフラッシュメモリ書替え
のプログラムを実行して、フラッシュメモリの書替え動
作を行う。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に本発明の一実施例を示す。
この実施例は本発明をインバータ制御装置に応用したも
のである。
【0010】図1において、1はインバータ制御装置で
あり、マイクロプロセッサ101,フラッシュメモリ1
02,RAM103,ブート選択回路104,入力回路10
5,PWMパルス発生回路106から構成される。2は
電源、3はインバータ、4はモータ、5は速度検出器、
6は電流検出器、7は上位コントローラである。なお、
RAM103は2ポートメモリとなっておりマイクロプロセッ
サ101,上位コントローラ7のどちらからもデータを
読取り、書込みができる構成となっている。
【0011】インバータ3は電源2の電力をいったん、
直流電力に変換し、インバータ制御装置1の制御により
可変周波数、可変電圧の交流電力に変換してモータ4に
供給する動作を行う。
【0012】本実施例のインバータ制御装置1は、モー
タ4の速度を上位コントローラ6が指令した指令速度と
一致するようにインバータ3を制御する働きを行う。そ
の制御プログラムはフラッシュメモリ102に格納さ
れ、その処理内容は図2に示すものとなっている。フラ
ッシュメモリ102に格納された制御プログラムはマイ
クロプロセッサ101によって実行される。
【0013】マイクロプロセッサ101は1001の処
理により、RAM103から上位コントローラ7が設定した速
度指令を読取る。1002の処理により、速度検出器5
が検出するモータ4の実速度を入力回路105を介して
入力する。1003の処理により、速度指令と実速度の
差分である速度偏差を計算する。1004の処理では、
速度制御演算つまり、1003で計算した速度偏差に比
例した成分と1003で計算した速度偏差の積分値に比
例した成分との和を計算する比例積分演算を行い電流指
令を算出する。1005の処理により、電流検出器6が
検出するモータ電流を入力回路105を介して入力す
る。1006の処理により、電流指令とモータ電流の差
分である電流偏差を計算する。1007の処理では電流
制御演算(比例積分演算)を行い、1008の処理でP
WMパルス発生回路106を動作させる。1008の処
理が終了後は、1001からの処理を繰り返す。
【0014】次に、フラッシュメモリ102の書替え時
の動作を説明する。
【0015】最初に、ブート選択回路104の構成と動
作を図3により説明する。ブート選択回路104はアド
レスデコーダ1040,スイッチ1041,NOT回路
1042,AND回路1043〜1044,OR回路104
7,1048から構成される。アドレスデコーダ104
0はマイクロプロセッサ101が出力するアドレスを入
力し、2つのメモリ空間を選択するメモリ選択信号CS
0,CS1を発生する。CS0はマイクロプロセッサ1
01がリセットスタート時に最初に実行するアドレスを
含む空間、CS1は含まない空間となっている。スイッ
チ1041はオンで電源と接続しHレベルを、オフでグ
ランドと接続しLレベルを発生する。NOT回路104
2はスイッチ1041と接続し、そのレベルを反転した
信号を出力する。
【0016】AND回路1043はアドレスデコーダ1
040のメモリ選択信号CS0とスイッチ1041とに
接続されているので、メモリ選択信号CS0がHレベ
ル、かつスイッチ1041がオンで出力がHレベルとな
る。AND回路1044はアドレスデコーダ1040の
メモリ選択信号CS1とNOT回路1042とに接続さ
れているので、メモリ選択信号CS1がHレベル、かつ
スイッチ1041がオフで出力がHレベルとなる。
【0017】AND回路1045はアドレスデコーダ1
040のメモリ選択信号CS0とNOT回路1042と
に接続されているので、メモリ選択信号CS0がHレベ
ル、かつスイッチ1041がオフで出力がHレベルとな
る。AND回路1046はアドレスデコーダ1040の
メモリ選択信号CS1とスイッチ1041とに接続され
ているので、メモリ選択信号CS1がHレベル、かつス
イッチ1041がオンで出力がHレベルとなる。OR回
路1047は、AND回路1043,1044の出力を入力
しているのでいずれがHレベルとなれば出力がHレベル
となる。OR回路1048は、AND回路1045,1
046の出力を入力しているのでいずれがHレベルとな
れば出力がHレベルとなる。
【0018】ブート選択回路104の出力であるフラッ
シュメモリ102を選択する信号FSEL1049,RAM103を選
択する信号RSEL1050は、スイッチ1041がオン時には
FSEL1049はアドレスデコーダ1040のメモリ選択信号
CS0,RSEL1050はメモリ選択信号CS1により発生
し、スイッチ1041がオフ時にはFSEL1049はアドレス
デコーダ1040のメモリ選択信号CS1,RSEL1050は
メモリ選択信号CS0により発生する。
【0019】つまり、スイッチ1041がオン時にはマ
イクロプロセッサ101はリセットスタート時にフラッ
シュメモリ102のプログラムを実行し、スイッチ10
41がオフ時にはリセットスタート時にRAM103のプログ
ラムを実行することになる。図4によりフラッシュメモ
リ102の書替え処理を説明する。このプログラムはRA
M103に格納される。RAM103への格納は上位コントローラ
7から行う。
【0020】図4において、2000でフラッシュメモ
リ102の消去を行う。2001で書込みデータをRAM1
03のデータエリアから読出す。なお、上位コントローラ
7はRAM103を2つのエリアに分割し、マイクロプロセッ
サ101がリセットスタート時に最初に実行するアドレ
スを含む空間には図2に示すフラッシュメモリ102書
込みプログラムを含まない領域にはフラッシュメモリ1
02に書込むデータを書込んでおく。2002でフラッ
シュメモリ102に書込みを行う。2003で書込み終
了かどうかを判定する。終了していない場合には、20
04でアドレスを更新し、2001の処理から繰り返
す。
【0021】なお、フラッシュメモリ102の書込み処
理の詳細については、半導体メーカのフラッシュメモリ
データシートに詳細に記載されているので本実施例の説
明では省略する。また、RAM103の容量が書替えを行うフ
ラッシュメモリ102の容量に比較して小さい場合に
は、フラッシュメモリ102に書込むデータを上位コン
トローラ7から分割して受け取って書込む事などが必要
となるが、それらは容易に行うことができるので説明を
省略する。また、マイクロプロセッサ101のリセット
スタート時には、レジスタなどの種々の初期設定が必要
になるが、それらは公知の処理であるので図2,図4で
は説明を省略した。
【0022】以上、説明したように本実施例によれば、
通常制御動作時に上位コントローラ7から指令などを授
受するRAM103を使用してフラッシュメモリ102を書替
えることが可能となるため、フラッシュメモリ102を
書替えプログラムを格納するためのROMが不要とな
り、インバータ制御装置1を小型化,低価格にできる効
果がある。
【0023】
【発明の効果】フラッシュメモリ書込みプログラムを格
納するROMを必要としないディジタル制御装置を実現
でき、ディジタル制御装置の小型化,低価格が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるインバータ制御装置の構
成図である。
【図2】本発明の実施例の制御プログラムを説明するフ
ローチャートである。
【図3】本発明のブート選択回路の構成図である。
【図4】本発明のフラッシュメモリ書替え処理のフロー
チャートである。
【符号の説明】
1…インバータ制御装置、2…電源、3…インバータ、
4…モータ、5…速度検出器、6…電流検出器、7…上
位コントローラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】すくなくとも、マイクロプロセッサ,フラ
    ッシュメモリとRAMとを備えて構成されるディジタル
    制御装置において、マイクロプロセッサがリセットスタ
    ート時にフラッシュメモリのプログラム、またはRAM
    のプログラムのいずれとするかを設定するブート選択手
    段、ディジタル制御装置のマイクロプロセッサによらず
    RAMに書込みを行うRAM書込み手段とを備え、前記
    ブート選択手段がRAMのプログラムを選択している場合
    には、前記RAM書込み手段により前記RAMに前記フ
    ラッシュメモリへの書込み動作を行うプログラムを格納
    して、前記マイクロプロセッサにより前記フラッシュメ
    モリに書込みを行うことを特徴とするディジタル装置。
JP30681497A 1997-11-10 1997-11-10 ディジタル制御装置 Pending JPH11143702A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30681497A JPH11143702A (ja) 1997-11-10 1997-11-10 ディジタル制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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Publication Number Publication Date
JPH11143702A true JPH11143702A (ja) 1999-05-28

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ID=17961594

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JP30681497A Pending JPH11143702A (ja) 1997-11-10 1997-11-10 ディジタル制御装置

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JP (1) JPH11143702A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8042104B2 (en) 2004-10-12 2011-10-18 Denso Corporation Method and system for sending a rewrite control program to a control unit

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8042104B2 (en) 2004-10-12 2011-10-18 Denso Corporation Method and system for sending a rewrite control program to a control unit

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