JPH11129206A - 木材穴明け装置およびその方法 - Google Patents

木材穴明け装置およびその方法

Info

Publication number
JPH11129206A
JPH11129206A JP29986497A JP29986497A JPH11129206A JP H11129206 A JPH11129206 A JP H11129206A JP 29986497 A JP29986497 A JP 29986497A JP 29986497 A JP29986497 A JP 29986497A JP H11129206 A JPH11129206 A JP H11129206A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drilling
wood
head
blade
primary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29986497A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Matsue
敏行 松江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marunaka Tekkosho Inc
Original Assignee
Marunaka Tekkosho Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Marunaka Tekkosho Inc filed Critical Marunaka Tekkosho Inc
Priority to JP29986497A priority Critical patent/JPH11129206A/ja
Publication of JPH11129206A publication Critical patent/JPH11129206A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】複数位置の穴明けと複数種類の穴明けとが一連
の加工動作および一連の工程によって行なうことができ
て、加工効率を大幅に向上させることができる木材穴明
け装置およびその方法を提供する。 【解決手段】機体1へX,Y,Z軸方向に対して任意に
移動制御されるヘッド3を設けて、該ヘッド3へ木材b
に対して進退手段18により個別に進退する繰出部材4
を縦方向または横方向に複数並設し、これら繰出部材4
の前端部へそれぞれ穴明け刃物体5を取り付けると共
に、繰出部材4へそれぞれ回転手段6を接続させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、木造建築物に使用する
構造材等の木材に所定に穴明け加工を施す木材穴明け装
置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、木造建築物に使用する構造材にお
いて、例えば、梁と桁とを連結して所定の骨組みする際
に、その突き合わせ部は連結金具を用いて接合すること
が一般的となってきたもので、図11(b)に示すよう
な前記構造材60には、この連結金具に対応する多数の
ボルト穴61,62が工場において穴明け機63により
事前に明けられる。
【0003】この穴明け機63は、構造材60のボルト
穴61,62に対応する配列となるように、例えば、図
11(a)に示すような装置が用いられているもので、
機体64へ昇降自在に取り付けたベース65へ穴明けド
リル66と座掘りカッタ67とを一対取り付けた穴明け
部材68と、穴明けドリル66のみを取り付けた穴明け
部材69とを一連的に昇降移動できるように設けられて
いる。
【0004】また、穴明け部材68および69はそれぞ
れ構造材60に対して進退できるように取り付けられて
いる。
【0005】したがって、図11(b)に示すような、
構造材60への穴明け加工には、まず、穴明け部材68
が構造材60に対して前進し、ボルト穴61と座掘り6
2を加工して、該穴明け部材68がベース65における
待機位置へ復帰する。
【0006】そして、ベース65を昇降移動して穴明け
部材69の穴明けドリル66を構造材60の穴明け位置
に位置決めし(あらかじめベース65へ位置決めして取
り付けてある場合もある。)、該穴明け部材69を構造
材60に対して繰り出してボルト穴61のみの加工を行
なう。
【0007】しかしながら、この穴明け機63では、三
か所のボルト穴61と二か所の座掘り62との加工が、
複数の工程にわたって、しかも、ベース65を昇降させ
て行なわれるため、穴明け加工におけるタクト時間が延
長されて、大量に処理されるプレカット工場においては
加工効率を大幅に低下させると共に、ライン上において
他の機械における他の処理にも遅滞させる悪影響を生ず
ることもある。
【0008】また、金具に対する多数のボルト穴のピッ
チは一定であるため、そのピッチに対応させるために
は、それぞれの穴明け部材が個別に回転駆動され個別に
進退させる必要があるので、機械全体が大型化してコス
トアップとなるばかりか、重量が増加して昇降運動する
ベースの応動性が低下し、その分加工時間が掛かる。
【0009】更に、多数のボルト穴のピッチによって
は、前記したように個別に作動させるためのモータ等の
設置においてそのスペースが取れず、一度に多数の穴を
明けることができない。等の様々な問題点を有するもの
であった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、機体へX,
Y,Z軸方向に対して任意に移動制御されるヘッドを設
けて、該ヘッドへ木材に対して進退手段により個別に進
退する繰出部材を縦方向または横方向に複数並設し、こ
れら繰出部材の前端部へそれぞれ穴明け刃物体を取り付
けると共に、繰出部材へそれぞれ回転手段を接続させる
ことにより、複数位置の穴明けと複数種類の穴明けとが
一連の加工動作および一連の工程によって行なうことが
できて、加工効率を大幅に向上させることができる木材
穴明け装置およびその方法を提供することを目的として
いる。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ための本発明の手段は、機体と、この機体の適所に設け
て木材を所定位置に固定するバイスと、前記機体に設け
てX,Y,Z軸方向に対して任意に移動制御されるヘッ
ドと、該ヘッドへ縦方向または横方向に複数並設して、
前記バイスに固定された木材に対して進退手段により個
別に進退する繰出部材と、これら繰出部材の前端部へそ
れぞれ取り付けた穴明け刃物体と、前記繰出部材へそれ
ぞれ接続させた回転手段と、を備えさせた木材穴明け装
置の構成にある。
【0012】そして、木材に対して複数箇所の穴を穿設
する木材穴明け加工にあって、前記木材加工面に対して
進退するヘッドに多数並設した穴明け刃物体のうち、複
数位置への穴明け加工を施す穴明け刃物体のみを前記ヘ
ッドから繰り出して突出させ、これら穴明け刃物体を前
記木材加工面へ一度に切り込ませて複数の穴明け加工す
る木材穴明け方法にある。
【0013】また、木材に対して複数箇所の穴の穿設を
行なう一次加工と、この同一穴明け箇所への異なる穴明
け加工を前記複数の穴明け箇所に対して行なう二次加工
とからなる木材穴明け加工にあって、前記複数の穴明け
刃物体はヘッドに対してそれぞれ個別に進退自在に設
け、かつ、前記穴明け刃物体は同一穴明け軸線上に少な
くとも一次および二次よりなる複数種の刃物を取り付け
てあり、前記木材加工面に対して進退するヘッドに多数
並設した穴明け刃物体のうち、複数位置への穴明け加工
を施す穴明け刃物体のみを前記ヘッドから繰り出して突
出させ、前記ヘッドの移動によりこれら穴明け刃物体の
一次刃物を前記木材加工面へ一度に切り込ませて複数の
一次穴明け加工をし、この状態から前記穴明け刃物体の
うち前記二次加工をしない穴明け刃物体のみを後退させ
て、前記穴明け刃物体の二次刃物により二次加工する木
材穴明け方法にある。
【0014】
【実施例】次に、本発明に関する木材穴明け装置および
その方法の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0015】図1〜図3においてAは、木材穴明け方法
に採用される木材穴明け装置であって、木造建築物に使
用する構造材、例えば、梁や桁等の木材bに対して多数
箇所に対する配列の横孔c,dを穿設するもので、後記
する穴明け刃物体5の配列形態を設定することにより、
図4(a)に示すように縦配列か、図4(b)に示すよ
うに横配列か、図4(c)に示すように千鳥状配列かの
穴明け加工が可能となる。
【0016】そして、その構成は、機体1と、バイス2
と、ヘッド3と、繰出部材4と、穴明け刃物体5と、回
転手段6とにより基本的になる。
【0017】前記したバイス2は、機体1の適所、例え
ば、木材bの移送路sにおいてその略中央部に設けて、
木材bの長さ方向において該木材bを所定位置に固定す
るもので、多数のローラ等からなる移送手段7により供
給された木材bを、図2および図3に示すように、機体
1の適所に設けた出没自在のストッパ8に木材bの前縁
が当接したとき、該木材bの移動が規制されて固定され
木材bの基準位置が設定される。
【0018】なお、バイス2により木材bを把持したと
き、該木材bの上方に対設させた流体シリンダ等の押え
手段9が作動して、木材bを移送手段7面へ向かって押
圧するもので、バイス2作動と相俟って木材bの妄動を
防止するものであり、ロッドの繰出量を検出することで
木材bの高さ寸法を測定することができる。
【0019】前記したヘッド3は、機体1における移送
路sを挟んでその両側に一対を設けて、X,Y,Z軸方
向(前後左右および上下方向)に対して制御手段(図示
せず)へ、あらかじめ入力したプログラムに沿って任意
に移動制御される。
【0020】すなわち、移送路sに平行する横ガイド1
0へ、サーボモータと螺軸等からなる横移動手段11に
より移動自在となる移動体12を係合して、この移動体
12上に設けた前後ガイド13へ、サーボモータと螺軸
等からなる前後移動手段14により前後移動自在となる
保持体12を係合してある。
【0021】そして、この保持体12の一側部に設けた
縦ガイド15へ、サーボモータと螺軸等からなる縦移動
手段16により昇降自在となる昇降体17を係合して、
この昇降体17へ前記したヘッド3を固着してある。
【0022】したがって、これら横移動手段11および
前後移動手段14,縦移動手段16を適宜操作すること
で、制御手段に入力した所定座標値に位置付けられる。
【0023】前記した繰出部材4は、ヘッド3へ縦方向
または横方向に複数並設して、バイス2に固定された木
材bに対して進退手段18により個別に進退するもの
で、図1および図2,図5に示す場合は、縦ガイド15
と平行するようにその軸線を一直線上に揃えてあって、
図4(a)に示すような穴明け加工が施されるもので、
図6(a)に示す場合は、縦ガイド15と直交する(横
ガイド10と平行する)ようにその軸線を一直線上に揃
えてあって、図4(b)に示すような穴明け加工が施さ
れるもので、更に、図6(b)に示す場合は、複数並設
されたうちの一箇所または複数箇所において千鳥状に配
設されてあって、図4(c)に示すような穴明け加工が
施される。
【0024】そして、この繰出部材4は、ヘッド3へニ
ードルベアリング等の軸受19により、回転かつ摺動自
在に支承されているもので、この後端部を流体シリンダ
等の進退手段18を連係させてあって、所定ストローク
が進退されるものであり、他の手段としては、スプライ
ン式等も挙げられるものであって、繰出部材4の進退と
回転運動が与えられる機構であれば任意のものが選定し
得る。
【0025】また、この繰出部材4は、回転手段6によ
り所定速度により回転駆動されるもので、図5および図
7に示すように、ヘッド3に取り付けた回転手段6にお
けるモータ20の出力軸21へ、ヘッド3内に設けたギ
ア22,23,24,25,26からなる歯車群27を
接続して、一基のモータ20により複数個(本実施例に
あっては6個)の繰出部材4を一括回転駆動できるよう
にしてある。
【0026】これにより、複数個の繰出部材4の取り付
けピッチを可及的に狭く形成することができて、多数個
の穴明けにあって、その穴ピッチに前記取り付けピッチ
を合わせることができ、したがって、多数個の同時穴明
けが可能となる。
【0027】前記した穴明け刃物体5は、繰出部材4の
それぞれの前端部へそれぞれ取り付けてあって、繰出部
材4が回転されることで切削が行なえる。
【0028】この穴明け刃物体5は、図8に示すよう
に、複数個(本実施例にあっては6個)の繰出部材4に
対して、同一または異種の刃物が木材加工に応じて選択
的に取り付けられているもので、大径から小径までの穴
明けドリル5aや座掘りカッタ5b等の穴明け加工に必
要な刃物が適宜選定使用される。
【0029】なお、この穴明け刃物体5では、図4
(a)に示すように、木材bに対して複数箇所の穴cの
穿設を行なう一次加工と、この同一穴明け箇所への異な
る穴明けd加工を前記複数の穴明け箇所に対して行なう
二次加工とが行なわれるもので、図8に示すように、そ
のうちに幾本かは、同一穴明け軸線上に少なくとも一次
および二次よりなる複数種の刃物、すなわち、穴明けド
リル5aと、この穴明けドリル5aより大径となる座掘
りカッタ5bを穴明けドリル5aの元部に取り付けてあ
る。
【0030】この穴明け刃物体5にあって、穴明けドリ
ル5aと座掘りカッタ5bとを繰出部材5の同心状(同
一軸線上)に設け、しかも、この組み合わせのものを多
数組みヘッド3に設けることで、木材bに対する任意の
パターンの穴明けに対応することができる(例えば、図
10参照)。
【0031】また、ヘッド3が移送路sを挟んでその両
側に配されているもので、これにより、一対の穴明け刃
物体5によって木材bの両側から穴明け加工ができる。
【0032】前述のように構成される本発明実施例の木
材穴明け装置Aおよびその方法は、以下に述べる作用を
奏する。
【0033】まず、梁や桁等に使用される木材bを移送
手段7により、図2および図3において矢印に示す方向
から移送路sへ供給すると、機体1に設けたストッパ8
にその前端縁が当たって移動が規制され位置決めがなさ
れるもので、バイス2により該木材bを固定する。
【0034】次に、例えば、図4(a)に示すような加
工例の場合は、あらかじめ制御手段に入力したプログラ
ムに沿って、ヘッド3が横移動手段11および前後移動
手段14,縦移動手段16により所定位置に移動し、そ
れぞれの繰出部材4に取り付けた複数組の穴明け刃物体
5、すなわち、その一次刃物である穴明けドリル5aと
二次刃物である座掘りカッタ5bとが木材bの側面穴明
け位置に対応する。
【0035】このとき、使用するそれぞれの穴明け刃物
体5は、図9(a)に示すように、進退手段18により
繰出部材4の繰り出しによってヘッド3から所定量が突
出している。
【0036】そして、前後移動手段14によってヘッド
3が木材b面へ向かって移動し、これら穴明け刃物体5
の一次刃物である穴明けドリル5aの三本が、図9
(b)に示すように、一度に木材bの加工面へ切り込ん
で一次穴明け加工cを行なう。
【0037】次に、この状態から穴明け刃物体5のうち
二次加工(座掘りd)をしない穴明け刃物体5のみ(図
9において上から3番目のもの)を、ヘッド3の縦方向
(Z軸方向)への移動を全く行なわない状態で、進退手
段18により、図9(c)に示すように、後退させる。
【0038】すなわち、この木材bには、図4(a)に
示すように、上下方向に明けられる三つの穴cのうち、
上二つに同心状の座掘りdを施し、最下部の穴cにはこ
の座掘りdを施さないもので、図9(a)に示す状態で
一連的に座掘りd加工を進めると、この最下部の穴cに
座掘りdが形成されてしまうことを防止するものであ
る。
【0039】この二次加工(座掘りd)をしない穴明け
刃物体5のみを後退させる動作は、ヘッド3の前進中
(穴明けドリル5aによる穴明け加工中)であっても行
なうことができるためタクト時間の短縮となる。
【0040】このようにして、所定の穴明け刃物体5の
位置設定をした後、図9(c)に示すように、該穴明け
刃物体5における二次刃物である座掘りカッタ5bによ
り二次加工する座掘りdを行なうと、図4(a)に示す
ような、木材bに対してドリル穴cと座掘りdとが加工
される。
【0041】このドリル穴cと座掘りdとの加工パター
ンは、任意に設定し得るもので、図4(a)および図1
0(a)に示す例以外にも、例えば、図10(b),
(c)に示すパターンが例示的に挙げられるものであっ
て、ヘッド3へ複数組み設けられた穴明け刃物体5の組
み合わせにより希望する加工が得られる。
【0042】
【発明の効果】前述のように構成される本発明は、複数
箇所の横穴とこの穴と同心状の異種穴で複数箇所の加工
が、一サイクルの工程で行なうことができるため、穴明
け加工におけるタクト時間が大幅に短縮されて、大量に
処理されるプレカット工場においては加工効率を増大さ
せることができると共に、そのライン上においては高速
稼働する他の機械における他の処理に追従させることが
できる。
【0043】また、複数の穴明け刃物体を取り付けた複
数の繰出部材が進退手段により個々で、任意に進退する
ので、従来の回転機構を有する刃物体個々に進退機構を
備えた手段と比較して、機械全体が小型化させることが
できてコストダウンが計れ、しかも、ヘッド全体の重量
を軽量に製作できるのでヘッドの昇降運動等の応動性が
向上し、一層加工時間の短縮となる。
【0044】更に、木材に多数穿設する横穴のピッチが
狭いものの加工であっても、前記したように繰出部材が
進退手段により個々で、任意に進退することで、その取
付スペースが十分に取れて、穴明け刃物体を加工する木
材パターンに合わせて並設させることができるため、一
度の多数の穴を明けることができる。等の格別の効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関する木材穴明け方法を採用した木材
穴明け装置を概略的に示す要部の正面図である。
【図2】図1における装置の概略的な側面図である。
【図3】図1における平面図である。
【図4】図1における方法によって加工される木材の加
工例を示す斜視図である。
【図5】図1における装置のヘッド部を示す説明図であ
る。
【図6】図5における装置の他の実施例を示す説明図で
ある。
【図7】図5におけるヘッド部の回転手段部の要部を断
面した平面図である。
【図8】図5におけるヘッド部に設けた穴明け刃物体を
示す要部の正面図である。
【図9】図1における装置および方法の作動状態を示す
説明図である。
【図10】図1における装置および方法の木材の加工例
を示す説明図である。
【図11】従来例を示すもので、(a)は穴明け装置を
概略的に示す正面図を、(b)はこの装置によって加工
される構造材の斜視図をそれぞれ示す。
【符号の説明】
b 木材 c 一次穴明け d 二次穴明け 1 機体 2 バイス 3 ヘッド 4 繰出部材 5 穴明け刃物体 5a 一次刃物 5b 二次刃物 6 回転手段 18 進退手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体と、この機体の適所に設けて木材を
    所定位置に固定するバイスと、前記機体に設けてX,
    Y,Z軸方向に対して任意に移動制御されるヘッドと、
    該ヘッドへ縦方向または横方向に複数並設して、前記バ
    イスに固定された木材に対して進退手段により個別に進
    退する繰出部材と、これら繰出部材の前端部へそれぞれ
    取り付けた穴明け刃物体と、前記繰出部材へそれぞれ接
    続させた回転手段とを備えさせたことを特徴とする木材
    穴明け装置。
  2. 【請求項2】 木材に対して複数箇所の穴を穿設する木
    材穴明け加工にあって、 前記木材加工面に対して進退するヘッドに多数並設した
    穴明け刃物体のうち、複数位置への穴明け加工を施す穴
    明け刃物体のみを前記ヘッドから繰り出して突出させ、
    これら穴明け刃物体を前記木材加工面へ一度に切り込ま
    せて複数の穴明け加工することを特徴とする木材穴明け
    方法。
  3. 【請求項3】 木材に対して複数箇所の穴の穿設を行な
    う一次加工と、この同一穴明け箇所への異なる穴明け加
    工を前記複数の穴明け箇所に対して行なう二次加工とか
    らなる木材穴明け加工にあって、前記複数の穴明け刃物
    体はヘッドに対してそれぞれ個別に進退自在に設け、か
    つ、前記穴明け刃物体は同一穴明け軸線上に少なくとも
    一次および二次よりなる複数種の刃物を取り付けてあ
    り、 前記木材加工面に対して進退するヘッドに多数並設した
    穴明け刃物体のうち、複数位置への穴明け加工を施す穴
    明け刃物体のみを前記ヘッドから繰り出して突出させ、
    前記ヘッドの移動によりこれら穴明け刃物体の一次刃物
    を前記木材加工面へ一度に切り込ませて複数の一次穴明
    け加工をし、この状態から前記穴明け刃物体のうち前記
    二次加工をしない穴明け刃物体のみを後退させて、前記
    穴明け刃物体の二次刃物により二次加工することを特徴
    とする木材穴明け方法。
JP29986497A 1997-10-31 1997-10-31 木材穴明け装置およびその方法 Pending JPH11129206A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29986497A JPH11129206A (ja) 1997-10-31 1997-10-31 木材穴明け装置およびその方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29986497A JPH11129206A (ja) 1997-10-31 1997-10-31 木材穴明け装置およびその方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11129206A true JPH11129206A (ja) 1999-05-18

Family

ID=17877885

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29986497A Pending JPH11129206A (ja) 1997-10-31 1997-10-31 木材穴明け装置およびその方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11129206A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20100031487A1 (en) Secondary positioning device for workpiece machining
US8714891B2 (en) Apparatus for making variable diameter holes in metal plates
US7448304B2 (en) Lathe
JPH1080904A (ja) 建築構造材の穴あけ加工装置
US7625158B2 (en) Clamping assembly
US2267336A (en) Method and apparatus for fabrication of sheet metal covering parts
JPH11129206A (ja) 木材穴明け装置およびその方法
JPH11114904A (ja) 木材横孔明け装置および木材横孔明け方法
JP3009780B2 (ja) ガンドリルマシン
JP3978223B1 (ja) 両端加工機のローダ装置、アンローダ装置およびそのワーク投入方法、ワーク排出方法
JPH09254101A (ja) 木工用孔明け加工装置
DE102020002815B3 (de) Bearbeitungsroboter zur spanenden Bearbeitung
JP4339084B2 (ja) 柱材プレカット加工機
JPH01205907A (ja) ボール盤のドリル送り,戻しの数値制御方法
CN108858516B (zh) 一种实木门数控铣型机
JPH0155964B2 (ja)
CN221434992U (zh) 一种钻孔定位装置
JP2005178172A (ja) 木材プレカット加工機
CN114043553B (zh) 一种用于电路板生产的自动收放板***及其方法
CN217433108U (zh) 一种扭力梁纵臂主定位孔的钻孔机构
JP2001018105A (ja) ドリル加工装置の運転方法および運転装置
JPH04267101A (ja) 木材接合部のほぞ加工装置
JP3167953B2 (ja) プレカット木材の製造装置
CN204396982U (zh) 一种钻孔工装
JP3361852B2 (ja) パネル穴あけ加工装置