JPH11125645A - 垂直針型プローブカードおよびその製造方法 - Google Patents

垂直針型プローブカードおよびその製造方法

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JPH11125645A
JPH11125645A JP9288355A JP28835597A JPH11125645A JP H11125645 A JPH11125645 A JP H11125645A JP 9288355 A JP9288355 A JP 9288355A JP 28835597 A JP28835597 A JP 28835597A JP H11125645 A JPH11125645 A JP H11125645A
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probe
needle
guide plate
vertical
probe card
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JP9288355A
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Masaharu Mizuta
正治 水田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プローブ針の高さ方向のばらつきがある程度
大きくても、必要な針圧が得られるように改良された垂
直針型プローブカードを提供することを主要な目的とす
る。 【解決手段】 プローブ針4の上方部分4aが上側ガイ
ド板5により支持されている。プローブ針4の下方部分
4cは、下側ガイド板6によって支持されている。プロ
ーブ針4の上方部分4aは、L字型に折曲げられてい
る。上側ガイド板5の上にプリント配線基板7が設けら
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般に、垂直針
型プローブカードに関するものであり、より特定的に
は、安価に作ることができ、テスト時間の短縮が図れる
ように改良された垂直針型プローブカードに関する。こ
の発明は、そのような垂直針型プローブカードの製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、IC、LSIなどを製造する工
程において、1枚の基板上に多数個のウエハチップを製
造した後、これらをチップごとに切断する前に、個々の
チップが良品であるか、不良品であるかをテストする、
ウエハテスト工程がある。このようなウエハテストは、
通常、プローバーと呼ばれる装置にプローブカードを接
続し、プローブカードのプローブ針を半導体チップの所
定の電極(パッド)上に接触させた状態で行なわれる。
プローブ針を半導体チップに接触させた後、さらにプロ
ーブ針とパッド間に一定の圧力(針圧と呼ぶ)を加える
(この動作をオーバドライブと呼ぶ)。オーバドライブ
により、プローブ針がパッド表面を滑りながら移動し、
パッド表面の酸化アルミニウムが除去される。こうし
て、酸化アルミニウムの下のアルミニウムと、プローブ
針が、電気的に接続される。
【0003】図20は、実開昭57−146340号公
報に開示されている、従来のカンチレバー型(片持ち
型)プローブ針を用いたプローブカードの断面図であ
る。プローブカードは、1枚のプリント配線板1(以
下、基板という)を備える。基板1の中央部に開口部2
が設けられている。開口部内の所定の位置に、先端が合
致するように、基板1の下面に多数のプローブ針3が放
射状に設けられている。プローブ針3の根元と、プリン
ト配線板1の端部に設けられたコネクタ接続用接触部
(図示せず)とは、プリント配線またはワイヤで接続さ
れている。
【0004】図21は、カンチレバー型のプローブ針の
変位と力(F)との関係を示す。本明細書で、プローブ
針の変位とは、図22を参照して、プローブ針3の先端
の、基板1の表面からの高さをいう。本明細書で力
(F)とは、オーバドライブ時に、プローブ針3に、高
さ方向に加えられる針圧(F)をいう。
【0005】図21を参照して、プローブ針の変位と力
とは直線関係にある。一般的には、約100μmのオー
バドライブでは、数グラム(たとえば、7g)程度の針
圧がプローブ針3にかかる。これによって、パッドとプ
ローブ針3とが電気的に接続し、ウエハのテストが行な
われる。
【0006】プローブ針3とパッドとの位置関係は、
縦、横、高さの各方向において重要であり、それぞれ、
約±10μmの精度が必要である。これから開発される
高密度ICでは、さらに、精度が厳しく要求される。現
在、プローブ針とパッドとの位置関係の調整は、手作業
で行なっている。この場合、プローブ針の高さ(プロー
ブ針の先端の、基板の下面からの距離)の調整が困難で
ある。
【0007】さらに、メモリICをテストする場合に
は、一般的に、ウエハ上の複数のメモリICチップを同
時に並行してテストする同測テストと呼ばれる方法が用
いられる。同測テスト時、プローブ針がコンタクトする
パッドは、だいたい、2×8の合計16個の場合が多
い。すなわち、図20を参照して、カンチレバー型のプ
ローブ針の一方の列が1列×8個のICにコンタクト
し、もう片方のプローブ針の他方の列が1列×8個のI
Cにコンタクトし、両側のプローブ針で、2×8個のメ
モリICチップの同測テストが行なわれる。
【0008】さて、ここで、20回、2×8同測テスト
を行なうと、1枚のウエハの上のすべてのICチップの
テストが終了するような、そのようなICチップの数、
配置を有する1枚のウエハがあると、仮定する。このと
き4×4同測や、4×8同測をしたときには、各々、そ
の回数は、2×8同測の場合と比較すると、次のように
減少する。
【0009】 2×8同測の場合、20回/1枚のウエハ 4×4同測の場合、15回/1枚のウエハ(−25%) 4×8同測の場合、10回/1枚のウエハ(−50%) 4×8=32個のように、同測数が多いほど、テスト回
数が少なくなる。また、同測数が同じでも2×8より
も、4×4の方がテスト回数が少ない。これは、1枚の
ウエハ上の、複数のメモリICチップの配置を考慮する
と理解される。
【0010】テスト回数が少ないことは、ウエハ1枚あ
たりのテスト時間が短いことと同一である。上のデータ
は、プローブカードの構成の変更のみで、−25%、−
50%のテスト時間の削減が可能であることを示してい
る。
【0011】テスト時間が削減されると、テスト工程の
時間が短縮され、結果的に納期の短縮が可能となる。ま
た、同じテスターの台数で+25%や+50%増の生産
を可能にすることになり、プローブカードの同測数のア
ップが、ウエハテスト部門のプローブカード関係者にと
って大きな課題である。
【0012】上記の16個の同測ができる2×8構成
と、4×4構成は、いずれも、テスター側の変更が不要
なものである。したがって、テスト時間が短い4×4構
成が、現在までに、実用化されていてよいはずである
が、図23に示すようなカンチレバー型プローブ針を、
両側で2段に重ねる立体的な4×4構成は、実用化され
ていないのが現実である。なぜなら、このような4×4
構成を、製作することは可能であるが、テスト終了後
の、毎度の縦・横・高さの位置調整、修理等のメンテナ
ンスが非常に複雑で、困難なためであり、ひいては針あ
たりのコストが数倍も高くなるためである。
【0013】たとえば、プローブ針の精密さを数値で示
せば、その調整作業の困難なことが理解できる。プロー
ブ針の構成は次のようになっている。
【0014】 プローブ針の先端の径:約30μmφ プローブ針のピッチ:約100μm プローブ針の本数:約300本/1列 プローブ針の位置精度:約±10μm すなわち、4×4同測の場合、1列は約300本からな
っている。図23を参照して、プローブ針の長い内側の
2列について考えてみる。この場合、常にそれらのプロ
ーブ針の先端の位置精度が、約±10μmになるよう
に、プローブ針の横・縦・高さの調整をすることは非常
に困難である。そのため、外側の2列のみで構成された
プローブカードを用い、2×8同測する方法が実用化さ
れているのが現状である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近、
特に、DRAMメモリICにおいて、16Mから64
M、そして256Mへ飛躍的に集積度が向上しており、
テスト時間が長くなっている。これがICの生産ライン
のボトムネックとなっている。それゆえに、テスト時間
の短縮は大きな課題となっている。
【0016】テスト時間の削減に効果的な、4×4,4
×8,n(4以上)×m等のプローブカードの構成は、
垂直針と呼ばれるプローブ針を用いるプローブカード
(以下、垂直針型プローブカードと呼ぶ)によって、実
用化の検討がなされている。
【0017】図24は、日経マイクロデバイス1996
年9月号第104頁に記載されている、従来の垂直針型
プローブカードの断面図である。図24を参照して、ガ
イド板6に開けた孔を通って、垂直方向にピン4が立っ
ている。ピン先の配列は自由にできる。下からウエハを
垂直上方向へ移動させてピン4に接触させる。ピン4に
は、ばねの機能を持たせているので、引っ込みながらピ
ン先に荷重がかかる。従来の垂直針型プローブカードに
ついての記載は、このような程度のもので、その構造、
製造方法等に関しては、不明な点が多い。
【0018】それゆえに、この発明の目的は、4×4,
4×8、n(4以上)×m等の構成を行ないやすい垂直
針型プローブカードを提供することである。
【0019】この発明の他の目的は、容易に、安く製造
することができるように改良された垂直針型プローブカ
ードを提供することである。
【0020】この発明のさらに他の目的は、テスト時間
の短縮を図ることができるように改良された垂直針型プ
ローブカードを提供することである。
【0021】この発明のさらに他の目的は、テスト費用
の削減を可能とすることができるように改良された垂直
針型プローブカードを提供することである。
【0022】この発明の他の目的は、ユーザに安いIC
を提供することができる、垂直針型プローブカードを提
供することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る垂直針型
プローブカードは、プローブ針の下方部分をICのパッ
ドに垂直にコンタクトさせ、ICからの電気的信号をテ
スターに伝達させるものである。当該垂直針型プローブ
カードは、上方部分と上記下方部分と、これらを結ぶ中
間部分とを含むプローブ針を備える。プローブ針の上記
上方部分は、垂直部分と水平部分を有するようにL字型
に折曲げられている。当該垂直針型プローブカードは、
上記プローブ針に上記上方部分を貫通させて、該上方部
分を支持する上側ガイド板を備える。上記上側ガイド板
の下に、上記プローブ針の上記下方部分を貫通させて、
該下方部分を支持する下側ガイド板が設けられている。
上記上側ガイド板の上に、プリント配線基板が設けられ
ている。
【0024】請求項2に係るプローブ針によれば、上記
プローブ針の上記中間部分は、上記上方部分および上記
下方部分よりも細くされている。
【0025】請求項3に係る垂直針型プローブカードに
よれば、上記プローブ針の上記中間部分の断面形状は長
方形である。
【0026】請求項4に係る垂直針型プローブカードに
よれば、上記プローブ針は、板状の部材を折曲げてな
る。
【0027】請求項5に係る垂直針型プローブカードに
よれば、上記上側ガイド板には、上記プローブ針の上記
上方部分を貫通させる孔と、その表面に上記孔と繋がる
ように設けられ、上記プローブ針の上記水平部分が嵌ま
り込み、これを固定するための溝が設けられている。
【0028】請求項6に係る垂直針型プローブカードに
よれば、上記上側ガイド板と上記下側ガイド板とは、上
記プローブ針の上記中間部分を露出させるように一定の
距離離されている。上記第1のガイド板と上記第2のガ
イド板は、上記プローブ針の上記中間部分が湾曲するよ
うに、水平方向にずらされている。
【0029】請求項7に係る垂直針型プローブカードに
よれば、上記プリント基板には上下に貫通する孔が設け
られている。ワイヤの一端が上記孔を通って上記プロー
ブ針の上記水平部分に電気的に接続され、上記ワイヤの
他端は上記プリント基板上に設けられたパターンランド
に接続されている。
【0030】請求項8に係るプローブカードによれば、
上記プリント配線基板の上には、上記パターンランドを
通って、上記ICの電気信号を、テスターに向けて引出
すための、フラットケーブル、多層フラットケーブル、
同軸ケーブルまたはマルチワイヤが設けられている。
【0031】請求項9に係る垂直針型プローブカードに
よれば、上記上側および下側ガイド板の材質は、ウエハ
テストするICチップが形成されているウエハと同じ材
質にされている。
【0032】請求項10に係る垂直針型プローブカード
によれば、上記上側および下側ガイド板を、加工性のよ
いマイカ系セラミックスで形成している。
【0033】請求項11に係る製造方法は、プローブ針
の下方部分をICのパッドに垂直にコンタクトさせ、I
Cからの電気信号をテスターに伝達させる垂直針型プロ
ーブカードの製造方法に係る。まず、上方部と下方部
と、これらを繋ぐ中間部分を有し、その上方部が、垂直
部分と水平部分になるようにL字型に折曲げられたプロ
ーブ針を準備する。上記プローブ針を刺し通す第1の貫
通孔を有し、その表面に上記プローブ針の上記水平部分
が嵌まり込む溝が形成された上側ガイド板を準備する。
上記プローブ針を刺し通す第2の貫通孔を有する下側ガ
イド板を準備する。上記下側ガイド板の上に、上記第2
の貫通孔と上記第1の貫通孔が垂直方向に揃うように、
上記上側ガイド板を重ねる。上記プローブ針を、上記第
1および第2の貫通孔の中に、上記水平部分が上記溝の
中に嵌まり込むまで挿入する。上記上側ガイド板と上記
下側ガイド板を上記プローブ針の上記中間部分が露出す
るように引き離す。上記上側ガイド板と上記下側ガイド
板を水平方向にずらせ、それによって、上記プローブ針
の上記中間部分を湾曲させる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、4×4、4×8、n(4以
上)×m等の構成が行ないやすい、垂直針型プローブカ
ードであって、容易に安く製造することができる構造を
有する、垂直針型プローブカードおよびその製造方法
を、図について説明する。
【0035】実施の形態1 図1は、実施の形態1に係る垂直針型プローブカードの
断面図であり、図23に示す、4×4構成の、図中、右
半分の3列、4列目に相当する場所のプローブ針付近の
断面図である。
【0036】図1を参照して、プローブ針4は、上方部
分4aと下方部分4cと、これらを結ぶ中間部分4bと
を含む。プローブ針4の上方部分4aは、上側ガイド板
5を貫通している。上側ガイド板5は、後述するよう
に、プローブ針4の回転を防止し、プローブ針4を固定
する役割を果たす。プローブ針4の下方部分は、下側ガ
イド板6を貫通している。下側ガイド板6は、プローブ
針4の先端をパッドにコンタクトさせるために、プロー
ブ針4の位置決めをする役割を果たす。これらの2種類
の上側ガイド板5と下側ガイド板6は、ともにICチッ
プのウエハと同じシリコンの化合物で形成される。たと
えば、窒化ケイ素Si3 4 と、または微細孔の形成の
しやすいマイカ系のセラミックスで形成される。
【0037】上側ガイド板5の上にプリント基板7が設
けられている。プリント基板7は、複数のボンディング
ワイヤ8を通す孔または溝を有する。プリント基板7
は、後述するが、従来のプローブカードに用いられてい
るものと同様の機能を併せ持つ。ボンディングワイヤ8
は、プローブ針4とプリント基板7上に設けられたパタ
ーンとを電気的に接続する。プリント基板7の上に、フ
ラットケーブルまたは同軸ケーブル9が設けられてい
る。
【0038】フラットケーブルまたは同軸ケーブル9
は、後述するように、その一方は、プリント基板7の上
に設けられているパターンの端にはんだ付け等で接続さ
れ、その他方は、より広い場所に設けられている別のパ
ターンにはんだ付けされている。フラットケーブルまた
は同軸ケーブル9は、信号を伝達する働きを有する。プ
リント基板7、上側ガイド板5および下側ガイド板6
は、支持部材10でしっかり固定される。
【0039】プローブ針4は、ウエハ上のICのパッド
に押し当てられる。パッドに接触したプローブ針の先端
より得られた電気信号は、プローブ針4の本体、ボンデ
ィングワイヤ8およびフラットケーブル9を経て、テス
ターに伝達されて、ICのウエハテストが行なわれる。
【0040】実施の形態に係る垂直針型プローブカード
によれば、プローブ針が一般の垂直針と同様に小型であ
るため、プローブ針を、高密度に、格子状に配置するこ
とができ、ひいてはn×m構成を容易に達成することが
できる。また、プローブ針4の位置決めをする下側ガイ
ド板6を、ICチップのウエハと同じシリコンの化合物
で形成しているので、あらゆる温度環境で、位置合わせ
が正確になる。
【0041】実施の形態に係る垂直針型プローブカード
を構成する部品の機能およびその動作を、図を用いてさ
らに詳しく説明する。
【0042】図2は本実施の形態に係るプローブカード
の中の垂直針を説明するための図である。図2(1)を
参照してプローブ針4は、上方部分4aと下方部分4c
と、これらを結ぶ中間部分4bとを含む。プローブ針4
の上方部分4aは、ほぼ90°に折曲がり、ワイヤボン
ディングしやすいようにされた水平部分であるストッパ
部分4dを有する。中間部分4bは一定の長さを有して
おり、上方部分4aおよび下方部分4cよりも若干細め
にされている。
【0043】図2(2)を参照して、プローブ針4の下
方部4cに横方向から力が加わると、中間部分4bは、
図のように湾曲する。プローブ針4の真下からの力、す
なわち、コンタクト時の針圧(F)とプローブ針の垂直
方向の移動距離(変位)との関係は、図3に示すような
飽和曲線となる。したがって、図3のような特性が得ら
れることを考慮して、プローブカードとパッドとの距離
を適当に縮め、必要な針圧が得られるように、プローブ
針のばね特性を決めるのが好ましい。
【0044】プローブ針の材質としては、ベリリウム銅
等が好ましい。電解研磨または硝酸エッチング等で、プ
ローブ針の上部(約80μmφ)より、下部(約30μ
mφ)に向けて、テーパを付けて、徐々に細くして、先
端を形成する。
【0045】他の部分よりも細くされた中間部分4bの
断面形状は、丸形でも長方形でもよい。しかし、一定方
向に湾曲し、隣のプローブ針との接触を避けるために
は、長方形であるのが好ましい。
【0046】プローブ針の先端は、高導電性、耐摩耗
性、非凝着性等を得るために、金属めっきをするのが好
ましい。また、絶縁性を付与するために、中間部分4b
にテフロンコーティングを行なうのも好ましい。ストッ
パ部分4dは、ワイヤボンディングを行なうのに最適な
めっきを施す。
【0047】図4は、実施の形態に係る垂直針型プロー
ブカードに用いる上側ガイド板の断面図である。図5
は、上側ガイド板の平面図である。図5では、図面の作
成の便宜上、楕円で表されているが、実際は円の形状を
有する。上側ガイド板5は、プローブ針が貫通する孔5
a(約90μmφ)を有する。上側ガイド板5の表面に
は、孔5aに繋がり、プローブ針のストッパ部分4d
が、半ば埋まる溝5bが設けられている。溝5bは、プ
ローブ針の回転を防止し、ストッパ部分に正しくワイヤ
ボンディングするように、位置決め用として、精密加工
によって、形成される。上側ガイド板5は、シリコンの
化合物の材料で形成される板である。孔5aと溝5bの
数は、パッドの数およびプローブ針の数と同じにされ
る。孔5aと溝5bは、通常、超音波加工によって形成
される。
【0048】図6は、下側ガイド板の断面図であり、図
7はその平面図である。ここでも、下側ガイド板の平面
形状として楕円が描かれているが、実際は円の形状を有
する。これらの図を参照して、下側ガイド板6には、プ
ローブ針が貫通する孔(約40μmφ)6aが設けられ
ている。下側ガイド板6は、シリコンの化合物で形成さ
れる。孔6aの数は、パッドの数およびプローブ針の数
と同じにされる。孔6aは、通常、超音波加工によって
形成される。
【0049】実施の形態2 次に、実施の形態1に係る垂直針型プローブカードの製
造方法について説明する。
【0050】図8を参照して、上側ガイド板5と下側ガ
イド板6を、孔5aと孔6aの位置を合わせて重ねる。
上側ガイド板5と下側ガイド板6は、ともに、ICチッ
プのウエハと同じシリコンの化合物の材料で形成されて
いるため、あらゆる温度で、すべての孔のセンターの位
置合わせができる。
【0051】図8と図9を参照して、孔5aと孔6a
に、プローブ針4を差込み、このプローブ針4を、水平
部分であるストッパ部分4dが、上側ガイド板5の表面
に設けられた溝5bに嵌まり込むまで、挿入する。上側
ガイド板5と下側ガイド板6の材質は、ICチップのウ
エハと同じシリコンの化合物の材料で形成されているた
め、孔のセンターの位置合わせは、あらゆる温度環境
で、正確に行なえる。したがって、孔5aは、約100
μmの間隔で作られているが、プローブ針4が、隣の孔
に間違って入ることはなく、ひいては作業を迅速に進め
ることができる。プローブ針の挿入は、手作業でも可能
であるが、量産する場合には、ロボットによる作業が好
ましい。
【0052】図10を参照して、上側ガイド板5と下側
ガイド板6とを、これらを平行な状態を保ったまま引き
離し、プローブ針4の中間部分4bを露出させる。
【0053】図11を参照して、上側ガイド板5に対し
て、下側ガイド板6を、プローブ針のストッパ部分4d
が延びる方向と逆の方向にずらせ、これによって、プロ
ーブ針4の中間部分4bを湾曲させる。プローブ針4の
中間部分4bを湾曲させることによって、図3に示す特
性が得られ、ひいては、プローブ針4の高さ方向のばら
つきがある程度大きくても、必要な針圧が得られるプロ
ーブカードが得られる。このような一連の作業は、高精
度な組立装置によって容易に実現ができる。その後、図
示しないが、上側ガイド板の上にプリント基板を設け、
プリント基板、上側ガイド板および下側ガイド板を、支
持部材でしっかりと固定する。
【0054】図12は、実施の形態2に係る垂直針型プ
ローブカードに用いるプリント基板の断面図である。図
13は、プリント基板の平面図である。図13では、図
面の作成上の便宜から、平面形状が楕円で表されている
が、実際は円の形状を有する。
【0055】図12と図13を参照して、プリント基板
7には上下に貫通する孔7aが設けられている。孔7a
は、パッドの列と、若干ずれて形成されている。
【0056】図14は、上側ガイド板の上にプリント基
板7を重ねた状態を示している。図15は、図14にお
けるXV−XV線に沿う断面図である。これらの図を参
照して、プリント基板7は、プローブ針4のストッパ部
分4dが、孔7aの部分に現れるように、上側ガイド板
5の上に重ねられている。プリント基板7は、プローブ
針4の軸の真上部分を押さえるように、上側ガイド板5
の上に設けられている。
【0057】図16を参照して、プリント基板7の上に
は、プローブ針4と同数の、両端にランドを持つパター
ン11が設けられている。パターン11の一方のランド
11aと、プローブカードのストッパ部分4dがワイヤ
10で接続されている。
【0058】図17を参照して、パターン11の他方の
ランド11b(スルーホールに接続されている場合が多
い)には、フラットケーブル13等がはんだ付けされて
いる。
【0059】図18を参照して、フラットケーブル13
の他方端は、コンデンサ18、抵抗17、リレー等に接
続されている。プリント基板7には、このように、コン
デンサ18、抵抗17、リレー等の、波形を成形する手
段が多数設けられており、さらに、テスターに接続され
るポゴピン15が設けられている。
【0060】なお、図17を参照して、図中、隣り合う
パターン11の右のランド11bの間隔を広くし、作業
しやすいように、ランド11bの位置が、図のようにず
らされ、さらに、パターン11の長さも変えられてい
る。この長いパターン11と短いパターン11は、1列
の中で繰返され、真上からみると、その繰返しの様子
は、ちょうど鋸の歯の形状に似ている。
【0061】一般的に、n×m構成の場合、パッドの1
列の数(m)は約100本となるために、フラットケー
ブル13は、図19に示すように、多層構造を有する場
合が多い。図19は、フラットケーブル13を真上から
見た図である。n×m構成の場合、フラットケーブル1
3は、図17を参照して、列と列の間に1本ずつ入る。
図19を参照して、m個の、フラットケーブルの端子1
6(リード足であってもよい)が、パターン11の他方
のランド11bに接続される。このようにして、実施の
形態に係る垂直針型プローブカードが完成する。
【0062】なお、上記実施の形態では、図11を参照
して、下側ガイド板6をストッパ部分4dの延びる方向
と逆方向に移動させる場合について説明したが、この発
明はこれに限られるものでなく、ストッパ部分4dと延
びる方向と同じ方向でもよく、あるいは、その他の方向
でもよい。
【0063】また、上記実施の形態では、プローブ針の
中間部分の断面形状を長方形にした場合を例示したが、
この発明はこれに限られるものでなく、プローブ針全体
を板状のもので形成し、ある一定の方向以外に、湾曲し
ないように構成してもよい。
【0064】また、図1を参照して、ボンディングワイ
ヤ9が露出している場合を例示したが、プリント基板7
の上に樹脂モールドを形成し、隣接するワイヤが互いに
接触することを防止したり、ワイヤが防蝕するのを防止
するのが好ましい。
【0065】
【発明の効果】以上説明したとおり請求項1に係る垂直
針型プローブカードによれば、プローブ針の上方部分
が、垂直部分と水平部分を有するようにL字型に折曲げ
られているので、垂直針を、動かないように固定するこ
とができる。その結果、信頼性よく、ウエハのテストが
行なわれるという効果を奏する。
【0066】請求項2に係る垂直針型プローブカードに
よれば、プローブ針の中間部分が、上方部分および下方
部分よりも細くされているので、中間部分を容易に湾曲
させることができるという効果を奏する。
【0067】請求項3に係る垂直針型プローブカードに
よれば、プローブ針の中間部分の断面形状が、一定の方
向に湾曲するように形成されているので、隣のプローブ
針との接触を回避することができる。
【0068】請求項4に係る垂直針型プローブカードに
よれば、プローブ針が、板状の部材を折曲げて形成され
ているので、これを一定方向にのみ湾曲させることがで
きる。ひいては、隣のプローブ針との接触を回避するこ
とができる。
【0069】請求項5に係る垂直針型プローブカードに
よれば、上側ガイド板に、プローブ針の水平部分が嵌ま
り込み、これを固定する溝が設けられているので、プロ
ーブ針がしっかりと固定されるという効果を奏する。
【0070】請求項6に係る垂直針型プローブカードに
よれば、プローブ針の中間部分が湾曲しているので、プ
ローブ針の高さ方向のばらつきがある程度大きくても、
必要な針圧が得られるという効果を奏する。
【0071】請求項7に係る垂直針型プローブカードに
よれば、ワイヤがプローブ針の水平部分に電気的に接続
され、ワイヤの他端がプリント基板上に設けられたパタ
ーンランドに接続されているので、プローブ針が得た電
気信号が、これらを通って、テスターに伝えられるとい
う効果を奏する。
【0072】請求項8に係る垂直針型プローブカードに
よれば、ICの電気信号を、フラットケーブル等を用い
て引出すので、多数の配線が組込めるという効果を奏す
る。
【0073】請求項9に係る垂直針型プローブカードに
よれば、上側および下側のガイド板の材質が、ウエハテ
ストするICチップが形成されているウエハと同じ材質
にされているので、あらゆる温度環境で、正確に、プロ
ーブ針を孔のセンターに位置合わせし、挿入することが
できるという効果を奏する。
【0074】請求項10に係る垂直針型プローブカード
によれば、上側および下側のガイド板を、加工性のよい
マイカ系セラミックスで形成しているので、あらゆる温
度環境で、プローブ針を孔のセンターに位置合わせする
ことができる。
【0075】請求項11に係る垂直針型プローブカード
の製造方法によれば、上側ガイド板と下側ガイド板を水
平方向にずらせて、それによって、プローブ針の中間部
分を湾曲させるので、プローブ針の高さ方向のばらつき
がある程度大きくても、必要な針圧が得られる、垂直針
型プローブカードが得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る垂直針型プローブカードの断面
図である。
【図2】 本発明に係る垂直針型プローブカードに用い
るプローブ針を詳細に説明するための図である。
【図3】 本発明に係る垂直針型プローブカードの、針
圧と変位との関係図である。
【図4】 本発明に係る垂直針型プローブカードに用い
る上側ガイド板の断面図である。
【図5】 上側ガイド板の平面図である。
【図6】 本発明に係る垂直針型プローブカードに用い
る下側ガイド板の断面図である。
【図7】 下側ガイド板の平面図である。
【図8】 本発明に係る垂直針型プローブカードの製造
方法の順序の第1の工程を示す図である。
【図9】 本発明に係る垂直針型プローブカードの製造
方法の順序の第2の工程を示す図である。
【図10】 本発明に係る垂直針型プローブカードの製
造方法の順序の第3の工程を示す図である。
【図11】 本発明に係る垂直針型プローブカードの製
造方法の順序の第4の工程を示す図である。
【図12】 本発明に係る垂直針型プローブカードに用
いるプリント基板の断面図である。
【図13】 プリント基板の平面図である。
【図14】 上側ガイド板にプリント基板を重ねた状態
の平面図である。
【図15】 図14におけるXV−XV線に沿う断面図
である。
【図16】 プリント基板の上に設けられたパターンを
示す図である。
【図17】 プリント基板の上にフラットケーブルを設
けたときの斜視図である。
【図18】 プリント基板の平面の詳細を示す図であ
る。
【図19】 多層構造を有するフラットケーブルの平面
図である。
【図20】 従来のカンチレバー型プローブカードの断
面図である。
【図21】 カンチレバー型のプローブカードの、垂直
針の変位と針圧との関係図である。
【図22】 カンチレバー型のプローブカードの、針圧
の方向と変位の方向を示す図である。
【図23】 4×4構成を有する従来のカンチレバー型
プローブカードの断面図である。
【図24】 従来の垂直針型プローブカードの断面図で
ある。
【符号の説明】
4 プローブ針、5 上側ガイド板、6 下側ガイド
板、7 プリント配線基板。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プローブ針の下方部分をICのパッドに
    垂直にコンタクトさせ、ICからの電気信号をテスター
    に伝達させる垂直針型プローブカードであって、 上方部分と前記下方部分と、これらを結ぶ中間部分とを
    含み、前記上方部分は、垂直部分と水平部分を有するよ
    うにL字型に折曲げられている、プローブ針と、 前記プローブ針の前記上方部分を貫通させて、該上方部
    分を支持する上側ガイド板と、 前記上側ガイド板の下に設けられ、前記プローブ針の前
    記下方部分を貫通させて、該下方部分を支持する下側ガ
    イド板と、 前記上側ガイド板の上に、設けられたプリント配線基板
    と、を備えた垂直針型プローブカード。
  2. 【請求項2】 前記プローブ針の前記中間部分は、前記
    上方部分および前記下方部分よりも細くされている、請
    求項1に記載の垂直針型プローブカード。
  3. 【請求項3】 前記プローブ針の前記中間部分の断面形
    状は長方形である、請求項1に記載の垂直針型プローブ
    カード。
  4. 【請求項4】 前記プローブ針は、板状の部材を折曲げ
    てなる、請求項1に記載の垂直針型プローブカード。
  5. 【請求項5】 前記上側ガイド板には、前記プローブ針
    の前記上方部分を貫通させる孔と、 その表面に前記孔と繋がるように設けられ、前記プロー
    ブ針の前記水平部分が嵌まり込み、これを固定するため
    の溝が設けられている、請求項1に記載の垂直針型プロ
    ーブカード。
  6. 【請求項6】 前記上側ガイド板と前記下側ガイド板と
    は、前記プローブ針の前記中間部分を露出させるように
    一定の距離離されており、 前記上側ガイド板と前記下側ガイド板は、前記プローブ
    針の前記中間部分が湾曲するように、水平方向にずらさ
    れている、請求項1に記載の垂直針型プローブカード。
  7. 【請求項7】 前記プリント基板には上下に貫通する孔
    が設けられており、 ワイヤの一端が前記孔を通って前記プローブ針の前記水
    平部分に電気的に接続され、前記ワイヤの他端は前記プ
    リント基板上に設けられたパターンランドに接続されて
    いる、請求項1に記載の垂直針型プローブカード。
  8. 【請求項8】 前記プリント配線基板の上には、前記パ
    ターンランドを通って前記ICの電気信号を、テスター
    に向けて引出すための、フラットケーブル、多層フラッ
    トケーブル、同軸ケーブルまたはマルチワイヤが設けら
    れている、請求項7に記載の垂直針型プローブカード。
  9. 【請求項9】 前記上側および下側ガイド板の材質は、
    ウエハテストするICチップが形成されているウエハと
    同じ材質にされている、請求項1に記載の垂直針型プロ
    ーブカード。
  10. 【請求項10】 前記上側および下側ガイド板を、加工
    性のよいマイカ系セラミックスで形成する、請求項1に
    記載の垂直針型プローブカード。
  11. 【請求項11】 プローブ針の下方部分をICのパッド
    に垂直にコンタクトさせ、ICからの電気信号をテスタ
    ーに伝達させる垂直針型プローブカードの製造方法であ
    って、 上方部と下方部と、これらを繋ぐ中間部分を有し、その
    上方部が、垂直部分と水平部分になるようにL字型に折
    曲げられたプローブ針を準備する工程と、 前記プローブ針を刺し通す第1の貫通孔を有し、その表
    面に前記プローブ針の前記水平部分が嵌まり込む溝が形
    成されている上側ガイド板を準備する工程と、 前記プローブ針を刺し通す第2の貫通孔を有する下側ガ
    イド板を準備する工程と、 前記下側ガイド板の上に、前記第2の貫通孔と前記第1
    の貫通孔が垂直方向に揃うように上側ガイド板を重ねる
    工程と、 前記プローブ針を、前記第1および第2の貫通孔の中
    に、前記水平部分が前記溝の中に嵌まり込むまで挿入す
    る工程と、 前記上側ガイド板と前記下側ガイド板を、前記プローブ
    針の前記中間部分が露出するように引き離す工程と、 前記上側ガイド板と前記下側ガイド板を水平方向にずら
    せ、それによって、前記プローブ針の前記中間部分を湾
    曲させる工程と、を備える、垂直針型プローブカードの
    製造方法。
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