JPH11124174A - ディスポーザブル容器 - Google Patents
ディスポーザブル容器Info
- Publication number
- JPH11124174A JPH11124174A JP9303337A JP30333797A JPH11124174A JP H11124174 A JPH11124174 A JP H11124174A JP 9303337 A JP9303337 A JP 9303337A JP 30333797 A JP30333797 A JP 30333797A JP H11124174 A JPH11124174 A JP H11124174A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- container body
- return
- content liquid
- lid seal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 容器の蓋シールを開封する時に、容器内の内
溶液をこぼれにくくしたディスポーザブル容器を提供す
ることにある。 【解決手段】 容器本体の上部に蓋シールを熱融着した
ディスポーザブル容器であって、該容器本体の上端付近
の内面に内溶液の戻し作用をする返し部をリング状に形
成すること、またはこの返し突部がリング状に形成され
るように、容器本体の上端付近を内方に曲折させたこと
を特徴とする。
溶液をこぼれにくくしたディスポーザブル容器を提供す
ることにある。 【解決手段】 容器本体の上部に蓋シールを熱融着した
ディスポーザブル容器であって、該容器本体の上端付近
の内面に内溶液の戻し作用をする返し部をリング状に形
成すること、またはこの返し突部がリング状に形成され
るように、容器本体の上端付近を内方に曲折させたこと
を特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はディスポーザブル容
器に係り、さらに詳しくは容器の蓋シールを開封する時
に、容器内の内溶液をこぼれにくくしたディスポーザブ
ル容器に関する。
器に係り、さらに詳しくは容器の蓋シールを開封する時
に、容器内の内溶液をこぼれにくくしたディスポーザブ
ル容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、飲料水、清涼飲料、洗眼液の
無菌製剤等の収納容器として、樹脂容器の上部をアルミ
あるいはその他の素材で熱融着シールし、５〜１２０ｃ
ｃ程度の容量の密閉容器に仕立てたディスポーザブル容
器が知られている。
無菌製剤等の収納容器として、樹脂容器の上部をアルミ
あるいはその他の素材で熱融着シールし、５〜１２０ｃ
ｃ程度の容量の密閉容器に仕立てたディスポーザブル容
器が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのディスポ
ーザブル容器は、軽量小型であるため指先で保持しにく
いことと、熱融着した蓋シールが容器に強固に取り付け
られていることから、熱融着蓋シールを引き剥す際に容
器を傾ける方向に過大な力がかかり、これにより手元が
揺れて容器を瞬間的に傾けて内溶液をこぼしてしまうと
いうことがあった。
ーザブル容器は、軽量小型であるため指先で保持しにく
いことと、熱融着した蓋シールが容器に強固に取り付け
られていることから、熱融着蓋シールを引き剥す際に容
器を傾ける方向に過大な力がかかり、これにより手元が
揺れて容器を瞬間的に傾けて内溶液をこぼしてしまうと
いうことがあった。
【０００４】このように容器内の内溶液をこぼしてしま
うのは、容器内部に内溶液のこぼれを防止する返し突部
が存在しないためであった。
うのは、容器内部に内溶液のこぼれを防止する返し突部
が存在しないためであった。
【０００５】この発明は、容器の内部に内溶液の戻し作
用を行うことができる返し突部を形成することにより、
上述の問題点を解消しようとするものである。
用を行うことができる返し突部を形成することにより、
上述の問題点を解消しようとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１に記載
されたディスポーザブル容器は、容器本体の上部に蓋シ
ールを熱融着したディスポーザブル容器であって、該容
器本体の上端付近の内面に内溶液の戻し作用をする返し
突部をリング状に形成したことを特徴とする。
されたディスポーザブル容器は、容器本体の上部に蓋シ
ールを熱融着したディスポーザブル容器であって、該容
器本体の上端付近の内面に内溶液の戻し作用をする返し
突部をリング状に形成したことを特徴とする。
【０００７】また本発明の請求項２に記載されたディス
ポーザブル容器は、容器本体の上部に蓋シールを熱融着
したディスポーザブル容器であって、該容器本体の上端
付近の内面に内溶液の戻し作用をする返し突部がリング
状に形成されるように、容器本体の上端付近を内方に曲
折させたことを特徴とする。
ポーザブル容器は、容器本体の上部に蓋シールを熱融着
したディスポーザブル容器であって、該容器本体の上端
付近の内面に内溶液の戻し作用をする返し突部がリング
状に形成されるように、容器本体の上端付近を内方に曲
折させたことを特徴とする。
【０００８】上記した本発明に係るディスポーザブル容
器は、内溶液の戻し作用を行う返し突部が設けられたた
め、蓋シールを剥して開蓋する際に、容器が少々揺れて
も内溶液は返し突部を越えにくくなり、その結果内溶液
がこぼれにくくなるという特徴がある。
器は、内溶液の戻し作用を行う返し突部が設けられたた
め、蓋シールを剥して開蓋する際に、容器が少々揺れて
も内溶液は返し突部を越えにくくなり、その結果内溶液
がこぼれにくくなるという特徴がある。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１は本発明に係るディスポーザ
ブル容器の蓋シールを剥した状態の斜視図であり、図２
乃至図５は、容器本体の縦断面図である。また図６及び
図８は他の実施の形態のディスポーザブル容器の蓋シー
ルを剥した状態の斜視図で、図７及び図９はそれぞれの
容器本体の縦断面図である。
に基づいて説明する。図１は本発明に係るディスポーザ
ブル容器の蓋シールを剥した状態の斜視図であり、図２
乃至図５は、容器本体の縦断面図である。また図６及び
図８は他の実施の形態のディスポーザブル容器の蓋シー
ルを剥した状態の斜視図で、図７及び図９はそれぞれの
容器本体の縦断面図である。
【００１０】図１に示すように、容器本体１は合成樹脂
製のカップ型容器に形成されており、その容器本体１の
上面には蓋シール２が熱融着されて密閉容器となる。こ
の容器本体１は、通常５〜１２０ｃｃ程度の容量の容器
でなり、その内部には飲料水、清涼飲料、あるいは洗眼
液の無菌製剤等からなる内溶液３が収納される。
製のカップ型容器に形成されており、その容器本体１の
上面には蓋シール２が熱融着されて密閉容器となる。こ
の容器本体１は、通常５〜１２０ｃｃ程度の容量の容器
でなり、その内部には飲料水、清涼飲料、あるいは洗眼
液の無菌製剤等からなる内溶液３が収納される。
【００１１】ついで、該容器本体１の上端付近の内面１
ａには、返し突部４がリング状に形成されている。この
返し突部４は、図２乃至図５に示されるように適宜の形
状、適宜の大きさからなり、その返し突部４の下面４ａ
が内溶液３の戻し作用をするようになっている。この返
し突部４の下面４ａの断面形状は、直線状であっても、
あるいは曲線状であっても構わない。
ａには、返し突部４がリング状に形成されている。この
返し突部４は、図２乃至図５に示されるように適宜の形
状、適宜の大きさからなり、その返し突部４の下面４ａ
が内溶液３の戻し作用をするようになっている。この返
し突部４の下面４ａの断面形状は、直線状であっても、
あるいは曲線状であっても構わない。
【００１２】さらにこの返し突部４は、全体が連続した
リング状であるため、容器本体１内に収納された内溶液
３がいずれの方向から返し突部を越えるように進行して
きたとしても、常に確実に内溶液の押し戻し作用を発揮
できる。
リング状であるため、容器本体１内に収納された内溶液
３がいずれの方向から返し突部を越えるように進行して
きたとしても、常に確実に内溶液の押し戻し作用を発揮
できる。
【００１３】つぎに、図６及び図８の実施態様について
説明する。図６及び図８に示した実施態様のものは、前
記返し突部４を容器本体の上部を内方に曲折することに
よって形成する例で、図７及び図９の断面図からも明ら
かなように容器本体１の開口上端を内方に曲折して返し
突部４を形成している。
説明する。図６及び図８に示した実施態様のものは、前
記返し突部４を容器本体の上部を内方に曲折することに
よって形成する例で、図７及び図９の断面図からも明ら
かなように容器本体１の開口上端を内方に曲折して返し
突部４を形成している。
【００１４】いずれの場合も、返し突部４に相当する部
分が、容器本体の胴部を先細り状に絞むようになってい
ることが特徴であり、実質的に容器本体の開口上端部が
返し突部４を形成することとなる。
分が、容器本体の胴部を先細り状に絞むようになってい
ることが特徴であり、実質的に容器本体の開口上端部が
返し突部４を形成することとなる。
【００１５】この場合の、容器本体１における開口上端
部の曲折された返し突部４の下面の断面形状は、前述の
例と同様に直線的であっても、曲線的であっても構わな
い。
部の曲折された返し突部４の下面の断面形状は、前述の
例と同様に直線的であっても、曲線的であっても構わな
い。
【００１６】本発明は上記の構成にかかり、容器本体上
部の内径寸法が小寸となるよう形成されていることよ
り、蓋シールの開封時に内溶液はこぼれにくいものとな
る。
部の内径寸法が小寸となるよう形成されていることよ
り、蓋シールの開封時に内溶液はこぼれにくいものとな
る。
【００１７】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のディスポー
ザブル容器によれば、蓋シールを剥す際に、容器本体が
少々傾けられたとしても、容器本体上部付近の返し突部
の存在により、内溶液が容器内部方向に押し戻されるこ
ととなり、内溶液がディスポーザブル容器からこぼれに
くいものとなる優れた効果がある。
ザブル容器によれば、蓋シールを剥す際に、容器本体が
少々傾けられたとしても、容器本体上部付近の返し突部
の存在により、内溶液が容器内部方向に押し戻されるこ
ととなり、内溶液がディスポーザブル容器からこぼれに
くいものとなる優れた効果がある。
【図１】本発明に係るディスポーザブル容器の蓋シール
を剥した状態の斜視図である。
を剥した状態の斜視図である。
【図２】容器本体の縦断面図である。
【図３】他の実施態様の、容器本体の縦断面図である。
【図４】他の実施態様の、容器本体の縦断面図である。
【図５】他の実施態様の、容器本体の縦断面図である。
【図６】本発明に係る、他の実施態様のディスポーザブ
ル容器の蓋シールを剥した状態の斜視図である。
ル容器の蓋シールを剥した状態の斜視図である。
【図７】前図における、容器本体の縦断面図である。
【図８】本発明に係る、他の実施態様のディスポーザブ
ル容器の蓋シールを剥した状態の斜視図である。
ル容器の蓋シールを剥した状態の斜視図である。
【図９】前図における、容器本体の縦断面図である。
１…容器本体 １ａ…容器本体の内面 ２…蓋シール ３…内溶液 ４…返し突部 ４ａ…返し突部の下面
Claims (2)
- 【請求項１】 容器本体の上部に蓋シールを熱融着した
ディスポーザブル容器であって、該容器本体の上端付近
の内面に内溶液の戻し作用をする返し突部をリング状に
形成したことを特徴とするディスポーザブル容器。 - 【請求項２】 容器本体の上部に蓋シールを熱融着した
ディスポーザブル容器であって、該容器本体の上端付近
の内面に内溶液の戻し作用をする返し突部がリング状に
形成されるように、容器本体の上端付近を内方に曲折さ
せたことを特徴とするディスポーザブル容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9303337A JPH11124174A (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | ディスポーザブル容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9303337A JPH11124174A (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | ディスポーザブル容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11124174A true JPH11124174A (ja) | 1999-05-11 |
Family
ID=17919767
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9303337A Withdrawn JPH11124174A (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | ディスポーザブル容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11124174A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004103839A1 (en) * | 2003-05-23 | 2004-12-02 | Michel Morin | Container with a non-drip pouring lip |
-
1997
- 1997-10-20 JP JP9303337A patent/JPH11124174A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004103839A1 (en) * | 2003-05-23 | 2004-12-02 | Michel Morin | Container with a non-drip pouring lip |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050104 |