JPS603107Y2 - 開封装置付容器 - Google Patents
開封装置付容器Info
- Publication number
- JPS603107Y2 JPS603107Y2 JP13222479U JP13222479U JPS603107Y2 JP S603107 Y2 JPS603107 Y2 JP S603107Y2 JP 13222479 U JP13222479 U JP 13222479U JP 13222479 U JP13222479 U JP 13222479U JP S603107 Y2 JPS603107 Y2 JP S603107Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- synthetic resin
- inner lid
- container
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Packages (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は開封装置付容器に関するもので、特に内面に熱
可塑性合成樹脂被膜を有する容器本体の開口部に熱可塑
性合成樹脂、金属又はそれらの積層体から成る内蓋を接
着して密閉し、この内蓋の上りに、コの字型切込みと該
コの字型切込みの両端を結ぶ溝により形威され、内蓋側
に内蓋を破るための刃部を必要に応じてその反対側に突
部をそれぞれ有する指圧部を設けた合成樹脂製の外蓋を
被嵌したことを特徴とするもので、清涼飲料水、アルコ
ール等を高温充填して包装するのに適したものである。
可塑性合成樹脂被膜を有する容器本体の開口部に熱可塑
性合成樹脂、金属又はそれらの積層体から成る内蓋を接
着して密閉し、この内蓋の上りに、コの字型切込みと該
コの字型切込みの両端を結ぶ溝により形威され、内蓋側
に内蓋を破るための刃部を必要に応じてその反対側に突
部をそれぞれ有する指圧部を設けた合成樹脂製の外蓋を
被嵌したことを特徴とするもので、清涼飲料水、アルコ
ール等を高温充填して包装するのに適したものである。
従来、この種の清涼飲料水等の液体を充填して包装する
容器としては例えば、板紙製の蓋に予め開封用の穴を切
込みにより形威して、その上に合成樹脂製のプルタブを
接着したものや、紙、合成樹脂、金属箔またはそれらの
積層体から成る蓋に予め、開封用の穴を設けておき、そ
の上から紙、合成樹脂の積層体から成るシールを接着し
たもの等があるが、これらのものは何れも蓋が平坦に接
着されているために高温で内容物を充填した場合、冷却
後に容器本体および底部に変形が生じるという欠点があ
り、高温充填には使用できなかった。
容器としては例えば、板紙製の蓋に予め開封用の穴を切
込みにより形威して、その上に合成樹脂製のプルタブを
接着したものや、紙、合成樹脂、金属箔またはそれらの
積層体から成る蓋に予め、開封用の穴を設けておき、そ
の上から紙、合成樹脂の積層体から成るシールを接着し
たもの等があるが、これらのものは何れも蓋が平坦に接
着されているために高温で内容物を充填した場合、冷却
後に容器本体および底部に変形が生じるという欠点があ
り、高温充填には使用できなかった。
本考案は成上の点に鑑みて考えられたをのであって、以
下図面の実施例に基いて詳細に説明する。
下図面の実施例に基いて詳細に説明する。
まず、第１図に示すように本考案は紙の内面に熱可塑性
合成樹脂の皮膜を有する容器本体１の開口部に熱可塑性
合成樹脂、金属またはそれらの積層体（例えば、ポリエ
チレン、アルミニウム箔またはポリエチレン−アルミニ
ウム箔積層体）から成る外方に若干、湾曲した内蓋２が
内容物の冷却により、若干、内方に湾曲された状態でヒ
ートシール等により接着され、さらにその上に開封装置
を備えた外蓋３を被嵌して威るものである。
合成樹脂の皮膜を有する容器本体１の開口部に熱可塑性
合成樹脂、金属またはそれらの積層体（例えば、ポリエ
チレン、アルミニウム箔またはポリエチレン−アルミニ
ウム箔積層体）から成る外方に若干、湾曲した内蓋２が
内容物の冷却により、若干、内方に湾曲された状態でヒ
ートシール等により接着され、さらにその上に開封装置
を備えた外蓋３を被嵌して威るものである。
開封装置について、さらに詳しく説明すると外蓋３には
第２図に示すように該外蓋３の中心上の外周寄りに端部
が内方に位置するようにコの字型切込み１０と該切込み
１０の両端部を結ぶ素材の略半分の深さの溝１によりヒ
ンジ式に下方に回動可能な指圧部６を設け、必要に応じ
て該指圧部６の上側には例えば略半球状の突部７を形威
し、指圧部６の下側には外蓋３を前記内蓋２上に被嵌し
たときに、刃先が触れない程度の高さを有する刃部９を
形成して成るものであって、外蓋３と容器本体１との嵌
合を確実にするためにさらに外蓋３の外周には、容器本
体１の開口部の巻回部４と係合するような内方に突出し
たリブ５を有する垂下部５′を設ける。
第２図に示すように該外蓋３の中心上の外周寄りに端部
が内方に位置するようにコの字型切込み１０と該切込み
１０の両端部を結ぶ素材の略半分の深さの溝１によりヒ
ンジ式に下方に回動可能な指圧部６を設け、必要に応じ
て該指圧部６の上側には例えば略半球状の突部７を形威
し、指圧部６の下側には外蓋３を前記内蓋２上に被嵌し
たときに、刃先が触れない程度の高さを有する刃部９を
形成して成るものであって、外蓋３と容器本体１との嵌
合を確実にするためにさらに外蓋３の外周には、容器本
体１の開口部の巻回部４と係合するような内方に突出し
たリブ５を有する垂下部５′を設ける。
なお、外蓋３の材質としては指圧部６の成形性等を考慮
して、ポリプロピレン等の熱可塑性合成樹脂が好ましい
。
して、ポリプロピレン等の熱可塑性合成樹脂が好ましい
。
次に本考案の容器を使用するときは外蓋３の突部７を手
指で軽く下方に押せば、コの字型切込み１０が破れて溝
８が２ンジとなって指圧部６が回動し、次いで刃部９で
内蓋２が突き破られて開口されるので、そこから内容物
を別のコツプ等に移すか、直接口をつけて飲むか、ある
いはストロ−を差込んで飲めばよい。
指で軽く下方に押せば、コの字型切込み１０が破れて溝
８が２ンジとなって指圧部６が回動し、次いで刃部９で
内蓋２が突き破られて開口されるので、そこから内容物
を別のコツプ等に移すか、直接口をつけて飲むか、ある
いはストロ−を差込んで飲めばよい。
以上の説明においては開封装置の刃部９は四角錐状のも
のについて述べたが、第５図に示すように三角錐台状の
ものの斜辺１１が下側に位置する形状のもの９′でも良
いし、第６図に示すように、第５図の形状のものの斜辺
１１の部分を略■字型１２に削りとったような形状のも
のでも良い。
のについて述べたが、第５図に示すように三角錐台状の
ものの斜辺１１が下側に位置する形状のもの９′でも良
いし、第６図に示すように、第５図の形状のものの斜辺
１１の部分を略■字型１２に削りとったような形状のも
のでも良い。
また、外蓋３を円形でなく、第７図に示すように円の中
心線を軸として左右の円弧の部分を削りとった形状とす
れば材料の節減にもなる。
心線を軸として左右の円弧の部分を削りとった形状とす
れば材料の節減にもなる。
以上のように本考案は構成されているので次のような優
れた実用上の効果を有する。
れた実用上の効果を有する。
イ 開封装置は合成樹脂に切込み、溝加工を施し、刃部
を設けただけの簡単な構造なので扱い易く、開封し易い
。
を設けただけの簡単な構造なので扱い易く、開封し易い
。
口 開封装置の指圧部に上面に突部７を設けておけば開
封時に押込んだ際、指が内容物に触れるということがな
い。
封時に押込んだ際、指が内容物に触れるということがな
い。
ハ 内蓋として熱可塑性合成樹脂、金属箔またはそれら
の積層体を用いているので内容物を高温で充填した場合
、冷却後、内方に湾曲し易く、かつその湾曲により生じ
る外蓋との空隙により、開封前は開封装置の刃部が内蓋
に触れないので過って開封することがない。
の積層体を用いているので内容物を高温で充填した場合
、冷却後、内方に湾曲し易く、かつその湾曲により生じ
る外蓋との空隙により、開封前は開封装置の刃部が内蓋
に触れないので過って開封することがない。
図面は考案の一実施例を示すもので、第１図は本考案の
破断図、第２図は平面図、第３図は開封装置を示す説明
図、第４図は使用状態を示す破断面、第５図、第６図は
刃部の別の実施例を示す説明図、第７図は外蓋の実施例
を示す平面図である。 １・・・・・・容器本体、２・・・・・・内蓋、３・・
・・・・外蓋、４・・・・・・巻回部、５・・・・・・
リブ、６・・・・・・指圧部、７・・・・・・突部、８
・・・・・・溝、９．９’、９“・・・・・・刃部、１
０・・・・・・切込み、１１・・・・・・斜辺、１２・
・・・・・ｖ字型カット、５′・・・・・・垂下部。
破断図、第２図は平面図、第３図は開封装置を示す説明
図、第４図は使用状態を示す破断面、第５図、第６図は
刃部の別の実施例を示す説明図、第７図は外蓋の実施例
を示す平面図である。 １・・・・・・容器本体、２・・・・・・内蓋、３・・
・・・・外蓋、４・・・・・・巻回部、５・・・・・・
リブ、６・・・・・・指圧部、７・・・・・・突部、８
・・・・・・溝、９．９’、９“・・・・・・刃部、１
０・・・・・・切込み、１１・・・・・・斜辺、１２・
・・・・・ｖ字型カット、５′・・・・・・垂下部。
Claims (1)
- 内面に熱可塑性合成樹脂皮膜を有する容器本体の開口部
に熱可塑性合成樹脂、金属またはそれらの積層体から成
る内蓋を接着し、該内蓋の上から外端近傍に略コの字型
切込みと該切込みの両端を結ぶヒンジ形成用溝とにより
形威され、内蓋側に刃部を有する指圧部を設けた外蓋を
前記刃部が内蓋に触れないように被嵌して威る開封装置
付容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13222479U JPS603107Y2 (ja) | 1979-09-25 | 1979-09-25 | 開封装置付容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13222479U JPS603107Y2 (ja) | 1979-09-25 | 1979-09-25 | 開封装置付容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5649771U JPS5649771U (ja) | 1981-05-02 |
| JPS603107Y2 true JPS603107Y2 (ja) | 1985-01-28 |
Family
ID=29363851
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13222479U Expired JPS603107Y2 (ja) | 1979-09-25 | 1979-09-25 | 開封装置付容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS603107Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5932520U (ja) * | 1982-08-26 | 1984-02-29 | 栃木富士産業株式会社 | ハブ・クラツチ |
| JPS5932519U (ja) * | 1982-08-26 | 1984-02-29 | 栃木富士産業株式会社 | ハブ・クラツチ |
| JP4320527B2 (ja) * | 2002-05-10 | 2009-08-26 | 東洋製罐株式会社 | カップ型容器用開封補助具 |
| JP2005022757A (ja) * | 2003-06-12 | 2005-01-27 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | カップ型容器の開封部材 |
| JP5835695B2 (ja) * | 2012-03-23 | 2015-12-24 | 森永乳業株式会社 | 蓋体付きカップ容器および飲食品包装体 |
| JP6122748B2 (ja) * | 2013-09-27 | 2017-04-26 | キリン株式会社 | 蓋付カップ容器 |
-
1979
- 1979-09-25 JP JP13222479U patent/JPS603107Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5649771U (ja) | 1981-05-02 |
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