JPH11115090A - 熱圧着型マーキングフィルム - Google Patents

熱圧着型マーキングフィルム

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JPH11115090A
JPH11115090A JP9283688A JP28368897A JPH11115090A JP H11115090 A JPH11115090 A JP H11115090A JP 9283688 A JP9283688 A JP 9283688A JP 28368897 A JP28368897 A JP 28368897A JP H11115090 A JPH11115090 A JP H11115090A
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JP
Japan
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adhesive layer
film
layer
pressure
main body
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Withdrawn
Application number
JP9283688A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Ishibashi
正和 石橋
Toru Hayashi
亨 林
Reikichi Nakano
礼吉 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bando Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Bando Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルム本体1と、フィルム本体1の上面に
剥離可能に設けられたPETフィルム2と、フィルム本
体1の下面に設けられた接着層3とを備え、布地や基材
等の被着材gに熱圧着されるマーキングフィルムにおい
て、撥水加工処理の施された布地等の被着材gにも接着
できるようにする。 【解決手段】 接着層3を、フィルム本体1の側に配置
されていて厚さが1〜100μmである粘着剤層3a
と、粘着剤層3aのフィルム本体1とは反対の側に配置
されているとともに融点が130℃以下である低融点ホ
ットメルト接着剤からなっていて厚さが1〜50μmで
あるホットメルト接着剤層3bとの2層構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定形状にカット
されて布地等の被接着材に熱圧着される熱圧着型マーキ
ングフィルムに関し、特に、レインコートやグランドコ
ート等、撥水処理の施された布地や基材等に対する接着
性を向上させる対策に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のマーキングフィルムで
は、図7に示すように、着色層c及び白色層dからなる
フィルム本体bと、このフィルム本体bの一方の面(同
図の上方の面)に剥離可能に設けられたPETフィルム
や離型紙等の支持体eと、上記フィルム本体bの上記支
持体eとは反対側の面(同図の下側の面)に設けられた
接着層fとが備えられている。
【0003】そして、従来では、上記接着層fは、加熱
溶融されることで接着力を発揮するホットメルト接着剤
からなっており、上記マーキングフィルムaを、コンピ
ュータ制御のカッティングマシン等を用いて接着層f及
びフィルム本体bのみを所定の形状にカットし、その接
着層f及びフィルム本体bの不要部分を取り除いた後、
布地や基材等の被着材g上に接着層fが被着材gの側を
向くように重ね合わせ、熱プレス機等により支持体eの
上から押圧しつつ加熱して接着させ、最後に支持体eを
剥離することで、文字や数字、ロゴマーク等を装飾的に
表示できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の熱圧着型マーキングフィルムaにおける接着層fで
は、レインコートやグランドコート等、シリコンやフッ
素等による撥水加工の施された被着材gには接着し難い
という欠点がある。つまり、一般に、ホットメルト接着
剤には、そのような撥水加工面に接着し難い特性がある
ためである。
【0005】ところで、ホットメルト接着剤の種類によ
っては撥水加工面に十分に接着可能なものもあるが、そ
のようなホットメルト接着剤の融点は一般に130℃を
超えており、したがって、被着材gがナイロンやポリエ
ステル等のものである場合には、そのような高熱によっ
て収縮変形が生じることになるために、使用することは
できない。さりとて、130℃以下の低温で加熱するよ
うにしたとしても、ホットメルト接着剤のみでは、その
ような撥水加工面に対する十分な接着力は得られない。
【0006】そこで、上記ホットメルト接着剤に代え
て、粘着剤により接着層fを構成することとし、その粘
着剤の持つ粘りを利用して撥水加工面に接着させるよう
にすることが考えられる。すなわち、粘着剤では通常の
接着剤のような強固な接着力は示さないが、粘着剤の持
つ「粘り」,「べた付き」,「糸を引くような伸び」に
より、撥水加工面への接着性を得ようとするものであ
る。
【0007】ところが、上記粘着剤の場合には、常温で
「べた付き(ブロッキング)」が生じるという難点があ
る。つまり、接着層fに常温でのべた付きがあると、そ
のマーキングフィルムをカットするときや、カット後に
不要部分を取り除くときの作業性が悪化するという別の
問題を招くことになり、したがって、上記接着層fを単
に粘着剤で構成するだけでは実用に供し得るものとはな
らない。
【0008】本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもの
であり、その主な目的は、布地や基材等の被着材に熱圧
着させるマーキングフィルムにおいて、撥水加工処理の
施された被着材にも接着できるように接着層に粘着剤を
用いるようにする際に、上記接着層の構造に工夫を加え
ることで、熱圧着時における上記粘着剤の接着性を阻害
することなく、該粘着剤の常温でのブロッキングの発生
を防止できるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、接着層を、粘着剤層と表面処理層と
の2層構造とし、上記表面処理層により粘着剤層のブロ
ッキングを防止する一方、熱圧着時には上記表面処理層
が加熱溶融されて粘着剤層の接着性を阻害しないように
した。さらには、上記表面処理層をホットメルト接着剤
で構成することにより、熱圧着直後から十分な接着力が
得られるようにした。
【0010】具体的には、請求項1の発明では、フィル
ム本体と、このフィルム本体の一方の面に剥離可能に設
けられた支持体と、上記フィルム本体の上記支持体とは
反対側の面に設けられた接着層とを備えた熱圧着型のマ
ーキングフィルムが前提である。
【0011】そして、上記接着層を、上記フィルム本体
の側に配置された粘着剤層と、この粘着剤層のフィルム
本体とは反対の側に配置されていて、加熱されて溶融す
る表面処理層とからなる2層構造とする。
【0012】上記の構成において、熱圧着型マーキング
フィルムの接着層では、粘着剤層のブロッキングの発生
は、表面処理層により未然に防止される。したがって、
そのようなブロッキングによるマーキングフィルムの作
業性の悪化は回避される。そして、上記マーキングフィ
ルムが所定形状にカットされて被着材に熱圧着されると
きには、その熱により上記表面処理層は溶融し、この溶
融した表面処理層を突き破るようにして上記粘着剤層が
被着材に接触することとなる。よって、上記表面処理層
に阻害されることなく、被着材に対する上記粘着剤層の
接着力は発揮される。
【0013】請求項2の発明では、上記請求項1の発明
において、粘着剤層は、粘着剤に架橋剤が添加されてな
るものとする。
【0014】上記の構成において、接着層の粘着剤は、
架橋剤が添加されていることで、その凝集力が高められ
るので、その分だけ被着材に対する接着力も高くなる。
【0015】請求項3の発明では、上記請求項1又は2
の発明において、粘着剤層の厚さは、30〜100μm
の範囲に設定されているものとする。
【0016】上記の構成において、粘着剤層の厚さが3
0〜100μmの範囲に設定されているので、粘着層の
厚さが30μm未満である場合のような接着力の不十分
さは回避され、一方、粘着層の厚さが100μmを超え
ている場合に発生し易い熱プレス時の粘着剤の食み出が
抑えられ、このことで、食み出した粘着剤が支持体に接
着して支持体の剥離不良を起こすという事態は未然に防
止される。
【0017】請求項4の発明では、上記請求項1〜3の
発明において、表面処理層を、融点が130℃以下であ
る低融点材料からなるものとする。
【0018】上記の構成において、マーキングフィルム
が被着材に熱圧着されるときに、表面処理層は130℃
以下の加熱温度で溶融するので、上記マーキングフィル
ムに対する熱圧着時の加熱温度も130℃以下で済むよ
うになる。よって、被着材がナイロンやポリエステル等
のように130℃を超える熱によって収縮変形等の熱劣
化を生じものである場合でも、そのような熱劣化を伴う
ことなくマーキングフィルムの熱圧着は行なわれる。
【0019】請求項5の発明では、上記請求項1〜4の
発明において、表面処理層を、ホットメルト接着剤層と
する。
【0020】上記の構成において、マーキングフィルム
の熱圧着時に表面処理層が加熱されて溶融したときに、
その表面処理層はホットメルト接着剤層であるので、表
面処理層が単なるブロッキング防止層である場合に比べ
て、接着層としての接着力はホットメルト接着剤の接着
力の分だけ高くなる。その際に、上記ホットメルト接着
剤は、熱圧着が完了してから短時間のうちに接着力を発
揮する特性を有するので、熱圧着の完了から一定の時間
が経過して初めて目標の接着力が発揮されるという特性
を有する粘着剤と組み合わされることで、熱圧着直後の
初期の段階から被着材に対する接着層の接着力は適正に
発揮されるようになる。
【0021】請求項6の発明では、上記請求項5の発明
において、ホットメルト接着剤層の厚さは、1〜50μ
mの範囲に設定されているものとする。
【0022】上記の構成において、ホットメルト接着剤
層の厚さが1〜50μmの範囲に設定されているので、
ホットメルト接着剤層の厚さが1μmに満たない場合の
ように粘着剤層のブロッキングの発生を十分に防止する
ことが困難であるという事態は回避される一方、ホット
メルト接着剤層の厚さが50μmを超えている場合のよ
うに熱圧着時にホットメルト接着剤自体の接着力を発揮
する作用よりも粘着剤層の接着力を阻害する作用の方が
勝って接着層としての接着力を低下させ易くなるという
事態も回避される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態に係る
熱圧着型マーキングフィルムAの全体構成を模式的に示
しており、このマーキングフィルムAは、所定形状にカ
ットされた後にレインコートやグランドコート等、撥水
処理の施された被着材としての布地gに接着するために
用いられる。
【0024】上記マーキングフィルムAは、フィルム本
体1と、このフィルム本体1の一方の面(図1の上方の
面)に剥離可能に設けられた支持体2と、上記フィルム
本体1の支持体2とは反対側の面(同図の下側の面)に
設けられた接着層3とを備えている。
【0025】具体的には、上記フィルム本体1は、支持
体2の側(図1の上側)に配置された着色ウレタン層1
aと、接着層3の側(同図の下側)に配置された白色ウ
レタン層1bとを有する。これらウレタン層1a,1b
の材料には主としてポリウレタン樹脂が使用されてい
て、各ポリウレタン樹脂には、アクリル系添加剤及びシ
リコン系添加剤の両方又は何れか一方が添加されてい
る。さらに、着色ウレタン層1aの場合には所定色の着
色剤が、また白色ウレタン層1bの場合には白色の着色
剤がそれぞれ添加されており、白色ウレタン層1bは、
下地に対し十分な隠蔽力を有するものとなっている。そ
して、着色ウレタン層1aの厚さは例えば30μmに、
また白色ウレタン層1bの厚さは例えば20μmにそれ
ぞれ設定されている。
【0026】上記支持体2は、厚さが例えば100μm
程度のPETフィルム等により構成されていて、マーキ
ングフィルムAが熱圧着される際に十分な耐熱性及び寸
法安定性を有し、かつマーキングフィルムAがカッティ
ングされる際にそのカッティング作業に支障をきたさな
いものとされている。
【0027】そして、本実施形態では、上記接着層3
は、上記フィルム本体1の側(図1の上側)に配置され
た粘着剤層3aと、この粘着剤層3aのフィルム本体1
とは反対の側(同図の下側)に配置されていて、加熱さ
れて溶融する表面処理層としてのホットメルト接着剤層
3bとを有してなっている。
【0028】具体的には、上記粘着剤層3aは、アクリ
ル系やポリエステル系等の粘着剤からなるものであり、
その厚さは30〜100μmの範囲、好ましくは40〜
70μmの範囲に設定されている。つまり、粘着剤層3
aの厚さが30μm未満であると十分な接着力は得られ
ず、一方、100μmを超えていると、熱圧着時に粘着
剤が食み出して支持体2に付着し、その結果、支持体2
を剥離する際にマーキングフィルムAのコーナ部が剥が
れ易くなる。尚、特にアクリル系の場合には、その粘着
剤の凝集力を高めるために架橋剤(イソシアネート)が
添加される。
【0029】一方、上記ホットメルト接着剤層3bは、
ポリエステル系材料、ウレタン系材料、アクリル系材
料、ナイロン系材料、又はそれらの混合物からなる融点
が130℃以下の低融点ホットメルト接着剤で構成され
ており、その厚さは1〜50μmの範囲、好ましくは2
〜30μmの範囲に設定されている。つまり、ホットメ
ルト接着剤層3bの厚さが1μm未満であると、上記粘
着剤層3aのブロッキングの発生を十分に防止すること
はできず、一方、50μmを超えていると、ホットメル
ト接着剤の接着力を発揮する作用よりも、粘着剤層3a
の接着力を阻害する作用の方が勝るようになって接着層
3としての接着力を低下させ易くなる。
【0030】次に、上記熱圧着型マーキングフィルムA
を布地gに熱圧着させる手順について、図2〜図5を参
照しながら説明する。先ず、図2に示すように、熱圧着
型マーキングフィルムAを所定の表示を行う平面形状
(図示する例ではアルファベットの大文字のHの形状)
にカットする。その方法は、例えばコンピュータ制御の
カッティングマシンを用い、コンピュータに所定形状を
入力してマーキングフィルムAの接着層3及びフィルム
本体1のみをカットする。そして、図3に示すように、
接着層3及びフィルム本体1の不要部分を取り除く。次
に、図4に示すように、プレス下板11と、このプレス
下板11に対し上下移動可能なプレス上板12とを備え
てなる熱プレス機Bを用い、そのプレス下板11の上に
載置された布地gに対し、上記マーキングフィルムAを
位置決めして接着層3が布地gと対面するように重ね合
わせ、プレス上板12によりマーキングフィルムA及び
布地gをプレス下板11との間で挟圧しつつ加熱する。
具体的には、例えば125℃の加熱温度で1cm2当り
560gの荷重を加えて5秒間に亘る熱プレスを行な
う。これにより、接着層3のうちのホットメルト接着剤
層3bが溶融して粘着剤層3aが布地gに接触して粘り
付くようになる。すると、先ず、ホットメルト接着剤層
3bのホットメルト接着剤の接着力が上記熱プレスの完
了直後から発揮され、次いで、粘着剤層3aの接着力が
時間の経過とともに徐々に発揮されるようになる。その
後、例えば約4分間に亘り常温で冷却させた後、支持体
2をフィルム本体1の表面から剥離する。これで、図5
に示すように、撥水加工処理の施された布地gの表面に
所定の文字が表示されることとなる。
【0031】したがって、本実施形態によれば、フィル
ム本体1と、このフィルム本体1の一方の面に剥離可能
に設けられた支持体2と、上記フィルム本体1の支持体
2とは反対側の面に設けられた接着層3とを備えた熱圧
着型マーキングフィルムAにおいて、上記接着層3を、
上記フィルム本体1の側に配置された粘着剤層3aと、
この粘着剤層3aのフィルム本体1とは反対の側に配置
されていて、融点が130℃以下である低融点ホットメ
ルト接着剤からなるホットメルト接着剤層3bとの2層
構造としたので、マーキングフィルムAのカッティング
作業時等には上記ホットメルト接着剤層3bにより粘着
剤層3aのブロッキングの発生を防止して良好な加工性
を得ることができる一方、熱圧着時にはホットメルト接
着剤層3bが溶融することで、上記粘着剤層3aの接着
力を十分に発揮させることができ、その上、上記ホット
メルト接着剤層3aが熱圧着直後から発揮する接着力と
組み合わされることで、撥水加工処理の施された布地g
に熱圧着直後の初期の段階から熱圧着型マーキングフィ
ルムAを適正に接着させることができる。
【0032】尚、上記実施形態では、粘着剤層3aとし
て、粘着剤に架橋剤を添加したものを用いるようにして
いるが、粘着剤のみで十分な接着力が得られる場合に
は、特に架橋剤を添加しなくてもよい。
【0033】また、上記実施形態では、ホットメルト接
着剤層3bを、融点が130℃以下である低融点ホット
メルト接着剤で構成するようにしているが、布地gに熱
の影響が及ばない場合や、布地gの熱に対する物性によ
っては、融点が130℃を超えるもので構成するように
しても構わない。
【0034】また、上記実施形態では、ホットメルト接
着剤で表面処理層(ホットメルト接着剤層)を構成する
ようにしているが、例えばホットメルト接着剤による接
着力が不要であるような場合には、単なるブロッキング
防止層としての表面処理層を設けるようにしてもよい。
【0035】また、上記実施形態では、フィルム本体1
に白色ウレタン層1bを設けるようにしているが、その
ような白色ウレタン層1bはマーキングフィルムAの意
匠性等によっては省略することができる。
【0036】また、上記実施形態では、フィルム本体1
を、主にウレタン樹脂を用いて構成するようにしている
が、フィルム本体の構成材料に別のものを用いてもよ
い。
【0037】さらに、上記実施形態では、支持体2とし
てPETフィルムを用いているが、例えばポリプロピレ
ンフィルム等、他のものを用いるようにしてもよい。
【0038】(実験例1)ここで、上記実施形態に係る
熱圧着型マーキングフィルムを作製して行なった接着性
能の実験について説明する。先ず、上記マーキングフィ
ルムの作製方法について説明すると、厚さが100μm
である支持体としてのPETフィルム上に、フィルム本
体として、厚さが30μmである着色ウレタン層、及び
厚さが20μmである白色ウレタン層を順に製膜した。
そして、その上に厚さが50μmである粘着剤層を製膜
し、40±5℃の環境下で2日間の熟成を実施した後、
その上に厚さが100μmであるホットメルト接着剤層
を製膜した。
【0039】上記PETフィルムには、ユニチカ(株)
製の「エンブレット(商品名)」を用いた。また、上記
着色ウレタン層には、セイコー化成(株)製のウレタン
系材料である「ラックスキン U−2245(商品
名)」と、特殊色料工業(株)製の変性アクリル材料で
ある「UAC−43(商品名)」とをそれぞれ用いた。
その配合は、100重量部のウレタン系材料(顔料を含
む)に対し、変性アクリル材料を30重量部とした。ま
た、上記白色ウレタン層には、大日精化工業(株)製の
ウレタン系材料である「レザミン ME2825LP
(商品名)」を用いた。その配合は、100重量部のウ
レタン系材料に対し、白色顔料を30重量部とした。
【0040】そして、上記粘着剤層には、綜合化学
(株)製のアクリル酸エステル樹脂である「SKダイン
1604N(商品名)」と、同社製の架橋剤(イソシ
アネート)である「L−45(商品名)」と、ハニー化
成(株)製の変性アクリル材料である「B−117(商
品名)」とを用いた。その配合は、60重量部のアクリ
ル酸エステル樹脂に対し、変性アクリル材料を40重量
部とした。架橋剤は、0.83重量部だけ添加した。一
方、上記ホットメルト接着剤層には、日本マタイ(株)
製のウレタン系材料である「H608(商品名)」を用
いた。
【0041】次に、撥水加工の施された布地として、フ
ッ素加工されてなるジャパンゴアテックス(株)製の
「ゴアテックス(登録商標)」を用い、この布地の上に
上記マーキングフィルムを載置し、熱プレス機を用いて
125℃の加熱温度で1cm2当り560gの荷重を加
えて15秒間に亘る熱プレスを行なった後、約4分間に
亘り常温で冷却してからPETフィルムを剥離した。
【0042】そして、上記熱プレスの完了直後から、粘
着剤層及びホットメルト接着剤層の各接着力の変化を1
時間に亘り経時的に測定した。その結果を、図6に併せ
て示す。
【0043】上記の図6から判るように、ホットメルト
接着剤層は、熱プレスの完了直後から高いレベルの接着
力(約1.0kg/cm)を発揮するものの、約4分間
が経過した時点からはその接着力は急激に低下し、50
分間が経過した時点では接着力は既に0.4kg/cm
を下回っていたが、それ以降は、0.3kg/cm以上
の安定したレベルで推移している。
【0044】一方、粘着剤層は、熱プレスの完了直後に
は未だ低いレベルの接着力しか発揮しないが、その接着
力は時間の経過とともに高くなり、4分間を過ぎた時点
では上記ホットメルト接着剤層の接着力と逆転してそれ
を上回るようになり、約10分間が経過した時点で1.
0kg/cmに迫るレベルに達した後は、0.9kg/
cmを超えるレベルで安定的に推移している。
【0045】したがって、接着層としては、1.2kg
/cmを超える高いレベルの接着力が得られることにな
る。
【0046】(実験例2)次に、本発明に係る3種類の
熱圧着型マーキングフィルムを作製して行なった実験に
ついて説明する。先ず、各々、上記実験例1の場合と同
じ材料及び厚さのPETフィルム及びフィルム本体の上
に、同じく厚さが50μmである粘着剤層を製膜し、4
0±5℃の環境下で24時間の熟成を実施した。その際
に、上記粘着剤層の配合は、100重量部のアクリル酸
エステル樹脂に対し、架橋剤を66重量部、変性アクリ
ル材料を1.0重量部とした。
【0047】そして、上記熟成が完了した後、表面処理
層のための2種類の材料を用いて3種類のマーキングフ
ィルムを作製し、それらを発明例1〜発明例3とした。
【0048】具体的には、発明例1では、上記表面処理
層の材料として、日立化成ポリマー(株)製の飽和ポリ
エステル系材料である「ハイボン 7040(商品
名)」と、上述の変性アクリル材料とを用いた。配合
は、飽和ポリエステル材料を95重量部に変性アクリル
材料を5重量部とした。そして、粘着剤層の上に、厚さ
が4μmである表面処理層としてのブロッキング防止層
を設けた。
【0049】また、発明例2では、上記表面処理層の材
料として、セイコー化成(株)製のウレタン系材料であ
る「ラックスキン 1358(商品名)」を用いた。そ
して、粘着剤層の上に、厚さが4μmである表面処理層
としてのブロッキング防止層を設けた。
【0050】さらに、発明例3では、上記表面処理層の
材料として、実験例1のホットメルト接着剤層の場合と
同じウレタン系材料を用い、粘着剤層の上に、厚さが3
0μmである表面処理層としてのホットメルト接着剤層
を設けた。
【0051】一方、比較のために、4種類の比較例1〜
比較例4を作製した。具体的には、比較例1では、上記
発明例3において、粘着剤層を省略するとともに、ホッ
トメルト接着剤層の厚さを100μmとした。比較例2
では、上記発明例1の場合の粘着剤層の厚さを120μ
mとした。比較例3では、上記発明例1及び2の場合の
ブロッキング防止層の厚さを30μmとした。さらに、
比較例4では、上記発明例3の場合のホットメルト接着
剤層の厚さを60μmとした。
【0052】以上の発明例1〜3及び比較例1〜4につ
いて、各マーキングフィルムを、武藤工業(株)製のカ
ッティングマシンである「SP−500(商品名)」を
用いて所定形状にカットし、接着層及びフィルム本体の
不要部分を取り除いた。その後、上記実験例1の場合と
同じ布地を用い、この布地の上にカットされたマーキン
グフィルムを載置し、熱プレス機を用いて125℃の加
熱温度で1cm2 当り560gの荷重を加えて15秒間
に亘る熱プレスを行なった後、約4分間に亘り常温で冷
却してからPETフィルムを剥離した。この段階では、
フィルム本体の表面は、上記PETフィルムの表面によ
る艶出し仕上げとなっている。そこで、上記フィルム本
体の上に艶消し用の耐熱離型紙を載置し、熱プレス機を
用いて上記の場合と同じ条件で再び熱プレスすること
で、艶消し加工を行なった。
【0053】そして、上記発明例1〜3及び比較例1〜
4の各々について、以下に示す各評価項目毎の加工性を
調べるとともに、JISに基づく試験を行なった。その
結果を、次の表1に併せて示す。
【0054】
【表1】
【0055】先ず、上記加工性については、カッティン
グ性、かす取り性、PET剥離性、艶消し性及び接着力
の5項目を調べた。具体的には、カッティング性では、
カッティングマシンにおいて刃長が400μmであるカ
ッタを用い、このカッタに70gの荷重を加えつつカッ
ティングし、そのときに適正にカットされたか否かを判
定した。尚、上記の表1では、問題なくカットできたも
のを「○」で示し、一部にカット不良の生じたものを
「△」で示している。また、問題なくカットできたのも
については、カッタの荷重を40gに減らしてカッティ
ングを行ない、それでも問題なくカットできたものは
「◎」で示している。
【0056】上記かす取り性とは、カッティングされた
接着層における必要部分と不要部分との境界において、
不要部分が必要部分に再付着し易いためにその再付着し
た部分が不要部分を取り去る際にかすとして残ることが
あり、場合によっては必要部分の一部が不要部分に再付
着して持ち上げられることから、そのようなかすが残り
難い性質を意味している。そして、通常の注意を払って
不要部分を取り去ったときに、必要部分を持ち上げるこ
となくかすが残らなかったか否かを判定した。上記の表
1では、かすの残らなかったものを「○」で示し、必要
部分の一部が持ち上げられてめくれたものを「△」で示
している。また、かすの残らなかったもののうちで、特
別の注意を払わなくてもかすが残らなかったものは
「◎」で示している。
【0057】上記PET剥離性では、通常の注意を払っ
て問題なくPETフィルムが剥離できるか否かを判定し
た。上記の表1では、合格したものを「○」で示し、接
着層のめくれを伴うものは「×」で示している。そし
て、上記合格したもののうち、特別の注意を払わなくて
も問題なく剥離できたものについては「◎」で示してい
る。
【0058】上記艶消し性では、PETフィルムを剥離
した後のフィルム本体に、不具合を伴うことなく適正な
艶消し加工を行なうことができるか否かを判定した。そ
の結果、上記の表1に示すように、この点については、
発明例1〜3についても比較例1〜4の場合と同じく全
てが合格(「○」)であった。
【0059】上記接着力〔単位:kg/cm〕について
は、艶消し加工後に、布地及び該布地に接着されたマー
キングフィルムから幅が2cmの短冊状テストピースを
サンプリングし、そのテストピースにおけるマーキング
フィルムの一端を180°の方向に200mm/分の速
度で引き剥がして測定した。尚、比較例1では、接着力
が極めて小さかったので、熱プレス機の加熱温度を16
5℃とし、そのときの接着力を示している。また、加熱
温度が130℃であるときの接着力は括弧内に示してお
く。
【0060】一方、上記JISに基づく試験としては、
2種類行なった。先ず、1つ目の試験では、JIS L
0217の「繊維製品の取扱いに関する表示記号及び
その表示方法」の規定に基づく上記布地の洗濯表示に従
って30回の洗濯を行ない、マーキングフィルムの不具
合の有無を調べた。次に、2つ目の試験では、JISL
0860の「ドライクリーニングに対する染色堅ろう
度試験方法」に基づき、5回のドライクリーニングを行
なってマーキングフィルムの不具合の有無を調べた。上
記の表1には、各々、不具合の無かったものを「○」
で、また不具合の有ったものを「×」でそれぞれ示して
いる。
【0061】以上を総合して、優秀なものには「◎」
を、特に問題の無いものには「○」を、多少の難が有る
ものには「△」を、実用に供し得ないものには「×」を
それぞれ付して上記の表1に示している。その結果、発
明例1〜3は何れも優秀であったが、比較例1〜4は何
れも不可であった。
【0062】具体的に考察すると、比較例1では、布地
に収縮が発生した。これは、加熱温度が高かったためで
ある。かといって、加熱温度が低いと十分な接着力は得
られなかった。つまり、ホットメルト接着剤のみでは低
い加熱温度で十分に接着させるのは困難であるというこ
とが判る。
【0063】比較例2では、接着力は十分であったが、
カッティング性及びかす取り性にそれぞれ難点があり、
その上、PET剥離性では不可の判定であった。これ
は、粘着剤層が食み出すことに起因するものであるが、
発明例1との比較から、粘着剤層の厚過ぎることが原因
であると判る。
【0064】比較例3では、カッティング性、かす取り
性及びPET剥離性では申し分ないものの、接着力が小
さ過ぎ、したがって、洗濯試験及びドライクリーニング
試験では共に不可である。これは、粘着剤層の機能が十
分に発揮されていないからであるが、発明例1及び2と
の比較から、ブロキング防止層が厚過ぎて粘着剤層の接
着性を阻害していることによるものであると考えられ
る。また、発明例3との比較から、表面処理層が単なる
ブロッキング防止層である場合には、ホットメルト接着
剤層のように接着力を有するものである場合と同じ層厚
(30μm)であっても、接着層としての十分な接着力
は得られなくなるということが判る。
【0065】比較例4では、上記比較例1の場合と同様
に十分な接着力が得られていない。これは、発明例3と
の比較から、ホットメルト接着剤層が厚過ぎて粘着剤層
の接着力を阻害しているからであると考えられる。つま
り、表面処理層がホットメルト接着剤層のように接着力
を有するものである場合であっても、やはり厚過ぎる
(60μm)と粘着剤層の接着力を阻害する作用の方が
勝るようになり、その結果、接着層としての接着力は不
十分なものになるということが判る。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、フィルム本体と、該フィルム本体の一方の面に
剥離可能に設けられた支持体と、上記フィルム本体の上
記支持体と反対側の面に設けられた接着層とを備えた熱
圧着型マーキングフィルムにおいて、上記接着層を、上
記フィルム本体の側に配置された粘着剤層と、該粘着剤
層のフィルム本体とは反対の側に配置され、加熱されて
溶融する表面処理層とを有してなるものとしたので、上
記表面処理層により粘着層のブロッキングを防止して良
好な加工性を得ることができる一方、熱圧着時には上記
表面処理層が溶融して上記粘着剤層の接着力を十分に発
揮させることができ、撥水加工処理の施された布地等の
被着材に適正に接着させることができる。
【0067】請求項2の発明によれば、上記粘着剤層
を、粘着剤に架橋剤が添加されてなるものとしたので、
上記粘着剤の凝集力を高めて被着材との接着性を向上さ
せることができる。
【0068】請求項3の発明によれば、上記粘着剤層の
厚さを、30〜100μmの範囲に設定するようにした
ので、粘着剤層が厚過ぎる場合に生じるカッティング時
や支持体剥離時の不具合を回避しつつ、被着体に対し十
分な接着力を発揮させることができ、よって、上記請求
項1の発明による効果を適正に得ることができる。
【0069】請求項4の発明によれば、上記表面処理層
を、融点が130℃以下である低融点材料からなるもの
としたので、130℃を超える熱により収縮変形するナ
イロンやポリエステル等の被着材にも、そのような熱に
よる悪影響を与えることなく接着させることができる。
【0070】請求項5の発明によれば、上記表面処理層
を、ホットメルト接着剤層としたので、熱圧着完了時か
ら短時間のうちに発揮されるホットメルト接着剤の接着
力により、粘着材層の接着力が未だ十分に発揮されない
熱圧着完了後の初期の段階から被着材への十分な接着力
を得ることができるようになる。
【0071】請求項6の発明によれば、上記ホットメル
ト接着剤層の厚さを、1〜50μmの範囲に設定するよ
うにしたので、粘着剤層の接着性を阻害することなくホ
ットメルト接着剤層の接着力を発揮させることができ、
粘着剤層及びホットメルト接着剤層の各接着力を効率よ
く発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る熱圧着型マーキング
フィルムの全体構成を模式的に示す断面図である。
【図2】カッティングされたマーキングフィルムを模式
的に示す斜視図である。
【図3】接着層及びフィルム本体の不要部分が取り除か
れた状態を模式的に示す斜視図である。
【図4】熱プレス機でマーキングフィルムが布地にプレ
スされる状態を模式的に示す断面図である。
【図5】布地に熱圧着されかつ支持体が剥離された状態
を模式的に示す断面図である。
【図6】実験例1におけるホットメルト接着剤層及び粘
着剤層の各接着力の熱プレス完了からの経時変化を併せ
て示す特性図である。
【図7】従来の熱圧着型マーキングフィルムの構成を模
式的に示す図1相当図である。
【符号の説明】
1 フィルム本体 2 支持体 3 接着層 3a 粘着剤層 3b ホットメルト接着剤層(表面処理層) A 熱圧着型マーキングフィルム g 布地(被着材)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム本体と、該フィルム本体の一方
    の面に剥離可能に設けられた支持体と、上記フィルム本
    体の上記支持体と反対側の面に設けられた接着層とを備
    えた熱圧着型マーキングフィルムにおいて、 上記接着層は、上記フィルム本体の側に配置された粘着
    剤層と、該粘着剤層のフィルム本体とは反対の側に配置
    され、加熱されて溶融する表面処理層とを有してなるこ
    とを特徴とする熱圧着型マーキングフィルム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の熱圧着型マーキングフィ
    ルムにおいて、 粘着剤層は、粘着剤に架橋剤が添加されてなることを特
    徴とする熱圧着型マーキングフィルム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の熱圧着型マーキン
    グフィルムにおいて、 粘着剤層の厚さは、30〜100μmの範囲に設定され
    ていることを特徴とする熱圧着型マーキングフィルム。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3記載の熱圧着型マー
    キングフィルムにおいて、 表面処理層は、融点が130℃以下である低融点材料か
    らなることを特徴とする熱圧着型マーキングフィルム。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3又は4記載の熱圧着型
    マーキングフィルムにおいて、 表面処理層は、ホットメルト接着剤層であることを特徴
    とする熱圧着型マーキングフィルム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の熱圧着型マーキングフィ
    ルムにおいて、 ホットメルト接着剤層の厚さは、1〜50μmの範囲に
    設定されていることを特徴とする熱圧着型マーキングフ
    ィルム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2020070360A (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 シーレックス株式会社 タイヤ用粘着シート

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