JPH11114813A - 研磨システム及びその制御方法 - Google Patents

研磨システム及びその制御方法

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JPH11114813A
JPH11114813A JP29027897A JP29027897A JPH11114813A JP H11114813 A JPH11114813 A JP H11114813A JP 29027897 A JP29027897 A JP 29027897A JP 29027897 A JP29027897 A JP 29027897A JP H11114813 A JPH11114813 A JP H11114813A
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JP
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carrier
polishing
angle
gear
rotation angle
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Withdrawn
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JP29027897A
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English (en)
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Hiroshi Yashiki
博 屋鋪
Koji Ishibashi
好司 石橋
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Original Assignee
SpeedFam Co Ltd
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    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B37/00Lapping machines or devices; Accessories
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    • B24B37/07Lapping machines or devices; Accessories designed for working plane surfaces characterised by the movement of the work or lapping tool
    • B24B37/08Lapping machines or devices; Accessories designed for working plane surfaces characterised by the movement of the work or lapping tool for double side lapping
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
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    • B24B37/34Accessories
    • B24B37/345Feeding, loading or unloading work specially adapted to lapping
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    • B24B49/00Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation
    • B24B49/02Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation according to the instantaneous size and required size of the workpiece acted upon, the measuring or gauging being continuous or intermittent
    • B24B49/04Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation according to the instantaneous size and required size of the workpiece acted upon, the measuring or gauging being continuous or intermittent involving measurement of the workpiece at the place of grinding during grinding operation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークの研磨精度を維持しつつ、ワークの確
実な搬入及び搬出が可能な研磨システム及びその制御方
法を提供することを目的とする。 【解決手段】 研磨装置1と搬入装置2と搬出装置3と
制御装置4とを備える。研磨装置1において、n枚のキ
ャリア14に穿設されたm数の保持孔15に保持された
ワークWを下定盤10と上定盤19とで両面研磨する。
制御装置4により、ワークWが所望厚さになった時点で
キャリア14の公転角度を求め、求めた公転角度にもっ
とも近い360゜/nの整数倍の公転角度迄、キャリア
14を公転させて、研磨装置1を停止させる。そして、
停止時のキャリアの自転角度を求め、この自転角度だ
け、ローダ23及びアンローダ33の取付体24,34
を自転させて、ワークWのキャリア14からの搬出及び
搬入を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、磁気ディスク等
のワークの搬入,研磨,及び搬出を自動的に行う研磨シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の研磨システムとしては例
えば図10に示すような技術がある。図10において、
符号110は未研磨のワークWを搬入するための搬入部
であり、符号120は搬入されたワークWを所望厚さま
で研磨するための研磨部であり、符号130は研磨部1
20で研磨されたワークWを搬出するための搬出部であ
る。
【0003】搬入部110は、テーブル111上に配置
されたワークWをローダ112に固設されたチャック1
13で保持し、ローダ112をレール140に沿って移
動させた後、研磨部120のキャリア121の保持孔1
21a内に搬入する部分である。研磨部120は、キャ
リア121に保持されたワークWを下定盤122と上定
盤123とで挟み、サンギア124を駆動回転させると
共に、上及び下定盤122,123を互いに逆方向に回
転させることで、ワークWの両面を研磨する部分であ
る。すなわち、サンギア124を駆動回転させること
で、キャリア121がサンギア124とインターナルギ
ア125との間のドーナッツ状の間隙を自転しながら公
転するので、キャリア121内のワークWは、互いに逆
回転する下定盤122及び上定盤123によって効果的
に研磨される。そして、ワークWが所望厚さまで、研磨
された時点で研磨作業を止める。搬出部130は、アン
ローダ131をレール140に沿って研磨部120側に
移動させ、アンローダ131に固設されたチャック13
2で既研磨のワークWをキャリア121の保持孔121
aから取り出した後、ワークWをテーブル133まで運
んで配置する部分である。
【0004】ところで、搬入部110のローダ112に
より、未研磨のワークWをキャリア121の保持孔12
1a内に確実に搬入し、かつ、搬出部130のアンロー
ダ131により、既研磨のワークWをキャリア121の
保持孔121a内から確実に搬出するには、研磨終了時
におけるキャリア121と保持孔121aとの位置が研
磨開始時の位置に戻っていなければならない。図11
は、キャリアと保持孔との位置を示す概略平面図であ
り、図11の(a)は研磨開始時の位置を示し、図11
の(b)は研磨終了時の位置を示す。図11の(a)に
示すように、3枚のキャリア121−1〜121−3の
中心と各保持孔121aの中心とが120度間隔の3本
の直線m上にある時に研磨を開始したとすると、研磨終
了時に、3つのキャリア121−1〜121−3の中心
が、図11の(b)の破線で示すように、各直線mから
ずれている場合や、実線で示すように、キャリア121
−1〜121−3の中心は各直線mに一致しているが、
保持孔121aの中心が各直線m上にない場合には、ロ
ーダ112及びアンローダ131に固設されたチャック
113,132によって、ワークWを各キャリア121
の保持孔121aに搬入及び搬出することができない。
したがって、研磨終了時においても、各キャリア121
の中心と保持孔121aの中心が各直線m上になければ
ならない。そこで、この研磨システムでは、サンギア1
24とインターナルギア125とキャリア121との歯
数比を1:3:1に設定し、サンギア124が4の整数
倍の回数だけ回転すると、キャリア121が公転開始時
の位置に戻り、かつ各キャリア121の保持孔121a
も自転開始時の位置に戻るようにしている。すなわち、
図11の(a)に示す状態から、サンギア124を4の
整数倍だけ回転すると、キャリア121−1〜121−
3の中心が3本の直線mのいずれかの直線m上にあり、
しかも、各キャリア121の保持孔121aの中心も直
線mの上にある状態(以下、「定位置状態」という)に
戻るように設計されており、これにより、ワークWをロ
ーダ112又はアンローダ131によって、キャリア1
21の保持孔121aに確実に搬入又は搬出することが
できるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の研磨システムでは、次のような問題がある。例えば、
図11の(a)に示す状態からワークWの研磨を行い、
ワークWが所望厚さまで研磨された時点で、研磨部12
0の駆動を停止させた場合に、キャリア121と保持孔
121aとが上記定位置状態にあることは、実際上ほと
んどあり得ない。このため、従来の研磨システムでは、
ワークWが所望厚さまで研磨された時点から、サンギア
124を数回転させて、キャリア121と保持孔121
aとを定位置状態にする必要がある。しかしながら、サ
ンギア124をたった1回転させただけでも、キャリア
121は相当数の自公転を繰り返すこととなり、その間
に、ワークWが必要以上に研磨されてしまう。特に、キ
ャリア121や保持孔121aが定位置状態から僅かに
ずれた時点で、ワークWが所望の厚さになった場合に
は、キャリア121及び保持孔121aを定位置状態に
するために、サンギア124を略4回転も回転させなけ
ればならず、その間のワークWの目減りは著しく大きな
ものとなってしまう。このように、従来の研磨システム
では、ワークWの確実な搬入及び搬出を行うためにワー
クWの研磨精度を犠牲にしなければならない。特に、研
磨レートの高い研磨部120の場合には、この欠点が顕
著に現れることとなる。
【0006】この発明は上述した課題を解決するために
なされたもので、ワークの研磨精度を維持しつつ、ワー
クの確実な搬入及び搬出が可能な研磨システム及びその
制御方法を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の第1の発明に係る研磨システムは、回転
可能な下定盤,この下定盤の中心部で回転可能なサンギ
ア,このサンギアの外側に同心状に配された回転可能な
インターナルギア,その中心周りに360゜/mの間隔
で穿設されたm数の保持孔を有し且つサンギアとインタ
ーナルギアとに噛合された状態でサンギアの中心周りに
360゜/nの間隔で配されたn数のキャリア,及び下
定盤と共にキャリアの保持孔内のワークを挟持した状態
で下定盤と逆方向に回転可能な上定盤を有してなる研磨
部と、研磨部側に移動可能なローダ,n数のキャリアと
対応した配置状態でローダに設けられ且つ各々自転可能
なn数の取付体,m数の保持孔と対応した配置状態で各
取付体に取り付けられたm数のチャック,及びローダに
設けられn数の取付体を一体に自転させることが可能な
回転機構を有し、未研磨のワークをチャックで保持して
研磨部のキャリアに穿設された保持孔に搬入する搬入部
と、研磨部側から移動可能なアンローダ,n数のキャリ
アと対応した配置状態でアンローダに設けられ且つ各々
自転可能なn数の取付体,m数の保持孔と対応した配置
状態で各取付体に取り付けられたm数のチャック,及び
アンローダに設けられn数の取付体を一体に自転させる
ことが可能な回転機構を有し、既研磨のワークをチャッ
クによりキャリアの保持孔から取り出して所定場所に搬
出する搬出部と、ワークが所望厚さになった時点でのキ
ャリアの公転角度に最も近い360゜/nの整数倍の公
転角度までキャリアを公転させて研磨部を停止させると
共に、当該停止時におけるキャリアの自転角度を求め、
ローダ及びアンローダの各回転機構を制御して、この自
転角度だけ、ローダ及びアンローダの各取付体を自転さ
せる制御部とを具備する構成とした。かかる構成によ
り、研磨部において、サンギア及びインターナルギアの
少なくとも一方を回転させるとともに、上及び下定盤を
互いに逆回転させると、360゜/n間隔で配されたn
数のキャリアが自公転し、各キャリアの中心周りに36
0゜/m間隔で穿設されたm数の保持孔に保持されたn
×m数のワークの両面が同時に研磨される。そして、ワ
ークが所望厚さになると、制御部において、当該時点で
のキャリアの公転角度に最も近い360゜/nの整数倍
の公転角度までキャリアを公転させて停止させる制御が
行われる。しかる後、当該停止時におけるキャリアの時
点角度が求められ搬出部のアンローダに設けられたn数
の取付体がこの自転角度だけ自転される。これにより、
各取付体に取り付けられたm数のチャックの位置が既研
磨のワーク位置に一致され、ワークがチャックによって
保持孔から取り出されて、所定場所に搬出される。ま
た、搬入部のローダに設けられたn数の取付体もキャリ
アの自転角度だけ自転され、各取付体に取り付けられた
m数のチャックの位置と各キャリアの保持孔とが一致さ
れ、チャックに保持された未研磨のワークが空の保持孔
に搬入される。
【0008】また、請求項2の研磨システムによれば、
請求項1に記載の研磨システムにおいて、サンギア,イ
ンターナルギアの回転角度はA,Bであり、サンギア,
インターナルギア及びキャリアの歯数はZs,Zin,及
びZcであり、制御部は、二式、R=(A・Zs+B・Z
in)/2(Zs+Zc)、r=(R−A)・Zs/Zcに基
づき、ワークが所望厚さになった時点でのキャリアの公
転角度に最も近い360゜/nの整数倍の公転角度まで
上記キャリアを公転させた後停止させ、当該停止位置に
おけるキャリアの自転角度rを演算し、この演算したキ
ャリアの自転角度rだけ、ローダ及びアンローダの各取
付体を自転させるものである構成とした。かかる構成に
より、制御部において、ワークが所望厚さになると、キ
ャリアがこの時点での公転角度Rに最も近い360゜/
nの整数倍の角度まで公転されて停止される。そして、
この停止時のキャリアの自転角度rが後式に基づいて演
算され、ローダ及びアンロータの各取付体がこの自転角
度rだけ自転される。
【0009】ところで、研磨部における研磨態様はイン
ターナルギアだけを停止させた状態でワークを研磨する
等、多種多様である。そこで、請求項3の発明に係る研
磨システムは、請求項2に記載の研磨システムにおい
て、研磨部は、インターナルギアを停止させた状態でサ
ンギアを回転させるものであり、制御部は、二式、R=
A・Zs/2(Zs+Zc)、r=(R−A)・Zs/Zc
に基づき、上記ワークが所望厚さになった時点でのキャ
リアの公転角度に最も近い360゜/nの整数倍の公転
角度まで上記キャリアを公転させた後停止させ、当該停
止位置におけるキャリアの自転角度rを演算し、この演
算したキャリアの自転角度rだけ、ローダ及びアンロー
ダの各取付体を自転させるものである構成とした。ま
た、請求項4の発明に係る研磨システムは、請求項2に
記載の研磨システムにおいて、研磨部は、サンギアを停
止させた状態でインターナルギアを回転させるものであ
り、制御部は、二式、R=B・Zin/2(Zs+Zc)、
r=R・Zs/Zcに基づいて、上記ワークが所望厚さに
なった時点でのキャリアの公転角度に最も近い360゜
/nの整数倍の公転角度まで上記キャリアを公転させた
後停止させ、当該停止位置におけるキャリアの自転角度
rを演算し、この演算したキャリアの自転角度rだけ、
ローダ及びアンローダの各取付体を自転させるものであ
る構成とした。また、請求項5の発明に係る研磨システ
ムは、請求項2に記載の研磨システムにおいて、研磨部
は、キャリアが定位置で自転するように、サンギア及び
インターナルギアを回転させるものであり、制御部は、
二式、0=(A・Zs+B・Zin)/2(Zs+Zc)、
r=−A・Zs/Zcに基づいて、定位置におけるキャリ
アの自転角度rを演算し、この演算したキャリアの自転
角度rだけ、ローダ及びアンローダの各取付体を自転さ
せるものである構成とした。また、請求項6の発明に係
る研磨システムは、請求項2に記載の研磨システムにお
いて、研磨部は、キャリアの公転方向がサンギアの回転
方向と同方向になるようにサンギア及びインターナルギ
アを回転させるものであり、制御部は、R>0の条件下
で、二式に基づいて、ワークが所望厚さになった時点で
のキャリアの公転角度に最も近い360゜/nの整数倍
の公転角度までキャリアを公転させた後停止させ、当該
停止位置におけるキャリアの自転角度rを演算し、この
演算したキャリアの自転角度rだけ、ローダ及びアンロ
ーダの各取付体を自転させるものである構成とした。さ
らに、請求項7の発明に係る研磨システムは、請求項2
に記載の研磨システムにおいて、研磨部は、キャリアの
公転方向がサンギアの回転方向と逆方向になるようにサ
ンギア及びインターナルギアを回転させるものであり、
制御部は、R<0の条件下で、上記二式に基づいて、ワ
ークが所望厚さになった時点でのキャリアの公転角度に
最も近い360゜/nの整数倍の公転角度までキャリア
を公転させた後停止させ、当該停止位置におけるキャリ
アの自転角度rを演算し、この演算したキャリアの自転
角度rだけ、ローダ及びアンローダの各取付体を自転さ
せるものである構成とした。
【0010】また、搬出部及び搬入部の回転機構は、n
数の取付体を一体に自転させることができれば良く、そ
の例として、請求項8の発明に係る研磨システムは、請
求項1ないし請求項7のいずれかに記載の研磨システム
において、ローダ及びアンローダの回転機構は、ギア機
構である構成とした。特に、請求項9の発明に係る研磨
システムは、請求項8に記載の研磨システムにおいて、
ギア機構は、n数の取付体の各々に設けられた第1のギ
ア部と、これらの第1のギア部を一体に自転させるため
の第2のギア部と、この第2のギア部を回転させる駆動
部とを具備し、制御部は、駆動部を制御して、n数の取
付体をキャリアの自転角度だけ自転させるものである構
成とし、請求項10の発明に係る研磨システムは、請求
項9に記載の研磨システムにおいて、n数の第1のギア
部の全てに、第2のギア部を噛合させた構成とし、請求
項11の発明に係る研磨システムは、請求項9に記載の
研磨システムにおいて、n数の第1のギア部と第2のギ
ア部の間に遊びギアを介設した構成とし、請求項12の
発明に係る研磨システムは、請求項9に記載の研磨シス
テムにおいて、n数の第1のギア部の各々と第2のギア
部とに無端チェーンを巻き付けた構成とした。また、請
求項13の発明に係る研磨システムは、請求項1ないし
請求項9のいずれかに記載の研磨システムにおいて、ロ
ーダ及びアンローダの回転機構は、ベルト機構である構
成とし、特に、請求項14の発明に係る研磨システム
は、請求項13に記載の研磨システムにおいて、ベルト
機構は、n数の取付体の回転軸の各々と駆動部の回転軸
とに無端ベルトを巻き付けたものであり、制御部は、駆
動部を制御して、n数の取付体をキャリアの自転角度だ
け自転させるものである構成とした。
【0011】上記課題を解決するために、請求項15の
第2の発明に係る研磨システムの制御方法は、サンギア
及びインターナルギアの少なくとも一方を回転させて、
これらサンギアとインターナルギアとに噛合した状態で
サンギアの中心周りに360゜/nの間隔で配されたn
数のキャリアを自転させながら公転させ、各キャリアの
中心周りに360゜/mの間隔で穿設されたm数の保持
孔で保持されたワークの両面を互いに逆回転する上定盤
及び下定盤で研磨する研磨過程と、ワークが所望厚さに
なった時点でのキャリアの公転角度に最も近い360゜
/nの整数倍の公転角度までキャリアを公転させた後、
キャリアの自転及び公転動作を停止させるキャリア公転
角度調整過程と、上記停止時のキャリアの自転角度を求
めるキャリア自転角度決定過程と、n数のキャリアと対
応した配置状態でアンローダに設けられ且つ各々自転可
能なn数の取付体であって、m数の保持孔と対応した配
置状態で各取付体に取り付けられたm数のチャックを有
するn数の取付体を、キャリア自転角度決定過程で求め
たキャリアの自転角度だけ自転させることにより、チャ
ックの位置を既研磨のワークの位置にほぼ一致させ、こ
れらのチャックで既研磨のワークを保持して上記キャリ
アから搬出する搬出過程と、n数のキャリアと対応した
配置状態でローダに設けられ且つ各々自転可能なn数の
取付体であって、m数の保持孔と対応した配置状態で各
取付体に取り付けられたm数のチャックを有するn数の
取付体を、キャリア自転角度決定過程で求めたキャリア
の自転角度だけ自転させることにより、チャックの位置
をキャリアの保持孔の位置にほぼ一致させ、これらのチ
ャックで保持した未研磨のワークを保持孔に搬入する搬
入過程とを具備する構成とした。また、請求項16の研
磨システムの制御方法は、請求項15に記載の研磨シス
テムの制御方法において、キャリア公転調整過程とキャ
リア自転角度決定過程とは、サンギア,インターナルギ
アの回転角度をA,Bとし、サンギア,インターナルギ
ア及びキャリアの歯数をZs,Zin,及びZcとして、二
式、R=(A・Zs+B・Zin)/2(Zs+Zc)、r
=(R−A)・Zs/Zcから、停止位置におけるキャリ
アの公転角度Rと自転角度rとを演算するものである構
成とした。さらにその例として、請求項17の研磨シス
テムの制御方法は、請求項16に記載の研磨システムの
制御方法において、研磨過程は、インターナルギアを停
止させた状態でサンギアを回転させるものであり、キャ
リア公転調整過程とキャリア自転角度決定過程とは、二
式、R=A・Zs/2(Zs+Zc)、r=(R−A)・
Zs/Zcに基づいて、停止位置におけるキャリアの公転
角度Rと自転角度rとを演算するものである構成とし、
請求項18の研磨システムの制御方法は、請求項16に
記載の研磨システムの制御方法において、研磨過程は、
サンギアを停止させた状態で上記インターナルギアを回
転させるものであり、キャリア公転調整過程とキャリア
自転角度決定過程とは、二式、R=B・Zin/2(Zs
+Zc)、r=R・Zs/Zcに基づいて、停止位置にお
けるキャリアの公転角度Rと自転角度rとを演算するも
のである構成とし、請求項19の研磨システムの制御方
法は、請求項16に記載の研磨システムの制御方法にお
いて、研磨過程は、キャリアが定位置で自転するよう
に、サンギア及びインターナルギアを回転させるもので
あり、キャリア自転角度決定過程は、二式、0=(A・
Zs+B・Zin)/2(Zs+Zc)、r=−A・Zs/Z
cに基づいて、定位置におけるキャリアの自転角度rを
演算するものである構成とし、請求項20の研磨システ
ムの制御方法は、請求項16に記載の研磨システムの制
御方法において、研磨過程は、キャリアの公転方向がサ
ンギアの回転方向と同方向になるようにサンギア及びイ
ンターナルギアを回転させるものであり、キャリア公転
調整過程とキャリア自転角度決定過程とは、R>0の条
件下で、二式に基づいて、停止位置におけるキャリアの
公転角度Rと自転角度rとを演算するものである構成と
し、請求項21の研磨システムの制御方法は、請求項1
6に記載の研磨システムの制御方法において、研磨過程
は、キャリアの公転方向がサンギアの回転方向と逆方向
になるようにサンギア及びインターナルギアを回転させ
るものであり、キャリア公転調整過程とキャリア自転角
度決定過程とは、R<0の条件下で、二式に基づいて、
停止位置におけるキャリアの公転角度Rと自転角度rと
を演算するものである構成とした。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、第1の発明の一
実施形態に係る研磨システムを示す概略正面図である。
図1に示すように、この研磨システムは、研磨装置1
(研磨部)と搬入装置2(搬入部)と搬出装置3(搬出
部)と制御装置4(制御部)とを具備している。
【0013】研磨装置1は、互いに逆回転する下定盤1
0及び上定盤19によって、ワークWの両面を研磨する
両面ラッピング装置である。図2は、この研磨装置1を
示す断面図である。研磨装置1の下定盤10は回転軸1
1を中心に回転できるように支持されており、この下定
盤10の中心部つまり回転軸11の端部にサンギア12
が固着されている。そして、これら下定盤10及びサン
ギア12と同心状に配されたインターナルギア13が回
転自在に支持されている。これら下定盤10,サンギア
12,インターナルギア13の下部にはギア10a,1
1a,13aが設けられており、これらギア10a,1
1a,13aに噛合した略示のギア機構17を介してモ
ータ18a,18b,18cを駆動することで、サンギ
ア12,下定盤10,及びインターナルギア13を独立
に回転させることができるようになっている。そして、
下定盤10の上面には、n(正整数)枚のキャリア14
がサンギア12とインターナルギア13とに噛合された
状態で載置されている。図3は、n枚のキャリア14の
配置状態を示す概略平面図である。図3に示すように、
n枚のキャリア14はサンギア12の中心周りに360
゜/nの間隔で配されており、それぞれのキャリア14
には、ワークWを収納するためのm(正整数)個の保持
孔15がキャリア14の中心周りに360゜/m間隔で
穿設されている。一方、図2において、上定盤19は、
下定盤10の真上に吊り下げられており、下降して下定
盤10と共にワークWを挟持するようになっている。こ
れにより、上定盤19と下定盤10とを互いに逆回転さ
せると共に、サンギア12及びインターナルギア13の
少なくとも一方を駆動回転させることで、キャリア14
がサンギア12の周りを自公転し、キャリア14の保持
孔15に収納されたm×n枚のワークWが一度に研磨さ
れるようになっている。このような研磨装置1に、未研
磨のワークWを搬入する装置が図1に示す搬入装置2で
ある。
【0014】搬入装置2は、未研磨のワークWが配置さ
れるテーブル20と、レール22に沿ってスライドし
て、テーブル20上のワークWを研磨装置1迄搬送する
ローダ23とを有している。図4は、搬入装置2のテー
ブル20とローダ23とを示す断面図であり、図5はロ
ーダ23の構造を示す概略図であり、図6はテーブル2
0の平面図である。図4に示すように、ローダ23はテ
ーブル20の真上位置でテーブル20に対して昇降する
ようになっており、その下面部には、n数の取付体24
が配設されている。n数の取付体24は、図5に示すよ
うに、研磨装置1のキャリア14の配置状態(図3参
照)と対応した配置状態で設けられており、各取付体2
4の軸24aは、図4に示すように、ローダ23に固定
されたベアリング24bによって軸支されている。ま
た、取付体24の各下面には、ワークWを保持するため
のm本のチャック25が、キャリア14の保持孔15に
対応した配置状態(図3参照)で取り付けられている。
すなわち、n数の取付体24がローダ23の中心周りに
360゜/nの間隔で配され、m数のチャック25が各
取付体24の中心周りに360゜/mの間隔で取り付け
られている。このようなn数の取付体24は、回転機構
によって一体に自転させることができるようになってい
る。具体的には、この回転機構はギア機構であり、図4
及び図5に示すように、各取付体24の上部に固設され
た第1のギア部24cと、n数の取付体24の中心に設
けられ且つすべてのギア部24cと噛合する第2のギア
部26とで構成され、ギア部26に連結された回転軸2
7aをモータ27(駆動部)で回転させることで、n数
の取付体24が一体に自転する。また、モータ27の回
転軸27aにはスプリング28が巻き付けられ、スプリ
ング28の一方端がモータ27に固着されると共に他方
端が回転軸27aに固着されている。これにより、モー
タ27で回転軸27aを回転させると、スプリング28
が絞られ、モータ27の駆動力を解くと、スプリング2
8の復旧力によって、回転軸27aが元の位置まで逆回
転されることとなる。つまり、モータ27の駆動によっ
て所定角度迄自転させられた取付体24が、モータ27
の駆動力解放時のスプリング28の復旧力によってリセ
ットされるようになっている。一方、テーブル20は、
図6に示すように、n数の受け皿21をその上面に有し
ている。これらの受け皿21は、取付体24と対応して
配されており、図示しないロボットによって未研磨のm
数のワークWが各受け皿21上に載置されるようになっ
ている。ワークWの各受け皿21上への載置は、チャッ
ク25の取付状態と対応するように行われ、これによ
り、真上のローダ23を下降させると、各取付体24の
チャック25と受け皿21のワークWとが完全に一致す
るようになっている。したがって、ローダ23を下降さ
せることで、テーブル20上の全てのワークWをチャッ
ク25によって保持した後、このローダ23を図1に示
すレール22に沿って、研磨装置1迄搬送することがで
きる。そして、研磨装置1で研磨されたワークWを搬出
する装置が搬出装置3である。
【0015】搬出装置3も、搬入装置2と同構造であ
る。すなわち、図6に示すように、360゜/n間隔で
配されたn数の受け皿31を有したテーブル30と、図
4及び図5に示すように、360゜/m間隔のm数のチ
ャック35が取付られたn数の取付体34を360゜/
n間隔で有するアンローダ33とを具備している。ロー
ダ23と同様に、アンローダ33も回転機構を有し、軸
34aがベアリング34bで軸支された各取付体34の
第1のギア部34cに、第2のギア部36が噛合されて
いる。そして、ギア部36に連結された回転軸37aを
モータ37(駆動部)で回転させることで、n数の取付
体34を一体自転させることができ、モータ37の駆動
力解放時にスプリング38の復旧力によってリセットさ
れるようになっている。これにより、アンローダ33
は、既研磨のワークWを研磨装置1から全て取り出し
て、テーブル30側にスライドし、テーブル30の真上
位置でテーブル30に向かって下降し、保持しているワ
ークWを受け皿31上に載置する。そして、受け皿31
上に載置されたワークWは、図示しないロボットによっ
て取り出され、カセット等に収納されるようになってい
る。
【0016】以上のような研磨装置1の研磨動作と搬入
装置2のワークW搬入動作と搬出装置3の搬出動作と取
付体24,34の自転及びリセット動作とを制御する装
置が制御装置4である。図7は、制御装置4を示すブロ
ック図である。図7に示すように、制御装置4は設定部
40と公転角度演算部41と自転角度演算部45とシス
テム制御部46とを有する。
【0017】設定部40は、研磨装置1のサンギア1
2,インターナルギア13,キャリア14の歯数と、搬
入装置2(搬出装置3)のギア部24c(ギア部34
c),ギア部26(ギア部36)の歯数と、キャリア1
4の枚数と、各キャリア14の保持孔15の個数と、サ
ンギア12及びインターナルギア13の回転速度とを入
力する部分である。
【0018】公転角度演算部41は、研磨装置1で研磨
されているワークWが所望厚さになった時点でのサンギ
ア12とインターナルギア13との回転角度に基づい
て、当該時点でのキャリア14の公転角度を求める部分
である。具体的には、研磨装置1の上定盤19に取り付
けられた渦センサ等の厚さ検知センサ42からの電気信
号に基づいて、測定器43がワークWの厚さを演算し、
公転角度演算部41が、この測定器43から入力される
厚さ値を監視すると共に、サンギア12の回転角度セン
サ44aとインターナルギア13の回転角度センサ44
bからの検出信号を監視する。そして、測定器43から
の厚さ値が所望値になった時点でのサンギア12の回転
角度Aとインターナルギア13の回転角度Bとから、下
記(1)式に基づいて、キャリア14の公転角度Rを求
める。なお、Zs,Zin,Zcは設定部40で設定され
たサンギア12,インターナルギア13,キャリア14
の歯数であり、A及びBはサンギア12及びインターナ
ルギア13の回転角度である。 R=(A・Zs+B・Zin)/2(Zs+Zc)、・・・・(1) しかる後、公転角度演算部41は、求めた公転角度Rに
最も近い360゜/nの整数倍の公転角度までキャリア
14を公転させる回転角度A,Bを示す補正信号S1を
システム制御部46に出力する。すると、システム制御
部46が補正信号S1が示す角度だけキャリア14が公
転するように、モータ18a,18cを制御した後、モ
ータ18a〜18cを停止させるようになっている。す
なわち、例えば10枚のキャリア14が始動時から36
3720゜だけ回転したときにワークWが所望厚さにな
ったとすると、360゜/n(=360゜/10=36
゜)の整数倍であって363720゜に最も近い角度は
363960゜であるので、公転角度演算部41はキャ
リア14が現在位置から24゜だけ回転するようにモー
タ18a,18cを制御する。
【0019】自転角度演算部45は、上記制御によって
研磨装置1が停止した時点でのキャリア14の自転角度
rを求め、所定のタイミングでローダ23,アンローダ
33の取付体24,34を自転させる部分である。具体
的には、研磨装置1停止時のキャリア14の公転角度R
(360゜/nの整数倍)とサンギア12の回転角度A
とに基づき、下記(2)及び(3)式とを用いて、キャ
リア14の自転角度rを求める。そして、この自転角度
rだけローダ23,アンローダ33の取付体24,34
を自転させるギア部26,36の回転角度Cを求め、こ
の回転角度Cだけギア部26,36を回転させる自転信
号S2をモータ27,37に出力する。なお、Zs′と
Zc′は設定部40で設定されたギア部26(36)と
ギア部24c(34c)の歯数である。 r=(R−A)・Zs/Zc、 ・・・・(2) C=r・Zc′/Zs′ ・・・・(3)
【0020】システム制御部46は、研磨装置1の研磨
動作の駆動及び停止と搬入装置2の搬入動作と搬出装置
3の搬出動作とを制御する部分である。具体的には、図
1において、下定盤10と上定盤19とでワークWを挟
持した状態で、モータ18a〜18cを駆動させ、下定
盤10と上定盤19とサンギア12とインターナルギア
13とを回転させる。そして、システム制御部46は、
上述したように、公転角度演算部41からの補正信号S
1を受けた時点で補正信号S1が示す角度だけキャリア
14を公転させた後、停止するように、モータ18a〜
18cを制御すると共に、上定盤19を上昇させる制御
を行う。しかる後、システム制御部46は、搬出装置3
のアンローダ33を研磨装置1の下定盤10の真上まで
移動させ、アンローダ33が下定盤10の真上にくる迄
に又は真上にきた時点で、自転角度演算部45に対して
上記自転信号S2の送信指令を行う。そして、システム
制御部46は、アンローダ33を下定盤10に向かって
下降させた後、チャック35で既研磨のワークWを保持
したアンローダ33を上昇させ、テーブル30の真上ま
で移動させる制御を行う。さらに、システム制御部46
は、アンローダ33がテーブル30の真上にくる迄に又
は真上にきた時点で、モータ37への通電を断にする。
すなわち、モータ37の駆動力を解放させる制御を行っ
た後、アンローダ33をテーブル30に向かって下降さ
せる制御を行う。そして、ワークWをテーブル30の受
け皿31に載置したアンローダ33をテーブル30の真
上迄上昇させるようになっている。また、システム制御
部46は、アンローダ33に対する制御とほぼ並行し
て、搬入装置2のローダ23の制御を行う。すなわち、
ローダ23をテーブル20に向けて下降させた後、未研
磨のワークWを保持したローダ23を上昇させ、研磨装
置1の下定盤10の真上まで移動させる。そして、ロー
ダ23が下定盤10の真上にくる迄に又は真上にきた時
点で、自転角度演算部45に対して自転信号S2の送信
指令を行う。そして、ローダ23を下定盤10に向かっ
て下降させた後、チャック25からワークWを解放した
ローダ23を上昇させて、テーブル20の真上迄移動さ
せる。システム制御部46は、ローダ23がテーブル2
0の真上にくる迄に又は真上にきた時点で、モータ27
の駆動力を解放させる。
【0021】次に、この実施形態の研磨システムが示す
動作について説明する。なお、この動作は、第2の発明
に係る研磨システムの制御方法を具体的に達成するもの
でもある。図8は研磨システムの順工程図であり、図9
はキャリア14の公転及び自転状態と取付体24(3
4)の自転状態を示す概略平面図である。図9の(a)
及び(b)に示すように、キャリア14の位置と取付体
24の位置とが完全に一致した状態(以下、「初期状
態」という)から、図8の(a)に示すように、研磨装
置1による研磨過程が実行される。つまり、初期状態で
は、図9の(a)及び(b)に示すように、n数のキャ
リア14の中心が、ローダ23(アンローダ33)の中
心線Mに一致した360゜/n間隔のn本の公転中心線
L上にあり(以下、「定公転位置」という)、しかも、
各キャリア14のm数の保持孔15のうち最も外側に位
置する保持孔15の中心が公転中心線L上にある。ま
た、搬入装置2(3)においても、各取付体24(3
4)のm数のチャック25(35)のうち最も外側に位
置するチャック25(35)の中心が中心線M上にあ
る。このような初期状態から、図8の(a)に示すよう
に、研磨装置1の研磨動作が始動されると、自公転する
キャリア14の保持孔15に保持されたn×m数のワー
クWの両面が互いに逆回転する下定盤10及び上定盤1
9によって研磨される。研磨中のワークWの厚さ値は、
図7に示すように、厚さ検知センサ42と測定器43と
を介して制御装置4の公転角度演算部41に監視され、
ワークWが所望厚さまで研磨されると、回転角度センサ
44a,44bから得たサンギア12の回転角度Aとイ
ンターナルギア13の回転角度Bとから、上記(1)式
が公転角度演算部41において演算される。このとき、
図9の(c)に示すように、キャリア14の位置が上記
定公転位置からずれている場合には、上記(1)式の公
転角度Rは、360゜/nの整数倍にならない。したが
って、かかる場合には、公転角度調整過程が実行され
る。すなわち、求めた上記公転角度Rに最も近い360
゜/nの整数倍の角度が公転角度演算部41で演算さ
れ、補正信号S1がシステム制御部46に送られる。こ
れにより、システム制御部46によって、研磨装置1の
モータ18a,18cが制御され、図9の(d)に示す
ように、n枚のキャリア14が、360゜/nより小さ
い角度だけ公転されて、定公転位置に至ると、研磨装置
1の動作が停止される(研磨過程の終了)。このよう
に、この実施形態の研磨システムによれば、ワークWの
厚さが所望値になった後、研磨装置1を停止させるまで
の間、キャリア14は360゜/nよりも小さな角度し
か公転しないので、その間の自転角度も小さい。したが
って、所望厚さに至った後研磨されるワークWの研磨量
も僅かであり、研磨精度が非常に高いものとなる。キャ
リア14の枚数nが多いほど、この効果が顕著に現れ、
研磨レートの高い研磨装置1においても、十分な研磨精
度を確保することができる。
【0022】ところで、公転角度調整過程は、n枚のキ
ャリア14を定公転位置に調整するだけであり、各キャ
リア14のm数の保持孔15の位置を図9の(a)に示
す初期状態に戻すものではない。したがって、この状態
では、図9の(b)及び(d)に示すように、取付体2
4(34)のチャック25(35)の位置とキャリア1
4の保持孔15の位置とが一致しないことが多い。そこ
で、キャリア14を自転させずに、取付体24(34)
を自転させて、チャック25(35)の位置を保持孔1
5の位置に合わせるためのキャリア自転角度決定過程が
実行される。すなわち、公転角度調整過程が終了する
と、自転角度演算部45において、キャリア14停止時
の公転角度R(360゜/nの整数倍)を用いて、上記
(2)式からキャリア14の自転角度rが演算され、こ
の自転角度rと同角度だけ搬入装置2及び搬出装置3の
取付体24,34を自転させるギア部26,36の回転
角度Cが上記(3)式から演算され、その自転信号S2
が決定される。
【0023】しかる後、搬出過程が実行される。すなわ
ち、図8の(b)に示すように、システム制御部46の
制御によって、搬出装置3のアンローダ33が研磨装置
1側に移動される。そして、アンローダ33の移動中又
は研磨装置1の下定盤10の真上にきた時点で、システ
ム制御部46の指令により、自転信号S2が自転角度演
算部45からアンローダ33のモータ37に送られ、ア
ンローダ33のギア部36が回転角度Cだけ回転され
る。この結果、取付体34が一体に自転し、図9の
(e)に示すように、チャック35の位置が図9の
(d)に示す保持孔15の位置に一致することとなる。
この状態で、図8の(c)に示すように、アンローダ3
3を研磨装置1の下定盤10に向かって下降させると、
全てのチャック35が1対1対応で全ての既研磨ワーク
Wに接触する。すると、各チャック35が各ワークWを
保持した状態で、アンローダ33が上昇され、図8の
(d)に示すようにテーブル30側に移動させられる。
そして、アンローダ33がテーブル30の移動中又は真
上にきた時点で、システム制御部46の制御によってモ
ータ37の駆動力が解放され、スプリング38の復旧力
によって、取付体34の自転位置がリセットされた後、
図8の(e)に示すように、アンローダ33が下降さ
れ、既研磨のワークWがテーブル30上に載置されて、
搬出過程が終了する。
【0024】上記搬出過程とほぼ並行して搬入過程が実
行される。すなわち、システム制御部46の制御によっ
て、図8の(b)及び(c)に示すように、搬入装置2
のローダ23がテーブル20に向かって下降され、テー
ブル20上のワークWがチャック25で保持されると、
ローダ23が上昇された後、図8の(d)に示すよう
に、研磨装置1側に移動させられる。そして、ローダ2
3の移動中又は研磨装置1の下定盤10の真上にきた時
点で、自転信号S2がローダ23のモータ27に送ら
れ、ローダ23のギア部26が回転角度Cだけ回転され
る。この結果、取付体24が一体に自転し、図9の
(e)に示すように、チャック25の位置が保持孔15
の位置に一致する。この状態で、図8の(e)に示すよ
うに、ローダ23を下定盤10に向かって下降させる
と、チャック25が空の保持孔15に1対1で対応す
る。そして、未研磨の各ワークWが各保持孔15に収納
された後、ローダ23が上昇されて、テーブル20側に
移動させられる。そして、ローダ23の移動中又はテー
ブル20の真上にきた時点で、取付体24の自転位置が
リセットされ、搬入過程が終了する。
【0025】以後、同様に、研磨過程,公転角度調整過
程,キャリア自転角度決定過程,搬出過程,及び搬入過
程が繰り返され、その都度、n×m数のワークWが高精
度で研磨されることとなる。
【0026】
【実施例1】この実施例は上記実施形態を具体化したも
のであり、研磨装置1のキャリア14の枚数nが「1
0」に、各キャリア14の保持孔15の個数mが「5」
に、サンギア12とインターナルギア13とキャリア1
4の歯数Zs,Zin,Zcが各々「330」,「55
0」,「110」に搬入装置2(搬出装置3)のギア部
24c(34c)の歯数Zc′が「110」に、ギア部
26(36)の歯数Zs′が「330」に設定され、イ
ンターナルギア13を固定して(B=0)、サンギア1
2を駆動するようになっている。これらの値は制御装置
4の設定部40で予め設定しておく。
【0027】かかる構成により、インターナルギア13
を固定した状態でモータ18a,18cを駆動させて、
研磨装置1を作動させると、10×5=50枚のワーク
Wが同時に研磨される。そして、ワークWが所望厚さ迄
研磨されると、制御装置4の公転角度演算部41におい
て、その時点のキャリア14の公転角度Rが演算され
る。すなわち、上記(1)式を具体化した下記(4)式
が演算される。 R=A・Zs/2(Zs+Zc)、 =3A/8 ・・・・(4) この公転角度Rに最も近い360゜/n=36゜の整数
倍を36゜・P(P=整数)として表すと、上記(4)
式より、キャリア14の公転角度が36゜・Pとなるサ
ンギア12の回転角度Aは、A=96゜・Pであり、こ
の回転角度Aを示す補正信号S1がシステム制御部46
に送られる。これにより、回転角度Aが96゜・Pにな
るまで、サンギア12が回転された後、モータ18a〜
18cが停止される。この結果、ワークWが所望厚さに
なった時点でのキャリア14の公転角度をR1とする
と、キャリア14は「36゜・P−R1」だけ公転され
て、定公転位置に位置決めされることとなる。この公転
角度は、キャリア14が360゜/10=36゜間隔で
配されていることから、36゜よりも小さい角度であ
り、この公転時に生じるワークWの研磨量は僅かであ
る。
【0028】しかる後、自転角度演算部45において、
キャリア14の自転角度rが上記(2)式を具体化した
下記(5)式から求められる。なお、負符号はサンギア
12の回転方向を逆方向に回転させることを意味してい
る。 r=(R−A)・Zs/Zc、 =3(R−A) =3(36゜・P−96゜・P) =−180゜・P ・・・・(5) 上記(5)式から明らかなように、整数Pが奇数の場合
には、キャリア14が初期状態から180゜だけ自転
し、整数Pが偶数の場合には、自転していないものとし
て考えることができる。このため、自転角度演算部45
は、整数Pが奇数の場合にはr=180゜とし、偶数の
場合にはr=0゜として、上記(3)式を具体化した下
記(6)式を演算し、ギア部26(36)の回転角度C
を示す自転信号S2をローダ23(アンローダ33)の
モータ27(37)に出力するようになっている。 C=r/3 ・・・・(6)
【0029】このように、この実施例によれば、ワーク
Wが所望厚さになった後の公転角度が36゜より小さい
ので、その間に生じる無駄な研磨量が少なくて済み、こ
の結果、高精度の研磨を達成することができる。その他
の構成,作用効果は上記実施形態と同様であるのでその
記載は省略する。
【0030】
【実施例2】この実施例は、サンギア12を固定してイ
ンターナルギア13を駆動するようにした点が上記実施
例1と異なる。これにより、ワークWが所望厚さ迄研磨
されると、上記(1)式を具体化した下記(7)式が公
転角度演算部41において演算される。 R=B・Zin/2(Zs+Zc)、 =5B/8 ・・・・(7) この公転角度Rに最も近い公転角度36゜・Pまでキャ
リア14を公転させるインターナルギア13の回転角度
Bは、「57.6゜・P」であるので、この回転角度B
を示す補正信号S1がシステム制御部46に送られ、モ
ータ18a〜18cが停止されて、キャリア14が定公
転位置に位置決めされる。このときも、キャリア14の
公転角度は36゜よりも小さい。
【0031】しかる後、自転角度演算部45において、
キャリア14の自転角度rが上記(2)式を具体化した
下記(8)式から求められる。 r=R・Zs/Zc、 =3R =108゜・P ・・・・(8) この(8)式はさらに下記(9)式のように変形するこ
とができる。ただし、Qは整数(≧0)であり、r′は
剰余である(0≦r′<360゜)。 r=360゜・Q+r′ ・・・・(9) このため、自転角度演算部45は、上記(8)式で求め
た「108゜・P」を360゜で除算して、その剰余
r′を求め、このr′をキャリア14の自転角度rと見
なして、上記(6)式の演算を行い、その回転角度Cを
示す自転信号S2をローダ23(アンローダ33)のモ
ータ27(37)に出力するようになっている。その他
の構成,作用効果は上記実施例1と同様であるのでその
記載は省略する。
【0032】
【実施例3】この実施例は、キャリア14が公転せず定
位置で自転し続けるように、サンギア12,インターナ
ルギア13の回転速度を制御するようにした点が上記実
施例1及び実施例2と異なる。すなわち、制御装置4の
設定部40において、R=0と設定することで、公転角
度演算部41において、上記(1)式を具体化した、下
記(10)式が演算される。 0=(A・Zs+B・Zin)/2(Zs+Zc)、 =(3A+5B)/8 ・・・・(10) システム制御部46は、公転角度演算部41の上記演算
結果に基づいて、サンギア12とインターナルギア13
とを逆方向に、しかも下記(11)式に示す回転比で回
転させるように、モータ18aとモータ18cとを制御
する。A/B=−5/3 ・・・・(11)そ
して、ワークWが所望厚さ迄研磨されると、その時点の
サンギア12とインターナルギア13との回転数A,B
から上記(10)式に基づいてキャリア14の公転角度
Rを求める。このとき、公転角度Rは常に「0」であ
り、36゜・Pに常に一致するので、この時点でのサン
ギア12とインターナルギア13との回転数A,Bを示
す補正信号S1がシステム制御部46に送られ、モータ
18a〜18cがその時点で停止される。
【0033】しかる後、自転角度演算部45において、
上記時点でのサンギア12,インターナルギア13の回
転数A,Bに基づいて、キャリア14の自転角度rが上
記(2)式を具体化した、下記(12)式から求められ
る。 r=−A・Zs/Zc、 =−3A ・・・・(12) この(12)式もまた、上記(9)式のように変形する
ことができるので、自転角度演算部45は、上記(1
2)式で求めた「−3A」を360゜で除算して、その
剰余r′を求め、このr′をrとみなして上記(6)式
の演算を行い、その回転角度Cを示す自転信号S2をロ
ーダ23(アンローダ33)のモータ27(37)に出
力するようになっている。
【0034】このように、この実施例によれば、ワーク
Wが所望厚さ迄研磨した時点で直ちに研磨装置1を停止
させる構成であるので、以後の無駄な研磨が全く行われ
ず、さらに高精度な研磨が可能となる。その他の構成,
作用効果は、上記実施例1及び実施例2と同様であるの
で、その記載は省略する。
【0035】
【実施例4】この実施例は、キャリア14がサンギア1
2と同方向に公転するように、サンギア12とインター
ナルギア13の回転速度を制御する点が上記実施例1〜
実施例3と異なる。すなわち、制御装置4の公転角度演
算部41において、R>0の条件下で上記(1)式を具
体化した下記(13)式が演算され、上記(14)式が
導出される。 R=(A・Zs+B・Zin)/2(Zs+Zc)、 =(3A+5B)/8 ・・・・(13) A/B>−5/3 ・・・・(14) これにより、システム制御部46は、公転角度演算部4
1の演算結果に基づいて、サンギア12とインターナル
ギア13とを逆方向にしかも5/3よりも大きな回転比
で回転させるように、モータ18a,18cを制御す
る。そして、ワークWが所望厚さ迄研磨されると、上記
(13)式が演算されて、その時点のキャリア14の公
転角度Rが求められ、この公転角度Rに最も近い36゜
・P迄キャリア14を公転させるサンギア12とインタ
ーナルギア13との回転数A,Bを示す補正信号S1が
システム制御部46に送られて、キャリア14が定公転
位置に位置決めされる。
【0036】しかる後、自転角度演算部45において、
キャリア14の自転角度rが上記(2)式を具体化した
下記(15)式から求められる。ただし、「A」はキャ
リア14を36゜・P迄公転させたときのサンギア12
の公転角度である。 r=(R−A)・Zs/Zc、 =3(R−A) =3(36゜・P−A) ・・・・(15) この(15)式もまた、上記(9)式のように変形する
ことができるので、(15)式の右辺の回転角度を36
0゜で除算して得た剰余r′をrとみなして上記(6)
式の演算を行い、その回転角度Cを示す自転信号S2を
ローダ23(アンローダ33)のモータ27(37)に
出力するようになっている。その他の構成,作用効果は
上記実施例1〜実施例3と同様であるので、その記載は
省略する。
【0037】
【実施例5】この実施例は、キャリア14がサンギア1
2と逆方向に公転するように、サンギア12とインター
ナルギア13の回転速度を制御する点が上記実施例4と
異なる。すなわち、制御装置4の公転角度演算部41に
おいて、R<0の条件下で上記(13)式の演算が行わ
れ、下記(16)式が導出される。 A/B<−5/3 ・・・・(16) これにより、システム制御部46は、サンギア12とイ
ンターナルギア13とを逆方向にしかも5/3よりも小
さな回転比で回転させるように、モータ18a,18c
を制御する。その他の構成,作用効果は上記実施例4と
同様であるので、その記載は省略する。
【0038】なお、この発明は、上記実施形態に限定さ
れるものではなく、発明の要旨の範囲内において種々の
変形や変更が可能である。例えば、上記実施形態では搬
入装置2及び搬出装置3の回転機構を構成するギア部2
4c(34c)とギア部26(36)とを直結した構造
としたが、ギア部24c(34c)とギア部26(3
6)との間に一以上の遊びギアを設けて、ギア部26
(36)の回転をギア部24c(34c)に伝達するよ
うにしても良い。また、ギア部24c(34c)とギア
部26(36)とに、無端チェーンを巻き付けた構造と
しても良い。また、上記実施形態では、回転機構とし
て、ギア機構を適用したが、ベルト機構とし、ギア部2
4c(34c)及びギア部26(36)をプリーとし
て、これらに滑りが殆ど無い無端ベルトを巻き付けた機
構としても良い。さらに、上記実施形態では、公転角度
演算部41において、ワークWが所望厚さになった時点
でのキャリア14の公転角度Rを上記(1)式により演
算し、この公転角度Rに最も近い360゜/nの整数倍
の公転角度までキャリア14を公転させる補正信号S1
をシステム制御部46に出力して、モータ18a,18
cをシステム制御部46で制御するようにしたが、これ
に限るものではなく、次のような制御構造にすることも
できる。すなわち、測定器43からの信号が示すワーク
Wの厚さ値が所望厚さ値になった時点で、その信号を公
転角度演算部41からシステム制御部46に出力し、こ
の信号を受けたシステム制御部46がサンギア12,イ
ンターナルギア13の回転速度をスローダウンさせるよ
うに、モータ18a,18cを制御する。しかる後、公
転角度演算部41が回転角度センサ44a,44bから
の回転角度A,Bを上記(1)式の右辺に当てはめ、左
辺が360゜/nの整数倍の角度になった時点で、停止
信号を公転角度演算部41からシステム制御部46に送
る。そして、システム制御部46がこの停止信号を受け
ると、モータ18a〜18cを停止させる。
【0039】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、この発明に
よれば、ワークが所望厚さになった後研磨動作を停止さ
せるまでに、キャリアを公転させる角度が360゜/n
よりも小さいので、その間の無駄な研磨が非常に少なく
て済み、この結果、ワークの高精度な研磨が可能にな
る。特に、キャリア枚数が多いほど、この効果が顕著に
現れ、研磨レートの高い研磨部についても十分な研磨性
尾を確保することができる。また、ワークが所望厚さに
なった後の無駄な研磨作業時間を低減させることができ
るので、システムの稼働率を向上させることができ、こ
の結果、高精度のワークを迅速に量産することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る研磨システムを示
す概略正面図である。
【図2】研磨装置を示す断面図である。
【図3】n枚のキャリアの配置状態を示す概略平面図で
ある。
【図4】搬入装置及び搬出装置のテーブルとローダ及び
アンローダとを示す断面図である。
【図5】ローダ及びアンローダの構造を示す概略図であ
る。
【図6】テーブルの平面図である。
【図7】制御装置を示すブロック図である。
【図8】研磨システムの順工程図である。
【図9】キャリアの自公転状態と取付体の自転状態を示
す概略平面図である。
【図10】従来の研磨システムを示す概略斜視図であ
る。
【図11】図10の研磨システムにおけるキャリアと保
持孔の位置を示す概略平面図である。
【符号の説明】
1・・・研磨装置、 2…搬入装置、 3…搬出装置、
4…制御装置、10…下定盤、 12…サンギア、
13…インターナルギア、 14…キャリア、 23…
ローダ、 24,34…取付体、 25,35…チャッ
ク、 33…アンローダ、 41…公転角度演算部、
45…自転角度演算部、 W…ワーク。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能な下定盤,この下定盤の中心部
    で回転可能なサンギア,このサンギアの外側に同心状に
    配された回転可能なインターナルギア,その中心周りに
    360゜/mの間隔で穿設されたm数の保持孔を有し且
    つ上記サンギアとインターナルギアとに噛合された状態
    でサンギアの中心周りに360゜/nの間隔で配された
    n数のキャリア,及び上記下定盤と共にキャリアの保持
    孔内のワークを挟持した状態で下定盤と逆方向に回転可
    能な上定盤を有してなる研磨部と、 上記研磨部側に移動可能なローダ,上記n数のキャリア
    と対応した配置状態で上記ローダに設けられ且つ各々自
    転可能なn数の取付体,上記m数の保持孔と対応した配
    置状態で上記各取付体に取り付けられたm数のチャッ
    ク,及び上記ローダに設けられ上記n数の取付体を一体
    に自転させることが可能な回転機構を有し、未研磨のワ
    ークを上記チャックで保持して上記研磨部のキャリアに
    穿設された保持孔に搬入する搬入部と、 上記研磨部側から移動可能なアンローダ,上記n数のキ
    ャリアと対応した配置状態で上記アンローダに設けられ
    且つ各々自転可能なn数の取付体,上記m数の保持孔と
    対応した配置状態で上記各取付体に取り付けられたm数
    のチャック,及び上記アンローダに設けられ上記n数の
    取付体を一体に自転させることが可能な回転機構を有
    し、既研磨のワークを上記チャックにより上記キャリア
    の保持孔から取り出して所定場所に搬出する搬出部と、 上記ワークが所望厚さになった時点でのキャリアの公転
    角度に最も近い360゜/nの整数倍の公転角度までキ
    ャリアを公転させて研磨部を停止させると共に、当該停
    止時におけるキャリアの自転角度を求め、上記ローダ及
    びアンローダの各回転機構を制御して、この自転角度だ
    け、上記ローダ及びアンローダの各取付体を自転させる
    制御部とを具備することを特徴とする研磨システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の研磨システムにおい
    て、 上記サンギア,インターナルギアの回転角度はA,Bで
    あり、上記サンギア,インターナルギア及びキャリアの
    歯数はZs,Zin,及びZcであり、 上記制御部は、 二式、 R=(A・Zs+B・Zin)/2(Zs+Zc)、 r=(R−A)・Zs/Zc に基づき、上記ワークが所望厚さになった時点での上記
    キャリアの公転角度に最も近い360゜/nの整数倍の
    公転角度まで上記キャリアを公転させた後停止させ、当
    該停止位置における上記キャリアの自転角度rを演算し
    て、この演算したキャリアの自転角度rだけ、上記ロー
    ダ及びアンローダの各取付体を自転させるものである、 ことを特徴とする研磨システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の研磨システムにおい
    て、 上記研磨部は、上記インターナルギアを停止させた状態
    で上記サンギアを回転させるものであり、 上記制御部は、 二式、 R=A・Zs/2(Zs+Zc)、 r=(R−A)・Zs/Zc に基づき、上記ワークが所望厚さになった時点での上記
    キャリアの公転角度に最も近い360゜/nの整数倍の
    公転角度まで上記キャリアを公転させた後停止させ、当
    該停止位置における上記キャリアの自転角度rを演算し
    て、この演算したキャリアの自転角度rだけ、上記ロー
    ダ及びアンローダの各取付体を自転させるものである、
    ことを特徴とする研磨システム。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の研磨システムにおい
    て、 上記研磨部は、上記サンギアを停止させた状態で上記イ
    ンターナルギアを回転させるものであり、 上記制御部は、 二式、 R=B・Zin/2(Zs+Zc)、 r=R・Zs/Zc に基づき、上記ワークが所望厚さになった時点での上記
    キャリアの公転角度に最も近い360゜/nの整数倍の
    公転角度まで上記キャリアを公転させた後停止させ、当
    該停止位置における上記キャリアの自転角度rを演算し
    て、この演算したキャリアの自転角度rだけ、上記ロー
    ダ及びアンローダの各取付体を自転させるものである、 ことを特徴とする研磨システム。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の研磨システムにおい
    て、 上記研磨部は、上記キャリアが定位置で自転するよう
    に、上記サンギア及びインターナルギアを回転させるも
    のであり、 上記制御部は、 二式、 0=(A・Zs+B・Zin)/2(Zs+Zc)、 r=−A・Zs/Zc に基づいて、上記定位置における上記キャリアの自転角
    度rを演算し、この演算したキャリアの自転角度rだ
    け、上記ローダ及びアンローダの各取付体を自転させる
    ものである、 ことを特徴とする研磨システム。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の研磨システムにおい
    て、 上記研磨部は、上記キャリアの公転方向が上記サンギア
    の回転方向と同方向になるように上記サンギア及びイン
    ターナルギアを回転させるものであり、 上記制御部は、R>0の条件下で、 上記二式に基づき、上記ワークが所望厚さになった時点
    での上記キャリアの公転角度に最も近い360゜/nの
    整数倍の公転角度まで上記キャリアを公転させた後停止
    させ、当該停止位置における上記キャリアの自転角度r
    を演算して、この演算したキャリアの自転角度rだけ、
    上記ローダ及びアンローダの各取付体を自転させるもの
    である、 ことを特徴とする研磨システム。
  7. 【請求項7】 請求項2に記載の研磨システムにおい
    て、 上記研磨部は、上記キャリアの公転方向が上記サンギア
    の回転方向と逆方向になるように上記サンギア及びイン
    ターナルギアを回転させるものであり、 上記制御部は、R<0の条件下で、 上記二式に基づき、上記ワークが所望厚さになった時点
    での上記キャリアの公転角度に最も近い360゜/nの
    整数倍の公転角度まで上記キャリアを公転させた後停止
    させ、当該停止位置における上記キャリアの自転角度r
    を演算して、この演算したキャリアの自転角度rだけ、
    上記ローダ及びアンローダの各取付体を自転させるもの
    である、 ことを特徴とする研磨システム。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項7のいずれかに記
    載の研磨システムにおいて、 上記ローダ及びアンローダの回転機構は、ギア機構であ
    る、 ことを特徴とする研磨システム。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の研磨システムにおい
    て、 上記ギア機構は、上記n数の取付体の各々に設けられた
    第1のギア部と、これらの第1のギア部を一体に自転さ
    せるための第2のギア部と、この第2のギア部を回転さ
    せる駆動部とを具備し、 上記制御部は、上記駆動部を制御して、上記n数の取付
    体を上記キャリアの自転角度だけ自転させるものであ
    る、 ことを特徴とする研磨システム。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の研磨システムにおい
    て、 上記n数の第1のギア部の全てに、上記第2のギア部を
    噛合させた、 ことを特徴とする研磨システム。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の研磨システムにおい
    て、 上記n数の第1のギア部と上記第2のギア部の間に遊び
    ギアを介設した、 ことを特徴とする研磨システム。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載の研磨システムにおい
    て、 上記n数の第1のギア部の各々と上記第2のギア部とに
    無端チェーンを巻き付けた、 ことを特徴とする研磨システム。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし請求項7のいずれかに
    記載の研磨システムにおいて、 上記ローダ及びアンローダの回転機構は、ベルト機構で
    ある、 ことを特徴とする研磨システム。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の研磨システムにお
    いて、 上記ベルト機構は、上記n数の取付体の回転軸の各々と
    駆動部の回転軸とに無端ベルトを巻き付けたものであ
    り、 上記制御部は、上記駆動部を制御して、上記n数の取付
    体を上記キャリアの自転角度だけ自転させるものであ
    る、 ことを特徴とする研磨システム。
  15. 【請求項15】 サンギア及びインターナルギアの少な
    くとも一方を回転させて、これらサンギアとインターナ
    ルギアとに噛合した状態でサンギアの中心周りに360
    ゜/nの間隔で配されたn数のキャリアを自転させなが
    ら公転させ、各キャリアの中心周りに360゜/mの間
    隔で穿設されたm数の保持孔で保持されたワークの両面
    を互いに逆回転する上定盤及び下定盤で研磨する研磨過
    程と、上記ワークが所望厚さになった時点での上記キャ
    リアの公転角度に最も近い360゜/nの整数倍の公転
    角度までキャリアを公転させた後、上記キャリアの自転
    及び公転動作を停止させるキャリア公転角度調整過程
    と、 上記停止時のキャリアの自転角度を求めるキャリア自転
    角度決定過程と、 上記n数のキャリアと対応した配置状態で上記アンロー
    ダに設けられ且つ各々自転可能なn数の取付体であっ
    て、上記m数の保持孔と対応した配置状態で上記各取付
    体に取り付けられたm数のチャックを有するn数の取付
    体を、上記キャリア自転角度決定過程で求めたキャリア
    の自転角度だけ自転させることにより、上記チャックの
    位置を上記既研磨のワークの位置にほぼ一致させ、これ
    らのチャックで既研磨のワークを保持して上記キャリア
    から搬出する搬出過程と、 上記n数のキャリアと対応した配置状態で上記ローダに
    設けられ且つ各々自転可能なn数の取付体であって、上
    記m数の保持孔と対応した配置状態で上記各取付体に取
    り付けられたm数のチャックを有するn数の取付体を、
    上記キャリア自転角度決定過程で求めたキャリアの自転
    角度だけ自転させることにより、上記チャックの位置を
    上記キャリアの保持孔の位置にほぼ一致させ、これらの
    チャックで保持した未研磨のワークを上記保持孔に搬入
    する搬入過程とを具備することを特徴とする研磨システ
    ムの制御方法。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の研磨システムの制
    御方法において、 上記キャリア公転調整過程とキャリア自転角度決定過程
    とは、上記サンギア,インターナルギアの回転角度を
    A,Bとし、上記サンギア,インターナルギア及びキャ
    リアの歯数をZs,Zin,及びZcとして、 二式、 R=(A・Zs+B・Zin)/2(Zs+Zc)、 r=(R−A)・Zs/Zc から、上記停止位置における上記キャリアの公転角度R
    と自転角度rとを演算するものである、 ことを特徴とする研磨システムの制御方法。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の研磨システムの制
    御方法において、 上記研磨過程は、上記インターナルギアを停止させた状
    態で上記サンギアを回転させるものであり、 上記キャリア公転調整過程とキャリア自転角度決定過程
    とは、 二式、 R=A・Zs/2(Zs+Zc)、 r=(R−A)・Zs/Zc に基づいて、上記停止位置における上記キャリアの公転
    角度Rと自転角度rとを演算するものである、 ことを特徴とする研磨システムの制御方法。
  18. 【請求項18】 請求項16に記載の研磨システムの制
    御方法において、 上記研磨過程は、上記サンギアを停止させた状態で上記
    インターナルギアを回転させるものであり、 上記キャリア公転調整過程とキャリア自転角度決定過程
    とは、 二式、 R=B・Zin/2(Zs+Zc)、 r=R・Zs/Zc に基づいて、上記停止位置における上記キャリアの公転
    角度Rと自転角度rとを演算するものである、 ことを特徴とする研磨システムの制御方法。
  19. 【請求項19】 請求項16に記載の研磨システムの制
    御方法において、 上記研磨過程は、上記キャリアが定位置で自転するよう
    に、上記サンギア及びインターナルギアを回転させるも
    のであり、 上記キャリア自転角度決定過程は、 二式、 0=(A・Zs+B・Zin)/2(Zs+Zc)、 r=−A・Zs/Zc に基づいて、上記定位置における上記キャリアの自転角
    度rを演算し、この演算するものである、 ことを特徴とする研磨システムの制御方法。
  20. 【請求項20】 請求項16に記載の研磨システムの制
    御方法において、 上記研磨過程は、上記キャリアの公転方向が上記サンギ
    アの回転方向と同方向になるように上記サンギア及びイ
    ンターナルギアを回転させるものであり、 上記キャリア公転調整過程とキャリア自転角度決定過程
    とは、R>0の条件下で、 上記二式に基づいて、上記停止位置における上記キャリ
    アの公転角度Rと自転角度rとを演算するものである、 ことを特徴とする研磨システムの制御方法。
  21. 【請求項21】 請求項16に記載の研磨システムの制
    御方法において、 上記研磨過程は、上記キャリアの公転方向が上記サンギ
    アの回転方向と逆方向になるように上記サンギア及びイ
    ンターナルギアを回転させるものであり、 上記キャリア公転調整過程とキャリア自転角度決定過程
    とは、R<0の条件下で、 上記二式に基づいて、上記停止位置における上記キャリ
    アの公転角度Rと自転角度rとを演算するものである、 ことを特徴とする研磨システムの制御方法。
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