JPH1111221A - バックドア用グリップ - Google Patents

バックドア用グリップ

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Publication number
JPH1111221A
JPH1111221A JP16289397A JP16289397A JPH1111221A JP H1111221 A JPH1111221 A JP H1111221A JP 16289397 A JP16289397 A JP 16289397A JP 16289397 A JP16289397 A JP 16289397A JP H1111221 A JPH1111221 A JP H1111221A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grip
back door
parts
attached
cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP16289397A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Takahashi
充 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Uchihama Kasei Co Ltd
Original Assignee
Uchihama Kasei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Uchihama Kasei Co Ltd filed Critical Uchihama Kasei Co Ltd
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Publication of JPH1111221A publication Critical patent/JPH1111221A/ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車の後端付近に部品や荷物を取付け得る
ようにした多機能なバックドア用グリップを提供して、
利便性及びファッション性の向上を図ること。 【解決手段】 自動車のバックドアDの左右の側縁部
に、ほぼ上下方向に延びる棒状のグリップ部2と、その
グリップ部2の側方に位置して走行時の風をリヤウイン
ドウWに向けるカバー部3とからなるグリップ1を取付
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックドア用グリ
ップに関し、詳しくは、RV車等の自動車の後端付近に
部品や荷物を取付け得るバックドア用グリップに関す
る。
【0002】
【従来の技術】RV車のバックドアにキャリヤ類を備え
るようにした例が、特開平07−304395号、特開平07
−215136号、特開平08−020287号に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記およびは自転
車を取り付けるためのラック(キャリヤ)に関するもの
であるが、いずれもスペアタイヤの装着部を利用したも
のであり、スペアタイヤの装着部が自動車後部にない場
合には取り付けられない。また、上記は自動車の後部
に取り付けられた梯子を利用して自転車を取り付けられ
るようにしたものであるが、自転車を取り付けた状態で
は梯子を利用することができない。このように、上記従
来のラック(キャリヤ)類はいずれも使用範囲及び取付
対象が限定されたものであって他の用途には使えないと
いう問題がある。
【0004】そこで、本発明は、自動車の後端付近に部
品や荷物を取付得るようにした多機能なバックドア用グ
リップを提供して、利便性及びファッション性の向上を
図ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、以下のようなバックドア用グリップを創作した。す
なわち、第1の発明は、自動車のバックドアに取付けら
れるグリップであって、該バックドアに沿ってほぼ上下
方向に延びる棒状のグリップ部が部品や荷物を取付可能
に形成されていることを特徴とする。
【0006】したがって、自動車のバックドアに取付け
たグリップのグリップ部に種々の部品(オプションパー
ツ)や荷物を取付けることができる。すなわち、バック
ドア用グリップがグリップとしてだけでなく、自動車の
後端付近に部品や荷物を取付るためのキャリヤとしても
機能し得るから、部品の取付工事等を個々に行う必要が
なく、また、好みに応じて部品の着脱も簡単に行えるよ
うになる。
【0007】また第2の発明は、第1の発明のバックド
ア用グリップにおいて、前記グリップ部を手で握り得る
ようにする程度の間隔を空けて該グリップ部の側方に位
置するカバー部を備えており、該カバー部は走行時に自
動車に沿って流れる空気流をバックドアのリヤウインド
ウに近づけるように偏向させる形状とされていることを
特徴とする。
【0008】上記のバックドア用グリップは、カバー部
の作用によって、走行時に自動車の側部に沿って流れる
空気流(風)をリヤウインドウに近づけるように案内し
て、後輪による泥水のはね上げや雨水でリヤウインドウ
が汚れるのをある程度防止することができる。また、グ
リップ部は自動車の側方から見え難くなるようにカバー
部でカバーされるから、部品の取付ボルト等が隠されて
見栄えも良い。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1はRV車(自動車)のバックド
アにグリップを取付けた様子を示す斜視図であり、図2
はグリップを拡大して示す斜視図であり、図3はグリッ
プの横断面図であり、図4はグリップの取付構造を説明
する縦断面部分図である。図1〜図4に示すように、グ
リップ1は、自動車のバックドアDの側縁部に沿って、
すなわち、リヤウィンドウWの側縁に近い位置に取り付
けられている。このグリップ1は、グリップ部2とカバ
ー部3とからなる。
【0010】上記のグリップ部2は金属製あるいは剛性
の高い合成樹脂製のパイプであり、バックドアDのパネ
ル面に両端部が当接する状態で中央部がほぼ上下方向に
延びるように湾曲しており、それら両端部がボルト4等
の結合部品によってバックドアD対し強固に固定されて
いて、中央部を取っ手として手で握ってバックドアDの
開け閉めをしても破損しない十分な強度を有している。
図4中、2aは溶接等の接合手段によりグリップ部2と
一体化した取付座であり、ボルト4用のねじ穴が形成さ
れている。なお、本例では、グリップ部2として断面形
状が非円形のパイプを使用しているので、詳しくは後述
するが、グリップ部2に取付けるオプションパーツ等の
部品がグリップ部2の軸線回りに回転できず、安定した
取付構造となる。また、図示は省略するが、その部品取
付用のボルトを通して固定するために複数の小孔やねじ
穴を設けておけば、ラックとして使用する場合に便利で
ある。
【0011】上記のカバー部3は、グリップ部2の側方
をカバーするように合成樹脂により図示形状に成形され
ており、両端部が樹脂弾性を利用した係合爪、両面テー
プ、ビス等の適宜な取付手段によりバックドアDのパネ
ル及び/又はグリップ部2に取り付けられる。本例で
は、カバー部3の両端に形成された貫通孔3aをグリッ
プ部2の端部が貫通している。カバー部3の中央部の断
面形状は、図3に例示したように湾曲していて、グリッ
プ部2の側方からバックドアDのパネル面に接近するよ
うに、車両側部から中心に向かって延びている。
【0012】次に、上記の構成のグリップ1の作用につ
いて説明する。グリップ1は、バックドアDの左右の側
縁部のリヤウィンドWに近い位置に、例えば図4に示し
たようなボルト4を使用して取付ける。このグリップ1
のグリップ部2の用途としては、バックドアDの開け閉
めの際の取っ手の他に、自動車のルーフ上への荷物の積
み下ろしの際に身体を支えるためにつかむ握り棒として
利用できる。また、図1及び図3に示すように、グリッ
プ1とバックドアD(車体)の間には隙間Sを設けてあ
るので、自動車走行中に車体側部を流れる空気流(風)
の一部がカバー部3に案内されてこの隙間を通じてリヤ
ウィンドWの表面に流れ、雨水や泥はね等によりリヤウ
ィンドWが汚れるのをある程度抑えることができるよう
になっている。さらに、このグリップ部2は種々の部品
を取り付けるためのラック(キヤリヤ)も兼ねることが
できる。図5〜図11にその例を示す。
【0013】図5では左右2つのグリップ1に跨ってリ
ヤスポイラー11を取り付けている。このように自動車
の左右両側部に近い位置に2本のグリップ部2,2が配
置されているため、自動車の幅全体に亘る大きさの部品
でも容易かつ確実に取り付けることができる。同様にし
て、自動車の幅全体に亘る大きさのサンバイザーをグリ
ップ部2,2を利用して取付けることができる。さら
に、図5においては、自動車をバックさせる際に自動車
後部付近を運転席から見るためのミラー12、ラジオ、
TV、無線等のためのアンテナ13が取り付けられてい
る。なお、グリップ部2に上記の部品(オプションパー
ツ)類を取付ける構造としては、例えば、各部品の取付
片でグリップ部2をはさみ込んだうえで、ねじ締め等の
適宜な締結手段を利用して固定すれば良い。
【0014】また、自動車の幅全体に亘る大きさの部品
として、図6に示すようなキヤリヤ14もある。このキ
ヤリヤ14はグリップ部2に取り付けられるフレーム1
5に回動可能に取り付けられており、自転車のように比
較的大型の荷物を積み込むときや、キャンプ用品のよう
にたくさんの荷物を積み込むときに、同図(ロ)に示す
ように、キヤリヤ14を水平軸線回りに矢印の方向に回
転させることにより受面を形成することができるように
なっている。
【0015】図7は、グリップ1のグリップ部2に梯子
16を取り付けたものである。この例では2つあるグリ
ップのうちの片方のみを使用しているため、もう1つの
グリップ1に他の部品類を取り付けることができる。
【0016】図8は、グリップ1のグリップ部2に上下
2本のフレーム17を取り付け、これにキヤリヤ18を
取り付けた例を示している。このキヤリヤ18は、例え
ば、自転車、スノーボード、サーフボード等の比較的大
型の荷物を取り付けるのに適している。さらに、フレー
ム17の空いた部分を利用して、このキヤリヤ以外のも
のを取付けることも可能である。また強度的に問題がな
ければ、このようなキヤリヤ18を直接グリップ部2に
取り付けるようにしても構わない。
【0017】図9は、グリップ1のグリップ部2にリヤ
ウィンドWを保護するためのネット体19を取り付けた
ものである。ネット体19のフレームで囲まれたネット
によりオフロードを走行する湯合等の飛び石からリヤウ
ィンドWを保護することができる。
【0018】図10は、グリップ1の上端部にルーフリ
ヤスポイラー20を取付け、下端部にリヤスポイラー2
1を取り付けた場合を示している。また、グリップ1と
車体(バックドアのパネル面)の間の隙間に空気流をよ
り流し込み易くするためのエアデフレクター22も取り
付けてある。
【0019】図9は、多数の部品を同時に取り付けた例
であり、グリップ1に取り付けたフレーム23に梯子2
4、補助灯25、パット26が取り付けられ、グリップ
部2に補助灯27、ビデオカメラ28、フック29が取
り付けられている。
【0020】以上、種々の部品の取付例を説明したが、
要するに、グリップ1は車両後部に多機能なキャリヤあ
るいはラックを構成することができるシステムキャリヤ
ベースとなっているのである。この他、当業者の知識に
基づき、変更を加えた態様で本発明を実施し得ることは
勿論である。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、自動車のバックドアに
取付けたグリップのグリップ部を利用して種々の部品
(オプションパーツ)や荷物を取付けることができるの
で、部品の取付工事等を個々に行う必要がなく、また、
好みに応じて部品の着脱を容易に行うことができるので
とても便利である。さらに、カバー部でグリップ部を隠
すことによって美観の向上を図ることができるととも
に、カバー部を利用して走行時の空気流をリヤウインド
ウに導いて、後輪による泥水のはね上げや雨水でリヤウ
インドウが汚れるのをある程度防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るグリップをRV車のバ
ックドアに取付けた様子を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態に係るグリップを拡大して示
す斜視図であり。
【図3】図2のA−A線断面図であり、本発明の実施形
態に係るグリップ横断面図である。
【図4】図2のB−B線断面図であり、本発明の実施形
態に係るグリップの取付構造を説明する縦断面部分図で
ある。
【図5】本発明のグリップの使用態様を説明する図であ
る。
【図6】本発明のグリップの使用態様を説明する図であ
る。
【図7】本発明のグリップの使用態様を説明する図であ
る。
【図8】本発明のグリップの使用態様を説明する図であ
る。
【図9】本発明のグリップの使用態様を説明する図であ
る。
【図10】本発明のグリップの使用態様を説明する図で
ある。
【図11】本発明のグリップの使用態様を説明する図で
ある。
【符号の説明】
1 グリップ 2 グリップ部 3 カバー部 D バックドア

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のバックドアに取付けられるグリ
    ップであって、該バックドアに沿ってほぼ上下方向に延
    びる棒状のグリップ部が部品や荷物を取付可能に形成さ
    れていることを特徴とするバックドア用グリップ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のバックドア用グリップに
    おいて、前記グリップ部を手で握り得るようにする程度
    の間隔を空けて該グリップ部の側方に位置するカバー部
    を備えており、該カバー部は走行時に自動車に沿って流
    れる空気流をバックドアのリヤウインドウに近づけるよ
    うに偏向させる形状とされていることを特徴とするバッ
    クドア用グリップ。
JP16289397A 1997-06-19 1997-06-19 バックドア用グリップ Pending JPH1111221A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16289397A JPH1111221A (ja) 1997-06-19 1997-06-19 バックドア用グリップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16289397A JPH1111221A (ja) 1997-06-19 1997-06-19 バックドア用グリップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1111221A true JPH1111221A (ja) 1999-01-19

Family

ID=15763257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16289397A Pending JPH1111221A (ja) 1997-06-19 1997-06-19 バックドア用グリップ

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JP (1) JPH1111221A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018154325A (ja) * 2017-03-17 2018-10-04 株式会社リコー 物品取付器具、移動体装置、物品取付方法及び物品取付器具装着方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018154325A (ja) * 2017-03-17 2018-10-04 株式会社リコー 物品取付器具、移動体装置、物品取付方法及び物品取付器具装着方法

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