JP4048474B2 - 自動車のシートベルトリトラクタの取付構造 - Google Patents

自動車のシートベルトリトラクタの取付構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に、自動車の後部席の中央席に採用される3点式シートベルト装置に関し、詳しくは、シートベルトリトラクタの取付位置を改善した自動車のシートベルトリトラクタの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車の後部席の中央席においても左右の席と同様に3点式シートベルト装置が採用されるようになってきている。
図9は、従来、車体100の後部席101の中央席に採用していた3点式シートベルト装置を示したものである。
このシートベルト装置は、車体100後部のリヤピラー部102に図示しないリトラクタを内装し、このリトラクタから引き出されたシートベルト103をルーフ部104に取付けられたスルーリング(サッシュガイドとも言う。)105を経由して、斜め下方に引き出し、シートベルト103の先端に第1の連結具としてのコネクター106を、途中に第2の連結具としてのタング110を装着している。また、シート108の中央席の両側には、コネクター106を固定する第1の固定具109とタング110を固定する第2の固定具111がそれぞれ設けられており、コネクター106を固定具109に固定し、タング110を固定具111に固定してシートベルト装置が使用されている。
この種の中央席用の3点式シートベルト装置では、車体100を構成するクウォータインナパネル112の下部側後方の作業用穴(図示せず)にリトラクタを配置している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この作業用穴の位置には、室内側に配設するラゲッジトリムにポケット等を設定する場合が多く、作業用穴にリトラクタを配設することによって、ポケットの容量が制限されてしまう虞がある。また、シートベルト用リトラクタを室内パネルの下側に配置した場合、シートベルト103長さが長くなってしまい、シートベルト103の巻取りに問題が生じる虞がある。
【0004】
本発明は上記課題を解決し、室内部品の取付けに影響を与えることなく、シートベルト長さを短縮できる自動車のシートベルトリトラクタの取付構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、クウォータウインドが設けられたサイドボディの後端部上方に補強パネルを内装し、かつクウォータウインドの下部側に沿って車体の前後方向に補強部材を内装した車体に配設されるリヤシート用シートベルトリトラクタの取付構造において、上記サイドボディ後部の室内側を構成するクウォータインナパネルにリトラクタ取付穴を形成し、該リトラクタ取付穴を通して上記サイドボディ内に上記リトラクタの一部を挿入して配設し、上記クウォータインナパネルと補強部材とで閉じ断面を形成し、該補強部材の上部フランジ部に上記リトラクタ締付用ブラケットを接合し、上記補強パネルと上記リトラクタ締付用ブラケットとにシートベルトリトラクタを支持させたことにある。
また、本発明は、クウォータウインドが設けられたサイドボディの後端部上方に補強パネルを内装し、かつクウォータウインドの下部側に沿って車体の前後方向に補強部材を内装した車体に配設されるリヤシート用シートベルトリトラクタの取付構造において、上記補強パネルと補強部材とにシートベルトリトラクタを支持させ、上記補強パネルを、上記クウォータインナパネルの室外側に配設するとともに、該補強パネルの前端部をクウォータウインド周縁部の一部に重ねて配設し、該補強パネルの上端部をルーフバックメンバと上記クウォータインナパネルとの接合部まで延設し、該補強パネルの後端部をバックドアステーの取付部に重畳させて上記クウォータインナパネルに接合させたことにある。
さらに、本発明は、自動車のサイドボディ後部側のクウォータウインド後方に設けたリヤピラー部に、バックドアを支持するバックドアステーの固定部を設け、該固定部を設けた前記リヤピラー部の上端部に、補強パネルを内装する一方、前記リヤピラー部の下部側には、前記クウォータウインドの下部側に沿って車体の前後方向に補強部材を内装した車体に配設されるシートベルトリトラクタの取付構造において、前記補強パネルの下端部に前記シートベルトリトラクタの上端部を取付けるとともに、前記補強部材の上部に前記シートベルトリトラクタの下端部を取付けることにより、前記補強パネルと補強部材とにより前記シートベルトリトラクタの上下を挟むようにして前記リヤピラー部にシートベルトリトラクタを支持させたことにある。
またさらに、本発明は、前記シートベルトリトラクタが車体後部席の中央席用のシートベルトリトラクタであり、上記クウォータウインドの後部側ピラー部に、クウォータウインドの下端部と上記シートベルトリトラクタの下端部が略同じ高さになるように上記シートベルトリトラクタを配設し、該シートベルトリトラクタから引き出されたシートベルトはルーフバックメンバに装着されたサッシュガイドを通して下方に案内されていることにある。
また、本発明は、前記クウォータウインドとリヤドア開口部との間のセンターピラー部の内部に、後部席の左右の席用の3点式シートベルトのリトラクタを取付けるためのリンフォースメントを配設し、該リンフォースメントの後方の端縁部まで、前記補強部材の全端部を延出させたことにある。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、車体後部席の中央席に採用された3点式シートベルトに適用した本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の対象となる自動車の車体の側面図である。図2は図1の自動車の室内後部席をX方向に見たシートベルトリトラクタ取付部を示す概念斜視図、図3はインナパネルを室内側から見た側面図、図4は図3のY部分を拡大した拡大図、図5は図4のA−A線断面図である。
【0007】
図1ないし図5において、自動車のサイドボディ1の後部側には、クォータウインド2が設けられており、このクォータウインド2の後方にはリヤピラー部3が設けられている。このリヤピラー部3には、バックドア4を支持するバックドアステー5のバックドアステー締め付けブラケット6がねじ7によって取付けられている。
サイドボディ1の後部側は、サイドボディアウタパネル8とクォータインナパネル9とで構成されており、リヤドア開口部10の後部側上方に上記クォータウインド2が設けられている。クォータウインド2が設けられたクォータインナパネル9の下部側には、ホイルハウスインナパネル11が設けられており、このホイルハウスインナパネル11取付部の後方側のクォータインナパネル9板面には、ホイルハウスインナパネル11をクォータインナパネル9に溶接するための溶接用開口部12が形成されている。上記クォータウインド2の後部側に位置するリヤピラー部3には、シートベルトリトラクタ13が配設されており、このシートベルトリトラクタ13は、クォータインナパネル9に形成したリトラクタ用開口穴14からリヤピラー部3の内部に、その一部が入り込むようにして取付けられている。
【0008】
上記リヤピラー部3の上端部には、補強パネル15が配設され、かつクォータウインド2の下部側には、クォータウインドロアメンバ16が配設されている。クォータウインドロアメンバ16は、補強パネル15とともにシートベルトリトラクタ13の上下を挟むようにして配設されている。上記補強パネル15は、図6に示すように略四角形に形成されたパネルで、クォータインナパネル9の室外側にスポット溶接等により接合して配設されている。補強パネル15の上端および後端はクォータインナパネル9の上端縁部および後端縁部に沿って設けられ、上記バックドアステー締め付けブラケット6の取付部の剛性を保持している。また、補強パネル15の前端はクォータウインド2の開口部に沿って設けられ、クォータウインド2取付部の剛性を保持している。上記補強パネル15の下端は、上記リトラクタ用開口穴14の上端よりも下方にわずかに突出するように形成されている。
【0009】
上記補強パネル15の下端部には、図6および図7に示すようにシートベルトリトラクタ13の上端部を取付ける取付穴15aを形成したリトラクタ締め付け部15bが設けられ、このリトラクタ締め付け部15bには、予めナット17が溶着されている。クォータウインド2の開口部の下部側には、クォータウインド2下部側の剛性を保持するため、補強部材としてクォータウインドロアメンバ16が配設されている。
このクォータウインドロアメンバ16は、断面略コ字状の長尺部材で、クォータウインド2の下部側に、クォータウインド2の下部側に沿って車体の前後方向に略水平に配設されている。このクォータウインドロアメンバ16は、クォータウインド2の前端付近からリヤピラー部3後端付近まで配設されており、上下フランジ部16a,16bを介してクォータインナパネル9の室外側にスポット溶接w等により接合されている。このクォータウインドロアメンバ16のリヤピラー部3に位置する上部フランジ部16aには、リトラクタ締付用ブラケット18がスポット溶接w等により接合されている。このリトラクタ締付用ブラケット18は、上端にシートベルトリトラクタ13の下端部を固定する取付穴18aが形成されており、この取付穴18aにナット19が溶着されている。
【0010】
上記シートベルトリトラクタ13は、上記リトラクタ用開口穴14から上記リヤピラー部3の内部に一部が位置するようにして上記補強パネル15とリトラクタ締付用ブラケット18との間に取付けられている。上記シートベルトリトラクタ13の上下には、取付フランジ13a,13bが設けられており、この取付フランジ13a,13bに形成されたねじ孔20にねじ21を通して取付穴15aおよび取付穴18aに設けられたナット17およびナット19に螺合して固定されている。上記リトラクタ用開口穴14の周縁部には、内側に折り曲げられたフランジ部9aが設けられて剛性を保持している。
上記シートベルトリトラクタ13から引き出されたシートベルト22はルーフバックメンバ23に装着されたサッシュガイド24を通して下方に案内されている。
【0011】
なお、リヤドア開口部10とクォータウインド2との間のセンターピラー部25には、後部席の左右の席用の3点式シートベルトのリトラクタを取付けるためのリトラクタ用穴26がクォータインナパネル9に形成されている。また、センターピラー部25の内部には、リーンフォースメント27が配設されている。
【0012】
次に、後部席の中央席に3点式シートベルトを採用する場合について説明する。
クォータウインド2の後方に設けられたリヤピラー部3に、3点式シートベルトのシートベルトリトラクタ13を組付ける。シートベルトリトラクタ13は、リヤピラー部3後部側に設けられたリトラクタ用開口穴14から上記リヤピラー部3の内部に一部が位置するようにして上記補強パネル15とリトラクタ締付用ブラケット18との間に取付ける。
取り付けは、シートベルトリトラクタ13の上下に設けられた取付フランジ13a,13bのねじ孔20を上記補強パネル15の取付穴15aとリトラクタ締付用ブラケット18の取付穴18aに合わせて、ねじ21を通し、取付穴15aおよび取付穴18aに溶接されたナット17およびナット19にそれぞれねじ21を螺合して固定する。そして、シートベルトリトラクタ13からシートベルト22を引き出し、ルーフバックメンバ23にサッシュガイド24を組付ける。使用に際しては、3点式シートベルトのシートベルト22を引き下ろして後部席の中央席に案内する。
【0013】
上記実施の形態によると、中央席用の3点式シートベルトのシートベルトリトラクタ13は、クォータウインド2の後方に設けられたリヤピラー部3に既存の補強部材を利用して組付けられているので、従来の溶接用開口部12等に設けていたものに比べて剛性の向上が図れる。また、シートベルトリトラクタ13の取付位置を上方に移動できるので、シートベルト22の長さを短縮することができる。さらに、シートベルトリトラクタ13は、補強パネル15とリトラクタ締付用ブラケット18との間に取付けられているので、充分に強度のある部分に取り付けることができる。また、リトラクタ締付用ブラケット18は、クォータウインドロアメンバ16とクォータインナパネル9に接合されているので、パネル3枚で溶接できることから充分な取付強度を得ることができる。さらに、後部席の左右の席に適用する3点式シートベルトのリトラクタ取付部とは別の箇所に取付けることができるので、スペースの有効利用を図ることができる。
【0014】
なお、本発明は上記実施の形態のみに限定されるものではなく、例えば、上記実施の形態では、シートベルトリトラクタ13の下部をリトラクタ締付用ブラケット18を介してクォータウインドロアメンバ16に接合したが、直接、クォータウインドロアメンバ16に接合することもできる。また、シートベルトリトラクタ13をリトラクタ用開口穴14から上記リヤピラー部3の内部に一部が位置するように組付けたが、リヤピラー部3の内部に完全に入り込むように組付けることもできる。等、その他、本発明の要旨を変更しない範囲内で適宜、変更して実施しうることは言うまでもない。
【0015】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明による自動車のシートベルトリトラクタの取付構造によれば次のような効果を奏することができる。
請求項1において、クウォータウインドが設けられたサイドボディの後端部上方に補強パネルを内装し、かつクウォータウインドの下部側に沿って補強部材を内装した車体に配設されるリヤシート用シートベルトリトラクタの取付構造において、上記補強パネルと補強部材とにシートベルトリトラクタを支持させたので、既存の補強部材を利用してシートベルトリトラクタを取付けることができることから、シートベルトリトラクタの取付強度を得ることができる。また、シートベルトリトラクタの取付位置を上方に移動できるので、シートベルトの長さを短縮することができる。上記サイドボディ後部の室内側を構成するクウォータインナパネルにリトラクタ取付穴を形成し、該リトラクタ取付穴を通して上記サイドボディ内に上記リトラクタの一部を挿入して配設したので、室内空間を狭めることなくシートベルトリトラクタを配設することができる。上記クウォータインナパネルと補強部材とで閉じ断面を形成し、該補強部材の上部フランジ部に上記リトラクタ締付用ブラケットを接合したので、シートベルトに荷重が掛かったときのボディ強度・剛性を向上することができる。
請求項2において、クウォータウインドが設けられたサイドボディの後端部上方に補強パネルを内装し、かつクウォータウインドの下部側に沿って補強部材を内装した車体に配設されるリヤシート用シートベルトリトラクタの取付構造において、上記補強パネルと補強部材とにシートベルトリトラクタを支持させたので、既存の補強部材を利用してシートベルトリトラクタを取付けることができることから、シートベルトリトラクタの取付強度を得ることができる。また、シートベルトリトラクタの取付位置を上方に移動できるので、シートベルトの長さを短縮することができる。上記補強パネルを、上記クウォータインナパネルの室外側に配設するとともに、該補強パネルの前端部をクウォータウインド周縁部の一部に重ねて配設し、該補強パネルの上端部をルーフバックメンバと上記クウォータインナパネルとの接合部まで延設し、該補強パネルの後端部をバックドアステーの取付部に重畳させて上記クウォータインナパネルに接合させたので、補強パネルによって各取付部、各結合部の補強も兼ねることができ、部品点数の削減およびコストダウンを図ることができる。
請求項3において、自動車のサイドボディ後部側のクウォータウインド後方に設けたリヤピラー部に、バックドアを支持するバックドアステーの固定部を設け、該固定部を設けた前記リヤピラー部の上端部に、補強パネルを内装する一方、前記リヤピラー部の下部側には、前記クウォータウインドの下部側に沿って車体の前後方向に補強部材を内装した車体に配設されるシートベルトリトラクタの取付構造において、前記補強パネルの下端部に前記シートベルトリトラクタの上端部を取付けるとともに、前記補強部材の上部に前記シートベルトリトラクタの下端部を取付けることにより、前記補強パネルと補強部材とにより前記シートベルトリトラクタの上下を挟むようにして前記リヤピラー部にシートベルトリトラクタを支持させたので、既存の補強部材を利用してシートベルトリトラクタを取付けることができることから、シートベルトリトラクタの取付強度を得ることができる。
請求項4において、前記シートベルトリトラクタが車体後部席の中央席用のシートベルトリトラクタであり、上記クウォータウインドの後部側ピラー部に、クウォータウインドの下端部と上記シートベルトリトラクタの下端部が略同じ高さになるように上記シートベルトリトラクタを配設し、該シートベルトリトラクタから引き出されたシートベルトはルーフバックメンバに装着されたサッシュガイドを通して下方に案内されているので、クウォータウインドの視界の妨げにならずにシートベルトリトラクタを配設することができる。
請求項5において、前記クウォータウインドとリヤドア開口部との間のセンターピラー部の内部に、後部席の左右の席用の3点式シートベルトのリトラクタを取付けるためのリンフォースメントを配設し、該リンフォースメントの後方の端縁部まで、前記補強部材の 全端部を延出させたので、剛性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車のシートベルトリトラクタの取付構造を適用した車体を示す側面図である。
【図2】本発明による自動車のシートベルトリトラクタの取付構造の実施の形態を示す斜視図である。
【図3】図2のクウォータインナパネルを示す側面図である。
【図4】図3のY部拡大図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】補強パネルを示す斜視図である。
【図7】図6のB−B線断面図である。
【図8】クウォータウインドロアメンバを示す斜視図である。
【図9】従来の後部席中央の3点式シートベルトを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 サイドボディ
2 クォータウインド
3 リヤピラー部
4 バックドア
8 サイドボディアウタパネル
9 クォータインナパネル
10 リヤドア開口部
11 ホイルハウスインナパネル
12 溶接用開口部
13 シートベルトリトラクタ
14 リトラクタ用開口穴
15 補強パネル
16 クォータウインドロアメンバ(補強部材)
18 リトラクタ締付用ブラケット
22 シートベルト

Claims (5)

  1. クウォータウインドが設けられたサイドボディの後端部上方に補強パネルを内装し、かつクウォータウインドの下部側に沿って車体の前後方向に補強部材を内装した車体に配設されるリヤシート用シートベルトリトラクタの取付構造において、
    上記サイドボディ後部の室内側を構成するクウォータインナパネルにリトラクタ取付穴を形成し、該リトラクタ取付穴を通して上記サイドボディ内に上記リトラクタの一部を挿入して配設し、上記クウォータインナパネルと補強部材とで閉じ断面を形成し、該補強部材の上部フランジ部に上記リトラクタ締付用ブラケットを接合し、上記補強パネルと上記リトラクタ締付用ブラケットとにシートベルトリトラクタを支持させたことを特徴とする自動車のシートベルトリトラクタの取付構造。
  2. クウォータウインドが設けられたサイドボディの後端部上方に補強パネルを内装し、かつクウォータウインドの下部側に沿って車体の前後方向に補強部材を内装した車体に配設されるリヤシート用シートベルトリトラクタの取付構造において、
    上記補強パネルと補強部材とにシートベルトリトラクタを支持させ、上記補強パネルを、上記クウォータインナパネルの室外側に配設するとともに、該補強パネルの前端部をクウォータウインド周縁部の一部に重ねて配設し、該補強パネルの上端部をルーフバックメンバと上記クウォータインナパネルとの接合部まで延設し、該補強パネルの後端部をバックドアステーの取付部に重畳させて上記クウォータインナパネルに接合させたことを特徴とする自動車のシートベルトリトラクタの取付構造。
  3. 自動車のサイドボディ後部側のクウォータウインド後方に設けたリヤピラー部に、バックドアを支持するバックドアステーの固定部を設け、該固定部を設けた前記リヤピラー部の上端部に、補強パネルを内装する一方、前記リヤピラー部の下部側には、前記クウォータウインドの下部側に沿って車体の前後方向に補強部材を内装した車体に配設されるシートベルトリトラクタの取付構造において、
    前記補強パネルの下端部に前記シートベルトリトラクタの上端部を取付けるとともに、前記補強部材の上部に前記シートベルトリトラクタの下端部を取付けることにより、前記補強パネルと補強部材とにより前記シートベルトリトラクタの上下を挟むようにして前記リヤピラー部にシートベルトリトラクタを支持させたことを特徴とする自動車のシートベルトリトラクタの取付構造。
  4. 前記シートベルトリトラクタが車体後部席の中央席用のシートベルトリトラクタであり、上記クウォータウインドの後部側ピラー部に、クウォータウインドの下端部と上記シートベルトリトラクタの下端部が略同じ高さになるように上記シートベルトリトラクタを配設し、該シートベルトリトラクタから引き出されたシートベルトはルーフバックメンバに装着されたサッシュガイドを通して下方に案内されていることを特徴とする請求項に記載の自動車のシートベルトリトラクタの取付構造。
  5. 前記クウォータウインドとリヤドア開口部との間のセンターピラー部の内部に、後部席の左右の席用の3点式シートベルトのリトラクタを取付けるためのリンフォースメントを配設し、該リンフォースメントの後方の端縁部まで、前記補強部材の全端部を延出させたことを特徴とする請求項3または4に記載の自動車のシートベルトリトラクタの取付構造。
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