JPH1110557A - 空気駆動システムを有するロータリハンマ - Google Patents

空気駆動システムを有するロータリハンマ

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JPH1110557A
JPH1110557A JP10154407A JP15440798A JPH1110557A JP H1110557 A JPH1110557 A JP H1110557A JP 10154407 A JP10154407 A JP 10154407A JP 15440798 A JP15440798 A JP 15440798A JP H1110557 A JPH1110557 A JP H1110557A
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barrel
rotary
ram
rotary hammer
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JP10154407A
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David R Bauer
アール バウアー ディヴィッド
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Milwaukee Electric Tool Corp
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    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25DPERCUSSIVE TOOLS
    • B25D16/00Portable percussive machines with superimposed rotation, the rotational movement of the output shaft of a motor being modified to generate axial impacts on the tool bit
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25DPERCUSSIVE TOOLS
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    • B25D2211/003Crossed drill and motor spindles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B25DPERCUSSIVE TOOLS
    • B25D2211/00Details of portable percussive tools with electromotor or other motor drive
    • B25D2211/06Means for driving the impulse member
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    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25DPERCUSSIVE TOOLS
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    • B25D2216/0007Details of percussion or rotation modes
    • B25D2216/0023Tools having a percussion-and-rotation mode

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
  • Drilling And Boring (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アイドルモードとハンマモードで動作するロ
ータリハンマを提供する。 【解決手段】 ロータリハンマは、ハウジングと、その
ハウジング内に配置され、ポートを有する側壁を含む、
バレルと、そのバレル内に配置され、そのバレルに対し
て移動可能なラムと、そのラムの中央部の上に支持さ
れ、側壁とラムの間にシールを形成するシールとを具備
する。シールは、バレルに対して一定の動作範囲を有
し、ポートは、シールの動作範囲の外の側壁に配置され
る。ハンマは、ハンマに支持されたツールをさらに具備
し、そのツールをワークピースに接触させることによ
り、バレルがハウジングに対して移動し、ハンマがアイ
ドルモードからハンマモードに変化する。ハンマはさら
に、ハンマをアイドルモードに向けて付勢するばねなど
の付勢部材を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、広くはロータリ
ハンマに関し、特に、ロータリハンマ用の空気駆動シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にロータリハンマは、回転のドリル
運動と軸方向のハンマリング運動とをツールビットに与
える。その意味で、ロータリハンマは、回転方向駆動シ
ステムと軸方向駆動システムの両方を含んでいる。典型
的な回転駆動システムは、スピンドルとビットに回転運
動を与える歯車とピニオンの組合せを含んでいる。軸方
向駆動システムの一つのタイプはラチェットタイプ駆動
システムであって、補完関係にある複数のラチェット表
面の接触を通じてビットを駆動する。他の軸方向駆動シ
ステムは空気駆動システムを含むもので、これは、ビッ
トを駆動する軸方向に往復するピストンを使用する。従
来の空気作動ロータリハンマ200の一部を、図5、図
6、図6Aに示す。ハンマ200は、回転駆動システム
204(部分的に図示する)と空気駆動システム216
を含む。回転駆動システム204は、ツールビット20
8が軸212の周りを回ってドリル動作をするように駆
動する。また空気駆動システム216は、ツールビット
208に、軸方向のハンマリング動作を与える。空気駆
動システム216は選択的に結合されるもので、円筒状
のバレル220と、往復ピストン224と、ラム228
と、ストライカ232とを含む。ピストン224は、バ
レル220の空洞部内を往復して、ピストンとシリンダ
の組合せを構成する。ピストン224にはシール236
が支持されていて、ピストン224とバレル220の間
のシールが形成される。ラム228は、バレル220内
に支持されていて、バレル220に対して軸方向に動け
るようになっている。ラム228とバレル220の間の
シールを形成するために、シール240がラム228に
支持されている。ラム220は、ストライカ232の後
端に当たってハンマリングを行うようになっている。ス
トライカ232の前端はビット208に接触する。
【0003】バレル220の側壁には、周方向に複数の
アイドルポート(孔)244が形成されている。アイド
ルポート244が大気に開放されているとき(図5)、
アイドルポート244を通って、ピストン224とラム
228との間の空間から、またその空間に空気が出入り
する。アイドルポート244が閉じているとき(図6お
よび図6A)、ピストン224とラム228との間の空
間から、またその空間に空気が出入りできない。アイド
ルポート244が閉じた状態でピストン224が往復運
動をすると、この空間に真空が形成される。バレル22
0の側壁には一つの前方ポート248も形成されてい
る。この前方ポート248を通じて、ラム228とスト
ライカ232との間の空間から、またその空間に空気が
出入りする。
【0004】ハンマ200には、アイドルモード(図
5)とハンマモード(図6および図6A)とがある。ア
イドルモードでは、ピストン224が往復運動をする
が、空気駆動システム216は、ビット208に軸方向
のハンマリング運動を与えるように動作しない。より具
体的には、ハンマ200のアイドルモードは、ラム22
8が前方位置にあるときに対応する(図5)。この位置
にあるとき、アイドルポート244は開いていて、ピス
トン224が往復するときに、ピストン224とラム2
28との間の空間に、そしてまたその空間から、空気が
出入りする。ハンマモードにするためには、操作者がビ
ット208をワークピース(加工対象物)に押し付け、
ストライカ232を後方に動かす。ストライカ232は
ラム228を後方に押し、ラム228の上のシール24
0がアイドルポート244を横切ってこれを閉鎖する
(図6および図6A参照)。このシールによって、ピス
トン224とラム228との間の空間に真空が形成され
うる。ピストン224が後方に移動するとき、真空の影
響でラム228はピストンに追従して動く(図6)。ピ
ストン224が前方に動く行程で、ラム228は前方に
動かされ、ストライカ232に衝突する(図6A)。次
にストライカ232は、ビット208に衝突してハンマ
リング運動を起こさせる。このハンマリングサイクル
は、ピストン224が往復し、アイドルポート244が
閉鎖状態である限り、継続される。
【0005】ビット208がワークピースから引き離さ
れたとき、ラム228は前方位置に戻り、アイドルポー
ト244が開放される(図5)。このとき、ラム228
上のシール240は再びアイドルポート244を横切
る。従来の通常のロータリハンマ200では、操作者
は、比較的少ない回数(たとえば10回程度)だけハン
マリングサイクルをやった後にすぐハンマリングを中断
する。再びラム228とシール240をアイドルポート
244を越えて移動させることによって、ハンマモード
を再開する必要があった。アイドルポート244を横切
ってシール240を移動させることは、シール240の
摩耗をもたらす。シール240に欠陥が生じると、ピス
トン224とラム228との間の空間の真空が形成され
なくなり、空気駆動システム216が効率的に動作しな
くなる。ハンマ200に最大限の仕事をさせるには、シ
ール240を取り替えなければならない。もしもピスト
ン224が後方にくる行程でシール240が壊れると、
ラム228がピストン224に衝突して、ピストン22
4に重大な損傷を与えることもありうる。その場合は、
空気駆動システム216全体を交換しなければならない
かもしれない。シール240が摩耗して欠陥を生ずるの
を防ぐためには、管理ブラシ(図示せず)などの他の部
品が、シール240が摩耗する前に摩耗するように設計
するのが普通である。管理ブラシが一度摩耗すると、電
動モータが動作しなくなる。この時点でユーザは普通、
ハンマをメーカに戻して完全なオーバホールをしてもら
い、そのときにシール240も取り替える。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のロータリハンマ
にはいくつかの問題がある。たとえば、管理ブラシなど
の一つの部品が摩耗し、シールが壊れる前にロータリハ
ンマの完全なオーバホールを余儀なくされるように設計
されているので、この部品とロータリハンマの使用寿命
が最大限利用されない。さらに、シールが実際に摩耗し
て破損した場合、ラムがピストンに大きな損傷を与え、
それによって空気駆動システム全体を交換しなければな
らないこともありうる。どちらにしても、ロータリハン
マの運転コストが増すことになる。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、従来のロー
タリハンマにおける問題点を軽減するように改良された
空気駆動システムを有するロータリハンマを提供する。
この発明の一つの態様として、アイドルモードとハンマ
モードの両方で運転可能なロータリハンマを提供する。
ロータリハンマは、ハウジングと、そのハウジング内に
配置され、ポートを有する側壁を含む、バレルと、その
バレル内に配置されてそのバレルに対して移動可能なラ
ムと、そのラムの上に支持され、側壁とラムの間にシー
ルを形成するシールとを具備する。ポートは、シールの
動作範囲の外の側壁に配置されている。一つの実施の形
態では、シールの動作範囲は、ポートとバレル前端との
間のバレルの前方部分内であって、そのシールはラムの
中央部に支持されている。
【0008】この発明の他の態様では、ロータリハンマ
は、ハウジングと、そのハウジング内に支持されたバレ
ルとを有する。そして、バレルは、アイドルモードとハ
ンマモードの間でハンマを変更できるように、ハウジン
グに対して(たとえば軸方向に)移動可能になってい
る。バレルは、ポートを有する側壁を含む。一つの実施
の形態では、ポートは、ハンマがアイドルモードのとき
に大気に開放され、ハンマがハンマモードのときに大気
から閉鎖されている。好ましくは、ハンマはさらに、開
口を有する支持部材を具備する。バレルは、ハンマがア
イドルモードのときにポートの少なくとも一部が開口と
ほぼ重なり、ハンマがハンマモードのときにポートが開
口と重ならないようになっている。この発明のさらに別
の態様では、ロータリハンマは、ハウジングと、そのハ
ウジング内に支持され、ポートを有する側壁を含むバレ
ルと、付勢部材とを有する。このハンマは、ポート開放
状態とポート閉鎖状態との間で選択的に調節可能であっ
て、付勢部材は、ハンマをポート開放状態に向かって付
勢する。一つの実施の形態では、バレルは、ハウジング
に対して可動であり、付勢部材はバレルとハウジングの
間に配置されている。ツールとワークピースが接触する
ことによって、付勢部材の付勢に打ち勝って、ハンマが
ポートの閉鎖状態に向けて調節されるようになってい
る。
【0009】この発明のさらに別の態様では、ロータリ
ハンマは、ハウジングと、そのハウジング内に配置さ
れ、ポートを有する側壁を含む、バレルと、そのバレル
内に配置され、そのバレルに対して軸方向に移動可能な
ラムと、ラムの上に支持され、ラムと側壁との間にシー
ルを形成するシールと、を具備する。シールはラムの中
央部に配置される。一つの実施の形態では、ラムの中央
部はポートを横切らない。この発明の一つの利点は、ラ
ムに支持されたシールがバレルの側壁のポートを横切る
必要がないことである。これによってシールの摩耗が軽
減される。このロータリハンマは、シールが摩耗してし
まう前に完全なオーバホールが必要なように設計しなく
ともよい。したがってこのロータリハンマの使用できる
寿命が延びる。同様に、ピストンが損傷を受ける可能性
が大幅に低減する。
【0010】この発明のその他の態様は、以下の詳細な
説明や特許請求の範囲および図面に基づいて、当業者に
とって明らかである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1と図2は、本発明の一実施の
形態たるロータリハンマ10を示す。ロータリハンマ1
0は、ハウジング12と操作者のグリップすなわちハン
ドル14と、電動モータ18と、回転駆動システム22
と、空気駆動システム26とを有する。電動モータ18
は、従来と同様に電源に接続され、ハンドル14の近く
に配置された従来型スイッチ30を使用することによっ
て、モータ18を選択的に動作させる。モータ18は、
回転駆動システム22の歯車34と噛み合うピニオン3
2を駆動する。モータ18はさらにクランク軸38を駆
動し、クランク軸38は、空気駆動システム26の接続
棒40に往復動を与える。
【0012】ロータリハンマ10はさらに、ツールホル
ダすなわちチャック46内に保持されたツールすなわち
ビット42を有する。ビット42はワークピース48と
接する一端(図1参照)と、後端部(図2参照)とを有
する。ビット42はロータリハンマ10の軸50を決定
する。以下に説明するように、ロータリハンマ10は、
軸50の周りの回転ドリル動作と、軸50に沿う往復動
作すなわちハンマリング動作の両方について、ビット4
2を駆動する。また、これも以下に説明するように、ロ
ータリハンマ10は、アイドルモード(図3参照)とハ
ンマモード(図4および図4A参照)とを有する。説明
の都合上、「前方」は、軸50に沿ってビット42のワ
ークピースに接する端部の方向であると定義する。同様
に「後方」は、「前方」と対照的に、ハンドル14の方
向であって、軸50に沿ってビット42のワークピース
と接する端部から離れる方向であると定義する。
【0013】図2に示すように、回転駆動システム22
は、ハウジング12内に回転可能に取り付けられた円柱
状のスピンドル54を含む。スピンドル54はピニオン
32と歯車34によって駆動される。回転駆動システム
22は、一般的に知られているのでここで詳述する必要
はない。スピンドル54を軸50の周りに回転させるた
めには、ピニオン32と歯車34の組合せなどの従来の
駆動機構が使用できる。スピンドル54の回転により、
ビット42が回転のドリル動作をする。図7は、モータ
と駆動システムの他の構造例を示す。円柱状のスピンド
ル54は中空であって、空気駆動システム26の支持部
材を成す(図3、4、4A参照)。スピンドル54の軸
は、ロータリハンマ10の軸50と一致する。スピンド
ル54の内表面には環状リッジ(うね)58が形成され
ている。スピンドル54の側壁には少なくとも一つの開
口62が形成されている。図示の実施例では、スピンド
ル54の側壁に、軸50をはさんで両側に二つの開口6
2が形成されている。両方の開口62がロータリハンマ
10を取り囲む大気に開放している。スピンドル54の
内表面には、一つの環状の溝64が形成されている。溝
64は開口62に開いている。一つの環状のランド部分
66が、スピンドル54内で、溝64に隣接し、各開口
62に隣接して形成されている。リッジ58と、開口6
2と、溝64と、ランド部分66との目的は後述する。
【0014】空気駆動システム26は円筒状のバレル7
0を含む。バレル70は中空であって、その軸はハンマ
軸50と一致する。バレル70は、中空のスピンドル5
4の中に支持され、軸50に沿って、スピンドル54に
対して移動可能である。バレル70はまた、バレル70
の側壁に形成された少なくとも一つのアイドルポート7
4を有する。ここに示した実施の形態では、バレル70
の側壁に2個のアイドルポート74が軸50をはさんで
互いに反対側に形成されている。アイドルポート74と
バレル70の前端部との間の部分をバレル70の前方部
分と定義する。同様に、アイドルポート74とバレル7
0の後端部との間の部分をバレル70の後方部分と定義
する。バレル70にはさらに、少なくとも一つ、望まし
くは二つの前方ポート70が、バレル70の前端部に隣
接してバレルの側壁に設けられている。バレル70の外
表面には、突起すなわち環状リッジ82が形成されてい
る。アイドルポート74と、前方ポート78と、リッジ
82との目的については後述する。
【0015】空気駆動システム26はさらに、往復ピス
トン86を有し、往復ピストン86は接続棒40に接続
されていてこれによって駆動される。往復ピストン86
は、バレル70に対して軸方向に動けるように、バレル
70内に支持されている。バレル70とピストン86
は、一組のピストンとシリンダの組み合わせを構成す
る。ピストン86はピストンシール94を有し、ピスト
ンシール94は、ピストン86とバレル70の側壁との
間のシールを形成する。シール94の動く範囲は、バレ
ル70の後方部分内であって、シール94はアイドルポ
ート74を横切らない。空気駆動システム26はさらに
ラム98を有し、ラム98は、バレル70に対して軸5
0の方向に動けるように、バレル70内に支持されてい
る。ラム98は前端部と、後端部と、これら両端部の中
央102とを有する。ラム98の両端部の間の中央部の
半分を中央部と定義する。ラム98にはさらにラムシー
ル106がある。ラムシール106は、ラム98上に支
持され、ラム98とバレル70の側壁との間のシールを
形成する。後に詳述するように、シール106の動く範
囲は、バレル70の前方部分内であって、シール106
はアイドルポート74を横切らない。シール106は前
方ポート78も横切らない。好ましくは、シール106
はラム98の中央部に支持されており、シール106が
ラム98の中央102に支持されるのが最も好ましい。
【0016】空気駆動システム26はさらにストライカ
110を有する。ストライカ110は、ビット42に垂
直に接する端部を有する。ストライカ110にはさら
に、後述するように、ラム98と接触可能な反対の端部
もある。ストライカ110の一部は、バレル70の前方
部分内にまで延びている。ストライカ110はさらに、
互いに離れた、反対向きに対向する1対の接触部11
4、118を有する。ストライカ110は、スピンドル
54の一部をなす円筒状の支持部材122に支持されて
いる。ストライカ110は、支持部材122に対して、
前方位置と後方位置の間を移動できる。支持部材122
には肩部126があって、ストライカ110が前方位置
にあるとき、肩部126がストライカ110の前方接触
部114に接する。さらに、支持部材122には第2の
肩部130がある。支持部材122はさらに、ビット4
2の後端部を支持する。
【0017】支持部材122内には、支持部材122に
対する軸方向の動きができるように、ばね座金組合せ体
134が支持されている。前方位置では、ばね座金組合
せ体134は第2の肩部130に接する(図3参照)。
ばね座金組合せ体134はバレル70の前端部にも接す
る。ストライカ110の後方接触部118はばね座金組
合せ体134に接触する。図3の位置から図4の位置へ
の変化として示されるように、ビット42がワークピー
ス48と接触するとき、ビット42の後端部はストライ
カ110と接触し、ストライカ110を後方へ押す。ス
トライカ110の第2の接触部118はばね座金組合せ
体134に接触し、次いで、ばね座金組合せ体134は
バレル70に接触して、バレル70を後方に動かす。
【0018】空気駆動システム26にはさらに、バイア
ス(付勢)機構がある。この好ましい実施の形態では、
バイアス機構は、スピンドル54とバレル70との間に
配置されたばね138を含む。図示された構造では、ば
ね138は、バレル70の外表面を囲むコイルばねにな
っている。ばね138の一端は、バレル70の外表面上
に形成されたリッジ82に接しており、ばね138の他
端は、スピンドル54の内表面上に形成されたリッジ5
8に接している。ばね138は、バレル70を前方位置
に向けてバイアスする。上述のように、後方への動きに
おいて、ストライカ110は、ばね138のバイアス力
に打ち勝って、スピンドル54に対してバレル70の後
方位置まで動くことができる。操作するとき、ロータリ
ハンマ10は電源に接続され、操作者がスイッチ30を
入れる。モータ18が、回転駆動システム22と空気駆
動システム26の両方を駆動する。回転駆動システム2
2は、スピンドル54を選択された方向に回転させる。
往復ピストン86はモータ18によって駆動されるが、
これは、ロータリハンマ10がハンマモードになってい
ない限り、ビット42にハンマ動作を起こさせない。
【0019】上述のように、ロータリハンマ10はアイ
ドルモードに付勢されている。アイドルモードでは、ロ
ータリハンマ10は、軸方向の往復ハンマ動作をビット
42に与えない。図3に示すように、アイドルモードで
は、アイドルポート74は、ロータリハンマ10の周囲
の大気に開いた位置にある。各アイドルポート74の少
なくとも一部分は、スピンドル54に形成された対応す
る開口62または溝64とほぼ合致する位置にある。こ
のモードでは、ピストン86が往復するとき、ピストン
86とラム98との間の空間の空気が出入りする。この
空間内に真空は生じず、したがって、ラム98は動かさ
れない。ロータリハンマ10をアイドルモードからハン
マモードに変えるために、操作者はビット42をワーク
ピース48に押し当てる(図1)。上述のように、そし
て図4に示すように、ビット42の後端部は、ストライ
カ110に接触してストライカ110を後方へ動かす。
ストライカ110はばね座金組合せ体134と接触し
て、バレル70をも後方へ動かす。バレル70がスピン
ドル54に対して後方へ移動するとき、アイドルポート
74は開口62および溝64の位置とずれてくる。アイ
ドルポート74は移動して、開口62と隣接し、また溝
64と隣接するランド部分66と合う位置に来る。バレ
ル70とランド部分66とはシア(せん断)シールを形
成して、ロータリハンマ10を囲む大気に対してアイド
ルポート74を閉鎖する。アイドルポート74はポート
閉鎖位置にあって、ロータリハンマ10はハンマモード
にある(図4および図4A)。
【0020】他の実施の形態として、アイドルポート7
4は、バレル70に対するスピンドル54の回転運動に
よって、大気から閉鎖されてもよい。さらに他の実施の
形態として、アイドルポート74は、可動スリーブ(図
示せず)などの機構によって閉鎖されるものでもよい。
可動スリーブは、スピンドル54の開口62またはアイ
ドルポート74を選択的にカバーする。アイドルポート
74が閉鎖されると、ピストン86とラム98との間の
空間に真空が生じる。ピストン86が後方に移動すると
き、真空の力によって、ラム98もまた後方に移動す
る。ラム98とストライカ110との間の空間に、前方
ポート78を通じて空気が流入し、ラム98のこちら側
には真空が生じない。ラム98は引き続き後方に移動
し、ピストン86とラム98との間の空間内の空気を圧
縮する。ピストン86が前方へ向かう行程を始めると
き、ピストン86とラム98との間の空気は、最大圧縮
状態に達する(図4)。ピストン86の前方への動き
と、ピストン86とラム98の間の空間内の空気の拡大
とによって、ラム98は前方へ押し出される。ラム98
が前方へ動くとき、ラム98の前方への動きが実質的に
妨げられないように、ラム98とストライカ110の間
の空間から空気が前方ポート78を通じて出て行く。図
4Aに示すように、ラム98はストライカ110に衝突
し、ストライカ110はビット42に衝突する。これが
1ハンマサイクルである。アイドルポート74が閉止位
置にある限り、ピストン86が往復するときに、ロータ
リハンマ10はハンマモードで動作を継続する。
【0021】ハンマモードを解除するためには、操作者
は、ビットをワークピース48から離す。ばね138
は、スピンドル54およびバレル70にバイアス力を付
勢し、バレル70が、スピンドル54に対して前方に動
くようにする。バレル70は、ばね座金組合せ体が支持
部材122の第2の肩部130と接するまで、前方に移
動する。ストライカ110も、ストライカ110の前方
接触部114が支持部材122の第1の肩部126と接
するまで、前方に移動する。アイドルポート74は、再
び開口62すなわち溝64と並ぶ位置のポート開位置に
なり、ロータリハンマ10は再びアイドルモードになる
(図3)。図3、図4、図4Aに示すように、ラムシー
ル106は、アイドルポート74または前方ポート78
を横切らない。同様に、ピストンシール94はアイドル
ポート74を横切らない。したがって、シール94およ
び106での摩耗の量が低減し、ロータリハンマ10の
使用寿命が延びる。
【0022】以上、本発明の実施の形態を説明した。こ
の発明は、ここに記載した形態に限定されるものではな
い。したがって、上記の教示、および関連する技術また
は知識に基づく変形例および改良はこの発明の範囲に属
するものである。さらに、上記実施の形態は、この発明
を実施するための知りうる限り最も好ましい実施形態を
説明しようとするものである。また、これは、当業者が
この発明を、この実施の形態で、またはこの発明の特定
の適用または使用において要求される種々の修正を加え
て、利用できるようにしようとするものである。特許請
求の範囲は、従来技術を考慮して許される範囲におい
て、別の実施の形態を含むものと解されるように意図さ
れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るロータリハンマの一実施形態の
斜視図
【図2】 図1のロータリハンマの部分断面図
【図3】 図2のハンマの空気駆動システムの断面図で
あって、ハンマがアイドルモードにある状態を示す図
【図4】 図3と同様の空気駆動システムの断面図であ
って、ハンマがハンマモードにあって、ピストンが引き
込まれた状態を示す図
【図4A】 図4と同様の断面図であって、ピストンが
延びた状態を示す図
【図5】従来のロータリハンマの空気駆動システムの拡
大断面図であって、ハンマがアイドルモードにある状態
を示す図
【図6】 図5と同様の拡大断面図であって、ロータリ
ハンマがハンマモードにあり、ピストンが引き込まれた
ときの従来の空気駆動システムを示す図
【図6A】 図6と同様の断面図であって、ピストンが
延びた状態を示す図
【図7】 他の駆動システムを示す図
【符号の説明】
10 ロータリハンマ 12 ハウジング 14 操作グリップ(ハンドル) 18 電動モータ 22 ロータリ駆動システム 26 空気駆動システム 34 歯車 38 クランク軸(シャフト) 40 接続棒 42 ビット 48 ワークピース 50 軸 54 スピンドル 58 リッジ(環状うね) 62 開口 64 溝 66 ランド部分 70 バレル(樽) 74 アイドルポート 78 前方ポート 82 リッジ 86 ピストン 94 シール 98 ラム 102 中央 106 ラムシール 110 ストライカ 114、118 接触部 122 支持部材 126、130 肩部 134 ばね座金組合せ体 138 ばね

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アイドルモードとハンマモードで動作す
    るロータリハンマにおいて、 ハウジングと、 そのハウジング内に配置され、ポートを有する側壁を含
    む、バレルと、 そのバレル内に配置され、そのバレルに対して移動可能
    なラムと、 そのラムの上に支持され、前記側壁とラムの間にシール
    を形成するシールであって、前記ハンマの動作中に、前
    記バレルに対して一定の動作範囲を有するシールと、 を具備し、 前記ポートは、前記シールの動作範囲の外の前記側壁に
    配置されていること、 を特徴とするロータリハンマ。
  2. 【請求項2】 請求項1のロータリハンマにおいて、前
    記バレルは、前端と、前記ポートと前端との間に形成さ
    れた前方部分とを具備し、前記シールの動作範囲は、前
    記バレルの前方部分内であること、を特徴とするロータ
    リハンマ。
  3. 【請求項3】 請求項1のロータリハンマにおいて、前
    記アイドルモードとハンマモードの間で前記ハンマを変
    化させるために、前記バレルが、前記ハウジングに対し
    て移動可能になっていること、を特徴とするロータリハ
    ンマ。
  4. 【請求項4】 請求項3のロータリハンマにおいて、前
    記ハウジングは一つの軸を有し、前記バレルは前記ハウ
    ジングに対して軸方向に移動可能であること、を特徴と
    するロータリハンマ。
  5. 【請求項5】 請求項3のロータリハンマにおいて、前
    記ハンマをアイドルモード方向へ付勢する付勢部材を有
    すること、を特徴とするロータリハンマ。
  6. 【請求項6】 請求項5のロータリハンマにおいて、前
    記付勢部材は、前記バレルとハウジングの間に配置され
    たばねであること、を特徴とするロータリハンマ。
  7. 【請求項7】 請求項3のロータリハンマにおいて、前
    記ハウジングに支持されたツールをさらに具備し、その
    ツールをワークピースに接触させることにより、前記バ
    レルが移動し、前記ハンマがアイドルモードからハンマ
    モードに変化するようになっていること、を特徴とする
    ロータリハンマ。
  8. 【請求項8】 請求項1のロータリハンマにおいて、前
    記ラムは中央部を有し、前記シールは、前記ラムの中央
    部に配置されていること、を特徴とするロータリハン
    マ。
  9. 【請求項9】 アイドルモードとハンマモードで動作す
    るロータリハンマにおいて、 ハウジングと、そのハウジング内に支持されたバレル
    と、 を有し、 前記バレルは、前記アイドルモードとハンマモードの間
    で前記ハンマを変化させるために、前記ハウジングに対
    して移動可能になっていること、 を特徴とするロータリハンマ。
  10. 【請求項10】 請求項9のロータリハンマにおいて、
    前記バレルは、ポートを有する側壁を含み、前記ポート
    は、ハンマがアイドルモードのときに大気に開放され、
    ハンマがハンマモードのときに大気から閉鎖されている
    こと、を特徴とするロータリハンマ。
  11. 【請求項11】 請求項10のロータリハンマにおい
    て、開口を有する側壁を含む支持部材をさらに具備し、
    前記バレルは、前記支持部材に対して移動可能にその支
    持部材内に支持され、前記ハンマがアイドルモードのと
    きに前記ポートの少なくとも一部が前記開口とほぼ重な
    り、前記ハンマがハンマモードのときに前記ポートが前
    記開口と重ならないようになっていること、を特徴とす
    るロータリハンマ。
  12. 【請求項12】 請求項9のロータリハンマにおいて、
    前記ハウジングは一つの軸を有し、前記バレルは前記ハ
    ウジングに対して軸方向に移動可能であること、を特徴
    とするロータリハンマ。
  13. 【請求項13】 請求項12のロータリハンマにおい
    て、前記ハンマに支持されたツールをさらに有し、前記
    ハウジングの前記軸は、前記ツールの軸と重なり、前記
    ツールがワークピースに接触することによって、前記バ
    レルが軸方向に移動し、前記ハンマがアイドルモードか
    らハンマモードに変化するようになっていること、を特
    徴とするロータリハンマ。
  14. 【請求項14】 ハウジングと、 そのハウジング内に支持され、ポートを有する側壁を含
    む、バレルと、 を有するロータリハンマであって、 そのハンマはポート開放状態とポート閉鎖状態との間で
    選択的に調節可能であり、 そのハンマは、さらに、そのハンマを前記ポート開放状
    態に向かって付勢する付勢部材を有すること、 を特徴とするロータリハンマ。
  15. 【請求項15】 請求項14のロータリハンマにおい
    て、前記付勢部材はばねであること、を特徴とするロー
    タリハンマ。
  16. 【請求項16】 請求項14のロータリハンマにおい
    て、前記バレルは、前記ハウジングに対して可動であ
    り、前記付勢部材は前記バレルとハウジングの間に配置
    されていること、を特徴とするロータリハンマ。
  17. 【請求項17】 請求項16のロータリハンマにおい
    て、前記ハンマに支持されたツールをさらに有し、その
    ツールとワークピースが接触することが、前記付勢部材
    の付勢に打ち勝って、前記ハンマが前記ポートの閉鎖状
    態に向けて調節されるようになっていること、を特徴と
    するロータリハンマ。
  18. 【請求項18】 ハウジングと、 そのハウジング内に配置され、ポートを有する側壁を含
    む、バレルと、 そのバレル内に配置され、そのバレルに対して軸方向に
    移動可能であって、中央部を有するラムと、 そのラムの上に支持され、そのラムと前記側壁との間に
    シールを形成するシールであって、前記ラムの中央部に
    配置されている、シールと、 を具備すること、を特徴とするロータリハンマ。
  19. 【請求項19】 請求項18のロータリハンマにおい
    て、前記ラムの中央部は前記ポートを横切らないこと、
    を特徴とするロータリハンマ。
  20. 【請求項20】 請求項18のロータリハンマにおい
    て、前記ラムは互いに隔たった二つの端部を有し、前記
    シールは前記二つの端部の間に配置されていること、を
    特徴とするロータリハンマ。
JP10154407A 1997-06-18 1998-06-03 空気駆動システムを有するロータリハンマ Pending JPH1110557A (ja)

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US08/878,053 US5954140A (en) 1997-06-18 1997-06-18 Rotary hammer with improved pneumatic drive system
US08/878053 1997-06-18

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