JPH11104848A - スポット溶接電極の検査方法及びその装置並びにスポット溶接装置 - Google Patents

スポット溶接電極の検査方法及びその装置並びにスポット溶接装置

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JPH11104848A
JPH11104848A JP26396197A JP26396197A JPH11104848A JP H11104848 A JPH11104848 A JP H11104848A JP 26396197 A JP26396197 A JP 26396197A JP 26396197 A JP26396197 A JP 26396197A JP H11104848 A JPH11104848 A JP H11104848A
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electrodes
value
electrode
spot welding
voltage
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JP26396197A
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English (en)
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Hiroshi Fukuoka
弘 福岡
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Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的簡単な構成で、電極品質の検査を精度
良く行えるようにする。 【解決手段】 一対のスポット溶接電極Eを対向状態で
保持するホルダ14,15と、上記両電極間に所定厚さ
のテストピースPtを挟持させた状態で所定圧力を加え
る加圧手段(ヘッド部13及びベース部12)と、この
加圧状態で両電極間に電圧を加える電圧付加手段(トラ
ンス2及びタイマ3)と、上記両電極間の電圧値を測定
する電圧測定ラインLvと、両電極間に流れる電流の電
流値を測定するトロイダルコイル9及び電流測定ライン
Laと、これらの測定値に基づく電気抵抗値を予め設定
された基準値と比較して電極品質を判定するパーソナル
コンピュータ5とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば電極のド
レス工程後などにおいて、電極品質を検査するスポット
溶接電極の検査方法及びその装置並びにスポット溶接装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば鋼板部材等の板材を複数枚
重ね合わせた部分を相互に接合する溶接方法として、一
対の電極間に被溶接材を挟持させ、これら電極を介して
被溶接部分を加圧した状態で両電極間に所定の電流を流
して溶接を行う、所謂スポット溶接が幅広く採用されて
おり、例えば、自動車等の車両の車体の製造工程などに
おいても、車体鋼板どうしの接合に汎用されている。
【0003】このスポット溶接では、溶接作業を繰り返
して行うにつれて不可避的に電極の損耗が生じる。従っ
て、所要の溶接強度を確保し良好な溶接を安定して行う
上で、電極の管理が非常に重要である。特に、電極の損
耗状態に応じて、あるいは一定溶接回数ごとに、電極を
研磨してその形状および表面性状等を整える所謂ドレス
が行われるが、このドレス後の電極品質を確認すること
は、次回ドレスまでの溶接作業を円滑に行い、良好な溶
接結果を得る上で不可欠である。
【0004】このような電極品質の検査を行うものとし
て、例えば特開平7−276063号公報では、圧力分
布センサを電極チップで加圧し、圧力分布センサ内部の
格子状に配置された圧力感応素子で検出される電極チッ
プの加圧面の加圧力の分布および加圧力の大きさと、予
め記憶されたマップ上の基準値とを比較することによ
り、電極チップの加圧面の異常を判定し、電極チップに
変形や部分的な欠け等がある場合には、これを検出する
ようにした電極チップの検査方法およびその装置が開示
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の検査方法では、格子状に配置された圧力感応素子を
内部に組み込んだ圧力分布センサ等を備えた複雑で高価
な検査装置を要するので、電極の検査がコスト高になる
という難点があった。
【0006】そこで、この発明は、比較的簡単な構成
で、電極品質の検査を精度良く行うことができるスポッ
ト溶接電極の検査方法及びその装置並びにスポット溶接
装置を提供することを目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本願の請求項
1に係る発明(以下、第1の発明という)は、一対のスポ
ット溶接電極間に所定厚さの導電体を挟持させて所定圧
力で加圧した後、この状態で両電極間に電圧を加えてそ
の電圧値および両電極間に流れる電流の電流値を測定
し、その測定値に基づく所定の電気特性値を予め設定さ
れた基準値と比較して電極品質を検査するようにしたも
のである。
【0008】また、本願の請求項2に係る発明(以下、
第2の発明という)は、上記第1の発明において、上記
測定値に基づく所定の電気特性値は電気抵抗値であるこ
とを特徴としたものである。
【0009】更に、本願の請求項3に係る発明(以下、
第3の発明という)は、上記第1の発明において、上記
測定値に基づく所定の電気特性値は電気エネルギ値であ
ることを特徴としたものである。
【0010】また、更に、本願の請求項4に係る発明
(以下、第4の発明という)は、上記第1〜第3の発明の
いずれか一において、上記電極のバリ等の突起物の有無
及び/又は通電面積を検査して電極品質の良否を判定す
ることを特徴としたものである。
【0011】また、更に、本願の請求項5に係る発明
(以下、第5の発明という)は、上記第1〜第4の発明の
いずれか一において、上記両電極間に流れる電流の電流
値が略一定となるように制御されることを特徴としたも
のである。
【0012】また、更に、本願の請求項6に係る発明
(以下、第6の発明という)は、上記第5の発明におい
て、上記電流値が、第1電流値とこれよりも大きい第2
電流値の2段階に変化させられることを特徴としたもの
である。
【0013】また、更に、本願の請求項7に係る発明
(以下、第7の発明という)は、上記第1〜第6の発明の
いずれか一において、上記電極品質の検査は、各電極の
ドレス工程の後に行われることを特徴としたものであ
る。
【0014】また、更に、本願の請求項8に係る発明
(以下、第8の発明という)は、スポット溶接電極の検査
装置として、一対のスポット溶接電極を対向状態で保持
する電極保持手段と、上記両電極間に所定厚さの導電体
を挟持させた状態で所定圧力を加える加圧手段と、この
加圧状態で両電極間に電圧を加える電圧付加手段と、上
記両電極間の電圧値を測定する電圧測定手段と、両電極
間に流れる電流の電流値を測定する電流測定手段と、こ
れらの測定値に基づく所定の電気特性値を予め設定され
た基準値と比較して電極品質を判定する比較判定手段と
を備えたことを特徴としたものである。
【0015】また、更に、本願の請求項9に係る発明
(以下、第9の発明という)は、一対のスポット溶接電極
を対向状態で保持する電極保持手段と、上記両電極間に
被溶接材を挟持させた状態で所定圧力を加える加圧手段
と、この加圧状態で両電極間に電圧を加える電圧付加手
段とを備えたスポット溶接装置において、上記両電極間
の電圧値を測定する電圧測定手段と、両電極間に流れる
電流の電流値を測定する電流測定手段と、これらの測定
値に基づく所定の電気特性値を予め設定された基準値と
比較して電極品質を判定する比較判定手段とが設けられ
ていることを特徴としたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実
施の形態に係るスポット溶接電極の検査装置1(以下、
適宜、単に検査装置と略称する。)の全体構成を概略的
に表す構成説明図である。この図に示すように、上記検
査装置1は、基本的な構成要素の一部として、一対のス
ポット溶接電極Eを対向状態で保持する電極保持手段で
ある上下の電極ホルダ14,15を有するスポット溶接
機10と、一次側がタイマ3を介して図示しない電源に
接続される一方、二次側が上記スポット溶接機10に接
続されたトランス2とを備えている。
【0017】上記スポット溶接機10は、ベース部12
とその一端側に一体的に立設されたコラム部11とで、
正面視で略L字形の本体部が形成され、上記ベース部1
2の他端側に下側の電極ホルダ15が設けられている。
また、上記コラム部11の上端側部には、上側の電極ホ
ルダ14が設けられたヘッド部13が、上下スライド可
能に取り付けられている。上記両電極ホルダ14,15
は互いに対向するように位置設定されている。そして、
上下の電極E間に被溶接材(本実施の形態では、テスト
ピースPt)を挟持させた状態で上記ヘッド部13を下
降させることにより、各電極Eと上記テストピースPt
との接触点に所定の圧力を加えることができる。つま
り、上記ヘッド部13とベース部12とで、本願請求項
に記載した加圧手段が構成されている。上記テストピー
スPtとしては、例えば、所定厚さの鋼板部材が用いら
れる。尚、具体的には図示しなかったが、上記検査装置
1では、各電極Eおよび電極ホルダ14,15の過度の
温度上昇を防止するための強制冷却装置が設けられてい
る。
【0018】また、上記トランス2とタイマ3と電源
(不図示)とで、本願請求項に記載した電圧付加手段が
構成されている。上記タイマ3は、基本的にはスポット
溶接電極E間への通電タイミング及び時間を制御するも
のであるが、より好ましくは、上記両電極E間に流れる
電流の電流値が設定値に対して一定となるように制御す
る、所謂、定電流制御機能を有している。なお、スポッ
ト溶接機の電力供給回路に介設するタイマに、このよう
な定電流制御機能を付与することは、通常のスポット溶
接装置においては一般的なことである。以上、説明した
スポット溶接機10,電源(不図示),トランス2及び
タイマ3は、通常のスポット溶接装置においても一般的
に備えられているものであり、上記タイマ3は、工程制
御盤6からの溶接指令によって、その作動が制御される
ようになっている。
【0019】本実施の形態では、スポット溶接機10の
コラム部11に、上下のスポット溶接電極E間に流れる
電流の電流値を測定するためのトロイダルコイル9が卷
回され、このトロイダルコイル9に電流測定ラインLa
の一端側が接続されている。この電流測定ラインLaの
他端側は、アナログ信号で得られる電流測定データをデ
ジタル信号に変換するA/D変換器4に接続されてい
る。また、上側の電極ホルダ14とベース部12の間に
は、上下のスポット溶接電極E間の電圧値を測定するた
めの電圧測定ラインLvが設けられ、得られた電圧測定
データ(アナログ信号)は上記A/D変換器4でデジタ
ル信号に変換されるようになっている。該A/D変換器
4は、電流測定ラインLa及び電圧測定ラインLvで得
られた測定値に基づく所定の電気特性値を予め設定され
た基準値と比較して電極品質を判定する比較判定手段と
してのパーソナルコンピュータ5に接続されている。
【0020】次に、以上のように構成されたスポット溶
接電極の検査装置1を用いた電極品質の検査について、
電極Eのドレス工程後の検査を行う場合を例にとって、
図2のフローチャートを参照しながら説明する。システ
ムがスタートすると、先ずステップ#1で、ドレス品質
確認プログラムの実行が指示され、次いで、ステップ#
2で、上下の電極E間に所定厚さのテストピースPtを
挟持させた状態で上記ヘッド部13を下降させ、各電極
EとテストピースPtとの接触点に所定の加圧力を加
え、この状態で両電極E間に電圧を加えて通電する。
尚、上記加圧力は、実際のスポット溶接における場合と
同じく、例えば200〜500[kg]とした。
【0021】そして、ステップ#3で、上記両電極E間
に流れる電流の電流値と電極E間に加えられた電圧の電
圧値についてデータを取得する。このとき、ステップ#
4で、上記電流値が予め定められた設定値であるか否か
(具体的は、設定値に対してごく限られた狭い公差内に
あるか否か)が判定される。この判定結果がNOの場合
には、タイマ3による定電流制御または電流測定手段側
に異常があると考えられるので、ステップ#8で、研削
(ドレス)システムに異常有りとして、その旨が工程制
御盤6に出力される。そして、例えば警報ランプ等によ
ってオペレータに異常発生の旨が知らされ、適切な回復
措置が講じられるようになっている。
【0022】一方、上記ステップ#4での判定結果がY
ESの場合には、ステップ#5で、電流測定ラインLa
及び電圧測定ラインLvで得られた測定値(電流値及び
電圧値)に基づく所定の電気特性値として、例えば電気
抵抗値が演算される。そして、ステップ#6で、この演
算値を予め設定された基準データ(基準値)と比較し、
ステップ#7で電極品質の良否判定が行われる。この基
準値との比較および良否判定については、後述する。上
記ステップ#7の良否判定でNG(不良)の場合には、
ステップ#9で、工程制御盤6からドレス不良の旨が出
力される。一方、ステップ#7の良否判定でOK(合
格)の場合には、ドレス工程およびその後における電極
品質の検査が支障なく完了し、電極品質についても確認
されたので、システムは終了する。
【0023】上述の電極品質の検査において、ステップ
#6の基準値との比較及びステップ#7の良否判定は、
以下のようにして行われる。本実施の形態では、上述の
ように、両電極E間に流れる電流の電流値が略一定とな
るように制御されるが、より好ましくは、上記電流値
は、第1電流値とこれよりも大きい第2電流値の2段階
に変化させられ、これら各電流値に対してそれぞれデー
タが採取され、それぞれの電流値について基準値と比較
し、両方の比較結果に基づいて良否判定を行うようにな
っている。尚、上記第1電流値は、電極Eの先端部にバ
リ等の突起物がある場合に、通電することによってこの
突起物がテストピースPt内にめり込むことがない程度
の値とし、その後に大きい電流値(第2電流値)の電流
を流すことにより、電極先端部の全体がテストピースP
tに接触できるように設定した。
【0024】電流値を2段階に変化させる際の電流パタ
ーンの一例を図3に示す。この例では、第1電流値が5
[kA],第2電流値が8[kA]にそれぞれ設定され
ている。そして、12のサイクルを一つの検査単位とし
て、第5サイクルまでは第1電流値で通電した後、電流
値を第2電流値まで高め、第6サイクル〜第12サイク
ルの間はこの第2電流値で通電される。以上の通電サイ
クルにおいて、第3〜第5サイクルの期間T1で第1電
流値に対するデータが取得され電気抵抗値が演算され
る。また、第8〜第10サイクルの期間T2で第2電流
値に対するデータが取得され電気抵抗値が演算される。
なお、第1および第2の各電流値に対する電気抵抗値の
演算は、各データ取得期間T1,T2それぞれにおい
て、期間中の演算値の総和あるいは平均を算出し、これ
を各電流値に対する演算値として、予め設定された基準
抵抗値(第1,第2の各電流値に対して同一の値)と比
較するようになっている。
【0025】上記第1および第2の各電流値に対する電
気抵抗値(演算値)をそれぞれ基準抵抗値と比較した場
合における各比較結果パターンについて、その電極品質
および判定結果を表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】本実施の形態では、電極品質の検査は、図
4に示すような電極Eの先端におけるバリBrの有無お
よび電極Eの先端径の大小(つまり、電極Eの通電面積
の大小)について検査を行い、基本的に、適正(○
印),不良(×印),必ずしも適正ではないが使用可
(△印)および実際には起こり得ないパターン(−印)
の4種類のいずれかに分類して判定するようにした。上
記表1における備考欄における※1は、電極品質の判定
結果としては必ずしも適正ではないが、スポット溶接に
おける溶接品質は維持できるので、電極としては使用可
能とし、良否判定は電極の使用者に委ねるもので、上記
(△印)の場合に対応している。また、備考欄における
※2は、実際には起こり得ないパターンであるので、設
備異常として工程制御盤6にその旨を出力するもので、
上記(−印)に対応している。
【0028】次に、上記表1における比較結果の各パタ
ーン1〜9について説明する。この場合において、演算
値が基準抵抗値よりも大きい場合は、一般に、実質的な
通電面積が基準よりも小さいことを意味するので、図4
に示すようにバリBrが電極Eの先端に存在するものと
推察できる。逆に、演算値が基準抵抗値よりも小さい場
合は、一般に、実質的な通電面積が基準よりも大きいこ
とを意味するので、図5に示すように、電極Eの先端径
Dbが(つまり、電極Eの通電面積が)図6に示す基準
値Dsよりも大きいものと推察できる。また、電極Eの
先端形状およびサイズが同じであれば、図7において破
線曲線で示すように、電流値の大きい場合の方が、電極
Eの先端部がテストピースPt内により深くめり込むの
で、通電面積は大きくなり、抵抗値は必ず小さくなる。
【0029】パターン1〜パターン3の場合、第1電流
値で抵抗値が基準よりも大きくなっているので、電極E
の先端部にバリBrが存在する。このうち、パターン1
については、第2電流値で抵抗値が基準よりも小さくな
るので、電極先端径が大きすぎる。この場合、使用を重
ねるに連れて電極先端径は更に大きくなるので、判定は
不良(×)である。一方、パターン2については、電極
先端径が適正であり、また、パターン3については、電
極先端径が基準よりも小さいが、使用を重ねるに連れて
大きくなり適正範囲になると思われるので、判定は使用
者に委ねることとした(△)。パターン4及びパターン
7については、バリBrは無いが、電極先端径に関し
て、上記パターン1と同様の理由で不良(×)と判定さ
れる。パターン6,パターン8及び9については、第1
電流値における場合よりも第2電流値における場合の方
が、基準抵抗値に比して大きくなっており、正常であれ
ば、このようなことは起こり得ないので(−印)、設備
異常として工程制御盤6にその旨が出力されるようにな
っている。
【0030】以上、説明したように、本実施の形態によ
れば、スポット溶接電極E間にテストピースPtを挟持
させて所定圧力で加圧した後、この状態で両電極E間に
電圧を加えてその電圧値および電流値を測定し、その測
定値に基づく電気抵抗値を予め設定された基準値と比較
して電極品質を検査するようにしたので、高価なセンサ
類を備えた複雑な検査装置を用いる必要は無く、比較的
簡単な構成で、電極品質の検査を精度良く行うことがで
きるのである。
【0031】この場合において、測定値に基づいて電気
抵抗値を演算し、この演算値を基準値と比較するので、
上記測定値に基づいた簡単な演算(電圧値/電流値)
で、基準値との比較を行うことができる。尚、上記電気
抵抗値の代わりに電気エネルギ値を演算し、これを基準
値と比較するようにしても良い。この場合も、測定にに
基づいた演算(電圧値×電流値)は極めて簡単である。
【0032】また、特に、上記電極品質の検査は、各電
極Eのドレス工程の後に行われるので、ドレス不良によ
る不具合の発生を確実に防止することができる。更に、
上記タイマ3の定電流制御機能により、両電極E間に流
れる電流の電流値が略一定となるように制御されるの
で、該電流値が一定の下で、つまり、通常のスポット溶
接が行われる場合と同様の条件で上記測定値(電流値お
よび電圧値)を採取して、より実際に即した電極検査を
行うことができる。
【0033】また、更に、両電極E間に流れる電流の電
流値が、第1電流値とこれよりも大きい第2電流値の2
段階に変化させられるので、上記第1電流値を、電極E
の先端部にバリ等の突起物がある場合に、通電すること
によってこの突起物が導電体内にめり込むことがない程
度の値とし、その後に大きい電流値(第2電流値)の電
流を流して電極先端部の全体が導電体に接触できるよう
に設定することにより、電極先端部におけるバリ等の突
起物の有無と先端部のサイズの両方について、有効に検
査することができる。これにより、電極Eのバリ等の突
起物及び/又は通電面積の異常によるスポット溶接にお
ける不具合の発生を未然に防止することができる。
【0034】また、更に、本実施の形態によれば、通常
のスポット溶接装置をそのまま利用し、このスポット溶
接装置に、上記両電極E間の電圧値を測定する電圧測定
手段(電圧測定ラインLv)と、両電極E間に流れる電
流の電流値を測定する電流測定手段(トロイダルコイル
9及び電流測定ラインLa)と、これらの測定値に基づ
く所定の電気特性値(電気抵抗値)を予め設定された基
準値と比較して電極品質を判定する比較判定手段(パー
ソナルコンピュータ5)とを付け加えて設けることによ
り、スポット溶接電極の検査装置を構成することができ
る。
【0035】尚、この代わりに、生産ラインに設置され
るべき各スポット溶接装置を、上記電圧測定手段および
電流測定手段を備えたものとし、これらを上記比較判定
手段(パーソナルコンピュータ)に接続して比較判定を
行わせるようにしても良い。すなわち、この場合には、
通常のスポット溶接装置に電極品質の検査機能を付加す
ることができ、スポット溶接電極の検査に関して、検査
ステーションを別途に設けこのステーションに電極を持
ち込む必要がなく、生産ライン内で検査を行うことがで
きるようになる。また、この場合、テストピースを用い
る代わりに、実際に溶接されるべき部材を用いて検査を
行っても良い。
【0036】尚、本発明は、以上の実施態様に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、
種々の改良あるいは設計上の変更が可能であることは言
うまでもない。
【0037】
【発明の効果】本願の第1の発明によれば、スポット溶
接電極間に導電体を挟持させて所定圧力で加圧した後、
この状態で両電極間に電圧を加えてその電圧値および電
流値を測定し、その測定値に基づく所定の電気特性値を
予め設定された基準値と比較して電極品質を検査するよ
うにしたので、高価なセンサ類を備えた複雑な検査装置
を用いる必要は無く、比較的簡単な構成で、電極品質の
検査を精度良く行うことができる。
【0038】また、本願の第2の発明によれば、基本的
には、上記第1の発明と同様の効果を奏することができ
る。特に、上記測定値に基づく所定の電気特性値は電気
抵抗値であるので、上記測定値に基づいた簡単な演算
(電圧値/電流値)で、基準値と比較する電気特性値を
得ることができる。
【0039】更に、本願の第3の発明によれば、基本的
には、上記第1の発明と同様の効果を奏することができ
る。特に、上記測定値に基づく所定の電気特性値は電気
エネルギ値であるので、上記測定値に基づいた簡単な演
算(電圧値×電流値)で、基準値と比較する電気特性値
を得ることができる。
【0040】また、更に、本願の第4の発明によれば、
基本的には、上記第1〜第3の発明のいずれか一と同様
の効果を奏することができる。特に、上記電極のバリ等
の突起物の有無及び/又は通電面積を検査して電極品質
の良否を判定するので、電極のバリ等の突起物及び/又
は通電面積の異常によるスポット溶接における不具合の
発生を未然に防止することができる。
【0041】また、更に、本願の第5の発明によれば、
基本的には、上記第1〜第4の発明のいずれか一と同様
の効果を奏することができる。特に、上記両電極間に流
れる電流の電流値が略一定となるように制御されるの
で、該電流値が一定の下で、つまり、通常のスポット溶
接が行われる場合と同様の条件で上記測定値を採取し
て、より実際に即した電極検査を行うことができる。
【0042】また、更に、本願の第6の発明によれば、
基本的には、上記第5の発明と同様の効果を奏すること
ができる。特に、上記電流値が、第1電流値とこれより
も大きい第2電流値の2段階に変化させられるので、上
記第1電流値を、電極の先端部にバリ等の突起物がある
場合に、通電することによってこの突起物が導電体内に
めり込むことがない程度の値とし、その後に大きい電流
値(第2電流値)の電流を流して電極先端部の全体が導
電体に接触できるように設定することにより、電極先端
部におけるバリ等の突起物の有無と先端部のサイズの両
方について、有効に検査することができる。
【0043】また、更に、本願の第7の発明によれば、
基本的には、上記第1〜第6の発明のいずれか一と同様
の効果を奏することができる。特に、上記電極品質の検
査は、各電極のドレス工程の後に行われるので、ドレス
不良による不具合の発生を確実に防止することができ
る。
【0044】また、更に、本願の第8の発明によれば、
一対のスポット溶接電極を電極保持手段により対向状態
で保持し、スポット溶接電極間に導電体を挟持させて加
圧手段により所定圧力で加圧した後、この状態で電圧付
加手段により両電極間に電圧を加えて、電圧測定手段お
よび電流測定手段によりその電圧値および電流値を測定
し、比較判定手段によりその測定値に基づく所定の電気
特性値を予め設定された基準値と比較して電極品質を検
査することができるので、高価なセンサ類を備えた複雑
な検査装置を用いる必要は無く、比較的簡単な構成で、
電極品質の検査を精度良く行うことができる。また、一
対のスポット溶接電極を対向状態で保持する電極保持手
段と、上記両電極間に所定厚さの導電体を挟持させた状
態で所定圧力を加える加圧手段と、この加圧状態で両電
極間に電圧を加える電圧付加手段とを備えた、通常のス
ポット溶接装置をそのまま利用し、このスポット溶接装
置に、上記両電極間の電圧値を測定する電圧測定手段
と、両電極間に流れる電流の電流値を測定する電流測定
手段と、これらの測定値に基づく所定の電気特性値を予
め設定された基準値と比較して電極品質を判定する比較
判定手段とを付け加えて設けることにより、スポット溶
接電極の検査装置を構成することができる。
【0045】また、更に、本願の第9の発明によれば、
一対のスポット溶接電極を対向状態で保持する電極保持
手段と、上記両電極間に被溶接材を挟持させた状態で所
定圧力を加える加圧手段と、この加圧状態で両電極間に
電圧を加える電圧付加手段とを備えたスポット溶接装置
において、上記両電極間の電圧値を測定する電圧測定手
段と、両電極間に流れる電流の電流値を測定する電流測
定手段と、これらの測定値に基づく所定の電気特性値を
予め設定された基準値と比較して電極品質を判定する比
較判定手段とが設けられているので、スポット溶接電極
間に導電体を挟持させて所定圧力で加圧した後、この状
態で両電極間に電圧を加えてその電圧値および電流値を
測定し、その測定値に基づく所定の電気特性値を予め設
定された基準値と比較して電極品質を検査するようにし
たので、高価なセンサ類を備えた複雑な検査装置を用い
る必要は無く、比較的簡単な構成で、電極品質の検査を
精度良く行うことができる。すなわち、通常のスポット
溶接装置に電極品質の検査機能を付加することができ、
スポット溶接電極の検査に関して、検査ステーションを
別途に設けこのステーションに電極を持ち込む必要がな
く、生産ライン内で検査を行うことができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るスポット溶接電極
の検査装置の全体構成を概略的に示す構成説明図であ
る。
【図2】 上記スポット溶接電極の検査装置の作動を説
明するためのフローチャートである。
【図3】 上記スポット溶接電極の検査装置の電流パタ
ーンの一例を示すグラフである。
【図4】 電極先端部にバリがある場合を示す説明図で
ある。
【図5】 電極先端径が大きすぎる場合を示す説明図で
ある。
【図6】 電極先端径が適正な場合を示す説明図であ
る。
【図7】 電極先端部がテストピースにめり込む状態を
示す断面説明図である。
【符号の説明】
1…スポット溶接電極の検査装置 2…トランス 3…タイマ 5…パーソナルコンピュータ 9…トロイダルコイル 10…スポット溶接機 12…スポット溶接機のベース部 13…スポット溶接機のヘッド部 14,15…電極ホルダ E…スポット溶接電極 La…電流測定ライン Lv…電圧測定ライン Pt…テストピース

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のスポット溶接電極間に所定厚さの
    導電体を挟持させて所定圧力で加圧した後、この状態で
    両電極間に電圧を加えてその電圧値および両電極間に流
    れる電流の電流値を測定し、その測定値に基づく所定の
    電気特性値を予め設定された基準値と比較して電極品質
    を検査することを特徴とするスポット溶接電極の検査方
    法。
  2. 【請求項2】 上記測定値に基づく所定の電気特性値は
    電気抵抗値であることを特徴とする請求項1記載のスポ
    ット溶接電極の検査方法。
  3. 【請求項3】 上記測定値に基づく所定の電気特性値は
    電気エネルギ値であることを特徴とする請求項1記載の
    スポット溶接電極の検査方法。
  4. 【請求項4】 上記電極のバリ等の突起物の有無及び/
    又は通電面積を検査して電極品質の良否を判定すること
    を特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一に記載の
    スポット溶接電極の検査方法。
  5. 【請求項5】 上記両電極間に流れる電流の電流値が略
    一定となるように制御されることを特徴とする請求項1
    〜請求項4のいずれか一に記載のスポット溶接電極の検
    査方法。
  6. 【請求項6】 上記電流値が、第1電流値とこれよりも
    大きい第2電流値の2段階に変化させられることを特徴
    とする請求項5記載のスポット溶接電極の検査方法。
  7. 【請求項7】 上記電極品質の検査は、各電極のドレス
    工程の後に行われることを特徴とする請求項1〜請求項
    6のいずれか一に記載のスポット溶接電極の検査方法。
  8. 【請求項8】 一対のスポット溶接電極を対向状態で保
    持する電極保持手段と、上記両電極間に所定厚さの導電
    体を挟持させた状態で所定圧力を加える加圧手段と、こ
    の加圧状態で両電極間に電圧を加える電圧付加手段と、
    上記両電極間の電圧値を測定する電圧測定手段と、両電
    極間に流れる電流の電流値を測定する電流測定手段と、
    これらの測定値に基づく所定の電気特性値を予め設定さ
    れた基準値と比較して電極品質を判定する比較判定手段
    とを備えたことを特徴とするスポット溶接電極の検査装
    置。
  9. 【請求項9】 一対のスポット溶接電極を対向状態で保
    持する電極保持手段と、上記両電極間に被溶接材を挟持
    させた状態で所定圧力を加える加圧手段と、この加圧状
    態で両電極間に電圧を加える電圧付加手段とを備えたス
    ポット溶接装置であって、上記両電極間の電圧値を測定
    する電圧測定手段と、両電極間に流れる電流の電流値を
    測定する電流測定手段と、これらの測定値に基づく所定
    の電気特性値を予め設定された基準値と比較して電極品
    質を判定する比較判定手段とが設けられていることを特
    徴とするスポット溶接装置。
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