JPH11104042A - 可動式手摺り - Google Patents

可動式手摺り

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Publication number
JPH11104042A
JPH11104042A JP9274025A JP27402597A JPH11104042A JP H11104042 A JPH11104042 A JP H11104042A JP 9274025 A JP9274025 A JP 9274025A JP 27402597 A JP27402597 A JP 27402597A JP H11104042 A JPH11104042 A JP H11104042A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handrail
main body
movable
arm
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9274025A
Other languages
English (en)
Inventor
Ritsuko Bando
律子 板東
Makoto Ahara
真 阿原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP9274025A priority Critical patent/JPH11104042A/ja
Publication of JPH11104042A publication Critical patent/JPH11104042A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47KSANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
    • A47K17/00Other equipment, e.g. separate apparatus for deodorising, disinfecting or cleaning devices without flushing for toilet bowls, seats or covers; Holders for toilet brushes
    • A47K17/02Body supports, other than seats, for closets, e.g. handles, back-rests, foot-rests; Accessories for closets, e.g. reading tables
    • A47K17/022Wall mounted grab bars or handles, with or without support on the floor
    • A47K17/024Wall mounted grab bars or handles, with or without support on the floor pivotally mounted on the wall

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
  • Rehabilitation Tools (AREA)
  • Toilet Supplies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】可動式の手摺りをしっかりと握ることのできな
い者であっても、安全且つ確実に手摺りの揺動動作を行
うことができるようにする。 【解決手段】起立状態から水平状態までの範囲で揺動で
きるように壁面等に取り付けられた可動式手摺りにおい
て、手摺り本体4,8,17の先端側から取付基部3ま
での間に、腕を挿通してなお余裕のある大きさの開口部
10a〜10c,15,16,18,19,20等を形
成する。これらの開口部へ腕を通して腕全体を上げ下げ
することにより、手摺り本体4,8,17を揺動させる
ことができるため、手摺り本体4,8,17をしっかり
握るだけの握力のない高齢者や身体障害者等であっても
確実に手摺り本体4,8,17の揺動を行うことがで
き、安全且つ確実に行うことが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療施設,福祉施
設,その他の公共施設や一般住宅等のトイレ又は浴室等
に設置され、高齢者や身体障害者等の補助具として利用
される可動式の手摺りに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来では、高齢者や身体障害者等がトイ
レを使用したり、浴室で入浴するに際し、手摺りを補助
具として設置している。この補助具は、固定式のものと
可動式のものとがあるが、手摺りが不要な介助者又は身
体障害者等にとっては、前記固定式の手摺りでは邪魔に
なることがあり、また手摺りが必要な身体障害者等にと
っては便座へ着座した状態から車イスへ移乗する場合に
邪魔になることがあり、更にはスペース的にも問題があ
った。そのため、最近では可動式のものが多く設置され
るようになってきており、使用しない状態では壁面へ密
着させて退避させ、使用状態のときは水平状態にして使
用者が凭れかかる等して使用者を補助することができる
ようにしている。
【0003】従来の可動式手摺りの一例を示せば、図3
の通りである。この従来の可動式手摺り1は、壁面2に
固定された取付基部3と、この取付基部3に対して起立
状態(図3の実線で示す状態)から水平状態(図3の鎖
線で示す状態)までの範囲を揺動自在とした手摺り本体
4とから成る。手摺り本体4は、ステンレスやアルミ合
金のパイプ又はPVC樹脂パイプ等を湾曲形成してお
り、手摺り本体4の先端側から取付基部3までの間の手
摺りのパイプ自体で囲まれた領域はその全体が開口部5
となっている。なお、図3において、6は便器である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような可動式手摺
り1では、これを使用者が使用しないとき又は介助者が
居る場合には、手摺り1は邪魔になるので、図3の実線
で示すように起立状態の位置へ揺動させてこの位置で固
定しておくことが必要である。また使用時には、起立状
態から同図の鎖線で示す水平状態の位置へ揺動させるこ
とが必要である。ところが、従来の可動式手摺り1で
は、これらの揺動操作を行う場合に、手摺り1をしっか
りと握ることのできない高齢者や身体障害者の場合は、
手摺り本体4が起立状態から、また揺動途中の状態から
急激に倒れ込んで水平状態になる場合があり、頭部や上
半身の一部と強く衝突したり、接触したりするので非常
に危険であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の前記課題
に鑑みてこれを改良除去したものであって、可動式の手
摺りをしっかりと握ることのできない者であっても、安
全且つ確実に手摺りの揺動動作を行うことのできる可動
式手摺りを提供せんとするものである。
【0006】而して、前記課題を解決するために本発明
が採用した請求項1の手段は、起立状態から水平状態ま
での範囲で揺動できるように壁面等に取り付けられた可
動式手摺りにおいて、手摺り本体の先端側から取付基部
までの間に開口部を形成して成り、該開口部は腕を挿通
してなお余裕のある大きさであることを特徴とする可動
式手摺りである。開口部へ腕を通して腕全体を上げ下げ
することにより、手摺り本体を揺動させることができる
ため、手摺り本体をしっかり握るだけの握力のない高齢
者や身体障害者等であっても確実に手摺り本体の揺動を
行うことができ、安全且つ確実に行うことが可能であ
る。
【0007】また本発明が採用した請求項2の手段は、
腕を挿通してなお余裕のある開口部が複数個形成されて
いることを特徴とする前記請求項1に記載の可動式手摺
りである。使用者は、自分の体に適した位置の開口部へ
腕を挿通して手摺り本体の揺動を行うことができるの
で、その操作が簡単である。
【0008】更に、本発明が採用した請求項3の手段
は、前記開口部が手摺り本体の先端側に形成されたU字
状のものであることを特徴とする請求項1に記載の可動
式手摺りである。腕を挿通せずとも、U字状部へ押し当
てて揺動させることもでき、便利である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の構成を図面に示
す発明の実施の形態に基づいて説明すると次の通りであ
る。なお、従来の場合と同一符号は同一部材である。図
1は本発明の第1の実施の形態に係る可動式手摺り7を
トイレ室の壁面2へ設置した場合の斜視図である。同図
に示す如く、この可動式手摺り7は、壁面2へ取り付け
られて固定された取付基部3に対して起立状態から水平
状態までの範囲で揺動自在に取り付けられ、起立状態と
水平状態とにおいてその姿勢を固定することができるよ
うになった手摺り本体8を有している。この手摺り本体
8の揺動に関する機能自体は、従来の場合と同じであ
る。
【0010】而して、本実施の形態に係る手摺り本体8
は、ステンレス,アルミ合金,PVC樹脂等の材料から
成り、板状のものを水平状に延出させて先端側で下側へ
向けて湾曲形成し、所定寸法下がったところで折り返し
て再び水平状になるようにし、取付基部3まで戻るよう
にしたものである。そして、上下の板状間を縦板9で連
結し、この縦板9の先端側から取付基部3までのあいだ
に3つの開口部10a〜10cを形成している。開口部
10a〜10cは、手摺り本体8の先端寄りに形成され
ており、使用者が服を着たままの状態で腕を挿通しても
なお余裕のある大きさに設定されている。
【0011】このように構成された可動式の手摺り7
は、これを使用者が使用しないとき又は介助者が居る場
合には、邪魔になるので起立状態の位置へ揺動させてこ
の位置で固定しておくことが必要である。また使用時に
は、起立状態から水平状態の位置へ揺動させてこの位置
で固定することが必要である。この可動式手摺り7で
は、このような操作に際し、その操作をする者が、手摺
り本体8をしっかり握ることのできない高齢者や身体障
害者であっても、前記手摺り本体8の開口部10a〜1
0cのうちの自分の体格に応じた高さのものを選択して
これに自らの腕を挿通し、腕の全体を通じて手摺り本体
8の上げ下げを行えばよい。
【0012】従って、手摺り本体8をしっかり握ること
のできない握力不足の高齢者や身体障害者であっても確
実に手摺り本体8の上げ下げを行うことが可能であり、
安全である。つまり、手摺り本体8の上げ下げ操作に際
し、使用者の腕が手摺り本体8の開口部10a〜10c
のうちのいずれか1つから決して外れることがなく、そ
の結果、手摺り本体8が起立した姿勢の状態から、また
揺動途中の状態から急激に倒れ込むことがなくなり、極
めて安全である。
【0013】図2の図(A)〜図(C)は、本発明の第
2〜第4の実施の形態に係る可動式手摺り11〜13を
示すものである。図(A)に示す可動式手摺り11は、
図3に示す従来の可動式手摺り1の手摺り本体4に、開
口部5を区画する支柱14をボルト又は溶接等により取
り付け、開口部5に腕を挿通してなお余裕のある大きさ
の開口部15を形成するようにしたものである。また同
図の図(B)に示す可動式手摺り12は、図(A)に示
す手摺り11の開口部5を区画する支柱14を2本設
け、腕を挿通してなお余裕のなる大きさの開口部15,
16を形成した場合を示すものである。更に、同図の図
(C)に示す可動式手摺り13は、上下2本の手摺り本
体17の途中を2か所で連結し、先端側にU字状開口部
18を形成し、中間部に腕を挿通してなお余裕のある大
きさの開口部19,20を形成したものである。このU
字状開口部18の場合は、該U字状開口部18へ腕を押
し当てて手摺り本体17の揺動を行うことが可能であ
る。その他の構成並びに作用効果は、前述した第1の実
施の形態の場合と同じである。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明にあっては、
起立状態から水平状態までの範囲で揺動できるように壁
面等に取り付けられた可動式手摺りにおいて、手摺り本
体の先端側から取付基部までの間に、腕を挿通してなお
余裕のある大きさの開口部を形成したから、開口部へ腕
を通して腕全体を上げ下げすることにより、手摺り本体
を揺動させることができるため、手摺り本体をしっかり
握るだけの握力のない高齢者や身体障害者等であっても
確実に手摺り本体の揺動を行うことができ、安全且つ確
実に行うことが可能である。
【0015】また本発明にあっては、腕を挿通してなお
余裕のある開口部を複数個形成したから、使用者は、自
分の体に適した位置の開口部へ腕を挿通して手摺り本体
の揺動を行うことができ、その操作が簡単である。
【0016】更に、本発明にあっては、手摺り本体の先
端側に形成されたU字状の開口部により、腕を押し当て
て手摺り本体を揺動させることが可能であり、腕を挿通
せずともよく、その操作が簡単であり、且つ便利であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る可動式手摺り
を取り付けたトイレの中を示す概略斜視図である。
【図2】本発明の第2〜第4の実施の形態に係る可動式
手摺りを示す斜視図である。
【図3】従来の可動式手摺りを取り付けたトイレの中を
示す概略斜視図である。
【符号の説明】
2…壁面 3…取付基部 4…手摺り本体 5…開口部 6…便器本体 7…可動式手摺り 8…手摺り本体 9…開口部 10a〜10c…開口部 11,12,13…手摺り本体 14…支柱 15…開口部 16…開口部 17…手摺り本体 18…U字状開口部 19…開口部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】起立状態から水平状態までの範囲で揺動で
    きるように壁面等に取り付けられた可動式手摺りにおい
    て、手摺り本体の先端側から取付基部までの間に開口部
    を形成して成り、該開口部は腕を挿通してなお余裕のあ
    る大きさであることを特徴とする可動式手摺り。
  2. 【請求項2】腕を挿通してなお余裕のある開口部が複数
    個形成されていることを特徴とする前記請求項1に記載
    の可動式手摺り。
  3. 【請求項3】前記開口部が手摺り本体の先端側に形成さ
    れたU字状のものであることを特徴とする請求項1に記
    載の可動式手摺り。
JP9274025A 1997-10-07 1997-10-07 可動式手摺り Pending JPH11104042A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9274025A JPH11104042A (ja) 1997-10-07 1997-10-07 可動式手摺り

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JP9274025A JPH11104042A (ja) 1997-10-07 1997-10-07 可動式手摺り

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JPH11104042A true JPH11104042A (ja) 1999-04-20

Family

ID=17535921

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JP9274025A Pending JPH11104042A (ja) 1997-10-07 1997-10-07 可動式手摺り

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JP (1) JPH11104042A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009082617A (ja) * 2007-10-02 2009-04-23 Naka Ind Ltd 手摺装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009082617A (ja) * 2007-10-02 2009-04-23 Naka Ind Ltd 手摺装置

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