JPH11103300A - 時刻同期系観測システムにおけるタイムスタンプ方式 - Google Patents

時刻同期系観測システムにおけるタイムスタンプ方式

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JPH11103300A
JPH11103300A JP26208997A JP26208997A JPH11103300A JP H11103300 A JPH11103300 A JP H11103300A JP 26208997 A JP26208997 A JP 26208997A JP 26208997 A JP26208997 A JP 26208997A JP H11103300 A JPH11103300 A JP H11103300A
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JP
Japan
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time
data
signal
line
sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP26208997A
Other languages
English (en)
Inventor
Kentaro Anraku
兼太郎 安楽
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NEC Ocean Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Ocean Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】センサが監視および測定した時刻に高い信頼性
を持たせるため、センサからのデータに正確な時刻情報
を付加することにある。 【解決手段】時刻同期情報を含む電波を発信する衛星
と、複数のセンサを接続した送信装置と、前記センサの
情報を必要とする複数の受信局と、前記送信装置と前記
受信局を相互に接続する伝送路とを備え、前記送信装置
は、前記衛星から前記時刻同期情報を含む電波を受信す
る受信手段と、前記センサから受信するデータに前記時
刻同期情報を付加する付加手段と、前記付加手段におい
て付加した付加データを前記受信局に送信する送信手段
とを有することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、監視系および観測
系システムにおいて、センサにより測定されたデータの
絶対的な時刻を保証するタイムスタンプの付加方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な監視系および観測系のシ
ステムにおいて、センサにより得られるデータに対し、
その取得した時刻の絶対的な精度を求めるとことはその
難易性から一般的ではなかった。
【0003】従来の方法としては図2に示すように、先
ずセンサ52からのセンサデータを接続線61を介して
送信装置51内のデータ処理部56に送信する。センサ
データを受信したデータ処理部56は、センサデータを
伝送路62を介して受信装置53に送信する。受信装置
53は、受信したセンサデータを接続線63上で使用す
るフォーマットに変換し、データ処理を行う端末54へ
接続線63を介して送信する。端末54は、センサデー
タを受信すると基準時計55から時刻情報を取り込み、
データと時刻との相対関係を確認するというシステムが
一般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の方式では、セン
サ52は時刻情報を持たないため、センサ52が設置場
所の環境を測定しセンサデータを出力してから端末56
でセンサデータを受信する間に伝送遅延が発生し、取得
したデータに絶対的な時刻(基準時刻にあった時刻同期
情報をいう:以降、絶対時刻という)に関する信頼性が
得られない欠点があった。
【0005】本発明の目的はセンサが監視および測定し
た時刻に高い信頼性を持たせるため、センサからのデー
タに正確な時刻情報を付加することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の時刻同期系観測システムにおけるタイムス
タンプ方式は、時刻同期情報を含む電波を発信する衛星
と、複数のセンサを接続した送信装置と、前記センサの
情報を必要とする複数の受信局と、前記送信装置と前記
受信局を相互に接続する伝送路とを備え、前記送信装置
は、前記衛星から前記時刻同期情報を含む電波を受信す
る受信手段と、前記センサから受信するデータに前記時
刻同期情報を付加する付加手段と、前記付加手段におい
て付加した付加データを前記受信局に送信する送信手段
とを有することを特徴としている。
【0007】更に、上記に付して、前記送信装置は前記
センサに前記時刻同期情報の信号に同期したクロックを
配送する配送手段を有することを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0009】図1を参照すると、本発明の実施の形態
は、絶対時刻を含む電波を発信しているGPS(Glo
bal Positioning System)衛星
100と、送信装置1と、環境を計測するセンサ#1〜
#nのn台のセンサ3と、受信局#1〜#mのm台の受
信局3と、接続線21と、伝送路22と、クロック信号
線20とを備えている。
【0010】送信装置1は、送信部4と、時刻部5と、
クロック信号線20と、データ線26とから構成され
る。
【0011】時刻部5は、長時間にわたり安定したクロ
ックを生成する基準クロック発信器13と,動作に必要
なシステムクロックをクロック信号線20に出力するシ
ステムクロック発生器14と,GPS衛星100から電
波を受信するGPS受信アンテナ17と、GPSアンテ
ナ17から時刻情報を受信しそれを0.1s単位毎に時
刻情報信号としてデータ線24に出力する時刻信号発生
器15と、時刻情報信号(データ線24)とシステムク
ロック信号(クロック信号線20)との位相を比較しシ
ステムクロック発生器14を制御する位相比較制御部1
6と,システムクロック発生器14を制御する制御線2
5と、時刻情報信号(データ線24)を受信しデータ処
理に適合した時刻情報データ信号をデータ線26に出力
する時刻情報変換部18とから構成されている。
【0012】送信部4は、センサ#1〜#nの各センサ
2からのセンサデータを接続線21を介して受信し、そ
のセンサデータに時刻データを付加するデータ処理部1
1と,伝送路インタフェースに適合した時刻同期信号付
きデータを生成し伝送路22を介して任意の受信局#1
〜#mの各受信局3に分配するインタフェース部12と
から構成されている。
【0013】なお、データ処理部11は、図1には明記
されていないがCPUと記憶部を持ち、プログラムによ
るデータの処理を行う。
【0014】受信局3は、受信装置31と、端末32
と、接続線23とから構成されている。
【0015】次に、図1を参照して本実施の形態の動作
について詳細に説明する。
【0016】GPS受信アンテナ17によりGPS衛星
100から時刻信号を受信する。受信した時刻信号を時
刻信号発生器15により時刻情報信号をデータ線24に
0.1s間隔に発生し、位相比較制御部16と時刻情報
変換部18に送信する。
【0017】時刻情報信号(データ線24)を受信した
時刻情報変換部18は、時刻情報信号を内部にあるタイ
マレジスタ(図示されていない)に0.1sごとに保存
する。時刻情報変換部18はデータ処理部11からの読
み出し要求により、データ線26を介して送信する。
【0018】一方、基準クロック発振器13から基本ク
ロックを受信しているシステムクロック発生器14は、
システムを動作させるために必要なシステムクロック信
号をクロック信号線20に生成し、位相比較制御部16
に送信する。
【0019】位相比較制御部16において、時刻信号発
生器15から受信した時刻情報信号とシステムクロック
発生器14から受信したシステムクロック信号との位相
比較を行い、位相同期制御信号を制御線25に発生す
る。この位相同期制御信号によりシステムクロック発生
器14のシステムクロック信号の出力位相が制御され、
システムクロック信号と時刻情報信号の位相同期が確立
される。
【0020】位相同期の確立したシステムクロック信号
は、送信部4のデータ処理部11およびセンサ#1〜#
nの各センサ2にクロック信号線20を介して分配され
る。
【0021】センサ#1〜#nの各センサ2は、システ
ムクロック信号を基準として動作し、設置された環境状
態を計測し、センサデータを接続線21を介してデータ
処理部11へ送信する。
【0022】データ処理部11にセンサデータを送信す
ると、データ処理部内のCPUに割込がかかり、CPU
はプログラムによる時刻データをセンサデータに付加す
る割込処理を行う。
【0023】すなわち、データ処理部11は、各センサ
2から受信したセンサデータ(接続線21)と、時刻情
報変換部18の読み出しで受信した時刻データ信号(デ
ータ線26)と、システムクロック発生器14から受信
したシステムクロック(クロック信号線20)とを用い
て時刻同期信号付きデータを生成し、インタフェース部
12へ送信する。
【0024】インタフェース部12は、受信した時刻同
期信号付きデータを伝送路22のインタフェース条件に
適合した信号形態(例えば、フレーム形式のフォーマッ
ト)に変換し、センサデータを必要とする受信局#1〜
#mの各受信局3に送信する。
【0025】受信局3において、受信した時刻同期信号
付きデータは、受信装置31によりデータ処理を行う端
末32とのインタフェース条件に適合した信号形態に変
換され、端末32に接続線23を介して送信される。端
末32によりデータ処理し、表示、記録などを行う。
【0026】なお、上記説明の中で受信局3の時刻処理
を明記しなかったが、受信局3は、GPS衛星から絶対
時刻を受信して、送信装置1から送られてくるセンサデ
ータとの時刻のずれが生じないように時刻の調整を取る
(データの突き合わせを行う)のが一般的な使用方法で
ある。
【0027】以上説明したように、送信装置1におい
て、基準となる時刻を衛星から直接取っているため時刻
部5で生成された時刻情報を付加させることで、絶対時
刻の保証されたデータを得ることができる。これによ
り、伝送遅延による絶対時刻の誤差が解消されると共
に、かつ時刻同期のとれたデータを任意の場所へ同時に
送信されることも可能になる。更に、タイムスタンプを
必要とする各種観測システム、監視システム等に有効で
ある。
【0028】また、絶対時刻に同期したシステムクロッ
クをセンサに送出することにより、センサ2は時刻の同
期づれを起こさなくて、常に時刻に同期した品質の高い
観測データを得られる。
【0029】すなわち、送信装置において、センサから
送信されるデータに、衛星からの絶対時刻を含む電波を
受信し直接時刻情報を付加させることで、送信装置から
遠方にある受信局はデータを受信する際、絶対時刻の付
加されたデータを受信することができる。
【0030】
【発明の効果】本発明は、センサを絶対時刻に同期させ
ること、およびセンサからの観測データに正確な時刻情
報をつけることで絶対時刻に同期したクロックで行うこ
とによりデータの時間に対する信頼性が向上する効果が
ある。更に、センサからデータを受信し、他の場所へ送
信する送受信装置にGPS受信機能を持った装置から情
報を直接取り込むことで、離れた場所へデータを送信す
る際のタイムロスを考慮する必要がなくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の観測システムのブロック図を示す。
【図2】従来の一般的な観測システムのブロック図であ
る。
【符号の説明】
1,51 送信装置 2,52 センサ 3 受信局 4 送信部 5 時刻部 11,56 データ処理部 12 インタフェース部 13 基準クロック発振器 14 システムクロック発生器 15 時刻信号発生器 16 位相比較制御部 17 GPSアンテナ 18 時刻情報変換部 20 クロック信号線 21,23,61,63 接続線 22,62 伝送路 24,26 データ線 25 制御線 31,53 受信装置 32,54 端末 55 基準時計 100 GPS衛星

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時刻同期情報を含む電波を発信する衛星
    と、複数のセンサを接続した送信装置と、前記センサの
    情報を必要とする複数の受信局と、前記送信装置と前記
    受信局を相互に接続する伝送路とを備え、前記送信装置
    は、前記衛星から前記時刻同期情報を含む電波を受信す
    る受信手段と、前記センサから受信するデータに前記時
    刻同期情報を付加する付加手段と、前記付加手段におい
    て付加した付加データを前記受信局に送信する送信手段
    とを有することを特徴とする時刻同期系観測システムに
    おけるタイムスタンプ方式。
  2. 【請求項2】 前記送信装置は前記センサに前記時刻同
    期情報の信号に同期したクロックを配送する配送手段を
    有することを特徴とする請求項1記載の時刻同期系観測
    システムにおけるタイムスタンプ方式。
JP26208997A 1997-09-26 1997-09-26 時刻同期系観測システムにおけるタイムスタンプ方式 Pending JPH11103300A (ja)

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Cited By (8)

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Effective date: 20011106