JPH11101880A - 電子制御式機械時計の制御用発電機 - Google Patents

電子制御式機械時計の制御用発電機

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JPH11101880A
JPH11101880A JP9262275A JP26227597A JPH11101880A JP H11101880 A JPH11101880 A JP H11101880A JP 9262275 A JP9262275 A JP 9262275A JP 26227597 A JP26227597 A JP 26227597A JP H11101880 A JPH11101880 A JP H11101880A
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rotation
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coil
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理 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 起電圧の安定化や回転周期の検出の容易化を
実現できる電子制御式機械時計の制御用発電機を提供す
ること。 【解決手段】 電子制御式機械時計の発電機30を、輪
列の回転に連繋して回転するロータ12と、板状のステ
ータ31,32と、ステータ31,32の外周に巻線さ
れた第一、第二コイル33,34とで構成する。第一コ
イル33を電子回路40の制御用出力端に接続し、回転
制動用に用いる。第二コイル34を電子回路40の駆動
用電源として起電力発生用に用い、かつローラ12の回
転検出用に用いる。各コイル33,34を別々の用途に
用いるため、特に起電圧や回転検出出力の波形に、電磁
ブレーキが影響せず、起電圧の安定化や回転周期の検出
の容易化が実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゼンマイが開放す
る時の機械エネルギーを駆動源として動作しつつ、回転
制御手段を作動させて回転周期を制御する電子制御式機
械時計に関し、特にその制御動力に用いる発電機の改良
に関する。
【0002】
【背景技術】電子制御式機械時計の駆動原理は、ゼンマ
イをエネルギー源として輪列を駆動するが、機械時計に
固有のテンプ及びガンギ車からなる機械式調速機構に替
えて、制動用発電機を用いる。発電機は、輪列からの回
転を受けて回転するが、電子回路によりその回転周期を
制御され、輪列に制動をかけて調速する。
【0003】従って、この構造では、電力は電子回路の
駆動源のみであるため、電池容量がごく小さくても十分
に長持ちし、しかも従来の電池駆動式の電子時計並の高
精度を得られる。
【0004】更に、この発電機に生ずる起電力を電子回
路駆動用の電力として用いることにより、電池が全く不
要となり、電池交換の煩雑さが全くないものとなる。
【0005】この種の電池を全く不要としたハイブリッ
ド型時計の従来技術の一例として、本出願人が先に開発
した特開平8−5758号公報に示す技術がある。この
技術は、ゼンマイの回転動力により回転する輪列の終段
に発電機のロータを連繋させたもので、この発電機は、
ロータ、ステータ及びステータの外周に巻線されたコイ
ルとを備え、従来の電池式電子時計の駆動用ステップモ
ータとほぼ同一の構成である。
【0006】但し、このモータを発電機として用いる場
合には、その巻線数が多いほど有利であるため、ステー
タによって構成される磁路の一部に、他の部品との取合
いをさけつつ、磁心を接続し、この磁心の外周にコイル
を巻線してコイルブロックとなし、ステータ側のコイル
に直列に接続することで、起電力発生用と制動用とを兼
用した発電機としている。
【0007】そして、この発電機は、ゼンマイの動力に
よるロータの回転で得られた電力を、水晶発振器を備え
た電子回路に給電し、この電子回路でロータの回転検出
及び基準周波数に応じてロータ回転の制御信号をコイル
に送る動作を繰返す。この結果、輪列は常時その制御動
力に応じて一定の回転速度で回転する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記構造の発
電機にあっては、以下に述べる技術課題があった。
【0009】すなわち、発電機のコイルを起電力発生用
と制動用とで兼用しているため、電磁ブレーキを掛ける
と、発電作用との間で競合し、制動力を加えた分、起電
圧が低下し、またその出力する交流波形は、図7(b)
に示すように、一周期毎に複雑な山形波形となって乱れ
てしまうという問題があった。
【0010】特に、出力波形が乱れると、その波形を利
用してロータ回転周期の検出を行うことが難しくなり、
その検出値に基づく回転制御も困難になるという問題も
あった。
【0011】なお、本発明に類似する従来技術として、
特公平7−119812号公報があり、この中でとりわ
け、図5には発電、検出と、ブレーキの機能を二つのコ
イルで分担する三極ステータ方式の発電機が開示されて
いる。
【0012】しかし、この構造における一方のコイル
は、ブレーキ専用コイルであり、他方のコイルは発電、
検出及びブレーキを兼用した機能としているため、前記
と同様、そのブレーキ作用により、発電、検出に影響を
与えることに変りはない。
【0013】本発明の目的は、ステータに巻線される二
つのコイルの機能を完全に分化することにより、起電圧
の安定化や回転周期の検出の容易化を実現できる電子制
御式機械時計の制御用発電機を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の電子制御式機械
時計の制御用発電機は、ゼンマイをエネルギー源として
輪列を駆動するとともに、輪列からの回転を受けて回転
する発電機の回転周期を電子回路により制御すること
で、輪列に制動をかけて調速するようにした電子制御式
機械時計の制御用発電機であって、前記発電機は、少な
くとも2つのコイルを有し、これらのコイルのうちの少
なくとも1つのコイルを回転制御用に用いるとともに、
その他のコイルのうちの少なくとも1つのコイルを前記
電子回路に給電するための起電力発生用に用いることを
特徴とする。
【0015】このように、複数のコイルが設けられてい
る際に、各コイルの機能を完全に分けていることで、電
磁ブレーキをかけることによる起電圧の低下がなく、電
圧が安定し、その出力波形の乱れも無くすことができ
る。
【0016】この際、起電力発生用に用いられるコイル
のうちの少なくとも1つのコイルは発電検出用を兼用し
ていてもよい。この場合も、その電圧波形の乱れも無く
すことができることからロータの回転周期を容易に検出
でき、検出方法が簡単になる。
【0017】また、本発明は、ゼンマイをエネルギー源
として輪列を駆動するとともに、輪列からの回転を受け
て回転する発電機の回転周期を電子回路により制御する
ことで、輪列に制動をかけて調速するようにした電子制
御式機械時計の制御用発電機であって、前記発電機は、
少なくとも2つのコイルを有し、これらのコイルのうち
の少なくとも1つのコイルを回転制御用に用いるととも
に、その他のコイルのうちの少なくとも1つのコイルを
発電検出用に用いたものでもよい。この場合も、各コイ
ルを回転制御用と発電検出用とに分けることにより、発
電検出用コイルの出力波形の乱れを無くすことができて
ロータの回転検出が容易になる。
【0018】なお、この場合には、起電圧発生用のコイ
ルが無いため、電子回路を駆動する電池を別途設ければ
よい。
【0019】さらに、前記ステータは、ロータ周囲を包
囲するステータ孔をそれぞれ形成する一対のステータで
構成され、前記各コイルは、これらの各ステータの外周
にそれぞれ巻線されているものでもよい。
【0020】一対のステータで構成すれば、出力波形を
正弦波にでき、回転検出がより一層容易となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につき、
図面を参照して説明する。
【0022】図1〜図3及び図4は、本発明の第1実施
形態を示すものである。
【0023】まず、図1,2は、本発明にかかる時計の
構造例を示すもので、この時計は、ゼンマイを内蔵した
香箱車1からの回転動力を、二番車7、三番車8、四番
車9、五番車10、六番車11からなる輪列を介して増
速されて本発明にかかる発電機30に連繋している。
【0024】なお、香箱車1の歯車の回転は、7倍に増
速されて輪列7,8,9,10,11のうちの二番車7
へ、順次6.4倍増速されて三番車8へ、9.375 倍増速
されて四番車9へ、3倍増速されて五番車10へ、10
倍増速されて六番車11へ、10倍増速されて本発明の
発電機30のロータ12へと、合計126,000倍に
増速されてその動力を伝達する。
【0025】二番車7には、図2に示すように、筒かな
7aが、筒かな7aには分針13が、四番車9には秒針
14がそれぞれ固定されている。従って、二番車7を1
rphで、四番車9を1rpmで回転させるためには、
ロータ12は5rpsで回転するように制御すればよ
い。なお、図2中符号2は地板、3は輪列受けである。
ロータ12は、六番車11に連繋して回転するロータか
な12aの軸回りに、ロータ磁石12b、ロータ慣性円
板12cを一体に取付けたものである。
【0026】発電機30のステータは、特に図1に詳し
く示すように、幅狭状のステータ31と、幅広状のステ
ータ32の組合わせからなっており、それぞれの外周に
第一のコイル33及び巻回数の多い第二のコイル34を
巻線している。
【0027】両ステータ31,32の先端部31a,3
2aの対向位置には、それぞれ半円状のステータ孔3
5,36が対向して形成され、ロータ磁石12bを回転
可能に収容している。
【0028】また、先端部31a,32aはビス21を
介してそれぞれを個別に地板2に固定し、両ステータ3
1,32の後端部31b,32bは、ステータ31,3
2間を互いに接続して磁路を形成するために、互いに重
なり合う形状に形成され、その重なった中央に共通のビ
ス21を挿通して地板2に共締し、各ステータ31,3
2の磁気ループを一つとしている。
【0029】以上の構成において、第一コイル33は、
制動用コイルとして使用され、巻数の多い第二コイル3
4は発電及び回転検出用のコイルとして専ら使用される
ものである。
【0030】図3はその回路構成を示すもので、ICか
らなる電子回路40は、水晶振動子41を駆動する発振
回路42と、発振回路42に生じたクロック信号を元に
時刻信号となる基準周波数信号を生成する分周回路43
と、前記ロータ12の回転を検出する検出回路44と、
検出回路44で得られた回転周期と基準周波数信号とを
比較してその差分を出力する比較回路45と、その差分
に応じて前記発電機30に制動用の制御信号を送る制御
回路46とから構成されている。なお、水晶振動子41
の代わりに各種の基準標準振動源等を用いてクロック信
号を発生させてもよい。
【0031】各回路42〜46は、第二コイル34に生
成した電力により駆動されるもので、発電機30のロー
タ12が輪列からの回転を受けて一方向に回転すると、
第二コイル34には交流出力が生じ、この出力をダイオ
ード47、コンデンサ48からなる昇圧充電回路により
昇圧整流し、この整流された直流電流により制御回路4
0を駆動する。
【0032】また、第二コイル34の交流出力の一部
は、ロータ12の回転周期の検出信号として取り出さ
れ、前記検出回路44に入力される。図7(a)は第二
コイル34から出力された出力波形を示すもので、一回
転周期毎に正確な正弦波を描く。従って検出回路44
は、この信号をA/D変換して時系列的なパルス信号と
し、この検出信号を比較回路45により基準周波数信号
と比較し、制御回路46ではその差分に応じた制御信号
を第一コイル33のブレーキ回路として機能するショー
ト回路49に送る。
【0033】そして、制御回路45からの制御信号に基
づいて、ショート回路49は第一コイル33の両端を短
絡してショートブレーキをかけてロータ12の回転周期
を調速する。
【0034】なお、前記ショート回路49は、図4に示
すように、互いに逆方向に電流を通す一対のダイオード
51と、これらの各ダイオード51に直列に接続された
スイッチSWと、各スイッチSWに並列に接続された寄
生ダイオード50とからなる両方向スイッチにより構成
されている。これにより、第一コイル33の交流出力の
全波を利用してブレーキ制御を行うことができ、ブレー
キ量を大きくとれるようにしている。
【0035】このような本実施形態によれば次のような
効果がある。
【0036】1)各ステータ31,32に巻回された各
コイル33,34の機能を完全に分け、第一コイル33
はブレーキ制御のみに利用し、第二コイル34は発電及
び回転検出用のみに利用しているので、第二コイル34
による発電電圧に対する電磁ブレーキの影響が無くな
り、起電圧を安定化することができ、発電効率も向上す
ることができる。
【0037】2)第二コイル34の出力に電磁ブレーキ
の影響がないため、図7(a)に示す特性図からも明ら
かなように、従来(同図(b)参照)と比べて周期毎に
乱れのない正確な正弦波を出力でき、適度なしきい値で
区切って二値化することなどで出力波形を容易に検出で
き、ロータ12の回転数等も容易に検出できる。従っ
て、発電機の出力波形を利用した時計の制御を正確かつ
簡単に行うことができる。
【0038】3)第一コイル33に接続されたショート
回路49を、両方向スイッチで構成したので、全波を利
用できてブレーキ量を多くでき、効果的にブレーキ制御
することができる。
【0039】4)各ステータ31,32を、ステータ孔
35,36の近傍をビス21で固定しているので、ロー
タ12に対するステータ孔35,36の位置精度を高め
ることができる。
【0040】5)2つのステータ31,32の後端部3
1b,32bをビス21で直接接続しているので、2つ
のステータ31,32のみで磁束が流れる環状ループを
形成することができ、接点を少なくできて磁束を流れや
すくできるとともに、部品点数の増加を抑えることもで
きる。
【0041】図5は、本発明の第2実施形態を示してい
る。なお、第2実施形態の要部以外は図3に示す第1実
施形態と同様であるため、その同一箇所には同一符号を
付してその説明を省略し、異なる箇所にのみ異なる符号
を用いて説明する。
【0042】この実施形態では交流出力波形の検出に替
えて、ロータ12の回転検出用の回転センサ60を設
け、このセンサ60の検出値を検出回路44に入力して
いるほかは、第一実施の形態と同じである。なお、回転
センサ60としては、光センサなどのロータ12の回転
を検出できる各種センサが利用できる。
【0043】以上の実施形態では、第二コイル34の出
力を電子回路40の駆動用電源としてのみ利用してい
る。
【0044】このような本実施形態においても、前記第
1実施形態の1)、3)〜5)と同じ効果が得られるほ
か、6)第二コイル34を発電用のみに利用できるた
め、その分発電効率を向上できるという利点がある。
【0045】但し、別途回転センサ60が必要になるた
め、コスト的および構造的には前記第1実施形態のほう
が有利である。
【0046】図6は本発明の第3実施形態を示してい
る。なお、本実施形態も要部以外は、図3に示す第1実
施形態と同様であるため、その同一箇所には同一符号を
付してその説明を省略し、異なる箇所にのみ異なる符号
を用いて説明する。
【0047】本実施形態では、第二コイル34は検出回
路44にのみ接続され、ロータの回転検出用としてのみ
利用されている。このため、電子回路40は、電池70
により駆動されている。この電池70としては、通常の
交換可能なボタン型電池でもよいが、太陽電池や圧電素
子、熱発電素子等を用いた交換不要の電池を用いてもよ
い。
【0048】このような本実施形態においても、前記第
1実施形態の2)〜5)と同じ効果が得られるほか、
7)第二コイル34は専らロータ12の回転周期検出に
のみ利用され、電子回路40を駆動するための発電を不
要にできるため、コイル巻回数が少なくてすみ、発電機
30そのものを小型化できる。
【0049】なお、本発明は前述の各実施形態に限定さ
れるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での
変形、改良等は本発明に含まれるものである。
【0050】例えば、前記各実施形態では、第一コイル
33によるブレーキ制御をショート回路49を用いて行
っていたが、コイル33に流れる電流量を可変する手段
としては、特開平8−101284号公報の実施例1に
記載されるような、コイル33両端と並列に接続された
負荷制御回路の抵抗を可変する方法や、実施例2に記載
されるような、昇圧段数を可変する方法等を利用しても
よい。
【0051】また、前記実施形態では、2体のステータ
31,32で発電機30を構成していたが、ステータ孔
を有する1つステータからなる一体型のステータを用い
てもよい。この場合、1つのステータに2つのコイル3
3,34を巻けばよいが、構造上あるいは配置状の制約
がある場合等には、ステータにコイルブロックを別途取
り付けて、ステータおよびコイルブロックにそれぞれコ
イル33,34を巻いてもよい。要するに、本発明のス
テータとは、実質的にステータとして機能するものであ
ればよく、そのステータの形状、構成、さらにはコイル
33,34の巻数などは、実施にあたって適宜設定すれ
ばよい。
【0052】さらに、特開平9−211152号公報に
記載のような3つ以上のコイルを有する発電機において
も、それらの複数のコイルを回転制御用と、起電力発生
用や発電検出用とに分けることで、同様な効果が得られ
る。なお、3つ以上のコイルが設けられている場合に
は、各コイルを回転制御用、起電力発生用、発電検出用
にそれぞれ用いてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明による電子制御式機械時計の制御用発電機によれば、
複数のコイルが設けられている際に、各コイルの機能、
特にブレーキ機能と、発電や回転検出の機能とを完全に
分けているので、発電用のコイルにおいては電磁ブレー
キをかけることによる起電圧の低下がなく、電圧を安定
化でき、回転検出用のコイルにおいては、出力波形の乱
れも無くなり、その波形に応じてロータの回転周期を容
易に検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の発電機を備えた第1実施形態における
電子制御式機械時計の平面図である。
【図2】図1の要部断面図である。
【図3】同発電機と電子回路との接続形態を示す回路ブ
ロック図である。
【図4】図3のショート回路を示す回路図である。
【図5】本発明の発電機の第2実施形態における電子回
路との接続形態を示す回路ブロック図である。
【図6】本発明の発電機の第3実施形態における電子回
路との接続形態を示す回路ブロック図である。
【図7】(a)は、本発明にかかる発電機の電圧波形を
示すグラフであり、(b)は、従来の発電機の電圧波形
を示すグラフである。
【符号の説明】
1 香箱車(ゼンマイ) 2 地板 7 二番車 8 三番車 9 四番車 10 五番車 11 六番車 12 ロータ 30 発電機 31,32 ステータ 33 第一コイル 34 第二コイル 40 電子回路 49 ショート回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゼンマイをエネルギー源として輪列を駆
    動するとともに、輪列からの回転を受けて回転する発電
    機の回転周期を電子回路により制御することで、輪列に
    制動をかけて調速するようにした電子制御式機械時計の
    制御用発電機であって、 前記発電機は、少なくとも2つのコイルを有し、これら
    のコイルのうちの少なくとも1つのコイルを回転制御用
    に用いるとともに、その他のコイルのうちの少なくとも
    1つのコイルを前記電子回路に給電するための起電力発
    生用に用いることを特徴とする電子制御式機械時計の制
    御用発電機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子制御式機械時計の
    制御用発電機において、前記起電力発生用に用いられる
    コイルのうちの少なくとも1つのコイルは、発電検出用
    を兼用していることを特徴とする電子制御式機械時計の
    制御用発電機。
  3. 【請求項3】 ゼンマイをエネルギー源として輪列を駆
    動するとともに、輪列からの回転を受けて回転する発電
    機の回転周期を電子回路により制御することで、輪列に
    制動をかけて調速するようにした電子制御式機械時計の
    制御用発電機であって、 前記発電機は、少なくとも2つのコイルを有し、これら
    のコイルのうちの少なくとも1つのコイルを回転制御用
    に用いるとともに、その他のコイルのうちの少なくとも
    1つのコイルを発電検出用に用いることを特徴とする電
    子制御式機械時計の制御用発電機。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の電子制
    御式機械時計の制御用発電機において、前記ステータ
    は、ロータ周囲を包囲するステータ孔をそれぞれ形成す
    る一対のステータで構成され、前記各コイルは、これら
    の各ステータの外周にそれぞれ巻線されていることを特
    徴とする電子制御式機械時計の制御用発電機。
JP9262275A 1997-09-26 1997-09-26 電子制御式機械時計の制御用発電機 Withdrawn JPH11101880A (ja)

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EP98307793A EP0905587B1 (en) 1997-09-26 1998-09-25 Electronically controlled mechanical timepiece
US09/161,102 US6097675A (en) 1997-09-26 1998-09-25 Electronically controlled mechanical timepiece
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