JPH11100121A - ガラス板の供給装置 - Google Patents

ガラス板の供給装置

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JPH11100121A
JPH11100121A JP26554697A JP26554697A JPH11100121A JP H11100121 A JPH11100121 A JP H11100121A JP 26554697 A JP26554697 A JP 26554697A JP 26554697 A JP26554697 A JP 26554697A JP H11100121 A JPH11100121 A JP H11100121A
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    • B65G2249/04Arrangements of vacuum systems or suction cups

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Abstract

(57)【要約】 【課題】縦姿勢で離隔して積載されたガラス板を積載台
車から1枚づつ傾斜コンベア等に供給する装置に関す
る。 【解決手段】台車の所定の列に積載されたガラス板の側
面部を吸着する吸着パッドを備える吸着手段と、該吸着
手段を積載台車とガラス板搬送手段間を往復動させる吸
着部往復動手段と、該吸着部往復動手段とともにガラス
板を搬送させるガラス板搬送手段とからなり、吸着した
ガラス板を台車より引き出し、コンベア上に縦姿勢のま
ま供給し、台車の所定の列に積載されたガラス板を引き
出す側の下端部に昇降ロールを下方より当接させてガラ
ス板の引き出す側を僅かに上昇させる昇降手段を設け、
コンベアを傾斜コンベアとし、台車より引き出した前記
ガラス板の立て掛け姿勢角度を傾斜コンベアの角度に合
うように姿勢を調整する姿勢調整手段を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は縦姿勢で離隔して積
載されたガラス板を積載台車から1枚づつ傾斜コンベア
等に供給する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ガラス板等の板状体を多数枚
縦姿勢で積載した台車等からガラス板を1枚づつ取り出
し、傾斜姿勢のコンベア上に移載するための種々の方
法、装置が知られている。
【0003】例えば、特公平5−71474号公報に
は、上面を板状体下端部を受ける積み付け面とした架台
上に、傾斜した状態の板状体の一面を支持する起立部を
設けてなる立掛け台において、前記課題の側端部には板
状体を架台に対し搬入・搬出する際の補助ローラを付設
し、この補助ローラをその上端部が架台上面より高くな
る位置と架台上面よりも低くなる位置との間で位置調整
可能とした板状体の立て掛け台が開示されている。
【0004】また、特開平5−69968号公報には、
床面の上方で数値制御により左右方向に走行するよう設
けた第1走行体と、この第1走行体に数値制御により前
後方向に走行するよう設けた第2走行体と、この第2走
行体に設けた吸着式の板ガラス取出し装置と、上記第1
走行体の走行路内の一端側に上記第2走行体の走行方向
に走行し、かつ上記第1走行体の走行方向に平行するよ
う並べた板ガラスの搭載複数の台車付架台と、数値制御
により前記架台の走行方向に走行するよう設けた第3走
行体と、この第3走行体とそれぞれの架台とに着脱自在
に係合するよう設けた係合装置とから成る板ガラスの供
給装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特公平5−71474
号公報で示されるものは、立て掛け台の端部に設けたゴ
ム等の弾性体から成る補助ローラの回転によって、ガラ
ス板の積込み、積降ろし作業が改善されてはいるもの
の、立て掛け台上のガラス板は積層状態となり、1枚づ
つ離隔されているわけではないので積み込み積み降ろし
するガラス板と積層ガラス板とが接触する恐れがあり、
さらにガラス板を架台上に積み込み、また架台上から積
降ろす際に板ガラスの角部が立て掛け台の積付け面上に
点で当接するので、ガラス板の荷重が集中し、ガラス板
の角部の破損の恐れがあるという問題点があった。
【0006】また、特開平5−69968号公報で示さ
れるものは、積層状態にあるガラス板の最外層のガラス
板を取り出すときに、隣接するガラス板との接触により
キズを発生させないように面方向に一旦分離し、また取
り出そうとする最外層のガラス板を吸着パッドで上昇さ
せて宙吊り状態にして移動させなければならないという
手間の掛かるものであり、さらに架台上へのガラス板の
補充が困難であるという問題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点の
解決を図る、すなわち簡易な構成にしてガラス板等の板
状体の取り出し時にガラス板同士が接触しないようにし
て、縦姿勢のまま移載することを目的として、複数のガ
ラス板の各々を離隔して積載した積載台車上のガラス板
を1枚づつコンベア上に供給する供給装置において、台
車の所定の列に積載されたガラス板の側面部を吸着する
吸着パッドを備える吸着手段と、該吸着手段を積載台車
とガラス板搬送手段間を往復動させる吸着部往復動手段
と、該吸着部往復動手段とともにガラス板を搬送させる
ガラス板搬送手段とからなり、吸着したガラス板を台車
より引き出し、コンベア上に縦姿勢のまま供給し、さら
に、台車の所定の列に積載されたガラス板を引き出す側
の下端部に昇降ロールを下方より当接させてガラス板の
引き出す側を僅かに上昇させる昇降手段を設け、さらに
また、コンベアを傾斜コンベアとし、台車より引き出し
た前記ガラス板の立て掛け姿勢角度を傾斜コンベアの角
度に合うように姿勢を調整する姿勢調整手段を設け、さ
らに或いは、前記積載台車に積載したガラス板を1枚取
り出す毎に積載台車をピッチ送りし、取り出し位置と所
定の列のガラス板の位置を一致させる台車ピッチ送り手
段を設け、さらにあるいはまた、該ガラス板の側面部を
吸着する前記吸着手段がガラス板面を押圧する方向に突
出入する押圧シリンダのロッドの先端よりブラケットを
介して上下にスプリングを設けて揺動自在とした取付部
材を垂下させ、該取付部材にスプリングを介してガラス
板面側に向けて取り付けた吸着パッドからなるガラス板
の供給装置を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のガラス板の供給装置は、
積載台車1上に立設したロッド4で1枚づつ離隔され縦
積みされたガラス板Gの下端部を昇降手段30によって
上昇させた後、該ガラス板Gの下隅部を吸着手段10に
よって吸着し、吸着部往復動手段20で積載台車1より
吸着し抜き取ったガラス板Gを、ガラス板搬送装置50
に移送させ、ガラス板Gを搬送させると共に姿勢調整手
段40で次工程の傾斜角度に合わせてガラス板Gの傾斜
角度を調整するものである。ガラス板Gを1枚抜き取る
毎に、台車ピッチ送り手段60でガラス板Gの積載ピッ
チ単位で積載台車1を移動させる。
【0009】前記吸着手段10は、図6及び図1に示す
ように、積載台車1より抜き取ろうとするガラス板Gの
側面下隅部を吸着パッド11で吸着するものであり、押
圧シリンダー15により突出入する該押圧シリンダー1
5のロッド先端にブラケット14を取り付けた。また該
ブラケット14より筒状部材19、19を上下に固着
し、該筒状部材19、19に上下スプリング13、13
を設けた1対の取付部材16、16を垂下させ、片方の
取付部材16よりスプリング12を介して吸着パッド1
1を取り付けた。前記一対の取付部材16、16同士は
縦部材17で連結固定し、一対の取付部材16、16の
下部の筒状部材19、19同士を水平プレート18で連
結した。
【0010】スプリング12によりガラス板Gへの押圧
が過度とならないように圧力を調整でき、上下スプリン
グ13、13は吸着パッド11で吸着したガラス板Gを
移送中に搬送ロール55や補助ロール3等による振動等
に追従させ吸着外れ等が発生しないようにするためであ
る。
【0011】また、前記吸着部往復動手段20は、図5
及び図1に示すように、前記吸着手段10の吸着パッド
11で吸着したガラス板Gを積載台車1上より引き出
し、積載台車1よりガラス板搬送手段50へ移送させる
もので、傾斜したコンベア上に縦姿勢のまま供給するも
のである。
【0012】図5に示すように、駆動モーター22の軸
の先端に設けたスプロケット23と、積載台車1寄りの
昇降手段30の上部付近に設けたスプロケット23’間
にチェーン24を張設し、チェーン24のスプロケット
23’寄りの部分に取り付けた取付部材25と、吸着手
段10の押圧シリンダー15とを連結アーム21で連結
させた。
【0013】駆動モーター22の駆動により、チェーン
24を走行させ連結アーム21を介して押圧シリンダー
15をレール26上で走行させ、積載台車1上のガラス
板Gをガラス板搬送手段50上に移送できる。
【0014】前記昇降手段30は、図3に示すように、
前記積載台車1上に積載された複数枚のガラス板Gの所
定の列、通常は最も外側の列に積載されたガラス板Gの
下端部下方より昇降シリンダ31により昇降ロール32
を上昇させてガラス板Gの下端部に昇降ロール32を当
接させてガラス板Gを僅かに上昇させるものである。こ
れによりガラス板Gの下辺と積載台車1の床桟(図示せ
ず)との接触部分が減少し、取り出しが容易となる。
【0015】前記姿勢調整手段40は、図2に示すよう
に、積載台車1より引き出した前記ガラス板Gの立て掛
け姿勢角度を次工程の傾斜コンベアの角度に合うように
姿勢を調整させるものである。
【0016】まずフレーム台42より支柱43を立設
し、該支柱43の頂部にブラケットを介して姿勢調整シ
リンダー41を取り付ける。該姿勢調整シリンダー41
のロッドの先端にフリージョイント等を介して背枠と連
結させる。背枠は複数本の縦フレーム48、48、・・
と横フレーム49、49、・・で格子状に構成され、該
横フレーム49、49、・・に複数個の背面フリーロー
ル56、56、・・および背枠の最下端部の図1に示す
ような位置に背面フリーロール56’、56’、・・が
取り付けられている。
【0017】また、フレーム台42に一対の固定軸受4
4、44が固定され、固定軸受44、44間に回動軸4
5を設け、該回動軸45に軸受46、46を介してフレ
ーム下枠47を設けた。
【0018】前記姿勢調整シリンダー41のロッドを突
出させると、回動軸45を軸として背枠が起立し、傾斜
姿勢のガラス板Gの姿勢を調整できる。前記ガラス板搬
送手段50は、図1に示すように、前記フレーム下枠4
7上に複数の軸受54、54’を介してロッド53、5
3、・・を回転自在に設け、該ロッド53、53、・・
の各片端に夫々搬送ロール55、55、・・を固着し、
他端側にスプロケット52’、52’、・・を固着し、
搬送モーター51の軸に取り付けたスプロケット52と
前記スプロケット52’間、およびスプロケット5
2’、52’間にチェーンを張設させて、搬送モーター
51の駆動力を搬送ロール55、55、・・に伝達させ
るようにした。
【0019】これにより搬送ロール55、55、・・上
に下端辺を支持されたガラス板Gは背面ロール56、5
6、・・および背枠の最下端部に位置する背面フリーロ
ール56’、56’、・・に支持されて、搬送される。
【0020】前記ピッチ送り手段60は、図4に示すよ
うに、前記積載台車1に積載したガラス板Gを1枚取り
出す毎に積載台車1をピッチ送りし、取り出し吸着位置
と最外層のガラス板Gの位置を一致させるようにしたも
のである。
【0021】まず台車ピッチ送り手段60の手前側に、
台車供給部65を設け、供給される積載台車1を当接し
停止させるストッパー66を設けた。また台車ピッチ送
り手段60の後方側に、台車取出部を設け、進行方向先
端に空になった積載台車に当接し停止させるストッパー
71を設けた。
【0022】台車ピッチ送り手段60は、積載台車1の
下部に設けたガイドロール2、2を誘導するローラーガ
イド61を設けたので、走行位置を規制できる。積載台
車1は台車搬送モーター63により駆動される台車搬送
コンベア62によってガラス板Gの積載ピッチ間隔で走
行移動するように制御される。
【0023】尚、前記積載台車1は、本出願人が先に出
願した特願平9−256769号に記載した積載台車を
使用するのが好ましいが、これに限定されるものではな
い。
【0024】
【実施例】以下、本発明に係わるガラス板の供給装置を
図面に基づき詳細に説明する。まず、図4に示すよう
に、ガラス板を離隔して積載した積載台車を台車供給部
65に配置する。ストッパー66に当接後、積載台車1
は90度方向変換して台車ピッチ送り手段60側に図示
しない駆動機構によって移送される。
【0025】図3に示すように、積載台車1の下部中心
線上に設けたガイドロール2、2が台車ピッチ送り手段
60のローラーガイド61内の隙間によって進行ルート
を規制し、台車搬送コンベア62によってガラス板の積
載間隔ピッチで積載台車1が走行する。
【0026】積載台車上の最も外側に面したガラス板が
所定の位置、つまりガラス板搬送手段50の搬送ロール
55の位置で停止する。積載台車1の補助ロールと底板
間で最も外側の該ガラス板の下端部に昇降手段30の昇
降ロール32を当接させ、昇降シリンダにより昇降ロー
ル32を上昇させて、ガラス板を若干持ち上げる。
【0027】図5、図6に示すように、吸着手段10の
押圧シリンダ15を突出させて吸着パッド11をガラス
板の下隅部に押圧させて図示しない真空源にて吸着さ
せ、吸着部往復動手段20によって積載台車1よりガラ
ス板を抜き取るようにしてガラス板を移送させる。この
時同時にガラス板搬送手段50によってガラス板Gを搬
送するが、ガラス板Gは搬送モーターによって駆動され
る搬送ロール55、55、・・でガラス板の下端辺を支
持し、その背面を背面フリーロール56、56、・・、
56’、56’、・・で凭れ掛けるようにして支持させ
ている。
【0028】ガラス板Gがガラス板搬送手段50と吸着
部往復動手段20によって傾斜したコンベア上に移送が
完了すると、吸着パッド11はガラス板を釈放状態と
し、積載台車側に復帰する。また次工程の傾斜コンベア
の角度に合わせてコンベアの傾斜角度を調整するために
姿勢調整手段40の姿勢調整シリンダ41を作動させ
て、起立状態にあるガラス板Gを垂直方向より約6度傾
斜させる。傾斜したガラス板Gは再びガラス板搬送手段
50により搬出され、搬出が完了すると姿勢調整シリン
ダ41を作動させて起立させ、次のガラス板Gの受け入
れ体制とする。
【0029】また台車ピッチ送り手段60もガラス板G
を1枚抜き取る毎にピッチ単位で台車を搬送させ、常時
最も外側のガラス板Gが所定の位置に停止するようにし
ている。
【0030】また積載台車1に台車ナンバーを識別でき
るドグを取り付け、該ドグをセンサーで読みとり可能に
しておき、積載台車1への積み込み時に何番目の台車の
何番目にどういうサイズのガラス板Gを積み込んだかと
いう情報をコンピューター等に入力し記憶できるように
しておけば、後工程での処理時に混乱を避けることが出
来、作業をスムーズに行うことが出来る。
【0031】以上好適な実施例について述べたが、本発
明はこれに限定されるものではなく種々の応用が考えら
れるものである。吸着部往復動手段20の駆動モーター
22はエアーシリンダーによる駆動に置き換えても良
く、姿勢調整手段40の姿勢調整シリンダ41はモータ
ーによる駆動に置き換えても良い。
【0032】また、ガラス板搬送手段50と姿勢調整手
段40はガラスサイズに応じて、図1、図4に示すよう
に2つに分割して使い分ければ、処理タクトが早くなり
効率がアップする。つまりガラス板が小さいときは台車
寄りのコンベアのみを作動させるようにする。
【0033】あるいは、ガラス板搬送手段50の搬送ロ
ール55上のガラス板Gが転倒し、落下しないように背
枠の頂部よりガラス板Gの転倒防止枠を設けるようにし
ても良い。
【0034】あるいはまた、積載台車1を台車ピッチ送
り手段60へ供給するのは図4のようにガラス板Gの引
出し方向と直行する方向としたが、ガラス板Gの引出し
方向に向かって供給するようにしても良い。
【0035】あるいはまた、台車供給部65の台車の供
給方向と、台車取出部70の取出し方向は台車ピッチ送
り手段60の台車搬送方向と直交する方向からとした
が、台車搬送方向と同一方向としても良い。
【0036】あるいはまた、台車ピッチ送り手段20上
の積載台車1の吸着手段10のある方と反対側の側部よ
り所望のガラス板Gを押圧して、吸着パッド11により
吸着させ抜き取るようにしても良い。
【0037】あるいはまた、板状体Gとはガラス板やパ
ネル材等であり、ガラス板は強化ガラス板、半強化ガラ
ス板、生板等の単板、あるいは複数枚の強化ガラス相
互、あるいは強化ガラスと生板ガラスを組み合わせてP
VBやEVA等の中間膜または樹脂注入で接着した合わ
せガラス、および前記のガラス板に飛散防止樹脂膜を貼
着したもの等が対象となる。
【0038】前記積載台車1のロッド4は特願平9−2
56769号に記載した通り、1枚のガラス板Gの重量
に十分対抗できる強度を持った棒状、あるいはパイプ状
の金属製とし、ステンレス等の錆びない金属、あるいは
防錆処理を施した後にゴムや塩化ビニール等の樹脂チュ
ーブで被覆するようにしたので、ガラス板の積み込み、
積み降ろし時にガラス板が傷ついたり破損したりするこ
とがない。
【0039】本発明で用いた積載台車1は、小サイズか
ら、大サイズまでのガラス板Gを数十枚程度積載できる
ものとし、サイズは同一サイズに限らず、異なるサイ
ズ、異なる厚みのものを混載してもよい。
【0040】
【発明の効果】本発明は、簡易な構成にしてガラス板等
の板状体を積載台車より抜き取り時にガラス板同士が接
触しないようにして、縦姿勢のまま移載できる。
【0041】また積載台車上より抜き取り時に下端辺を
昇降手段にて僅か上昇させるようにしたので、抜き取り
時にガラス板の下端辺が積載台車の床桟から浮き上が
り、接触面積が少なくなるのでガラス板の抜き取りが容
易となった。
【0042】さらに吸着パッドにより吸着して自動的に
1枚づつ抜き取るようにしたので、ガラス板面に傷をつ
けることがなく抜き取ることができ、作業効率、生産効
率も良く。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガラス板の供給装置の正面図。
【図2】本発明のガラス板の供給装置のガラス板の姿勢
調整手段とガラス板搬送手段の側面図。
【図3】本発明のガラス板の供給装置の台車ピッチ送り
手段と積載台車の正面図。
【図4】本発明のガラス板の供給装置の全体平面図。
【図5】本発明のガラス板の供給装置の吸着部往復動手
段の斜視図。
【図6】本発明のガラス板の供給装置の吸着手段の斜視
図。
【符号の説明】
G、G’ ガラス板 1 積載台車 2 ガイドロール 10 吸着手段 11 吸着パッド 15 押圧シリンダ 20 吸着部往復動手段 21 連結アーム 22 駆動モーター 30 昇降手段 31 昇降シリンダ 32 昇降ロール 40 姿勢調整手段 41 姿勢調整シリンダ 45 回動軸 50 ガラス板搬送手段 51 搬送モーター 55 搬送ロール 60 台車ピッチ送り手段 61 ローラーガイド 62 台車搬送コンベア 65 台車供給部 70 台車取出部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のガラス板の各々を離隔して積載した
    積載台車上のガラス板を1枚づつコンベア上に供給する
    供給装置において、台車の所定の列に積載されたガラス
    板の側面部を吸着する吸着パッドを備える吸着手段と、
    該吸着手段を積載台車とガラス板搬送手段間を往復動さ
    せる吸着部往復動手段と、該吸着部往復動手段とともに
    ガラス板を搬送させるガラス板搬送手段とからなり、吸
    着したガラス板を台車より引き出し、コンベア上に縦姿
    勢のまま供給することを特徴とするガラス板の供給装
    置。
  2. 【請求項2】台車の所定の列に積載されたガラス板を引
    き出す側の下端部に昇降ロールを下方より当接させてガ
    ラス板の引き出す側を僅かに上昇させる昇降手段を設け
    たことを特徴とする請求項1記載のガラス板の供給装
    置。
  3. 【請求項3】コンベアを傾斜コンベアとし、台車より引
    き出した前記ガラス板の立て掛け姿勢角度を傾斜コンベ
    アの角度に合うように姿勢を調整する姿勢調整手段を設
    けたことを特徴とする請求項1乃至2記載のガラス板の
    供給装置。
  4. 【請求項4】前記積載台車に積載したガラス板を1枚取
    り出す毎に積載台車をピッチ送りし、取り出し位置と所
    定の列のガラス板の位置を一致させる台車ピッチ送り手
    段を設けたことを特徴とする請求項1乃至3記載のガラ
    ス板の供給装置。
  5. 【請求項5】該ガラス板の側面部を吸着する前記吸着手
    段がガラス板面を押圧する方向に突出入する押圧シリン
    ダのロッドの先端よりブラケットを介して上下にスプリ
    ングを設けて揺動自在とした取付部材を垂下させ、該取
    付部材にスプリングを介してガラス板面側に向けて取り
    付けた吸着パッドからなることを特徴とする請求項1乃
    至4記載のガラス板の供給装置。
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