JPH1099421A - 面状消臭体およびその製造方法 - Google Patents

面状消臭体およびその製造方法

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JPH1099421A
JPH1099421A JP8256409A JP25640996A JPH1099421A JP H1099421 A JPH1099421 A JP H1099421A JP 8256409 A JP8256409 A JP 8256409A JP 25640996 A JP25640996 A JP 25640996A JP H1099421 A JPH1099421 A JP H1099421A
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JP
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activated carbon
powder
sheet
planar
deodorant
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JP8256409A
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Minoru Yoshida
実 吉田
Kazufumi Kato
一史 加藤
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】用途範囲が広く、シート状であり、消臭効果の
即効性、外観および取扱性に優れた面状消臭体およびそ
の製造方法を提供する。 【解決手段】少なくとも2枚のシート間を活性炭粉末を
混合したホットメルト剤で接合一体化した積層構造体で
あって、前記シートの少なくとも1枚が透気度20秒以下
および平均繊維間距離1〜100 μmの不織布であり、か
つ前記活性炭粉末の粒径が100 〜1000μm、ホットメル
ト剤粉末の粒径が100 〜1000μmおよび該ホットメルト
剤のメルトインデックスが0.1 〜30であることを特徴と
する面状消臭体。活性炭粉末とホットメルト剤粉末を混
合した混合粉体を、振り落とし散布機を用いてシート上
に散布した後、他のシートを重ねて熱プレスすることを
特徴とする上記面状消臭体の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は面状消臭体、さらに
詳しくは即効性の高い面状消臭体およびその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、一般消費者の生活レベル向上に伴
い、生活空間、衣料、生活用品の臭気に対する関心が高
まっている。従来より、消臭を目的としたシートは種々
提案されている。繊維製品に固定化される消臭機能剤を
消臭機構から分類すると、(1) 感覚的消臭機構、(2) 化
学的脱臭機構、(3) 物理的吸着脱臭機構、(4) 物理化学
的脱臭機構に大別される。(1) の感覚的消臭機構には、
芳香系、マスキング系、中和系などが知られており、い
ずれもシトラール、ベンジルアセテート、テレピン油等
の芳香剤を用いて悪臭を感じにくくするものである。こ
の機構は、非常に即効性が高いが、臭気をなくすわけで
はなく、芳香剤を含めた何らかの臭気が残り、用途も限
定されているのが現状である。(2) の化学的脱臭機構に
は、酸化還元法、付加縮合法等が知られており、アクリ
ル酸系化合物、フェノール系化合物、硫酸マンガンLア
スコルビン酸系化合物、イミン系化合物等が用いられ
る。この機構は、化学反応を利用するものであり、これ
らの物質と悪臭物質が化学反応を起こし、無臭物質に変
化または結合することによって悪臭を消すものである。
しかし、酸性の消臭剤はアルカリ性の悪臭に効果的であ
るといったように、消臭剤によって消臭できる臭気が限
定されるため、日常生活の「冷蔵庫の臭い」、「ペット
の臭い」などの複合臭には効果が低く、また即効性がな
く、効果が発現されるまで非常に長時間を要するという
問題がある。
【0003】(3) の物理的吸着脱臭機構には、活性炭、
活性白土、セラミックス、ゼオライト、竹粉末を乾留し
て得られる乾留竹等の多孔質体が用いられ、該多孔質体
表面上の物理的な吸着機構が利用される。これらは化学
的脱臭機構に比較すると、幅広い臭気に対し効果を示し
(実公平6−34105号公報、特開平6−73665
号公報)、また即効性が非常に高い特徴を有している。
しかし、多孔質体の形状が数十μmから10mmの固体
粒子であるため、通気性を有する袋剤に詰めて用いるこ
とが多い。従って、嵩張る形状となり、日常生活におけ
る空間では冷蔵庫、ロッカーなど意匠性を必要としない
用途に限定される。また、袋に詰められた固体粒子は固
まりとなって存在し、固まりの表面に存在する粒子以外
は、悪臭分子に接触する機会が少なく非効率となるた
め、物理吸着剤の特徴である即効性が損なわれる結果と
なる。
【0004】またシート状物に固定化する方法として
は、該物理吸着剤と溶液状のバインダーを混合した後、
紙や不織布上にコーティングしたり、含浸させたりする
加工方法が知られているが、この方法では、物理吸着剤
の表面の大部分をバインダーが覆うため、消臭機能を著
しく低下させるという問題がある。またバインダーで活
性炭表面を覆わずにシートに固定する方法として、熱可
塑性シート2枚の間に活性炭などの消臭機能粒子を挟ん
でエンボス接合する方法が提案されている(特開平8−
72194号公報)。しかし、この方法において、消臭
機能粉体は事実上シートに固定化されているわけではな
く、シート間に挟み込まれたまま保持されているにすぎ
ず、切断、縫製など2次加工時に消臭機能粉体が脱落し
加工性が著しく悪く、用途範囲が極めて限られたものと
なるという問題がある。
【0005】また、消臭機能粉体の表面を出来るだけバ
インダー樹脂で被覆しないという目的で、2枚シートの
一方に接着樹脂層を設け、シート間に消臭機能粉体を固
定化する方法が提案されている(実願平6−16465
号)。この方法においては、機能性粉体表面と接着樹脂
層の被覆面積を小さくするために消臭機能粉体量を増や
したり、粉体粒径を大きくするればするほど、2枚のシ
ート間の接着面積が著しく減少するためシート自体の耐
久性、2次加工性に劣るものとなる。逆に、接合強力を
増すため、消臭機能粉体量を減らしたり、粉体粒径を小
さくすると、機能性粉体表面が接着樹脂層に被覆され易
くなる。また、接着樹脂層に通気性が無いためフィルタ
ー材料など通気性が要求される分野には使用できないと
いった問題がある。また、従来使用されている通気性シ
ートには、紙や有孔フィルムが使用されているものがあ
るが、水に浸漬したり、結露するような用途において
は、引き裂き強力など力学的な強力の低下が著しく、用
途が限定されるという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
従来技術の問題を解決し、用途範囲が広く、シート状で
あり、消臭効果の即効性、外観および取扱性に優れた面
状消臭体およびその製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記消臭
機構のうち、即効性の高い物理的吸着消臭機構に着目
し、固定化形態について鋭意検討を重ねた結果、積層構
造体のシートの透気度、活性炭粉末およびホットメルト
剤粉末の粒径等を特定することにより、物理吸着機能剤
の表面積をほとんど損なわず、極めて高い即効性を発現
し、かつ、外観、取扱性に優れた面状消臭体を得ること
ができることを見出し、本発明に至ったものである。
【0008】本発明で特許請求される発明は以下のとお
りである。 (1)少なくとも2枚のシート間を活性炭粉末を混合し
たホットメルト剤で接合一体化した積層構造体であっ
て、前記シートの少なくとも1枚が透気度20秒以下お
よび平均繊維間距離1〜100μmの不織布であり、か
つ前記活性炭粉末の粒径が100〜1000μm、ホッ
トメルト剤粉末の粒径が100〜1000μmおよび該
ホットメルト剤のメルトインデックスが0.1〜30で
あることを特徴とする面状消臭体。 (2)前記不織布が合成長繊維不織布からなる(1) の面
状消臭体。 (3)前記活性炭粉末が、酸性物質を担持させた添着活
性炭と無添着活性炭を重量比(添着活性炭:無添着活性
炭)で1:99〜70:30の割合で混合された混合活
性炭粉末である(1) または(2) の面状消臭体。 (4)活性炭粉末とホットメルト剤粉末を混合した混合
粉体を、振り落とし散布機を用いてシート上に散布した
後、他のシートを重ねて熱プレスすることを特徴とする
(1) の面状消臭体の製造方法。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の面状消臭体によれば、シ
ートの少なくとも1枚に透気度および平均繊維間距離が
特定された不織布を用いるため、使用目的、使用態様に
応じて面状消臭体の通気性を適宜調整することができ、
また活性炭粉末の効果を最大限に発揮させることが可能
となる。また本発明の面状消臭体は、活性炭粉末の粒
径、ホットメルト剤の粒径およびメルトインデックス
(以下、単にMI値という)が特定されているため、シ
ート間に活性炭粉末が固まって存在することがなく、活
性炭粉末を面状に均一に保持させることができ、かつ活
性炭粉末の表面が、シートに固定化するためのバインダ
ー樹脂にほとんど覆われることがないため、活性炭表面
による物理吸着機構を極めて効果的に発現させることが
できる。
【0010】本発明に用いられるシートとしては、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレー
トなどの樹脂フィルムまたは樹脂シート、または編物、
織布、不織布等の繊維質シートおよびこのような繊維質
シートと樹脂フィルムまたは樹脂シートで構成された複
合シートなどを用いることができる。繊維質シートの繊
維素材には特に限定はなく、綿、羊毛、麻、パルプなど
の天然繊維、レーヨンなどの半合成繊維、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリビニルアルコールなどの合成繊維等が用い
られる。不織布を用いる場合には、スパンボンド法、ス
パンレース法、カードニードルパンチ法、樹脂接着法、
フラッシュ紡糸法、メルトブロー法などいずれの製法で
作製されたものでもよい。
【0011】本発明において、少なくとも1枚のシート
には不織布が用いられ、そのガーレ法による透気度は2
0秒以下、好ましくは0.3〜5秒の範囲とされ、平均
繊維間距離は1〜100μm、好ましくは30〜60μ
mの範囲とされる。この透気度が20秒を超えると、活
性炭の吸着速度より悪臭ガスのシート通過速度が速くな
り、結果的に消臭効果の即効性が阻害される。また平均
繊維間距離が100μmを超えると、揉みなどの強い力
がシートにかかった場合、ホットメルト剤から脱落した
活性炭やホットメルト剤がシートを通して漏れだすこと
がある。一方、1μm未満では、活性炭やホットメルト
剤の漏れは防止できるが、透気度を20秒以下にするこ
とが困難となる。不織布に使用する繊維素材には特に限
定はなく、上記した繊維質シートを用いることができる
が、そのうちでも、スパンボンド法による合成長繊維不
織布は、通気性が高く、かつ低目付でも高い強度が発現
され、面状消臭体の軽薄化が可能となり、用途範囲が非
常に広くなり好ましい。
【0012】本発明に用いられる活性炭としては、ヤシ
ガラ、タール、樹脂などを焼成して得られる多孔質体粉
末が挙げられる。この活性体粉末の粒径は100〜10
00μm、好ましくは250〜500μmのものが用い
られる。粒径が1000μmを超えると、凹凸が著しく
なりシートの外観が損なわれ、また切断、縫製などの2
次加工が著しく困難となる。また100μm未満では活
性炭が空中に舞い易くなり消臭体への加工が著しく困難
となる。
【0013】またこのような粒径の活性炭粉末に特殊な
悪臭の吸着性能を向上させる目的で前述したような化学
消臭機能材料を担持したものまたはこれらを2種以上混
合したものを使用してもよい。なかでも、無担持活性炭
粉末(無添着活性炭)と、スルファニル酸化合物、アク
リル酸化合物、ポリフェノール等の酸性物質を担持させ
た活性炭粉末(添着活性炭)を重量比(添着活性炭:無
添着活性炭)で1:99〜70:50の割合で混合した
混合活性炭は、無担持活性炭で若干弱いとされるアンモ
ニア臭にも高い消臭効果が得られるため好ましい。酸性
物質担持活性炭の混合割合が重量比で1未満では、本発
明における活性炭量ではアンモニア臭に対する消臭効果
が低くなり、また70を超えると酢酸等の酸性臭の消臭
性能が低下する場合がある。より好ましい混合割合は
5:95〜50:50である。
【0014】本発明において、活性体粉末の使用量は、
消臭性能および消臭シートとしての曲げ易さなどの取扱
性や加工性の点から、10〜150g/m2 の範囲とす
るのが好ましく、より好ましくは15〜75g/m2
範囲である。本発明に用いられるホットメルト剤として
は、EVA系、EEA系、LDPE系、ポリエステル
系、ナイロン系など、通常、接着芯地の加工に使用され
る粉末状ホットメルト剤が挙げられる。このホットメル
ト剤粉末の粒径は100〜1000μm、好ましくは2
50〜500μmとされ、また溶融時の粘性を表すMI
値は0.1〜30、好ましくは1〜20とされる。ホッ
トメルト剤の粒径が100μm未満ではホットメルト剤
が空中に舞易くなり、消臭体への加工が困難になる。ま
た1000μmを超えると、シート状物のミシン縫製時
に針折れが発生するなど2次加工性が著しく損なわれ
る。
【0015】特に、主機能剤である活性炭の粒径と同じ
粒径の粉末ホットメルト剤を用いることは、熱プレス接
着時に粉末ホットメルト剤と活性炭粉末の全てに均等な
圧力がかかり、両者の形状をほとんど変化させることな
く、シートと活性炭粉末との接触点のみで活性体粉末を
シートに接合することができ、消臭性能の即効性に優
れ、外観上、平滑で柔軟な風合いの面状消臭体が得られ
るので好ましい。またMI値が0.1未満では溶融時の
流動性が小さすぎるため、シート間の接着が弱くなる。
一方、MI値が30を超えると溶融した粉末ホットメル
ト剤がシート状物に吸い取られ、外観上シミのような斑
を発生したり、活性炭表面にまとわりつき、消臭性能を
著しく損なう結果となる。粉末ホットメルト剤の使用量
は、10〜200g/m2 とするのが好ましい。
【0016】本発明の面状消臭体は例えば次のようにし
て製造することができる。まず、活性炭粉末と粉末ホッ
トメルト剤の混合粉体を、ホモミキサー、回転型混合機
など通常用いられる粉体混合機を用いて混合し、この混
合粉体を例えば接着芯地などを製造する際に使用される
粉体振落とし装置などを用いてシート上に均一に散布
し、これに他のシートを重ね、続いて熱プレスを行い、
ホットメルト剤を軟化または融着させて接着し一体化す
る。また、必要によっては、2枚以上の通気性シートを
用いてもよく、また通気性シート間に混合粉体を分布さ
せて熱プレスしてもよい。
【0017】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳しく説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、
例中の透気度、平均繊維間距離および消臭性能は以下の
ようにして測定した。 (1)透気度はJISL−1096ガーレ法に準拠して
行った。 (2)平均繊維間距離は次式により算出したものであ
る。 <繊維の太さが1種類の場合> 平均繊維間距離=100000(Atd/9000W)
1/2 但し、A:不織布の面積(m2) t:不織布の厚み(m) d:繊度(デニール) <繊維の太さがN種類の場合>
【数1】 但し、di:i番目の種類の繊維の繊度(デニール) fi:i番目の種類の繊維の混率(%)
【0018】なお、繊維径が明確になっていない場合
は、走査型顕微鏡により繊維径を測定し、次式に従いデ
ニールに換算した後、平均繊維間距離を算出した。ま
た、重量および厚みの測定には、20×20cm2のサ
ンプルを用い、重量を測定した後、接圧10g/m2の荷
重下での厚みを測定した。 D=11.9(d/ρ)1/2 但し、D:繊維径(μm) d:繊度(デニール) ρ:比重
【0019】(3)消臭性能の評価 <消臭性能の即効性評価> 面状消臭体を5×10cmに切り出す。 1000ccテドラーバッグ内にの試料と20pp
mに調整されたアセトアルデヒドガスを600cc封入
し、20℃の環境下に放置する。 5、10、20、30、60、120分後にテドラー
バッグ内悪臭ガス濃度を検知管にて測定し悪臭ガス残存
率を以下式により算出する。
【数2】
【0020】<各種悪臭成分に対する消臭性能評価> 面状消臭体を5×10cmに切り出す。 1000ccテドラーバッグ内にの試料と以下の濃
度に調整された悪臭ガス(硫化水素、トリメチルアミ
ン、アンモニア)を600cc封入し、20℃の環境下
に放置する。 硫化水素 20ppm トリメチルアミン 20ppm アンモニア 100ppm 60分後にテドラーバッグ内悪臭ガス濃度を検知管に
て測定し悪臭ガス残存率を以下式により算出する。
【数3】
【0021】また下記の実施例1〜3および比較例1〜
6で用いたシートの通気性等の特性を表1にまとめて示
した。また得られた面状消臭体のガス濃度残存率の測定
結果等を表2にまとめて示した。
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】実施例1 ポリエチレンテレフタレートを溶融紡糸して紡糸口金か
らエアーサッカーで牽引して均一な長繊維ウェブを作製
し、これを均一に配置された凸部を有するエンボスロー
ルと表面が平滑な下部ロールとの間で熱圧着し、繊度2
d、目付30g/m2の長繊維不織布を得た。得られた
シートの透気度は0.3秒、平均繊維間距離は47μm
であった。次に、粒度250〜500μmに分留された
ヤシガラ活性炭粉末および粒度250〜500μmに分
留された融点83℃、メルトインデックス2.5である
EVA系粉末ホットメルト剤を重量比で1:2となるよ
うに回転型粉体混合機で混合し、活性炭粉末、ホットメ
ルト剤粉末の混合粉体を得た。次に、通常、紙や布帛の
ラミネートに使用される粉体散布装置を具備した熱ロー
ル接合型のラミネート装置を用い、先に作製した長繊維
不織布(シートA)上に活性炭粉末とホットメルト剤粉
末の合計が60g/m2になるよう散布した。更に、同
様の長繊維不織布(シートB)を重ね、150℃に熱せ
られた熱プレスロールにて接合を行い面状消臭体を得
た。得られた面状消臭体の消臭性能即効性は著しく高
く、10分後でアセトアルデヒドガス残存率4%に消臭
された。また、硫化水素、トリメチルアミンもガス残存
率が0%であり、高い効果が確認された。
【0024】比較例1 ポリエチレンテレフタレートを溶融紡糸して紡糸口金か
らエアーサッカーで牽引して均一な長繊維ウェブを作製
し、これを均一に配置された凸部を有するエンボスロー
ルと表面が平滑な下部ロールとの間で熱圧着し、繊度2
d、目付30g/m2の長繊維不織布を得た。得られた
シートの透気度は0.3秒、平均繊維間距離は47μm
であった。次に、粒度500〜3000μmに分留され
たヤシガラ活性炭粉末および粒度250〜500μmに
分留された融点83℃、メルトインデックス2.5であ
るEVA系粉末ホットメルト剤を重量比で2:1となる
ように回転型粉体混合機で混合し、活性炭粉末、ホット
メルト剤粉末の混合粉体を得た。次に、通常、紙や布帛
のラミネートに使用される粉体散布装置を具備した熱ロ
ール接合型のラミネート装置を用い、先に作製した長繊
維不織布(シートA)上に活性炭粉末とホットメルト剤
粉末の合計が60g/m2になるよう散布した。更に、
同様の長繊維不織布(シートB)を重ね、150℃に熱
せられた熱プレスロールにて接合を行い面状消臭体を得
た。この面状消臭体の即効性を含め消臭性能は、実施例
1同様、高い性能が確認されたが、外観上、凹凸が著し
く平滑性に劣り、また活性炭粒径が大きいため裁断、縫
製時に裁断刃、針の衝撃大きく摩耗が著しく実用性に劣
るものであった。
【0025】実施例2 ポリエチレンテレフタレートを溶融紡糸して紡糸口金か
らエアーサッカーで牽引して均一な長繊維ウェブを作製
し、これを均一に配置された凸部を有するエンボスロー
ルと表面が平滑な下部ロールとの間で熱圧着し、繊度2
d、目付30g/m2の長繊維不織布を得た。得られた
シートの透気度は0.3秒、平均繊維間距離は47μm
であった。次に、粒度250〜500μmに分留された
ヤシガラ活性炭粉末および粒度250〜500μmに分
留された融点130℃、メルトインデックス25である
LDPE系粉末ホットメルト剤を重量比で2:1となる
ように回転型粉体混合機で混合し、活性炭粉末、ホット
メルト剤粉末の混合粉体を得た。次に、通常、紙や布帛
のラミネートに使用される粉体散布装置を具備した熱ロ
ール接合型のラミネート装置を用い、先に作製した長繊
維不織布(シートA)上に活性炭粉末とホットメルト剤
粉末の合計が60g/m2になるよう散布した。更に、
同様の長繊維不織布(シートB)を重ね、200℃に熱
せられた熱プレスロールにて接合を行い面状消臭体を得
た。得られた面状消臭体の消臭性能即効性は高く、10
分後でアセトアルデヒドガス残存率15%、30分後で
5%まで消臭された。また硫化水素、トリメチルアミン
もガス残存率が0%であり、高い効果が確認された。
【0026】比較例2 ポリエチレンテレフタレートを溶融紡糸して紡糸口金か
らエアーサッカーで牽引して均一な長繊維ウェブを作製
し、これを均一に配置された凸部を有するエンボスロー
ルと表面が平滑な下部ロールとの間で熱圧着し、繊度2
d、目付30g/m2の長繊維不織布を得た。得られた
シートの透気度は0.3秒、平均繊維間距離は47μm
であった。次に、粒度250〜500μmに分留された
ヤシガラ活性炭粉末および粒度250〜800μmに分
留された融点86℃、メルトインデックス250である
EEA系粉末ホットメルト剤を重量比で2:1となるよ
うに回転型粉体混合機で混合し、活性炭粉末、ホットメ
ルト剤粉末の混合粉体を得た。次に、通常、紙や布帛の
ラミネートに使用される粉体散布装置を具備した熱ロー
ル接合型のラミネート装置を用い、先に作製した長繊維
不織布(シートA)上に活性炭粉末とホットメルト剤粉
末の合計が60g/m2になるよう散布した。更に、同
様の長繊維不織布(シートB)を重ね、150℃に熱せ
られた熱プレスロールにて接合を行い面状消臭体を得
た。得られた面状消臭体の消臭性能即効性は低く、10
分後でアセトアルデヒドガス残存率60%であり、12
0分後でも20%であった。また硫化水素、トリメチル
アミンは、それぞれガス残存率が10%、5%であり、
実施例に比べ活性炭の消臭効果が阻害されていることが
判る。
【0027】実施例3 ポリエチレンテレフタレートを溶融紡糸して紡糸口金か
らエアーサッカーで牽引して均一な長繊維ウェブを作製
し、これを均一に配置された凸部を有するエンボスロー
ルと表面が平滑な下部ロールとの間で熱圧着し、繊度2
d、目付30g/m2の長繊維不織布を得た。得られた
シートの透気度は0.3秒、平均繊維間距離は47μm
であった。次に、粒度250〜500μmに分留された
ヤシガラ活性炭粉末および粒度250〜500μmに分
留された融点83℃、メルトインデックス2.5である
EVA系粉末ホットメルト剤を重量比で2:1となるよ
うに回転型粉体混合機で混合し、活性炭粉末、ホットメ
ルト剤粉末の混合粉体を得た。次に、通常、紙や布帛の
ラミネートに使用される粉体散布装置を具備した熱ロー
ル接合型のラミネート装置を用い、先に作製した長繊維
不織布(シートA)上に活性炭粉末とホットメルト剤粉
末の合計が60g/m2になるよう散布した。更に、透
気度300秒以上(通気性無し)であるPPフィルム
(シートB)を重ね、長繊維不織布側から130℃に熱
せられた熱プレスロールにて接合を行い面状消臭体を得
た。得られた面状消臭体の消臭性能即効性は著しく高
く、10分後でアセトアルデヒドガス残存率4%まで消
臭された。また硫化水素、トリメチルアミンもガス残存
率が0%であり、高い効果が確認された。
【0028】実施例4 ポリエチレンテレフタレートを溶融紡糸して紡糸口金か
らエアーサッカーで牽引して均一な長繊維ウェブを作製
し、これを均一に配置された凸部を有するエンボスロー
ルと表面が平滑な下部ロールとの間で熱圧着し、繊度2
d、目付30g/m2の長繊維不織布を得た。得られた
シートの透気度は0.3秒、平均繊維間距離は47μm
であった。次に粘度250〜500μmに分留されたヤ
シガラ活性炭粉末と該活性炭粉末にスルファニル酸を活
性炭に対し5重量%担持させた活性炭粉末と粒度250
〜500μmに分留された融点83℃、メルトインデッ
クス2.5であるEVA系粉末ホットメルト剤とを重量
比で1:1:4となるように回転型粉体混合機で混合
し、活性炭粉末、ホットメルト剤粉末の混合粉体を得
た。次に、通常、紙や布帛のラミネートに使用される粉
体散布装置を具備した熱ロール接合型のラミネート装置
を用い、先に作製した長繊維不織布(シートA)上に活
性炭粉末とホットメルト剤粉末の合計が60g/m2
なるよう散布した。更に、同様の長繊維不織布(シート
B)を重ね、150℃に熱せられた熱プレスロールにて
接合を行い面状消臭体を得た。得られた面状消臭体の消
臭性能即効性は著しく高く、10分後でアセトアルデヒ
ドガス残存率8%まで消臭された。また硫化水素、トリ
メチルアミン、アンモニアもガス残存率が0%であり、
高い効果が確認された。
【0029】比較例3 ポリエチレンポリマーと溶剤を高温高圧条件から、ノズ
ルより低温低圧域に吐出し、溶剤をフラッシュさせて、
フィブリル化網状繊維とした後、金網状に堆積させ13
0℃のカレンダーロールにより熱圧着せしめ、目付60
g/m2、のポリエチレン不織布を得た。得られたシー
トの透気度は50秒、平均繊維間距離は0.7μmであ
った。次に、粒度250〜500μmに分留されたヤシ
ガラ活性炭粉末および粒度250〜500μmに分留さ
れた融点83℃、メルトインデックス2.5であるEV
A系粉末ホットメルト剤を重量比で2:1となるように
回転型粉体混合機で混合し、活性炭粉末、ホットメルト
剤粉末の混合粉体を得た。次に、通常、紙や布帛のラミ
ネートに使用される粉体散布装置を具備した熱ロール接
合型のラミネート装置を用い、先に作製したポリエチレ
ン不織布(シートA)上に活性炭粉末とホットメルト剤
粉末の合計が60g/m2になるよう散布した。更に、
同様のポリエチレン不織布(シートB)を重ね、120
℃に熱せられた熱プレスロールにて接合を行い面状消臭
体を得た。得られた面状消臭体の消臭性能即効性は低
く、30分後でアセトアルデヒドガス残存率30%まで
残存していた。
【0030】比較例4 粒度250〜500μmに分留されたヤシガラ活性炭粉
末および粒度250〜500μmに分留された融点83
℃、メルトインデックス2.5であるEVA系粉末ホッ
トメルト剤を重量比で2:1となるように回転型粉体混
合機で混合し、活性炭粉末、ホットメルト剤粉末の混合
粉体を得た。次に、通常、紙や布帛のラミネートに使用
される粉体散布装置を具備した熱ロール接合型のラミネ
ート装置を用い、透気度300秒以上(通気性無し)で
あるPPフィルム(シートA)上に活性炭粉末とホット
メルト剤粉末の合計が60g/m2になるよう散布し
た。更に、同様のPPフィルム(シートB)を重ね、1
30℃に熱せられた熱プレスロールにて接合を行い面状
消臭体を得た。用いたシートに通気性がないため、面状
消臭体の消臭性能は全くないものとなった。
【0031】比較例5 ポリエチレンテレフタレートを溶融紡糸して紡糸口金か
らエアーサッカーで牽引して均一な長繊維ウェブを作製
し、これを均一に配置された凸部を有するエンボスロー
ルと表面が平滑な下部ロールとの間で熱圧着し、繊度2
d、目付30g/m2の長繊維不織布を得た。得られた
シートの透気度は0.3秒、平均繊維間距離は47μm
であった。次に、粒度250〜500μmに分留された
ヤシガラ活性炭粉末を5%固形分濃度で希釈されたアク
リル系樹脂水溶液に活性炭:アクリル樹脂水溶液=3:
7となるように混合し、コンマロールコーターにて固形
分の塗布量が60g/m2となるように上記シート(シ
ートA)上に塗布し、乾燥させて面状消臭体を得た。こ
の面状消臭体の消臭性能即効性は著しく悪く、10分後
でガス残存率70%であった。また、硫化水素、トリメ
チルアミンに対しても、それぞれガス残存率20%、1
0%となり、実施例に比較して活性炭の性能を著しく阻
害していることが分かった。これは、活性炭表面の大部
分をアクリル樹脂バインダーが被覆しているためだと考
えらる。
【0032】比較例6 粒度250〜500μmに分留されたヤシガラ活性炭粉
末および粒度250〜500μmに分留された融点83
℃、メルトインデックス2.5であるEVA系粉末ホッ
トメルト剤を重量比で2:1となるように回転型粉体混
合機で混合し、活性炭粉末、ホットメルト剤粉末の混合
粉体を得た。次に、通常、紙や布帛のラミネートに使用
される粉体散布装置を具備した熱ロール接合型のラミネ
ート装置を用い、目付20g/m2、透気度10秒であ
るケント紙(シートA)上に活性炭粉末とホットメルト
剤粉末の合計が60g/m2になるよう散布した。更
に、同様のケント紙(シートB)を重ね、130℃に熱
せられた熱プレスロールにて接合を行い面状消臭体を得
た。この面状消臭体の消臭性能および即効性は高いが、
紙の剛性が高いため、外観上、凹凸が激しく平滑性に劣
るものとなった。
【0033】
【発明の効果】本発明の面状消臭体は、悪臭の除去効果
の即効性が極めて高く、かつ外観、取扱性および2次加
工性に優れたものである。また本発明の製造方法によれ
ば、上記効果を有する面状消臭体を効率的に得ることが
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B32B 27/12 B32B 27/12 27/18 27/18 F 31/20 31/20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2枚のシート間を活性炭粉末
    を混合したホットメルト剤で接合一体化した積層構造体
    であって、前記シートの少なくとも1枚が透気度20秒
    以下および平均繊維間距離1〜100μmの不織布であ
    り、かつ前記活性炭粉末の粒径が100〜1000μ
    m、ホットメルト剤粉末の粒径が100〜1000μm
    および該ホットメルト剤のメルトインデックスが0.1
    〜30であることを特徴とする面状消臭体。
  2. 【請求項2】 前記不織布が合成長繊維不織布からなる
    請求項1に記載の面状消臭体。
  3. 【請求項3】 前記活性炭粉末が、酸性物質を担持させ
    た添着活性炭と無添着活性炭を重量比(添着活性炭:無
    添着活性炭)で1:99〜70:30の割合で混合され
    た混合活性炭粉末である請求項1または2記載の面状消
    臭体。
  4. 【請求項4】 活性炭粉末とホットメルト剤粉末を混合
    した混合粉体を、振り落とし散布機を用いてシート上に
    散布した後、他のシートを重ねて熱プレスすることを特
    徴とする請求項1に記載の面状消臭体の製造方法。
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