JPH1098475A - 共通バッファメモリ管理方式 - Google Patents

共通バッファメモリ管理方式

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JPH1098475A
JPH1098475A JP25135796A JP25135796A JPH1098475A JP H1098475 A JPH1098475 A JP H1098475A JP 25135796 A JP25135796 A JP 25135796A JP 25135796 A JP25135796 A JP 25135796A JP H1098475 A JPH1098475 A JP H1098475A
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cell
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JP25135796A
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Takaaki Wakizaka
孝明 脇坂
Masahito Okuda
將人 奥田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】共通バッファ方式のATM伝送装置または交換
装置における、共通バッファメモリ管理方式に関し、こ
の場合に、最低通話帯域保証を実現する。 【解決手段】セルを格納する共通バッファ1に対して、
セルの格納位置を管理するポインタメモリ6を設けて、
ポインタメモリ6内に、セルの共通バッファアドレス
と、時間的に一つ前に入力されたセルのポインタメモリ
アドレスを示す前ポインタと、一つ後に入力されたセル
のポインタメモリアドレスを示す後ポインタとからなる
ポインタ組みをセルの入力順に配列したポインタ組みの
連鎖を入力方路ごとに形成して、共通バッファ1のあふ
れ時には、いずれかの入力方路に関するポインタ組みの
連鎖の最後のポインタ組みを削除して、このポインタ組
みに対応する共通バッファアドレスに入力セルを書き込
むとともに、このセルの入力方路に関するポインタ組み
の連鎖の最後にこの入力セルに関するポインタ組みを追
加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、共通バッファ方式
のATM伝送装置または交換装置における、共通バッフ
ァメモリ管理方式に関し、特に最低通話帯域保証を実現
する方法に関するものである。
【0002】ATM伝送装置または交換装置においてユ
ーザ−ユーザ間の通信を行う場合には、複数のユーザか
らの信号を、共通バッファを使用して、一つの、ある一
定通信帯域に集線してから、各ユーザに配信する方式が
とられる。
【0003】このような、共通バッファ方式を採用した
ATM伝送装置または交換装置においては、最低通話帯
域保証を実現できるようにすることによって、例えば大
災害時等、電話の一局集中による輻輳が生じても、各ユ
ーザに対して最低限の通信を保証できるようにすること
が要望されている。
【0004】
【従来の技術】ATM方式における通信では、家庭−家
庭間通信における帯域を、自由に設定できる特徴があ
る。例えば、画像の送受信を行うときは6Mbpsで通信を
行ない、音声だけの電話では64kbpsで通信を行ない、
CATVを楽しむときは複数のチャネルの通信が必要な
ので100Mbpsで通信を行ったりする。
【0005】ATM伝送装置または交換装置において
は、複数の家庭からの信号を、一つの、ある一定通信帯
域に集線する。このとき、一つの家庭から前述の一定帯
域(集線後の帯域)と同じ通信帯域分の通信が行われて
いると、他の家庭の通信を行うことが不可能になる。
【0006】図18は、従来技術における個別バッファ
方式を示したものであって、複数の入力方路#1〜#4
に対して、それぞれ対応する入力バッファ#1〜#4を
備えるとともに、それぞれの入力バッファからの出力を
多重する多重部(MUX)11を備えることが示されて
いる。
【0007】個別バッファ方式(入力バッファ方式)の
場合は、図18に示されるように、各入力方路ごと(ま
たは各VPI/VCIごと)にバッファを持ち、各入力
ごとに一旦、それぞれ個別のバッファに蓄積し、出力側
で各バッファをポーリングして出力方路に出力する。
【0008】従って、各入力バッファへのポーリング
を、適当に分散して行うことによって、最低帯域分を出
力方路に出力することができ、最低帯域保証を実現する
ことができる。しかしながら、個別バッファ方式は、全
体としてみた場合に、バッファ量(メモリ量)が著しく
大きくなる。
【0009】図19は、従来技術における共通バッファ
方式を示したものであって、複数の入力方路(またはV
PI/VCI)#1〜#4からのセルを多重部(MU
X)11において集線して、共通バッファ12に入力時
間的順序で書き込んで、書き込まれた順に、一つの出力
方路から出力することが示されている。
【0010】共通バッファ方式では、個別バッファ方式
の場合と比較すると、バッファの使用効率がよく、全体
としてみた場合のバッファ量を少なくすることができ
る。しかしながら、出力方路が一つなので、個別バッフ
ァ方式の場合のように、ポーリングによって、各入力方
路を選択して出力することができない。そのため、入力
方路ごとの最低帯域保証を行うことはできない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、ATM伝
送装置または交換装置において、各入力方路の信号を蓄
積するバッファに、共通バッファ方式を採用した場合に
は、バッファ量を少なくすることができるが最低帯域保
証を実現することができない。一方、個別バッファ方式
を採用した場合には、最低帯域保証を実現することがで
きるが、バッファ量が著しく多くなるという問題があっ
た。
【0012】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであって、ATM伝送装置または交
換装置において、各入力方路の信号を蓄積するバッファ
に、共通バッファ方式を採用した場合でも、最低帯域保
証を実現することが可能な、共通バッファメモリ管理方
式を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1,図2は、本発明の
原理的構成(1) を示す図(1),(2) であって、図1は共通
バッファあふれ前の状態を示し、図2は共通バッファあ
ふれ状態を示している。原理的構成(1) においては、セ
ル情報を蓄積する共通バッファと、それを管理するポイ
ンタメモリとを持っている。
【0014】図1,図2において、1はセル情報を蓄積
する共通バッファである。2は第1の入力方路に関する
ポインタ組みの連鎖であって、共通バッファ1内におけ
る広帯域のセルのポインタ情報を示す。3は第2の入力
方路に関するポインタ組みの連鎖であって、共通バッフ
ァ1内における狭帯域のセルのポインタ情報を示す。4
は第1の入力方路に関する連鎖の最前と最後を指すポイ
ンタ組みであって、広帯域側の連鎖の最前と最後を指
す。5は第2の入力方路に関する連鎖の最前と最後を指
すポインタ組みであって、狭帯域側の連鎖の最前と最後
を指す。これら各ポインタ組みおよびポインタ組みの連
鎖は、図示されないポインタメモリ内に形成される。
【0015】図1,図2においては、入力方路として、
広帯域のセル情報が入力する第1の入力方路と、狭帯域
のセル情報が入力する第2の入力方路との2つの方路を
持つ場合であって、ポインタメモリが広帯域側と狭帯域
側に分かれている場合を記載しているが、実際は、ポイ
ンタメモリは一つであってもよい。
【0016】共通バッファあふれ前において、図1に示
すように、共通バッファ1には、図示の上から下への時
間的順序によってセルが蓄積されたものとし、広帯域の
セル1,2,3と、狭帯域のセル4,広帯域のセル5,
狭帯域のセル6が蓄積されているものとする。
【0017】このとき、広帯域側の入力方路に対して、
ポインタメモリ内に、広帯域のセル1,セル2,セル
3,セル5の共通バッファアドレスを格納したポインタ
組みができあがる。各ポインタ組みには、セルが共通バ
ッファ1に格納された順序によって前後のポインタ組み
を参照するための、前ポインタと後ポインタが格納され
ている。
【0018】例えば、共通バッファアドレス=2のポイ
ンタ組みの前ポインタは、共通バッファ1に対して時間
的に一つ前に入力されたセル(広帯域のセル1)に対応
する、共通バッファアドレス=1のポインタ組みを指し
示している。また、共通バッファアドレス=2のポイン
タ組みの後ポインタは、共通バッファ1に対して時間的
に一つ後に入力されたセル(広帯域のセル3)に対応す
る、共通バッファアドレス=3のポインタ組みを指し示
している。
【0019】広帯域のセル5に対応するポインタ組みの
前ポインタは、入力方路ごとにポインタ組みの連鎖を実
行するので、共通バッファアドレス=4を指し示すので
はなく、広帯域のセルに関して、時間的に一つ前に共通
バッファに入力されたセルである、広帯域のセル3に対
応する、共通バッファアドレス=3が格納されているポ
インタ組みを指し示す。
【0020】共通バッファアドレス=3のポインタ組み
の後ポインタも、同様に、共通バッファアドレス=5が
格納されているポインタ組みを指し示す。
【0021】また狭帯域側の入力方路に関しても、同様
に、ポインタメモリ内に、狭帯域のセル4,セル6の共
通バッファアドレスを格納したポインタ組みができあが
る。
【0022】図1の状態で、狭帯域側の入力方路からの
セルが入力した場合には、従来の方式では、入力したこ
の狭帯域のセルは、廃棄されていた。本発明方式では、
以下の方法によって、より多くの帯域を占有して、共通
バッファの領域をより多く使用している広帯域のセル
を、共通バッファから必要最低限、排除して、狭帯域の
セルに対して、最低通信帯域を保証しようとするもので
ある。
【0023】共通バッファあふれ時には、図2に示すよ
うに、まず、入力方路ごとのポインタ組みの連鎖の最前
と最後を指し示すポインタ組み内に格納されている、共
通バッファの書込量を検索して、その書込量がある一定
の閾値を超えている入力方路を見いだす。または、共通
バッファの書込量を検索して、その書込量が最大の入力
方路を見いだす。
【0024】見いだされた入力方路の連鎖の最前と最後
を指すポインタ組みの、最後ポインタを参照して、その
最後ポインタが指し示しているポインタ組みを、ポイン
タ組みの両方向連鎖から切り離す。図2においては、広
帯域セルの入力方路に関するポインタ組みの連鎖から、
共通バッファアドレス=5のポインタ組みを切り離して
いる。
【0025】これによって、共通バッファ1の共通バッ
ファアドレス=5のメモリ領域は空きの状態になり、新
しいセルの入力が可能な状態になるので、入力した狭帯
域のセルを、空きの状態になっている、共通バッファ1
の共通バッファアドレス=5の位置に格納し、共通バッ
ファアドレス=5のポインタ組みを、新たに狭帯域セル
の入力方路に関するポインタ組みの連鎖に追加する。こ
の動作を繰り返すことによって、共通バッファ方式の場
合における最低帯域保証を実現することができる。
【0026】図3,図4は、本発明の原理的構成(2) を
示す図(1),(2) であって、図3は共通バッファあふれ前
の状態を示し、図4は共通バッファあふれ状態を示して
いる。図中、図1,図2の場合と同じものを同じ番号で
示す。
【0027】原理的構成(2) においては、複数のセルに
データ単位が跨がるパケットに対して、共通バッファあ
ふれ時に共通バッファを多く占有しているセルを、パケ
ット単位で削除し、狭帯域のセルの通信帯域を確保する
ようにする。
【0028】共通バッファあふれ前において、図3に示
すように、共通バッファ1には、図示の上から下への時
間的順序によってセルが蓄積されたものとする。説明の
都合上、パケット1−セル1,セル2,セル3、パケッ
ト2−セル1,セル2,セル3というように、パケット
に番号を付けたが、実際のATM伝送では、セル情報の
中には、パケット番号は表示されていず、パケットの最
終セルであることを、ペイロードタイプによって明示さ
れているだけである。原理的構成(2) の場合は、そのペ
イロードタイプを識別して、ポインタ組みの中に、パケ
ット識別のための、パケット単位に順番に増加してゆく
番号を付加する。
【0029】このとき、パケット1のセルを指し示すポ
インタ組みのパケット識別番号に、すべて1を付加する
のではなく、パケット1のセルのうち、時間的に最初に
入力されたセルを指し示すポインタ組みのパケット識別
番号には、パケット単位で一つ若いパケット識別番号を
付加する。残りのパケット1を指し示すポインタ組みの
パケット識別番号は1を付加する。
【0030】これと同様に、図3における広帯域のパケ
ット1−セル3に、パケットの最終セルであることを示
すペイロードタイプが存在しているが、そのとき、広帯
域のパケット2−セル1を指し示すポインタ組みのパケ
ット識別番号には、時間的に前のパケットに付加した1
を付加する。
【0031】共通バッファあふれ時(図4においては、
広帯域のセルによって共通バッファが一杯になっている
状態で、狭帯域のセルが入力されたことによって、共通
バッファあふれ状態になった場合を示している。)に
は、各入力方路の連鎖の最前と最後を指し示すポインタ
組みの共通バッファ書込量を検索して、最大の、または
所定の閾値を超えている入力方路の共通バッファ書込量
を持ったポインタ組みの連鎖に対して次の動作を行う。
(図4の場合は、広帯域セルが入力する入力方路のポイ
ンタ組みに対して行う。)
【0032】まず、広帯域セルの入力方路のポインタ組
みの連鎖の最前と最後を指し示すポインタ組み内にある
最後ポインタを参照し、最後ポインタが指し示すポイン
タ組みfを見いだして、ポインタ組みfのパケット識別
番号と、ポインタ組みfの前ポインタが指し示すポイン
タ組みeのパケット識別番号を比較する。
【0033】図4の場合、同じ2なので、もう一つ前を
調べる。ポインタ組みeのパケット識別番号と、ポイン
タ組みeの前ポインタを参照して、ポインタ組みdのパ
ケット識別番号を比較する。図4の場合、ポインタ組み
eとポインタ組みdのパケット識別番号は2と1であ
り、パケット識別番号が違っているので、ポインタ組み
f,ポインタ組みe,ポインタ組みdの三つのポインタ
組みを、広帯域セルが入力する入力方路のポインタ組み
の連鎖から切り離す。
【0034】この動作によって、ポインタ組みcの情報
(すなわち削除したいパケット以外(時間的に入力が一
つ前のパケット等)の情報)を使用することなく、パケ
ット単位の削除が可能となる。
【0035】連鎖から切り離されたことによって、共通
バッファ1のアドレス44,45,46のメモリ領域は
空きの状態になり、狭帯域セルが共通バッファに入力で
きるようになったので、この状態で、共通バッファのア
ドレス44,45,46の位置に、狭帯域セルを入力し
て、狭帯域セルが入力する入力方路のポインタ組みの連
鎖を形成する。
【0036】図5,図6は、本発明の原理的構成(3) を
示す図(1),(2) であって、図5は共通バッファあふれ前
の状態を示し、図6は共通バッファあふれ状態を示して
いる。図中、図1,図2の場合と同じものを同じ番号で
示す。
【0037】原理的構成(3) においては、複数のセルに
データ単位が跨がるパケットに対して、共通バッファあ
ふれ時に共通バッファを多く占有しているセルを、パケ
ット単位で削除し、狭帯域のセルの通信帯域を確保する
ようにする。
【0038】共通バッファあふれ前において、図5に示
すように、共通バッファ1には、図示の上から下への時
間的順序によってセルが蓄積されたものとする。説明の
都合上、パケット1−セル1,セル2,セル3、パケッ
ト2−セル1,セル2,セル3というように、パケット
に番号を付けたが、実際のATM通信では、セル情報の
中には、パケット番号は表示されていず、パケットの最
終セルであることを、ペイロードタイプによって明示さ
れているだけである。
【0039】原理的構成(3) においては、そのペイロー
ドタイプ(パケットごとに時間的に最後に入力されたセ
ルのみが“1”であって、他のセルはすべて“0”が表
示されている)を識別して、ポインタ組みの中に、各パ
ケットのセルのうち、時間的に最初に入力されたセルが
“1”であって、残りのセルが“0”であるフラグ(パ
ケット識別フラグ)を、パケット単位に付加する。
【0040】共通バッファあふれ時(図6においては、
広帯域のセルによって共通バッファが一杯になっている
状態で、狭帯域のセルが入力されたことによって、共通
バッファあふれ状態になった場合を示している。)に
は、各入力方路の連鎖の最前と最後を指し示すポインタ
組みの共通バッファ書込量を検索して、最大または閾値
を超えている入力方路の共通バッファ書込量を持ったポ
インタ組みの連鎖に対して次の動作を行う。(図6の場
合は、広帯域セルが入力する入力方路のポインタ組みに
対して行う。)
【0041】まず、広帯域セルの入力方路のポインタ組
みの連鎖の最前と最後を指し示すポインタ組み内にある
最後ポインタを参照し、最後ポインタが指し示すポイン
タ組みfを見いだして、ポインタ組みfのパケット識別
フラグと、ポインタ組みfの前ポインタが指し示すポイ
ンタ組みeのパケット識別フラグを比較する。
【0042】図6の場合、同じ0なので、もう一つ前を
調べる。ポインタ組みeのパケット識別フラグと、ポイ
ンタ組みeの前ポインタを参照して、ポインタ組みdの
パケット識別フラグを比較する。図6の場合、ポインタ
組みeとポインタ組みdのパケット識別フラグは0と1
であり、パケット識別フラグが違っているので、ポイン
タ組みf,ポインタ組みe,ポインタ組みdの三つのポ
インタ組みを、広帯域セルが入力する入力方路のポイン
タ組みの連鎖から切り離す。
【0043】この動作によって、ポインタ組みcの情報
(すなわち削除したいパケット以外(時間的に入力が一
つ前のパケット等)の情報)を使用することなく、パケ
ット単位の削除が可能となる。
【0044】連鎖から切り離されたことによって、共通
バッファ1のアドレス44,45,46のメモリ領域は
空きの状態になり、狭帯域セルが共通バッファに入力で
きるようになったので、この状態で、共通バッファのア
ドレス44,45,46の位置に、狭帯域セルを入力し
て、狭帯域セルが入力する入力方路のポインタ組みの連
鎖を形成する。
【0045】以下、本発明の課題を解決するための具体
的手段と作用とを記述する。
【0046】(1) セルを格納する共通バッファ1に対し
て、共通バッファ内のセルの格納位置を管理するポイン
タメモリ6を設けて、ポインタメモリ6内に、共通バッ
ファ1内に格納されているセルの共通バッファアドレス
と、このセルより時間的に一つ前に入力されたセルのポ
インタメモリアドレスを示す前ポインタと、このセルよ
り一つ後に入力されたセルのポインタメモリアドレスを
示す後ポインタとからなるポインタ組みをセルの入力順
に配列したポインタ組みの連鎖2,3を入力方路ごとに
形成する
【0047】そして、共通バッファ1がセルによって満
たされた状態においてさらにセルが入力されたバッファ
あふれ時には、いずれかの入力方路に関するポインタ組
みの連鎖の最後のポインタ組みを削除して、このポイン
タ組みに対応する共通バッファアドレスに入力セルを書
き込むとともに、このセルの入力方路に関するポインタ
組みの連鎖の最後にこの入力セルに関するポインタ組み
を追加する。
【0048】(2) (1) の場合に、ポインタメモリ6内
に、セルの空き位置に対する共通バッファアドレスと、
空き位置の一つ前の空き位置のポインタメモリアドレス
を示す前ポインタと、空き位置の一つ後の空き位置のポ
インタメモリアドレスを示す後ポインタとからなるポイ
ンタ組みを順次配列したバッファ空きに関するポインタ
組みの連鎖8を形成する。
【0049】そして、セル量が共通バッファ1の容量を
超えないバッファ非あふれ時には、いずれかの入力方路
のセルの書き込みまたは読み出しに応じて、この入力方
路に関するポインタ組みの連鎖7の最前のポインタ組み
を追加しまたは最後のポインタ組みを削除するととも
に、バッファ空きに関するポインタ組みの連鎖8の最後
のポインタ組みを削除しまたは追加する。
【0050】従って本発明によれば、共通バッファによ
って、複数の入力方路からのセルを集線して伝送する場
合に、各入力方路に対して、最低通信帯域保証を実現す
ることができる。
【0051】(3) (1) または(2) の場合に、バッファあ
ふれ時、共通バッファ1への書込量が所定の閾値を超え
た入力方路に関するポインタ組みの連鎖の最後のポイン
タ組みを削除して、このポインタ組みに対応する共通バ
ッファアドレスに入力セルを書き込むとともに、このセ
ルの入力方路に関するポインタ組みの連鎖の最後に、こ
の入力セルに関するポインタ組みを追加する。
【0052】(4) (1) または(2) の場合に、バッファあ
ふれ時、共通バッファ1への書込量が最大である入力方
路に関するポインタ組みの連鎖の最後のポインタ組みを
削除して、このポインタ組みに対応する共通バッファア
ドレスに入力セルを書き込むとともに、このセルの入力
方路に関するポインタ組みの連鎖の最後に、この入力セ
ルに関するポインタ組みを追加する。
【0053】(5) (2) 〜(4) の場合に、一部または全部
の入力方路において複数のセルによってパケットを構成
しているとき、バッファ非あふれ時には、いずれかの入
力方路におけるパケットごとのセルの書き込みまたは読
み出しに応じて、この入力方路に関するポインタ組みの
連鎖の最前のポインタ組みをパケット単位に追加しまた
は最後のポインタ組みをパケット単位に削除するととも
に、バッファ空きに関するポインタ組みの連鎖の最後の
ポインタ組みをパケット単位に削除しまたは追加する。
【0054】また、バッファあふれ時において、いずれ
かの入力方路にパケット単位でセルが入力されたとき
は、同数のセルからなるパケットを入力とする他の入力
方路に関するポインタ組みの連鎖の最後のパケット単位
のポインタ組みを削除して、このポインタ組みに対応す
る共通バッファアドレスに入力パケットを構成するセル
をそれぞれ書き込むとともに、このパケットの入力方路
に関するポインタ組みの連鎖の最後に、このパケット単
位のポインタ組みを追加する。
【0055】さらに、バッファあふれ時において、いず
れかの入力方路にセルが入力されたときは、パケットを
入力とする他の入力方路に関するポインタ組みの連鎖の
最後のパケット単位のポインタ組みを削除して、このパ
ケットの最前のポインタ組みに対応する共通バッファア
ドレスに入力セルを書き込むとともに、このセルの入力
方路に関するポインタ組みの連鎖の最後に、この入力セ
ルに関するポインタ組みを追加し、バッファ空きに関す
るポインタ組みの連鎖の最後に、残りのセルに関するポ
インタ組みを追加する。
【0056】従って本発明によれば、共通バッファによ
って、複数のセルからなるパケットを集線して伝送する
場合にも、各入力方路に対して、最低通信帯域保証を実
現することができる。
【0057】(6) (5) の場合に、パケットを構成する最
前のセルと次のセルとにおいて変化しながらパケットご
とに順次増大しまたは減少するパケット識別番号を各セ
ルに付与し、共通バッファあふれ発生時、パケットを削
除すべき入力方路に関するポインタ組みの連鎖を最後か
ら前に向かって検索して、パケット識別番号が変化した
とき、パケット識別番号が変化したセルを含むパケット
単位のポインタ組みを連鎖から削除する。
【0058】(7) (5) の場合に、パケットを構成する最
前のセルとパケットを構成する残りのセルとに対して異
なるパケット識別フラグを付加し、共通バッファあふれ
発生時、パケットを削除すべき入力方路に関するポイン
タ組みの連鎖を最後から前に向かって検索して、パケッ
ト識別フラグの値が変化したとき、パケット識別フラグ
が変化したセルを含むパケット単位のポインタ組みを連
鎖から削除する。
【0059】(8) (1) 〜(7) の場合に、入力方路による
区分に代えてVPIまたはVCIによる区分を用いる。
【0060】従って、本発明は、ATM伝送におけるV
PIまたはVCIの、セルへの組み立てにも適用するこ
とができる。
【0061】
【発明の実施の形態】図7〜図9は、本発明の実施形態
(1) を示す図(1) 〜(3) であって、原理的構成(1) に対
応している。図7は、実施形態(1) における共通バッフ
ァとポインタメモリの内容を示したものであって、図
中、1はセル情報を格納しておく共通バッファを示し、
6は共通バッファ1内におけるセルの格納位置を管理す
るポインタメモリである。
【0062】ポインタメモリ6において、ポインタ組み
Kは、バッファ空きの連鎖の最前と最後を指すポインタ
組み、ポインタ組みLは、VPI#1の連鎖の最前と最
後を指すポインタ組み、ポインタ組みMは、VPI#2
の連鎖の最前と最後を指すポインタ組み、ポインタ組み
Nは、VPI#1のNo.1セルを指すポインタ組み、
ポインタ組みPは、VPI#1のNo.2セルを指すポ
インタ組み、ポインタ組みQは、VPI#のNo.3セ
ルを指すポインタ組みを、それぞれ示す。
【0063】ポインタメモリ6には、各VPIごと(ま
たは各入力方路ごと)に、ポインタ組みの連鎖を形成す
る。本発明においては、バッファ空きの部分も、一つの
入力方路からの入力と同様に、ポインタ組みの連鎖を形
成する。ポインタメモリ6において、ポインタ組みLと
ポインタ組みMは、それぞれVPI#1とVPI#2の
連鎖の最前と最後を指すポインタ組みである。ポインタ
組みKは、バッファ空きの連鎖の最前と最後を指すポイ
ンタ組みである。
【0064】連鎖の最前と最後を指すポインタ組みは、
ポインタメモリ6の所定のアドレスに固定しておくこと
によって、バッファあふれ時等の場合に、ポインタ組み
の中の共通バッファ書き込み量の検索が容易になる。
【0065】以下、ポインタ組みの連鎖の様子を、図7
におけるVPI#1について説明する。ポインタ組みL
が、VPI#1についての連鎖の最前と最後を指すポイ
ンタ組みである。
【0066】いま、共通バッファ1に、VPI#1のセ
ルとして、格納された時間順に、VPI#1,No.1
セル,VPI#1,No.2セル,VPI#1,No.
3セルの三つが格納されているものとする。ポインタ組
みNが、VPI#1について最初に共通バッファに入力
された、VPI#1,No.1セルを指すポインタ組み
である。
【0067】そこで、ポインタ組みLの中のVPI#1
の最前ポインタには、ポインタ組みNのポインタメモリ
アドレス0108hが格納されている。ポインタ組みN
の後ポインタには、2番目に共通バッファに入力したV
PI#1,No.2セルを指すポインタ組みPを指し示
すため、ポインタ組みPのポインタメモリアドレスであ
る、0508hが格納されている。
【0068】逆に、ポインタ組みPの前ポインタには、
VPI#1で1番目に共通バッファに入力されたVPI
#1,No.1セルを指すポインタ組みNを指し示して
いるため、ポインタ組みNのポインタメモリアドレスで
ある、0108hが格納されている。
【0069】図8は、実施形態(1) における共通バッフ
ァ書き込み時のポインタ組みの連鎖の操作を示したもの
であって、バッファあふれでない場合を示している。7
はある入力方路に関するポインタ組みの連鎖、8はバッ
ファ空きに関するポインタ組みの連鎖、9はある入力方
路に関する連鎖の最前と最後を指すポインタ組み、10
はバッファ空きに関する連鎖の最前と最後を指すポイン
タ組みを、それぞれ示す。
【0070】図8においては、ある入力方路のセルが、
4セル分、共通バッファに溜まっている状態から、その
入力方路のセルが1セル分、入力された状態のポインタ
組みの連鎖を示している。入力される前は、4セル分の
ポインタ組み(ポインタ組みR,S,T,U)が、連鎖
を形成している。
【0071】この状態で、同一の入力方路のセルが入力
されたとき、バッファ空きに関する連鎖の最前と最後を
指すポインタ組みの、最後ポインタが指すポインタ組み
Yの共通バッファアドレスを得る。共通バッファの、こ
のアドレス位置にセルを書き込む。セルを書き込んだ
ら、ポインタ組みYを、バッファ空きに関するポインタ
組みの連鎖から削除し、この入力方路に関するポインタ
組みの連鎖に追加する。
【0072】図8の場合の削除とは、バッファ空きに関
する連鎖の最前と最後を指すポインタ組み内の最後ポイ
ンタを、ポインタ組みXを指すように書き換え、ポイン
タ組みWの前ポインタを、ポインタ組みXを指すように
変え、ポインタ組みXの後ポインタを、ポインタ組みW
を指すように変えることを示す。
【0073】図8の場合の追加とは、ある入力方路に関
する連鎖の最前と最後を指すポインタ組み内の最後ポイ
ンタを、ポインタ組みUからポインタ組みVを指すよう
に変え、ポインタUの後ポインタを、ポインタ組みVを
指すようにし、ポインタ組みVの前ポインタを、ポイン
タ組みUを指すように変更し、かつ、ポインタ組みRの
前ポインタをポインタ組みVを指すように変え、ポイン
タ組みVの後ポインタが、ポインタ組みRを指すように
する動作を示す。
【0074】図9は、実施形態(1) における共通バッフ
ァ読み出し時のポインタ組みの連鎖の操作を示したもの
であって、バッファあふれでない場合を示す。図中、図
8の場合と同じものを同じ番号で示し、あるVPIのセ
ルが5セル分、共通バッファに溜まっている状態から、
そのVPIのセルが1セル分、読み出された状態の、ポ
インタ組みの連鎖を示している。
【0075】共通バッファからセルが読み出されたとき
には、その入力方路に関する連鎖の最前と最後を指すポ
インタ組み内の、最前ポインタが指し示すポインタ組み
Rを、連鎖から削除する。この削除したポインタ組みR
内の共通バッファアドレスが示す共通バッファのアドレ
スは、いま読み出されたセルが格納されていたものであ
る。その削除したポインタ組みRは、前ポインタと後ポ
インタが書き換えられ、バッファ空きに関するポインタ
組みの連鎖に追加される。
【0076】共通バッファに対する、このような管理を
行うことによって、少ないメモリ容量で、狭帯域から広
帯域まで扱えるという、共通バッファ方式の特徴を損な
うことなく、各入力方路ごと(またはVPI/VCIご
と)の削除等の制御を行うことが可能になる。
【0077】図10,図11は、本発明の実施形態(2)
を示す図(1),(2) であって、原理的構成(1) に対応し、
図7の場合と同じものを同じ番号で示している。図10
は、実施形態(2) における共通バッファあふれ前を示
す。図11は、実施形態(2) における共通バッファあふ
れ時を示し、VPI#2のNo.2セルが入力して、バ
ッファあふれが起こったときを表している。
【0078】図10において、ポインタ組み1は、バッ
ファ空きの連鎖の最前と最後を指すポインタ組み、ポイ
ンタ組み2は、VPI#1の連鎖の最前と最後を指すポ
インタ組み、ポインタ組み3は、VPI#2の連鎖の最
前と最後を指すポインタ組み、ポインタ組み4は、VP
I#1のNo.1セルを指すポインタ組み、ポインタ組
み5は、VPI#1のNo.2セルを指すポインタ組
み、ポインタ組み6は、VPI#1のNo.3セルを指
すポインタ組み、ポインタ組み7は、VPI#1のN
o.4セルを指すポインタ組み、ポインタ組み8は、V
PI#2のNo.1セルを指すポインタ組みを、それぞ
れ示す。
【0079】共通バッファ1において、VPI#1のセ
ルは4セル、VPI#2のセルは1セル、VPI#3の
セルは3セル、その他のVPIのセルは1セルずつ溜ま
っている。バッファ空きの連鎖の最前と最後を指すポイ
ンタ組み1の、バッファ空きの量を参照すると0になっ
ているので、これ以上、共通バッファにセルが入力する
と、バッファあふれを起こすことがわかる。
【0080】このとき、共通バッファ1にセルが入力す
る前に、VPI番号を事前に判断し、それが保証すべき
保証帯域以下のVPI番号のセルなのか、保証帯域以上
のVPI番号のセルなのかを、この入力VPI番号の連
鎖の最前と最後を指すポインタ組みの、共通バッファ書
き込み量を参照することによって知る。
【0081】以下、説明の都合上の設定として、仮に、
最低保証帯域の閾値を3セルとする。図10の場合は、
VPI#2のセルが入力したが、VPI#2の連鎖の最
前と最後を指すポインタ組み3内のVPI#2の共通バ
ッファ書き込み量が1セルを示しているので、最低帯域
保証すべき帯域未満の使用帯域であり、従って入力され
たVPI#2,No.2のセルは、共通バッファ1に格
納すべきセルである。しかしながら、共通バッファ1
は、すべての領域に書き込まれているので、最低保証帯
域以上に共通バッファを占有しているVPI番号のセル
を排除する。
【0082】実施形態(2) においては、共通バッファを
占有しているセル数が、事前に定められている閾値以上
であることを条件として、削除すべきVPI番号を特定
する。図10において、3セル以上、共通バッファを占
有しているのは、VPI#1と、VPI#3である。こ
こでは、VPI#1を削除するものとする。
【0083】保証帯域以下のVPIのセルである、VP
I#2,No.2セルが入力すると、図11に示すよう
に、VPI#1の連鎖の最前と最後を指すポインタ組み
2内の最後ポインタが指す、ポインタ組み7を、VPI
#1に関するポインタ組みの連鎖から切り離し、VPI
#2に関するポインタ組みの連鎖に追加する。
【0084】この追加したポインタ組み内の共通バッフ
ァアドレス200bが示すところ、すなわち、共通バッ
ファのアドレス200b番地に、VPI#2,No.2
セルを書き込む。このような手順を繰り返すことによっ
て、共通バッファ1における、最低帯域保証を行うこと
が可能となる。
【0085】図12,図13は、本発明の実施形態(3)
を示す図(1),(2) であって、原理的構成(1) に対応し、
図7の場合と同じものを同じ番号で示している。図12
は、実施形態(3) における共通バッファあふれ前を示
し、図13は、実施形態(3) における共通バッファあふ
れ時を示し、VPI#2のNo.2セルが入力して、バ
ッファあふれが起こったときを表している。
【0086】図12において、ポインタ組み1は、バッ
ファ空きの連鎖の最前と最後を指すポインタ組み、ポイ
ンタ組み2は、VPI#1の連鎖の最前と最後を指すポ
インタ組み、ポインタ組み3は、VPI#2の連鎖の最
前と最後を指すポインタ組み、ポインタ組み4は、VP
I#1のNo.1セルを指すポインタ組み、ポインタ組
み5は、VPI#1のNo.2セルを指すポインタ組
み、ポインタ組み6は、VPI#1のNo.3セルを指
すポインタ組み、ポインタ組み7は、VPI#1のN
o.4セルを指すポインタ組み、ポインタ組み8は、V
PI#2のNo.1セルを指すポインタ組みを、それぞ
れ示す。
【0087】共通バッファ1において、VPI#1のセ
ルは4セル、VPI#2のセルは1セル、VPI#3の
セルは3セル、その他のVPIのセルは1セルずつ溜ま
っている。バッファ空きの連鎖の最前と最後を指すポイ
ンタ組み1の、バッファ空きの量を参照すると0になっ
ているので、これ以上、共通バッファにセルが入力する
と、バッファあふれを起こすことがわかる。
【0088】このとき、共通バッファ1にセルが入力す
る前に、VPI番号を事前に判断し、それが保証すべき
保証帯域以下のVPI番号のセルなのか、保証帯域以上
のVPI番号のセルなのかを、この入力VPI番号の連
鎖の最前と最後を指すポインタ組みの、共通バッファ書
き込み量を参照することによって知る。
【0089】以下、説明の都合上の設定として、仮に、
最低保証帯域の閾値を3セルとする。図12の場合は、
VPI#2のセルが入力したが、VPI#2の連鎖の最
前と最後を指すポインタ組み3内のVPI#2の共通バ
ッファ書き込み量が1セルを示しているので、最低帯域
保証すべき帯域未満の使用帯域であり、従って入力され
たVPI#2,No.2のセルは、共通バッファ1に格
納すべきセルである。しかしながら、共通バッファ1
は、すべての領域に書き込まれているので、最低保証帯
域以上に共通バッファを占有しているVPI番号のセル
を排除する。
【0090】実施形態(3) においては、共通バッファを
占有しているセル数が最大であることを条件として、削
除すべきVPI番号を特定する。図12の場合、共通バ
ッファ1において、最大のセル数を占有しているのは、
VPI#1である。
【0091】保証帯域以下のVPIのセルである、VP
I#2,No.2セルが入力すると、図13に示すよう
に、VPI#1の連鎖の最前と最後を指すポインタ組み
2内の最後ポインタが指す、ポインタ組み7を、VPI
#1に関するポインタ組みの連鎖から切り離し、VPI
#2に関するポインタ組みの連鎖に追加する。
【0092】この追加したポインタ組み内の共通バッフ
ァアドレス200bが示すところ、すなわち、共通バッ
ファのアドレス200b番地に、VPI#2,No.2
セルを書き込む。このような手順を繰り返すことによっ
て、共通バッファ1における、最低帯域保証を行うこと
が可能となる。
【0093】図14,図15は、本発明の実施形態(4)
を示す図(1),(2) であって、原理的構成(2) に対応し、
図7の場合と同じものを同じ番号で示している。図14
は、実施形態(4) における共通バッファあふれ前を示
し、図15は、実施形態(4) における共通バッファあふ
れ時を示している。実施形態(4) は、複数のセルにデー
タ単位が跨がるパケットに対して、共通バッファあふれ
時に、共通バッファを多く占有しているセルを、パケッ
ト単位で削除し、狭帯域のセルの通信帯域を確保するも
のである。
【0094】図14において、ポインタ組み1は、バッ
ファ空きの連鎖の最前と最後を指すポインタ組み、ポイ
ンタ組み2は、VPI#1の連鎖の最前と最後を指すポ
インタ組み、ポインタ組み3は、VPI#2の連鎖の最
前と最後を指すポインタ組み、ポインタ組み4は、VP
I#1のパケット1,No.1セルを指すポインタ組
み、ポインタ組み5は、VPI#1のパケット1,N
o.2セルを指すポインタ組み、ポインタ組み6は、V
PI#1のパケット1,No.3セルを指すポインタ組
み、ポインタ組み7は、VPI#1のパケット2,N
o.1セルを指すポインタ組み、ポインタ組み8は、V
PI#1のパケット2,No.2セルを指すポインタ組
み、ポインタ組み9は、VPI#2のパケット2,N
o.3セルを指すポインタ組みを、それぞれ示す。
【0095】共通バッファ1には、図示の上から下への
時間的順序で、セルが格納されたものとする。パケット
のセルには、パケットの最終セルであることを、ペイロ
ードタイプによって明示されているだけである。実施形
態(4) においては、ペイロードタイプを識別し、ポイン
タ組みの中に、パケット識別のための、パケット単位に
順番に増加する番号(パケット識別番号)を付加する。
【0096】この際、例えばVPI#1のパケット1の
セルを指し示すポインタ組みのパケット識別番号とし
て、すべて1を付加するのではなく、パケット1のセル
のうち、時間的に最初に入力されたセル(VPI#1,
パケット1−1)を指し示すポインタ組み4のパケット
識別番号には、パケット単位で1だけ若いパケット識別
番号“0”を付加し、残りのVPI#1,パケット1の
セルを指し示すポインタ組み6,7のパケット識別番号
には、“1”を付加する。
【0097】同様に、図14におけるVPI#1のパケ
ット1−セル3に、パケットの最終セルであることを示
すペイロードタイプが存在しているが、パケットの最終
セルの次のセル(次のパケットの最初のセル)、すなわ
ちVPI#1,パケット2−1セルを指し示すポインタ
組みのパケット識別番号には、時間的に前のパケットに
付加した“1”を付加する。
【0098】図14に示すように、VPI#1のセルに
よって、共通バッファ1がいっぱいになっている状態
で、VPI#2のセルが入力されたために、共通バッフ
ァあふれを起こしたときは、各VPIの連鎖の最前と最
後を指すポインタ組み内の共通バッファ書き込み量を検
索して、共通バッファ書き込み量が最大の、または所定
の閾値を超えているVPIのポインタ組みの連鎖に対し
て、図15に示すような動作を行う。
【0099】まず、VPI#1の連鎖の最前と最後を指
すポインタ組み内にある最後ポインタを参照して、最後
ポインタが指し示すポインタ組み9を見い出し、ポイン
タ組み9のパケット識別番号と、ポインタ組み9の前ポ
インタが指し示すポインタ組み8のパケット識別番号を
比較する。
【0100】ポインタ組み9のパケット識別番号と、ポ
インタ組み8のパケット識別番号とは、同じ“2”なの
で、もう一つ前を調べる。ポインタ組み8のパケット識
別番号と、ポインタ組み8の前ポインタが指し示すポイ
ンタ組み7のパケット識別番号とを比較する。
【0101】ポインタ組み8のパケット識別番号と、ポ
インタ組み7のパケット識別番号とは、“2”と“1”
であって、パケット識別番号が異なっているので、変化
したポインタ組みまでの、ポインタ組み9,ポインタ組
み8,ポインタ組み7の三つのポインタ組みを、VPI
#1に関するポインタ組みの連鎖から切り離す。この動
作によって、削除したいパケット以外(時間的に一つ前
に入力したパケット等)の情報、すなわちポインタ組み
6の情報を使用することなく、パケット単位の削除を行
うことができる。
【0102】ポインタ組みの連鎖から切り離されたこと
によって、共通バッファのアドレス2003h,200
4h,2005hのメモリ領域は空きの状態になるの
で、VPI#2のセルを共通バッファ1に入力すること
ができるようになる。この状態で、共通バッファ1のア
ドレス2003hの位置に、VPI#2パケットNo.
1−1セルを入力して、VPI#2に関するポインタ組
みの連鎖を作成する。
【0103】図16,図17は、本発明の実施形態(5)
を示す図(1),(2) であって、原理的構成(3) に対応し、
図7の場合と同じものを同じ番号で示している。図16
は、実施形態(5) における共通バッファあふれ前を示
し、図17は、実施形態(5) における共通バッファあふ
れ時を示している。実施形態(5) は、複数のセルにデー
タ単位が跨がるパケットに対して、共通バッファあふれ
時に、共通バッファを多く占有しているセルを、パケッ
ト単位で削除し、狭帯域のセルの通信帯域を確保するも
のである。
【0104】図16において、ポインタ組み1は、バッ
ファ空きの連鎖の最前と最後を指すポインタ組み、ポイ
ンタ組み2は、VPI#1の連鎖の最前と最後を指すポ
インタ組み、ポインタ組み3は、VPI#2の連鎖の最
前と最後を指すポインタ組み、ポインタ組み4は、VP
I#1のパケット1,No.1セルを指すポインタ組
み、ポインタ組み5は、VPI#1のパケット1,N
o.2セルを指すポインタ組み、ポインタ組み6は、V
PI#1のパケット1,No.3セルを指すポインタ組
み、ポインタ組み7は、VPI#1のパケット2,N
o.1セルを指すポインタ組み、ポインタ組み8は、V
PI#1のパケット2,No.2セルを指すポインタ組
み、ポインタ組み9は、VPI#2のパケット2,N
o.3セルを指すポインタ組みを、それぞれ示す。
【0105】共通バッファ1には、図示の上から下への
時間的順序で、セルが格納されたものとする。パケット
のセルには、パケットの最終セルであることを、ペイロ
ードタイプによって明示されているだけである。実施形
態(5) においては、ペイロードタイプを識別し、ポイン
タ組みの中に、パケット識別のための、パケット識別フ
ラグを付加する。
【0106】ペイロードタイプには、パケットごとに時
間的に最後に入力されたセルのみに“1”が表示され、
他のセルにはすべて“0”が表示されている。パケット
識別フラグとしては、各パケットのセルのうち、時間的
に最初に入力されたセルが“1”であって、他のセルに
はすべて“0”が表示されているフラグを、パケット単
位に付加するものとする。
【0107】図16に示すように、VPI#1のセルに
よって、共通バッファ1がいっぱいになっている状態
で、VPI#2のセルが入力されたために、共通バッフ
ァあふれを起こしたときは、各VPIの連鎖の最前と最
後を指すポインタ組み内の共通バッファ書き込み量を検
索して、共通バッファ書き込み量が最大または所定の閾
値を超えているVPIのポインタ組みの連鎖に対して、
図17に示すような動作を行う。
【0108】まず、VPI#1の連鎖の最前と最後を指
すポインタ組み内にある最後ポインタを参照して、最後
ポインタが指し示すポインタ組み9を見い出し、ポイン
タ組み9のパケット識別フラグと、ポインタ組み9の前
ポインタが指し示すポインタ組み8のパケット識別フラ
グを比較する。
【0109】ポインタ組み9のパケット識別フラグと、
ポインタ組み8のパケット識別フラグとは、同じ“0”
なので、もう一つ前を調べる。ポインタ組み8のパケッ
ト識別フラグと、ポインタ組み8の前ポインタが指し示
すポインタ組み7のパケット識別フラグとを比較する。
【0110】ポインタ組み8のパケット識別フラグと、
ポインタ組み7のパケット識別フラグとは、“0”と
“1”であって、パケット識別フラグが異なっているの
で、変化したポインタ組みまでの、ポインタ組み9,ポ
インタ組み8,ポインタ組み7の三つのポインタ組み
を、VPI#1に関するポインタ組みの連鎖から切り離
す。この動作によって、削除したいパケット以外(時間
的に一つ前に入力したパケット等)の情報、すなわちポ
インタ組み6の情報を使用することなく、パケット単位
の削除を行うことができる。
【0111】ポインタ組みの連鎖から切り離されたこと
によって、共通バッファのアドレス2003h,200
4h,2005hのメモリ領域は空きの状態になるの
で、VPI#2のセルを共通バッファ1に入力すること
ができるようになる。この状態で、共通バッファ1のア
ドレス2003hの位置に、VPI#2パケットNo.
1−1セルを入力して、VPI#2に関するポインタ組
みの連鎖を作成する。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、共
通バッファ方式のATM伝送装置において、使用帯域が
異なるユーザの複数の通信が混在する場合に、最低通話
帯域保証を実現することによって、各ユーザに対して最
低限の通信を保証できるようにすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成(1) を示す図(1) である。
【図2】本発明の原理的構成(1) を示す図(2) である。
【図3】本発明の原理的構成(2) を示す図(1) である。
【図4】本発明の原理的構成(2) を示す図(2) である。
【図5】本発明の原理的構成(3) を示す図(1) である。
【図6】本発明の原理的構成(3) を示す図(2) である。
【図7】本発明の実施形態(1) を示す図(1) である。
【図8】本発明の実施形態(1) を示す図(2) である。
【図9】本発明の実施形態(1) を示す図(3) である。
【図10】本発明の実施形態(2) を示す図(1) である。
【図11】本発明の実施形態(2) を示す図(2) である。
【図12】本発明の実施形態(3) を示す図(1) である。
【図13】本発明の実施形態(3) を示す図(2) である。
【図14】本発明の実施形態(4) を示す図(1) である。
【図15】本発明の実施形態(4) を示す図(2) である。
【図16】本発明の実施形態(5) を示す図(1) である。
【図17】本発明の実施形態(5) を示す図(2) である。
【図18】従来技術における個別バッファ方式を示す図
である。
【図19】従来技術における共通バッファ方式を示す図
である。
【符号の説明】
1 共通バッファ 2 第1の入力方路に関するポインタ組みの連鎖 3 第2の入力方路に関するポインタ組みの連鎖 4 第1の入力方路に関する連鎖の最前と最後を指すポ
インタ組み 5 第2の入力方路に関する連鎖の最前と最後を指すポ
インタ組み 6 ポインタメモリ 7 ある入力方路に関するポインタ組みの連鎖 8 バッファ空きに関するポインタ組みの連鎖 9 ある入力方路に関する連鎖の最前と最後を指すポイ
ンタ組み 10 バッファ空きに関する連鎖の最前と最後を指すポ
インタ組み

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルを格納する共通バッファに対して、
    該共通バッファ内のセルの格納位置を管理するポインタ
    メモリを設けて、該ポインタメモリ内に、該共通バッフ
    ァ内に格納されているセルの共通バッファアドレスと、
    該セルより時間的に一つ前に入力されたセルのポインタ
    メモリアドレスを示す前ポインタと、該セルより一つ後
    に入力されたセルのポインタメモリアドレスを示す後ポ
    インタとからなるポインタ組みをセルの入力順に配列し
    たポインタ組みの連鎖を入力方路ごとに形成し、 共通バッファがセルによって満たされた状態においてさ
    らにセルが入力されたバッファあふれ時には、いずれか
    の入力方路に関するポインタ組みの連鎖の最後のポイン
    タ組みを削除して、該ポインタ組みに対応する共通バッ
    ファアドレスに前記入力セルを書き込むとともに、該セ
    ルの入力方路に関するポインタ組みの連鎖の最後に該入
    力セルに関するポインタ組みを追加することを特徴とす
    る共通バッファメモリ管理方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の共通バッファメモリ管
    理方式において、前記ポインタメモリ内に、セルの空き
    位置に対する共通バッファアドレスと、該空き位置の一
    つ前の空き位置のポインタメモリアドレスを示す前ポイ
    ンタと、該空き位置の一つ後の空き位置のポインタメモ
    リアドレスを示す後ポインタとからなるポインタ組みを
    順次配列したバッファ空きに関するポインタ組みの連鎖
    を形成し、 セル量が共通バッファの容量を超えないバッファ非あふ
    れ時には、いずれかの入力方路のセルの書き込みまたは
    読み出しに応じて、該入力方路に関するポインタ組みの
    連鎖の最前のポインタ組みを追加しまたは最後のポイン
    タ組みを削除するとともに、前記バッファ空きに関する
    ポインタ組みの連鎖の最後のポインタ組みを削除しまた
    は追加することを特徴とする共通バッファメモリ管理方
    式。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の共通バッファ
    メモリ管理方式において、前記バッファあふれ時、共通
    バッファへの書込量が所定の閾値を超えた入力方路に関
    するポインタ組みの連鎖の最後のポインタ組みを削除し
    て、該ポインタ組みに対応する共通バッファアドレスに
    入力セルを書き込むとともに、該セルの入力方路に関す
    るポインタ組みの連鎖の最後に該入力セルに関するポイ
    ンタ組みを追加することを特徴とする共通バッファメモ
    リ管理方式。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の共通バッファ
    メモリ管理方式において、前記バッファあふれ時、共通
    バッファへの書込量が最大である入力方路に関するポイ
    ンタ組みの連鎖の最後のポインタ組みを削除して、該ポ
    インタ組みに対応する共通バッファアドレスに入力セル
    を書き込むとともに、該セルの入力方路に関するポイン
    タ組みの連鎖の最後に該入力セルに関するポインタ組み
    を追加することを特徴とする共通バッファメモリ管理方
    式。
  5. 【請求項5】 請求項2から4までのうちのいずれかに
    記載の共通バッファメモリ管理方式において、一部また
    は全部の入力方路において複数のセルによってパケット
    を構成しているとき、バッファ非あふれ時には、いずれ
    かの入力方路におけるパケットごとのセルの書き込みま
    たは読み出しに応じて、該入力方路に関するポインタ組
    みの連鎖の最前のポインタ組みをパケット単位に追加し
    または最後のポインタ組みをパケット単位に削除すると
    ともに、前記バッファ空きに関するポインタ組みの連鎖
    の最後のポインタ組みをパケット単位に削除しまたは追
    加し、 バッファあふれ時において、いずれかの入力方路にパケ
    ット単位でセルが入力されたときは、同数のセルからな
    るパケットを入力とする他の入力方路に関するポインタ
    組みの連鎖の最後のパケット単位のポインタ組みを削除
    して、該ポインタ組みに対応する共通バッファアドレス
    に入力パケットを構成するセルをそれぞれ書き込むとと
    もに、該パケットの入力方路に関するポインタ組みの連
    鎖の最後に該パケット単位のポインタ組みを追加し、 バッファあふれ時において、いずれかの入力方路にセル
    が入力されたときは、パケットを入力とする他の入力方
    路に関するポインタ組みの連鎖の最後のパケット単位の
    ポインタ組みを削除して、該パケットの最前のポインタ
    組みに対応する共通バッファアドレスに入力セルを書き
    込むとともに、該セルの入力方路に関するポインタ組み
    の連鎖の最後に該入力セルに関するポインタ組みを追加
    し、前記バッファ空きに関するポインタ組みの連鎖の最
    後に残りのセルに関するポインタ組みを追加することを
    特徴とする共通バッファメモリ管理方式。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の共通バッファメモリ管
    理方式において、前記パケットを構成する最前のセルと
    次のセルとにおいて変化しながらパケットごとに順次増
    大しまたは減少するパケット識別番号を各セルに付与
    し、前記共通バッファあふれ発生時、パケットを削除す
    べき入力方路に関するポインタ組みの連鎖を最後から前
    に向かって検索して、前記パケット識別番号が変化した
    とき、該パケット識別番号が変化したセルを含むパケッ
    ト単位のポインタ組みを連鎖から削除することを特徴と
    する共通バッファメモリ管理方式。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の共通バッファメモリ管
    理方式において、前記パケットを構成する最前のセルと
    パケットを構成する残りのセルとに対して異なるパケッ
    ト識別フラグを付加し、前記共通バッファあふれ発生
    時、パケットを削除すべき入力方路に関するポインタ組
    みの連鎖を最後から前に向かって検索して、前記パケッ
    ト識別フラグの値が変化したとき、該パケット識別フラ
    グが変化したセルを含むパケット単位のポインタ組みを
    連鎖から削除することを特徴とする共通バッファメモリ
    管理方式。
  8. 【請求項8】 請求項1から7までのうちのいずれかに
    記載の共通バッファメモリ管理方式において、前記入力
    方路による区分に代えてVPIまたはVCIによる区分
    を用いることを特徴とする共通バッファメモリ管理方
    式。
JP25135796A 1996-09-24 1996-09-24 共通バッファメモリ管理方式 Withdrawn JPH1098475A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004066571A1 (ja) * 2003-01-20 2004-08-05 Fujitsu Limited ネットワークスイッチ装置およびネットワークスイッチ方法
WO2004066570A1 (ja) * 2003-01-17 2004-08-05 Fujitsu Limited ネットワークスイッチ装置およびネットワークスイッチ方法

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WO2004066570A1 (ja) * 2003-01-17 2004-08-05 Fujitsu Limited ネットワークスイッチ装置およびネットワークスイッチ方法
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